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| 2011年04月16日(土) | ◎四星球ワンマン＠岡山CRAZYMAMA KINGDAM |
大阪から普通列車に乗って
岡山にやって参りました。
途中、姫路で駅ソバ食べたりして
もうすっかり旅気分です。
ホテルでちょっと休憩した後、ライブハウスへ。
道々、ジャージを着た若者たちを
ちらほら見かけます。
ライブハウスについてみると
スタッフさんもジャージにハチマキで
もうそっから笑えてしまいました。
お客さんの入りは、そこそこかな。
わたしたちは、前のフロアのまさやんの前あたりの
だいたい安全と思われるあたりに場所を取りました。
さて、いよいよ始まりです。
運動会のBGMにのってでてきたのは
体操服のまさやん、U太くん、モリくん。
で、ホールの後ろあたりで選手宣誓をしていると
「ちょっと待ちなさいよ！」
の声。
「なんで、白組が代表なのよ。代表は、赤でしょ。」
と、登場してきたのは
赤の着物を着たやすおくん。
ほんで、パン食い競争みたいなのが始まって
その間に やすおくんが舞台に上がって
「お酒のうた」を歌うんですが、
ちょっと歌って、
「あ、これ、僕、初めて一人でうたいますね。」
あ〜、そう言われてみればそうかも〜。
でも、すぐに、3人がステージにもどってきて
いつもの「晩酌」になりました。
歌いながら、やすおくん、赤い着物を脱ぐと
下は網のボディスーツでした。
次の曲は、「晴れ男」。
わたしは、「ため息」のところの歌詞が ものすごくすきです。
譜面台ネタは、今日はビート板でした。
あ、そうそう、この前の岡山ワンマンでケガした子、
治ってきてた。
よかったよかった。
で、次が 「あぜくら」。
もう泣きそうになるわたし。
みんなが手拍子するねんけど、
やすおくんが、
「手拍子 合わせて！
そんなばらばらの手拍子で歌えるほど
僕、技術ないです。」
とかって、
で、結局手拍子やめたんやったかな、
忘れた。
それで、始めのとこの、
ギターの伴奏だけのこと終わってやすおくんが
「はれのくに、いきましょか―！ あぜ―くら―！！」
って叫んだ時、スイッチ入ってしもた。
明日のことも考えず、突っ込んでいきそうになった。
いや、実はですね、
明日、同じこの場所で、エレファントカシマシのライブがあるんですよ。
で、わたしたちは、岡山で一泊して
勝手に2Daysしてるんです。
せやから、今日ここでケガするとか、
そういうことはあってはならんのです。
ましてや、わたしは年寄りです。
注意の上にも注意をしないとあかんのに、
そんなことも全部忘れてしまいそうになりましたがな。
ほんまにもう。
記憶が、その、都合のいいようにしか残ってないのですが、
私のだいすきな歌詞、
『つかみたいと思うものが見つからず ポッケに手を入れた
穴のあいたジーパンのポッケに手を入れて歩いた』
のところで、
こっち側のスピーカーのあたりで歌ってくれたような気がします。
買い物競争もありました。
カードをめくると品物が書いてあって
最初のフリは 「四星球タオル」 やってんけど、
（この時も ワンマンやのに持ってる人少な！ みたいなんがあった）
次が、「四星球ジージャン」。
そんなんあるか、とか言うてたら
後ろからやすおくんが、
「え〜？ 俺だけ〜？」
と言いながら登場。 あの、例の四星球ジージャン着てた。
ほんで、次は、「ノモTシャツ」。
「え〜？ 俺だけ〜？」
って、ジージャン脱いだら、ノモT着てた！
「コンプレックス」の、C＆Rは、
「今日から」「28歳」 でした。
そうなんですよ、今日はやすおくんのお誕生日なんですよね。
おめでと―の声がかかると、
「俺はなんにもいらんねん。
お前らのホテイがほしいだけやから」。」
これは、笑うた。
「今日から俺は」「はじめの一歩」「帯をぎゅっと」の
漫画ネタもありました。
「TABI-BEAT」 では、
ドキドキしたことが ずっと続いていくといいなと言う歌です、って
言うてました。
歌詞がまだ全部は聞き取れませんが、
「歩く男」を、ふと思い出される歌やって、
絶対歌詞がわかったら 泣けてしまうやろな、と思います。
「カスタネッティスト」も歌っていました。
曲名聞いただけで 泣きそうになって
歌聞いて 泣きました。
「鬼」も歌いました。
まさやんが、
「もう俺、ブリーフやめる。 トランクスはく。」
って、脅迫して、やっと、
「ら―い―げつも―」 「ジャーン」
ってやってもらってました。
わたしはこの歌で、やすおくんが
『ミド鬼』 っていうところが めちゃめちゃツボに入ります。
『ミド鬼』 って、可愛いすぎへん？
すっごい可愛いやん。
ほんで、「鬼」の最後のフレーズの、
「おいかけた―、おいかけた―、
おいかけた、おいかけた、････おいかける―！！」
って、繋げて 「ギンヤンマ」。
あかん、これも、明日のこと吹っ飛んだ。
気づいたら、安全な場所から だいぶ前のエリアに移動しとった。
あ、そやそや、ラジオ体操があった。
ラジオ体操の 「手を前から上にあげて背伸びの運動」 とか言うのに合わせて
ええ加減な動きをするやつ。
前にもやってたけど、
今日のはバージョンアップしてたです。
「横曲げの運動」で、サイドスローやってたのとか、
スリラーやってたのとかが おもしろかったです。
京都に引き続き、「幸せならCLAP YOUR HANDS」を聞きました。
初めて手にした四星球のCD（ROM）、
ジャケットが黄色の色画用紙で、
「今夜、宇宙の片隅で」 と書いてありました。
手作り感満載やん、と思ったそのバンドが
今、ここで、ワンマンやってなんて、
なんかものすごく不思議です。
まさやんの終わりのギター、いつ聞いてもええなあ。
そして、「クラーク博士」。
これも、明日が吹っ飛びました。
気づいたら ほぼ最前におりました。
この曲やったかどうかは忘れたけど、
U太くんと、まさやんが
台みたいなんに交互に昇り降りして弾いてたのがおもしろかったです。
それから、エレファントカシマシのポスターのことも。
四星球と、エレファントカシマシと、クロマニョンズと、ピロウズのポスターが
並べて貼ってあるって、感動していました。
わたしも感動です。
で、
「エレカシ、ピロウズ、四星球、四星球、四星球、エレカシとかね。
最初と終わりをエレカシではさんだら、
ぱたぱたぱたって 全部エレカシになってまう、みたいなん、ね。」
と、うれしそうに言っていました。
わたしもうれしかったです。
メンバー紹介（例のやつ）では、
まさやんは、やりなおしの時に
「四星球のマスコット的存在！」
「うんうん！」
「かわいいよ！！」
「そうそう！」
「ぞうのダンボ――！！」
って、ダンボのぬいぐるみ登場。
よっしゃ、また出たで、エレファント♪
「Mr．cosmo」 の時は、
赤組と白組に分かれてUFO呼び合戦をしました。
入る時にもらってハチマチは
赤と白に分けてあったので
ああ、これで二組に分けてなんかするねんな、と思ってたんで
U太くんが
「赤と白に分かれて･･･」 と言って時、
ここで使うんか、と思いました。
そしたら、U太くんが、真ん中にいた女性をさして
「このおねえさんを基準に、
こっちが赤で、こっちが白です。」
え、ハチマキは？
「ちなみにハチマキの色は関係ありません。」
････そうなんや。 やられた。
で、勝負は引き分けで 出てきたのは赤い宇宙人。
ミステリーサークルでは、
「今日は一時間くらいまわりますよ。
最後ホットケーキなりますよ。」
と、やすおくん言ってましたが、
それ、ちびくろサンボやろ、
それやったら ホットケーキやなくて バターとちゃうか。
最後は、「明日までkm」。
まさやん残されネタ。
で、モリくんが呼び出されて、リレーが始まりました。
高田じいさん、モリくんチーム。
リレーロボット（やすおくん）、まさやんチーム。
このリレーロボットの動きが、
めっちゃロボットっぽくて、
でも、見ようによってはハエの動きにも見えて
ものすごく笑いました。
ほんで、リレー始まったら、
高田じいさん、めっさ速いねん。
リレーロボ、めっさ遅いねん。
それから、バトンは、でっかいバラン持ってて
これも京都に引き続き 笑うた、笑うた。
バランすっきゃわ〜。
リレーロボは、結局ゴール出来ず、
おとんとおかんに 連れられて帰ってしまいました。
アンコールは、まずは、「四星中学校歌」。
歌詞のめくりを、
かわいいるかちゃんと、プリキュアのおっさんがしていました。
これ、前はてっちゃんがやってたよなあ、と思い出しました。
ダブルアンコールで出てくるなり、
「実は、ダブルアンコールも練習してました。」 とな。
それで、まさやんだけが緑のジャージはいてて、
「これ、脱がへんからなっ！」 と宣言。
その理由は、
今日のワンマンのテーマが運動会と知ったまさやんのおかあさんが
それやったらと、
しまっておいたこの緑のジャージを出してくれたのだそうです。
でも、みんなで青のジャージで出ることになって
まさやんは、それが残念で、
ダブルアンコールにはいてきたということなんだそうです。
母親の立場としては、
こんな話を聞くと うるうるしてしまいます。
ええ子すぎるやん、この子。
ちっくしょう、悔しいぜ。
そんな話しのあとに、「青空教室」やで。
あんまりやんな、卑怯やんな。
泣くな、っていう方が無理やんか。
そして、「Teen」を、5回くらいやりました。
3回目くらいは、モリくんが
「岡山、負けるな――！！」
と、声をかけて演奏が始まりました。
うわぁ、かっこいい！ と思ってたら、
やすおくんが
「ちょっと待って！」 と演奏を止めて
なんや、と思ってたら
「かっこよすぎる。」 って。
ええええええ。 うそぉおおおおおお。
「そんなかっこよさ求めてない。
そんなドラマはいらんねん。」
うわあああ、そうなんやぁああぁあぁあぁ。
で、モリくん、「やせたい――！」 で演奏再開となりました。
いやあ、わたしはこれには衝撃を受けました。
実に、ほんとにかっこよかったんですよ、あの始まり。
でも、それをすくっと止めてしまうやすおくん。
そうか、あのままかっこよさに酔いしれて
そのまま演奏してしまえば
そこいらのバンドと同じことになってしまうんや。
あのかっこよさを ずばっと斬れる四星球って
わたしが思ってたよりも ずっとすごいバンドなんやと思いました。
これが四星球の信条なんや。
わたしは、身体は音楽に乗っていながらも、
あまりの衝撃と感動に茫然としながら打ち震えるものを感じていました。
これでライブは終わりやったんですが、
このあと、お客さんが
♪ハッピーバースディ の歌を歌って、
やすおくんに色紙をプレゼントしました。
僕が感動をもうてどうするねん、みたいに
照れながらやすおくんが言うてました。
そして、最後は リクエストで桜の歌を歌いながらの退場。
「桜の歌って なにがありますか？」
と言うやすおくんに心の中で
「そりゃ、『桜の花、舞い上がる道を』 やろが。」
と思っていたのですが、
まあね、知名度がね、ええ。
結局、「桜坂」 になって、
ちょっと物まねしながら 歌うやすおくんでしたが、
ワンフレーズ歌った後は ふふふ〜ん ってハミング。
袖に引っこみながら
「この歌、最初しか知りません。」
こうして、笑いの中、岡山ワンマン終了しました。
おもしろかった。
ドリンク交換に行くと、
さすが岡山、ピーチジュース、っていうのがありました。
さっそくこれを注文。
これまたさすが岡山でして、
前の人も後ろの人も みんなピーチジュースを頼んでいました。
おいしかったですよ。
そして、さっき言うてた、
四星球とエレファントカシマシのポスターが並べて貼ってあるのも
ドリンクカウンターの横の壁でしたので、
お客さんが少し減るのも待って
がんばって撮影しました。
暗くてうまく映らなかったんですが、
わたしには、宝物です。
ちなみに次の日のエレファントカシマシライブの時には
もうこのポスターは
ちがうものに変えられていました。
四星球の、あんなに大騒ぎした運動会の残り香も
なにもありませんでした。
ちょっと寂しくなるわたし。
でも、隣の女の子ふたりが、
なんと四星球の話しをしていました。
これは、うれしい。
少し前に、ソウル・フラワー・ユニオンのライブで
後ろの人たちが四星球の話しをしてて
すごく驚いてうれしかったんですが、
それ以上にうれしかったです。
四星球とエレファントカシマシのツーマンも
夢じゃないぞ、ふっふっふっ。
と、ひとりほくそ笑むわたしでありました。
