不用品 買取 家庭教師 celeste blue

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期限切れ

2010年05月31日(月)

このマンションで初めて料理をしたとき、戸棚から冷蔵庫からありとあらゆる場所から出てきた賞味期限切れの食品群。
夫に負けず劣らず貧乏性の私。
よっぽどのことがないかぎり捨てることはないけれど、それでも早く使い切って新しいものを買おうとせっせとがんばって食卓に出すようにしていました。

今日はずっと気になっていた「讃岐うどん」の日。
賞味期限はあえて書きません。
先日、出したばかりのダイニングテーブルを囲んで讃岐うどんをふたりで突きました。

……。
…………。
う、うまい!

いえ、麺がうまいというわけではなく、薬味で作った大根おろしや納豆を入れて食べるととてもとてもおいしくて、ふたりでパクパクと平らげました。

期限は切れていても、そのほかの新鮮なもので味をカバーした例として、覚えておくことにしましょうか。
とりあえず、おなかさえ壊さなければいいのです。

おやすみ。


崩壊

2010年05月30日(日)

手術をしてから、ホルモンバランスが崩れたのか、少し(かなり)太りました。

はふ〜。


当たり前

2010年05月29日(土)

独身時代に夫が購入し数年住んでいたたマンションに、私はたった2つのボストンバックを持って転がり込むように嫁にきました。
夫の生活で染まりきったマンションに、私はしばらく馴染むことができませんでした。

どこに何があるのかもわからないし、勝手にあちこち触って怒られるのもいやだし、夫の持っているオーディオ類はまったくわけのわからない接続で音楽は聴けないし、おまけにテレビもない。

台所だけは私の好きなように使わせてもらおうと、あちこちせっせと移動したり磨いたりしてはきたけれど、台所にも夫の構想があるみたいで、なんだかんだと提案してきてくれます。

そして先日の「朝からうるさい」事件(!)。

まだまだこの家に自分の居場所を見つけられていないことを思い知らされたようで、妙に孤独を感じながらも、それでも「まだ始まったばかりなんだから」と自分を励ましながら、家に帰りました。

 あ……。

ダイニングテーブルが置かれていました。
散らかし屋の夫は、私がいくら部屋や和机を片付けてもあっという間に元の乱雑さに戻してしまいます。
食事をするときは、まず和机の上の片付けから始めなければ座ってごはんが食べられません。
別の部屋にあったダイニングテーブルを出してきてほしいとずっとお願いしていたけれど、なかなか行動に移さず。
なかばあきらめかかっていたところでした。

「かなり大変だったよ」

いつものようににこにこ笑いながら、今日の苦労を訴えてくる夫といっしょに、出したばかりのダイニングテーブルで夕食をいっしょに食べました。

「自分ちみたい」

なんだかうれしくて思わず口にしてしまった言葉に夫は、

「自分ちでしょ」

そう言ってくれました。

そっか、「自分ち」なんだな。
私のずっと追い求めてきた「おかえり」と「ただいま」が繰り返される場所は「ここ」であり「この人」なんだな。

こうして、少しずつ私はこの場所にいて「当たり前の人」になっていくのでしょう。

ね。

おやすみ。


しっ。

2010年05月28日(金)

おしずかに。

おやすみ。


静かに

2010年05月27日(木)

十数年ぶりに両親といっしょに暮らし始めたとき、気になって仕方がないことがありました。
「生活音」です。

たとえば、朝早くから母ががさごそとゴミを集めだしたり、朝食の準備をしたりする音。
父が夜中にトイレの水を流す音。
起きたくないのに目が覚めました。

一人暮らしだったころは、自分の部屋で自分が立てる音がすべてだったため、人が音を立てるがかなり気になりました。
まったく神経質な性格ではないのに。

それでも、それが「誰か」といっしょに暮らすことなんだと思うと、いつしかその音に心のどこかがあたたかくなるようになったのを覚えています。

今朝、夫が早く起きてきました。
いつもは私が出かけるときもまだ寝ているはずなのに。

「どうしたの?」

「朝からカチャカチャうるさい」

「………」

いつか夫は、私の立てる「生活音」を心のどこかで受け止めてくれるのでしょうか。
あんまり多くは期待はしないことにしておきましょう。

静かに、おやすみ。


納豆ごはん

2010年05月26日(水)

今日は遅出勤務の日。
午後から仕事が始まり21時に定時で終わります。
昼食は15時くらいに食べますが、夕食はもちろん仕事が終わってから。
おなかぺこぺこです。

夫の帰りはいつも22時を過ぎています。
帰りは夫と待ち合わせて外食でもしよう。
勝手にそう思っていたら、今日は夫はなぜか早く仕事が終わったようで、私より早く家に着いていました。

ということで、今日は納豆ごはん。
ヘルシーメニューです。

結婚する前は、よく仕事帰りに待ち合わせていっしょにごはんを食べて帰っていたのに、結婚してからは待ち合わせごはんはまったくしていないなぁ……。

なんて考えながら、ま、同じ場所に帰るって、そういうことなんだろうな、と自分を納得させて納豆ごはんを食べ終えました。

おやすみ。


いっか

2010年05月25日(火)

高校時代の友たちとランチをしてきました。
以前は毎年いっしょに旅行をしていた友。
ふたりが結婚してからは、なかなかそんな機会はなく10年以上経ってしまいました。
こうして3人で集まるのは久しぶり。

「おめでとう」

待ち合わせの場所で、いきなりうしろからそう言われました。

「ありがとう」

今度、結婚式に来てくれるその友たちと、懐かしい話や今の話、私の信仰生活の話などで盛り上がり、あっという間に3時間。
幼稚園から子どもが帰る時間になり、解散になりました。

帰り道、考えました。
そういえば、なんの思いもなく結婚のことや夫のことを人に話せたのって初めてかもしれない。

なんだかとってもうれしい気持ちでいっぱいになってきて、きょうは私のまずい手料理ではなく、デパートのお刺身でも奮発しようと地下の惣菜売り場に立ち寄りました。

………。
……………。
デパートの想定外の人ごみに負け、結局地元に戻ってから近所のスーパーで399円のお刺身2点盛り。
ま、いっか。


信じる

2010年05月24日(月)

癌とともに生きている人たちと接しています。
何度も手術やつらい抗がん剤治療を繰り返しながら、それでもなお笑顔を見せてくれます。
「生きる力」のすばらしさをつねに感じています。

今日も、生きる力を垣間見た気がします。

そんな姿がうれしかったのか、それとも自分の弱さが悲しすぎたのか、今夜はうまく寝つけず。
いろんな思いが頭をよぎり、気がついたら枕を濡らしていました。

 泣くな、泣くな。

自分にそう言い聞かせながらもなお流れる涙を私はこらえることはしませんでした。

「生きる力」を信じよう。

そう、彼女を説得できる人が誰もいないのなら、彼女の力を信じるしかないのです。

おやすみ。


思い

2010年05月23日(日)

夕方になってから、友人夫妻と待ち合わせ。
思いを伝えに行きました。

でも、ホントはわかっているんです。
誰も「彼女」を説得できる人はいないってことを。

何が正解で、どこが間違っているとか、そういう問題ではないけれど「後悔」だけはしたくない。

私の人生にはいまだに「後悔」という言葉がありません。


ひとこと

2010年05月22日(土)

夜勤。
やだな。

おやすみ。



2010年05月21日(金)

お月さまがちょうど半分。
きれいだったな。

おやすみ。


でんわ

2010年05月20日(木)

珍しい友からの電話にドキリ。
逃げていちゃダメだと気づかされふたたびドキリ。

嫌われてもいい。
伝えるべきことは伝えないと。
そう、あのとき、一歩引いたことを後悔しないように。

電話、ありがとう。


ごめん

2010年05月19日(水)

今日のごはんは、カレイを焼いてサラダを少々。
それに大根短冊となめたけを合えたもの。
簡単。
新婚早々、手抜きごめん。

おやすみ。



2010年05月18日(火)

休みの日はまだまだ掃除と整理整頓の日々です。
まだ、手付かずの部屋が2つ。
途中であきらめた押入れ。
私の力ではどうしようもないパソコン関係の細かい部品。
すぐにたまる新聞。

さて、きょうはどこから片付けよう。
深くは考えません。
どうせ、一週間経ったらまた元の状態に戻るのです。

おやすみ。



2010年05月17日(月)

久々の夜勤明け。
ぐったりです。

夜までぐっすり。
おやすみ。


仕事

2010年05月16日(日)

夜勤の日は、かなりゆっくり寝ます。
朝昼兼用のごはんを食べてからも、昼寝をします。
そうしないと、体がもちません。

ゆうべ、寝る前に夫に言いました。

「明日は私は、寝たおす日ですから、起こさないでください」

夫といっしょに暮らし始めて最初の夜勤です。
私の生活パターンを知っておいてもらわないと。

予告どおり私は遅めに起きて、昼ごはんは外食し、それからまた昼寝。
夕方、家を出ました。
夫といえば、朝は私より遅くおきて、昼ごはんはいっしょに外食、そしてまた私といっしょに昼寝をし、私が家を出るときもまだひたすら寝ていました。

……。
………。
私より寝てるっつーの!

ま、ふだんの仕事疲れが出てきているのでしょう。
よし、としましょう。

おやすみ。



2010年05月15日(土)

家事全般、無理はしない、と最初から決めています。
完璧なんて目指しません。
料理もインスタントまではいかないけれど、手抜きアイテムを使いまくりです。
たとえば、だしの素とか麻婆豆腐の素などのようなもの。
それでも、十分においしいからいいのです。

栄養のバランスなんて、まだまだ考えられません。
とにかく、早く調理できるものばかりを選んでいます。
だって、1日中歩きっぱなしの仕事。
帰ってから台所に立っている時間はできるかぎり短くしたいのです。

いっしょに住む前までは、外食の多かった夫。
今は、私の作った可もなく不可もない料理を食べに、せっせと帰ってきてくれます。

完璧は目指さないけれど、ちょっとくらいはおいしいものを作りたいな。

最近、そういうふうに思うようになりました。
誰かが食べてくれるって、そういうことなのかもしれませんね。

さて、久々に料理の本でも広げますか。

おやすみ。


さぁ、いよいよ

2010年05月14日(金)

おめでとう。
いついつまでも、お元気で。
もうすぐ、始まります。

おやすみ。


何のせい?

2010年05月13日(木)

検査結果をいっしょに聞きたくて、ちょっと早めにその家族に会いに行きました。

でも、いっしょに行くのは遠慮しました。
私が行っても何もできないし、もう、動き始めていることはなかなか変えられないし、なんとなく、でしゃばりすぎているような気がしてきたからです。
もしかしたら、イヤがられているかもしれないし……。

その家族が帰ってくるあいだ、いろいろと考えました。

なんであのとき「うちの病院で治療しましょう」と言えなかったのでしょう。
理由はわかりません。
いえ、わかっているけれどそれは語りません。

とにかく、この一抹の寂しさは「病気」のせいだけではないようです。

おやすみ。


悩み

2010年05月12日(水)

なんと検査結果は明日わかるそうです。
ちょっと急いでくれたそうです。

ホントは、いい病院なのでしょうか。
本人が、そこがいい、というから、仕方がないのでしょうか。


あせるな

2010年05月11日(火)

今日も大きな検査の日でした。
私は、職場から案ずるしかありません。

検査結果は1週間後と聞いています。
その間に、いろいろと相談していけばいい。

これから先が長い闘いなのです。
あせるな、あせるな。

おやすみ。


ここ

2010年05月10日(月)

久々に職場に行きました。
みんな、笑顔で迎えてくれました。

患者さんのところに行きました。
私を覚えていてくれた人もいました。
うれしかった。

私の勤める病院は、癌の基幹病院です。
関西中の癌患者さんが、治療しにやってきます。
私自身、もし自分が癌になったら、この病院で治療を受けたいと思います。

久々に働いた職場は、とてもとても輝いてみえました。

 ホントは、この病院に来てくれたほうがいいのかも……。

ふと、そんな考えがよぎりましたが、もう本人とその家族が決めたこと。
とりあえず、必要な検査を受けて、治療方針を聞いてから、また考えましょう。

医療スタッフみんなが、患者さんに一生懸命な職場。
ここで、よかった、とあらためて思いました。

おやすみ。


やだ

2010年05月09日(日)

明日から仕事です。

やだやだ。


お礼

2010年05月08日(土)

来年も、再来年も、こうしてここで、今日のこの日と同じ人たちと、いっしょに過ごせればいいな。

ありがとう。


始まったばかり

2010年05月07日(金)

来週の月曜日から仕事に復帰です。
長い長い休みも、もうすぐ終わり。
仕事のことを考えただけで憂鬱です。

毎日、お弁当を作っていけるのでしょうか。
お弁当どころか朝食はきちんと食べて出勤できるのでしょうか。
夕食はいったいどうなるのでしょう。

そう、心配なことといえば料理のことばかり。
いえ、相変わらず朝が早いことも心配といえば心配です。

とにかく新生活。
まだまだ始まったばかりです。

きっとなるようになるのでしょう。

おやすみ。


仕方がない。

2010年05月06日(木)

フェリーを降りて、夫はそのまま会社に行きました。
私はいつもの洋食屋に寄り、昼近くになってから家に帰りました。
かばんの中を全部出してまずは洗濯。
そして、買出しに出かけました。
今夜は、新婚主婦の定番「肉じゃが」でも作ってみよう。

一人暮らしのころはよく肉じゃがもどきを作っていましたが、今日はかなり久しぶりに作ります。
ずっと夫がひとりで住んでいた家には醤油はありますが、味醂なんでものはありません。
肉じゃがの材料と味醂を買出し、家に戻ってことことと肉じゃがを作り始めました。
いろいろ思い出しながら味付けをしていこうとしたら……。

さ、さ、砂糖が、ない!

調味料のあるだろう棚をいくら探しても、砂糖らしきものは見当たりません。

ど、ど、どうしよう!

とりあえず醤油と味醂だけで味をつけましたが、どうも何か物足りません。
旅の疲れもあり、もう一度買出しに行く元気もありません。
そうこうしているうちに、夫からメール。

「そろそろ帰ります」

こうなったら外食だ!肉じゃがは明日、味を付け直そう。

夫を車で駅まで迎えにいきました。

「あのね、砂糖が、砂糖が……」

私の言い訳を聞きながら、夫は言いました。

 「作りかけの肉じゃががあるなら、それを作っちゃえば?
  せっかくだから家で食べよう」

後から砂糖を足した肉じゃがは、どうも納得いく味ではありませんでしたが、夫はもくもくとそれを食べてくれました。

久々に誰かのために作った料理。
しばらく慣れそうにありません。
そして、私の実験のような料理を夫はこれからしばらく食べ続けなければいけません。

それは仕方がありません。
だって、夫は「私」と結婚したのですから。

おやすみ。


旅のおわり

2010年05月05日(水)

昨夜もぐっすりと眠ることができました。
ふつうの布団より寝袋のほうが性に合うのでしょうか……。
朝食は割とはやめに食べました。
そのあとのゴロゴロがだめだったのでしょう。
出発は昼前になってしまいました。
テントの中は温かくて気持ちがよすぎるのです。
仕方がありません……?

そろりそろりと起きて、夫がせっせとテントとタープをたたみ始めます。
私は食器を洗ったり小物を整理したり。
ときどき、テントの片付けを手伝ったり夫にあーだこーだとなんでもないことを話しかけたり。

山の上でテントをたたむときはスピードが勝負ですが、地上でのキャンプではのんびりしていて片付けも楽しんでできます。
そしてなんといっても、自分でテントをたたまなくていいということが、私にとってこの上なく新鮮だったのです。

 そっか。頼っちゃっていいんだな……。
 この人は、私の「家族」だもんね。

そう気づいた瞬間、何かが心の中でパチンと音を立ててはじけたような感じがしました。
そう、何かが……。

帰りもあちこちと連れていってくれました。
あまりにもゆっくりしたため、帰りのフェリーは乗船時間ギリギリ。
いつになく高速道路を飛ばす夫の横で私は、今回の旅のことを振り返っていました。

最後の1台となってフェリーに乗り込み、行きと同様に帰りも運転で疲れきった夫と私は早々に就寝。

旅が終わろうとしています。


キャンプの2

2010年05月04日(火)

頬に沿う朝の冷たい空気。
懐かしいような草のにおい。
心地のよい鳥のさえずり。
だんだんと明るくなるテントの中。

山の上でのキャンプとは、まったく違った朝を迎えました。
持参した寝袋はとてもとても温かく、夫が張ってくれたテントはとても快適で、今回の旅で初めてぐっすりと朝まで眠ることができました。

簡単に朝ごはんをすませて、温泉に出かけました。
それから根子岳のふもとに広がる街で、そばを食べたり阿蘇の水源めぐりをしたり、陶芸屋さんに寄ったり、冷たい水でパシャパシャしたり。

あまり元気のない私を励ますかのように夫はあちこち連れていってくれます。
そんな夫の気持ちにこたえるかのように、ようやく私も笑顔が出てくるようになりました。
そう、私にできることは「今」はないのです。
これからなのです。

今日は旅の最後の夜。
根子岳のふもとで連泊です。
夕飯は、満天の星の眺めながら、近所で買ったホカ弁でした。
キャンプ料理はまた今度。

さて、明日はいよいよ帰阪に向けてフェリーに乗ります。
私の長い長い休みが終わります。

憂鬱ですが、おやすみ。


キャンプ

2010年05月03日(月)

ゆっくりめの朝食をとりました。
豆腐とバカでかい厚揚げ。
それだけで満腹です。

チェックアウトぎりぎりになって部屋を出ました。
ずっと私の心を占めている懸案事項のため、予定を早めてフェリーに乗って帰るかどうかいろいろ考えあぐねましたが、今はゴールデンウイーク。
私たちの力の及ぶところではありません。

友から「大丈夫みたい」という連絡ももらったため、このまま旅を続けることにしました。
そう、今、私がじたばたしても仕方がありません。
これからが長いのです。
そして私にとってこの旅は、大きな意味を持っているんです。

とはいえ、今日は宿はありません。
夫のお気に入りの場所「根子岳」のふもとでキャンプです。
阿蘇界隈をあちこちと観光をしながら今夜の宿場に向かいました。
久々の阿蘇。
やはり壮大です。

あちこち寄り道したため、キャンプ場に着いたのは17時近くになっていました。
急いでテントを立てタープを張って夕飯の買出しです。
今回、夫は炭をおこすためにいろんな道具を車に積んでいました。
でも、買出しに寄ったスーパーで買ったものはもうすでに出来上がっている惣菜とライス。
予定していたキャンプ料理とは違いましたが、それでもおいしく楽しい夕げになりました。

さて、今夜は眠れるでしょうか。

おやすみ。


2日目

2010年05月02日(日)

何度も寝ようとしたけれど、頭の中がいっぱいで眠れません。
限りなく家族に近い人たちのこと、きのうの友と夫の会話、これからのこと。
何が発端かわからないけど、涙があふれて仕方がありません。

それでも朝はやってきて、起きようかどうしようか布団の中で迷っているうちに友が私たちを起こしにきてくれました。

「朝ごはんだよ」

久しぶりに友とふたりで朝ごはんをつくり、3人で朝食。
そして再び3人で歓談。
ほぼ一睡もしていないことと、きのうの話が再び繰り返されることが怖かった私は、ふたりの会話を聞きながら畳の上でごろごろ寝そべっていました。

予定よりかなり遅れて昼過ぎに出発。
今日は九州に渡ります。
高速道路が安いとはいえさすがにゴールデンウイーク。
普段はガラガラだろうと思われる波止場はフェリーを待つ車やバイク、人でかなりごった返しています。
それでも、運よく乗る予定のフェリーより前に臨時便が出て、ちょっと遅れを取り戻しました。

佐多岬から佐賀関まで約70分。
寝不足を取り戻す時間もなく九州到着。
今夜の宿は阿蘇小国の「おかもと」です。
以前、夫がツーリングで立ち寄って以来、一度泊まってみたかった場所だとのこと。
もともと豆腐屋であるこの宿。
もちろん食事は私の大好きな豆腐料理です。

温泉に入り食事を食べほんの少しのアルコールをたしなみ、寝不足の続く私のために少し早めに就寝しました。
まだまだ旅の始まり。
移動日ばかりのようですが、それはそれでいいのです。

おやすみ。


旅のはじまり

2010年05月01日(土)

昨夜遅くに出発したフェリーは、早朝のうちに高松に着きました。
思った以上に混雑していたため、廊下に敷いてあったゴザの上に持参の寝袋を広げて就寝。
とはいえ、きのうの結果のことが頭の中をぐるぐるとまわり、一向に眠れません。
明け方近くになりやっとうつらうつらできたかと思ったところで港に着岸しました。

さて、これから私たちの「新婚旅行第2弾」の始まりです。
第2弾というからには第1弾もあったわけですがその話は次回に置いておくとして、今日から四国・九州をめぐる旅の始まりです。

始まりといっても、今日は愛媛の友の家に遊びに行くだけ。
途中、うどんを食べたり温泉に入ったりしながら友の住む街に向かいました。

夕刻に近いころに友の家に到着。
友が用意してくれた夕飯を3人で食べ、少しのアルコールを飲み、お酒のまわった友と夫が語り合うのを聴きながら、それでも心の中はきのう聞いたよくない結果とこれからのことが気になって、なんだかよくわからない夜を過ごしました。

今すぐにでも帰りたいような衝動に襲われながら、布団にもぐりました。
でも、私は私のするべきことをしなければいけません。

今回の旅もそのひとつなのです。

おやすみ。

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