Stand by me,please my friend
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2009年07月22日(水)

日食の日に彼は逝った。

太陽をつかんでしまった、なんて出来すぎでしょう?

私はミッシェルが一番だったことがないから、こんな風に言葉を紡ぐことができるけれど。でも、やっぱりミッシェルは特別だった。もう、挨拶がわりのように、冗談で話していた再結成の話をできなくなる。彼と直接話をしたことはないけど、ステージ上の彼しか知らないけど、ふわっと足もとが浮いた感じになって現実味がない。


2009年07月11日(土)

7月1日。
KDTHからザ・バンドファミリアのラストライブの告知があった。
7月1日。
ピールアウトがラストワンマンをやった日。近藤さんにとって特別な一日だと思う、今でも。だからこの日だったんだろう。

正直お財布事情は最悪だったけど、行かないといけないと思った。ピールアウトのときのような思いはしたくなかった。

はじめましてのHARD RAIN。狭い…。ステージの高さが5cmくらいしかなく、ちょっとびびってしまった…。

本日はいきなりトラブル続きだったらしいバンドファミリア。まず城戸くんが1時間半の寝坊。そして2時間の渋滞…。更にETCを付けたのに乗り継ぎ失敗による高速代の無駄払い(それでも安いけど)。リハ中からベースよっちゃんの音が出ない…等々の報告からという、いきなりゆるいスタート。
ピロさんが今朝城戸くんちを突撃した際の再現で爆笑。
ピ「(城戸家のインターホンを押す)」
城「(寝ぼけて)誰や〜朝っぱらから…」
ピ「(鬼の形相)」
城「すんません!(状況を察知し平謝り)」
ピ「(言葉にならない怒り)〜〜〜下で待ってるねぇ〜(引きつった笑み)」
城「(逆に怖い!)」
そんな風にゆるく始まったライヴだったけど、やはりみんなの気合の入りようが格段に違った…ように思う。
『二つの鼓動』の曲は大切に聴いた。あのアルバムは近藤智洋のアルバムであり、バンドファミリアのアルバムでもあると思ってるので。
『二人の航海』はいつ聴いても絶妙。この曲は弾き語りより断然バンドだなぁ。『小さな欲望』は近藤さんの弾き語りから始まって。城戸くんがすごく優しい顔でその背中を見てたのが印象的だった。この曲の後半のドラムがすごいことになってた。
その勢いのまま『草原』『恋に落ちたままで』。この流れが秀逸だった。
『恋に…』の後半、アレンジががらっと変わってて。高速ユニゾン!?すげー!みたいな。明らかにぐっときてる近藤さんにこっちまでぐっときてしまった。
本編最後かな?『the forget-you-not』は、たぶん近藤さんは感極まってたと思う。ちょっと歌詞つまっちゃってた。

アンコールは『BAMBINO STEP』。やはり城戸くん&ピロさんのパーカッション対決!これがほんとーうに長かった(笑)
超絶テクを持ちながらお茶目に場を盛り上げるピロさんと、飄々とした顔で鬼ドラムを叩く城戸くん。私このパーカス組が大好き。そして不動のベーシストのよっちゃんと、ギター少年のような貴己くん。全然回数は見られなかったけど、このバンドが良いバンドだってことはわかる。個人的にはしんみりするヒマもなく、楽しい!って気持ちだけだったなぁ。
トリプルアンコールの『ローラーコースター』が終わって、そのままはけようとした近藤さんをピロさんが引き止めて、全員並んでカーテンコール。みんな缶ビール持ってたからぐだぐだだったけど(笑)

おつかれさまでした!

〜 Live Last Familiar 〜“近藤智洋&ザ・バンドファミリア・ワンマン!”
1. Everyday & Every night
2. A New Morning ※piano
3. RAINBOW STEP ※piano
4. Baby Boo ※piano
5. YOUR BIKE RIDE ※piano
6. 静かな世界へ
7. BAREFOOT DIARIES
8. 感触
9. 荒野を抜け、そして戻る。
10. 甘い果実 ※piano
11. 魔法 ※piano
12. 二人の航海
13. 小さな欲望
14. 草原
15. 恋に落ちたままで
16. 走る風のように、落ちる雨のように。
17. the forget-you-not
〜 ENCORE 1 〜
1. BAMBINO STEP ※piano
2. A New Morning 〜reprise〜 ※piano
〜 ENCORE 2 〜
1. ROUTE 66 (※THE ROLLING STONES「THE ROLLING STONES」)
2. MONA(※THE ROOSTERS 「THE ROOSTERS」)
〜 ENCORE 3 〜
1. ローラーコースター


2009年07月04日(土)

ツアーファイナルは浜辺シゲキ初のソールドアウト。おめでとうございます。

…の前に、私は本日のミッションを終了させるべく東京ドームへ。
母親が某韓流アイドルにハマり、コンサートへ送り届ける為の上京だったというのが今回の上京の理由でしたとさ。

無事ドームへ送り届け、ホテルで休憩した後下北沢へ。
シゲキさんは久々に見た、ワッペンのいっぱいついたネクタイ着用。真也さんはサングラスで、MABOさんはあの鼈甲メガネ。TONEさんは今日も前髪が気合い入ってた。シゲキバンドは衣装も気になるところ。

ネタとしては初っ端の『Sandpiper』で勢い良く前へ飛び出したところ、 勢い良くつまずいてみたり、「まさかこんなにMCで噛まなくなるなんて…」 というMCで思いっきり噛んで、「ダメだなぁ…」と自分でダメ出ししてみたり…と色々あったけど、総じて大満足で大成功!
このツアー、4ヶ所行ってライヴの度にバンドがまとまっていく姿を見ることができた。それはすごく幸せなことだなあ、なんて思った。

曲を思い出せるだけメモメモ。
「DO THE HOP」全曲、Sing a Song、She's A Queen、ハンドクラップ、空中ブランコ、Sahara、Anymore、boomerang、nero、School Jive、ティナの歌声、Cheap Trick、セレナード、アイドル(新曲)、憂鬱(新曲)、Routine Love、Brand New Song

…こんな所かな。こうやって見ると未発表曲がすごい数になってるな。早く音源化できたらいいのにな。音源になってない曲も名曲揃いで、世に出てないのがもったいない、と本気で思うバンドなのです。


2009年07月03日(金)

まさか自分が仙台に足を踏み入れる日が来るとは…。

遡ること10日前、諸事情で東京へ行く用事ができた。正直東日本の縮尺をよく知らない私は、北関東のちょい上くらいに仙台はあるんだろう、と、それはそれは軽い気持ちで仙台行きを決め、いざ当日。
…遠いじゃねえか…しかも寒い(泣)。間に福島があるのすっかり忘れてたんだな。

この日のバンドは5つ。
KT with TKは4バンドめ。曲はトモヨーコと変わってないので割愛。
MCでは高橋さんの荷物についてこんな会話が。
近「今回3泊4日の旅ですよ?荷物なんてこんなん(手で形を作ってる。結構小さい)でしょ?高橋君の荷物がさ…」
高「俺たぶん荷物レベルなら世界一周できる!俺2泊3日の旅でテッシュ1箱持ってったからね。万が一泊まった先のホテルになかったら…とか考えるとねー」
近「そういうのあるある!俺ね飛行機乗るとき必ずペットボトルの水がないと駄目なの。なんでかっていうと飛行機落ちたらさ、水無いと。落ちたら海じゃん?」
高「あー海水飲むわけにいかないもんね。あと(ペットボトル持ってたら)浮くしね!」
(中略)
近・高「……ま、いっか……」
オチの無い楽屋トークを延々聞いてる気分です。途中で気づいて「曲だ曲!」ってなってもまた楽屋トークが始まるKT with TK。まだまだ俺らのハネムーンは続きますが…と無理やり話を終わらせて、それぞれのオリジナルを1曲ずつ。
HARISS『LOVE SAVE US』と近藤智洋『Everyday & Every Night』
ここで先月のツアーのままお茶を濁すような近藤高橋ではありません。ちゃんとハリスの曲も用意してきてた。正直歌詞はかなり怪しいことになってたけど、近藤版ハリスもいいんじゃない?

このままライブ続行かと思いきや、またトークライブへ。
高「俺ね、この前怖い話しようとしてて…これ今言っていい?」
近「うん、1分以内でまとめて」←ひどい
高「よし!この前怖い話しようって集まったんだけど、一人が『俺この前超怖い目にあったんだけど、ヤクザに追っかけられて…』…あぁ〜、そっちかぁ〜…そっちじゃないんだけどなぁ〜…って思いつつも、『あーそれは怖いねー』とか言ってさぁ…俺すげえじゃん!今54秒だったよ!」
近「よし!じゃあ最後の曲にいける空気になったとこで!」
いやいや、なってませんから。最後にR.E.M.をやってサクっと終了。
1. Blitzkrieg Bop (THE RAMONES)
2. ROUTE 66 (THE ROLLING STONES)
3. MONA (THE ROOSTERS)
4. LOVE SAVE US (HARISS)
5. Everyday &Every night
6. It's the End of the World As We Know It (and I feel fine) (R.E.M.)


トリはシゲキさん。本日は黄色いネクタイ着用。
『Rat Swing』前かな?お客さんに歓声を求めるシゲキさん。シゲキ「ウソでもいいんですよこういうときは」客「イェーイ!」シゲキ「(小声で顔を背けて)うそつきっ」というやりとりに笑う。
ツアーも終盤で声とか大丈夫かな?と思ったけど、全く問題なく。実力のあるメンバーが揃ってるので、いつ聴いてもブレないなぁ。
シゲキさんはお客さんを盛り上げるのも板についてきて、このツアーある意味武者修行的な感じでよかったんじゃないかと勝手に思った。
『Mr.Lee』ではモニターの上に乗っかるシゲキさん。乗っかったまま1曲歌いあげる(笑)そしてそのまま背面弾き…器用なお方です。

お腹いっぱい、大満足でライヴ終了。ライヴ前に牛タンと笹かまぼこも食べたし、悔いなし!
その後、夜行バス待ちしてたらすごい雨に遭ったという…さすが雨男×3人。


カオリ