眠る金

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アンチョビを作る

●2013年04月22日(月)

My壺
先週一週間、ほぼ死んだように過ごしてしまった。

朝採れのひこいわし(しこいわし)がスーパーに並んでいたので、アンチョビを作ることにした。(10年ぶり2度目)
背中の青いところがぴっかぴかに光っている、新鮮なひこいわしが250gで120円。一人分なら充分かと。

アンチョビの作り方は、いわしを塩に漬けて1〜2ヶ月くらいおく→オリーブオイルに漬けてさらに半月くらいおく、というシンプルなもの。

前回作った時はアンチョビの味そのものをよく知らなかったので、出来上がりの味は
「果たしてこれは上手くできているんだろうかどうだろうか?」
と判断つかないままだった気がする。まずくはなかったけど。
2chの料理板のアンチョビスレを見て、アンチョビが手作りできることを知り、ひこいわしが安かったので衝動的に作ってしまったんだよねえ。
まあ今回も衝動的なことは大して変わらない。

前回は塩漬けの時はいわしをまるのまま漬けて、オリーブオイル漬けの時にさばいて内臓をとった。
今回は最初にいわしをさばいて、こちらを参考に内臓や頭をネットに入れてフィレの上において漬けてみた。
ネットのレシピだと内臓を捨てるのが多いようなんだけど、アンチョビスレを見るとやはり発酵には内臓が不可欠のようなので……

ほんのちょっとの量に思えて、ひこいわしはとても小さいので、なかなかさばくのも手間がかかり綺麗にいかない。
要領が判った頃にはもうさばくいわしがなくなってしまった。
(追記:ビニール紐でさばくと楽なんだそうだ。へええ〜)

タッパーではなく、以前「源馬」でオーダーメイド塩辛を作った時にもらったMy塩辛壺に漬けてみた。

さあ、うまく発酵してくれよう。
漬けた記録も兼ねて日記更新。

それにしても、久しぶりにアンチョビスレを見てみると、シンプルな作り方ながら相変わらず住民の試行錯誤ぶりが伺える。
20年間作り続けてる人もいるみたいだ。すごいねえ。

漬けた中身はちょっとどころでなくグロいので、写真は壺のみ。

 



おなじはなし

●2013年04月11日(木)

野川の桜

玉葱人参じゃがいもが珍しく出揃っていたので、それでは久々に肉じゃがでも、と材料を整えまさに煮始めたところ、携帯電話が鳴った。
慌てて火を止めて出てみると、旧職場の方からであった。
だいぶ難儀している、ということを笑い混じりに話していた。
滅多にキレないはずの穏やかな方なのだが、最近は感情を爆発させる一歩手前まで行ってしまうこともあるとのこと。

うーん、それはよっぽどですね、と思いつつ、じゃあ戻って手助けするかと言えば、うーん、それは無理かな、とも思う。

愚痴ってしまって……とその方は謝られておられたが、その方の言い分や不満も、それに従う人々の言い分や不満も、どちらも身にしみて判るのであった。
正直、だから逃げ出したという部分もある。

人と人の間にはさまって調整するのは本当に大変なことだ。
そこにとどまっていける人はすごいと思う。
そう思いつつ、鍋を火にかけた。

写真は野川のライトアップされた桜。



最近はハンバートハンバートの曲をよく聴いている。
きっかけはNHK「サラメシ」のおにぎりの場面で流れた、「おなじ話」。



ハンバートハンバートの名前はそういえば、トリビュート関連かなにかで何度か聞いていた。
何気なく手にしたアルバムに「幸福論Z」や「夢の中」のアレンジが入っていて嬉しい。
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