ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2020年09月12日(土) 雲の上のひと

曇り日。朝方少し雨が降ったけれどすぐにやんでくれる。

夏の名残の蒸し暑さ。声をかぎりに鳴くツクツクボウシ。

「つくづく欲しい」と聴こえるその声に

いったい何を欲しがっているのかと自分の心にも問う。

まだまだ足るを知らなすぎる。それがどれほど愚かなことか。



職場は休みではなかったけれど私だけお休みをいただく。

娘が仕事だったので孫たちと過ごすつもりでいたけれど

娘婿が休みだったので思いがけない休日になった。


じいちゃんとぶらりと出掛ける。今日は東へ向かう。

隣町の黒潮町で友人の所属する写真クラブの写真展があったので

じいちゃんを駐車場で待たせて少しだけ目の保養を。

友人の写真は一際目につく。どれも素晴らしい写真ばかりだった。


沖縄、隠岐の島、岐阜、その行動力には驚くばかり。

コロナ禍で旅もままならない時だからおそらくそれ以前の旅だろう。

それにしても凄いことだった。友人がまるで雲の上の人のよう。

そうしていただく刺激をたいせつに育んでいきたいと強くおもう。


車はそれからまた東へ。四万十町窪川の「椿食堂」でラーメンを。

国道沿いの小さな食堂だけれどラーメンがとても美味しいのだ。

一度食べたら忘れられない味。すっかりリピーターになっている。

冬が近くなると「おでん」も始まるのでまた行きたいなとおもう。


今日はとてもいい日でした。ありがとうございました。



2020年09月11日(金) サンキューありがとう

雨が降ったりやんだり。時おり激しい雨となる。

四万十川上流地域ではかなりの雨量だったらしく

下流には濁流が流れ増水しておりおどろく。

山間を蛇行しながらもひとつの大河なのだとあらためて知る。

明日も明後日も雨とのこと。水害に繋がらなければ良いのだけれど。



今朝は体調も良くなっていてそれなりに仕事。

奥様が外国人のご夫婦がタイヤ交換に来てくれて

おしゃべりをするのがとても楽しかった。

以前はご主人の通訳がなければ会話が出来なかったのだけれど

今ではたいていの日本語が通じるようになっている。

片言の日本語と私の拙い英単語でちゃんと会話が出来るのが嬉しい。

お勘定の時には「ペイするよ」「サンキューありがとう」とか。

何を言っているのか分からない時にはとにかくにこにこ笑顔だった。

おかげで楽しく仕事。ああなんていい日なのだろうと思った。



夕飯は「海老マヨ」せっかく娘が腕をふるってくれたのに

あやちゃんが一口も食べようとしなくて困らせる。

海老は大好きなのにどうしてかと問うと「海老マヨはきらい」と。

そんなあやちゃんの我儘を娘は決して叱らなかった。

娘が叱らないのにどうして私が叱れようか。

「じゃあ今度は海老フライにしようね」と言うとにこっと微笑む。


甘えたくても甘えられないそれがあやちゃんの「甘え」だと思う。

いつもいつも我慢していることを知っているから尚更のこと。

お姉ちゃんになってもう6年目の秋が来た。









2020年09月10日(木) 私の生きがい

夜明け前までぽつぽつと雨。滴ほどの雨だれの音を聴く。

体調がいまひとつでなんとなく心細い。

どこかに突き落とされそうな不安があった。

しっかりしなくてはと思いながらいつものように歌を詠む。


いまもそうだけれど書くことは生きることなのだ。

もはやもう私の生きがいになっているのだろう。



それなりに仕事。それもお昼までが限界だったようで

お昼に頓服の薬を飲むと一気に睡魔がおそってくる。

一時間ほど車の中で寝てそのまま早退させてもらった。

義父や同僚に心配をかけてしまってなんとも申し訳ない。


薬が効いたのか夕方にはずいぶんと楽になっていた。

娘と肩を並べて夕食の支度。それが楽しいと思える。

めいちゃんの食欲も出て来て何よりも嬉しい。


お風呂で昨夜洗えなかった髪も洗うことが出来た。

さっぱりと気持ち良くなって今こうしてこれを記している。


書けるのが嬉しい。ああ書けたなとほっとする。

不調が峠だとしたらもう越えたのだろう。

いまはなだらかな野原にいて空を仰いでいる時のようだ。



2020年09月09日(水) 2センチの憂鬱

曇り日。山里ではにわか雨が降る。

ずいぶんと涼しくなり気温も26℃ほど。

田んぼの畦にもう彼岸花が咲き始めていた。

その花を見るとなぜか亡き祖母を思い出す。



めいちゃんやっと保育園へ。

「おばあちゃんといく」と言ってくれて嬉しかった。

お昼寝のお布団を自分で持つと言って聞かず

「よいしょよいしょ」と声を出しながら門をくぐる。

仲良しのお友達がすぐに駆けつけて来てくれて満面の笑顔。

まだお腹が本調子ではないけれど元気になってほんとうに良かった。



仕事を定時で終わらせてもらって髪を切りに行く。

ほんの2センチの憂鬱も切ってしまえばなんとも心地よい。



夕方から少し体調悪し。久しぶりのことで戸惑うばかり。

血圧も正常で原因が分からず。夏の疲れが出て来たのかもしれない。

自律神経がどうにかなってしまったのだろうかとも思う。


思う存分には書けなかったけれど少しでも書けて良かった。

どんな日もあってよし。こんな日もありました。


明日はあしたの風が吹きますね。



2020年09月08日(火) あどけない寝顔

ずいぶんと涼しさを感じた朝。夜が明けたばかりの空には

茜色に染まった雲がぽっかりと浮かんでいた。


日中は真夏日になったけれどさほど暑さを感じず

むしろ夏の後姿を愛しむように空を仰いでいた。



めいちゃん今日から保育園の予定だったけれど

今朝も腹痛を訴え下痢。無理やり登園さす訳にもいかず

もう一日様子を見る事にして休ますことにする。

やはり信頼している小児科医に診てもらいたくて

私が仕事を休み連れて行くことになった。

総合病院の小児科は火曜日と木曜日だけしか診察がない。

今日を逃すわけにはいかないと意を決する。


やはり先日の小児科とは大違いでとても丁寧な診察だった。

念のために便の検査もしてくれるとのことで

肛門に綿棒を突っ込み便を採取してくれる。

検査結果は一週間後とのこと。きっと大丈夫でしょうと言ってくれる。

顔色を見ただけでわかるのだそうだ。にこにこ笑顔のめいちゃん。



午後はふたりでテレビっ子。録画の「風立ちぬ」を見てから

「おおかみこどもの雨と雪」を見ているうちにお昼寝。

なんともあどけない寝顔は平和そのものだった。




2020年09月07日(月) 名残の風

台風一過の青空とはいかなかったけれど

午後には陽射しがあり強風も少し和らいでいた。

二十四節気の「白露」今夜はずいぶんと涼しく感じる。

そうして日に日に秋めいてくるのだろう。

夕暮れ時にはツクツクボウシが鳴き日が暮れると秋の虫。

窓を開けてその声を聴きながら名残の風に吹かれている。



めいちゃんの熱がやっと平熱になった。

今夜は雑炊を少しだけ食べられる。

まだ下痢の症状があるけれどもう大丈夫だろうと

明日は保育園に行かせてみることにした。


久しぶりのお風呂が気持ち良かったのか機嫌よく

隣室から鼻歌が聴こえて来て微笑ましいこと。

胃腸に来る風邪だったのかもしれない。

やはり夏の疲れが出てしまったのだろうか。

去年の日記を読み返していたらやはり熱を出していた。

一昨年も同じく。めいちゃんにとっては恒例のことだったのだ。


夏の猛暑にも負けずパワフル全開だっためいちゃん。

頑張ったらひとやすみ。そうして成長して行くのだと思う。



台風も無事に過ぎ去りめいちゃんも元気になって何より。

心配事がないのがどれほど幸せなことだろうか。


ぐっすりと眠ってまたあしたの風に吹かれよう。





2020年09月06日(日) めいちゃんの笑顔

台風の影響が出始めて時おり激しい雨と風。

今夜には九州を直撃しそうとのことでなんとも心配なこと。

停電も発生しておりどんなにか心細く不安な夜になることだろうか。


高知県西部もこれから暴風域に入るとのこと。

眠っている間に無事に通り過ぎて欲しいけれど

こればかりは来てみないと何もわからない。


今は雨も降っておらず不安な気持ちも少し薄れている。

おかげでいつものようにこれを記し始めたところ。




めいちゃんの熱は下がらず腹痛も治まらず食欲もなし。

せめてスープだけでもと思ったけれどそれも受けつけない。

はらはらと心配でならないけれど娘夫婦はそうでもなさそう。


誕生日はまだ少し先だけれど早めにプレゼントを準備したよう。

これには元気のなかっためいちゃんも上機嫌になる。

さすが親だなと思う。嬉しいことがいちばんの治療なのだろう。


私も心配し過ぎてはいけないなと思い直す。

そっと気長に見守りながら治るのを待とうと思えるようになった。


今夜は少しだけはしゃぎ声が聴こえるので部屋をのぞいたら

リカちゃんの玩具で遊んでいるめいちゃんが微笑んでいた。

「おばあちゃんみて」と言ってとても嬉しそうな笑顔。



風がだんだんと強くなってきた。台風さんどうかお手柔らかに。




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