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過去の日記
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自己紹介は、《こちら》からどうぞ。
2007年11月29日(木) ピュアなのもいいかげんにしろ。

hachiと付き合い始めて3週間弱。
3日にあけず会ってるのに、セックスはまだ2回しかしていない。
昨日のデートも、食事してイルミネーションを見てレイトショーの映画観て
終電で帰る、という至極健全なものだった。
映画を観てる間も、ずっと手を握ったまま。
なんだか、高校生の頃みたいだ。

「もちろんエロいこともしたいけど、うさぎと色んな景色を一緒に見たり
色んなこと一緒にしたいんだ。」
と何度も言う、hachi。
終電で帰る私をホームで見送った直後に
「早く会いたいよ。」
なんてメールしてくる。

でっかい図体で、両腕はタトゥーだらけで、おっかない風貌のくせに
照れ隠しにぐるぐる巻いたマフラーの下の顔は
いかにも嬉しそうに、幸せそうににこにこしている。

いくら付き合い始めのお花畑状態とはいえ、舞い上がりすぎでしょ。






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この私が、だ。

あー、純愛にも程がある。


2007年11月28日(水) 自業自得、だから。

私が夜勤シフトになったので
Samと全然顔を合わせてなかった。
連絡事項は、置手紙というか連絡ノートで済ませてたけど
さすがに別れ話?は、直接言わなくちゃ、と思っていた。


今日、久しぶりにSamに会った。
「いただきます」も「ごちそうさま」もなく、無言で私の作った食事を食べて
無言でまた自室に引きこもろうとしたので
「私、ちゃんとした彼ができたから。」と言ってみた。

「ふーん。それで、俺はいつ出て行けばいいの?」
と、Sam。
相変わらずだ。
この家の家賃、私一人で払えるわけがないのをわかってるくせに
自分のことしか考えてない。
私ももう色々言うのも面倒だったから
hachiとは一緒に住む予定はないこと、私も今すぐは引っ越せないから
当面は同居人として今までどおりに生活すること、だけ説明した。

考えてみれば、今までと何にも変わらないのだ。
一緒に住んでいても、精神的には一人だったってことか。


今となっては、Samの悪いところしか思い出せないし、目に付かない。
でも、そんな人間と付き合ったのは私が自分でしたこと。
自業自得でしかないから、一人静かに反省しようと思う。


2007年11月23日(金) 向き、不向き

今日は、hachiとデートした。
hachiとの2回目のセックス。
1回目はずいぶん緊張してたhachiだが、今日はかなりリラックスしてたと思う。
私がMだということはhachiも知っていて、でも彼は決してサディストではない。
しかし優しいhachiではあるから、私を歓ばせようと、頑張ってくれた。






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もちろん、私の体には跡ひとつない。きれいなものだ。

たぶん、目隠ししたり拘束してバイブやなんかで・・・というプレイならhachiにも楽しいんだろう。
でも、私がしたいSMは、そういうんじゃないし。

因果な性癖だと思う。


帰宅してから着た、hachiからのメール。

「噛みつきや叩くの修行してくる。
うさぎが大切だから思い切りできなかった。
けどうさぎに気持ちよくなってほしいからできるようになるよ。」

可愛いこと言うじゃん、hachi。

しかし、これは、もはや逆調教なんじゃないだろうか?
向き不向きはあるんだから、別に普通のセックスだけでも私は満足なんだけどな。
あまり無理はさせたくないって気持ちは、ある。


2007年11月22日(木) これは末期でしょう

勤務シフトが夜勤になると、休みも連休が多くなる。
夜型生活は慣れなくてちょっとしんどいものの、連休は嬉しい。

今日は休みだったので、夜Samと顔を合わせた。
でも、相変わらず会話なし。
同じリビングにいても、Samはテレビを観ながら雑誌を読み
私はテレビ嫌いなのでipodで音楽を聴きながらhachi用のマフラーを編んでいた。
Samにはhachiとの詳細は話していない。






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それなら言わないよ、と私も答えた。
でも、三日に一度は会ってるし電話もしてるし、進展してるのは知ってるはず。
男物のマフラーを編んでいるのを見ても、何も言わない。

私は、残酷なことをしてるのかな。
でも、もうなんとも思わない。

好きとか嫌いとかいう気持ちもなくて、ただひたすら無関心なだけ。



2007年11月16日(金) 冷たい家庭

もう何週間、Samとまともに口をきいてないだろうか?
hachiとの初めてのデートの朝、出かける前にSamにはこう言った。
「今度付き合うかもしれない男の子とご飯食べに行くから、夕飯作らないよ。」






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精一杯の意地だったのかもしれない。

例によって、その夜からSamは「体調が悪い。」と自室に閉じこもった。
いつも、私が切れたり都合が悪くなると自室に閉じこもって出てこなくなる。
具合が悪くなるのも、いつものこと。
今までなら、私が部屋を訪問して和解のきっかけをつくってたけど
もうそれも、うんざり。
なので、そのまま放置して、今日に至る。

更に、今週から私の勤務が夜勤シフト。
来月半ばまで、昼夜逆転の生活だ。
同じ家にいても、まったくといっていいほど、顔を合わさない。

このまま、終わっていくような気がする。
結局、こんなもんなのかなぁ。


2007年11月13日(火) 新たな男

そんなわけで、さまざまな伝手をたどり、何人かの男の人に会った。
この年代になると、なかなか独身で彼女もいない男性は少ない。
そんな中で、ちょっといいな、と思ったのが
先日離婚したばかりだという年下の男、hachi。

最初の2回のデートは、食事だけ。
帰り道に手を繋いだ。
3回目のデートで、hachiは「付き合って。」と言った。
Samのことも今の状況も、すべて知った上で。
「俺、頑張って、うさぎを今の家から連れ出すよ。」
とも言ってた。

もはやただの同居人、ルームメイトと化したSamのことは
私にとっては特に問題ではない。
でも、hachiにとっては嫌なんだそうだ。


hachiはいい子だ。
ちょっと馬鹿だけど、まっすぐだ、と思う。
SMプレイはできないだろうけど。
hachiを「ご主人様」とは思えないし。

でも、hachiと普通の恋愛をするのもいいかなぁ、とも思う。
体の大きなhachiに包み込まれる感じは、すごくいい。
体もたぶん、合ってる。

しばらくは、恋愛初期独特の幸せな盛り上がりに身を任せてみる。
結局、なるようにしかならないんだし。
hachiと居て、あったかい気持ちになれるのは事実だ。
こんな安らかな気持ちは久しぶり。
だから、ちょっとだけ考えるのやめようと思う。


2007年11月12日(月) そろそろ、終わり。

またずいぶん放置した、この日記。
再開するのは、大抵何かの変化があった時、ってことになってきてるな。

Samとの関係は、冷えていく一方。
もう、会話も殆どない。
同じ家に住んでるとはいえ、寝室が別で生活パターンも違うから
全然顔が合わない日もあるし。
もちろん、セックスもSMもずいぶんしてない。

いつから、かな。
Samによって、小さなことではあれど失望ばかりを与えられてきた結果だ。

Samが甘えて、手を抜く。
私が失望する。
私が切れる。
Samが黙り込む。私が手を差し伸べるまで。
その繰り返しだった。
だんだん、私が手を伸ばさなくなって、和解することがなくなってきた。


私ももう若くない。
でも、これで女をやめていくのにはまだ、未練がある。

だから、Sam以外の相手を見つけようと、思った。


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