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| 2005年04月28日(木) |
生ける屍のうろつく街。 |
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<今日のニャン様>

とめどなく流れ落ちる水よ
syggです。どうも。


キ、キョンシー飛び出してきたー!
この路地は他でもない、うちの近所なのですが、どうやらこの一帯はかの中国的バンパイア、
キョンシーが出没するらしい。やばい。ありえない。ブームはとうの昔に去ったのに。
お札を額に貼ってあるという事は導士に従順であるという証ですが、いつ何時スイカ頭
みたいなドジキャラがお札を剥がしてしまうとも限らない。注意するに越したこと無い訳です。
しかしこういう看板を見て「あっはっは、キョンシーなんか出る訳ねえよ!」とか言ってる背後に
得てしてキョンシーは立っているものであり、そういうシチュエーションは容易に想像できます。
むしろこういうきっかけがキョンシー遭遇の為のスイッチだとしたら、この看板の存在自体が
逆効果なのではないでしょうか。
むしろそう考えると
「看板設置=キョンシーと遭遇させる=この街を恐怖のズンドコに」
という陰謀説にまで発展しますから、ああ、これまたどえらい街に住んでしまったなあと思った。
これからはキョンシーに気を付けよう。
息臭いらしいし。
| 2005年04月27日(水) |
結局睡眠時間は3時間くらい。 |
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<今日のニャン様>

けだるい
syggです。どうも。
「つもり●●」というものがあります。
例えば「つもり貯金」。
缶ジュースを買った「つもり」で、使う筈だった120円を貯金。
知らないうちにお金が貯まるぜ、というもの。
例えば「つもりダイエット」。
この唐揚げを食べた「つもり」で、実際は食べない。その分摂取カロリー等を抑えられる。
徐々にではあるけど、ダイエット効果もあるってもんです。
昨日の夜は寒かったので、ケンシロウ(猫:♂)を腕枕して、いわば湯たんぽ代わりにして
布団に入ったのですが、どうも睡眠を妨害する存在が現れたようなのです。
ケンシロウから抜け落ちた猫毛が、鼻とか顔面とかをくすぐって痒いったらありゃしない。
しかし俺がその掻きむしり欲求のままに行動をしたら、ケンシロウが起きてしまう。
せっかく気持ちよく寝ているのに、その安眠を妨害するのは忍びなく、何よりこの生ける湯たんぽ
がどこかに行ってしまう可能性を避けたかった。
(本当は安眠を妨害されると狂ったように噛みついてくるケンシロウが怖かった)
ですから身動きをとる事は許されず、俺はひたすら波状効果で襲いかかる顔面の痒みと
戦いつつ、ひたすら耐えるしかなかったのです。
そうだ、こういう時こそ「つもり睡眠」だ。
つまり顔面が痒くても、掻いたつもりで寝てしまえばケンシロウの安眠を妨げる事は無い。
俺もあったか。歯や爪で傷つけられる事もない。ケンシロウも安眠。俺も安眠。
全ては丸くおさまるんだ。俺って頭いい。
そのまま3時間くらい苦しみましたよ。
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<今日のニャン様>

あーっひゃっひゃっひゃっひゃ!
syggです。どうも。
通勤電車。
窓の外には、毎日同じ景色が流れます。
毎日同じものをみていれば、当然それらは意識せずに自然と記憶されていき、車窓に広がる
景色について次に何が現れるか思い描きつつ、車内での退屈な時間は過ぎていきます。
先日ふと、その車窓から見える連続した風景に違和感を感じました。
とある二階建ての一軒家。
その家の二階部分には、電車が走る線路に向けて小さな窓があり、その窓は採光や空気の
入れ換えの為だけに存在するのでしょう。窓をふさぐようになる形で、常にアンパンマンの
ぬいぐるみがこちらに向けて鎮座していました。
しかしある日を境に、そのアンパンマンとは違うものが窓に置かれるようになったのです。
何だと思いますか。
おばあさんですよ。生身の。
ここ二週間、アンパンマンの代わりに毎日おばあさんが、上半身だけをこちらに見せる形で
窓の外を眺めているんですよ。走り行く電車を見ているのでしょう。たまに目が合います。
その目は優しくもあり、また厳しさもたたえたような・・・つまり車内からはそこまで
よく見えないので、まあ普通の目なんでしょうが、毎朝毎朝ぼーっとこちらを見ている訳です。
いわゆるこれは、ヒーローの世代交代であるのだと思いますが、愛と勇気だけが友達のアイツに
代わって、これからはこのおばあさんがこの家を守るヒーローになった模様です。
もし家庭内に問題が発生した時は、前任者のように「アンパンチ」とすぐに暴力に頼るのではなく、
むしろ「UNパンチ」と、暴力を否定して、平和的解決を目指して頂きたいものです。
若者はすぐにキレ、暴力が蔓延するこの時代だからこそ、こういったニューヒーローが
必要なのかもしれません。
がんばれ、ばーちゃんマン。
長生きして下さい。
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書いてる人:しぐ

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