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閉塞感のようなもののこと。 - 2019年03月30日(土)

今週末は妻が実家に帰省している。子供も連れて。
なので無理を言って、私だけ自宅に帰らせてもらった。

決して妻の実家が嫌というわけではない。
むしろ、お義父さんお義母さんはとても優しいし、
居心地だってとても快適だ。
妻や子供のことも大好きで、色々と衝突はあるものの
毎日毎日違った変化があって非常に楽しい。

ただ、最近自分の中ですごく余裕の無さが目立つ。
ちょっとしたことでイライラしたり、時折、本当に
何をする気力もなくなるほど疲弊することがある。
妻にも迷惑がかかるし、子供にも申し訳ない。
そのことを妻に相談したら、有難いことに
「じゃあ週末は帰省するし、父も母も居て子供の
 面倒を見る人も居るから、パパはゆっくりしたら?
 わたしも実家だから落ち着いて元気になれるし、
 あなたも少し羽を伸ばしたらいいんじゃないかな」
と許しを得た。
ということで昨日仕事終わりに妻と子供を連れて
妻の実家へ行き、一泊し、明けて今日1人で帰宅した。

電車に揺られ、一人で家路を辿る途中、考えていた。
この苦しさというか、閉塞感について。

実はこの頃、仕事で担当する業務が多岐に渡っていて
そのことでプレッシャーというか、自分の中で
責任感を抱いているように感じている。
別に仕事自体は嫌ではない、辛くも苦しくもない。
そりゃ面倒くさいことは山ほどあるが、好きなほうだ。
ただやはり、家庭のことを考えた時に、できるだけ
早く帰らなきゃと自分を追いつめていることもあった。
本当は仕事をガツッと力を入れて終わらせたいな、と
思っても、やはりそこは定時に帰ってしまう。
残業をする同僚にはどう思われているか知れないが。
気にしないふりをして「お先に失礼します」と言う。
帰宅したらしたで、子供を見ながら夕食とって、
その後は子供たちと風呂に入って、出たらすぐ寝て、
と、本当にそれだけで一日が終わってしまう。
通勤中の電車で勉強なり読書をしたい気持ちもあるし、
少し前は実際そうしていたが、今はなぜか出来ない。
何よりもまったくやる気も気力も無くなっている。
他方で、今こうして生活できている状態は良いけれど、
もしかしたら、いつ会社をクビになるかも知れないし、
いつ収入が下がって生活が苦しくなるか分からない。
そうなった時に、自分が家族を養っていくために
どこででもやっていけるスキルや能力があるのか、と
考えて、自己研鑽(ちょっと痛い言葉だが・・)が
出来ていない現状に、焦る気持ちを感じていた。

とにかく、恥ずかしいけれど、色々なことを考えて
いっぱいいっぱいになっていた。
おもちゃや色んなものがあちらこちらに散らかって
無秩序な状態になっている部屋を片付けながら、
勝手に苦しくなっている自分に気付いた。
誰も居ない、綺麗に片付いた部屋で、以前の閉塞感は
少し無くなっていることにも気付いた。
部屋が綺麗だとやはり落ち着く。
目の前にある「やらなきゃいけないこと(片付け)」が
少ないからかもしれない。

妻やお義父さんお義母さんには、自分のわがままに
付き合ってもらって申し訳ないが、助かった。
と同時に、自分のキャパの小ささや、へなちょこさ、
そういったものも感じてげんなりするけれど、
でもそうやって自分と向き合っていくしかない。
と自分を無理やりにでも納得させてみる。
また月曜からバタバタしてそんなことを考える時間は
無くなるだろうから、今だけでも甘えさせてよ。

さて、仕事面について少し上でも触れた。
色んなことをさせてもらっている。
面倒くさいけど、嫌ではない。面倒くさいけど。
でも、ふとこうして立ち止まって考えてみると、
毎日毎日忙殺されて過ごしているけれど、今の自分が
未来の自分に繋げるプレゼントというのは、果たして
きちんと用意できているのかと不安になる。
まあそんなことを言っても、どんなことが役に立つか
そんなことは分からないし、今目の前にあるものを
きちんと自信を持ってこなしていくしか無いんだろう。
そんなことをふと考えて落ち着いてきたので、
愚痴だらけの日記はこの辺で終わりにしておきます。

いつにもまして恥ずかしい内容でした。

***

2019/03/30 15:03


...

勤め人として働くということ。 - 2019年03月22日(金)

先日、帰宅すると、妻が落ち込んでいた。
職場の上司から嬉しくないことを言われたそうだ。
「あなたは案件を1人でこなすことができないので
 担当者として再出発してください」と。

妻は会社の年次的にはもう10年近くになるけれど、
産休育休の期間が長く、去年職場復帰したばかりだ。
それでいて、時短勤務で仕事をこなしながら、
退社後は、保育園からチビたちを迎えに行くために、
それこそ飛んで帰るような生活をしている。
会社に居る時も、産休育休前と同じチームとはいえ
所属メンバーも変わっているし、それこそ社内の
雰囲気や制度も全く変わっていたりするはずだ。
慣れない中でも頑張っているのだろうと思う。

そんな状況でも、どんどんと仕事が振られるそう。
恐らく妻の性格や仕事の進め方もあるのだろうが、
まずはとにかくやってみてしまうところがあって
それで今の上司から苦い顔をされてしまうようだ。
「できないなら、早く言ってよ」と。
その上司としては、職場の人手不足ということも
あるし、多くの仕事をこなすために、使える人は
どんどん使うタイプなんだろうと思う。
それで、自分の思い描いた絵の通りににならないと
分かった途端に激高するようなタイプ。
まぁ私はその人を知らないので想像だけれど。
妻も妻で、出来なそうであれば断ればいいものを、
早く慣れてもっと頑張りたくて、仕事を引き受けて
しまうこともあるのだろうと思う。
どちらの言い分も分かる。けど、上手くいってない。

それでその上司が妻に再確認の意味でこんなことを
問いかけたそうな。
「残業してでも頑張りたいか、あるいは時短勤務の
 時間をどうしても守りたいのか、どっち?」と。
妻は「時短で時間通りに帰りたいです」と即答。
そしたら冒頭の嬉しくない言葉を言われたそう。

わかる。何となくだけど両者の言い分はわかる。
上司としては、部下=戦力と考えたときに、
そりゃ仕事をたくさんこなせるほうが嬉しいし、
そのためには多少残業してでもさばいてくれるほうが
有難いに決まっている。
でも、妻としては時短勤務の理由が、まず家が遠いし、
私(夫)もフルタイムで働いているから、
子供たちを保育園から迎えに行くにはどうしても
定時よりも早めに切り上げて帰らなくてはいけない。
そんな状況で残業なんてしたら、子供たちのご飯の
時間も遅くなるし、保育園も預かっていられない。
だったら残業なんかできるわけないだろ、と。

妻は彼女なりに頑張っていたようで、その言葉を
言われてかなり凹んでいた。
「他の人と比べて自分は仕事ができないのか」と。
上司とのそりが合わないこともあり、珍しく弱気で
「もう会社辞めたいな・・」などとも言っていた。
仮に本当に辞めるとしたらとても勿体ないことだ。
狭い業界で人手も不足している中で、一人辞めると
それだけで大打撃だ。
それに加えて、詳しくは知らないが、妻は別に
仕事ができないというわけでもないし、話を聞けば
会社から期待もされていると思う。
そうでなければ、「お前は担当者に逆戻りだ」とは
言わないはずだ。マネジメントも期待していたはず。

この不調和の、原因は一体どこにあるのだろう。
思い付くのは2つ。

1つは、妻の管理能力の不足。仕事のタスク管理。
元々私も同じ会社に居たので何となく分かるが、
とにかくこの会社には多くの仕事がある。
この中には本当にくだらない内容のことも多い。
そしてそれをこなせそうな人に仕事が集中する。
だから今自分がどれだけタスクを抱えていて、
新しいタスクが振ってきたら、優先度と重要度を
よく考えて取り組まないと自分がパンクしかねない。
いつまでか、今の仕事量でこなせるボリュームか、
そもそも自分以外に引き受けられる人は居ないのか。
まだ感覚が戻っていないか、経験がそれほど無いか、
そのタスクスケジューリングみたいなものを磨けば
妻の会社での立場もグッと強くなるだろうとは思う。

そして、もう1つの原因。それは職場の無理解だ。
大体、時短勤務の人間に残業を想定させること自体
間違っていると私は思う。
考え方は分かるけれども、先の上司の言い方は、
「多少の残業くらいは仕方ないでしょ」という思いが
見え隠れしている。でもそれは本当はおかしい。
家庭の状況もあるが、仕方なく、時短をしなくては
ならないのでそういう働き方をしているということ。
それを、上司を含めた職場の人が分かっていない。
「早く帰ってプライベートを充実させたいんでしょ」
くらいのことを思っているんじゃないかとさえ思う。
とんでもない。子供と全力で向き合うことの大変さ。
そんな状況で「残業します」と言える方がおかしい。

もちろん私はその場に居ないし直接話も聞いていない。
だから実際のニュアンスとか深刻さは分からない。
でも、もっと働きやすい社会になればいいのにと思う。
こんなくだらないこと(失礼な言い方だけれど)で、
会社を辞めたくなるほど1人の人間が追いつめられる。
正直それはとても馬鹿げているし勿体ないことだ。
こんなにも社会は便利になって、やれ働き方改革だの、
そういった風潮になっているのにも関わらず。
まだあの会社には、雑多で面倒で意味のない仕事が
たくさんあって、そして上に立つ人間の中にも、
家庭と仕事を両立させる大変さを分からない無能が居る、
そんなことを感じて、げんなりした。

今の私ができることは、妻を励ましつつ、上から目線
にはならない程度に、現実的な打開策を提案するだけ。
あと、内心冷や冷やしながら「嫌なら辞めてもいいよ」
と言うことくらいだ。
私がこの会社を辞めようとする時、妻は全く嫌な顔も
迷いもせず、きっぱりと同じセリフを吐いていた。
やはり偉大で寛容な人間だ。私はかなわない。

会社で働くということは色々あるな。と、しみじみ。

***

2019/03/23 03:36




...

残業についてのこと。 - 2019年03月09日(土)

最近逮捕された某俳優が出ていたCMを思い出す。
日用化粧品のCMだ。

そこでは彼は一家の父親でかつ会社員を演じている。
彼は、今日は子供の誕生日だからと奥さんに念を押されて、
仕事終わりに誕生日ケーキを買って帰ろうとするが、
道中、日中に叱られて落ち込んでいた職場の後輩を見かけ、
子供の誕生日なのに一緒に飲みに行ってしまう。
帰宅すると子供は寝ていて、奥さんはご立腹で詰られる。
風呂に入って「(嫌なことは)洗い流そう」とか言って
それで家族和解してまた良いパパとして生きていく。
みたいな内容だった。

その気持ちが分かるとか分からないとか、今更賛否とか
そんなのはどうでもいいけれど、最近よく思い出す。
CMの中で主人公が、仕事で打ち込んでいた親父の背中を
思いつつも、自身は家族のほうを向いて生きていることで
何となく色々なモヤモヤを抱えていたんだろうけれど。
CMでは「時代だ」という言葉でそれを捉えていた気がする。

たしかに時代なのか、分からない。
私の父親もザ・仕事人間で、昭和のモーレツ社員のような
そんなイメージを子供ながらに持っている。
とは言え、平日は夜遅くまで働いて帰りも子供が寝てから
だったとは思うけれど、休日はめいっぱい遊んでくれた。
キャンプや、プール、遊園地、牧場、色んな観光もした。
私も、かつての父のように子供をもうけて、会社勤めをし、
こうして毎日働いているけれども。
私の場合は仕事人間だった父とは違って毎日定時上がりだ。
すぐさま帰宅して子供の世話をすれば1日すぐに終わる。
それはたしかに「時代」かもしれない。
でも全員が全員そんな働き方を出来るわけはなくて。
ましてや自分も、今の会社に入るまでは終電で帰っていた。
ようするに、「組織」や「職場」の要因もある。
あとは、「家族」の関係性ももちろんある。

何が言いたいか分からなくなってきたが。
要するに、最近仕事で担当する範囲や内容が増えてきて、
それはそれで有難いことなのだけれど、それでも自分は
毎日定時で帰るようにしている、ということ。
そうすれば家族のために割く時間は増える。子供も可愛い。
でも、実は、仕事の内容自体も、嫌いではない。
本当はがっつり力を入れて一気に終わらせたい仕事もある。
だけれども毎日残業せずに定時に帰る自分。
その姿を「疑問」に思うまでは行ってない。
無理をしたり、言い聞かせているというわけでもない。
ただ単純に「モヤモヤ」するということに過ぎない。
そして、それを真剣に解決しようともしていない。
恐らく「この日とこの日は残業するから帰りが遅くなるね」
そう妻に言えば快諾してくれるだろうと思う。
けれど、それもしたくない。
やはり家族と過ごす時間が惜しいからなんだろうと思う。
ただひたすら、モヤモヤを抱えつつ、毎日定時で帰る。

贅沢な悩みなのかもしれない。
前職の時には「帰りたくても帰れない」という状況だった。
そういう人も山のように、星の数ほど居るのだろうと思う。
今実際、「帰れる」状況に身を置くようになってから、
「家族」と「仕事」の間に立つ「自分」が見えてきた。
正直、仕事で忙しいとそんなことを考える余裕も無い。

何のための「仕事」か?それはもちろん家族を養うため。
でもきっとそれだけじゃないような気もする。
巷で言われるような、自己実現。まあそれも分かる。
ただはっきりとは分からないが、いつまた「帰れない」状況に
身を置くことになるかも分からない今のこんな時代だから
「自分」と「家族」と「仕事」がどう仲良く過ごせるのか
ちょっと考えても良いのかもしれないなと思った。

平日猛烈に働き、休日全力で家族サービスした親父にとって
ある種、この問題の解決策を見出していたのかもしれない。
いつか自分は、亡くなったあの親父の背を超えていくことが
この先できるだろうか。

何となくそんなことを思った。

***

2019/03/09 05:23





...

とりとめもないのこと。 - 2019年03月02日(土)

最初にどうでもいい話。仕事とか家庭以外。

今年立てた目標の「英語を頑張る」。
早くも頓挫しかけている。1か月触れてない。

完全な言い訳だけれどもやっぱり時間が無い。
通勤時間は疲弊しきっている。
帰宅してからもあっという間に寝る時間。
意識高い系の人なら寝る時間を惜しむのかな。
昔の自分なら睡眠時間は4時間くらいで平気だった。
今は眠る時間がとても大事。最低6、7時間は欲しい。
というかそれくらい寝ないと体がもたない。
翌日の集中力や気力に大きく支障が出てしまう。
まあ多分、年齢や体力的なものもあるのだろうなぁ。
ただ、これも完全な言い訳だけど、鍛える時間も無い。
色々言っても仕方ないので一旦話題を終えるけど。
とにかく、無理はしないで、続けてみる方向。


***


お仕事。

今勤めている会社は人事異動が頻繁で。
入社してから部署異動と組織変更が1回あった。
で、今回も2月からまた組織が変わって。
まあやる業務の内容は大きく変わらないけれど。
それでも担当している業務範囲は広がっている。
ような気はする。
そうなると打ち合わせが多くなってきて。
手を動かす仕事に割く時間が減ってきていて。
個人的には「ああもう・・」という感情が起こる。

こんなことを書くと明らかに社会人失格だけど。
打ち合わせというものがとてもとても嫌いで。
もっと言うと、大人数が出席する会議が嫌い。
4、5人かな。多くても。6人以上は要らないと思う。
6人以上居る会議ではもう自分は喋らない。
喋りたくない。時間が勿体ない。勝手に決めていい。
なんてコミュ障全開なことを考えて過ごしている。
あとは時間的拘束。2時間打ち合わせとかって・・。

大体、大人数集めて誰か声の大きい人が決めてさ。
それで意見を言わない人も賛同したことになってさ。
何か問題が起こっても誰にも責任が無くてさ。
そんなことのための会議だったら要らないと思うよ。
長時間、大人数、どれだけ時間を無駄にしてるんだ。
しかも偉い人たちばかりの時間。相当なお金だよ。
集まって話してもいいけどみんな覚えてないでしょ。
だったらメールでいいんだけどな、と思ってしまう。
そんな愚痴。

ああほんとはこんなこと書くつもりなかったけどな。
最近ほんとに打ち合わせばっかりしていて。
でも、手を動かす仕事はやはり好きだ。
それでも所々でコンセンサスを取らなきゃいけなくて。
正直面倒な仕事だけれど何とかこなして毎日過ごす。
それなりにやっていけてる感じです。相変わらず。


***


家庭のこと。

先日子供を通わせている保育園で発表会があった。
チビたちは彼らなりに頑張っていてそれは良かった。
本題はその内容ではなくて、やはり住む場所のこと。
妻ともその話は引き続き話してはいるのだけれど。
少し変化はあった。

妻は一貫して「まだ家は買う必要は無い」という
スタンスだった。
ただ、子供が最近「○○小学校に行くんだ」と
言ったりすることがある。近所の小学校だ。
保育園でもそういう話題が出ているのかもしれない。
その話を聞いていて、妻の考えも少し変わってきた。
今住んでいる場所で家を買うのも、選択肢の一つ。
それは私も考えていたし、妻にも話していた。
ただ、私も妻も都心勤務なので、やはり不便だ。

親の事情で転園・転校させるのは酷だ。
ただ、勤め先から遠いとそれはそれで不都合もある。
保育園や学校は近所のところに通うことになると。
そうなると平日に何かあった際にすぐに帰れない。
また、必然的に家で過ごす時間が短くなる。
今も私は1時間半、妻は2時間近く通勤に要している。
どうすればいいのだろう。選択肢は限られているが。
決め手に欠けてしまう。優柔不断な親でスマン。
先延ばしにするか。すぐにでも決めてしまうのか。

発表会の帰り、他の子たちがうちの子に
「○○くん、バイバイ」と言っているのを聞いて、
どれが正解なんだろうと悩んでしまった。
自分で決めるしかないのだけれど。家族と話そう。


***


とりとめもない話でした。


***

2019/03/03 05:05



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