月に舞う桜

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2008年11月28日(金) 月より滴るは赤い雫

太陽が眩しくて人を殺すことがあるなら、月の大きさに恐れ戦いて自らを殺めることもあるのだろうか。

月は、大き過ぎる。
赤く腫れ上がって、私を支配しようとする。


2008年11月26日(水) 人それぞれな、ファン心理

おかげさまで、だいぶ気分が好転してきました。
本当にエネルギーがないときって、自分の状態を文章に起こすこともできないんですよね。やる気が、起きない。
だから、「生きる理由がない〜」とか「鬱だ〜」とか書く気になった時点で、書けるようになった時点で、かなり抜け出しているんだと思います。私の場合は。

さて、昨日、紅白の出場者が発表されましたね。
私にとって一番の目玉は、初出場のミスチル。ここ何年かまともに紅白を観ていないのですが、今年は観なけりゃいけませんな。
で、同じく初出場の水谷豊。うちの母は水谷豊のファンなので、教えてあげました。

私「紅白に水谷豊が出るみたいよ」
母「えっ! ほんとに!? 何しに出るの!?」
私「何しにって……そりゃあ、歌を歌うんでしょ」
母「うわ〜どうしよう。どきどきする〜心配だわ!」
私「…………」

母よ、いったい何が心配なんだ。
どうやら、ちゃんと歌えるかどうか、親のような気持ちになってしまうらしいのです。プロに対して「ちゃんと歌えるかどうか」って……。
私は、たとえXが出ても心配しませんが。
あー、でも、YOSHIKIに対してはときどき親心に似た感情を抱くなぁ。「この子、大丈夫かしら」って思います。

そんなわけで、今年の紅白、我が家は少なくともミスチルと水谷豊は観ます。

……あ。私、もしかすると大晦日は赤坂BLITZにいるのかしら。
んなことはないか。ないだろうなぁ。


2008年11月24日(月) 生きる理由

気がつくと、ため息ついては、何か楽しいことないかなー、なんて鬱々としている。今月に入ってから、ずっと。
生きていれば、何が起こるか分からない。あり得ないと思っていたことだって、生きていれば、起こり得る。可能性が、ある。今年は、そんなことが何度も証明された。
それなのに、今年起きた数々の素晴らしすぎる出来事さえ、だんだん記憶が薄れていってしまいそうで、必死でリアルな感覚を取り戻そうとした。そしていつしか、それすらも億劫になってしまった。

私はときどき、そう遠くはない未来に目的を見出して、「それまでは頑張ろう」と決めて生きている。ライブだったり友達との約束だったり、ときには、好きなテレビ番組や冷凍庫に潜んでいるハーゲンダッツなんていう、ごく小さな事柄だったりもする。
そういう、「生きていける理由」が、見当たらなくなった。

12月の半ばになれば、TOSHI with T-EARTHのライブがある。あと1ヶ月もしないうちに、またTOSHIに会える。
でも、それも何だかピンと来なくて、気持ちが高まらないのはなぜだろう。

おととい、組曲の黒いコートを買った。軽くて暖かいし、流行を取り入れつつも、飽きずに長いこと着られそうなデザインが気に入った。ラビットのファーが大袈裟じゃないところも良い。自分で言うのもなんだけど、結構似合っていると思う。
勝沼のワインもお取り寄せした。銘柄が分からなかったので、多分これだろうというものを。飲んでみても、先日の新人歓迎会で飲ませてもらったワインかどうかはいまいち断言できない。でも、おいしいワインであることに変わりはなかったから、それで良い。

でも、ね。それでも満たされないんだ。
心がうきうきしない。心の針が、少ししか振れない。

生きる理由は、本当はいくらだってあるんだろう。「死ぬ理由がない」ってことだって、その一つだし。
またポジティブな理由が見つかるまでは、そんな打算的で堕落的な、言い訳のような理由で生をつないだっていいじゃないか、と思った。

今日、発売日よりも一足先に、TOSHI with T-EARTHのセカンドアルバムが届いた。
これはこれで良いしTOSHIの声には変わりないけれど、ファーストアルバム同様、やっぱり私は「XのTOSHI」のほうが断然好きなんだなあと再認識させられてしまう。
でも、前作はCDで聴くより実際にライブで体感するほうが何百倍も心に響いたから、きっと今回もそうなんだろうと期待している。

うん。
生きる理由は、ちゃんとあるよ。今はまだ、それがリアルじゃないだけで。


2008年11月17日(月) ああ、フレンチトースト

とあるショッピングセンターへ買い物に行きたいと思い始めて、かれこれ二週間が経つ。
「明日行こう!」と心に決めて寝付いても、いざ当日の朝目覚めると、体の調子が悪い。それで、買い物は見送ることになる。
一度ならまだしも、これが二度、三度と続くと、今は縁がないのかなと思う。あるいは、今は行かないほうが良いよという天からの警告か、とも。
買い物のほかにもう一つ目当てがあって、それは、そこに入っているレストランのフレンチトーストだ。
お店で大人気というフレンチトーストは、サイトに載っている写真で見る限り、確かにおいしそうなのだ。バケットを使っているらしいので、外がサクサクで食感が良さそう。
買い物は別にほかの場所でもいいけれど、そのレストランのフレンチトーストはそこに行かないと食べられないからなあ。


2008年11月10日(月) 勝沼の

先週の木曜日は、10月に入社した人たちの歓迎会だった。
少し前に幹事さんが山梨に行ったとかで、勝沼産の白ワインを買って来てくれていた。それも、今年の新酒。
これが、おいしいのなんのって! いわゆる酒飲みさんにはちょっと甘いかも知れないけれど、私にはぴったりだった。
味はもちろん、香りがとっても良い。
ワインに詳しいわけじゃないし、いろんな種類を飲んできたわけでもない。だから私の基準は「おいしいか、おいしくないか」だけであって、細かい違いは判らない。でも、そんな私でも(そんな私だからか?)、「この香りは違う!」と思った。
……安いワインしか飲んだことないから、ちょっと香りが良いと感動するんだろうか。
あれはもう一度飲みたいので、幹事さんに銘柄を聞いて、クリスマス用にでもお取り寄せしようかな。


2008年11月09日(日) 停滞期

※サイトのお知らせ。
・Songに一点アップしました。
・移転を企むも、設定がなかなか思うように捗らないため、以前の掲示板を復活させました。


気がつけば二週間も日記を書いていなかった。
この二週間は、ずっと気分がすぐれなかった。
10月最後の週は、PMSと会社でのストレスのダブルパンチ。仕事が嫌、ではなくて、会社が嫌。会社イヤイヤ病。
とくに、所長。
これはもう、蕁麻疹なのだと思う。発疹の代わりに体中に広がるのは、抑えようのない苛々。ひとたび出現すると自分ではどうすることもできす、体の隅々まで侵されてしまう。あとは、時間に任せて引いていくのを待つしかない。

毎日のように、仕事から帰るとhide memorial summitのDVDを観て気分を落ち着けていた。Xは、私の鎮静剤だ。
それから、夕食にワイン。私にとってお酒は基本的に外で飲むもので、晩酌なんて滅多にしなかったのに、ここ2カ月くらいで一気に回数が増えた。
最初は安物の白ワインを飲んでいたけれど、最近は近所のコンビニで見つけたシードル・ロゼがお気に入りだ。リンゴの香りと酸味、目でも楽しめるピンク色。

10月の終わり、昼休みを会社で過ごすのが嫌で、同僚の間でおいしいと評判のラーメン屋さんに行った。入社して二年半が経つけれど、外で昼食を取るのは初めてだった。今までずっと、仕出し弁当かコンビニで買ったものを社内で食べていた。
ラーメン屋さんは店内が外から見るよりもずっと広く、女性も入りやすい雰囲気だった。とんこつベースのラーメンは、醤油、塩、味噌の三種類から味を選ぶことができる。一度目は、醤油のチャーシューメンにした。
評判通りとてもおいしく、私の口にぴったりはまった。麺を口に入れた瞬間、隣の同僚に向かって「おぉ、これはおいしい!」と叫んだくらい。
麺は太めで四角く、食べごたえがある。スープはややこってりだけど、全然とんこつ臭くない。大きめのチャーシューと、これまた大きくてしっかりした海苔、それにほうれん草とナルト。
すっかり気に入ったので、先日の木曜日にもう一度、今度はひとりで行った。このときは味噌を頼んだ。こちらも確かにおいしかったけれど、軍配は醤油。やはり醤油は、店員さんおすすめだけのことはある。

この一週間は、何だか忙しかった。
私はこんなに所長を嫌っているのに、なぜか、とある小集団活動のメンバーに指名されてしまった。
水曜日、その活動の初めての集まりがあった。PMSは終わっていたけれど、それはつまり生理がやってきたことを意味するわけで、その集まりの前の晩は生理痛がひどくてバファリンを飲まずにいられなかった。
会合はだらだら続いた。終了時間は明示されず、そもそもどこからどこまでを話し合い、何を決定するための会合なのかすら不明な状況だった。
所長はもちろん、頼みの上司までが方向性を決定しようとせず、ともすると話が脇道へそれそうな雰囲気。私は何度か軌道修正を促したけれど、それでも終着点が見えぬままだった。
結果、私が半分キレた。「では、フォーマットは私が週末に作ってきますので、中身はどうしますか?」と、強い口調で迫った。本当は、四人の男相手に「こっちは生理痛で眠れなくて、眠いんだよ! さっさと帰らせろよ! 揃いも揃って使えない頭しやがって!」と叫んでやりたかった。何とか踏みとどまったけれど。
私はとにかくさっさと終わらせて帰りたかった。私がやって来ますとあそこで言わなければ、いっこうに終わる気配がなかった。仕事を引き受けたのは、自分のためだ。
が、私のこういう態度が所長を増長させるのだろう。「桜井さんに頼めばちゃんとやってくれるに違いない」とか思われて、今後も、やらなくてもいい面倒なことをやらされる羽目になるような気がする。
そんなわけで、この週末、なぜか家で仕事していた。

そうそう、この夏、不毛な「恋愛」とも呼べない恋もどきに陥りそうになった相手は、今や180度……いや、そこまでいかないから120度くらいか、とにかくそれくらい私の中で見方が変わってしまった。
やっぱり、私には職場恋愛は無理だ。相手がどうのと言うよりも、自分の体質的に。

なんか他にも書きたいことが溜まっていたように思うのだけど、今日はこれにて。


桜井弓月 |TwitterFacebook


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© 2005 Sakurai Yuzuki