ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2019年06月24日(月) 笑う門には福来る

爽やかな晴天と喜んでばかりもいられない。

梅雨入りの遅れは観測史上初の記録になったそうだ。

農作物の生育にも少なからず影響が出始めたらしい。


今週こそは梅雨入りをと願わずにいられない事態になった。



月曜日の職場。やっと少し活気が出てくる。

「笑う門には福来る」って言うしなあと

タイムカードを押しながらにっこりと微笑んでみる。

そうしたらさっそくにお客さんが来てくれてびっくり。

笑顔には不思議なチカラがあるようだった。

ため息ばかりをついていたら福の神様が逃げてしまう。


同僚も嬉しそうに仕事をしていた。私も嬉しくてならない。


明日はあしたの風が吹くだろう。

とにかく笑顔を絶やさずにいよう。きっといい日になる。



2019年06月23日(日) 今日の涙を忘れない

曇り日。気温もさほど上がらず過ごしやすい一日。


朝のうちにお大師堂へ。

先日の外国人のお遍路さんはスペイン人だったようだ。

備え付けのノートにイラスト入りで書き込んでくれていた。

解読は出来ないけれどコメントがとても嬉しく思う。

Sさんの字で「スペイン男女」と添え書きをしてあって

Sさんらしいなあと笑みがこぼれる。



お参りを終えてから母に会いに行く。

前回は孫たちが一緒だったけれど今日は一人で。

どうしたことかひどく緊張をしていた。

とにかく笑顔でと自分に言い聞かせていたけれど

母の顔を見るなり自然に笑顔になれた。

そうしてたくさんおしゃべりをする。

なんと穏やかな母の笑顔だろう。

そんな母の笑顔を見たのは初めてのような気がした。


また来るからねと約束をして部屋を出る。

「ありがとうね。ありがとうね」と母の声がこだましていた。


外に出て車に乗るなりどうしようもなく涙があふれてくる。

少女の頃に生き別れた母とやっと再会できたような気がする。

50年もの間、私と母はいったいどこを彷徨っていたのだろう。

母でもない娘でもないと見えない壁にさえぎられていたのか。

その壁がやっと今日取り払われたような気がした。


私は今日の涙を一生忘れないだろう。


お母さんもうどこにもいかないで。



2019年06月22日(土) 夏至の日のひまわり

夜明け前、はんぶんの月を仰ぐ。

ほんとうは丸いのだなとふと思う。

はんぶんを見せてそうして精一杯に光る月。

ひともそんな生き方がよいのかもしれない。



今日は娘夫婦がお休みで孫たちの心配もなく

娘が「どこかへ行って来たら」と言ってくれる。

じいちゃんに相談したらひとつ返事でうなずいてくれた。


わくわくと嬉しい朝。さてどこに行きましょうか。

行き当たりばったりも良いけれど

先日新聞に写真が載っていた土佐市のひまわり畑を見に行く事に。

早咲きのひまわりが畑一面に咲いているのだそうだ。

先日の「ゆり街道」もそうだったけれど

快く連れて行ってくれるじいちゃんがとてもありがたくてならない。


我が家から一時間半ほど、高速道路を走り思ったよりも近く感じる。

そこには思わず歓声をあげるほどの見事なひまわりが咲いていた。


青空を見あげるように微笑むひまわり。

こんなにおひさまが似合う花がほかにあるだろうか。

こころにもひまわりの花を咲かせましょう。








2019年06月21日(金) ねむの木の子守唄

曇り日、少し蒸し暑かったけれどさほど苦にはならず

吹き抜ける風のおかげで昨日よりも過ごしやすかった。


職場の庭にねむの木の花が咲き始める。

天使が羽根をやすめているような可愛らしさ。

ふと母を想う。ああ見せてあげたいなとおもう。


数年前の事、あまりに大きくなり過ぎたねむの木を

母がのこぎりで切ってしまったことがあった。

「どうして酷いことをするの」と声を荒げたことが今は懐かしい。


もうその痕跡はない。ねむの木はまたすっかり大きくなった。




仕事を早めに終わらせてもらって帰宅。

夕方、土手を歩く外国人の男女のお遍路さんの姿が窓から見えた。

お大師堂に向かっているのに違いないと思い

ふたりを見届けようと土手の道へと走って行く。


そうしたらちょうどSさんが自転車で行くのが見えて

ふたりよりも先にお大師堂に向かったようだった。

ちゃんと出迎えてくれるに違いないとほっと安堵。


水道もなく不便なお大師堂だけれど

少しでも疲れた身体を癒してほしいと願わずにいられない。


今日も「いい日」でした。ありがとうございます。



2019年06月20日(木) お客さまは神様です

朝の涼しさもつかの間。日中は真夏並みの暑さとなる。

過ごしやすい日が続いていただけに身体に少し堪えた。

ふとこのまま梅雨入りをせずに夏本番になるのではと思うほど。




仕事で村役場へ行っていたら係の職員さんが

「その節はありがとうございました」と。

確か今年の始め頃ではなかっただろうか。

職員の採用試験を受けに来ていた青年がいて

車のバッテリーが上がり困っていたことがあった。

たまたま日曜日の事で職場は休みだったけれど

同僚に連絡をして対応したことがあったのだった。


無事に試験に合格して晴れて採用されていたことが嬉しい。

あの時は声だけだったけれどなかなかの好青年だった。


公務を終えてから自家用車のオイル交換の予約をしてくれる。

それがとても思いがけずに嬉しかった。

ご縁があったのだなと思う。大切な大切なお客さまだ。



そんな嬉しいことがあって今日も「いい日」

職場は今日も閑古鳥さんだったけれど

同僚とまた忙しい日もあるよねと笑い合った。

いつも遊びに来てくれるお客さんが

「今のうちに羽根を伸ばしておけよ」なんて言って愉快なり。









2019年06月19日(水) きらきらとまぶしいひと

目覚めるまで新潟で大きな地震があったことを知らず。

不安で眠れない夜を過ごされた方も多いことだろう。

とても他人事とは思えずこころの痛む朝になった。


明日は我が身である。肝に銘じておかなければいけない。



気をとり直すように体操教室へ行っていた。

職場の留守番をしてくれる同僚のなんとありがたいこと。

おかげで今日も仕事を休むことが出来る。

仕事よりも健康を優先に。その気持ちは決して変わらない。

ある意味では強行手段だけれど自分をゆるしたいと思う。


2年前に一緒に体操を始めたお仲間さんが

優秀な成績で指導者の資格を取得したビックニュースがあった。

みんなで拍手をしながらほんとうに素晴らしいことだと思う。

60歳が終わりではない。60歳から始められることがある。

きらきらとまぶしい。それはとても励みに思えることだった。


私はブランクもありちょっとした落ちこぼれだけれど

これからも自分に出来ることを精一杯がんばりたいものだ。



今日も夕暮れ時。なんと平穏なことだろう。

夜明け前には聴けなかったほととすぎすの声が夕空にこだましている。


そうして孫たちのはしゃぎ声。ほほえみながらこれを記す。



2019年06月18日(火) どんな日もあってよし

曇り日。気温も上がらずずいぶんと涼しく感じる。

例年なら蒸し暑くてたまらない頃。

これも異常気象なのかもしれない。


出勤前、「なつぞら」を見ていたら宿毛警察署から電話。

何事だろうとびっくりして出たら

宿毛市内のお客さんが交通事故を起こした知らせだった。

母の友人でもあり任意保険をかけてくれていたので

すぐに義父に連絡をして現場へ駆けつけてもらう。

レッカー車の手配をしたりなんとも慌ただしい朝になる。


幸い怪我はないよう。でも車は横転して大破だった。

ぼんやりしていて赤信号で交差点に突入したらしかった。

保険会社からも何度も電話があってざわざわと落ち着かない。

いつもより30分遅れてやっと職場に着く。



その後落ち着いてからこれが自分の仕事なのだなと改めて思う。

事故後のフォローが重大で決して疎かにしてはいけない。

肝に命ずるように大きな責任を感じた出来事だった。




一日の仕事を終えて帰宅すれば、いつもと変わらない穏やかさ。

夕食後、めいちゃんが小さな手で食器を洗ってくれる。

娘とふたりで声をそろえて「めいちゃんありがとうね」と。

そうしたらすごく嬉しそうに照れ笑いをしていた。


曇り空のままの夕暮れ時のこと。

お風呂上がりの孫たちのはしゃぎ声を聴きながらほっこりと

これを記す。




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