ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2019年06月17日(月) ありがたきいい日でした

今日も爽やかな晴天となる。朝は肌寒いくらいだった。

日中はほぼ真夏日になったけれどさほど暑さを感じず

吹き抜ける風のおかげでずいぶんと過ごしやすい。



土曜日に授業参観だったあやちゃん学校はお休み。

めいちゃんが保育園に行きたがるはずもなく

「めいもおやすみ」と言って聞かない。

私も娘夫婦も仕事で仕方なくじいちゃんが

すっかり覚悟をしていたけれど思いがけずに助け船。

娘婿の実家の「下田のおばあちゃん」が預かってくれることに。

とても助かる。おかげで孫たちの心配もなく仕事に行けた。



午前中に訪ねたお客さんのお宅で玉ねぎと筋なし豌豆をいただく。

お庭に百合の花が咲いていてとてもいい香りが漂っていた。

数年前にご主人に先立たれ独り暮らし。

百合の花がとても好きなのだそうだ。


それから母の友人でもあるお客さんのお宅を訪ねる。

母のことを語り合っていると目頭が熱くなってしまって

涙があふれてしまう。優しい言葉がとても嬉しかった。

近いうちに母に会いに行ってくれるそうだ。

どんなにか母が喜ぶことだろうか。



仕事を終えて帰り道。足が重そうに歩いているお遍路さん。

追い越してしまったけれどとても気になってしまってUターンする。

「大丈夫ですか?歩けますか?」声をかけることが出来た。

車でのお接待を申し出たけれど「大丈夫です。歩けます」と。

訊けばはるばる愛知県から来た27歳の青年だった。

日焼けした顔に白い歯を見せてにっこりと微笑んでくれた。

またおせっかいなおばさんだこと。でもとても清々しくて

声をかけてほんとうに良かったと思う。


足を痛めることの多い土佐路のお遍路。

なんとしてもがんばって結願して欲しいと願わずにいられない。



気がつけば今日もなんと「いい日」だったことだろう。

いい日になりますようにと願うのではなく

ひとは誰だって「いい日」にすることが出来るのだと思った。



2019年06月16日(日) 夕暮れ時に思うこと

爽やかな青空。吹き抜ける風のなんと心地よいこと。

そんな風に吹かれたくなって朝散歩に出掛ける。

相変わらずの足の痛みとも上手くつきあっていかなければ。

お大師堂までのわずかの距離がなんだか試練みたいに思える。


今朝は一番のりだったようで日捲りの暦を今日にする。

ゆっくりと手を合わせて穏やかな朝に感謝するばかり。



午後は叔母の7回忌の法要があり出掛けていた。

いとこ達がみな集まりとてもにぎやか。

亡き叔母もきっと喜んでくれたことだろう。

もう七回忌なのかと歳月の流れをしみじみと感じる。


いとこがもう13回忌は無理だろうと言う。

もうみんなが高齢者になってしまう現実がのしかかる。

さびしいけれどそれはどうしようも出来ないことだった。


我が家もしかり。姑さんの7回忌まではなんとかと思うのだけれど。

もしかしたら3回忌がやっとになるのかもしれない。

自分たちが元気でいなければいけない。

息子や娘たちに負担をかけることだけはしたくなかった。


まだ先のことを思い悩みたくはないけれど考えずにはいられないこと。



今日のことが無事に終った。明日はどうだろう。

夕暮れ時になるといつもそう思う。

だからこそありがたくてならない一日だった。



2019年06月15日(土) まごころの花を咲かせて

今朝はすごい雷雨となり怖ろしいほど。

雷雲が遠ざかるのをひたすら待っていた。

それでも梅雨入りの発表はない。


雨は次第に小降りになり空が明るくなってくる。

お昼には朝の雷雨が嘘のように青空が見え始めた。


じいちゃんがちょっとドライブにでも行くかと言ってくれて嬉しい。

先日ローカルニュースで知った「ゆり街道」に行ってみたかった。

同じ市内だけれど愛媛の県境に近くずいぶんと山奥。

藪ヶ市という地区で地元の人達が百合を育てているらしい。


四万十川沿いを一時間ほど上流へ。それから目黒川と言う支流へ。

なかなかの悪路で細いくねくね道をひたすら走った。


そうしたら人家が見え始めて道沿いにたくさんの百合の花が見える。

山深い里に心を込めて植えられたことだろうと感動する。

地区の人達のまごころがそのまま花になったように見えた。


道が狭く長いこと車を停められずほんのつかの間だったけれど

色とりどりのきれいな百合の花を愛でることが出来た。

また来年も来ようと後ろ髪を引かれるようにその地を去った。


じいちゃん連れて来てくれてありがとう。とても嬉しかったよ。









2019年06月14日(金) 自分らしくありたい

そろそろ梅雨入りかなと思っていたけれどまだのよう。

朝から降り始めた雨が今も降り続いている。

時おり激しく叩きつけるような強い雨だった。



仕事を終えてから月いちの病院へ。

いつものお薬を処方してもらうだけのこと。

医師との面談で血圧の下がり過ぎに用心をと。

お薬のおかげで血圧を正常に保っているのだと改めて気づく。

そのことを忘れるくらい私はとても元気だった。



帰り道のスーパーのレジでなんと恥ずかしいこと。

お財布の中が空っぽだった。慌ててATMへ走る。

通帳の残高が増えていて嬉しい。今日は年金支給日。

にこにこ笑顔の店員さんが支払いを待ってくれていて助かった。

新鮮なカツオ。今夜はお刺身にして美味しくいただく。




某SNSの通知。今日は登録して6年目の記念日らしい。

もう6年なのかと歳月の流れをしみじみと感じる。

けれどもあえてそのことには触れずに今日を閉じようとしている。

これからも「自分らしく」ありたい。

背伸びをせずにありのままの自分をその場所に残したいと思う。



2019年06月13日(木) また遊びに来てね

梅雨入りが遅れているおかげで爽やかな日が続いている。

気温が高くなっても湿度が低いためずいぶんと過ごしやすい。


昨日の体操が効いたのか身体がとても軽く感じる朝。

辛かった肩凝りや背中の痛みも嘘のように楽になる。

思い切って再開してほんとうに良かったとおもう。




職場は閑古鳥さん。同僚が溝掃除をしてくれて助かる。

私は決算の準備がありけっこうすることがあった。

京都から移住して来ているお客さんの青年が

「おばちゃんいてる?」と事務所に冷たい缶コーヒーの差し入れ。

ありがたいこと。おばちゃんとても嬉しかったです。

高齢のお客さんが多く「おねえちゃん」と呼ばれることが多いけれど

「おばちゃん」と呼ばれるのも良いものだなと思った。


青年はかつてはお遍路さん。山里の事がとても好きになって

農業をやりたいと決心をして数年前に移住して来たのだった。

そうしたら定年退職をされたお父様も心を動かされたようで

今では家族みな揃って移住し山里で農業を営んでいる。


お遍路のご縁。初めてその話を聞いた時にはとても感動した。


おしゃべり好きの青年が帰ってしまうとし〜んとまた静か。

また遊びに来てねってこころからそう思った日。



2019年06月12日(水) 出来る事を出来る日に

夜が明けると雲ひとつない青空がひろがっていた。

少しひんやりと涼しくなんとも爽やかな朝のこと。

雀たちがいっせいに歌い出しほっこりとこころが和む。



今日は仕事を休んで体操教室へ。

昨日のうちに急ぎの仕事を済ませていたので

気になることもなく心置きなく楽しむことが出来た。


出来る事を出来る日にと思う。今しか出来ないこと。

仕事も大切だけれど健康はもっと大切なのではないだろうか。


今日も2時間の体操はあっという間。

わずか2時間でもとてもリフレッシュ出来る。

身体がいきいきとしてくるのはほんとうに心地よい。




昨年、あと10年は頑張って欲しいと義父に言われた。

と言う事はあと9年なのか。私は72歳になってしまう。

母がリタイアしたいま義父の片腕となって会社を経営しなくては。

途中で逃げ出すことなど出来ない。最後までと覚悟をしている。


それからの老後を思うと不安な事もいっぱいあるけれど

旅行にも行けるだろうか。お遍路にも行けるだろうか。

畑仕事もしてみたいなとあれこれ夢のように考えている。



先日介護施設に入居した母の入居書類に書かれていた母の願いに

死んでもいいからひとりで自由に暮らしたい。

ずっと仕事ばかりしていたから元気になったらどこかに遊びに行きたい。


そう書かれていたのを思い出す。

胸がしめつけられるようなせつない言葉だった。







2019年06月11日(火) 夕風に吹かれながら

夜明け前と夕暮れ時になるとホトトギスの声が聴こえる。

なんだか幕をおろした舞台裏の役者さんのようだ。

喝采を浴びるわけでもなくカーテンコールもない。

ふとそんな生き方も良いのではないかと思う。




夕食後、娘と孫たちがまた川海老を捕りに行っていた。

昨日も行っていてよほど面白いのか明日も行くと。

はしゃいでいる孫たちの笑顔を見ていると

夕食後の食器洗いも少しも苦にならなかった。


都会の子供たちには経験できないこと。

四万十川のほとりで自然に恵まれながら成長している。

それってほんとうに素晴らしいことだとおもう。



夕風に心地よく吹かれながらこれを記していると

ふとじぶんはなにものなのだと思ったりもして

身の程を知れば知るほど「観念」のようなものが頭をよぎる。


ちっぽけでいい。それでいいと認めてあげなくてどうする。





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