まゆのウォーキング、ぼちぼち日記

2013年05月27日(月) ■嬉しいやら寂しいやらの「別れ」

またまた日があいてしまい、ご心配かけておりますが、
大丈夫、元気でいますよ〜

ただまだ、移動や何をするにも時間がかかるのと
一日動くと体の疲れが出て、すぐに眠くなるので、
以前のような余裕がなく…
大分、体力は戻っては来つつありますが、いましばらく、
ゆったり感覚でのアップになると思います。
どぞ、よろしくです。

励ましメール、本当に感謝です。
とても力になっています。
ありがとうございます。<(_ _)>



さて今日は、元気になってきて、
嬉しいことながら、やや寂しい思いをした話です。



実は、入院中から、
私の膝には「ひざっち」がいます。
ほら、こんな。

(上の方が、足先です。
 キレイな写真でなくてすいませんっ)








このひざっちと日々会話しながら
今まで治療をがんばってきたのです。

足を上げると、
ちょうど私の顔と同じ高さになるので、
会話するのにちょうどよく、
このひざっちに状況も聞きつつ、
その日の自主リハビリや歩く距離を決めたり
してきたのです。



「今日はどうよ、ひざっち?」
「大丈夫だよ〜!」

「さあ、曲げるよ〜ひざっちよろしくね」
「わかった、がんばるよ〜」

「今日も、お疲れさま、ありがとう」
「本当に、疲れたよ〜ふぅ」




入院中、主治医のK先生も看護師さんも
「ひざっち、元気?」
と、声をかけてくれ、そのたびに、
私は、ズボンを引き上げ、
元気にひざっちを見せていました。
「うん、ほら、とても元気」
なんてね。



退院してもいっしょでした。



で、ひざっちは、
お風呂に入ると気持ちがいいのか、



「ぷっは〜〜〜」
なんて言うんです、
そしてね、のびのびとするんですよ〜
ホントですってば、
ホントに、そう言うんですってば(笑)
そして、のびのびすると、
ひざの曲がりもよくなるんですね。




でも、このひざっちは、
ただ会話のためにいるのでも、
ぷっは〜と言うためにいるのでありません。
大きな治療の役目もになってきたのです。

ひざっちの両目に、骨のつきがよくなる、
「セーフス」という超音波の機器を毎日、
当てているのです。

(詳細は→「骨のくっつきがよくなる機器」



ちょうど、セーフスを当てるところが
2つだったので、目にしたてて、
顔を書いたというのが真相ですが、
これが、会話するにもちょうどよかったし、
なかなか可愛かったのです(笑)

というわけで、膝の曲げ伸ばしも、
セーフスの超音波も、歩く練習も、
私は、このひざっちと
いっしょにがんばってきたのです。



ところが、先日、
主治医のK先生から、

「ひざっちも元気そうだね。
 傷のあともきれいだし、
 むくみもないようだしね。
 そして、レントゲンをみると、
 骨も大分くっついてきてるから、
 もうセーフスはいいようだね」

と、言われたのです。
つまり、ひざっちの役割は
そろそろ終わりということです。




また、この話を
リハビリのY先生にすると、



「ひざっちからも、そろそろ、
 離れるときが来たんだよ」




と、言われました…



そして、本日…
ひざっちは、その役割を終えました。
セーフスを返したのです。

(セーフスはリースでしたから)



この日、ひざっちは
こんなになっていました。








いつもなら、油性マジックで、
顔を書き直していたのですが、
この日は、書き直しませんでした。
そして、



「バイバイ、ひざっち。
 よくがんばってくれたね。
 ありがとうね」




と、別れを告げました。
なんだかとても寂しい気持ちでした…
でも、役目が終わったしね。



そしてまた、その前に、
こんなこともありました。




退院してから、
一週間に一度通っていたリハビリも、



「もう、リハビリはいいから、
 これからはトレーニングしてね。
 独り立ちしてやっても、
 もう大丈夫だから」
と、言われて終了になったのです。




入院してリハビリをするようになってから、
お世話になってきたY先生とのお別れです。



これまた、
さびしい気持ちになりました。
でも、嬉しいお別れにもなりました。

この終了となった日。
Y先生と目標にしていた、
「膝を曲げて、
 太ももにかかとがつくこと」が、
ついに達成できたからです。




お風呂で曲げると、
太ももにかかとがつくのですが、
Y先生のところでは、
つかないでいたのです。



「もうちょっとなんだけどね〜」
「なんで、先生の前ではつかないのかなあ」



と言いつつ、最終日になったのですが、
この日、なんと、ついに、
かかとがついたのです。
Y先生が、膝の曲がりを確認しつつ、




「かかとついについたよ、
 ほら、さわってごらん」




と、いうので、手を伸ばして確認すると、
確かにかかとはももについていました。
最終日に、達成できて、
本当に嬉しかったです。
Y先生は、それを確認すると、



「ひざっち、がんばったね〜
 この膝は、まだまだ可能性を
 ひめているから、これからは、
 毎日トレーニングしてね。
 すると、どんどん動くからね。
 膝が曲がるようになると、
 歩きやすいからね。
 しっかり、やるんだよ。
 でも、焦らずにね」




と、言ってくれました。
可能性がある、という言葉に
もっともっとよくなるんだと、
とても嬉しくなり、
先生とがっちりと握手をし、心からのお礼を言い、
病院に来たら(まだ主治医のK先生の診察は続くので)
声をかけることを約束して帰ってきました。



治るということは、
離れるということでもあるのだと実感し、
なんだか寂しい気持ちがしたのでした。

でも、日々よくなっていくのがわかるのは、
とても嬉しいことだし、
誇らしい気持ちにもなります。
力になりますしね。




もう少し、もう少しと、
日々「日にち薬」を飲み、
Y先生に言われた筋力をつける
トレーニングとストレッチをしつつ、
がんばっています。
焦らないようにしつつ(笑)

次回、日がたってしまいましたが、
病院で笑ってしまったことを書きますね。




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2013年05月06日(月) ■ケガにも人生にもきく、いちばんの薬とは?

またまた日があいてしまい、
ご心配をおかけしておりますが、
大分、元気取り戻してきました。

書きたいことはいっぱいありますから、
ともかく体力と集中力戻しますね。

幸い、歩くときの足の引きずりも、
目立たなくなってきましたし、
体力も集中力も戻ってきているので、
嬉しく思っています。




そして、
なんと、なんと〜
目標だった山菜採りにも
行ってきました!




もちろん、いつものように、
山の中にがさがさとは入れませんでしたが、
山の入り口あたりをぶらぶらとし、
山の新鮮な空気を吸い、においを感じ、
ふわふわの土を踏み、



「ああ、山だ山だ〜
 来たよ、来たよ〜
 うぉほっ〜」




と、喜びました(笑)
こんなところね。











しかも、ぶらぶらしつつ、
ワラビをとり、タラの芽も、
山菜の女王コシアブラもいくつか
とったのでした。
ほら、こんな。





(最初にゲットしたタラの芽)



もっとも、今年は寒かったので、
山菜の育ちが悪く、みなで採っても
量は少なかったですね。

といっても、食べるには
十分な量があったので、
いっぱい食べられ幸せでした。
ああ、おいしかった〜




さて、今日は、
前回、楽しい話をすると予告しましたが、
それではなく(すいません)
近所のスーパー銭湯で働く、
おばさんに教わり、




ほぉっ…
なるほどぉ〜





と、感動した言葉の紹介です。
このごろは、この言葉を口にして、
元気を出しているのですね。


先日、久しぶりに近所のスーパー銭湯に行くと、
その銭湯で元気に働いているおばさんが、
(70代前半くらいかな)
私が足を引きずっているを見て、
話しかけてきたのです。

このおばさんの働く時間帯があり、
いつも会えるとは限らないのですが、
この日は会えて話ができたのです。



「あら、どうしたの?」
「ええ、1月末に膝を骨折して…」
「あらら、そうだったの。
 だから、しばらく来なかったのね。
 実は、私も、大分前に事故で、
 腰と腕の骨を折ったことがあるのよ」




そのおばさんは、
とても元気に見えていたので、
私は驚きました。



「えー、腕と腰ですか…
 大変だったですね。 
 今は、とてもお元気だから、
 そんなことは思いもしなかったです」
「そうなのよ、今はとても元気。
 当時は入院もして動けなくて
 大変だったけど、退院してしばらくして
 また、働きはじめたの。
 働くのがいいと思ってね。
 そしてね、すっかりよくなったわ。 
 必ずよくなるからね、
 焦らないで治してね、
 大丈夫だから」




そして、その後に、
こう教えてくれたのです。



「あのね、ケガはね、
 日にち薬だからね、
 焦らずにね」





これが今の私にピタッとはまり、
感動してしまったのです。 
そうなのです、
「日にちが薬」なのです。
日々、よくなっていくを実感しているので、
本当にそうだと思いました。




「日にち薬…本当にそうだわ。
 焦らないようにします」




と、言うと、おばさんは、



「ま、人生も
 その薬がいちばんだね」




と、笑ってこう付け加えました。




ケガも、人生も、
日にち薬。





なるほどなぁ、そうだなぁ…
と思ったのでした。



今は、
すっかり元気で働いているおばさんも、
ケガも人生のなにかも、きっと
日にち薬で、治してきたのでしょう。
そんなことをみじんも感じさせないおばさんが、
たくましく、ステキに見えました。




おばさんに、教えてもらったお礼を言って、
ゆっくりと銭湯のお湯につかり、
膝の曲げ伸ばしやストレッチをして、
いい気分で戻ってきたのでした。

そして、この日から、
「日にち薬」飲んでます(笑)
みなさまも、なにかあったら、
飲んでみてくださいね。




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