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あみの秘密日記
水城あみ

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2005年10月31日(月)
危ない男。




どーでもいいけど。松田君が 遅刻したのです。

大変でしょ?

今の時期 遅刻するなんて、あり得ないもん。

内申書に、響くじゃないですか。

ねっ!大変でしょ?




先生 「何で 遅刻なんてしたんだ!?」

松田 「お母さんが、死んだんです。」







(*゚д゚):∵ 死んだの!?






先生 「死んだのか?
     そんな。。。大変じゃないか〜!!
     じゃ今日は、来なくたって 良かったのに。」

松田 「いや〜 死んだって言うか、倒れたんですけど。」





先生 「何だ何だ何だ 死んでないのか?
     じゃお母さんは今、入院してるのか?」

松田 「いや〜 パートに行きました。」




先生 「何だって!? じゃお母さんは、元気なんだな?」

松田 「まぁ。」    













松田・万事休すの巻き。




2005年10月29日(土)
凄い女。




今日は、美華子と近所にある 図書館へ行ったのです。

私達より先に、たね子と言うあだ名の同級生が、かなり不良っぽい彼といたのです。




何故、たね子かと言うと、○○○が、人並み以上に好きだからです。

○○○に、当てはまる文字が解らない人は、ヒントを出しますね。

3文字以上で、4文字未満です。

って事は、3文字って事です。






そんなたね子が 私達に気付き、こっちに走って来たのです。


たね子 「何しに来たの?」

あみ  「宿題だよ。」



たね子 「あ〜 社会の?」

美華子 「そーだけど、あのさ あの人たね子の彼?」




たね子 「そーだよ。」

美華子 「もう やっちゃった?」










どっかぁ〜〜〜ん!!!



  ぴゅーーっ!!!



   ぴゅーーーーっ!!!






何を言うのかと 思いきや。。

やっちゃったって あんた。。。。





たね子 「当たり前ぢゃんよ、味見しないで どーするんだよ!?」

美華子 「で、どーよ?上手いの?」



たね子 「まぁまぁかな? あと3回やったらバイバイするけどね。」












すっげぇ!!




2005年10月28日(金)
恋のきっかけ。




放課後の ざわめきの中の 教室で、

つぶちゃんが、こんな事を 私に聞くのです。





つぶ 「私は彼が、好きだけど、彼は私を 知らないんです。
     さて、このような場合、私は どーしたらいいと思いますか?」



いきなり、そんな難しい問題を 出されても困るんです。

これは、簡単そうで実は、非常に難しい問題なんです。




だから、すぐには 答えられませんよ。

何たって私は、まだ14年と11ヶ月と28日しか 生きてないんですよ。

まだ、15歳になってないじゃないですか。

15禁にだって、入っちゃ いけないんですから。

こちらとしても、色々 調べないと いけない訳だし。






あみ 「今、答えなくちゃ いけないの?」

つぶ 「はい、できれば 今すぐ。」




すぐかよ!?

う〜ん。やっぱ無理。

どー考えたって、無理だもの。



今ここに、参考書が ないじゃないですか。

問題が、難し過ぎますよ。

いい加減な事は 言えないし。




答えるなら、絶対に正解じゃないと、先輩として 恥ですから。

徹底的に、調べてからじゃないと 答えられませんよ。






理沙 「ねぇ 何話してんの?」












えぇ〜〜!?

    大胆過ぎない!?




あみ 「つぶちゃん、そんな大それた事できる?」

つぶ 「はい、やってみます。」





やってみるの?

じゃやってみなよ。




何かさ、答えは ちょー・普通だったね。

それにしても、さすがだよね 理沙は。

やっぱ4月生まれは 違うよ。



さては、もう15禁に入った事 あるかもだな〜!?





2005年10月26日(水)
気になる視線。



どーして!?

奈々が、うめくように呟いた。

青ざめた顔に驚きと、恐怖に見開かれた 理沙の瞳。



その気持ちは、私も奈々も一緒だ。

まるで悪夢を見ているようで、頭の中がボンヤリしている。




心臓の鼓動が不規則に速くなって息苦しいよ。

どーして、こんなに酷い。

どーして、こんなにいっぱい。










私のご飯、取るなって。




2005年10月25日(火)
夢物語。




気が付くと、いつの間にか すっかり西に傾いたお日様が、

透き通ったハチミツ色に、空気を染めていた。


奈々 「ねぇ 昨日変な夢 見ちゃったの。」

あみ 「なになになに?どんな夢 見たの?」



奈々 「あみが、うちの玄関で お父さんに、犯されてる夢だよ。」






 (゜□゜*) 何だと!?




あみ 「欲求不満じゃないの?」

奈々 「しかも、すっごいリアルでさ、あみが、ブラジャーなんかしてやんの。」






ちょっと、ブラジャーぐらいしてるのに、決まってんぢゃんよ!

何たって私は、来週 生まれて初めて15歳になるんだよ。

ってことは、もしかしたら来年は、16歳だよ。



16歳は、結婚ができちゃう年だよ。

もう立派な大人ぢゃんよ。

ブラジャーぐらいするよ 来週中にはさ。




あみ 「それから、どーしたの?」

奈々 「それでさ、お母さんに見つかっちゃって大騒ぎ!!
     お母さんたらさ、お父さんに、とび蹴りしちゃったの。

     それでお父さんが、すっぽんぽんのまま、外へ飛んで行っちゃってさ、
     庭の石に頭をぶつけて、死んじゃったの。」



あみ 「その夢、朝 見たの?」

奈々 「うん。4時か5時頃だったよ。」



あみ 「もしかしたら、正夢かも!?」

奈々 「まさか!?」



いやいやこれは、あり得ますよ。

どー考えたって、あり得ちゃうもの。



だって私は、なんたって来年は、16歳ですよ。

11年後は、26歳じゃないですか。

21年後は、36歳ですよ。



奈々のお父さんが、私を犯したい気持ち、解るもの。

奈々のお母さんより、きっといいんだもの。





あみ 「何か、ドキドキしてきたよ。」

奈々 「絶対、正夢じゃないから、安心しなよ。」





あみ 「この世の中、絶対って無いよ。」

奈々 「だけどこの夢は、絶対にあり得ないから。」





あみ 「何で?」











その夢、私にも見せろ! クヌ野郎!!




2005年10月24日(月)
10月のおバカさん。




ふと気が付けば、私ってば受験生だったのです。

ここの所ずっと毎日、テストですよ。



私が通っている中学では、中間テストが 無いので、

学期末テスト 一発勝負なのです。

だから 小テストが、毎日のように 行われているのです。




だから皆、必死なんですよ。

あれ?ちょっと いくらなんでも 必死過ぎない?ってくらい必死なんですよ。





そして、今日も数学と国語のテストがあったのです。


奈々 「ねぇ これ何て読むの?」

あみ 「もれる。」




奈々 「え〜と、これは?」

あみ 「ぬれる。」





んっ!?

漏れる?濡れる?」

そんな問題、 あったっけか!?



あみ 「ねぇ 何読んでるの?」

奈々 「お母さんの、日記だけど。」






(* ̄。 ̄*) お母さんの日記!?





何か、ヤバくないですか?

色々と、想像しまっくっちゃうんですけど。





奈々のお母さんが、漏らしちゃうなんて。漏らしちゃうなんて。漏らしちゃうなんて。

で、何処で?

まさか、林とか森とか?

それとも、トイレと間違えて、玄関とか?






そんでもって、奈々のお母さんが、濡れちゃうなんて。濡れちゃうなんて。

濡れちゃうなんて。

で、何処で?




まさか、リビングで、ペットと遊んでいる最中とか?

キッチンできゅうりを切ってる時とか?

イヤン お母さんてば、エッチ過ぎます。



妄想が、止まんないんですけど。







あみ 「そんな大事な物、学校に持って来て 大丈夫なの?

    お母さんに、バレたりしないの?











これからテストだけど、何にも解んないんだよね。

だから、その前にお母さんの日記を読んで、気分を和ませてるの。テヘッ。

きっと、30点もとれないと思うけど、怒らないでね お母さんフェスティバル。

                           by 奈々。




何それ?




2005年10月23日(日)
そっくりさん。




いつものように、普通の道を 歩いていると、偶然にも 亀子の

そっくりさんに、遭遇したのです。



どびっくりし過ぎて、真っ直ぐに 歩けなくなりましたよ。

だって、ホントそっくりなんですよ。



亀の顔といい、亀の足といい、明らかに亀子なんですよ。

何食べたい?って聞くと、グラタ〜ン!!と、

即答するような感じの所まで、そっくりなんですよ。





だけど、そのそっくりさんは、男なんです。

どっから見たって、男なんです。



何故、男だと解ったかと言うと、その理由は。。。

今日は、止めときますけど。




そんな亀子に、激似のそっくりさんに私は当然、

話しかけたりは、しないのです。

そんな、暇人じゃないですから。


真っ直ぐに、歩こうとしている私に向かって、そっくりさんは、

何か言ってる みたいなんです。





そっくりさん 「○△□!!」





その姿は、まさにオリエタル亀子!!なのです。

しかし、話した事もない オリエンタル亀夫君が、いきなり○△□!!と

叫ぶとは、もしかして○△□!!の中に、当てはまる言葉は。。。




好きだ!!かな?

僕は、君が好きだ!!って事ですか?


あの夜の、秘密の時間は、僕だけのものだ!!

こうやって、君をずっと優しく 抱きしめたかったんだ物語?



知らなかったよ。知らなかったよ。知らなかったよ。が、

こだまして 止まらない。

今年1番 止まらない。














にゃに!?

まさに、にゃに?



私の後ろに、しおだって人が いたの巻。




2005年10月22日(土)
好きだ!!




朝、冷蔵庫を開けたら、大好物の 海老がない。

海老が、無いなんて あり得ませんよ。



私は、海老が無いと 安心できないし、手足が プルプル震えてきて、

蛇が、身体中に 巻き付いちゃってる 幻覚を見ちゃうし。。。









訳が、解らなくなってしまうのです。

そんな私は もう一度、確認しておこうと思って、冷蔵庫の中を見たのです。



やっぱり、海老はないので、仕方なく海老に似た蟹を、食べたのです。






Σ(〃゜ o ゜〃)  美味しい!!




今日から、私の一番は蟹という事で。




2005年10月21日(金)
あなた様は、どなた様? 【後編】




今日は、合唱発表会でした。

私達のクラスは、『青葉の歌』で何と、優勝ですよ。

しかも、ピアノ伴奏が良かったと、先生や皆に 誉められて

大騒ぎでした。



そんな大騒ぎの中、またあの噂の 林田さんが、私の方へ

ノッタリ、ノッタリと、近づいて来るじゃないですか。




あみ 「ちょっと、林田さんが こっちに、来るよ。」

奈々 「逃げる?」

理沙 「あー言うお馬鹿さんは、無視するに限るよ。」






って事で、無視する事にしたのです。



林田 「水城さん!?」

あみ 「。。。。。。」



林田 「ねぇねぇ〜!水城さんってばぁ〜!?」

あみ 「。。。。。。」



林田 「水城さんってばぁ〜〜。。。。」

あみ 「。。。。。。」






さすがにちょっと、心が痛い。

林田さんが、可哀想になって来ました。




良く考えたら、林田さんは、別に何も悪くないかもじゃないですか?


ただちょっと、私達と気が合わないだけだもん。





だから、別に無視する理由なんて、ないんじゃないですか。

一応、話しだけでも 聞いてあげたって いいんじゃないかと思うのです。

林田さんが、私と話しがしたいと言うのは、しょうがない事だもの。




理沙達には悪いけど、林田さんの話しだけでも 聞いてあげるべきなんです。

そんな事が、頭の中を一瞬よぎった訳なんです。
















(*゚д゚):∵ 何言ってんだよ!お前はにょ〜!!


何処も、間違ってないよ!!


その証拠に、優勝したぢゃん!!


はぁはぁ!!!!!!!!! ヽ(*゜O゜)ノ



まぁ〜 何と言いますか〜!!

私としても、ちょっと うかつ過ぎましたね。

林田さんの事を、あまりにも 知らな過ぎたと申しますか。




同じクラスだった事すら、知らなかったんですから。











まぁ〜 とりあえず、良かったよ。




2005年10月20日(木)
あなた様は、どなた様? 【前編】



いつものように、合唱発表会に向かって、歌の練習を していたのです。

もちろん私は、ピアノ伴奏者。



練習が終わると同時に、林田さんが 私の所へ来て、

こんな事を ぬかしやがったのです。




林田 「水城さん!ここの部分 違ってたよ。」

あみ 「えっ!? そーお?」





完璧だと思ってたのに、間違えたみたいです。

全然、気が付きませんでした。

私とした事が、ミスってしまいました。

本番は、気を付けなくっちゃ!!





あみ 「ねぇ 私が間違えたの解った?」

奈々 「えっ!?間違えたの? 全然解んなかったよ。」



理沙 「間違えたの? 何処よ?」

あみ 「ここらしいよ。」



奈々 「らしいって、誰かに言われたの?」

あみ 「林田さんに。」



理沙 「林田さんが、違うって言ったの?」

あみ 「うん。」



理沙 「林田さんって、ピアノ弾けないくせに、良く解ったぢゃんよ。」

あみ 「弾けないの?」



理沙 「弾けないよ。 ぜ〜んぜん!!」

あみ 「でも、楽譜くらい読めるでしょ?」

奈々 「読めないよ。林田さん、音楽1だもん。」






 (゜□゜*) うっそ〜〜ん!!



あみ 「何したら、1なんてとれんのよ?」

奈々 「ひっでぇ 音痴なのよ。」



あみ 「じゃ 解る訳ないよね?何で違うなんて 言ったのかなぁ〜?」









何それ?

&何それ?

むしろ何それ?




2005年10月19日(水)
生意気盛り。



近所の、小学3年生の みきお君に会った。


みきお 「おいお前!!男のち○こ 見た事あるか?」





ヽ(*゜O゜)ノ どっか〜〜ん!!




何よ?急に、ち○ことは!?

いくら、小学生だからって、許さないよ!

しかも、私の事をお前とは、何事か。



あみ 「小学生が、そんな事 言っちゃいけないんだよ。」

みきお 「じゃ 中学生だったら いいのか?」



あみ 「いいかもね。だけど、子供はダメだよ。」

みきお 「じゃお前は、もう大人かよ?」



あみ 「まぁね。中学生だからね。」

みきお 「じゃお前は、もう男のち○こ。見た事あんなぁ〜?」




何言ってんの? このちびは。。。

男のち○こ、男のち○こって、うるさいよ!」

女に、ち○こ、あんのかよ!?











あみ 「あるよ。男のち○こ、見た事あるある。」

みきお 「ホントかよ?お前大人だな!」




あれれ?これ、ひっかけ問題じゃなかったの?




2005年10月18日(火)
セリーナとシュークリーム。



昨夜、豆子の友達から、予告もなしに メールが、来たのです。



初めまして、セリーナで〜す。

セリーナは、豆子の友達だよ。

だから、全然怪しい者じゃないよ。




豆子から、あみちゃんの話しを 聞いて

友達に なりたいと思ったよ。

良かったら、メールのお返事してね。

セリーナは、菅野美穂に似てるって 皆に言われてるよ。

じゃ バイバイ。



何この人?

嘘くさくないですか?

菅野美穂に似てるってとこが、みょ〜に嘘くさいですよ。




嘘くさいけど、一応豆子に、聞いてみたのです。



あみ 「セリーナって、知ってる?」

豆子 「知ってるよ。」



あみ 「セリーナって、何人?」

豆子 「日本人だよ。」



あみ 「友達なの?」

豆子 「違うけど。」





違うの!?




あみ 「昨夜、セリーナからメールが、来たんだよ。」

豆子 「マジ? 何のようで?」



あみ 「私と友達に なりたいってよ。」

豆子 「マジで?ずーずーしいヤツ。止めた方がいいよ。
    アイツ、きちがいだから。」



あみ 「菅野美穂に、似てるって 皆に言われるってよ。」

豆子 「誰が?」



あみ 「セリーナが。」

豆子 「全然、似てないよ。誰に似てるかって言うと、
    中村獅童に、似てるよ。」




あみ 「中村獅童って、男ぢゃん。」

豆子 「そーだよ。中村獅童の顔の、女だよ。」





セリーナの顔が、中村獅童!?

キモイよ。

キモ過ぎる。




あみ 「ところでさ、何でセリーナは、私のメルアド 知ってるの?」

豆子 「私が、教えたからじゃないかと、思うよ。」












豆子は、私の友達リストから、本日付で外し、セリーナは、友達リストに

最初から、入れないと言う事だ!!




2005年10月17日(月)
せつない雨音。




今日の私は、昨日の私と違うのです。

何が違うのかと言うと、下を見ながら 歩いてましたから。


当然、お金を 拾ったのです。

785円拾いました。 テヘッ。




このお金で、焼きそばを 食べるのです。

だけど、みおもいたので、おごってあげる事にしました。



これで、ちょっと恩を きせといて、

後で倍にして 返してもらう 計画なのです。




私は、オム焼きそば。

みおは、お好み焼きそば。

両方とも美味しいのです。




しかし、今日の味は どこか違う。

違うのにも程が あったのです。



何か、まずい。

破滅的に、まずい。

何となく、くだらない味がするよ。




こんなに、まずいオム焼きそばを、食べたの 初めてですよ。

これは、お店の人にまずいと言う事を、教えてあげないと、いけないのです。




あみ 「今日のオム焼きそば、いつもの味と違うんですけど。」

バイト 「あっ!解っちゃった?」




やっぱりですよ。

やっぱりいつもと違うんです。





あみ 「誰が、作ったの?」

バイト 「俺だよ。」





何だと!?



何で?何で?何でだよ。何であんたみたいな未熟者が、

私の、オム焼きそばを 作ったりしたんだよ。ちゃんと説明しなさいよ。




あみ 「何で?おじさんは?」

バイト 「おじさんさ、トイレに行ってなかなか帰って来なかったから
    君の、オム焼きそばだけ俺が、作ったんだけど、どー?美味かった?」






まじーーよ!!

まじーーにも程があったよ!!





オム焼きそばなんて、簡単ぢゃんよ。

何で、こんなにまじーの作れんの?




しかし、言えないよ。

まずかった。

なんて。。。




きっとこのバイトのお兄さんだって、一生懸命作ったのですから。

私は、悩みました。



このお兄さんの 将来の為に、「まずかった。」と、

ホントの事を 言うべきか。



それとも、「美味しかった。」と、

嘘を 付くべきか。



だけど、まずいのは、事実。




と、言う事で私は、気を使って それに変わる言葉を 探しまくったのです。



普通よりちょっと下っぽいかな。

限りなくまずいに、近いちょっと手前。

美味しいより、う〜んと遠くに近い、かなり先っちょ辺り。





もう自分が、何を言いたいのか、解らなくなってきましたよ。

すると、興奮冷めやらぬ私の肩を 叩くヤツが、いたのです。 (ポンポン。)




みお 「ねぇねぇ 美味しかったから、もう全部 食べちゃった。
    あみの、オム焼きそばも ちょっと食べてみたんだけど、
    私、オム焼きそばにしなくって 良かったよ。」










何の ためらいもなく 言いやがった。




2005年10月16日(日)
集中力。




近所のスーパーで、松田君を 発見したのです。

松田君は お母さんと試食コーナーで、ウィンナーとか ナゲットとか 唐揚げなんかを

食いまくってるじゃないですか。

腹減りまくりにも 程がありますよ。




あみ 「松田君!!」

松田 「おー!水城ぢゃんよ。何しに 来たの?」



あみ 「牛乳プリンと、焼きそばを 買いに来たんだよ。
     あっ! こんにちは。」 ペコリ。

母・松田 「。。。。。」




あれ?

無視された。

私の方から、挨拶したと言うのに、何の返事も ありませんよ。

大人のくせに、失礼な人ですよ。





あみ 「ねぇ その唐揚げ 美味しいの?」

松田 「美味いよ。水城も 食ってみろよ。」




って事で、食べようとすると、母・松田が先に食べてしまうじゃないですか。

全然、食べれないんだもの。




すると、松田君がお母さんに向かって こんな事を ぬかしたのです。

松田 「おばさん、さっきから食ってんだから、もーいいだろ?
    水城にも、食わせてよ。」






おばさん!?





お母さんの事を、おばさん?

お母さんに向かって、おばさん?

お母さんの ニックネーム が、おばさん?




あみ 「お母さんの事、おばさんなんて 酷いよ。」

松田 「何言ってんの?この人 俺のお母さんじゃないよ。」



あみ 「じゃ誰?」

松田 「知らない人。」




何故すぐ言わんのじゃい。

そして、何故2人で、

ウィンナーとか ナゲットとか 唐揚げをを、食いまくってたのじゃい。




あみ 「ホントに、お母さんじゃないの?」

松田 「違うよ。だって何処も、似てないだろ?」




そーいえばさ、何処も 似てないよ。

そんでもって、何も会話してなかったよね。




2人の、ウィンナーとか ナゲットとか 唐揚げに対する集中力は、素晴らしかった。

少しの、雑念も無く、全てを無にして、ウィンナーや ナゲットや 唐揚げに

のめり込む姿は、まるで 犬豚のようだった。


それにしても、このおばさんはヤバそうな雰囲気を、かもし出してるじゃないですか。

いやな予感がして来ましたよ。











まさに、キョトンだよ。




2005年10月15日(土)
ハートのイヤリング。


東京の ある街角で、偶然 丸山さんと 遭遇したのです。

丸山さんは、お母さんと 一緒でした。

これから、お買い物でもするのかな的 雰囲気。




私はと言うと、東京の友達5人で、ぶらぶらと。。。

私の友達は皆、身長が165cm以上で スルム。

おまけに、美人ときたもんだ。


だから、ブスの気持ちが てんで解らない人ばかり。






友1 「ねぇ あそこのブスが、さっきから あみの事 見てるよ。」

あみ 「あの人、私の中学の 同級生だよ。
    さっき、挨拶したぢゃん。」



友2 「うっそ〜 じゃ私達と タメ?」

あみ 「そーだよ。」




友3 「じゃさ、あのブスの横にいるのは、お母さん?
    双子みたいだけど。」

あみ 「親子だよ。」




友4 「ねぇ 顔だけじゃなくて、性格も悪いんじゃない?あのブス。」

あみ 「ちょっと聞こえるよ。」





丸山さんって、本格的な ブスなんですよ。

だけど、これは しょうがない事なんです。

誰が、悪い訳でも ないのですから。



でも、きっと誰かが 悪いのです。

じゃ一体誰が悪いのか、こんなどーでもいい事を 考え苦しんでいると

丸山さんが、こっちに向かって、走って来るじゃないですか。






あみ 「ちょっと、私達の話し 丸山さんに聞かれちゃったんじゃないの?
    怒って、こっちに 来るよ。」

友1 「私は、何も悪い事 言ってないよね?」


友2 「私も、言ってないよ。」

友3 「私だって、言ってないよ。」

友4 「私は、忘れた。」





丸山 「水城さん!! このハートのイヤリング 可愛くない?」

あみ 「えっ!? うん。可愛いね。」



丸山 「じゃ、同じの 買わない?」











何だと!? 





いやだよ。

いやに、決まってんぢゃん。

いや過ぎるにも 程があるぢゃんよ。





だってさ、丸山さんと私は 何の関係も ないじゃないですか。

友達でも、恋人でもないもの。

何で、おそろいのイヤリングを 買わなければ いけないのよ。





丸山 「ねぇ 早く買おうよ。」


友1 「あみ 止めなよ。そんな安物 買うの。
    イヤリングなんて、自分で買う物じゃないぢゃん。
    誰かに、プレゼントしてもらう物ぢゃん。」


友2 「そーだよ。イヤリングを、自分で買う人なんているんだね。
    私、初めて見たよ。」


友3 「私もだよ。いるんだねぇ〜〜。」


友4 「いるんだねぇ〜〜。こんな所に。」




丸山 「何この人達。私は、自分で買うんじゃないよ。」













何言ってんの この人?




2005年10月14日(金)
危機一髪乙女。




黄昏に背中を 刺されるグランドで、

私は、金網にもたれ 風を聴いた。

風など 全然吹いてないけど、聴いたフリを した。




野球部が、キャッチボールをしている。




あぁ〜 青春おいてけぼり。






野球部1年の 浮かれポンチが急に 「あっ!」と言ったのです。





ボールが、私の方へ向かって 来るじゃないですか。








何故だ!何故だ!何故なんだ!!!!!


ぎゃぁぁぁあああぁぁぁ〜〜!!!







私の顔を、かすめましたよ。

今年1番の、どびっくりでした。




ボールが、顔に当ったら ど〜するんだよ。

明日から、仕事が できないぢゃんよ。




当然のごとく怒り乱れ、狂っていると。。。。










イカレチャッタ。




2005年10月13日(木)
月夜のくしゃみ。




理沙が、また恋をしているのです。

好きになってしまった男子は、高校2年生。

って事は、理沙より2歳 年上ですよ。





理沙の話によると、ジャニーズ系らしいのです。

誰に似てるのかと言うと、キンキ・光一風味らしい。



理沙とキンキ・光一ですよ。

つり合わないにも 程があるじゃないですか。




こんな夢のような恋は、長続きしませんよ。

だから、泣きじゃくる前に、止めた方がいいのです。

絶対また 振られるのに、決まってますもん。

そしてまた、太るんだし。




傷つく前に止めなよ。振られる前に止めなよ。一回くらいキスしたら止めなよ。

こんな事を、理沙に言ってやろうかと、考えながら 迷い歩いていると、

吉野家の前を、通ったのです。





あれ?

理沙が、いるじゃないですか。

しかも、彼も一緒みたいですよ。







ドテッっ!! (あれ? 立てない。。。)











やっぱさ、キンキ・光一に どっか似てるかも。(耳の後ろとか、コメカミ辺り。)





2005年10月11日(火)
灰色吐息。




街のざわめきを、空が 飲み込んで

そっと夜が 来るのを、待っていたのです。




亀子と虫子が、たこ焼きを おごってくれると 言うので

たこ焼き屋さんに 行ったら、あまりにも 混んでいた為、

隣の オムライス屋さんの ラーメンを、食べたのです。




やっぱ、まずいよ。

こんなにまずいラーメン食べたの、初めてだよ。



オムライス屋さんは、オムライスだけで いいと思うよ。

ラーメンは、ラーメンの専門家に 任せるべきだよ。




何たって このラーメン だしが、入ってないもの。

しょうゆの味しか しないもの。

これで、200円って高くない?

中学生を、馬鹿にしくさってるよ。





こんなもんで、亀・虫に恩を 返したと 思われたら

くやしくって たまらないよ。




あみ 「ねぇ このラーメン まずいね。」

亀子 「何言ってるんですか、美味しいじゃないですか。」

虫子 「ホント 美味しいですよ。」





こんなものが、美味しいと 感じるなんて、この2人は、

貧乏人じゃないですか。

日頃、何食ってるんだよって、聞きたいですよ。















嘘ばっか付いてると、本格的に 泣かすよ。




2005年10月10日(月)
静かに眠れ。




すっかり夏が 終わってしまった 秋の夜。

亀子から、メールが 来たのです。





亀子 「亀は、死にまひた。」






亀は、死にまひたって?

亀子が、死んだって事?





だけど、メールが先か死が先か死が先かメールが先かどっち?

死が 先だたら、メールが来る訳ないのだし。。。

はたまた、メールが 先だったら 死にまひた ではなくて

死にまふとなるべきで。。。。




めんどくさいので、こうメールの 返事をしました。



あみ 「はい、解ったよ。」




これで、もう亀子からの返事は、来ないはず。


しかし、1分もしないうちに、返事が 来てしまったじゃないですか。




亀子 「亀は、死にまひたってばよぉ〜〜!!!」




何だよ〜何だよ〜何だよ〜 一体全体なんなんだよ。

亀だか、亀子が 死んだからって、何だよぉ〜!!!!!!!!と、

怒り咲き乱れ狂っていると、また亀子から メールが 来たのです。





亀子 「私の ピエール・亀吉が、死にまひた。」

あみ 「ピエール・亀吉なんて、いつからいたの?」



亀子 「昨日からです。」

あみ 「じゃ、昨日 ピエール・亀吉を買って、今日 死んだという
    ドキュメンタリーって 訳だね?」


亀子「当りです。」












馬鹿じゃないの。





2005年10月09日(日)
突然の訪問者。




ポロリと、こぼす涙は、哀しいね。

こんな 苦しいのは、もうやだよ。




だってさ、笑いが 止まらないんだもん。

止まらなくて、しょうが ないんだもん。





我家に、アメリカ人の男性が、来たのです。

姉・理子が、一生懸命 知っている単語を 組み合わせて

話しじゃくっているじゃないですか。




だけど、外人は 無表情で、何も言わないのです。



何この人?

ウチに、何しに来たの?













この外人は、何者ですか?

良く見ると、ピアノマンみたいな、顔を してるじゃないですか。




理子 「日本語 話せるんですか?」

外人 「日本人ですから。
    俺、英語 全然 解んなぇ〜〜もん。」






これは 要するに、アメリカ人の顔だけど、生まれも 育ちも

ジャパ〜ンだから、英語が 全く話せない、アンポンタレと言う事だ!!











2005年10月08日(土)
月夜の後悔。




いつの間にか 空は、すかっり夜の色に 染まっていた。

街のネオンが、ますます輝きを増して、浮き上がって見える。






遅いよ。

遅すぎるよ。学校終わるの。




腹減りまくりで、吐きそうだもん。


だけど、家に誰もいない。

そんでもって、ご馳走もない。




しょうがないので、自分でお料理を する事にした。

カップラーメンの中に、熱湯と白いご飯を1カップと少々入れて。

3分待つのです。






うめぇ〜〜!!!

これは、超・美味いですよ。

どーぞ、試してみて下さい。












立ち食いなんて、するんじゃなかったよ。

後悔しまくりの、反省しまくりだもん。




何これ?


どゆ事?






私は、自分自身に問いかけた。

「何で、テーブルの上を、見なかったの?」

「何で、テーブルの上を、見なかったの?」

「何で、テーブルの上を、見なかったの?」


が、宙にちぎれて飛んでいった。。。。




胸が、つぶれそうで痛いよ。

お腹も、痛い。


きっとさっき、バク食いした 罰だね。




良く考えたら、さっきのラーメン 美味しくなかったよ。

だから、まねしないでね。





ぢぐじょ〜〜〜!!!!





2005年10月07日(金)
まさかスカウト?




今日の 理沙の瞳は、眩し過ぎる。

危険な道を、いつも わざと選んで 駆け出してゆく。



失恋するたび、どか食いし、

その後、ご飯を3杯も 食いやがる。

そんな無茶な 生き方が、たまらなく愛しいよ。




理沙 「昨日、知らないおじさんに。。。。
    ウチのプロダクションで、女優デビューしてみないかって
    言われちゃったんだぁ〜〜。」

あみ 「何処の プロダクション?」

理沙 「あっ! 忘れた。」






奈々 「その人の名刺 見せて?」

理沙 「あっ! 貰わなかった。」







あみ 「じゃ 今度何処で 会うの?」

理沙 「あっ! 知らない。」







あみ 「まさか、自分の住所やら、電話番号なんて
    知らないおじさんに 教えたんじゃないでしょうね?」


理沙 「あっ! 教えちゃった。」








奈々 「ヤバイよ。それマジ・ヤバイよ。」

理沙 「平気じゃない? だって、仕事の話しか しなかったよ。」







あみ 「仕事って 何?」

理沙 「来週から、Vシネマの撮影に、入るとか 何とか 言ってたしさ。」







あみ 「Vシネマって、どんなの?」

理沙 「え〜と、兄と妹の 話みたいよ。」







奈々 「兄と妹が、何するの?」

理沙 「何か、妹が6人の男に レイプされて、兄が妹の
    仇をとる物語とか 言ってたっけかなぁ〜〜。」







あみ 「それって、Vシネマじゃなくて、AVじゃないの?」

理沙 「違うよ。Vシネマだって!!」







怪しい。

怪し過ぎる。




怪しいにも程が あるじゃないですか。




兄と妹の物語ってとこが、マジ・AVっぽくないですか?


しかも、いきなりだもん。


いきなり女優デビューですよ。

AV以外 何があるというんですか。





あり得ませんよ。

理沙が、女優なんて。




理沙は、ど素人ですよ。

今までに、演技なんて、した事 ないんですから。

それに、演技という漢字すら、書けないんですから。




あり得ません。

おじさんは、ペテン師に決まってますよ。






あみ 「それで、やるの?」

理沙 「うん。」





奈々 「恥ずかしくないの? いくら演技だってさ、
    6人の男に、レイプされちゃうんだよ。
    きっと、オッパイ 出ちゃうかもだよ。」

理沙 「それは、大丈夫みたいよ。
    モザイクかけるって、言ってたから。」











じゃ、安心だね。





2005年10月06日(木)
虫の宿命。




どびっくり し過ぎて、吐きそう。

身体中に、電流が走ったもん。




大野ことみって、ただのデブじゃなかったんです。

人間でも ないかもですよ。

てか、女じゃないんです。




ごく普通の虫が、飛んでたんです。

ことみは、この虫の存在に 気付くやいなや

自分の鼻の中に、吸い込み、人差し指で

その虫を、押しつぶし、鼻息で飛ばしてしまったんです。





簡単に 説明すると、虫を 自分の鼻の中で

殺し、鼻息でどっかに飛ばしてしまったって事ですよ。



あり得ませんよ。

鼻の中 殺虫事件じゃないですか。





まさか、この虫は、本日このようにして

ことみに、殺されようとは、想像も していなかった はずですよ。


何の為に、生まれ、何の為に 死んだのか

理解できないまま、死んだんです。



あまりにも、可哀相だったので

この虫に、名前を付けてあげましたよ。




三井亀次郎です。

名前の意味は、何もありません。

思いつきです。












だと、思うよ。

マジ・三井亀次郎が、可哀相で、しょうがないよ。




2005年10月05日(水)
妊娠白書。




誰もいない 雨の道を

見つめながら 歩いていたのです。



ふと気付くと、私のすぐ横で豆子が

ぶつぶつ言いながら、歩いてるじゃないですか。



あみ 「豆子、おはよー!!」

豆子 「あっ! おはよ。」




あみ 「どーしたの?元気ないね。」

豆子 「そーなのよ。昨日の夜、変態に 犯されちゃったみたいなの。」







犯されちゃったみたい!?


みたい?みたい?みたいって???





あみ 「みたいって、何よ?」

豆子 「混んでるバスの中で、変態が 私のおしりの所に
    生の おち○こを、押し付けてきたのよ。

    生で見たの 初めてだったから。緊張しちゃって
    じっと、動かないでいたらさ、白いエキスみたいな
    ものを、スカートに かけられちゃったの。」




あみ 「それで?」

豆子 「終わりだけど。」





あみ 「あっ ごめん。犯されたって所、聞き逃しちゃったみたい。
    そこの所、もう一度言ってみて。」

豆子 「だから、変態に白いエキスみたいなものを、スカートに
    かけられちゃったの!!!!」




あみ 「犯されちゃった所は、どーなったの?」

豆子 「だからさ、生のおち○こから出た、生のいきのいい
    白いエキスがよ、すーっと私の地肌を通って、
    妊娠するかもって、心配してるんだってばよ。」








(゜□゜*) 妊娠!! 





あみ 「大丈夫じゃない?」

豆子 「断言できる?」



あみ 「できない。」

豆子 「じゃ、する可能性は あるって事だよね?」



あみ 「うん。そーいう事もありかもね。」

豆子 「ちょっと、どーしよう。
    私まだ、14歳なのよ。結婚も男も まだなのよ。
    そんでもって、まだ処女なのに。。。」





あみ 「大丈夫じゃない? 多分 妊娠してないと思うよ。」

豆子 「だってさ、さっきからあみさ、じゃない?とか
    思うけど、しか言ってないぢゃん。
    する可能性ありぢゃん。」





これは、困りましたよ。

今年1番、困りました。




こんな事で、妊娠なんてしないと思うけど、

絶対に、ないとは 言えませんよ。



あるかもしれないんですから。
こーなったら、担任の先生に聞くしかありませんよ。



あみ 「先生。豆子が、昨日 変態に生の白いエキスみたいなものを
    スカートに、付けられちゃったんですけど、豆子は
    妊娠してると 思いますか?」

先生 「何だ!何だ!何だ!その変態は、どんなヤツだ?」

豆子 「う〜んと。ちょっと先生みたいに キモイ男でしたよ。」













豆子  ((((;゚Д゚))) ガクガクブルブルブル。





2005年10月04日(火)
振り振られ。




みおが、今の彼に何か 不満を感じてる みたいなんです。



あみ 「彼と別れちゃうの?」

みお 「う〜ん。まだ決めてないけど、多分別れると思うよ。」




あみ 「何で?カッコイイのに。いつ別れるの?」

みお 「う〜んと。基本的に、馬鹿 嫌いだから しょうがないよ。

    まぁ〜 別れるのは、別にさ、すぐって訳には いかないけど
    かぎりなくスグに近い ちょっと先ぐらいかな。」




あみ 「それって、いつ? まぁ〜いいや 混乱するから もういいよ。
    それよか、彼は かなりの馬鹿なの?」

みお 「そーみたいよ。」




あみ 「だけど、ちょい馬鹿くらいじゃないの?」

みお 「う〜ん。私より馬鹿ってとこが、嫌なのよ。」




あみ 「みおより馬鹿なの? じゃさ、そーとーの 馬鹿だね。」

みお 「そーなのよ。 えっ!?」




あみ 「だけど、何でみおは今まで、彼が馬鹿だって事
    見抜けなかったの?」

みお 「何か、馬鹿を 隠してたっぽいの。」





あみ 「馬鹿って、隠せるの?」

みお 「うん。あんまり喋らなかったから、解らなかったの。
    だけど、昨日 ちょろっと 馬鹿な事 言ったのよ。」





馬鹿者は、非常に努力家みたいですよ。

毎日、会っていたのに 全然相手に気付かせないんですから。


たいしたもんじゃないですか。

努力家にも程がありますよ。


勉強すれば、いいのに 隠そうと必死なんですから。

だけど、いつかはバレてしまうんですよ、みおの彼みたいに。





あみ 「ところでさ、みおの彼は、何て馬鹿な事言ったの?」

みお 「彼がさ、友達の前で私に こう言ったのよ。

   「こいつは、気の置けない友人だから 心配しなくても大丈夫だよ。
    だから、安心していいよ。」って言うのよ。

    気の置けない友人なのに、何で安心できるんだよって感じじゃない?」







ぬあんだって!! 





馬鹿は、みおぢゃんよ。

気の置けない友人というのは、気遣いする必要がない友人という意味だよ。

遠慮しなくても、いいよって事だよ。




だから、彼は安心していいよって、言ったんだよ。


彼は、馬鹿じゃないよ。

馬鹿は、みおぢゃん。













ところで、あなた様は、何様ですか?




2005年10月03日(月)
いい人。




今日は、学校がお休みだったので

友達とBOOK OFF へ行ったんです。




実は、奈々の 寝たきりの おじぃちゃんの為に

写真集とか、ビデオとか 探しに行ったんですよ。




あみ 「どんなのが、いいの?」

奈々 「やっぱ寝たきりだから、飽きのこないヤツがいいよ。」

理沙 「ドラマチックなヤツが、いいよね。」






って事で、飽きなくて、ドラマチックなヤツを選んで

会計の所へ行こうとしたんですが。。。




私達は、なんたって乙女組の14歳。

18歳未満だったじゃないですか。





なので、グルリと見渡して、気の弱そうな

若い男性に、声をかけたんです。





あみ 「あの〜。これおじぃちゃんに、買ってあげたいんですけど
    私達は、18歳未満なので買えないんです。」


奈々 「お金は、出しますから代わりに買ってくれませんか?」



弱そうな男 「いいよ。」







ヽ(゜▽、゜)ノ やったぁ〜〜!!!




作戦は、大成功ですよ。

世の中には、ホントいい人っているんですね。






そして、いい人が会計を済ませて、出口の所へ来た途端。







チリリ〜〜ン!!!


    チリリ〜〜ン!!!








何この音は???




店員1 「お客さん。その袋の中身を見せてください。」

いい人 「何ですか?」


店員1 「いいから、こっちへ来てくださいよ。」






何事ですか!?


何か良く解らないけど、ドラマみたいじゃないですか。

いい人が、店員1に連れられて行きましたよ。


もう少しで、渡されるはずだったのに、目の前で取り上げられて

しまうシーンそのものですよ。









店員1 「お股の奥は、もーこんな!!」



店員2 「は〜い。OKで〜す!!」








店員1 「おじぃちゃん 孫を犯す。孫は最高!!」



店員2 「は〜い。OKで〜す!!」







店員1 「あっ! 漏らしちゃった!!」



店員2 「は〜い。OKで〜す!!」









いい人 「あの〜 もう少し小さい声でお願いしますよ。」


店員1 「はい? あぁ〜〜 はいはい。

 濡れて ムレムレ!!」



店員2 「は〜い。OKで〜す!!」




いい人 「だから、声が大きいんですけど。」






店員1 「解ってますよ。 小さい声ですから。

 たまには、人妻を後ろから!!」



店員2   「は〜い。OKで〜す!!」





いい人 「だから、止めてくださいよ。」







店員1 もう少しですから。

  
     今日から私は、大人。だってこんなに

     ○○○だもん!!」




店員2 「は〜い。OKで〜す!!」








店員1 「は〜い。お持ち帰って、けっこうで〜す。

  
     ありがとうございました!!」













でも、私達は悪くないよね。


悪いのは、おじぃちゃんの下半身なんだもん。







2005年10月02日(日)
電車おじさん。




普通の電車に、乗ってたんです。


私の目の前に 座っていた かなりデブ系の おじさんが、

立ち上がったので、

私は、当然その後、座りました。






もぁ〜〜ん!!!!




何これ?

あったけぇ〜〜〜!!!




この温もりは、反則ですよ。

おじさんの温もりが、残りまくってるじゃないですか。



私が妊娠したら、どー責任を とってくれるんですか。

この子は、誰が育てるんですか。



などと、もがき乱れ狂っていると。。。





気持ちが、悪くなって 吐きそうなんです。

今年1番、吐きそうなんですよ。






では、ここで問題です。

私は何故、気持ちが悪くなったのでしょう。




1.おじさんが、私の膝の上にまたがり、座ろうとした。

2.おじさんが、子供を連れて来て、私にどけと言った。

3.おじさんが、お昼に食べ残した腐ったお弁当を、
  私に、食べさせようとした。

4.おじさんが、作ったという、つぼを一万円で、買えと言った。

5.おじさんが、五千円あげるから、一万円くれと言った。











おじさんは、次の駅で、降りるかと思ったら、降りなかった。

次の次でも、降りなかった。

降りるフリをして、降りなかった。



すっげぇ〜〜!!小走りでドアの所まで行き、

定期券を握りしめていたのに、降りなかった。








そして、私が降りても おじさんは、降りなかった。

誰か、おじさんは 何処の駅で降りたか 知りませんか?




2005年10月01日(土)
体育祭だった。




海よりも深い。

青い瞳に。

吸い込まれてしまう。





いやぁ〜〜ん。

あぁ〜〜〜!!!






お願いロバート・ミッチャム。

もう止めて!!!!






だめ そこは。

そここそ やめて!!





あっ!!

そこなら いいかも。





ちょっとなら いいかも。

あはぁ〜〜ん!!!!










ぱちっ!?

こんな中途半端で、目が覚めた。






目の前で、小宮君が走っていた。

びりっけつで。








今日は、中学校生活最後の 体育祭だった。

うっかり、寝こけちゃって。。。






こんな自分が、愛しいくて たまらない。














たまらなく、虚しいくって しょうがない。

最後だったのに。