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子供看病のとある一日のこと。 - 2019年02月05日(火)

昨日夕方、仕事をしている最中に妻から電話。
「保育園で娘が熱を出した。しかも戻したらしい」
とのこと。妻は仕事の都合ですぐには帰れないと。

すぐさま会社を早退。早くても大体1時間ちょっと。
こういう時にすぐに「子供の体調不良で帰ります」
と言える今の職場は本当に素晴らしい。
もちろん部署や上司にもよるのだろうけれども、
一年半ほど前、転職先でここを選んだのことは、
思い返してみると正解だったと思う。

さて、いざ保育園のお迎え。
話では顔色も悪くてぐったりしていると聞いたが
会ってみるとそれほど機嫌は悪くなさそう。
保育園の先生によれば、ゲーゲー吐いたのではなく
咳をした勢いでチョロッと戻した程度とのこと。
胃腸炎なんかの感染するウイルス系かと思って
心配していたのでそれを聞いて一安心。
ただ、念のため上の子供も連れて病院へ。

近所の病院は小児科が少なくおまけに常に激込み。
帰る途中、良い頃合いでネット予約をしておいて
保育園から子供たちを迎えに行ったら、その足で
クルマを病院に向かわせて駐車。
「外は寒くて歩きたくない」とぐずる長男を説得し
娘を抱っこして病院受付へ。
ネット予約したタイミングが良かったのか、
待合室でしばらく(10〜15分か)待って呼び出し。

診察の結果、「単なる風邪でしょう」と。
会計までの待ち時間も子供たちにとっては退屈で、
息子も娘も耐え切れずキッズスペースで遊びだす。
時折、騒ぎだしそうになるのを制御しつつ、やっと
会計が呼ばれて、会計(乳幼児は医療費無料)して
病院を出たところで、妻と合流。
その後、病院で受け取った処方箋を薬局へ渡し。
薬局内でも子供が遊ぶスペースが少しあるので、
そこで子供たちを遊ばせる。

帰宅して夕飯。
体調が悪くて保育園ではご飯を食べられなかったと
聞いていた娘は、納豆ご飯2杯お替りした。
ちなみに、息子は3杯食べていた。食べ過ぎだ。
この日はお風呂も入らず疲れ果てて寝る。

そして起きて今朝。
娘の体温は、37.6。普通なら登園できるところだが
昨日の件もあるし、38度まで上がってしまったら
保育園からすぐ呼び出されるだろうから、今日は
娘は保育園をお休みさせる。
看病は私の方でする。なので私も会社を休む。

朝ご飯を食べ、娘が好きなテレビ番組や動画を見せ、
段々と動作がゆっくりになってきたので様子を見る。
こっくりこっくり舟を漕いで、やっと寝ました。
なので、こうして久々に日記を書いてみた。

***

上でも少し触れたけれど、子供に何かあったときに
こうしてすぐ早退したり休めたりする環境は、
本当に有難いし、ここで働いていて良かった。
もしかしたら、こうした私の働き方を、上の人で
良く思っていない人も居るかもしれないけれども。
でも今、こういう環境に居られるのは助かる。

思えば、今まで働いてきた職場では、勤務時間外も
関係なく仕事のチャットがバンバン来るところや、
どうにもならない体調不良で休もうとしても、
あからさまに嫌な顔をしてブーブー文句を垂れる
同僚(というか社外なんだけど)の人が居たり。
劣悪な環境も多々あったなぁと思い返してみる。

ただ、こうして休んでみて思うことは、もちろん
子供の看病のためだからそこに全力は注ぐけれど
一方で、自分が働けていれば得られたであろう、
達成できていたであろう価値みたいなものを、
ほんのり感じたりもする。
それは、焦りとかそういうのも一緒に感じる。
ああ、こうして自分が休んでいることで、自分は
社会から取り残されて不要な人間とされてしまう
のではないかなぁ、という不安。
だからこそ、次に出社したらちょっと今までよりも
パフォーマンスを上げて仕事しないとなぁ。
という感覚。

言い表すのは難しいけれど所詮は社畜なんだなぁ。
「会社のために」と明らかに思うわけじゃないけど
そこはやはり食べさせてもらっている身として、
そしてもっと言えば、こうして子供の看病なんかも
とっさに許してさせてもらえている身としては、
会社で自分の居場所を見つけて、そこで貢献して
必要とされる人間で居ないとなぁ、と感じる。

子供看病で休むと、そんなことをふと思ったりする。

***

2019/02/05 10:26







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