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あみの秘密日記
水城あみ

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2005年11月30日(水)
真夜中の出来事。




今日の午前2時頃の事なのです。

勉強してたのに、気付いたら

カップ焼きそばなんぞ 食べてたのです。

だけど、まず過ぎ。

もう買ってやらない。




そんな時、私の携帯電話が 鳴ったのです。

着信をみたら、虎子だった。

こんな夜中に電話してくるなんて、きっと悪い知らせですよ。

もしかしたら、虎子が 死んじゃったのかも。



あみ 「もしもし!?」

虎子 「あみ?」


あみ 「どーしたの?今、夜中の2時だよ。」

虎子 「何でもないんだけど、新しい携帯電話 買って貰ったから
     かけてみたの?」




マジ!?





あみ 「何で私に 電話するんだよ?」

虎子 「エヘッ。 ゴメン。」



あみ 「じゃ切るね。」

虎子 「別に何でもないけど、ちょっと待って!!」



あみ 「今度は、何よ?」

虎子 「色々と、機能を 試したくってさ。」 



ピロピロピー!!ピッピッピッピ!!グリグリチッヤッチャ!!!





あみ 「もういい?」

虎子 「あとちょっとだから 我慢して!?」


ピカピカッピッピッピ!!!ダーダーッキッキッピロピロ!!!







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あんだよ。

いい加減にしてよ。

電話中に一体何が出来る電話なんだよ?




あみ 「ねぇ 何が出来るの?」

虎子 「何にも出来ないみたいだよ。」


あみ 「じゃもう切るね。」

虎子 「じゃさ今度は、あみの方から電話してみてよ?」




やだよ。

ねぇ 私いじめられてんの?

それとも罠?

でも、何の罠?

何か怒ってるの?





虎子が、校舎の裏でおしっこした時、おしりを蜂に刺されて大泣きした事は、
もう誰にも言い触らさないからさぁ〜

胸とウエストが同じサイズだって秘密も、もう誰にも言わないからさぁ〜

長州小力に似てるって、からかったりするのも我慢するからさぁ〜

あとまだ いっぱいあった気がするけど、止めるからさぁ〜





すみませんでした。

徐々に、なんとかしますから。




2005年11月29日(火)
11月のオバカッチョ。




5時間目の予鈴が、澄んだ冬の空に 響きわたった。

生徒たちは、バラバラに 自分たちの校舎へ向かう。

私は、のろのろと、音楽室へ行こうとしていた。



奈々 「ねぇ 5時間目あみも音楽?」

あみ 「そーだよ。」


奈々 「じゃ一緒に行こうよ。」

あみ 「うん。」



何か嫌な予感がする。

絶対に、何かある。

そう思っていると。。。。




奈々 「ねぇ もう志望校に出す 自己 PR 書 先生に出した?」

あみ 「うん、出したよ。」



奈々 「私、一応 書いたんだけど、見てくれない?」

あみ 「いいよ、じゃ見せてよ。」





『私は、立っていても二段腹です。』





あみ 「何これ?」

奈々 「私の自己 PR だよ。」




あみ 「こんな事かいて、芸人にでもなる気?」

奈々 「えっ!?ダメなの?」




あみ 「中学の3年間で、何を頑張ったかを 書くんだよ。」

奈々 「何だそっか! でも、理沙も私と同じような事 書いてたよ。」






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あんた達、血がつながってたの?




2005年11月28日(月)
黄昏のクラスメート。




午後の明るい日差しが入る教室で、友達でもない佐々木さんが

こんな事をぬかすのです。




佐々木 「あのさぁ〜ウチさぁ〜 ○○○○劇団のダンディ・大塚の
      ファンなんだけど、水城さん知ってる?」

あみ  「知らない。」



佐々木 「あのさぁ〜ウチさぁ〜 そのダンディ・大塚の 出待ちしてたら、
      ホントにダンディ・大塚が、裏口から出てきたのぉ〜
      そんでビックリして、話しかけたら 盛り上がっちゃって
      仲良くなっちゃったのよぉ〜
      そんでさぁ〜 ダンディが、自分のメルアドを 私に教えてくれたのぉ〜!」

あみ  「ふ〜ん。」




佐々木 「でさぁ〜 そんな事されたら ウチだって調子に乗っちゃうのに
      決まってんぢゃん!?」

あみ  「ふ〜ん。」




佐々木 「でさぁ〜 さっそくダンディに メールしたのよ、そしたら
      返事が、全然こないのよ。これ ど〜言う事だと考える?」










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2005年11月27日(日)
胸騒ぎの学園。




そんな11月の日曜日。

私と美華子は、私立高校の説明会へ 行ったのです。

私達の 隣の席に、横綱級のデブ 女子二人組が、大きな声で 話しをしていました。



横綱A 「やっぱ女はさ、男に惚れちゃダメだよ。
      男に自分を惚れさせないとダメな訳よ。解る?」

横綱B 「うん。」



横綱A 「でさ、そーなる為にはさ、ブスじゃダメな訳よ。
      いつも 綺麗じゃなくちゃね。 解る?」

横綱B 「うん。」



横綱A 「歯なんて、毎日磨かなくちゃいけないし、風呂だって、毎日
      入んないといけない訳よ。朝なんて、朝シャンして シャンプーの
      香りを まき散らかしてないと、男に好きになってもらえないんだよ。

      いか臭いのは、ダメって事だよ。 解る?」

横綱B 「うん。」



横綱A 「要するに、ウチラは まず何をしたら、最高の高校生生活が 手に入ると思う?」

横綱B 「は〜い!! は〜い!!」



横綱A 「はい、そこのデブ。」

横綱B 「自分がデブだと言う事を 自分自身に知らしめ、辱めて痛みつけ
      かと言って清き乙女心を失わず、あと20kg痩せなければいけないと
      思いま〜す!!」



横綱A 「ピ〜ンポ〜ン!!!」 パチパチ。






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横綱A 「ウチも。」

横綱AとB 「ぎゃはっはっはっはぁぁぁ〜〜〜!!!」



お母さ〜ん、私この学校 入りたくないよ。

てか、この席やだよ、いか臭いし暑いよ。

早く家に、帰りたいよ。




2005年11月26日(土)
ガラス色の午後。




11月も 最後の土曜日。

街はすっかり気の早いクリスマスの イルミネーション。

はしゃいだ街を 素通りして 私は、理沙の家に直行した。


あみ 「持って来たよ。」

理沙 「ありがと。」



あみ 「じゃアレ貸してよ。」

理沙 「あっゴメン。まだ奈々が 返してくれてなかったよ。」









マジかよ!?






酷いよ。

ホント酷いよ。



私は、わざわざ修二と彰の 青春アミーゴのCDを持って来たんだよ。

そのかわりに理沙は、Myojo と言う名の雑誌を

私に、貸してくれる約束だったぢゃん。

これじゃ全く 私が浮かばれないよ。 




あみ 「じゃさ、PoTAPoでもいいよ。」

理沙 「あっゴメン。それは今、みおが持ってるよ。」







あんだって!?




あみ 「じゃ何があるの?」

理沙 「う〜んと、今のトコ何も無い。」




何も無いって、何も無いって事?」








ちょっと 待ちなさいよ!!!






別に何処にも行こうとしてないけど、待ちなさいよ!!!

何よ。よってたかって 私の事バカにしくさって!! 許さないからね!!

こっちは、遊びでこんなトコ来てるんじゃないよ!!

あんだよ。損しちゃった気分でいっぱいだよ!!!




これから、何を信じて生きていけばいいのか、解らなくなっちゃったよ。

誰を信用したらいいのかも、解らない。

こいつが、誰なのかも、解らない。




今すぐあやまってよ。

私の傷ついた心を、元に戻しなさいよ。






理沙は、私にこう言うべきなんじゃないの!?




『私の方から出向いて、お詫びすべきですのに、

 わざわざ水城さんの方から、お越しいただき、

 しかも、お貸しするはずだった Myojoもなく、更に PoTAPoもなくて

 大変申し訳ございませんでした。(土下座)


 これは、つまらないものですが、不二家のシュークリームです。

 お口にあうか解りませんが、どうぞご家族皆様で、召し上がって下さい。』

と、何故 言えないんだよ!?

情けなくて、○○すら出ないよ。(○の中の文字は、二字だよ。)





あみ 「じゃ帰るから、バイバイ。」

理沙 「待って!!何もないのも悪いから、今何か持ってくるよ。」




えっ!?

何かくれるの?

やっぱ4月生まれは、違うね。

やる事が、違うよ。

何か、悪かったね。興奮しちゃったみたいで。



理沙 「はい。これあげる。」






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あみ 「私が、大っ嫌いって知ってるくせにくれるの?」

理沙 「お母さんにでもあげなよ。」




いらねぇ〜よ。

今年一番いらねぇ〜よ。




2005年11月25日(金)
怒り爆発。




不安も感じずに、時が流れるだけの

退屈な金曜日。

松田時生が、真剣な顔で、こんなくだらない事を言うのです。


松田 「今日、水城が死んだ夢を見たよ。」








あんだと!? クヌ野郎!!





あみ 「日頃私が、死ねばイイと思ってんの?」

松田 「思ってないけど。」




あみ 「私の夢 勝手に見ないでよ。」

松田 「見ようと思って、見た訳じゃないよ。」



あみ 「じゃ何で、見たのよ?」

松田 「そー言われても、困るよ。」




困るんだったら、これから絶対に、私の夢を見ない事だね。

もし見たら、今度は、私が夢の中に入って、何をするか解らないよ。

そんな力が私には、あるんだから。




ずっと前に、木村さんがそんな事を言ってた夢を

見た事が、あるんだから。

あるんだから、あるんだから、あるんだから。








あみ 「この前、速水君が、私が速水君のお母さんになった
     夢を見たって言ってたよ。」

松田 「マジ? アイツ頭おかしくなったんじゃねぇ?」



あみ 「何言ってんの? 普通ぢゃんよ。
     中学生の男子なら、月に一回は見るもんだよ。
     てか、週に2回は見るって噂もあるくらいだよ。
     どっかのチンコロ小僧とは、格が違うよ。」

松田 「それ誰の事?」


     





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夢とは言え、許せないよ。

私の後ろには、とっても気持ち悪いゲロスというヤツが いつもウロウロしてるんだから。

いつかきっと、殺されるよ。私が。




2005年11月24日(木)
私は何人でしょう!?




頭の上のお日様が、私の目には 眩し過ぎる 今日この頃。

豆子が、こんな事を わざわざ私に 言いに来たのです。




豆子 「あみの目って、整形?」

あみ 「違うけど、何で?」




豆子 「ホント?だって、二重の幅が いやに広くない?」

あみ 「だけど、生れた時から、この二重だよ。」




豆子 「ふ〜ん。だけど、いやに くっきりしてない?



やだ、何この疑いの、ちっこい目は。

物凄く、疑ってるよこの女。

だけど、整形なんて してないもん。

私の目は、産まれた時から、この目だもん。






変な噂が 広まったら、たまったもんじゃないよ。

もう学校へ、行けないじゃないですか。





そこで私は、考えました。

豆子が、今日中に 納得してくれる理由を。




あみ 「実はさ、私の室町時代のおばあちゃんは、インド人なの。
     それで、江戸時代のおじいちゃんはドイツ人で、 大正時代の
     おばあちゃんは、オーストラリア人なんだよ。」



豆子 「ホント?だから目が ぱっちりしてるんだぁ〜?」




あみ 「信じてくれた?」

豆子 「もちろん。そっかそっか〜 〜!!」





あれ?

信じちゃったの?

全然、インド人やドイツ人やオーストラリア人っぽくないのに?









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どうせなら、インド人じゃなくて フランス人にしておけば 良かったな。

なんか、後悔しちゃったよ。

でも、まっいっか!?

どうせ豆子の頭の中は、インドカレーの事でいっぱいなんだから。




2005年11月23日(水)
バンビー・あみ。




今日は、休日。

私は、のろのろと出かける準備をしていた。

頭の中は、バンビー・悦子の事でいっぱいだった。




そんな私の携帯が、鳴った。




あみ 「は〜い!バンビー・あみです。」

亀子 「あみ先輩? バンビーって誰ですか?」



あみ 「内緒。」

亀子 「あみ先輩、今日ヒマですか?」






あんだよ。

今、バンビー・悦子の事で 頭がいっぱいなんだよ。



それに、ヒマっこ ありっこないぢゃん。

毎日、ハードスケジュールをこなしてる、私に向かって 何て事言うんだよ。





あみ 「ヒマじゃないよ。今から出かける所だよ。」」

亀子 「どこ行くんですか?}



あみ 「ちょっとねぇ〜」

亀子 「ちょっとって、どこですか?」




ちょっとは、ちょっとだよ。

ちょっとも解らないの?




まさか亀子は、ちょっとねぇ〜の意味を 知らないんじゃないの?

人は、言いたくない時 ちょっとねぇ〜って言うんだよ。

人に、ちょっとねぇ〜って言われたら、相手に嫌われていると

思っても、いいくらいだよ。

これは、常識だよ。





あみ 「亀子、私に何か 話しでもあるの?」

亀子 「相談したい事が あるんですよ。」




あみ 「何?

亀子 「今、言うんですか?」



あみ 「私、急いでるから 今言って!?」







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なんて、的確な答え?

即行解決。




2005年11月22日(火)
時代は熱い。




みんな 変わっていく。

みんなの気持ちが、変化していく。

あんなに 永遠を、願ったのに。




でも、人の心が 変わっていくのは、誰にも 止められない事。

そう。

神様でさえ。。。




どうしようもない事って、ホントにあるのだ。

それを私は、今日はじめて知った。






奈々 「やっぱさ、たこ焼きも いいけど、これからは ホタテ焼きだね。」

理沙 「そうそう。何? この美味いの?」

あみ 「何よ あんた達。たこ焼きに 悪いと思わないの?」





奈々 「あみも、食べてみなよ。美味しいから。 ほらよ!!」






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幸福に 生きるには、時代は 熱過ぎた。

だが、バカウマ。




2005年11月20日(日)
ひとりぼっちの日曜日。




朝、目が 覚めると。

家の中には、誰もいない事に気付く。




誰もいない、日曜日。

私は今、ひとりぼっち。

胸に寂しさが、津波のように 押し寄せてくる。




身を切られるような 寒さに心が痛む。

なんて 寂しいんだろう。






そーだ、昨日冷蔵庫の奥に隠しておいた、牛乳プリンを食べよっと ♪

どーせなら、コーヒー牛乳プリンも、食べちゃおっかな ♪

あとそれから、ハーゲンダッツの アップルパイとプリンの アイスも全部食べちゃおっと ♪♪





順調に、食べまくっていると、何だか お腹の様子がおかしい感じ。

だけどきっと、私の気のせい。

ひとりぼっちで、食べているから寂しいだけ。




もっと、冷蔵庫に 何かあるハズ。

冷蔵庫の中を覗いてみると、奥の方に ちょっと古いアップルパイがあったのです。

当然 食べた。




あれ?

お腹が 痛い感じ。

だけど きっと、私の気のせい。

ひとりぼっちで、食べているから寂しいだけ。





だけど、痛いような、痛くないような イイ感じ。

イイ感じに痛い。てか。。。








いだぁ〜〜い!!!!






この痛みから 逃れる為なら、死んだってかまわない。

そう思った私は、右の腰を下にして横になり、左の腰を強く叩いてみたのです。












ポンポンポ〜〜ン!!!!





ポンポポポ〜〜ン!!!






ポポポポン






ポポポポンッポ〜〜ン!!!













こりは 一体 どゆ事か 自分でも説明できません。




2005年11月19日(土)
電話の向こう側。




気が付くと、いつの間にか 外はもう夜。

ちょっと、遊び過ぎちゃったかも。




そこで私は、家に電話したのです。


あみ 「もしもし お母さん?今すぐ○○駅まで 迎えに来てくれない?
     あっ!お化粧は、しなくてもいいからね。誰も見てないから。」

母  「もしもし?」



あみ 「ねぇ ホント早くしてよ。こっちは、寒いんだからさぁ〜!」

母  「もしもし?」




あみ 「聞こえないの? あっ!怒ってんの?
     徐々に何とかするからさぁ〜

     口紅もしなくていいからさぁ〜
     パジャマのままでいいからさぁ〜!!」

母  「もしもし?」




あみ 「何で、もしもししか言わないのよぉ〜〜!!!」

母  「どなた様?」




あみ 「知らないフリしないでよ。あんたのあみぢゃんよぉ〜!!」

母  「どこの?」



あみ 「ふざけないでくださいよぉ〜!美奈子さんの娘じゃないですかぁ〜!?」

母  「どちらにおかけで?」



あみ 「恭兵さんと美奈子さんの愛の巣でございま〜す!!!」

母  「うちは、大澤ですけど。」











一から 説明させてください。

てか、時間 戻ってくださ〜〜い!! ((((*ToT*)†~~~アーメン






2005年11月18日(金)
金曜日の朝。




ワケの解んない事を、哲学しながら歩いていると、

宮本君が、慌てて走って来たのです。






ブフォーン!!!




何かが、弾けるような大きな音が、空気を震わせた。

そして、その瞬間にすぐそこにいた宮本君がのけぞった。







w(*゜o゜*)w はに!?




一瞬、何が起こったのか解らなかった。

何故自分が、ここにいるのかも解らない。





なになになに???











あんだよ。さっきまで幸せだったのに。





2005年11月17日(木)
誰かいる。




只今、試験中なので、当然私は うどんを食べていたのです。

時計を 見ると、午前2時。

午前2時と言ったら、日本時間で 丁度午前2時じゃないですか。

ヤバイですよ。



うどんなんか、食べてる場合じゃなかったじゃないですか。

だって、オバケが出る 時間だもの。





私は、はっとしました。

何故、はっとしたかと言うと、下で音が したんですよ。

みんな眠っているハズなのに、音がしたのです。




その音は、ぺちょぺちょ。

不気味な程、はっきりと聞こえるんです。

ぺちょぺちょが。





怖くねぇ?

はっきり言って、怖いんです。




私は、どうしたらいいか、考えました。

一応、膝を抱えながら、上戸彩に なり切って考えたのです。





そーだっ!!

下へ行ってみよう!!



いい考えじゃないですか。

上戸彩に、なり切らなければ、こんな考えは

思い付きませんでしたよ。




私は、そーっと足音を させないで、下へ行ったのです。

すると、トイレの中からまた、ぺちょぺちょって 聞こえるじゃないですか。

何だ!?このぺちょぺちょって一体!?





電気が、ついてるんです。

確実に誰かいる。




私は、思いっきり ドアを開けたのです。

恭兵 「うぉ〜〜〜うぉ〜〜〜!!!!!」

あみ 「何やってんの?」




トイレの中で、父・恭兵が、新聞を読んでた模様。










誰が?

まさか、私が?



あみ 「ねぇ ぺちょぺちょって、何の音?」

恭兵 「何?ぺちょぺちょって?」



あみ 「ぺちょぺちょって、聞こえたんだけど。」

恭兵 「俺は、聞こえなかったけど。」



あみ 「ねぇ お願いがあるんだけど。」

恭兵 「なに?」




私が、おしっこ終わるまで、そこで待っててね。

何処にも、行ったらダメだからね。

ごわいから。




2005年11月15日(火)
私が危ない。




生きてくって事は、

多分、真っ暗な夜の中を、手探りで 駆け抜けるようなモノだと思う。

まわりは、何も見えない。

だから、つまずく。

あちこちぶつかって、傷だらけ。

も〜 私ったら、傷だらけだも〜ん。




まさか、あの亀子の頭が いいだなんて、思ってもみなかったよ。

だけど、くさくないですか!?

亀子の、嘘かもしれないですよ。




だって、亀子の頭が いいなんて、考えられない事だもん。

物凄く、ろくでなしじゃないですか。

私は、何度 心で泣かされたか しれないんですから。



だから、ホントの事を知る為に 亀子の友達の虫子に 聞いてみる事にしたのです。



あみ 「ねぇ 亀子って 頭いいの?

虫子 「いいってもんじゃないですよ。クラスでは、コンピューターって
     あだ名ですから。」




コンピューター!?




マジ!?

何で今まで黙ってたんだよ。 水臭いよ 虫子。

全然 知らなかったぢゃん。



あみ 「亀子が来年 ○○高校 受験するらしいよ。 知ってた?」

虫子 「マジですか? 私も来年、その高校 受験しようと思ってるんですよ。」






にゃんで?



まさに、にゃんで?



あみ 「虫子は、止めた方がいいよ。」

虫子 「何でですか?」



あみ 「あそこは、レベル高いってよ。」

虫子 「だけど、私の成績だったら 余裕ですから。」





余裕?

それは、マジですの?

あみ 「どんだけ 余裕ですの?」











大丈夫 過ぎです。

てか、私が危ないです。





2005年11月14日(月)
散りゆく青春。




昼休みの 校庭の片隅で、亀子が いきなりこんな事を 言うのです。

亀子 「あみ先輩、何処の高校を 受験するんですか?」



やだ教えない。

亀子になんて、教える訳が ないじゃないですか。

だって、とってもイヤな予感が するんだもん。



あみ 「何で?」

亀子 「実は、私もあみ先輩と 同じ高校へ進学したいと思っているので。」








あんだって!?




亀子と 同じ高校なんてイヤだよ。

イヤに 決まってんぢゃん。

イヤ過ぎるのにも 程があるぢゃん。



私の楽しいはずの 高校生生活が、だいなしぢゃん。

だって亀子は以前、私のおパンツを ゲロスに売ろうとした女ですよ。




私はまだ、その事を許してません。

許すほど私はまだ、大人じゃないんです。

これからだって、色んな事件に 巻き込まれるのは、

もうこりごりなんです。

だから、同じ高校なんて まっぴらぢゃん。





あみ 「そんな考えで 高校を決めると、後悔するから 止めた方がいいよ。」

亀子 「だけど、どうしてもあみ先輩と 同じ高校へ行きたいんです。」




あんでだよ!?

こんなにも私が、イヤがってるのに何故、解らないんだよ。



だけど、よく考えたら、亀子が行きたいと思ったって 入れないかもですよ。

だって 私の志望校は、誰もが入れる 高校じゃないのですよ。

ちょっと、レベルが高いのです。

だから、言っても平気かも。




あみ 「○○高校だよ。」

亀子 「マジですか?」 ぽっか〜ん。




うっひょっひょっひょっひょ〜〜!!!!

ざまぁ〜みろですよ。

亀子が、生まれたばかりの 鹿みたいな顔で、

どびっくりしてるじゃないですか。亀子のくせに。



ほらね。

行きたいと思っても、入れないのよ。





亀子 「そこなら、簡単じゃないですか!?」







ヽ(。_゜)ノ へっ?




あみ 「どゆ事?」

亀子 「そこの高校なら、私の成績なら 余裕ですよ。」



あみ 「マジ?」

亀子 「そこなら、入れる自信があります。だって、余裕ですもん。
     私、絶対行きますから、あみ先輩!落ちないでくださいよ!?」














助けてぇ〜 アンディリオス!!




2005年11月13日(日)
女って何?




11月のちょっと寒い日曜の朝。

私は、のんびりベッドの中で、ぬくぬくと まどろんでいると、

父・恭兵と、母・美奈子の話し声。




恭兵  「だから、もういいよ。」

美奈子 「何がもういいよよ。私はよくないの。」



恭兵  「子供たちに、聞こえるだろ!? その話しは、今夜にしよう。」

美奈子 「いやよ! 今すぐじゃないと私、死ぬから!!」






死ぬ!?





一体全体何事!?

死ぬなんて、やだやだやだぁ〜!!!

いやな予感が、私を困らせる。





うっ!!

何? 

この痛み?

妊娠?

まだ私は、乙女だからあり得ない。




もしかしたら、母・美奈子が妊娠?

乙女じゃないけど、もっとあり得ない。



ふざけてる場合じゃなかった。

さすがの私も、悩みましたよ。



だって、朝から 何も喉を通らないんだもの。

こんな事は3年前の、ホームレスのじぃさんのオカマが、

腐ってる生ごみを、むさぼってるのを見た時以来だよ。




胸が辛くて苦しくて、いっそこのまま死んでしまおうか

なんて思ったけど、まだ私は結婚もしてないし、

子供だって産んでいないので止めた。




だって、私はまだ若いし美しい。

死ぬなんて、できないよ。





だけど母・美奈子はもう40代。

しわもたるみも気になるお年頃。

結婚もしたし、子供も産んだ。

もう何も残っていない。




一体全体、女って何?

女は、年をとったら死ぬしかないの?

年をとったら、何の役にも立たないの?




女は、何の為に生まれ、何の為に死んでいくのさえ

解らなくなった。



ホント解らない。

自分が、誰の子かも解らない。




この家には、もう母・美奈子の居場所は、無いのだろうか?

いやある。




私達の為に、食事を作り、掃除をし、洗濯をする。

いっぱいあるじゃないか。




だけど、こんな事がいやになってしまったのかな?

そんな事を、ぼんやりと考えていたのです。




美奈子 「やっぱ今夜は、すき焼きにするかぁ〜!!」


あみ  「何で?」



美奈子 「ちょっとねぇ〜 いい事があったから。」

あみ  「お母さん 死ぬの?」



美奈子 「死なないけど、何で?」

あみ  「朝、死ぬって聞こえたから。」




美奈子 「あぁ〜あれねぇ〜
      お父さんに、20万ちょうだいって言ったらダメだって
      言うから、くれなきゃ今すぐ死ぬからって脅かしたの
      そしたら、さっき20万くれたんだぁ〜!!!」













確かに。




2005年11月12日(土)
おばさんに乾杯。




11月の2度目の土曜日 美華子と、天然石のお店に行ったのです。

もちろん受験合格の為に、天然石を買いに行ったのですが、

私達のすぐ後に、着ぐるみ系もしくは、汗、まき散らし系のおばさんが来たのです。



おば 「受験合格の天然石は、どれ?」

店員 「こちらになります。」 ニコニコ。



おば 「金運は?」

店員 「こちらになります。」 ニコニコ。



おば 「恋愛運は?」

店員 「こちらになります。」 ニコニコ。



おば 「才能運は?」

店員 「こちらになります。」 ニコニコ。



おば 「で?受験は、どれだっけ?」

店員 「こちらです。」



おば 「恋愛は、どれだっけ?」

店員 「こちらです。」




おば 「するってーと、金運は、これだっけ?」

店員 「いいえ、こちらです。」




おば 「で?受験は、どれだっけ?」

店員 「これですよ!!」



おば 「じゃ才能運は、こっち?」

店員 「いいえ、これです。」




おば 「で?受験は、どれだっけ?」

店員 「こいつです。」




ついに店員さんは、ムカついちゃったみたいですよ。











そして、おばさんの前で、天然石を粉々に割って、

1日3回に分けて食後にお飲みくださいと言ってやる。




まぁ〜要するに、私が何を言いたいかと言うと、

先に来たのは、私達ぢゃんという事ですよ。




2005年11月10日(木)
ドキドキが止まらない。




ホント、どびっくりだもん。

亀子の親が、あれしてる所を、まさか あの亀子に見られちゃうなんて、

どこでやってたのかって、話しじゃないですか。




と言う事で、友達とこの事について、軽く語り合っていたのです。


理沙 「私も、見た事あるよ。 小二の時。
     お父さんが、お母さんの上でお馬さんごっこしてると思って
     私も上に乗って、遊んだんだぁ〜」


奈々 「私も見た事あるよ。てか、私は、しょっちゅうだよ。
     昨日も見たしね。」





昨日も!?





奈々 「昨夜は、台所でやってたよ。」







台所!?





あみ 「台所で、できるの?」

奈々 「何かね、フラダンスしながらやってたよ。」



あみ 「じゃさ、フラダンスプレイ? そんなの見た事ないよ。」」

奈々 「マジ?」










何となく、驚きと戸惑いと少し不安の入り混じった絶望と、

うれし恥ずかしいトキメキのような、複雑な気持ちになって来たよ。

まだ、見てないけど。




2005年11月09日(水)
もっと教えて。




昨夜、亀子から電話があったのです。

何かと 思うじゃないですか。

いつもメールなのに、今日に限って 電話なんだもん。



あみ 「亀子、何?」

亀子 「何してるのかなと思って。」






はい!?






過ぎて行く一秒が、とっても長く感じたよ。

あんだよ!何してるのかと思ってって?

何してたって、いいぢゃんよ。




しかも、夜の10時に電話してくるんじゃないよ。

『鬼嫁日記』 観てたのに 決まってんぢゃん。




あみ 「亀子、淋しいの?」

亀子 「まぁ。。。」



あみ 「お母さん、いないの?」

亀子 「新しいお父さんとやってます。」




あみ 「何やってんの?」

亀子 「あれに 決まってるじゃないですか。」



あれに 決まってる!?

決まってるの?




まさか、あれの事?

いやいや そんなはずないよ。

子供がまだ起きてるのに、あれをやるなんて あり得ないもん。

しかも、子供に見られちゃうなんて、もっとあり得ないもん。














それは、何の儀式!?

それから、どーしたの?

もっと詳しく教えてくださ〜い。




2005年11月08日(火)
私は先輩。





「あみ先輩!!」


後ろからの呼び声に はっとして 振り返る。

今にも泣き出しそうな、つぶちゃんの顔。



どーしたんだよ、そのクマは。。。。





あみ 「つぶちゃん、寝てないんじゃないの?」

つぶ 「はい。」



あみ 「どーしたの?」

つぶ 「恋をしてしまいました。」







またかよ!




あみ 「今度は、誰に?」

つぶ 「また知らない人です。」



あみ 「ひと目ぼれ?」

つぶ 「そーです。その通りです。」



あみ 「もう会えないの?」

つぶ 「多分、会えません。でも会いたいなぁ〜」」


あみ 「私の知ってる人かもしれないから、その人の特徴を 言ってみて!?」

つぶ 「顔は、佐藤君に 似てました。」




あみ 「誰それ? 有名人なの?」

つぶ 「幼稚園の時の 桜組の男の子ですよ。」



あみ 「じゃその人 本人なんじゃないの?」

つぶ 「違いますよ。何言ってるんですか!?」



あみ 「違うの?」


 












ぴゅーー!!!






あみ 「そ、そーなんだ!? じゃ違うね。
     じゃさ、もうちょっと私でも解りやすい 例を言ってみて!?」

つぶ 「そーだな、あみ先輩でも 解りやすい例かぁ〜
     難しすぎて、言葉にできないなぁ〜!!」




あんだよ!?

この私を誰だと思ってるんだよ!?

私は、普通の女の子だよ。

だけど、つぶちゃんは普通じゃないデブぢゃん。

どっちが偉いか、よ〜く考えてから話しなって事だよ。





2005年11月07日(月)
悲しき受験生。




11月の ちょっと寒い 月曜日の朝。

奈々が、こんな事を ぬかすんです。



奈々 「ねぇ have を使って 英文を作る勉強してるんだけど 教えてくれない?」

あみ 「I have a dog. なんてどお?」




奈々 「犬かぁ〜 もっと他の動物がいいよ。」

あみ 「じゃ猫にする?」




奈々 「え〜と あっ! キリンなんて いいんじゃない?」

あみ 「キリンを、飼ってる家なんてないよ。」




奈々 「have って飼ってるって言う 意味だったの?
     私はてっきり 持ち上げるって意味だと思ってたよ。」

あみ 「奈々さ、キリン 持ち上げられんの?」












2005年11月06日(日)
ときめきの導火線。




電車の中で、私の前に立っている男性(40歳くらい)

首毛が、生えてる。

しかも、長い。

3cmくらいあるかもだよ。

しかも、カールしてる。




ずっと見てたら、睨まれた。

怒ってるのかな?

だから、今度はもっと下の方を見る事にした。









⌒ヽ(*゜O゜)ノ どびっくり〜〜!!!





男性の横に、ちゃっかり10歳くらいの子供が、立っていたじゃないですか。

その顔を見て、驚きました。

まさか、こんな子供が世の中にいたとは、

今まで思いもしませんでした。




物凄いんです。

もうオヤジの首毛なんて、どーでもいいや。

私は、この子供から目が離せなくなってしまったんですから。












更に驚く事に、この子供は女の子。

息をするたび、ゆれやがる。

おもひれ〜〜!!!!




2005年11月05日(土)
振り向かないで。




気付いたのは、夕暮れ時の コンビニの中、

雑誌を2時間程 立ち読みしている時だった。



黒い服を着た どでかい男が、おでんを買っていたのです。

その黒い服を着た どでかい男の後ろ姿を見た私は、

はっとした。

むしろ、ぎょっとした。

もしくは、はふはふした。




まさに、ドキドキはらはら ほにょ〜〜はにょ〜〜!!です。

確実に何か、身体から分泌されちゃうんです。





その男に見つからないように、隠れようと思ったって、

すぐには、隠れられませんよ。

慌てちゃってますから。




アイツは、多分アイツだし。

アイツに、決まってるのだし。





そんな事を考えていると、いきなりアイツが、振り返りやがったのです。






ヽ(*゜O゜)ノ キモ〜〜イ!! 






やっぱり、超・ウルトラ・キモ男・ゲロスだったぢゃんかよ。

今日は、一段とウェーブが かかったくせっ毛が、キモくて鳥肌が 立っちゃったよ。




私におでんを買っている所を、見られたのが 恥ずかしかったのか 一瞬ギョッと

したような 硬直したキモ顔が、見る間に赤く染まって

更に、キモさに 拍車をかけていた。




だけどこれも、ゲロスの演技に決まってる。

偶然だと見せかけて、私に近づく計画なのだから。




何故だ?

何故なんだ?

ゲロスは、いつも何処からやってくるんだ。




自分は、どーしたらいいのか解らない。

自分に何が、出来るのだろうか?



何をしたら、ゲロスは 私の前からいなくなるのだろうか?

自分が 何もできないと嘆くより、自分に何ができるかを 考えた方がいい。

何ができるかを。。。












あれ?

ホントに偶然?

こう言う場合の対処方は、まだ中学で習ってなかった!!




2005年11月04日(金)
じーさんと犬。




朝、家の前で犬が、んこしている所を、偶然みたのです。

飼い主は、当然そのんこを、袋の中に入れると思いきや

知らないフリをしてるじゃないですか。




ちょっと、そこのじーさん!!

その、んこどーすんの?って、話しですよ。

何の為にその袋を持ってんのかって、事じゃないですか。

他人の家の前なら私だって知らんぷりですよ。

だけど、私の家の前ぢゃん。




いくら相手が、じーさんだって、大人じゃないですか。

マナーくらい守って欲しいですよ。

だから、絶対に文句を言ってやらないといけないんです。

これは、じーさんの為ですから。



今日の私は、もう5日前の私と全然違うんです。

だって、15歳になったんだもん。

もうすでに、16歳くらいには、見えるんですよ。




何たって、夏休みのうちに文句が言える女の子検定試験に

みごと、3級合格してるんですから。(気持ち的に)

もしかしたら、高校受験に有利かもですよ。(気分的に)




あみ 「あの〜〜!?」

じー  ( ̄ー+ ̄) ニヤリ



笑ってるよ。

何て、失礼なじーさんなの!?

こうなったら、とことん言ってやりますよ。




あみ 「この、んこどーするんですか!?」

じー 「もにょもにょ。。。くちゃくっちゃ。。。」



何このじーさん、何か食べてるじゃないですか。

何を食べてるのか、じーさんの口元を見ていると。。。














じーさんじゃなくて、犬が。




2005年11月03日(木)
本日は休日なり。




朝の6時に、奈々から 電話があったのです。

6時ですよ。

解りますか?




朝の6時が、どんな時間か!?

まだ、魔女が眠ってる時間なんですよ。

私だって、当然 眠っていたのです。




しかも今日は、休日じゃないですか。

一体全体 何の用だよって事ですよ。





あみ 「もしもし!?」

奈々 「あっ!あみ!?」



あみ 「何よ?」

奈々 「あのさ〜〜!!」


プッププーーーーッ!!!


あんだよ〜!!切れちゃったよ。

いい夢みてたのににょ〜〜!!!



するとまた、奈々から電話があったのです。



あみ 「もしもし!?」

奈々 「あっ!あみ!?」



あみ 「何よ?」

奈々 「あのさ〜〜!!」


プッププーーーーッ!!!



あんだよ〜!! また切れちゃったよ!!

もしかしたら、いたずら!?

これがホントに、いたずらだったら 絶対に許せませんよ。

はにゃ〜!ほにょ〜〜!!と、本格的に 怒りほにょ狂っていると、

また奈々から、3度目の電話があったのです。





あみ 「もしもし!?」

奈々 「あっ!あみ!?」









あみ 「知ってたよ。3年前から知ってたよ。」

奈々 「ふ〜ん。そんなに早くから。。。」



あみ 「もしかして、話ってこれだけ?」

奈々 「そーだよ。じゃバイバイ。」




あんだよ コロヤロウ!!





ピピピ。。。

ぱちっ!!

夢かぁ〜!!!





2005年11月02日(水)
ピュア。




聞き覚えのある声に 振り返ると

長い黒髪に黒い瞳、穏やかな笑顔のその人が

私に向かって 微笑みかけていた。


あみ 「唯!?」

唯  「久しぶり!元気!?」



唯は、小学生の頃の友達で、2年半ぶりの再会でした。

その唯が、何となく彼の事を私に 話したいみたいなのです。

要するに、彼との悩み事を 打ち明けたい感じ。




唯  「やっぱ、好きだったら 彼を喜ばせたいと思うのは 当たり前だよね?」

あみ 「そりゃそーだよ。」


唯  「じゃさ、あみだったら 彼が望む事は、何でもしてあげる?」

あみ 「当然ぢゃんよ。」



唯  「って事は、拒んだり 絶対にしないの?」

あみ 「拒む?好きな彼に 何を拒むのよ?
     私の心は、あなたとひとつだよ的態度を ビンビンにむき出しにするね。」




唯  「そっか、そーだよね。
     私ってば今まで何を 拒んでたんだろ。。。
     
     何だか、やる気が 出てきたよ。
     やっぱ、彼の事が好きだもん。私、やっちゃうよ。」














なんかさ、この頃寒いね。