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桜の宴


ビールを毎日飲む。
銘柄は決めずに、アマゾンでワンカートンを。
その時、その時の気分で買う。


さて、そろそろ注文時だと。
アマゾンのビールページに飛ぶと。
真っ先に、桜の宴という第三種のビールが。
アサヒクリアの季節ものなのだけれど。
名前とパッケ(桜満載の缶パッケ)買いで、ぽちっとな。


翌日届いた箱も可愛らしく。
ご機嫌〇印。
この寒さの中を運んでくれたので。
ビールは天然冷蔵庫の中で冷え冷えになっていた。


まだお昼間だけど。
ビールを飲む時間じゃないのだけれど。
えいとプシュッとして。
ついつい春に乾杯してしまいました。


日本酒は純米酒の越後桜。
どんなけ桜が好きなんだか(苦笑


2022年02月04日(金)



如月の頃


大好きな句に。
西行法師の有名な句がある。



願わくば花のもとにて春死なんその如月の望月の頃



娘は当時としてはまだまだ珍しい、登校不登校児だった。
兆候は保育園児の頃からあり、小学校では保健室登校。
中三を一日だけ行って、後はもう一歩も歩けなくなった。
私は学校は行けないのなら、それでいいと思っていて。
担任との話し合いでも、本人が行けないというなら、それを尊重すると言った。


不思議と不安はなかった。この先どうなるかとか、全く案じることはなかった。
「死にたい」と娘が言う。
生きてさえいれば、この先まだまだ捨てたもんじゃないよ、と言う私。
けれど最後にはどうしても娘が死にたいのなら、一緒に死んでやろうと思っていた。
浮き沈みを繰り返し、大人になっていった娘。
よいときも悪いときも、背中をなでる私。
そんなかんだで十数年が流れ。
今ではプロの漫画家として、毎日忙しく、締め切りに追われている。
死にたい、とは言わなくなった。
それよりは、健康が欲しいと言う。
私の方が幼児化していて。
もうどちらが親なのかわからなくなっている。



私も死ぬときは花の頃がいい。
さくらが潔く散っていくように、最後は綺麗に逝きたいものだ。


2022年02月01日(火)




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