げっかん かちょうふうげつ
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 こわす こわれる こわす





この睡蓮の鉢はある植物園のものです。
夏、私は陽気に金魚を写していましたが、冬には違うものが見えました。

タイトルは、私の今年のタイトル。
つい最近まで、そのことに気づかないまま、過ごしていました。
意図的にこわした、こわれたのではなく、
それで悲しくなるわけでも、元気をなくすわけでもなかったからでしょうか。
勢いやスピードはなくしたかもしれませんが、
写真を撮ってると、よい意味で強くなっていくようで、
自分でもびっくりするほど、じーっとクールに状況を観察していました。


今年の八割か九割は、
明日の、今日の写真はどれ?
タイトルは?
何を書く?
と、毎日続けることが、実にヘビーな作業でした。
やめようかと・・・続きは書かなくてもおわかりですね。
それも消え去り、最近、やっと調子が出てきました。
更新するのも、もどかしいぐらいに撮ってます。
この異様なワクワク感、何でしょう?

バスに乗って移動している間、そういえば毎年この時期になると一年の蔵出しとして、いろんな写真を出していたことを思い出しました。
やりますよ!
とはいえ、四月まではあまり撮ってません。それから六月末まで、
実はとてもたくさん撮ってます。
カメラを変える時期がはっきりしていたので、
最後にしっかり撮ろうと思ったのです。

今年は見てくださる方から、見えるもの、見えないもの、たくさんのものをいただいた気がします。

ご覧くださった皆さま、おひとりおひとりにとって、
わくわくするような新しい年を迎えられますように、感謝をこめて。

大きな写真でお楽しみください →こちら



2007年12月05日(水)
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