diary

2008年10月15日(水) なんか疲れた

この1年、ほんっと、いろいろあった。

去年の今頃、前の会社のジャイ子にやられて
11月に転職して
12月から掛け持ちのバイト(ファミレス)を始めて
12月にじいちゃんの容態が悪くなって検査のため
病院に連れて行って
いつ死ぬかわからないから
親戚に連絡しなくちゃいけなくて
じいちゃんは離婚した母の父親で
離婚した母は10年前に死んでるから
戸籍をとって調べようとしてたら親戚が出てきて
そうこうするうちに
1月26日にじいちゃんは死んで、お葬式に行って
親戚の酷さにショックを受けて
2月に私は風邪と過労で体調を壊して
3月に掛け持ちのバイト先の店長が変わったせいで
シフトのことでケンカして辞めて
3月に引越しして
弟の就職が決まったと思って喜んだら
4月に弟の会社が倒産して
4月に掛け持ちのバイト先で出会った6歳年下の男とつきあって
5月は引越しの片付けしつつ、彼氏と遊びつつ
弟も別の会社に就職が決まって喜んで
なんとなく穏やかに過ぎたと思ってたら
6月にお父さんの会社が倒産してお父さん壊れて
恋愛どころじゃなくなったので彼氏とは別れて
7月はずっと治らない口内炎のための
ベーチェット病の検査をして
ステロイドの服用が始まって
8月はステロイドの副作用なのか
ハイテンションであっというまに楽しく過ぎてって
9月はその反動なのかがっつりブルーで
そんな中、お父さんを入院させるかどうかの家族会議を開いたり
今後の経済状況をどうして行くかを考えたりしながら
10月になった、というところ。

1年、忙しすぎやろ。
こんなもんかねえ。
私のこともあるけど、それより家族のことがいろいろあった。
周りががしゃがしゃしてた。
なんで?と思うほど。
別に、周りががしゃがしゃでも
私は普通に生活できるんだけど
精神的に、こう、なんて言うか
普通でいられないというか
あたしは疲れたよ。
穏やかに過ごしたいよ。
ちょっと休憩したい。

あ。
死にたいとかは思ってないです。
「ラクになりたいな。死にたいな」と考えることあるけど
愛猫がいるのでそれはできません。
あの子(猫)、やっと最近ハゲが治った。
精神的なストレスがあったんだと思う。
引越しで環境が変わったのもあっただろうし
何かとばたばたしてて
私がちゃんとかまってあげなかったせいだと思う。
私、そんなあの子をおいて死ねない。
それに、私が死んだら妹も弟も悲しむし
お父さんがあんなんなのに、私まで壊れたら
ほんっと、あの子達かわいそう過ぎる。
だからがんばんなきゃと思うし、わかってる。

私がこう思うくらいだから
うちの父親もどんなことあっても
私たちをおいて逃げるような真似はしないはず、と
私は信じてるし、妹もそう言ってた。
「あの人は自殺はしない」って。

死にたいとは思わんけど
ちょっと休憩したい。
穏やかに過ごしたいだけなんだよ。
心を空っぽにしたい。
いや、こう、なんていうか
ほっとしたいの。
安心したい。

お父さんもきっとそう思ってるんじゃないかな。
安心したいんじゃないかな、と。
でも「大丈夫」と思わせたら
あいつ、うっかり死にやがるかもしれないので
「オレがいなくても大丈夫」とか思わせたくなくて
「お父さんがいなかったら、あたし、おかしくなるよ。
妹も弟もあたしが壊れたら困るよ」ってお父さんには話してる。
「あたしがおかしくなる」のはお父さんも妹も弟も
よーーーーく知ってる。
お母さんが危篤のときにまず病室で泣き叫んで
弟に「泣いたらダメ!」って怒られたりとか
(いや、あんときは、お母さんが私のこと見ても
「誰?誰?てつさん!怖い!来て!」って言われたから
てつさんって、再婚しただんなさんなんやけど
お母さん、娘の私のこともわからないなんて、と思ったら
もうショックが大きすぎて、泣くやん?泣くやろ。
いくら脳梗塞やからって、私のこと、忘れたの?って思ったら
泣くやんか。
なんでわからんの?って聞きたくても聞けんし
文句言いたくても言えんし。
10年間、お母さんと離れて暮らしてて
離れてても娘の私のことは大事に思ってくれてるはずだと
信じてたのが、その瞬間に壊れたんだもん。
お母さん、私のこと、忘れてたんだもん。
私、22歳やったもん。
お母さんはそのあと私ってわかって
ごめんね、ごめんねってずっと謝ってて
謝られてもどうしようもない気持ちで
だからって嫌いになれるかって聞かれたら
やっぱりお母さんのことは好きだから
好きだからこそ、さみしいし悲しいし悔しいわけで
愛しててもそれがお互いに伝わらないことや
存在を忘れられることは
すごくすごくさみしいんだってこと、知ったんだけど
それは今だからわかることで
まあ、あれがあるから、今回お父さんが壊れても
平気でいられるところはあるんだろうけど・・・
それは妹も弟も同じだと思う)
お母さんの葬式で火葬場に行った時も
「焼いたらダメ!!!」って泣き叫んで
棺おけにすがりついて、妹と弟に抱きかかえられて
和室に連れて行かれたりしたみたいで
私は途中まで大丈夫なのに
ある瞬間にたががはずれると泣き崩れる。
そんな風にちょいちょい壊れてるので。

あんまり愛情に恵まれずに育ったのに
私はいつも「甘やかされて育ってる」と言われる。
愛情いっぱいに育てられたんだろうね、と言われる。
違うのにな。
そういうとき、無性に悔しい。
何も知らないくせに、と思う。
だからって不幸そうな顔もしたくなくて
不幸だからこそ、ずっと強がって笑って
幸せそうに見えるようにしてきたんだけど
作戦は大成功でみんなを騙すことができてるんだけど
だけどそれがすごく、そういう自分がすごく
かわいそうになるときがある。
寂しくて愛されたくて、そうやって生きてきたよ。
どうやったら愛されるかわからなくて
いつも一生懸命、愛されようとしてきた。
みんなにかわいがってもらえるように。
そんな自分が自分でこっけいで
疲れて何もかもがイヤになって、一人になりたくなってた。
人をほんとに好きになったことがないって
25歳のときの彼氏に言われたことがあったけど
ほんとに好きになったことはあるよ。
でも、お母さんには2回裏切られてるから
若い私には、人の気持ちを信じることが難しかったんだと思う。
今は信じられるよ、たぶん。
お父さんのことも弟のことも妹のことも信じてるから。
それに、裏切られても、いいもん。
裏切られても、嫌いにはなれない。
嫌いになるより、許すほうがラクだから。

・・・って愚痴です。
すみませんでした。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
ある意味、愚痴を書けるほど回復してるってことなので
ご安心ください。


2008年10月13日(月) 花より男子

きままにようつべにすっかりはまった。
「ケイゾク」を全部見て
「ガリレオ」も全部見て
今、花より男子見てる。
めちゃくちゃおもしろい!!!!
寝れない!!!!
困った。。。

掛け持ちしてるバイトのあまのさんに
「おすすめのドラマありますか?」って聞いたら
「花より男子」って言うから
えー、恋愛モノって苦手〜とか思いながら
しかも原作少女漫画だしー、とか思いながら
でもタダだからと思って見始めたら
めちゃくちゃおもしろいんやもん!!!
まつじゅんかっこいいいいいい!!!

まつしまななこきれいやし
小栗 旬もかっこいいし
ストーリーもおもしろいし
最高です。

たのしーい♪

ラストが気になるけど
全部見終わったらしょんぼりだなあ。

あたしが高校生の時にこのマンガを読んでたら
人生、変わってたかもしれないって思う。

ところで。
井上真央ってデビュー前の浜崎あゆみに似てると思う。
私の妹の幼い頃に似てる。
(かわいい子見るとどうも妹に似てる気がしてしまう
姉バカな私)


2008年10月07日(火) いやなことを忘れるとき何をする?

白夜行、今ドラマを見てます。
(GPありがとう)

「いやなことを忘れるときに暗記する」

主人公のりょうじが雪穂に
「どうして私に親切にしてくれるの?」って聞かれたとき
ほんとは「ひとめぼれしたから」なんだけど
「ぼくたち、似てると思ったんだ」って言って
2人の共通点がそれだったの。
いやなことを忘れるときに暗記するんだって。
暗記してると他の事を考えずに済むから、と。

それをふと通勤中の地下鉄に乗りながら考えてたの。
いやなことを忘れるとき、私何してるかな、と。

小学生くらいの頃、そんなこと考えたことあったかなとか
中学生、高校生、そうやって考えてみたけど
いやなことを忘れるために暗記したことはないし
暗記に限らず「いやなことを忘れるため」に
何かしたことなんかないなと思う。
「ああいやだ。忘れたい」と思うことすら少ない。
「いやだ」とは思うけど
それがすぐ「忘れたい」って言語化することはない。
思考が言語化しない。
むしゃくしゃするーってなってるだけで
自分がそれをどうしたいか、って思うほど冷静になった頃には
すでに忘れてる。

最近、私、調子が悪くて気分の波が出てきてる。
躁うつの。
自分が自分じゃないみたい。
考えすぎてしまう。
気分が晴れない。
何について考えてるのかさえわからなくて
何が気に入らないの?って自分でもわからない。
とにかく落ち着かないし、いやないやな気分。

そうこう考えながらネットをうろうろしてたら
いいサイトに出会った。

双極性障害の人の精神療法のコツは
「気分屋的に生きれば、気分は安定する」だって。

躁うつになるような人は
『もともと気分屋で、気分本位にふわふわ、ひょこひょこ、いろいろとするように生まれついている脳で、波がもともとある。それがある狭いところに閉じこめられると、もともとある波が大きくなってきて、生活に支障があるほどになると、病気ということになる』
とのこと。

ものっすごく納得した。
あー、そういうことね、と思った。
私、昔からそうだった。

彼氏とつきあってることも、きっとそうだったんだわ。
彼氏とつきあってると、気分屋的振る舞いをすると怒られる。
気分的に狭苦しく息苦しく感じる。
たぶん、それがイヤだったんだろうと思う。
自覚はなかったけど。

躁うつ傾向にある人は、人と同調しようとしやすいんだそう。
要するに人に合わせようとするみたい。
他人を観察するのは得意だけど
自分の心を観察して、それを言語化するのは苦手で
それをやるとどんどんおかしくなるんだそうです。


http://ameblo.jp/effort84/entry-10114926097.html

上記を読んで、
それ、わかるーーーー!!!
って思いました。

で、白夜行の話からずれたけど
人の脳には持って生まれた傾向があるのね。
そういう考え方もある、ということか。

ところで。
お父さんが粗相をしたそうで、今日妹から連絡があった。
『今日』は10月8日水曜日。

「大?小?」と聞いたら「大」とのこと。
どうやら、寝ているあいだにおなかを壊したらしく
トイレに行こうとしたが間に合わなかったらしい。
それでお父さんはなぜかお風呂場に行き
弟がお風呂に入っていたため
脱衣所が大惨事になったらしい。
弟とお父さんが後始末をしてたらしいけど
お父さんの顔色が悪く、具合が悪そうだったため
弟はやむなく妹に報告して、一緒に片付けたらしい。
それで、妹から連絡があった。
「事件が起こった」と。

お父さんはともかくとして
弟と妹のショックは大きかっただろう、と思い
バイトを早めに切り上げさせてもらって妹に電話。
「私、今から帰ろうと思う」と伝えたら
「お父さんが気にするといけないから
帰ってこないほうがいい」って妹は言う。
でも、今後のこととかあるし
何より、私もこのまま何もしないなんてできないので
「弟に電話して相談してみるね」と伝えて
今度は弟に電話。
「大丈夫?」って聞いたら「わからん」と弟。
「お父さんが大丈夫じゃないのはいいとして
あんた、大丈夫?ダメージ食らってない?」って聞いたら。
あははって笑って、「どうかな」って言った。
「あんたまで大丈夫じゃなくなると、あたしは非常に困る」
って私が笑うと、大丈夫って言ってくれた。

粗相をしてしまったのは
おなかを壊したせいだと思う。
お父さんは寝る前にいつも睡眠薬を飲むので
睡眠薬を飲んで朦朧とした意識のときに
おなかを壊すと言う悪いタイミングが重なったんだと思う。
それを妹にも弟にも伝えた。
睡眠薬を飲むとぱっと動けないし
ぱっと判断できないから。
そういう薬だから。
だから、それ、お父さんに話して、お父さんをラクにしてやって
と伝えた。

弟に話すと、弟は納得して
「それをお父さんにあんたから伝えて」と言った。

それで、それを妹に伝えて
私は実家に帰ることになった。

家に帰ってから、まず、妹と弟と私で話をした。
ばあちゃんは事件のことを知らないらしいから良かった。
ばあちゃんに話すと面倒なことになることを
弟も妹もわかってたらしい。

お父さんに会うのはけっこう勇気が必要だった。
どういう状態で部屋にいるのかわからないし
どういう気持ちなのかもわからない。
触れて欲しくないかもしれないし
そっとしておいて欲しいかもしれないし。
「そっとしておく」と「ほっとく(無関心)」は似てる。
似てるけどまったく違う。
そっとしておきたいのはやまやまだけど
ほっとくわけにいかないのよ。
ほっとくわけじゃないのよ。
それを示す必要がある。
大丈夫だってことを伝える必要がある。
言わないで伝わるなんて思ったら大間違い。
言わなきゃわかんないことばっかり。
いや、言葉で「言う」ではなく
言葉でも何でもいいから、伝えなくちゃ伝わらない。

自分を勇気付けるために
インターネットで見た、おまじないをすることにした。
有名な精神科医が講演で話してた内容を
書き上げてある記事があって
それに書いてあった。
患者さんの左手の上に右手を重ねて
その上に、先生や看護婦さんの手を重ねて載せるの。
エイエイオーってするときみたいに。
それを家族とか、みんなでやると『気』が集まるとのこと。
信じようと信じまいと構わないが
このおまじないの良い所は
やっても無害だということ、だそう。
むしろ、良いことしかない、だそう。

確かに。
手を重ねるだけなんて、簡単だし。
それでちょっとでも何かが良くなるんなら
全然いいよね。

それで、「おまじないに付き合って欲しい」と
弟と妹とばあちゃんに話して
私の左手と右手を重ねてその上に手を重ねてのせてもらった。
別に呪文も唱えないし、ただ、乗せただけ。

そして、お父さんの部屋に行った。
お父さんは「おー。どうしたの?」と私を快く迎え入れたので
私は拍子抜けだった。
で、「聞いたよ。心配で会いにきたよ」と私は言った。
変にごまかしたり嘘をついたりしたくないし
だからって大げさに言う必要もないと思ったから
何でもないよって風に軽く言った。
「元気そうで良かった」と私は笑った。

「気にしてるんじゃないかと思ってね。
気にしないでいいよ、大丈夫よって言いにきた。
お薬のせいだろうと思ってね」って話した。

お父さんは照れくさそうに笑ってた。
そんなに気にしてるようには見えなかった。
そう振舞ってるだけなのかどうか
私にはわからなかった。
でもなんとなく大丈夫だな、と思った。

あぐらをかいてるお父さんの足をぽんぽんとたたきながら話した。
私の経験上、不安なときはスキンシップをされるほうが
気が休まる気がしてる。
手を握るとか、肩に手を置くとか。
言葉だけ言うよりも、ぽんぽんって肩をたたきながらとか
腕をぽんぽんってたたきながら
「がんばってね」って声をかけるほうが
伝わる、と思ってる。
なんていうか、温かい気持ちみたいなのが。

それから、私はおまじないをして
弟と妹とばあちゃんから「気」を預かってたので
お父さんにそのおまじないを伝えて
左手と右手を重ねてもらって
上に私の手を重ねた。
「みんなの気を預かったから、お父さんに渡したからね」
と伝えた。
お父さんは自分の胸をぽんぽんとたたいて
「確かに預かりました」と笑った。
「もう大丈夫。安心して寝てね」と伝えて、部屋を出た。

いやなことを忘れるときに何をするか。
今は答えられる。

記憶は反覆することで強化される。
暗記はその典型。
だから私、いやなことは考えないようにしてる。
なるべく思い出さないようにしてる。
どうやって思い出さないようにしてるのかはわからない。
例えれば、後ろを振り返らない、前だけ見る、そういう感じ。

でも今回はそれは通用しない。
忘れるわけにはいかないし
(今後、同じことがあるとどうするか考えなくちゃいけないから)
いやなことというか、いやなのかどうか
この出来事をいいこととかやなこととか
どの位置に置けばいいのかさえ
さっぱりわからない。


2008年10月04日(土) 読書の秋

・・・というわけでもないんだけど
今、読書にはまってる。
東野圭吾。
今度、容疑者Xの献身、映画はじまるけど
私が彼を知ったのはもう数年前。
看護学校に通ってたときに友達から借りたのが
「宿命」だった。
ずっと読まないでいて借りたままになっていて
最近やっとその「宿命」を読んだ。
(あげるよ、って一応言われてたので)

元彼が逮捕されてたときに「手紙」を読んでから
東野圭吾のファンになった。
「手紙」は泣いた。
先月、「変身」を読んだ。
おもしろかったけど、読み終わったあと、すんごくやな気分だった。

先週、「白夜行」を読んだ。
辞書ぐらいの厚さがある文庫本。
先週の日曜日、はまっちゃって一日中読んでた。
(それでやらなきゃいけない用事を何にもしなかった)

読み終わってから、言いようのないもやもやが残って
ほんっとやな気分になった。
でもおもしろかった。
東野圭吾の本って
読み終わってから爽快な気分になることって、ない。
私の選んだ本がたまたまそうなだけかもしれないけど。
ま、そこもおもしろくていい、ってことにしておこうかな。

本当は「容疑者Xの献身」も読みたいんだけど
モノには順番がありまして
これ、ガリレオのシリーズのやつで
まずはガリレオから読まなきゃ、なのよ。
なんとなく。
探偵ガリレオ→予知夢→容疑者X、だから。

でも3冊買うとなると1500円くらいになるんだよね。
一気に読みたいし。
でも本を買うのに1500円ってね・・・。

図書館だ、と思って県立図書館の蔵書をネットで検索したけど
どうやら貸し出し中。そりゃそうだろうね。
考えることはみんな同じ。
高校の図書館に行って読みたいよ。
うちの高校の図書館なら絶対置いてあるし
半日いれば読み終わると思うし。

そういえば、私が本にはまったのは、高校の図書館のせいなんです。
映画の原作の文庫本が置いてあった。
スティーブン・キングのミザリー。
友達を待つあいだに図書館でぱらぱら読んでたらはまって
それからスティーブン・キングをだいぶ読んだ。
その後、映画の原作を中心に小説を読むようになった。

話を戻して・・・(容疑者Xね)
ブックオフに行ったけど、残念ながら古本にはなくて
ヤフオで探すとあるんだけど、みんな考えることは同じのようで
人気だから入札も多い。
新品を買って、汚さないようにていねいに扱って読み終えて
オークションに出す、というのも考えたけど
読み終えてすぐってのは感動もあるせいか
本を手放したくないのよね。
絶対にもう二度と読まない、と確信するまでは
手元においておきたいというか、また読むかもと思うというか。

ちなみに白夜行、文庫本のくせに1000円でした。
本代にいくら使うんだ?と思うほど散財してしまうので
近頃本屋に行くのが怖くなる。
気になる本がたくさんありすぎる。

で、大好きな東野圭吾は「幻夜」っていう
これまた分厚い文庫本を出していて、998円だったかな
それも読みたくて
でも、その内容を理解するには
「風と共に去りぬ」を読まなくちゃいけないらしくて
その「風と共に去りぬ」は文庫本で4冊になっているらしく
あーもう、どんだけ本を買い、読めばいいのよ、ってなって
結局、「閉鎖病棟」っていう東野圭吾とは全然無関係の本を買った。
なんとか賞をとった小説だそうで
本屋で見つけて読んでみたくなって買った。

本って出会いだと思ってる。
世の中にはたーくさんの本があって
読めるのは時間的にも金銭的にも限られているから
そのとき出会わなければ一生読むことのない本ばかり。
一生知ることのなかった何かがあるかもしれない。
人との出会いもそうだけど
人生はそういう偶然の出会いの重なりあいでできてると思うのよ。
すべてがタイミング、というか。
お父さんのことがなければ、この本を手に取ることもなかっただろうし。
「閉鎖病棟」は明日、読む予定です。

東野圭吾の話にまた戻して
今度ドラマになる「流星の〜」も読みたいんだけど
残念ながらまだ文庫化されてない。
あれ、3月に出たみたいだから
文庫化はあと数ヶ月は待たなくちゃかな。
ハードカバーだと持ち歩くのに不便だし
読み終えたあと収納の場所をとるのもやなんだよね。
一番の理由はやっぱり「値段が高いから」、だけど。
amazonで見る限り「流星の〜」はすっごくおもしろいみたい。
早く読みたいなあ。

話は全然変わるけど
シルクドソレイユ、いいらしいですね。
友達がすごく好きなんだそうで
毎回欠かさず見に行っているって話を聞いた。

私、サーカスってどうもダメだったのよね。
小さい頃に映画で見た「ダンボ」のイメージがあって
サーカスって、かわいそうで悲しいってイメージで。
ダンボの話がどんな話だったか忘れたくせに
そういう印象だけは残ってるんだから不思議。

でも、友達が目をきらきらさせて「すごくいいんだよ」って言うから
「どんな風に?」って詳しく話を聞いてみたら
私も見てみたくなった。
話は「とにかくいい」って言うばっかりで
具体的なことは聞けなかったけど
「見ればわかることだしね」と思った。
とにかく感激したんだな、ってことは
その友達の表情から十分伝わった。

人ってコミュニケーションの7割を
言語(ことば)以外のものでしてるって知ってる?
ほんとそうだなと思う。
「すごくいいんだよ」って、目を輝かせた顔、かわいかった。

話は戻して・・・
サーカスのイメージ、今は違うよ。
私はもう子供じゃないから、職業として見れる。
プロとして、というか
エンターテイメントとして。
それに時代背景も違ってると思うし。
昔はサーカスに限らず
女優とか俳優とか歌舞伎とか、そういう演劇や演芸って
軽蔑される仕事だったみたいだけど今は全然違う。
むしろ憧れのような職業になってる。
モノがあふれた現代では、ああいう芸術というか
そういうものって、すごく大事だなと思う。
心が疲れたり病んだりしてるときに芸術に触れると
リフレッシュできたりするし。

昔はそういう芸術を楽しむことって贅沢で
一般庶民にはできないことだっただろうけど
今はすごく身近で、誰でも楽しめるからいいよね。
それでも、テレビではなく、生のそういう舞台を見る機会って
なかなかなかったりするんだけど
せっかくだから、私もなるべくそういう「なま」のものに触れて
心を豊かにしたいなと思います。
本だとどうしても想像力に頼ることしかできないし
その「想像」をよりリアルにするには
やっぱり自分でいろんなことを感じないと、ね。
テレビでもいいし、実体験でもいいし、いろいろ。
いろんなことを感じて、もっと人生を楽しみたい。


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