ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2021年01月09日(土) 18年間ありがとうございました

新年からの不具合が復旧していてとてもほっとしているのですが

悩んだあげくあたらしい場所での日記を書き続けることに決めました。

ここはいつまでも懐かしい場所。

18年間の日々はほんとうに宝物のように思っています。

管理人さま、そして読んで下さっていた皆さま

ほんとうにありがとうございました。

どうかこの場所が末永く在り続けてくれることを祈っています。


一歩踏み出すような気持であたらしくなれたらと思っています。

「卒業」と名づけるのも良いのかもしれません。


再度になりますがあたらしい場所をお知らせしておきます。

ずっとずっとの「ゆらゆら日記」です。


ゆらゆら日記



2020年12月31日(木) あたらしき朝に(2021年1月1日〜3日)お知らせがあります

1月3日: お知らせがあります。

不具合の復旧が未定であり復旧しない可能性もありそうです。

このままここで日記を書き続けることがとても困難となりましたので

仮住まいとして新しくブログスペースをお借りすることになりました。

いつも読んで下さっている皆さまにはご不便をおかけしますが

どうか今後ともよろしくお願い致します。

ささやかな日常におつきあい願えたら幸いです。

本日からの新しい日記はこちらです。ゆらゆら日記

※日記の全文を表示するにはクリックが必要です。





2021年1月1日の日記


始まりはいつも今日のことでした一歩踏み出すあたらしき朝


昨夜の雪が薄っすらと残る元旦の朝。

新鮮と感じられるのはとてもありがたいことだとおもう。

一歩踏み出してみようとささやかな勇気のようなものを感じる。


SNSでは「おめでとう」の声が飛び交う。

それにどうしても馴染めずとうとう辟易としてしまった。

新年を迎えたことがおめでたいことだとは思えない。

先日の「素敵な一日」と同じく心ない言葉に思えてならなかった。


全国で留まることのない感染者の数。

多ければ多いほど医療従事者の負担も大きい。

コロナには年末年始などないのだ。どうかそれをわかってほしい。

「おめでとう」ではなく「おつかれさま」と言ってあげてほしい。



じいちゃんが「正月じゃないか」と笑い飛ばしてくれる。

家族がみな楽しみにしていてお昼にはささやかにごちそうを囲む。

息子が午後から仕事があり来られないと言うので

蟹やお寿司をマンションへ届けた。けい君にお年玉も。

にこにこの笑顔になんだか救われたような気がする。



先の見えない不安はどうしようもないけれど

勇気と希望を持って立ち向かっていかなければとつよくおもう。


どうか今年も平穏無事の日々が続きますように。

大切な家族をきっときっと守ってみせましょう。


※「エンピツ」の日記サイトに不具合が発生しているようで

 2021年の日記の更新が出来なくなっているようです。

 しばらく様子を見ながら題名に日付を入れて更新します。



2021年 1月2日

あけてふつか。冬晴れの穏やかな一日となる。

例年なら初詣にどこかのお寺にと向かうのだけれど

今年はすっかり諦めてしまってステイホームをつらぬく。


自粛する気持ちが大きい。お正月は三ヶ日とも思えず

いつもの週末のような気持で過ごすばかりだった。

元旦から仕事に励んでいる人も多いことだろう。

私も早く仕事がしたい。日常に返りたいとつくづく思う。



けい君が一緒に遊ぶ友達もいなくて寂しそう。

昨日約束をしていたので今日はマンションへ迎えに行く。

我が家に来るのは一年ぶりの事でとても喜んでいた。

あやちゃんもめいちゃんも大歓迎で仲良く一緒に遊ぶ。

一人っ子のけい君がふと不憫にも思えた。

弟か妹がいればと今更どうしようもできないことだけれど。


午後3時を過ぎ西日の暖かさに誘われるように皆でお大師堂へ。

娘と孫たちを追いかけるように私も久しぶりに歩いてみた。

お大師堂に着くなりあやちゃんが「なつかしいにおいがする」と。

まだ2歳だった頃から毎日お参りに来ていたのを思い出してくれたのか。

「おだいちしゃん」と言っていた。「なむだいちこんじょう」って。

私も懐かしく思い出す。ほんとうにあっという間に流れた歳月。


この子たちをどうかどうかお守りください。

大切な家族をどうかどうかお守りください。


ただただ祈る午後のこと。












2020年12月30日(水) またきっとあたらしくなる

夕方から雪が降り始めた。今夜のうちに積もるかもしれない。

なんだか胸騒ぎがして落ち着かない夜になった。

不安はどこからやってくるのだろう。自分の胸に手を当てている。

おしえてほしい。わたしはどんなカタチをしているのですか。



年の瀬の波を漂っている。押し寄せてくるのは何ですか。

どうかゆるやかにわたしを押し流してください。

辿り着く場所がきっとあるでしょう。心やすらかでありたい。

そんな願いを込めて浮かんでいる。ここがわたしの居場所。


またきっとあたらしくなる。すくっと前を向けるだろう。

嬉しくて泣く日があっても悲しくて泣く日はないのだとおもう。


そんなふうに生かされている。命あってこその日々なのだ。


雪が降っています。こんこんと降っています。



※今年最後の日記になりました。

 この一年の日々におつきあい下さりほんとうにありがとうございました。

 自分のためにと言いつつもやはり読んで下さる皆さまのおかげです。

 来年には19年目になりますが命ある限り書き続けたいと思っています。

 ささやかな日々の事ですがどうかそっと見守って下されば幸いです。

 コロナ禍の大変な世の中ですが、どうかどうか平穏無事に

 新年を迎えられますようにお祈りしています。

 

 







2020年12月29日(火) ほっと肩の荷をおろす

晴れ時々くもり。おひさまが見えたり隠れたり

曇っても寒さは感じず今日もずいぶんと暖かな一日だった。


とうとう今年もあと二日。年の瀬が波のように押し寄せて来る。

コロナ一色の大変な一年だったけれど

家族皆が身を寄せ合うようにして暮らした日々が愛しい。

「守りたい」一心だったように思う。

平穏無事であることがどれほどありがたいことだろうか。



順調に仕事が片づき無事に仕事納めが出来る。

義父や同僚のおかげである。ただただ感謝するばかり。

私もやれるだけのことはやったのだと思う。

難破船のような会社も何処かの島に辿り着いたような

安堵は安らぎに似てほっと肩の荷をおろした。


真っ先に母に報告すると「まあ良かった」と喜んでくれる。

昨日も心配して電話をくれたのだった。

もう退いたとは言え母も会社の一員なのだなと思う。

未だに仕事の事を決して忘れてなどいない。


帰宅してじいちゃんの顔を見るなり涙が出そうになる。

「よう頑張ったな」と言ってくれてとても嬉しかった。


昨日の事、あやちゃんが不思議そうな顔をして言ったのだそう。

「おばあちゃんは毎日お仕事に行っているのにどうして

 おじいちゃんはお仕事に行かないの?」と。

痛いところを突かれたじいちゃんは「参った参った」と苦笑い。

答えに困り昨年の頭の手術の話をしたのだそうだ。

そうしたらあやちゃんが「そっか・・やっぱりね」と頷いたそう。


じいちゃんがお留守番をしてくれるおかげで私は仕事に行ける。

どんなに疲れて帰って来ても顔を見ただけでほっとするのだった。

「ただいまあ」と声をかけると「おう!」と言ってくれる。


じいちゃんこの一年ほんとうにありがとう。

年末年始は仲良く一緒に過ごしましょうね。





2020年12月28日(月) 年の瀬の慌ただしさに

夜明け前まで降っていた雨がやみ青空に朝陽が射し始める。

日中の気温が18℃にもなりまるで春のような陽気だった。


空を仰ぐ余裕もつかの間のこと。今朝のSNSで

「まったりとお過ごし下さいね」と言ってくれたひとがいて

仕事をしながらまったりとすることについて考えていた。

そうしたらなんだか可笑しくなってしまって

それは無理でしょうと結論に達したのだけれど

年の瀬の慌ただしさに負けてはいけないと言う事だったのだろう。



例の車検証を紛失したお客さん。再交付を依頼したら

法人名義のため会社印が必要だと言うこと。

御用納めの日であり今日中に高知市まで届けるのは無理だった。

仕方なく年明けまで待ってもらうことにする。

早めに車検の依頼をしてくれていたらと残念でならない。


もう一台は23万キロも走ったワゴン車の車検。

オイル漏れがありもう年内の部品発注が間に合わない。

これも車検切れ。応急処置をしてなんとか車検を通すことにする。


まだあるもう一台はエンジンのタイミングベルト交換。

帰省中のお客さんで部品は早めに注文してあったので大丈夫。

これは明日中に納車出来そう。とうとう今年最後のお客さん。


義父と同僚が一生懸命に頑張ってくれている。

私も整備士の資格があればと無理なことを思わずにいられない。

順調にいけば明日で仕事納めが出来るかもしれないと義父が言う。


私はいっぱいいっぱいの気持ち。

なんだかひどく疲れを感じながらのもうひと踏ん張りだった。







2020年12月27日(日) 明日に向かう勇気を

つかの間の青空。今夜から明日にかけ雨になりそう。

雨が降り出す前のしっとりとした空気も良いもの。

忍び足で誰かが近づいてくるような気配がする。

逢瀬なのか。いったい私は誰に逢いたがっているのだろう。

こころの鍵を開けられない。開けてしまえばきっと壊れてしまう。




朝の陽射しがあるうちにお大師堂へ。

ちょうどSさんと一緒になって「鏡餅を供えたぞ」と。

聞けば今日は「大安」だそうでさすがSさんだなと思う。

私も花枝に千両とかすみ草を添え一気に新年を迎える準備が整う。

今年最後のお参りになりそう。一年の感謝を込めて手を合わせた。


さあトイレ掃除。ちょうど干潮で川の水を汲むのに苦労したけれど

便器をきれいに洗い流すと清々しい気持ちが込み上げてくる。

もうこれで思い残すことはない。役目を終えてほっとするばかり。


今年はコロナ禍のせいもあり宿泊するお遍路さんも少なかったよう。

まして真冬のこと遍路道を歩くお遍路さんを見かけない日が多い。

春になればと希望のように思う。どうか平安な日が訪れますように。

祈ることで救われるような気がする。だから祈らずにはいられない。



高知県下の感染者がやっと一桁になる。

このまま減り続けてくれたらと藁をも掴む気持ちになった。

山里からの感染者はしばらく出ておらず安心と言って良いのか

明日のことなど誰にもわからないからこそ明日に向かう勇気が必要。







2020年12月26日(土) 明日になってみないとわからない

冬晴れの一日。降り注ぐ陽射しをありがたくいただく。

年末から年始にかけてまた最強寒波が襲って来るとのこと。

平野部でも雪になるかもしれないと聞きなんだか怖くなる。

子供の頃には雪が降ると大喜びしたのだけれど

いつの間にこんなにも臆病になってしまったのだろうか。



朝のうちにやっと久しぶりにお大師堂へ。

新年の準備などSさんに任せっきりでとても気になっていた。

花枝は誰かが活け替えてくれていてだいじょうぶ。

大晦日までに千両か南天の紅い実を添えようと思う。

お線香の補充をし和菓子をお供えする。

鏡餅はSさんが買って来てお供えしてくれるそうだ。

後はトイレ掃除。これだけは毎年私の役目だった。

今朝は時間の余裕がなく明日にしようと思いつつも

出来るかどうかは明日になってみないとわからない。



急ぎの仕事があり10時頃には職場に向かっていた。

工場はとても忙しく私だけ休むわけにもいかない。

お客さんが車検証を紛失していて車検が受けられないのだった。

月曜日に再発行を依頼すればなんとかなりそう。

毎年の事だけれど年末ぎりぎりに必ずあるトラブル。

今年最後のお客さんをなんとしても助けてあげたいと思う。


4時間ほど仕事をして帰宅するなり炬燵に潜り込んでいた。

うたた寝をしていたようで「そろそろ起きないか」とじいちゃんの声。

疲れているつもりはなかったけれど身体はとても正直だった。


今年もあと5日なのか。いよいよ押し詰まって来たのだと思う。

あれもしようこれもしようと張り切らずにいよう。

何もしなくても新年はやってくる。

いつもと変わらない日常でありたいものだ。




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