今日のブルー
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2010年12月31日(金) 大晦日の嬉しい朝


怒りややるせなさで一年が終わっちゃうなと思ってたら
ベランダ見て思わず叫んでしまいました。
ここのとこちびゴンの残り餌を食べに来るスズメ達が来なくて
猛暑と寒さに耐えられなくて死んじゃったのかなと寂しかったのですが
元気にまた5羽くらいで戻ってきました。
街の何処を見てもここひと月スズメを見なかったので本気で心配した(笑)




年末出かける前大慌てでらくがき(^^;
嬉しい事で一年が締めくくれてほんとにありがとう。
スズメ達!
ずっと街角で人の傍で暮らしていてください。
彼らが元気な間はまだまだ捨てたもんじゃない都会暮らし。

皆様一年、お疲れさまでした。
ゲバラの本を読んで下さった読者の皆様にも心より
お礼申し上げます。
来年もどうぞよろしくお願い致します。

どなた様も楽しい年末年始をお過ごし下さい。

嶋野千恵




                               
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2010年12月17日(金) 生き物から青少年健全育成条例を考えた

都条例が可決されて、ふと思いました。
ああ、問題は生き物や自然の構図と根本が同じなんだと。

生物の多様性を見てください。食物連鎖ひとつ取っても
どこで何が繋がって、役に立っているか見えない部分がたくさんあります。
一見、悪に見えたり、善に見えたり
ものごとのバランスは複雑に絡み合い、作用して世界は構成されています。

だからこそ、ひとつの狭い視点で根拠もなく
何かをなくしてしまったり、封じ込めてしまう事は危険だと思います。

人間は、地球や生き物達に、人間の都合だけで傷つけたり滅ぼしたりしてきました。
よかれと思ってした事も何度も問題を引き起こしました。
多くの絶滅動物も人間が害獣としてよく調べぬまま思い込みで滅ぼしました。
環境を壊す事も人間の側面的な利害であったはずです。

その結果、二度と戻らぬ生き物達、消えてしまった森林など悲劇が生まれました。
更にはそれが私達人間を脅かす問題となってふりかかってさえいます。




これはかつて手塚治虫先生が悪書として
もの凄いバッシングを受けた事からも言えると思います。
鉄腕アトムは暴力、俗悪と焼かれたのです。
しかし、アトムは今世界中で受け入れられています。
手塚先生に至っては、日本漫画のお父さん的存在となり
日本や世界に大きく貢献された事はどなたもご存知かと思います。

このように悪書と呼ばれるものの価値を正しく判定する事は不可能です。
価値は時間やたくさんの視点で決められるべきで
誰かが適当に膨大な出版物をチェックして決めるなど
それこそ全体を脅かす弊害以外の何者でもありません。
勿論青少年を守る事になどどこにも繋がらないのです。










人の数だけ表現があります。個性とも言えるかもしれません。
皆笑って怒って悲しんで喜び、日々を生きています。
それを手助けするものは崇高なものからそうでないものまで千差万別で
人の命の数だけあると思うのです。
それのどれかを規制する必要が本当にあるのなら、せめて慎重であるべきです。


人は自由であり、それと同時に他者にも自由を許さなければなりません。
話し合い、審議こそ、その為の方法ではないでしょうか。

知らない、見てもないものを何故、有害だと言えるのでしょうか?
現行(改正可決前)の法律でもう厳しく性描写等は規制され
出版社も書店も自主規制しているのが事実です。
もし違反や例外があったとすれば、
そこに現行の法を適応すればすむ話ではないのでしょうか?



それからもし、なんとかしたいと思ってくださる方がおられましたら、
お願いしたい事があります。

今回、一番被害を受けるのは、規制される漫画家さんであり、
アニメ関係者であり、出版社であり、書店です。
彼らのことを支えてあげてください。

難しいことではありません。
いつもやっているように、自分が好きな漫画を買い、読み、それについて友達やネットで話してください。
漫画やアニメを愛する人がたくさんいることが、漫画・アニメ規制を目論む勢力への一番の抵抗になるんです。

できれば、少しお金がかかっても新刊で買い、多少不便でも書店で買ってください。
経済的な力も大事なものです。
特に、ただでさえネット書店に押されて苦しんでいる書店は、
今後直接規制のプレッシャーに晒され、ますますネットに客を奪われてしまうかもしれません。
 
 大事なのは、この悔しさを忘れないこと。
 そして継続すること。

漫画家やアニメ関係者が安心して自由に漫画やアニメを作り、ファンがそれを純粋に自由に楽しめる。
そんな当たり前の世界であってほしいと思っています。






                               
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2010年12月15日(水) 東京都青少年健全育成条例改正案の問題点

はじめにひとこと。

作家や出版社、読者達が
怒っているのは
表現の自由どうこう以前に
石原都知事と猪瀬副都知事が
嘘を前提とした上
話し合いも圧倒的な反対署名すら
無視して下さった事に、


でございます。

私達間違ってますか?
テレビや新聞の報道は事実を伝えてないとこが多くありました。






では一連の東京都青少年健全育成条例改正案に感じた疑問など
あげてまいります。


都青少年健全育成条例改正案の一番危険な点は、
事実と違う事が前提となっている事と、
事実を知りたくもない、という姿勢で進めている自己中心さ。


賛成派は漫画アニメそのものを知らず、
主観と感情で理論や道理を無視している。
破綻を指摘されるから話し合いを恐れ、避けようとする。


事実を知らないし、知りたくもない、でも有害だと思うから取り締まるべき、
これが審議や討論での都知事側、改正案賛成派の態度。



エロが規制できれば次はバイオレンス、スプラッタと
文句をつけやすそうなものがやられる。
その選択基準はでたらめ。


副都知事がひどいとあげた漫画の中に、裸は一切出て来ない
風刺ギャグ漫画が入っていた。

彼らは裸もない風刺ギャグすら判別できていない。




更に12/9の青少年育成条例
都議会総務委員会傍聴に参加した方の
レポートを読んだのですが
こういうやり取りがあったそうです。






「そもそも新たに法案に乗り出すには
それ相応の理由が必要です。発端はなんなんですか」

「年々のPTAを含む6042名の署名、
その後創価学会の署名運動により
4万4千人の署名が集まり乗り出しました」

「本件に対し業界や出版社から
約15万8千件の反対表明や意見が集まっておりますが」

「そんなの関係ないよ」



東京都がどこかの独裁国家に見えました…
そんなことない!というのなら急いでコソコソ急に決めずに
根拠の提示、事実の確認、現場との話し合いをしてからでも
遅くないんじゃありませんか?

なんでそんなに急ぐのかなー
不思議だなー


石原都知事側の自己中心的な主観で
日本の元気な産業が潰れて行く事は日本の経済にとっても
打撃となるのではないでしょうか。

漫画やアニメは小説や実写よりくだらない、と
バカにされてるようだけど、海外へ売れるもののひとつになってるわけで。
練馬区、杉並区なんかアニメ産業の街であり、等身大ガンダムなんて
世界中が驚いてあれだけ人も集めました。

目的とされる有害図書については20年前既に規制はつくられていて
野放しとかいうのは嘘。
どこそこでこうなっていたので問題だと具体例をあげているならともかく
『そう思うから』では嘘だと怒るのは当たり前だと思います。
事実と違う事から法を作られたら世の中無茶苦茶になります。


今回ボイコット声明を出したコミック10社はすべて現在18禁コミックを
出版しておりません。
ドラえもんとかポケモンとかワンピースとかそんな作品作っているところが
心配しなければならない危機に今日本漫画は襲われています。


それにしても石原都知事の「傑作描いたら条例なんか関係ない」って
発言に突っ込みたい。



そんなら最初から
条例の意味ないやないか!



勿論傑作かどうかお上が決めてから読者の方々に届く訳でございます。
風刺とエロの区別もわかんないくらいですから
この先そりゃ満場一致で不安と危機感抱くわ…


本日可決されます。


独裁を許す国なんか嫌だ。
何より漫画やアニメであろうが『仕事』として関わる人間は誇りくらい持っている。
それを度々踏みにじったから、漫画業界が『漫画全体の敵』として認識したのだと思います。


20年前もそうでしたが
正義を盾によってたかって踏みつけるの何もかわってないんだな。
無知のままでいないで事実を調べてから問題点を指摘してくることが何故
できないんでしょう。



                               
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2010年12月06日(月) 『非実在青少年規制』改メ『非実在犯罪規制』へ、都条例改正案の問題点は払拭されたのか?


12月6日本日
「『非実在青少年規制』改メ『非実在犯罪規制』へ、都条例改正案の問題点は払拭されたのか?」
と題するイベントが行われるようですので貼っておきます。

こちらで詳細をご確認下さい

タイトル:「『非実在青少年規制』改メ『非実在犯罪規制』へ、都条例改正案の問題点は払拭されたのか?」

主催:「東京都青少年健全育成条例改正を考える会」
<共同代表:藤本由香里(明治大学准教授)・山口貴士(弁護士・リンク総合法律事務所)>

協力:「コンテンツ文化研究会」

2010年12月6日(月)
18:30(開場) 19:00(開演) 21:15(終了)

中野ZERO小ホール(JR/東西線中野駅南口から徒歩8分)





私はエロ漫画が有害だと思った事すらないし
何より言論を封じ込める事はエロやグロといったわかりやすいものをスケープゴートにする事から始まると
考えているので断固として反対します。
今回の都条例改正案は、よく見てみると全てのフィクションがNGとなります。
しかも小説と実写はオッケーという理解しがたいものです。

この方自身エロフィクション小説で世に出たわけで、そんな方が今更けしからん、でも自分はよし。
こんな自己中心的な改正はないですよ。
こんなものが通れば他のジャンルでもあらゆる不都合なものが封じ込まれ
自由や文化は殺されるでしょう。

更にこの記事を見て下さい。

<石原都知事>「テレビなんかにも同性愛者が平気で出る」 都青少年健全育成条例改正に意欲

こんな事を平気で言える人が都知事なのですね。




私は日本はエロ先進国だと思っています。
確かに海外では芸人のハードゲイ見て「すげえ!日本!!」と驚いていました。
だけどよく考えてください。
これはお茶の間のじーちゃんばーちゃんまで同性愛者を受け止められている、ってことではないのでしょうか?
日本は世界でも宗教から世界中の料理までなんでも受け止めています。
本来の内容は薄くなっていますが、同化はしなくとも、上手に異質のものでも認めて
共存できているという事ではないでしょうか。
宗教で戦争になるこの世界でなんと素晴らしいことかと思います。

エロ漫画やエロアニメだって欲望やよろしくないとされる願望も架空という現実ではない場で
ストップさせる大事な役割があると思っています。
これこそ架空を最大限に生かした文化と言えるのではないでしょうか?
私は光から影まで揃ってこそ文化だとおもいます。
何故わざわざ退化させるような愚かな改正をなさねばならないのでしょうか。


手塚治虫さんですら昔は漫画を片手で隠して描いていたそうです。
漫画を描く事をバカにされていた頃の話です。
今世界はバカにしていますか?
石原都知事やこの改正を賛成している方々は何故、世界で日本の漫画やアニメが受け入れられているのか
よく考えるべきだと思います。

せっかく先人達が進めて来た道を後戻りする事は断固として拒否します。
こともあろうに、元作家たる方がこんな馬鹿げた改正を何度も出してくるなんて。

私は都民としてこの改正案に断固として反対です。



自著のゲバラコミックからのひとコマで締めます。







自分の描いている物でもちょっとチェックしたらほとんど引っ掛かってしまった。
これは今後何も描かせない、ということです。
(ピクシブへリンクしています)






                               
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2010年12月05日(日) 漫画やアニメの18歳未満への販売を規制する都青少年健全育成条例改正案に反対します


いろいろ思う所はあるのですが
慈善や道徳を武器に自己中心的なことを通そうとする人達が嫌なので。










これが通されてしまえば
ゲバラだってそのうち思想がどうのとか
状況次第で簡単に検閲でひっかけられるでしょうね。




                               
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2010年12月03日(金) はやぶさ




今年もあとひと月切ってしまったなんて信じられない。
今年一番印象に残ったものを描いてみました。



落ちて行くはやぶさ



だんなからはやぶさについて聞いたうんちく。
聞いただけで涙が止まらない。どうしてくれるの。


ネーミングのこと

 最初は日本も○○式という無味乾燥な命名法だったけど、陸軍が一式戦闘機にニックネームをつけたら、
 国民的人気者になって歌までできちゃった。 それで海軍も真似して名前をつけるようになった。

 その一式戦のニックネームが「隼」。 そして、その設計に関わっていた人の一人に、糸川英夫博士がいる。
 この人は、日本最初のロケット、ペンシルロケットの開発者で、日本のロケットの父と言われている人。

 で、今回の「はやぶさ」の開発にもこの人が関わっている。
 つまり、この2つの「はやぶさ」は兄弟機。

 さらに言えば、今回の「はやぶさ」が目指した小惑星の名前は「イトカワ」
 言うまでもなく、この糸川博士にちなんでつけられた名前。
 糸川博士の死後、はやぶさが目指すことからこの名前がつけられた。

 ちなみに、はやぶさのネーミングの際のもうひとつの有力案が「Asteroid Take Out Mission」を略した「ATOM」。
 もちろん、あの「アトム」を意識したネーミング。




最初はハヤブサをあしらおうと思ったんですが(わしより小柄)
わしと太陽で考えてた話も脳内にあって混ぜてしまった。









宇宙とか鳥とか死ぬ程好きです。














                               
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