休業していたガンダムベースもバンダイミュージアムも今月から営業再開。 別に今すぐ行かなきゃ困るようなものでもないけど、少なくともそのまま営業終了なんて事にならなくて一安心。 出入り口で消毒とかは徹底しているようだし、緊張感は持っている方だと思う。 正直な所、今の日本(というか東京)の状況は営業休止し始めた頃とそれほど変わっていない。 今の状況に慣れてしまって感覚麻痺してしまうのは避けたい所。
 昨今の諸事情により、暇になるどころかむしろ忙しかった事もあり (いや本当に忙しい人達に比べれば全然大した事はないんですが・・・) レジェンドBB新世大将軍関係はあまり手をつけていませんが、少しだけ。 このキットの目のシールが、武者衛府弓銃壱にぴったりである事を発見しました。
 かつて「これスミ入れすれば何とかなるんじゃねぇか?」と思いきやむしろスミ入れしたら余計に酷くなってしまい、 「これどうやってもダメなんじゃねぇか?」とほっぽり出したまま朽ちるのを待つ身となっていたかわいそうな衛府弓銃壱を 久々に引っ張り出して修理がてら、何とかカッコよくできないかと再挑戦。
まず象徴的ないけてないポイントであるマスクと小さすぎるアンテナと肩鎧はノーマルF91のパーツを移植。 アンテナの金色部分は武者激闘の金メッキパーツを使用しました。
さらにいけてないポイントである兜の頬あて部分も、顔にフィットする向きに付け直し。 フロントアーマー下端のバーニアも小さすぎるためリアアーマーのものを移植。 (基本的に今回の記事は衛府弓銃壱のキットを2個買っている事を前提に読んで下さい) この写真でシールが貼られている手足などは、二十数年前に作った当時品です。 名目上は「修理」なので、最初に作った当時のパーツはできるだけ残しています。
 それでも足は烈光のものを使うのも手かもしれません。 設定画にはある爪先の赤い部分の足の甲側への出っ張りがキットではほぼ造形されていません。 (そもそも足の甲に貼るシールがそういう形になっていない) 烈光の足はF91らしい爪先になっているので、アンクルガードの部分を少し改造すれば衛府弓銃壱の足になると思います。
そしてこれまたいけてない兜のひさしは、設定画では分かりにくいかもしれませんが 箱絵では明らかにひさしが尖っているため、縁の銀色の部分のみ改造して尖らせ、 白い部分の正中線はアンテナ基部で隠すことで全体的に尖ってるように見せかけました。 サイドアーマーも何てことないサイドアーマーに見えるかもしれませんが、これはかなり幅詰めしたもの。 キットではこれより遥かに太い極太サイドアーマーです。 全体的にこのキットは設定デザインをあまり再現できていないように思います。
 厳命の弓の羽は一旦取り外してから向きを付け替える方式になっていますが、 おかげで先端を真下に向けられるという利点もあるもののとにかくしょっちゅう外れてどっかいくので 烈光の厳光の弓から可動軸部分のみ移植してきました。 これで羽は可動式になりました。
そして色塗ってシールを貼る訳ですが、 とどめとばかりにいけてないのが目のシール。 当時はまだ少なかった青目シールですが、青が濃すぎて瞳の黒が沈んでしまっています。 阿修羅頑駄無や烈光頑駄無の目のシールは青が薄くなっていて瞳がくっきりしていますが 薄くなってるといっても正確には点描の点と点の隙間が広がってるだけなので、 アップで見るとあまりよろしくありません。
 そこで手持ちのシールの中でレジェンド新世大将軍のものがちょうど良かったため、 右向き目線シールの左目と左向き目線シールの右目を組み合わせるという方法で少し寄り目にして使用しました。 ぴったりといっても横幅の話であり、縦幅は上の方を何割かカットしています。
何もこのキットに限らなくてもノーマルF91や天地、鉄斗羅などの目のシールも大体同じ色ですので、 瞳の白い部分が銀の方がいいという場合は(というか安い方がいいという場合は)そっちでしょうか。
しかしここまでやってふと、 「目のシールが使えたということは、マスクも新世大将軍のものが使えるのでは?」と気付き、 でも失敗したら怖いので先に上記の写真を全て撮り終えてからマスクを引っぺがし レジェンド新世大将軍のマスクとアゴに変更したものがこちら。
 ちょっといかつい顔になった感じ。 マスク1つで随分と印象が変わるものです。 好みもありますしどっちがいいかは微妙な所ですが、いずれにしてもフェイスオープンギミックのおかげで 元々別パーツになっているマスクを持ってきて貼り付けるだけで済むので、切り取って移植してくるよりは楽です。
肩にはキットのシールを切り抜いて貼っています。 左肩の光はなぜかキットのモールドよりかなり大きい事もあってむしろこのサイズにぴったりですが、 右肩のハードディスクの中身みたいな奴はさすがにちょっと小さいですね。 こっちはモールドにぴったりなサイズなのでモールドを移植してきても大きさは同じです。
ついでに色も個人的にしっくり来ない部分は好みに合わせており、 強化形態の吹き返しの裏(この形態で前面に来る側)は設定では赤ですが銀に塗ったり、 設定では胴体で青いのは鎧だけですが「それでは青の面積が少なすぎでは・・・」と軽装の胸部も青く塗ったり、 サイドアーマーも設定では黒ですが「それでは黒の面積が多すぎでは・・・」と塗らなかったりしています。 (こうして写真で見るとサイドアーマーは黒でよかった気もしますが)
 「(激闘から機動力をぶん取って)最強形態だ!」 「お、おう・・・ (まぁ機動力は減ったけど両肩キャノンになって攻撃力は上がったしトレードオフって奴で・・・)」 「さらに俺達の銃を合体だ!」 「うん?」
そしてこの銃は大光帝のものになるという(笑)。 もう遮光マスク外してヤケクソのように刀で戦ってそう。
マスクや兜の改造は強化形態等への変形と干渉しないようにしていますが、 さすがに肩は大型化してどうしようもないので、キットの肩鎧に付け替えてから強化アーマーを着ける形になります。 ただ箱側面の強化形態の写真では肩に通常肩鎧のフィンが見えない辺り、 元々試作品の時点では交換式にするつもりだったんじゃないかという気もしますが。
このやけにシステマチックな装備の数々は、匠殺駆が作ったんですかねぇ。 頑星刃が銃が使えなくなって火力が下がったとか書いてありましたけど、 天宮にもビーム砲とか普通にあるんだから、何とでもなったような・・・・・。
もっとカッコよくする方法もあるかもしれませんが、とりあえずレジェンドキットのおかげもあってかなり印象は変わったと思います。 でもネットで見る衛府弓銃壱の作例はどれも色々な方法でカッコよくしてあって、そういう所も面白いキットではあります。 腕が試されるキットという事でしょうか。
このご時勢でも商品の発売が途絶えないバンダイはすごい。
シルエットブースターはどんどん強化武具セットみたいになっていってますね・・・。 ザクIIIを新殺駆に改造できるパーツとか出てた頃みたいだ。
他にもνガンダムとかサザビーとかアレックスとかケンプファーも 一部パーツ変更で武者にできるデザインですし(なぜか出渕メカが多いな)、 紅武者をレッドウォーリアに出来るパーツとかも出てくれれば可能性が広がるし、 レジェンドはあくまで選択肢の一つとして、そういう形で展開してくれても十分面白いんですけどねぇ。
もちろんまたプレバンで大将軍でも買わない理由はないですけど。 BB戦士ワールドの第2弾が開催されたら何かあるかもと思っても良さそうですね。
というわけで、生きてます。
年に一度のお楽しみ(になってしまったのも悲しいですが・・・)の新作BB戦士、新世大将軍が届きました。
烈光頑駄無飛ばしていきなり大将軍ってのもいまいちテンションが上がらないなぁ・・・とか思いつつも、 作り始めたらなんだかんだ夢中になってました。 年末年始の1週間のめり込んだ上に、最後の日は夜7時に始めて気づいたら深夜2時になっても作業してたくらいには。 (睡眠時間?知らんな・・・・)
まず、旧キットのアップグレードですが、足は全然サイズが違って使えませんでした。 いっそメッキGガンダムでも使ったほうがマシじゃないかと思うくらいです。試してませんけど。
それでも、メッキの光鳳剣は旧キットにもちょうどいいサイズですし、 (ガンダムベース限定クリア飛駆鳥大将軍に銀メッキ光鳳剣が付くようですが、どっちにしろ鍔は金メッキの方がいいので) 他にも色々な点で、2個買いした甲斐はありました。
 肩鎧は旧キットのクリアブルー部に相当する部分がシールだったため、旧キットの鎧と二個イチして 可能な限り色分けされている新世大将軍を作ってみました。 レジェンド版の鎧は、號斗丸の鎧に似てるという演出を楽しむ時用で。
兜の吹き返しというか頬当ての赤いパーツも旧キットを使っています。 こちらの方が旧キット同士という事もあって肩鎧との干渉が少ないので。 旧キットのこのパーツは白成型ですが、まぁ普通に塗れる色なら別に色分けされてなくても問題ないですし・・・
レジェンド真悪参の手首を使えば初登場時っぽいポーズも何とか。 と言っても、よく見なくても分かるかもしれませんが右手は柄をちゃんと握っておらず、ギリギリ添えてるだけです。 他にも腰をかなりひねるなどして結構無理のあるポーズを取っています。
 さすがに肩口の青い小さい窓は旧キットでも抜かれていませんので、レジェンドのシールを切り抜いて貼りました。
ちなみにこの肩鎧前面だけは小学生時代に買ったガチ当時品を使っているため経年で少々お見苦しいですが、 レジェンドに合わせて旧キットも再販されるかと思ったらされなくて手に入り辛かったんで。 新品の旧キットパーツ、一応しまい込んでるのがあるにはあるんですけど、てっきり今回翼と同じランナーで肩鎧前面も余剰扱いで付いてくると思ってたので、このパーツは引っ張り出していなかったのです。
電ホビのテストショットでは付いてたのに・・・。 ランナーを見る限り切り取ったような跡がありますから、多分成型後に切ってますねぇ。 旧キットよりクリアブルーが薄くなってるし、その色での肩鎧前面も欲しかったんですが、廃棄とはもったいない事を・・・ 箱に入りきらなかったんですかね。
 左肩を後ろから見た図ですが、レジェンドの肩鎧から切り出したパーツに レジェンドの上腕から切り出したパーツを貼り付けたものをこのようにジョイントとして使うことで、 旧キットの鎧が無改造で取り付けられるようになります。
  バックパックには馬前脚はつけず、こちらも手頃なレジェンド系キットの上腕を加工したパーツを ジョイントとして使う事で、神手甲をスラスターと大目牙撃砲の間に挟み、外見を旧キットに近づけています。
ちなみに大目牙撃砲の側面に貼るシールは、フルで貼るにはキット一つだとシールの数が足りていませんが、 2個買う事で2基とも左右両面に貼る事ができます。 一見シールは少ないようにも見えますが、シールの数自体は44枚で、 奇しくも旧キット(シール「ワ」まであった)と同じです。
後頭部の水平ウイングのようなパーツは旧キットだと本当にほぼ水平だったのが レジェンドだとかなり斜めに取り付けて後頭部がスペリオルドラゴンのようになっているため、 正面から見たときの印象もちょっと旧キットと違いますね。
  神手甲はどうやって手に取り付けるのかと思っていたら、 まさか「腕アーマー側面に巨大な取り付け穴」とは・・・。 よってこの腕アーマーは使わず、旧キットの腕から切り出した腕アーマーを被せました。
ついでにヒジの曲げ方向に対して腕アーマーの取り付け向きを「この向き」(写真左腕参照)に変更。 F91系の腕の曲げ向きはこの向きというイメージがあるので・・・。 ただ、接着はしていないので、レジェンドと同じ向き(右腕参照)にする事もできます。
刀は鞘が位置的に邪魔すぎるため、鞘取り付けパーツを2つ繋げて延長し、鞘の位置を下に下げました。 これもキット2個買いが必要かと思ったら、実は1個でも可能。 C3ランナー23番のパーツは金型左右兼用の関係で2つ入っているので(1つは余剰扱い)。
 大目牙撃砲の取り付け位置が横に広がったおかげで、 説明書には載っていない「ヴェスバー持ち」も出来るようになりました。
(・訂正。やっぱりキットのままでも普通にできる気がします。何で説明書に載ってないんだろう・・・)
 旧キットでもほぼ不可能だった鞘を腰につけた状態で構える事も可能。
角飾りはランナー内に収める都合かやや横幅が小さく、内側2本の角が平行に立っていたため、 2個買いの恩恵としてツノパーツを2つ用意し、一つは左右のツノを切り取って中央基部のみを残し、 もう一つは真ん中から2つに切って基部を削り取ってツノのみを残し、接合面で加工して接着する事で 寝かせた向きに付け直してできるだけV字になるようにしました。 うーん、我ながら無謀。 とりあえず大きな失敗はしなかったからいいけどこれは無謀。 切り取る時に割れてもアウト、削る時にやすりでメッキに傷が付いてもアウト、 接着する時に接着剤がメッキ面についてもアウト。 一つ失敗すればパーツ2つとも台無しにするところでした。怖。 (というか、以前プレバン武者飛駆鳥のメッキパーツ改造した時に結構あちこち細かい失敗してるんですけどね・・・)
 当初はいっそ角飾りと鳥さんズも旧キットから持って来ようかと思っていたんですが、実際やってみてダメだと気付きました。 この通り、技凰と体凰が角に隠れて見えません(笑)。 頭部に対して鳥さんのサイズも大きすぎるし、こりゃダメだわ。
そういえば旧キットのギミックで今回説明書に書かれてないものは全て出来ないのかと思ってましたが 鳳凰全閉状態も普通に出来るようです(しかも旧キットと違って左右の鳥も顔が前を向ける)。
 翼の上部にある、プーリーとでもいうか、自転車のチェーンのような形の部分、 衛府弓銃壱の肩にもある謎パーツですがここは設定では金色なので、一旦この部分をくり抜き、 旧キット武者飛駆鳥の金色の手羽先もとい翼にちょうど同じ形状とサイズの部分があるので そこを切り抜いてきてはめ込みました。
そのほかにも金色がメッキで再現されていない部分は 旧キットの該当部分やメッキランナーの切れ端などメッキパーツに置き換えられる部分は置き換え、 適当なメッキパーツがない部分はゴールドミラーフィニッシュ等を貼り、 形状的にフィニッシュシートが貼り辛い場合は付属のシールを貼ったり塗装するなどして対処しています。
ここまで旧キットに近い状態にして、ようやく「懐かしさ」を感じる。 大将軍のカウントが四代目で止まり、千生大将軍を挟んで次は何大将軍かと思っていた所へ「新世」大将軍。 デザイン的にもこれまでとは一風違う、青い結晶の大将軍。 またそれまで2500円クラスの大将軍や大光帝は手が届かなくてスルーしていた年齢の自分にとって 2000円なら何とかなるようになって来た時期でもあり、初めて買った大型ガンプラでもありました。
関係ないけど目が青いから結晶も青いのかと一時期思った事がありますが、 目が黄色い三代目は普通に緑の結晶でしたね・・・。
コミックワールドは、まさかの「スーファミ版もやってねキャンペーン」とは・・・。 いや今そのゲーム持ってる人あまりいないでしょうけど・・・カセット内の電池限界きてそう。
ただ死に際に「既に次のぷろぐらむを用意してある、楽しみに待つが良かろう」 とか不敵な事を言いながら消えていった闇帝王がその数秒後に蘇るのもどうかと・・・。
まぁギミック再現重視のコミックとして、おおらかな気持ちで読みましたが、 それでも個人的に最近のSD戦国伝の設定に対して思うことは、
平松昭彦氏に戻ってきて欲しいなぁ・・・・。
この一言に尽きます。 レジェンドBBでSD戦国伝初期の設定を扱うようになってきたんですから、戻ってくるなら今でしょ・・・
平松氏がメインライター担当したスーファミ版大将軍列伝は、 設定的にもBB戦士で描ききれていないことが存分に盛り込まれていました。 もし何らかの形で復活するなら、物語的内容はそのままで復活して欲しいですね。 でも最近は何でもダウンロード配信だから、配信期間が終わったらまた当時のソフトを引っ張り出す事になるんだろうなぁ。
今の所は写真にあるものが作った全てです。 腕アーマーへの神手甲の取り付けが出来なくなったため、 神手甲をどうやって腕に取り付けるかは現時点で全くのノープランです。 馬前脚はまだランナーから切り離してすらいません。 馬前脚がSD足の中に入らない以上、余剰なし変形は元より諦めてますけど。
 サイズ的には意外とアリかな? むしろこのくらいのサイズじゃないと鎧を持つのは厳しいですね。 多分だけど、結晶が割れてる状態でも出陣自体はしたと思う。
 「百式にも連絡だ!」 「はい!」 「兄貴そいつ違う・・・・・・」 ハロプラはネタ用に気軽に買えるから好き。
 「ど、どれがざくれろだ・・・?」 「兄貴・・・・・・」 このネタはおおらかな気持ちでお読み下さい。
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