ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2019年10月26日(土) 生きているうちに元気なうちに

曇りのち晴れ。午後は暑さを感じるほどだった。


豪雨から一夜明けた千葉。なんとも言葉にならない。

天は容赦なくどうして追い打ちをかけるのか。

辛いニュースが後から後から流れて来る。

気の毒でならず胸が締めつけられるような思いだった。


心苦しいけれど我が家は平穏な朝を迎えていた。

いつもと変わらない日常がどんなに恵まれていることだろう。




娘が仕事だったので孫たちと過ごす予定だった。

娘婿は早朝から釣りに出掛けていたのだけれど

早めに帰って来てくれて急きょお役御免となる。


ぽかんと空いてしまった休日になってしまって

じいちゃんがまた何処かへ出掛けようかと言ってくれる。

いつもは行き当たりばったりなのだけれど

今日は「早明浦ダム」に行ってみようと。

ずいぶんと遠いので運転が心配だったけれど

大丈夫だと言って聞かない。じゃあ行きましょうと出掛ける。


殆どが高速道路で2時間半ほどで着く。

早明浦ダムは四国の水がめ。西日本で一番大きなダムなのだそう。

さすがに壮大なダムだった。山々が紅葉すれば素晴らしい景色だろう。

つかの間の散策だったけれどじゅうぶんに堪能し帰路についた。


車中談で「鹿児島にも行きたいな」とじいちゃん。

生きているうちに元気なうちにと夢はふくらむばかりだった。

先日のドライブでは少し疲れた様子だったのが嘘のよう。

どうやら自分の行きたい場所なら張り切る人らしい。


夢を叶えてあげたいなと思う。鹿児島きっと行きましょう。



2019年10月25日(金) ずいずいずっころばしごまみそずい

夜明け前まで降っていた雨がやみ晴天に恵まれる。


強い雨雲は東日本に北上し豪雨をもたらしたようだ。

特に千葉は記録的な豪雨となり冠水の被害が多数。

雨は明日の朝まで降り続くとのことなんと心配なことだろう。

不安な夜を過ごされる方も多いことだろう。

どうか無事でと祈ることしか出来ない。




仕事。昨日のお客さんに会うことが出来て許してもらえた。

寛大な心の持ち主に感謝の気持ちが込み上げるばかり。

もう二度とこんな過ちがあってはいけない。

心して仕事に取り組もうと強く強く肝に銘ずる。


来客が多く忙しい一日だった。

そのぶん笑顔が増える。お客様はほんとうに神様だった。



夕食後めいちゃんとお風呂。それだけで癒される。

湯船の中で「ずいずいずっころばし」をして遊んだ。

お茶碗を欠いたのはやっぱりおばあちゃんね。



2019年10月24日(木) どんな日もあるものですね

二十四節気の「霜降」秋も深まり初冬になってしまうのか。

いつ霜が降ってもおかしくない季節なのだろう。



四万十は雨。日中は怖いほどの雨が降った。

そんな大雨の中を歩き遍路さんがたくさん。

雨合羽を着ていても足元はずぶ濡れだろうと気遣う。

どんな日があってもひたすら歩く姿は勇気そのもだった。



午後少し早めに仕事を終わらせてもらってまた母のアパートへ。

朝晩肌寒くなったのでケアマネさんから何か羽織る物をと。

知らせをもらう前に私が思い遣るべきだった。

反省をしながらとにかく早く届けてあげようと思う。


まるで自分の手柄のような顔をして母に会いに行く。

母はやはり寒かったそうでとても喜んでくれた。

「まあよく気が利くね」と言って私はてへへと苦笑い。


近いうちに本屋さんへ行きたいとのこと。

デートの約束をして笑顔で帰って来た。




帰宅するなり同僚から慌てた様子で電話があって

仕事で大変なミスをしてしまっていたことが分かる。

私としたことが。すぐにお客さんに謝罪の電話をしたけれど

呼び出し音が鳴るばかりで出てはくれなかった。

よほど気を悪くしているに違いないとがっくりと落ち込む。

誠心誠意に謝罪すれば許してもらえるかもとかすかな希望。


仕方なく同僚に相談したらお客さんは夜勤の仕事だと言う事。

電話に出ないのではなくて出られないのだろうと言ってくれる。

明日の午後なら会えるだろうか。とにかく謝らなくてはいけない。


どうかどうか許してくれますように。祈りながら眠ろう。







2019年10月23日(水) 二日目のカレーが美味しい

薄曇りの空。お天気は下り坂らしい。


山里の稲刈りも殆ど終わったようだ。

遅く植えた稲ほど美味しいお米が獲れるのだそう。

「三原米」は県内でも有名なブランド米だった。



今日もぼちぼちと仕事。

職場は自動車保険の代理店もしていて

来月からプロ代理店と業務提携をすることになった。

今日はその打ち合わせがあり相手方の代表が来てくれる。

息子よりも年下かなと思われる青年のなんと頼もしいこと。

もう私一人で頑張らなくても良いのだなと肩の荷が下りる。

私にもしもの事があってもお客様に迷惑をかけずに済む。

それが何よりも安心なことだった。



帰宅したらあやちゃんがお昼寝中だった。

今日は参観日の振替休日でじいちゃんとお留守番をしていた。

じいちゃんと自転車の練習をしていたそうで

「もう少しだな」と微笑むじいちゃん。

お友達はみんな乗れるようになっているのだけれど

まったく焦る様子を見せないところがあやちゃんらしい。

マイペースでがんばろう。もう少しで乗れるようになるよ。



昨夜のカレーがまだ残っていてみんなで奪い合いながら夕食。

あやちゃんがお代わりをしてお鍋が空っぽになった。

「また作ってね」と娘。いつまでも私のこどもでいてくださいな。







2019年10月22日(火) めいちゃんとお風呂

爽やかな秋晴れに恵まれてありがたいこと。

お布団を干していたらふっかふかになっていて嬉しい。



即位礼で祭日。スーパーに行ったら日の丸の旗が掲げてあった。

令和天皇は弟と同い年なのでなんとなく親しみがわく。

雅子様のご病気は息子のお嫁さんと同じのようだった。



職場もお休みだったのでのんびりと過ごす。

朝のうちにお大師堂へ。花枝を新しくして清々しいきもち。

ゆっくりと般若心経を唱えてこころ穏やかな朝のこと。


川辺にはススキとセイタカアワダチ草があちらこちらに。

秋らしい風景にこころが和む。さらさらと川は流れるばかり。



午後はひたすら怠惰に過ごす。

寝転んだらすぐに眠ってしまって2時間もお昼寝。

暇さえあれば寝ているとじいちゃんが苦笑いしていた。



早めに夕食のしたく。ふたつのお鍋で甘口と辛口のカレーを。

それから娘がトンカツを揚げてくれた。

孫たちも手伝ってくれて指フライが出来そうな手のひら。

4人でわいわいと楽しいひと時だった。


夕食後、めいちゃんが珍しく「おばあちゃんとおふろ」と。

いつも私が入浴剤を入れるので今夜は自分で入れたいと言って

泡ビオレでちいさな身体を撫でるようにして洗った。

湯船の中では抱っこ。なんとも愛しくてたまらない。

「あしたもおばあちゃんと」と言ってくれて嬉しかった。


今日も笑顔の「いい日」でした。ありがとうございます。



2019年10月21日(月) 鬼にだってなれる気がする

曇り時々雨。夕方には少し晴れ間が見える。

北上している台風はすぐに熱低に変わりそうだとのこと。

それでも雨は避けられないだろう。

なんとしても被災地を守ってほしいと天に祈るばかり。



月曜日の仕事は忙しく午後からは宿毛市へ。

市役所へ行ったり取引先を訪ねたり。

仕事が一段落してから母のアパートへ寄っていた。


冷蔵庫から異臭が。気になっていたのをやっと片付ける。

もちろんすべて腐っており正味期限切れの調味料も。

冷凍庫にはお好み焼きが二枚も。なんと2年前の物だった。

片っ端ごみ袋に入れながら言葉に出来ないような切なさ。

食べきれない程の食料を買い貯めていた母を憐れに思う。


冷蔵庫を空っぽにして電気のテンパールを落とす。

もうこの部屋に灯りが点ることはないだろう。


義父はまだそのままにしておけと言っているけれど

私は少しずつ片付けようと思っている。

それが私の役目のように思って酷なことだけれど

母に「もう帰る家はないよ」と告げなければならない。


こころを鬼にする。娘だからこそ鬼にだってなれる気がする。


異臭の漂うごみ袋を車に載せて帰路を急いだ。

誰に文句を言えようか。母の暮しの匂いではないか。



2019年10月20日(日) ささやかな旅をしましょう

雲が多かったけれど概ね晴れ。

10月だというのにまだ半袖で過ごせる気温だった。

今日は四万十川ウルトラマラソンがあったけれど

暑さで完走出来なかったランナーが多かったとのこと。

気持ちよく走らせてあげられなくて残念に思う。


南海上にはふたつの台風が発生している。

西日本にはあまり影響がなさそうだけれど

東日本がとても心配でならない。

被災地にこれ以上の打撃を与えないでほしいと切に願う。




特に予定もない日曜日だったので

じいちゃんとドライブがてら四万十町までラーメンを食べに行く。

七子峠の「豚太郎」はケンミンショーでも紹介されたお店。

名物の「味噌カツラーメン」は胃に堪えそうだったので

野菜たっぷりの「ちゃんぽん」をはふはふと美味しく頂く。


帰り道は高速道路を避けて国道から脇道の遠回りを。

田舎道をのんびりと走るのも良いものだった。


じいちゃんが高速道路はなんか疲れるなと言い出したので

これからはあまり遠出も出来なくなりそうだった。

せいぜい高知市内か。徳島なんてとても行けそうにない。


口にこそ出さないけれどまだ体力が万全ではないのだろう。

無理をさせてはいけないなとつくづく思ったことだった。

それなのに「今度は紅葉だな」と言ってくれてありがたいこと。


残された人生。ふたり一緒に行けるところに行きたい。

ささやかな旅をしましょう。たくさん語り合いましょう。


 < 過去  INDEX  未来 >


anzu10 [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加