陶 房 日 報  とうぼうにっぽう 
陶房かまなりや

2009年04月30日(木)      みそか

 4月も晦日となりました。
 今年も三分の一が終わりました。今月の
 催しもおかげさまで無事に終わりました。
 巷では大型連休ですが、毎度のこと乍ら
 自営業に人並みの休みはありません。
 まして今月は初旬に沖縄旅行などしてし
まいましたので家計が逼迫しています。がんばって働いて、
夏に向けて自力をつけねばなりません。

明日から5月、風の気持ち良い季節になります。少々心配な
流感が世界的に広がっているようですが、それでなくても
『木の芽時』 ココロの健康も揺らぐ時季です。
どうぞ皆様、何卒ご自愛のほど。





2009年04月28日(火)      はなかぜ

 4日前から風邪気味で、熱こそ無いもの
 のアレルギー症状に少々疲れています。
 人様にうつしてはいけないと思い、マスク
 をしていると時節柄 『豚インフルエンザ』
 ですか?と聞かれます。そんな恐ろしい
 感染症であるはずも無く、WHOまでもが
危険度を上げるほど過敏になっている病気を冗談にする人の
良識を怪訝に思いながらも、「栄えある第1号感染者になれる
なら光栄ですな」 などとこれまた軽口で返している自分もまた、
所詮は同じ穴の狢でしょうか。

寒暖の差に慣れたつもりでも、たやすく霍乱するのは
疲れているものか、はたまた健康管理の落ち度でしょうか、
なんにもせ、楽ではありませんので早いとこ症状が緩和して
欲しいものだと思います。ささ、今日も仕事を終えましたし、
秘伝の妙薬 『般若湯』 を服用してゆっくり休みましょう。





2009年04月27日(月)      立 喰

久しぶりに 『たちぐいそば』 を食べました。
倅の学校の書類がらみの野暮用で出かけ、思いの外手間
どり、昼食の時間短縮を余儀なくされた挙句のことですが、
何しろ日本の麺文化の広い裾野はそういった忙しい人にも
限りなく優しい空間を提供してくれます。

 今日のお店は、JR鴨居駅構内の立喰処
 『あじさい茶屋』 有名どころのチェーン店
 です。大好きな 『たぬき(そば)』 を食べ
 ました。早い!そして有難いことにあまり
 熱くなく、するする手繰れます。厨房の
 様子が隅々まで見渡せるのも好ましく、
 おばちゃんたちの仕事を眺めつつ、次々
に入ってくるお客の注文を捌く手際に感心しながら、元祖
ファーストフードを満喫しました。自宅では芋乃市場で手打ち
そばをご提供していながら、当の自分は駅そばを食べている
というギャップも何やら楽しくて、ぐいーっとプラ丼のおつゆを
飲み干して間髪を容れず 「ごちそうさん」 といって颯爽と
店を出た時きには、思わず心の中でキマッタゼと呟きました。

できれば食事はゆっくりと落ち着いて頂きたいものですが、
たまには屋台式の早食い飯も悪いものではありません。まして
立ち食いそばは、ゆで麺、揚げ置き天ぷら、つゆぬるめといっ
た若林好み三拍子が揃っているわけですからたまりません。
いかんせん、つゆが薄味になったように感じましたが、これ
も健康志向の時代が反映されているのでしょうねえ。

また、思いついたら食べに行きましょうかねえ。
次は 『天玉うどん』 にしようかな。





2009年04月26日(日)      はるかぜ

 昨日一日雨を降らせた低気圧が過ぎて、
 からりと晴れた今日は、風ががうがうと
 吹きすさびました。その度新緑の木々が
 ざわざわと鳴る音が耳に心地よく、芋乃
 市場のお客様も外を眺めながらのんびり
 お過ごしのご様子。こんな一日はあまり
あくせくせずに晴れた空と揺れる木々を眺めて、ぼんやりと
過ごすのも良いでしょう。とは言え 『貧乏閑無』 の身分には
過ぎたこと。今日も本焼きをしながらこまごまと働いています。

昭和の名工河井寛次郎さんは自著 『火の願い』 のなかにこんな
一文を寄せています。 −まっすぐなものしかまがれない まがった
ものしかまっすぐになれない− 哲学的で好きな言葉です。没後
40年も経っている一陶工の言葉が妙に沁みる春の風の日でした。





2009年04月25日(土)      ゆうめいぜい

人気歌手が酔ってカブいたニュースを微笑ましく見ました。
公然猥褻で逮捕は少々気の毒でしたが、まあスッポンポンで
騒ぎをおこして警察のご厄介になっちゃったからには、只で
済ますわけにもいきますまい。こういった点で有名人は少々
損でしょうか、所謂 『有名税』 というやつでしょうなあ。

 ひとかどの酒呑みならば酔った挙句に
 裸になったり、道路で寝たり、ビルをよじ
 登ったりなんてえのは当たり前の話で、
 昨今は女性でも電車を乗過ごし終電の
 終着駅からタクシーで帰ってくるなん
 てぇのは珍しいことではありませんし、
そんな話を聞いても、あははと笑ってすんじゃうモンです。
私なんぞ酩酊の末の失敗、奇行など数えたらキリがありません。
尻は出すわ屁はするわ、裸踊りなんてぇのは得意中の得意です。

只のおっさんなら、やれやれお父さん風邪ひくよと連行されて
一晩トラ箱で酒を醒まして放免てぇところでしょうが、伊達に
顔と名が売れていただけに、詰まらない前科がついてしまい
ましたねえ、まあ、処分保留ですから、1年も大人しくしていれ
ば、若気の至りってなことで納まるでしょう。酒呑みの端くれ
ならば、これっくらいのことは箔が付いたってくらいのモンです。

まだまだ若いんだし、武勇伝大いに結構じゃあないですか。





2009年04月24日(金)      ブリかま

 太平洋の鰤に今年もありつきました。
 真鶴の定置網に入る物で、近所の方が
 契約をして買い付けてくるものをご相伴
 させていただいております。網に入った
 当日に連絡が来るので毎年何時になる
 かはお楽しみ。今年は23日でした。

 美味い鰤をいただきながら、5月に製作
 予定の石窯の設計会議が行われました。
 緻密な図面と模型まで用意され、おお
 よそのレンガの数をはじきだし、後は
 着工を待つばかり、一応 『0号窯』 と
 いう位置づけで試作します。今後これ
に改良を加えつつ、初号窯、2号窯と、大きくしていく計画。
支配人リエコの策略にまんまと嵌り、またもやボランティアで
の労働に亭主の私はいたしかたなくとも、巻き込まれる同級生
の友人達には申し訳ない気持ちがします。せめてもの罪滅ぼし
に完成なった窯で美味しいピザを焼いて冷えたビールを召し
上がっていただきましょう。

0号築窯は、黄金週間に実施予定です。





2009年04月23日(木)      若 竹

 昨日頂戴したタケノコ、早速いただき
 ました。美味い!ちょうど釜石から届いた
 新物ワカメがあったので献立は 『若竹煮』
 ワカメの香りとタケノコの歯ごたえが実に
 マッチして美味でした。海と山の旬の味覚
 を一度に味わえて、果報なことでした。





2009年04月22日(水)      筍

 タケノコがいただきたいですなあなどと
 念じていたら、想い通じて頂戴しました。
 竹冠に旬!読んで字のごとく季節もの
 です。我が家にとっては初物ですから
 ありがたく大事にいただきます。
 まずは糠で煮てアク抜きですな・・・

アクが抜けたら早速、タケノコご飯でも炊きますかー。





2009年04月20日(月)      ひがさ

今年も 『つゆさき』さんの日傘に字を書かせていただきました。
かれこれ5年ほどになりますでしょうか?毎年一発勝負に緊張
しつつも楽しく書させていただいております。

 今年はありがたいことに5本の依頼を
 頂きました。画像はそのうちの1本で、
 『海』 の象形です。沖縄で見た青い
 海と、飛行機の窓から見た広い海と、
 横浜の海と、色々の海を思いながら
 躊躇わずに書きました。さんずいの字
は中々にバランスがとりにくいのですが、作りが菱形なので
案外うまくまとまったように思います。少々筆運びはあばれ
ましたが、多少の荒々しさは海のイメージと喧嘩はしないで
しょう。このほかに 『結(ゆう)』 と 『唄(うた)』 の字を書き
ました。末席ながら、良い方の手元に縁付いて大事に使って
いただけたらなあと思います。河西さんと柳さんのユニット
『つゆさき日傘コレクション』 は、4月25日から開催です。
詳しくは下記アドレスからご覧下さい。

2009 つゆさき日傘コレクション 案内状
http://www.kamanariya.com/ltd/tsuyusaki.jpg





2009年04月19日(日)      八 重

 近所の小学校の八重桜が見事に
 咲いていました。きれいだなあと思う
 反面、美味そうだなあとも思いました。
 塩漬けにした花や葉を、桜茶にしたり
 桜餅にしたり、香りの良い花と葉を
 日本人は上手に使うものです。

春もたけなわ、そろそろタケノコがいただきたいですなあ。





2009年04月17日(金)      葉冷え

 4、5日暖かい日が続いて、今日は
 また寒の戻りか、冷やりとした陽気
 です。曰く 『花冷え』 というやつで
 しょうが、桜の花が散ってしまった後
 では、はなびえと言うよりは、はびえ
 と言いたくなります。

外に出していた観葉植物を、今日は内に入れました。





2009年04月16日(木)      にぎり

年度末年度始めは何かと忙しく、かてて加えて薪を切らし、
暫くご飯を炊いていませんでした。今日久しぶりにはりきって
ご飯を炊いたら、見事にしくじりました。湿気た薪がたたり、
味噌搗の時に竈の煙突の調整を変えてあったのを忘れ、火
の流れが偏り、奥ばかりに火が流れ手前が炊き上がらぬうち
に奥のほうが焦げてしまいました。

 しょうがないのでご飯が蒸れてから、
 おコゲ以外は土鍋に取り、残ったおコゲ
 に醤油をかけまわし、よく混ぜて馴染ま
 せてから昼飯用に握り飯を作りました。
 失敗ご飯もこうすればちょっとした一品
 でしょう。お昼に食べましたが美味かった
です。どうも一寸間をおくとご飯炊きをしくじるようで、気をつけ
ねばなあと思っていても案の定しくじるのはよほど気が抜け
ているのでしょう。情けないことです・・・

おにぎりとおむすびの違いはその形だそうで、画像のように
丸く握るのが 『おにぎり』 結び目を模して三角形に作るのが
『お結び』 だそうです。どちらの形も美味しいですが、どっちかっ
てぇとおむすびの方が品の良い感じがしますねぇ。どちらにして
も、『にぎりめし』 は日本の携帯食の金字塔でしょう。中身も色々
ですが、1番好きな具はと聞かれたら皆さんは何を選ばれますか?
迷うところではありますが、私は 『おかか』 です。





2009年04月15日(水)      新 緑

 花が終わったとたん葉が萌えて、増して
 今日のように晴れて暑いくらいの陽気に
 なったものだから小さな虫達がいそいそ
 と出てきました。ヤモリがちょろちょろ、
 カナヘビがうろうろ、蝶々ひらひら、蟻が
 ぞろぞろ、命の盛返しが眩しいほどです。
が・・・ 歓迎すべからざる者どもも出てくるのです。ムカデ、
ヤスデ、ナメクジ、ゴキブリ、そして 『蚊』 皆同じ命ですから
訳隔てなくその営みを肯定するべきですが、毒虫や吸血虫
までは愛せませんねえ・・・

自然って、両面ですねえ。人の勝手な価値観ですけどねえ。





2009年04月13日(月)      ニガウリ播種

 今日、いい陽気だったので例年に無く
 早くゴーヤーの種を蒔きました。沖縄
 から帰ってきてすぐニガウリの種蒔を
 するのも乙なもので、何だかサンシン
 の音でも聞こえてきそうな気分で土の
 仕事をしました。

今年の夏はまた暑くなるのでしょうか?蒔いた種が無事に
発芽し、すくすくと蔓をのばして大きな瓜が生るといいです
が、あんまり暑いのはご免蒙りたいものですなあ。





2009年04月12日(日)      りうきう

昨日、無事に沖縄より帰ってまいりました。
飛行機にも乗れるようになり、一つ経験値が上がったように
思います。マッハのスピードで帰ってきてしまったので、どう
にも島時間と街時間の切り替えがききませんが、そのうち
にはこれも解消することでしょう。

 沖縄というところは、やはり関東モンに
 とっては別世界でありました。荒々しい
 自然、独特の植生、言葉の差異。重い
 戦争の瑕疵、今尚貼りつく基地の現実。
 そんなもろもろを背負い込んで地道且つ
 したたかに生きる沖縄県人の足裏の力!
沖縄に美味い物はないなどという心無い人の中傷を鵜呑みにして
行った私には、沖縄料理は素晴らしい美食でした。何より、食料
自給率の高さには感嘆しました。豊かな海の幸と、保存食の知恵
には冷蔵庫のなかった時代から今日まで捨てることなく伝承して
いるぶ厚い文化がありました。無駄なく豚を食べる術、豆腐よう
に代表される発酵技術、そして沖縄そばのだしの絶妙な塩梅。
長寿の国沖縄の真骨頂が料理の隅々に感じられました。

住めといわれればこの歳になっては聊か無理ですし、飛行機に
はなるべくなら乗りたくはないので、赴いて楽しむことはしないだ
ろうと思いますが、幸い横浜鶴見には 『沖縄物産センター』 が
あり、食材もお菓子も買うことができます。そちらを利用して楽し
むことにしましょう。  いや、実に、意義深い旅でありました。
そこで、久しぶりに一句ひねりました。

       こもごもを 負うたる島や があじゅまる





2009年04月10日(金)      やちむん

見てきました。 『読谷』 と 『壷屋』 沖縄の青い空に
赤い屋根が並ぶ現代の工房村 『よみたん』 と、ガジュマルの
ようにがっしりと那覇に根を生やした伝統の窯業地 『つぼや』 は、
時代の流れとともにその存在価値を変化させざるを得なくなった
沖縄の陶工たちの今昔を如実に物語っておりました。

 県中部、米空軍嘉手納基地にほど近い
 読谷村はいかにも山村の趣で、その中に
 ある 『やちむんの里』 に点々と建てら
 れた工房がゆとりを持って配置され、若い
 陶工たちが一生懸命がんばっているという 
 印象を受けました。
 一方那覇市の壷屋はうちなんちゅの台所、
 市場本通りからひとすじ入ったところに
 寄り添うようにありました。薪窯の煙こそ
 立ち上ってはいないものの、工房と販売
 店が軒を並べ、地に足の付いた仕事をし
 ているなあといった印象でした。

赤ーい土、青ーい海と空、白ーい漆喰、こういった色を毎日見て
過ごしている人たちの陶器が畢竟明るい色使いになるのも得心の
いくところ。どこまでも伸びやかにおおらかに作られた焼物たち
は見方によれば少々無骨で手取りの重たい什器ですが、きっと
「なんくるないさー」 という寛容さで愛されているのでしょう。
帰りがけに寄った公設市場にはやっぱり!あおあかきーのお魚
たちがならんでおりました。ぐるくん、みーばい、あおぶだい、
のこぎりがざみ、どれもきちんと焼物(やちむん)色でした。





2009年04月09日(木)      ア ナ

乗りました。二十世紀の文明の利器 『飛行機』
正直に言いましょう。ものすげー緊張しました。ハツキリ申し
上げましょう、チビりそうでした。流石におもらしはしませんでし
たが、離着陸時には手に、腋に、首に、じっとりと汗をかきました。

 11時40分発全日空127便ボーイング747
 テクノジャンボは、羽田空港52番搭乗口
 からほぼ満席のお客様を乗せて軽々と
 飛び上がり、ゆつくりと旋回しながら
 あっという間に富士山を右手に飛び越
 えて雲の上に登りました。多くの先達
の方から教えていただいたアドバイスどおり下着は裏返しに履き、
機内には左足から入り、座席では親指を隠して握っていたおかげ
で乱気流にも合わず快適な空旅であったと思います。が・・・到着地
の天候は雨!ゆっくりと高度を下げる機が雲に入ると流石に気流は
乱れ少々揺れました。25列席の目の前にはスカイビジョンなる液晶
大画面があり、飛行機前方の映像が写しだされます。雲をぬけ陸地
が見え、空港の滑走路が迫り、着地する瞬間は冗談ではなく本当
に失禁しそうでした。(客室乗務員さんの案内どおりにシートベルト
ランプが点く前に用を足しておいて良かったです。) 

乗ってきた以上、また乗って帰らなければならないのですが、まあ
二度目は全くの未体験ゾーンではないので気も楽です。しかしながら
正直他の方法を検討したくなります・・・ゆいレールが、東京モノレール
につながってればなあと、本気で思いました。





2009年04月08日(水)      JT-12B

デジタルチューナーを新調しました。騙し騙し使っていた
KORGのDT-1がいよいよ不具合が出てしまったので以前
から欲していたクリップ式の物をネット通販で買いました。

 いやあ、最近のは小さいです。なのに
 多機能で驚きました。各楽器に合わせた
 チューニングモードに加え、クロマチック
 機能も付いており、音を拾って判別して
 くれます。弦の振動を感知するタイプなの
 で、周りの音の影響も受けません。更に
 液晶が2色になっており、普段はオレンジ
 色で調律が合うと緑色に変わります。
嬉しいことにオートオフの機能も付いていて付けっぱなしで
電池を消耗するのも防いでくれます。実にお利口さんです。
これで何と!定価 2,730円 (もちろん定価では買っており
ません) いやあ〜良い時代になったモンです。

最近はギターの調律を常に半音下げていますので、クロマ
チックチューニングがことのほか便利です。演奏の腕前はと
いえば一向上達しませんが、気に入った曲のコード譜を印刷
してはジャカジャカ弾いて下手な歌を歌って楽しんでいます。
ここのところ良く歌っているのは斉藤和義さんの 『おつかれ
さまの国』 という曲です。アリナミンのCMで使われています
のでご存知でしょう。ゆったりとしたエイトビートでコード数も
多くなく初心者向けです。年齢的にも近いので歌に同調し
やすいです。

暦は清明を過ぎ、月も満ちてきました。
春爛漫、うららかな気分ですごしたいものです。





2009年04月07日(火)      多 花

 今年は桜の花の付きが良いようです。
 椿が多いことは先月30日の日報で書き
 ましたが、桜も多いようです。昨日は
 横浜市の小中学校で入学式でした。そ
 して今日は県立高校の入学式。新入生
 の皆さんには花が間に合って良かった
ですねえ。咲けば散るのみの花々ですし葉が出れば虫の
心配もある桜ですが、今だけは繚乱の花を愛でましょう。





2009年04月06日(月)      月 花

 昨日はじつによろしいお花見日和でした。
 暑からず寒からず、風も穏やかで、花は
 まさに見ごろ。昼過ぎから始まった宴は
 勢い衰えることなく夜桜に突入!宵には
 雲も晴れて月も拝むことができました。
 久しぶりの外宴会、夜更けてからは焚火
を囲み、体もそして心も芯まで温まりました。果報なひと時でした。





2009年04月04日(土)      八 分

 横浜は満開が宣言されました。
 が・・・我が家の桜はまだ八分です。
 でも、明日には満開になるでしょう。
 明日は、午前中陶芸教室をし、その
 メンバーと、馴染みの仲間が集まって
 お花見です。お天気は花曇りの予報
ですが、気温はまずまず温かそうで、表でできそうです。

花の下での宴は良い気分でしょう。
春という季節を満喫しようと思います。





2009年04月03日(金)      にわしごと

昨年の秋に買ってあったキンモクセイの苗木を、冬場のうちに
植えようと思いつつ、ついつい日延べ日延べでやっと今日定植
しました。久しぶりの庭仕事は爽快でしたが、一寸草臥れました。
 植えようと考えていた場所にはもとより
 榊と躑躅と茶の木が植わさっており、
 まずはそれを掘り上げました。小さい
 ながらも3株を掘るのは手間でした。
 空いた場所に苗を植え、掘り上げた木
 を各各他の場所に植え付けました。
体が温まり、腰痛も出ないので勢いづいて里芋の畑も作りました。
女房の両親が畑の粗起こしをしておいてくれたのでわりあい楽で
したが、今一度耕して畝を掘って堆肥を入れ、種芋を植えて土を
ならすと、流石に腰が凝り、思わず茨城に住んでいた頃のように
「はぁ〜、こえぇ」 と、溜息が漏れました。

ひと仕事終えて道具を洗い、きれいに片付けて手と顔を洗うと
何とも良い気分でした。腰も背中も凝っていますし、二三日後
の筋肉痛を思えばちとぞーっとしますが、畑仕事の後の爽快感
には変えがたいものがあります。やはり、日本人は農耕民族
なんでしょうねえ。さあ、しとっ風呂浴びて、きゅーっといただき
ますかー。 美味いんですよまた、こういう日のアレは。

んで、おつかれさまでした。





2009年04月02日(木)      タ ラ

花巻東高校は惜しくも負けてしまいました。然しながら
とても良い試合でした。夏にはまた元気に甲子園に帰って
きて欲しいです。
 今日の横浜は良く晴れて、風は心なし
 寒かったものの春らしい上天気でした。
 桜も日に日に花を増やし、タラの木の
 芽も膨らんできました。5日の日曜日に
 はお花見を計画中、晴れれば野外で、
 雨でも室内で決行する予定です。

今日のような良いお天気になるといいですが・・・





2009年04月01日(水)      はなまき

春の選抜高校野球も大詰めとなりました。
東北対決となった準決勝の第二試合をラジオで聴観戦しました。
21世紀枠で勝ち進んだ宮城の利府高と左の豪腕投手を擁する
花巻東高の試合は、岩手県代表が勝ち、決勝へ進みました。

 女房が岩手県出身なので、勢い岩手県代
 表を応援していますが、特に花巻東高校
 に縁があるわけではありません。が、義母
 の旧姓が菊池であるため、菊池投手が
 とても身近に感じます。岩手県には菊池
 姓が多く、ちの字が地ではなく池なのが
特長です。菊池さんという姓の方にお会いすると、ひょっとして
お国は岩手ですか?と、つい伺ってしまいます。

明日はいよいよ決勝。準決勝の勝利インタビューで菊池投手は
『ここまできたらあとは楽しむだけです』 と清々しいコメントを
残していましたが、応援団としてはぜひとも優勝して欲しいです。
対戦相手は走攻守均整の取れた実力を持つ長崎県の清峰高校、
強敵ではありますが、あとひとつで日本一です。ここで頑張らず
にどこで頑張るんだ、くらいの気持ちで行きましょう!

明日もラジオで応援します。




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