おうち鑑賞

2007年03月28日(水) 『列車に乗った男』途中爆睡につき


境遇の全く違う二人の男が出会い、、、


オープニングシーン、二人の男の出会い方が不自然というか、

どうもしっくりこないわぁ〜

と思っているうちに眠気に襲われ

帳尻を合わせるがごとく(?)ラスト近くに覚醒。

もう一度見直すことに。

(期待していた程にはテンションがあがらない雲行きのような)




2007年03月27日(火) 植木等さん







ここ数ヶ月の間に見た映画に

植木等さんが出演している作品は2本ありました。

大林宣彦監督『あした』と

石井聰亙監督『逆噴射家族』です。

ふと思い返してみると、2つの作品とも他の出演者の方々より

植木等さんの存在感が強く印象に残っていることに気付きます。

出演された番組や映画など数多くは見ていないのですが、

植木さんの姿を見かける度、慈悲深いたたずまいに

目の奥が熱くなるような気持ちになっていました。


すんごい前、よくわからないのに(私なりに気取って)買ったCD。

ずいぶん時間が経ってしまいました。

(「ドント節」BGM中。小腹がおかしい)






2007年03月26日(月) 『幸せになるためのイタリア語講座』


昨日の『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』と同じく

いちびり系レンタルビデオ屋(失礼)でやっと見つけました。

ブラボーいちびり屋。(失礼)




生きることに不器用な人たちが

イタリア語講座に集うことになり、

関係を紡いでいく、、、というストーリーです。

映画だと「不器用な人々」と客観視してしまいそうだけど

現実に照らし合わせると、案外普通じゃないか、

人間ってこういうとこあるもんだよね、

あぁよかったワシだけが感じてることじゃなくて、と

思わせてくれたというか、

(うまく言えないんですが)人間のリアリティを

見せてくれた、向かい合わせてくれた感じです。

小腹で感じるおかしさが何とも味です。

おもしろかった〜(しみじみ)





2007年03月25日(日) 『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』


ついにこの映画のビデオを見つけた時

静かに涙ぐみました。(ずっと探していたので)

いちびり系な方々が結構お越しになってる

雰囲気のレンタルビデオ屋さんに

自転車で片道30分かけて行った甲斐がありました。



人生は苦しい、苦しいけどその人生を生きる、

受け入れながら何かを見つけていくんだね、、、

というような思いが頭の中をぐるぐる。

冷静に見ていたつもりだったのに

ラストになって(コントロール不能な)涙がこみあげてきました。

想像する余韻に浸らせてくれたラストシーンは

正直救いであり楽しさでした。

良い映画でした。(と、軽々しく言うのも何か抵抗がありながら)











2007年03月21日(水) DVDが届いた〜








注文していた『もののけ姫』

『パンダコパンダ&パンダコパンダ雨降りサーカス』

『アメリカの夜』のDVDが届きました。(正確には昨日ですが)

100円の差も見逃さない意気込みで

検索した結果、HMVに注文しました。

『アメリカの夜』は783円!

良い作品が手頃な価格で手に入ってうれしい限りです。




2007年03月20日(火) 『黒い十人の女』


この映画を見る前に『炎上』を先に

見ておきたかったのです。

市川崑監督の製作年順に見る、

という意味合いもあったのですが、

ワタシ的に『炎上』 二つ目

『黒い十人の女』 真打、という

心もちが何故かありまして。

という訳で、この映画はすごく見たかった映画なのです。

あぁそれなのにそれなのに。昨日に引き続き、

昨日と全く同じシーンで猛烈な睡魔に襲われてしまった。

(瞼を糸で引っぱったような目つきで見通す!)




根無し草のような男に惚れてしまう女たちと

その女たちで身を滅ぼす男の姿を

クールにスタイリッシュに描いた映画。

中村玉緒の可愛らしさったら!

超キュ〜ト!!


いまいちちゃんと見た感がないので

(日記に睡魔に襲われたことしか書いてないような)

もう一度レンタルし直しました。

(夜道をチャリでGO!)




2007年03月19日(月) 『黒い十人の女』


Yahoo!ニュースで船越英二さんの訃報を見たのは

ついさっきのことで、この映画に船越英二さんが

出演されてることは知りませんでした。

見合わせた偶然に複雑な気持ちです。

今まで出演されている映画を見たことはなかったのですが、

テレビドラマでの独特な口調が印象に残っています。

ご冥福をお祈りします。




・・などと言いつつ途中、猛烈な睡魔に襲われ

完全に眠ってしまった箇所、数箇所。

明日、見直すことに。




2007年03月18日(日) 『座頭市』 『座頭市物語』


『座頭市』

得意になって棒術(?)を教えているつもりの

ヤクザもんのガダルカナル・タカが

逆にボカスカ叩き返されて

全然先生扱いされてないシーンに

思わずぷぷぷっ。


ワタシ的には勝新太郎の

『座頭市物語』の印象の方が強くて、

北野武監督の映像はきれいだなと思うとこもありつつ

(人間の表現が物足りない感じがして)

あまり気持ちは動かなかったな。






『座頭市物語』

ちょっと前に無料動画サイトのGyaOで初めて見て

もう一回(CMなしの映像で)ちゃんと見ようと思い

(DVDは見つからず)ビデオをレンタル。

くたびれたっぽいビデオだったので

なんか画質が全然よくなかった。うー。


やっぱり天知茂ってかっこいいなあ。

この時代の役者さんたちって

剣術をはじめ着物での所作がすごく自然。

(そりゃ訓練の賜物なんでしょうが)

胴長体型だから着こなせてるのかなあ。(失礼な)








2007年03月14日(水) 『炎上』


レンタルビデオ屋を2〜3軒回ってみたが

見つからなかった。仕方あるめえ。(江戸っ子?)

画質の状態がよろしくない、

ずいぶん前にBSで録画したビデオを見る。

びび〜っと走る画面の雑線から

意識をそらしながら見た。根性だ(笑)

そんな課題?がありつつの状況だったけど、

なんて美しい映像なのだろうと思った。



この時代の映画のみならず

他にも見ていない映画はたくさんあるのだけど

ある心の一線を越えたところで琴線に触れる(と言うのか)

映像が美しいと感じ入ったのは、この映画と北野武監督の映画だ。

それに市川雷蔵って何十年経っても

全然古臭さを感じない。

ちょっとレオン・ライ似?とか思った。むふふ。






2007年03月12日(月) 『平成狸合戦ぽんぽこ』


環境破壊、自然破壊について考えさせられました。

モノを言わない自然や動物を大切にしないことは

人間社会においても、モノを言えない弱い立場の

人たちに冷たい社会なんだと思います。

このような映画は絶対存在していて欲しい、

と思うのと同時に、あのぉ、そのぉ、、、(もごもご)

映画を鑑賞するという点では全然心がはずまなかったです。

なんか理屈っぽくて。あ、言っちゃった。

監督の高畑勲さんの学術肌(?)みたいな所が

反映されてるんでしょうか?




2007年03月10日(土) 『スーパーサイズ・ミー』


アメリカの歪んだドカ食い文化が

(明るくポップに)リポートされていました。

小学校の昼食風景にびっくらです。

ジャンクフードばっかり。

まるで自暴自棄な気分になった時に

チョイスする食べ物系。

これならうちの猫ズの食事の方がレベル高くね?(苦笑)



このドキュメンタリー映画を見てから

日本食を味わうことのできるしあわせを

しみじみ感じましたです。

そして、おやつの食べ方をもうちょっとしおらしく

しようかなあなんて考えさせられました。

(結局食べるんかい?)






2007年03月09日(金) 『もののけ姫』


見終わって、作り手の熱に気圧されたような

嗚咽する涙が出るばかりでした。

気がつけば、もう10年前の作品なんですね。

気になりながら見ないでいたのは、

ワタシにとって出会うタイミングが、

今だったんだと思うことにします。









2007年03月08日(木) 『靴に恋して』


昨日と違ってバッチリ覚醒しております(笑)

さ、気を取り直して見るぞ〜




一見、関係ないように思える人たちが

実はお互いの人生に関係しているという、

袖触りも合うも多生の縁程度から

濃密なものまで表現を重ねていって、

その相関図を俯瞰して味わうような映画でした。

(内容は全然違いますが『ツインピークス』を思い出しましたです。)

登場人物の人生を(くどくど説明せずに)

切り取って並べてあるかんじなので

見る方に見方がゆだねられてるとこがあるのかも。

初見だと区別がつかない俳優さんもいたので

昨日のウツラ見予習(?)があってかえってよかったです。

登場人物が多い&濃ゆめのスペイン人顔に慣れてないみたい(笑)

『海を飛ぶ夢』もすごく好きだったし、

スペイン映画、また見てみたいです。



2007年03月07日(水) 『靴に恋して』をウツラ見する


終始、睡魔に襲われながら見ました。

1秒覚醒→3秒気絶をくり返す(笑)

この映画がオモロないとか

そういう問題じゃなく眠かったんです(笑)

明日もう一度見直すことに。



2007年03月06日(火) 『パンダコパンダ&パンダコパンダ雨ふりサーカス』


ひとり暮らしをすることになった小学生のミミ子の家に

パパ・パンダと子パンダがやって来た!



この作品は1972〜73に製作されたそうです。

『アルプスの少女ハイジ』と『となりのトトロ』の

原点になった作品だと聞かずとも

(特典映像のインタビューで高畑勲さんがそう語ってました)

見たまんま、ミミ子は(あ、ハイジだ!)

パパ・パンダは(あ、トトロだ!)です(笑)

そして子パンダのパンちゃんは、喉から手が出るほどかわいいです(笑)





ぱっと見た時、近年の緻密な描写や表現の

アニメーションに目が慣れてしまっているせいか

何か物足りない印象を持ったのですが

見る程に気持ちに染みこんできます。

(自分でもそのへんよく分からないのですが、

すーっと、気持ちが柔軟になっていくかんじです)

DVD購入するぞ。(レンタル返却日がせまってる〜)

なれど慎重に価格を検索中です(笑)







2007年03月05日(月) 『ハチミツとクローバー』


蒼井優チャンは、演じているというより

なりきり型ですね。かわいいイタコ型だ(笑)

オダギリジョーから生臭味を抜いたような彼は

一体誰だろうと思っていたら、この人が加瀬亮なのか〜 

(顔と名前が一致してませんでした)

俄然『それでもボクはやってない』見たくなりました。


(原作を読んだことがないので)

もう少しベタっとした恋愛モノを想像していたら

ほどよい距離感で描かれていて気持ち良かったです。





2007年03月04日(日) 『紀子の食卓』


おぉ、ずっと見たかった

『紀子の食卓』をレンタルビデオ屋で発見〜

俳優というよりタレントだと思っていた

吹石一恵が意外と好演してました。

ひょっとして澁澤龍彦を好む人が

受け入れやすい映画かなとふと頭をよぎり。

ワタシ澁澤龍彦を読んだこともないのに(オイ)

暗黒耽美傾向(?)の匂いを感じましたです。



前半、3分の2くらいは、

全然好感触で見ていたのですが、

後半、この映画の正体がわかって(わかったつもり)

だんだんかったるくなってきてしまいました。

ワタシ的には、あんまり好きなタイプの後味ではなかったなあ。

想像していたよりハードな映画でした。






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Barbara [MAIL] [バイオトープの庭]

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