大槍兵侍−diary page−
日記
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2020年10月20日(火)

ガンプラEXPOは今からでも入場券買えるけど、予約抽選に当たった分はキャンセルできないのか。

自分は幸いにもSDのイベントがある初日が当たったのでラッキーでしたが、
もし2日目や3日目が当たってたら損する所でしたね。

たかだか800円程度とはいえ、抽選に応募した人の場合
抽選時「どの日に何をやるかは教えないけど希望日を選んでください」

後日「残念、あなたが希望して当選した日付にあなたの目当てのイベントはありません、来たければ今から改めて買って下さい」
「でも既に当選した分はキャンセルできません」
という事になりかねなかったかと思うと・・・・。

何をやるのか分からないうちに予約する時点でそれは覚悟しろという事かもしれませんが、
予約した人が損するリスクがあると分かると、次からは抽選に応募するのも二の足を踏むかも。
せめて最初の抽選の時点で日程を発表してればね・・・。

密を避けるための予約抽選制なのかもしれませんが、そもそもその抽選販売で完売しなかったのも
みんな賢いから日程発表されるまで手を出さなかっただけなんじゃないでしょうか。
当日券も売るようだから、入場制限つけたとしても「当日現地に並ぶ人数」は予測できないって事だし、
本末転倒な事にならなきゃいいんですが。

SDガンプラのイベントが年に2度もあるのは喜ばしいですが、今年がこんな年じゃなければどんなに良かったか・・・。





ドドドドドド・・・ズバッ
「ぐぎゃぁーーーーー」

レジェンドBB烈光頑駄無は週末を犠牲に捧げて作りました。
(これも本当はBB戦士ワールドの第2弾で発表するはずだったのかもな〜・・・)
今回は珍しく一次で買えて最速の16日に届いたので、個人的最短記録に挑戦してみました。




LEGENDBBもこれでようやく新SD戦国伝の親子二世代主人公武者が揃い踏み。
ここまで来るのに8年近く掛かったかと思うと・・・・


こうして並べてみれば分かる通りこのキット、これまでの武者と比べて色分けに注力してない訳ではないのです。
設定で金色の部分が多すぎるんです。(しかも一つ一つが小さい)
この細かい金色部分を全てメッキパーツで再現するのはさすがに厳しいでしょう。
むしろ號斗丸でも殺駆頭でもスネと一体化していたアンクルガードが独立可動式になってるし
パーツ分け自体は初期のレジェンドと比べて劣ってはいません。




拳が武者飛駆鳥の流用なので、旧キットにあった手の甲のモールドがなかったり
細かな点は旧キットと違いますが、このくらいのアレンジは號斗丸にも飛駆鳥にもあったので許容範囲。
(手甲ついてない腕の側面に何もないのはちょっと気になるかな)


前述の複雑なデザインについても、新世大将軍を遥かに超える大量のシールにより
「仕様上は」素組みでもカラーリングをほぼ再現できていますが、
「さすがにそこに貼るのは無茶だろう」と言いたくなる立体形状に貼るシールが多すぎるため
平面的な部分はシールを使用してあとは塗装した所、結構塗装箇所が多かったです。
それでも刀の鍔をシールで色再現してる通常武者って初めてな気がする。




特殊関節機構のおかげで脚はここまで上がります。
足裏のモールドが旧キット説明書のイラストと同じなのも分かってる所。
軽装タイプは棒の先についてる謎の荷物も付属してるとなお良かった(笑)。


くるぶしのバーニア(ダクト?)は金メッキのアンクルガードと一体成型ですが、
ちょうど流用ランナーの余剰パーツとして付いてくる新世大将軍の白いアンクルガードに
同じ形の部分があるので、それを切り取ってきて置き換えました。

また今回も鞘の位置が若干高くて腕と干渉するので、新世大将軍の時と同じ方法で
取り付けパーツを延長して位置を下げています。




今回は一緒に遊ぶお供として、殺駆頭改造で「死霊武者」を作ってみました。



1993年当時は風雲録に登場したのみで、台詞でも「げげっ、ゆうれいだ」という説明しかありませんでしたが
その後大将軍列伝で大量に登場。その時点で殺駆頭の幽霊説は消えました。
(まぁそのゲームには鉄斗羅も登場してますし・・・)

倒せば経験値が貰えてレベルが上がるし、倒せなくても朝になれば自動的に消えるという便利な奴です。


超鋼版の闇将軍は当時2個買っており、1個は普通にメッキ闇将軍を作る用、
もう1個は通常版殺駆頭の金色部分をメッキパーツに置き換える用に買っていたので、
余っていた超鋼版の本体を使い、一部のメッキパーツは完成済みのメッキ闇将軍から一時的に借用しています。

鎧の金や銀や赤のメッキパーツも余っていたので、せっかくなのでそれらは塗装せず、軽く汚すだけとしています。
その関係もあって本体は赤にも金にもなじむようメタリックオレンジで塗装し、破損と亀裂を施しつつ汚しました。




さてここで知っておいても損はない(得があるかは知らない)殺駆頭豆知識。

殺駆頭のデザインには2種類存在します。(当時版とレジェンド版という意味ではなく)
お手元に旧キット闇将軍の説明書があれば、表紙の右側の記事と左側の記事に注目。
1.左側(これが闇将軍の特徴だ)に載っている殺駆頭が、旧キットと同じ形状のバージョン。
2.右側(SD戦国伝とは)に載っているのが、レジェンド版の元になったと思われる「爪先が闇将軍の小型バージョン」。頭頂部に角もあります。
といってもレジェンド版はかなりアレンジされているので実質第3の殺駆頭になっていますが。

死霊武者は上記のうち2.を元にしたデザインになっているため
旧キットを元にして作ると爪先や頭頂部などが設定通りにならず、
レジェンドBBを元にして作ると爪先や頭頂部は割と合ってるけど角や右肩が結構違うという事になります。




ならば、せめて角だけでも似せようかと
爆進丸の角を使用して「殺駆頭の角、こうだったでしょ」という形状にまず改造してから死霊武者にしました。
むしろ「レジェンド殺駆頭を旧デザインに近づけるパーツ」を発売して欲しいくらいですよ。
(レジェンド版のデザインがカッコ悪いというわけではないのですが・・・・)




額の目玉が印象的なので一見かなり違いますが、ピンポイントの改造と全身一色塗りだけなので
意外と少ない作業量で出来ます。


目玉の周りにはMr.情景クレイの「砂」カラーを盛りました。
が、これ自体はいかにも泥細工という感じで良い色だったのですが、周りのメタリックオレンジから明らかに浮いていたため
結局ここも同じ色に塗ってしまいました。最初から「赤土」カラーを使えば良かったです。

そして、鋭い方はお気づきの通りこのやけにリアルな造形の目玉の正体は・・・・・・






父さんです。

2015年という5期でも6期でもない時期にバンダイから出ていたガシャポンフィギュア。
瞳の色も大将軍列伝(の攻略本)を見る限り赤なのでぴったりです。

そしてこのお風呂でくつろいでいる父さんの首をはねるという
ぬらりひょんでもやらないような残虐行為をした後、
角にめり込ませ、極細の赤ペンで血走らせました。

この父さんもこんな目に合うとは思っていなかったでしょうが、
私も買った当時はこの改造に使うとは思っていませんでした。
安らかに死霊におなりください、父さん。




さすがに機動武者大戦には出てこなかったと思いますが
訂正。機動武者大戦にも何度か出てきました。つまり號斗丸と戦わせるのもアリ。
新生闇軍団が存在した時代のキャラなら誰とでも絡められるので、汎用性があります。
何よりレジェンドで新SD戦国伝は今の所敵キャラが一切出てませんしね。





烈光の鎧はクリアとメッキの部分が多いので、要塗装箇所が少ないです。
素組みでとりあえずそれなりの出来を求める人にはこの形態がお勧めかも。

目のシールもレジェンド初期と比べて眼光が鋭くなってますし、初期に烈光が出ててもこのカッコ良さはなかっただろうなぁ。


ここまで来たらSD戦国伝3部作の三世代主人公(甥→甥の関係)の揃い踏みも見たいです。
大将軍の揃い踏みまで夢見るとまだまだ気が遠くなりそうですが・・・・



という訳で、4日強でアップまで辿り着きました。
デザインは少々細かめですが、それほど塗装のハードルの高いキットではありません。
何より「再現しきれないデザインなら変えてしまえ」と設定自体変えたりせずに
再現が難しい所も含めて可能な限り当時のままのデザインで出してる事を評価したい。




2個買えばこういうことも可能。
(レジェンド版鉄鋼迦楼羅は無加工では合体不可)

ただこれがスカスカ。
ポリキャップが古いのかと思って新品に換えてみてもスカスカ。
すっぽ抜けるほどではないけど、軸がゆるすぎてクルクル回ってしまいます。
(兜の付いてる頭側の方が重いので)

軽装タイプの角飾りを飛駆鳥に取り付けるのは逆にギチギチ過ぎて出来ませんが、
それは説明書にも載ってないから仕様外としても、こっちも「連動してる感」はイマイチ。
ちなみに台座は一つだけですがシールは「闘覇」と「烈光」の両方付いてました。




「朝だっ!」



「・・・なんかもう一人死んでるんですけど」
「すいませんそいつは放っといて下さい」






2020年06月28日(日)

休業していたガンダムベースもバンダイミュージアムも今月から営業再開。
別に今すぐ行かなきゃ困るようなものでもないけど、少なくともそのまま営業終了なんて事にならなくて一安心。
出入り口で消毒とかは徹底しているようだし、緊張感は持っている方だと思う。
正直な所、今の日本(というか東京)の状況は営業休止し始めた頃とそれほど変わっていない。
今の状況に慣れてしまって感覚麻痺してしまうのは避けたい所。





昨今の諸事情により、暇になるどころかむしろ忙しかった事もあり
(いや本当に忙しい人達に比べれば全然大した事はないんですが・・・)
レジェンドBB新世大将軍関係はあまり手をつけていませんが、少しだけ。
このキットの目のシールが、武者衛府弓銃壱にぴったりである事を発見しました。




かつて「これスミ入れすれば何とかなるんじゃねぇか?」と思いきやむしろスミ入れしたら余計に酷くなってしまい、
「これどうやってもダメなんじゃねぇか?」とほっぽり出したまま朽ちるのを待つ身となっていたかわいそうな衛府弓銃壱を
久々に引っ張り出して修理がてら、何とかカッコよくできないかと再挑戦。

まず象徴的ないけてないポイントであるマスクと小さすぎるアンテナと肩鎧はノーマルF91のパーツを移植。
アンテナの金色部分は武者激闘の金メッキパーツを使用しました。

さらにいけてないポイントである兜の頬あて部分も、顔にフィットする向きに付け直し。
フロントアーマー下端のバーニアも小さすぎるためリアアーマーのものを移植。
(基本的に今回の記事は衛府弓銃壱のキットを2個買っている事を前提に読んで下さい)
この写真でシールが貼られている手足などは、二十数年前に作った当時品です。
名目上は「修理」なので、最初に作った当時のパーツはできるだけ残しています。




それでも足は烈光のものを使うのも手かもしれません。
設定画にはある爪先の赤い部分の足の甲側への出っ張りがキットではほぼ造形されていません。
(そもそも足の甲に貼るシールがそういう形になっていない)
烈光の足はF91らしい爪先になっているので、アンクルガードの部分を少し改造すれば衛府弓銃壱の足になると思います。


そしてこれまたいけてない兜のひさしは、設定画では分かりにくいかもしれませんが
箱絵では明らかにひさしが尖っているため、縁の銀色の部分のみ改造して尖らせ、
白い部分の正中線はアンテナ基部で隠すことで全体的に尖ってるように見せかけました。
サイドアーマーも何てことないサイドアーマーに見えるかもしれませんが、これはかなり幅詰めしたもの。
キットではこれより遥かに太い極太サイドアーマーです。
全体的にこのキットは設定デザインをあまり再現できていないように思います。




厳命の弓の羽は一旦取り外してから向きを付け替える方式になっていますが、
おかげで先端を真下に向けられるという利点もあるもののとにかくしょっちゅう外れてどっかいくので
烈光の厳光の弓から可動軸部分のみ移植してきました。
これで羽は可動式になりました。


そして色塗ってシールを貼る訳ですが、
とどめとばかりにいけてないのが目のシール。
当時はまだ少なかった青目シールですが、青が濃すぎて瞳の黒が沈んでしまっています。
阿修羅頑駄無や烈光頑駄無の目のシールは青が薄くなっていて瞳がくっきりしていますが
薄くなってるといっても正確には点描の点と点の隙間が広がってるだけなので、
アップで見るとあまりよろしくありません。



そこで手持ちのシールの中でレジェンド新世大将軍のものがちょうど良かったため、
右向き目線シールの左目と左向き目線シールの右目を組み合わせるという方法で少し寄り目にして使用しました。
ぴったりといっても横幅の話であり、縦幅は上の方を何割かカットしています。

何もこのキットに限らなくてもノーマルF91や天地、鉄斗羅などの目のシールも大体同じ色ですので、
瞳の白い部分が銀の方がいいという場合は(というか安い方がいいという場合は)そっちでしょうか。



しかしここまでやってふと、
「目のシールが使えたということは、マスクも新世大将軍のものが使えるのでは?」と気付き、
でも失敗したら怖いので先に上記の写真を全て撮り終えてからマスクを引っぺがし
レジェンド新世大将軍のマスクとアゴに変更したものがこちら。

ちょっといかつい顔になった感じ。
マスク1つで随分と印象が変わるものです。
好みもありますしどっちがいいかは微妙な所ですが、いずれにしてもフェイスオープンギミックのおかげで
元々別パーツになっているマスクを持ってきて貼り付けるだけで済むので、切り取って移植してくるよりは楽です。


肩にはキットのシールを切り抜いて貼っています。
左肩の光はなぜかキットのモールドよりかなり大きい事もあってむしろこのサイズにぴったりですが、
右肩のハードディスクの中身みたいな奴はさすがにちょっと小さいですね。
こっちはモールドにぴったりなサイズなのでモールドを移植してきても大きさは同じです。


ついでに色も個人的にしっくり来ない部分は好みに合わせており、
強化形態の吹き返しの裏(この形態で前面に来る側)は設定では赤ですが銀に塗ったり、
設定では胴体で青いのは鎧だけですが「それでは青の面積が少なすぎでは・・・」と軽装の胸部も青く塗ったり、
サイドアーマーも設定では黒ですが「それでは黒の面積が多すぎでは・・・」と塗らなかったりしています。
(こうして写真で見るとサイドアーマーは黒でよかった気もしますが)




(激闘から機動力をぶん取って)最強形態だ!」
「お、おう・・・
(まぁ機動力は減ったけど両肩キャノンになって攻撃力は上がったしトレードオフって奴で・・・)」
「さらに俺達の銃を合体だ!」
「うん?」



そしてこの銃は大光帝のものになるという(笑)。
もう遮光マスク外してヤケクソのように刀で戦ってそう。



マスクや兜の改造は強化形態等への変形と干渉しないようにしていますが、
さすがに肩は大型化してどうしようもないので、キットの肩鎧に付け替えてから強化アーマーを着ける形になります。
ただ箱側面の強化形態の写真では肩に通常肩鎧のフィンが見えない辺り、
元々試作品の時点では交換式にするつもりだったんじゃないかという気もしますが。

このやけにシステマチックな装備の数々は、匠殺駆が作ったんですかねぇ。
頑星刃が銃が使えなくなって火力が下がったとか書いてありましたけど、
天宮にもビーム砲とか普通にあるんだから、何とでもなったような・・・・・。



もっとカッコよくする方法もあるかもしれませんが、とりあえずレジェンドキットのおかげもあってかなり印象は変わったと思います。
でもネットで見る衛府弓銃壱の作例はどれも色々な方法でカッコよくしてあって、そういう所も面白いキットではあります。
腕が試されるキットという事でしょうか。



このご時勢でも商品の発売が途絶えないバンダイはすごい。

シルエットブースターはどんどん強化武具セットみたいになっていってますね・・・。
ザクIIIを新殺駆に改造できるパーツとか出てた頃みたいだ。

他にもνガンダムとかサザビーとかアレックスとかケンプファーも
一部パーツ変更で武者にできるデザインですし(なぜか出渕メカが多いな)、
紅武者をレッドウォーリアに出来るパーツとかも出てくれれば可能性が広がるし、
レジェンドはあくまで選択肢の一つとして、そういう形で展開してくれても十分面白いんですけどねぇ。

もちろんまたプレバンで大将軍でも買わない理由はないですけど。
BB戦士ワールドの第2弾が開催されたら何かあるかもと思っても良さそうですね。


というわけで、生きてます。


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