fleur bleue
sora



 こんにちは。

こんにちは。soraです。

 日記を初めてから3ヵ月が過ぎました。こんな日記でも、少しずつカウンターが増えていること、うれしく思います。少しでも、見てくれる人がいること、とても励みになっています。ありがとうございます。

 日記のIDを登録してくださっている人たちへ。このような自己満足な日記を登録していただき、ありがとうございます。感謝の気持ちでいっぱいです。日記は、更新される度に読ませていただいています。なお、日記を読む度に投票させていただいています。顔も名前も知らない私の、ささやかな気持ちです。

 この日記では、具体的な表現を避け、あえて抽象的な言い回しばかりを使っています。それはきっと、真意を見透かされるのが、怖いから。私は、ひどく臆病な人間で、無意識のうちに人に知られることをおそれてしまうのです。でも、伝えたい。そんな気持ちでいます。この気持ち、伝わりますか?

 この日記に書き記すもの。それは心の呟きだったり、叫びだったり、穏やかな気持ちだったり、大切な誰かへのメッセージだったりします。その日にあった出来事ではなく、その日に感じたことを書いています。私と同じように、悩み、苦しみ続ける人たちへ、この思いを捧げます。この日記で、何かを感じていただけたなら、この上なく幸いです。

それでは。

2006年01月31日(火)



 不安がとまらない

どうしよう。

不安が、不安が止まらない。

肩に重くのしかかるプレッシャー、
はねのけることできずに、
今にも押し潰されそう。

そう遠くない未来に訪れる、
悲劇に気づいたそのときから、
不安が不安が止まらない。

2006年01月30日(月)



 果てしなく続く道

夢を見ました。

ある晴れた日の昼下がり。山道を行く私たちは、一台のバスに乗り込みました。バスの中には、たくさんの人がいました。小さな子供、若い人たち、年配の人たち。みんな楽しそうに笑っています。

疲れきっていた私たちは、バスに乗り込むとすぐに、深い眠りに落ちていました。

目が覚めると、バスの中には、私とあなたの二人だけ。辺りはすっかり暗闇に包まれ、窓からは、輝く星が見えました。

運転手は、決して振り向くことなく、語りかけることもなく、じっと前を見て運転を続けていました。

私たちは、何も語らないまま、体を寄せ合い、ずっと離れずにいました。二人の鼓動を確かめ合うように。

そのまま何時間経っても、バスは止まる気配をみせませんでした。このバスは、いったいどこから来てどこへ向かっているのでしょう。行くあてもないまま、バスは走り続けていました。

2006年01月29日(日)



 心を売る機械

夢をみた。

駅のホームを出て、地下道をまっすぐ歩き、しばらく行ったところを右に曲がると、そこに一本の細い通路がある。その通路の先に、心を売る自動販売機がある。

既に何人かの人が並んでいた。その場にいる人たちは皆、陰欝な表情を浮かべ、決して言葉を交わすことはない。ずっとうつむいたままで、心がどこか遠いところにあるように見えた。

私も並んで、自分の順番を待った。やがて私の番がまわってきて、その機械の前に立った。自動販売機には、
『不安がなくなる』
『気分が高まる』
『よく眠れる』
など、12種類ぐらいの商品がある。

私は、『不安がなくなる』のボタンを押した。すると、胸につかえていた不安が取り除かれ、少し心が軽くなったような気がした。

自動販売機の前には、どこからともなく人がやってきて、足取りは絶えることがない。

その場を後にして、私は元いた雑踏の中へと戻っていった。何も変わらない、現実の世界へと。

やがて雑踏の足音は遠のいていって、すっと夢から覚めた。

2006年01月28日(土)



 報い

思い出すのはいつも、
想いを寄せた人よりも、
想いをくれた人ばかり。

校舎の裏、
日向の窓、
月の明かり、
真冬の夜の帰り道。

ありがとう。
明日の希望をくれた人。

ごめんなさい。
あなたを裏切ってしまったこと。

いつもそう。
あなたのふとした仕草の中に、
許し難い憤り、
感じてしまう。

悪いところほど、
よく気づく。
そして、
いつも別れを、
選んでしまう。

傷つけられるよりも、
傷つける方がつらかった。

きっと人を傷つけた分、
たくさん人に傷つけられてる。

それは、当然の報い。

気がつけば、
誰も振り向いてなどくれなくて、
深い孤独に苛まれてる。

あなたがいてくれたことの幸せ気づかずに、
別れを選んだ私にふりかかる孤独。

どこまでも、惨め。

2006年01月27日(金)



 地の底から

あなたが、遠ざかっていく。

あなたは何も変わらない。
あなたは今でも、
決して色褪せることなく、
輝き続けている。

色を失った私は、
どこまでも堕ちていく。

今、私がいるのは、
地の底の暗がりの中。
そこに光はなく、
朝も昼も夜も、
限りない闇が続くだけ。

どんなに顔を見上げても、
太陽降り注ぐ、
地上のあなたの元には、
届かない。

私は、
光無き者。
力無き者。
慰み無き者。

そんな私に、
あの頃の輝きなど、
欠片もない。

共に過ごし、
笑い合った日々は、
遠い日の幻のよう。

2006年01月26日(木)



 渇き

ふとした瞬間に感じる、
激しい飢えと渇き。

水やらぬ花が枯れていくように、
優しさなくした私の心は、
枯れて、堕ちて、朽ちてゆく。

私の心を満たすのは、
他ならぬあなたへの思いと、
あなたの優しさ。

ああ、優しさがほしい。

もっとほしい。
もっとほしい。

もうそれなしには、
生きている心地さえしないのです。

2006年01月25日(水)



 重なり合う影と影

二人の影が重なり合って、
一つの大きな力になった。

二人の世界は、どこまでも続く。
どこまでも、果てしなく続く。
二人の世界は、無限に広がる。
約束された未来がそこにある。

『結ばれる』
幸せ感じるこの出来事に、
いつまでも変わらぬ愛を思う。

『家族』という、
優しい響きに、
幸せに包まれた明日を見る。

いつまでも、忘れないでいて。
大切な人が、いつもそばに、いてくれたこと。

あの日出会ったあの人は、
やっぱり、運命の人だったんだね。

おめでとう。
心から、あなたたちを祝福します。

会ったこともなければ、
顔も知らない、
遠い世界の人たちへ。

おめでとう。
流れる涙が、止まらない。

2006年01月24日(火)



 憂う瞳に映る陰

あなたは、
とても、
美しい人。

あなたと向かい合っていると、
その美しさに、
みとれてしまいそうになる。

その美しさに、
憧れさえも、
感じています。

初めて会ったその日から、
忘れられない人になりました。

黒く長い髪に感じる、
強い憧れ。

潤んだ大きな瞳に、
吸い込まれそうになる。

あなたの美しい瞳は、
いつも憂いに満ちている。

美しくも不器用なあなたの恋は、
いつも実ることなく終わりを告げる。

願った恋は叶わずに、
一人暗闇の中、
泣いている。

憂いを帯びた瞳の奥に、
いったい何が、
映っているの?

2006年01月23日(月)



 無に還る

あなたがくれた優しさ、笑顔、励ましの言葉。
すべては幻だったの?

ううん。そうじゃない。
あなたの優しさは、本物だよ。
あなたの優しさに、いつも癒されてる。
励まされてる。

でも、まだ足りないんだ・・・。
本当は、もっとほしい。
もっとほしい。
あなたの優しさで、私の心を、救ってほしい。

でもそんなこと言えない。
絶対に言えない。
あなたにとって、重荷になってしまうから。

あなたの声が、少しずつ遠のいていくのを感じる。
追いかけられない私は、ひたすらにあなたの帰りを待つ。
それしかできない。

でも、もう待つことに虚しさ感じるようになってきてしまっている。
いっそ全部捨てて、無に還ってしまおうかって思ってる。
あきらめる?そんな気持ち。

理想を捨てて、夢をなくしてしまったら、
そこには現実だけが残る。

毎日毎日、同じことの繰り返し。
一日、また一日が、淡々と過ぎてゆく。
何も変わらない。何も変わらない。

楽しいことなど何もなくて、時として苦しい日々が続く。
生きていることが、厭になる。

始めから、何もない。
それこそが真実なの?

そんなの嘘。
信じたくない。
信じたくない。
信じたくないよ・・・。

2006年01月22日(日)



 ウソツキ

ずっと返事してなくてごめんね。
忙しかったから、なんて嘘。

返事をしなかった本当の理由は、
あなたの言葉に、傷ついてたから。

あなたの言葉に打ちのめされて、
立ち上がれずにいたから。

素顔を誰にも知られたくなくて、
必死に元気なふりしてた。

だから『忙しい』なんて嘘をついたんだ・・・。

このまま連絡をとらなければ、
あなたを失ってしまうかもしれないって思った。

あなたを失ってしまう。
それが怖くて、また返事を書きました。

私は、こんなにずるい人間。
捨てられて当然。

『これからもよろしくね。』なんて、
言う資格さえないよね・・・。

2006年01月21日(土)



 蘇る記憶

忘れよう。
どんなにそう願っても、
記憶の果てから、
思い出が蘇る。

ゆっくりと近づいてきて、
少しずつ私を追いつめる。

あなたと過ごした、
偽りのない、愛の日々。
幸福な毎日。
疑うことなく永遠を信じていた。

別れは突然に訪れた。
今まで積み上げてきたものは、
瞬く間に壊れて、砕けて、弾け飛んだ。
音を立て、崩れていった。
永遠なんて、あまりに脆い幻想。

二人重なり合った夜。
あなたはまっすぐ私の目を見ていた。
恍惚の表情を浮かべながら、
そこにある愛に、迷うことなく溺れていた。
そうしている間だけは、
どんなに嫌なことも、
すべて忘れていられた。

あなたがくれた、愛のことば。
今でも大切に思っています。
思い出す度に、哀しみで、涙に暮れる。

あなたの声がきこえる。
優しく響く、あなたの声。
私、ずっと癒されてた。

もう二度と戻れない愛だけが、
私の心に深く刻まれています。

2006年01月19日(木)



 安堵のため息

ひとつ不安が姿を消して、
思わず安堵のため息が漏れた。

今はただ、
束の間の快楽に身を委ねる。

明日目覚めたときには、
また不安に襲われてしまうのかな。

今は何も考えたくない。
今は何も考えられない。
今はすべて忘れていよう。

あたたかい毛布にくるまって、
幸福な夢をみていたい。

2006年01月18日(水)



 失われてしまった親友たちへ

私を『親友』と呼んでくれた人たちへ。

あなたのことが、
大好きでした。

あなたの話を聞くことが、
何よりもだいすきでした。

あなたと話していると、
時が経つのを忘れ、
気がつけば、
朝を迎えていました。


あなたと離れ離れになってからは、
すっかり一人でいることに慣れてしまいました。

いつしか私は、
大切な人思いやる気持ちを忘れてしまいました。

時が過ぎ、思いは薄れ、
あなたの顔さえも思い出せなくなってしまいました。

そして今、
孤独に晒されて、
一人彷徨っています。

もしも許されるものならば、
もう一度、あなたに会いたい。

2006年01月17日(火)



 霞む景色

窓から降り注ぐ昼の太陽は、
私を慌ただしく急き立てる。
息着く間もないほどに。

時間の渦に巻き込まれ、
気付ば辺りは闇に覆われる。
周りを見渡しても誰もいない。
そこに深く広がる闇。
そしてまた闇。

時に激しく、
心奮わせながら、
一睡もできないまま、
ついには朝を迎える。

朝日が眩しい。
痛いほどに眩しい。
そこにあるのは、
あきらめにも似た、
やるせない気持ち。

そこは、この世の果て。
コンクリートに囲まれた、
冷たい牢獄。
命が削り取られていく音が聞こえる。

2006年01月16日(月)



 ありのままで

あるがままでいてください。
ありのままのあなたは、ただそれだけで美しい。

2006年01月15日(日)



 幸運を祈っています

雪の降らない街から、
雪降り積もる町に住むあなたへ。

厳しい寒さの中でも、お変わりなく元気に過ごせていますか?

もうすぐ、決戦のときですね。
今はどんな気持ちでいますか?不安な気持ちはありますか?

心配しなくても大丈夫。
あなたのことだから、きっとうまくいくでしょう。
必要なのは自信だけ。

あなたの幸運を祈っています。
ずっと応援していますよ。
遠く離れたところから。

2006年01月14日(土)



 微熱

真冬の帰り道。
微かに風の音が聞こえる。微かな熱を感じる。

微熱は心地よい。
悩みや迷いは姿をくらまし、心地よさだけが残る。

ほとんど何も感じなくなる。
あまり物事を考えられなくなる。

何も感じない。
何も考えない。
きっとその方が、今よりずっと幸せでいられるのでしょうね。

2006年01月13日(金)



 微笑をくれた人へ。

おめでとう。

心から、
祝福したい。

愛しい人に、
めぐり逢えたこと。

突然のあなたの知らせを聞いて、
とても元気になれました。
とても素直な気持ちになれました。

大切な人のよろこびが、
暗く塞ぎ込んだ私の心、
優しく受けとめてくれました。

ゆっくりと、
愛を育んでくださいね。

あなたのことを、
いつも大切に思います。

微笑みを、ありがとう。

2006年01月12日(木)



 

人が怖い。
人は時に私を傷つけるから。
人は時に私を裏切るから。
人は時に私を欺くから。
人は時に私を拒むから。
人は時に私の心を引き裂くから。

それでもやっぱり人が好き。
人は優しさをくれるから。
人は勇気をくれるから。
人は元気をくれるから。
人は想いをくれるから。


ありがとう。

2006年01月11日(水)



 限界が近づく

限界を感じる。

朝目覚めるとすぐ、
不安もゆっくり目を覚ます。

胸が苦しい。
一点をみつめたまま、
動けなくなる。

それでもなんとか踏みとどまってる。
あたかも何事もないかのように振る舞ってる。
人前では、笑顔にでもなれる。
不思議だね。

でも、そろそろ危ない。
いつか理性をなくしてしまいそう。
このままどうかしてしまいそう。

気づかれたくない。
気づかれたら、
もう戻れない。
そう思ってる。

もう少し耐えるんだ。
いつか、また幸せになれるから。
きっと幸せになれるから。

2006年01月10日(火)



 届かない・・・

願うことは、ただひとつ。

心開ける仲間がほしい。

なのに、思いは届かない。

声は、虚しく響くだけ。

2006年01月09日(月)



 心を砕いた言葉

どうしてそんなこと言ってしまったんだろう。
こうなるってわかってたのに。
なぜ言った?

不器用というには、
あまりにも自分勝手すぎる言葉。

私の身勝手な言葉が、
あなたの心を、
立ち直れないぐらい深く傷つけた。

修復不可能なぐらいに、
粉々に砕いた。

なぜだろう。
傷つけたのは自分の方なのに、
涙が流れ出て止まらない。

苦しいよ・・・。
苦しいよ・・・。

もしも願い叶うのならば、
あなたともう一度やり直したい。

もう一度、
わかり合える日々を取り戻したい。

そしていつか、
あなたの笑顔に会える日を夢見て、
手を取り合って進んでいきたい。
叶う?叶わない?わからない。

2006年01月08日(日)



 日記を始めた理由

私が日記を始めた理由。

誰にも言えない、胸の内にそっとしまいこんだ思いを吐き出すため。

理解しがたいこの感情を、誰かに見てもらいたかった。認めてほしかった。

きっと世界のどこかで、見守ってくれてる人がいる。そう思うことで、心が安らぐこと求めてた。

実際はどう?
心安らいでる?
わからない。
すっきりしてる?
わからない。
満たされてる?
わからない。

日記をつけるようになってから、考えこむことが多くなった。そして気づかなくていいところまで気づくようになった。気づかない方が幸せ?

日記をつけるようになってから、苦悩することが多くなった。見えない不安に怯えるようになった。

言葉にすることで、不安や苦悩ははっきりと姿を表すようになりました。書き留めておくことで、苦悩は心の中に残り続ける。

確かに幸せだった。何も感じなかったころ。

今、激しく混乱しています。わからない。自分はいったい何がしたいのか。わからないよ。いったいどうすればいいのか。

2006年01月07日(土)



 孤独の原点

『ねぇ、お父さんはどこ行ったの?』
『仕事で単身赴任してるんだよ』
『ふうん。いつ帰ってくるの?』
『そのうちね』

幼い頃の会話。今でもはっきりと覚えています。

幼い頃から、父は家にいませんでした。母はいつも忙しく働いていて、いつも帰りは夜遅く、まだ朝日が昇る前に出かけていきました。

家に帰ると、優しい両親に迎えられ、今日起きたいろんな出来事を話す。いつも笑顔が絶えない明るい家庭。そんなあたたかい家庭に憧れていました。

でも、現実はそうではありませんでした。鍵穴に鍵を差し込んで、ゆっくりと回す。鍵の開く音がして、そっと扉を開ける。そこには、限りなく広がる闇の空間がありました。暗くて、寒くて、誰もいない。

その光景を目にする度に、言いようのないさみしさに襲われるのでした。

それが私の孤独の原点。
ずっと、さみしかった・・・。

2006年01月06日(金)



 心が壊れる音

ガラスが割れる音で目が覚めた。

その瞬間、
私の中で、
何かが壊れるのを感じました。

顔を上げると、
辺り一面に広がる闇。

ここはどこ?

手探りで、
やみくもに光を探しました。

時に狂いそうになりながら、
必死に探しました。

でも、結局光はみつからなくて、
そこには深い絶望だけが残りました。

私の心は、
あの日あの時あの瞬間から、
壊れてしまったのです。

まるでガラスが割れるような、
鋭い音をたてて。

2006年01月05日(木)



 真夜中の訪問者

真夜中に一人、
部屋に籠もると、
「それ」はいつも現われる。

ドアをノックする音で、
「それ」の存在に気づく。

私の存在に気づいた「それ」は、
音もなくゆっくりと部屋に入ってくる。

「それ」は、
人の形をした影。
孤独という名の影。

「それ」は、
すっと私の後ろに立ち、
じっとしたまま動かない。

姿は見えなくても、
強烈に気配を感じる。

でも、決して振り返ってはいけない。
振り返ったら、そこには絶望しかない。

2006年01月04日(水)



 孤独という生き物

孤独という生き物。

それは、実体を持たない影。
心の中に住む悪魔。
不気味にゆらゆら揺れている。
表情を持たず、冷たく、非情な目をしている。

私を覆いつくす、あまりに巨大で、凶悪な影。
それは、心の隙をうかがっては、突然に襲ってくる。
そして、瞬く間に私を恐怖の感情で包む。
どこまでも、どこまでも追ってくる。
どんなに逃れようとしても。

そんな孤独と、日々闘っている。
涙こぼしながら、それでも必死に闘っている。

つらい・・・。
怖い・・・。
苦しい・・・。

2006年01月03日(火)



 3つの願い

人はみな、
それぞれの思いを胸に、
明日に向けて、
祈りを捧げる。

欲張りな私は、
あふれる思い抑えきれず、
3つの願いを、
明日にかけた。

『いつも元気でいてください。』
『いつでも笑顔を忘れずに。』
『いつまでも、ずっとそばにいて。』

そのすべては、
大切な人のために。

2006年01月02日(月)



 夜明け

夜明けとともに、
歩きだした。

辺り一面には、
降り積もった雪のカケラたち。

空から舞い降りる、
大粒の雪。

空を見上げ、
手のひらを胸の前にかざしてみた。

雪は、
すぐに手のひらからあふれ出た。

降り積もった雪を、
この手に掴もうとした。

でもそれははかない粉雪で、
もろくも崩れさってしまう。

雪はさらさらと手のひらを流れて、
地面に落ちた。

一歩一歩、
積もった雪を、
踏みしめながら歩いた。

凍えるような寒さだったけど、
風はなくて、
思ったよりも寒くなかった。

光射す方へ向かって、
ゆっくりと歩いた。

たどり着いたその先に、
必ず未来があると信じて。


2006年01月01日(日)
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