三日月どろっぷ

2007年10月30日(火) お母さんデショ・・・・・・・・・?

朝、娘が「今日は部活が休み」って言ったので、
「じゃあ久々に、一緒に買い物に行こうか」って約束をした。
わたしが家に帰ると、息子も部活がなくなって帰ってきていて、
じゃあ三人で行けるねって話していたら、娘の携帯にメール。
友達が公園で遊んでいるから行ってくる、と言う。
「もう5時過ぎているのに? すぐ暗くなるよ?」
って言ったけど、結局娘は遊びに行ったので、息子と二人でジャスコに行った。

買い物中に、娘からメール。
「もう帰ってきてるよ。すごく後悔してる。一緒に行けばよかった」と。

約束していた保温できる弁当箱と、タコヤキを買って帰った。
帰ったらテーブルに、「ごめんね」って書かれた手紙もおいてあった。

それから、普通にご飯を食べて、娘と息子は自室に引き上げた。
今夜は夫の帰りが遅くて、わたしはずっと台所にいた。
一時間くらいして夫が帰宅。息子は降りてきて、夫の食事をひやかしていた。
やっと片付けて、娘の様子を見に行くと、わたしのベッドで寝ていた。
「お風呂は?」って言って起こすと、むくっと起き上がり、
「またずっと一人だった」と、仏頂面で呟いた。
「ずっと一人で待ってた、ほったらかしにされとった」と。
「なに言ってんの、あんたも降りてくれば良かったんじゃん」って、笑い飛ばしたら、
ムッとして、「そんなん面倒くさい」とか、イチャモンとしか思えないことばかり言い始めた。
「お父さんのご飯のことをしていたんだから、しょーがないでしょ? どうしろって言うの?」
って、わたしがイライラし始めたら、「もういい」って、「早くお風呂に入ろう」って言った。

一緒にお風呂に入ったけど、やっぱりずっと仏頂面だった。
もうほっとこう、と、思って、わたしは隅っこの方で顔を洗っていた。
「シャワー使えばいいじゃん」と、娘がシャワーのお湯を差し出してきたけど、
「いいよ、あんたが使ってるからお母さんは洗面器でいい」って、遠慮した。
前にそういうことで、何度か揉めたから、予防線だった。
そしたら、突然、娘が泣き出した。
「Nのせいでお母さんがガマンしなきゃいけないのはイヤだ」とかなんとか、
よく聞き取れないコトを言いながら、泣いていた。

そこで、ようやく、わかった。
なんで娘がイライラしてるのか。ふてくされているのか。

娘は、まだ夕方のことを気にしていたんだ。

わたしは気にしてなかったけど、娘はわたしとの約束よりも友達を選んだっていうことで、ずっとわたしに後ろめたく思っていたんだ。
それで、お風呂も待っていて、催促にも来られなかったんだ。

今日だけじゃない。これは、ずっと積み重ねられてきた感情なんだ。
娘は、すごく不安なんだ。
わたしが娘のことを、嫌いになるんじゃないかって。
友達に嫌われたくないって必死になってるのと同じように、わたしにも嫌われたくなくて、それで。

泣きじゃくってる娘に、「ごめんね」って言った。
「不安にさせてごめんね」って。

気が付けば。
わたしは、ずっと娘の愚痴ばかり、ヒトに言っていた。
チャラチャラした格好で、友達とたむろしている娘の姿は、あんまり知人に見られたくないなーと、思っていた。
あんなに「自慢の娘」って思っていたのに、いつの間にか「ダメな娘」って思っていたかもしれない。

そんなわたしの気持ちは、娘にも伝わっていたかもしれない。
面と向かって言葉にしていなくても。

寝るとき、いつもは電気を消してやるだけだけど、
今夜は一緒に布団に入って、久しぶりに本を読んでみた。
挿絵に笑ったりしている娘は、やっぱり何にも変っていなくて、かわいかった。

かわいい、と、思った。

明日は、中学の授業参観。
胸を張って、行ってくる。

行ってくる。



2007年10月28日(日) 10歳の夜。

昨日、わたしが出かけている間に、ちょっと怖いテレビを見てしまったんだって。
(多分、仰天ニュースとかの再放送)
だから、眠れないって言ってた。

「誘拐されたらどうしよう」
っていうから、
「うちにはお金はないから、誘拐なんかされないって」
って言ってみた。

「ガンって怖いね」
っていうから、
「うん、そうだね」
って。
「テレビのヒトは、でも、予定より長生きしたんだって。
でも、死んじゃったんだけど」
・・・。

「ねえ、死ぬのって、どういうのかなあーって考えるよね」
って、彼は言ったよ。
「そうだね、考えるねえ。だから、いつ死んじゃうかわかんないから、
一日一日、大事に生きなくちゃね」
って、わたしは言った。

そうしたら。

「かーちゃんの、混ぜごはん、おいしいよ」
って、言った。
(昨日のご飯のとき、混ぜごはんにするって言ったら、大ブーイングしたから)

「あのさ。もし、おれがガンとか誘拐とかで、死んじゃっても、
毎日泣いてたらダメだよ。自分のせいだとかって、責めてばかりいちゃだめだよ。
ちゃんと前向きに生きていってね」
・・・・・。

キミの頭の中は、いろんなキモチがいっぱいあるんだね。
すごいね。

そんでもって、わたしは、すごくすごく、愛されているんだね。

手をつないで、眠りました。



2007年10月27日(土) それでも地球は、回ってる。

馬鹿馬鹿しいなと、テレビを消した。

勝てば官軍。
ただそけだけ。
デカイ声を出したものが正しい。
そんな風潮。

負けたら、みんな背中を向けて、
自己防衛に必死になる。
言い訳ばかり並べたてて、
最初からアイツはダメだと思ってた、なんて言いやがる。

ただ、自分が大事なだけだろ。

談合が悪いなんて言いながら、
誰だって長いものに巻かれたがっている。
コネクションをノドから手を出して、欲しがっている。

小学生だって、そうなんだ。
デカイ声のヤツについていこうと必死になる。
仲良くなれば、こっちのもんだと必死になる。

クーデターは、いつだって起きるから、
そうしたらまた必死で防災頭巾かぶって逃げるんだろ。

弾の飛んでこない場所を、探すんだろ。

きっとヤツは、あの目の奥で思ってるよ。
「てめーらのカオは、忘れないぞ」と。
わたしなら、そう思いながら、フラッシュの嵐を浴びていると思うから。

ヤツがかわいそうだとか、そんなことは思ってない。
そもそもボクシングには、なんの興味もない。
だけど、わたしならそう思う。

昨日まで味方ヅラして笑顔で近寄ってきたカオも、
きっとそこにはあっただろう。
そしていつか、また風向きが変ったら、そいつはどんなカオで笑うんだろう?

楽しみだよなあ、ほんとうに。

どいつもこいつも、そして、わたしも。
くるくる回る風見鶏ばかりだ。

さあ、一緒に回りましょう。
地球と一緒に、回りましょう。



2007年10月26日(金) 浮上

元気を出せって言われたワケじゃないのに
帰り道にハナウタを歌っていたり

頑張れって言われたワケじゃないのに
よっしゃー!と拳を握り締めていたり

つまり
そういうことなんだ

きっと
これがそうなんだ

やらなきゃダメだって言われたワケじゃないのに
ギターを弾いてみたくなったり

結局それは
衝動だ

キミがくれたのかと思ったけど
それは元々わたしの中にあって
いろんな言葉に邪魔されて
うずもれていただけなんだね

いろんな言葉を吐き出したら
ちゃんとそれはそこにあって
アタリマエって顔をして
笑っていたんだ

浦島太郎、浮上開始♪



2007年10月22日(月) 彼の言い訳。

何度起こしても、なかなか起きない、こぐま。

「もう、これが最後だよ、起きてこなかったら知らないよ」
って言って、わたしは台所におりていった。

10分しても、やっぱりおりてこない。

足音を響かせて階段を上がり、
ばんっ!とドアを開けて、
「こらっ!!!」
と、怒鳴ったら。

飛び起きて、わたしのところに飛んできた彼は。

「寝てたんじゃないよ、気絶しとったんだよ、ホントだよ・・・」

・・・・・もういいよ。
早く用意してください。



2007年10月21日(日) 夜の入り口で。

もっと子どもたちが小さかった頃、
「母親はいつも太陽みたいに、笑顔でいるべきだ」
なんていう言葉を目にしたりするたびに、
ケッ!って思っていた。

いつもいつも笑顔でなんかいられるワケないじゃん、って。
母親だってニンゲンなんだから、虫の居所の悪いときだってあるし、
体調が悪いときだって、ある。
笑ってばかりなんかいられない・・・って。

だけど。
最近になって、やっとその意味が分かってきたような気がする。

子どもが、くすぐれば笑顔になっちゃうような頃には、
それはそんなに重要なことではなかったかも知れない。


でも、成長して、親にはどうしてやることも出来ない悩みができて、
そうして、自分の中の葛藤を持て余して笑顔になれなくなったとき。
やっぱり、お母さんは笑顔でそこに在った方がいい。

ばかみたいに、ノーテンキに、笑っていた方がいい。
そんな気がする。

「おかえり」って。
「いってらっしゃい」って。

ただそれだけで、いいから。

太陽にはなれなくっても、
お月さまくらいには、明るく照らしていたいなって、思う。

眠る彼女の手のひらをマッサージしながら、
そんなことを考えた。



2007年10月19日(金) カカシは杖には、なっちゃダメだ!

キミの泣き顔を見るのは
とってもツライから
キミが転んでしまわないように
手を繋いで歩いてた

キミの痛みならば全部
代わってあげたいよ
キミが笑顔でいられますように
それだけを願っていた

いまキミが歩いて行く道に
わたしは寄り添えなくて
その心細げな背中をただ
ハラハラして見送っている・・・

転ばないでと願ってしまうけれど
キミに授けてあげなきゃいけないのは
転ばぬ先の杖なんかじゃなくて
自分で立ち上がる強さだったね

がんばれ がんばれ 大丈夫だよ
ねえこの声は キミに届くの?
がんばれ がんばれ 自分を信じて
まだなんにも終わってないよ

いまキミが歩いていく先に
誰かがきっと待っている
そのカラッポの手をいつか
握り締めてくれる誰かが・・・



2007年10月18日(木) スマイル

こんなにもこんなにも、
こーーーーーーーんなにも、
それは、ここにあるのにさ。

なんであなたは、
それを、手にとってみないんだろう?

原因を、考察。

1.見えてない
2.欲しくない
3.遠慮してる
4.怖がってる
5.その他

ずっと考えていたけれど、
その無駄さかげんに気づいたので、

もうどうでもいいや、と、思うことにした。

だから、笑う。

わたしは、笑うよ。



2007年10月17日(水) ココロのいる場所

他人のクルマに乗り合って、
お昼を食べに行くことになった。

最初は、みんなの話に相槌を打っていたけれど、
ふとラジオから流れている歌のイントロのアコギが気になった。
そのままずっと、歌の中のギターを聴いていた。

クルマの中にわたしはいるけれど、
そこにわたしはいないんだな、と思った。

わたしのココロは、
どこにいるんだろう、と、思った。

じゃあ、あなたはどこにいるんだろう?

わたしとあなたのココロが、
同じところにいる時って、あるんだろうか。

そう言えば、
携帯電話を使って、相手の居場所を検索するサービスがもう始まっているって、
この間テレビでやっていたけれども。

そんなふうにして、ココロが検索されたりしたら、
面白いなと思う。

いや、面白くはないか。

つまらないのか。

そんなことを考えているわたしのココロは、
はてさて、どこにいるんだろう?



2007年10月15日(月) 風邪をひきました。

ノドが痛くて、
咳がでます。

だけど全然へーきです。

強がりなんかじゃなく、
笑っています。

「風邪をひきました」

その言葉の響きが、意味が、温度が、
先週までとは違うので。

最後に「♪」をつけちゃってもいいや、と、思うくらい、
浮かれているのは、達成感と解放感。
そして、なんだろう。

とりあえず、
鼻声であなたに言いたい。

風邪をひきました♪



2007年10月14日(日) おやすみ、ザワザワくん

やり終えたこと
これからのこと

いろいろあるけど

今夜はいいよ

おつかれさまって笑って
ぐっすり寝てみよう

そんな夜は
それはそれでスペシャル

やっとザワザワくんも
一緒に眠ってくれそうだよ



2007年10月12日(金) 笑止

あんなに熱くてヤケドしそうだった想いも
時間がたてば冷めてぬるくなる

あんなに冷たくて凍りつきそうだった想いも
時間がたてばやっぱりぬるくなる

そんなふうにして
わたしの中はどんどんと
生ぬるい感情でいっぱいになっていく

そんなわたしは
もうわたしじゃないと思う

って
ムキになるあたりが
まだ熱くて冷たいなって

笑ってみた!



2007年10月09日(火) ココロのパーツ

体がさ、手、とか、足、とかってパーツで成り立っているように、
ココロもね、いろんなパーツで成り立っているのかも知れないなと思う。

だから、元気がないのは、たとえば、指先だけで、
あとは全然元気だったり、
全身グッタリ疲れていても、脳味噌だけはハッキリしてたり。
そんなふうにココロもね、元気とか、陰気とか、
そういうまるごとの表現じゃ、うまく伝えられない。

そんな感じじゃないかなって、
自分に言いきかせてみた。

ココロは元気。
だけど、ココロの一部分はちょっとツキユビしてるだけ。

ぎゅっと握手しなければ、
大丈夫。

だいじょーぶ。



2007年10月08日(月) つまり、いつものヤツだよ。

今朝、テレビをつけたら歌舞伎俳優さんが、
「これでカンペキだなんて思ったらもうそこでおしまいなんでしょう」
って言っていた。
みんな同じことを考えているんだなって、思った。

カンペキどころか、終わったとたんに、煙みたいに消えていってしまうナニカを、
とどめることも出来ずに、
馬鹿みたいに、かき集めて、ビンの中にとじこめようとする。
そんな愚かな、わたし。

たとえ、どんなに拍手喝采を浴びたとしても、それはほんの瞬きの時間で、
その次の瞬間のわたしのものではないのだもの。

伝わったかどうか、とか、
これでいいのかどうか、とか、
一番知りたいことは、
どうやったって、確かめる術がない。

だからこそ。

一日一日が、新しい。

つまり。

次へ向かって、まず、一歩。

そんなわたしの、歌は、いかが?


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moony