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こちらでは、龍先生から届く便りを掲載致しております。

2009年05月31日(日) 宿命・宿(3)

「宿命・宿」について3回目となりますが、今回も実際にお伝えする事が多い宿、故に皆様の周りにもその宿を持った方がいるであろう、いくつかの種類をご紹介していきたいと思います。

周りに流されてしまう人、なかなか物事を決めきれない方がいらっしゃいます。その言葉を聞いた中でピンときた方もいるかもしれませんが、「優柔不断」という宿がございます。
呼んで字のごとくといった面があり、その宿が影響して決断できない事も多くあるのですが、控え目な一面をお持ちでもあり、あまり和を乱す事なく周りとの協調性を保てる傾向にあります。

やはり、自分で意識して一歩前に踏み出す事、物事を自分で決める癖をつけていく事がポイントとなりますが、どうしても上手く行かない場合には、恋人や配偶者、仕事のパートナーにおいて、決断できる方を選ぶといった方法もございます。

また、上記の宿と似てはいるのですが、「チャンス・タイミングを逃す」という宿もあります。決断できずにチャンスやタイミングを逃す事は、優柔不断と共通する面もありますが、特に"ここぞ"という場面で力を発揮できなかったり、逆に力が入り過ぎていつもの判断ができない事で、そのような傾向に繋がってしまうようです。

そういった方に意識して頂きたい事としては、物事において"流れが来ている、これはチャンスだ"と感じた際に、慎重になりつつも自然の流れに身を任せ、自分で不安や障害を作らないように気を付ける事がポイントになって参ります。

そして、「殻に閉じこもる」という宿をお持ちである方も、非常に沢山いらっしゃいます。悩みや不安を人に相談したり打ち明ける事ができず、心に溜め込んでしまう事はよくあるものですが、特にその傾向が強く色々と考えて、辛さや苦しみさえも一人で抱え込んでしまう部分があります。

対処法としては、もし何か悩みや不安を感じた際には、とにかく自分一人で悩まない事。自分の心の中で大きくなってしまう前に、誰かに相談したり、何か日記などに書いて気持ちを吐き出してみるといった方法もございます。
もちろん、私共にお便りを頂いても大丈夫ですし、どうしても人に言えない事であれば、今はインターネットの掲示板などで匿名にて書き込みもできますので、そういったツールを活用する事もまた一つなのではないでしょうか・・・。


何かストレスを感じた際、人それぞれ、自分にとってのストレスの発散方法などがあるかと思います。
それと同じように、宿による行き詰まりや停滞、なかなか思い通りに行かない事があるかもしれませんが、それを上手く切り抜ける為のご自身に合った方法を見つけて頂くと共に、そのキッカケに繋がれば幸いです。


2009年05月23日(土) 宿命・宿(2)

前回に引き続き、「宿命・宿」についてお話させて頂きます。

先日の便りでも、『「中途挫折」、「波乱」などといった、人それぞれ異なる宿がある』という旨をお伝えしましたが、早速「中途挫折」という宿をお持ちである方は、どのような傾向にあるのか・・・。

その文字通り、物事が中途半端な状態で挫折してしまう流れがあり、何かを成し遂げようとすると邪魔が入ったり、その方ご自身も、試練や障害に負けてしまいやすい傾向があります。
ただ、そういった流れが自分にある事を理解しているのと、そうでない場合には、何か問題が起こった際の対処の仕方も変わってくる。邪魔やトラブルが起こりやすい事を受け入れ、最初からその心構えで臨む事ができれば、何も準備していない場合よりも落ち着いて対処でき、宿から受ける問題を上手に乗り越えたり、かわしていける面がございます。

「波乱」という宿も、その言葉が指し示す通り、何かと波乱含みな事が多く、恋愛・結婚・家族間・お仕事などにおいて、波乱万丈な人生を歩む形となります。ただ、その要素を含んでいるのは、他の誰でもない宿をお持ちである方自身となり、ご自身で波風を立てて事を乱したり、荒げてしまう傾向があるようです。
そういった事も自分で意識して気を付ける。自分自身の傾向を把握しなるべく波風を起こさないよう注意する事で、波乱な出来事もグッと減る状況がございます。

「自己中心的」という宿をお持ちである方もいらっしゃいます。
その文字通り、自分中心で物事を考えてしまう傾向がある方となりますが、相手の立場や気持ちを考えるよりも、自分の気持ちが前に出てしまう事が多いようです。
その一方で、気持ちを抑えて感情をコントロールし、相手を思いやる心を持てるようになれば、自分の意見をちゃんと言う事ができ、リーダーとして周りを引っ張っていける要素もある。こちらもどのように上手く付き合っていくのかが、とても大きなポイントとなって参ります。

皆様に誤解して頂きたくないのは、宿があるからいけない、悪い・・・といった事ではなく、それとどう上手に付き合っていくかによって、自分の飛躍や成長に繋げて行ける要素も含んでいるという事です。

その他にも、数多くの宿があるのですが、自分自身の宿だけではなく、他の宿、他の方の傾向などを知る事によって、周りの方との上手な人間関係に繋げて頂けたならと思います。


2009年05月17日(日) 宿命・宿(しゅくめい・しゅく)

「宿命」と聞いたなら皆様はどんな言葉を思い出しますか?
「辛い宿命を背負う」、「宿命のライバル」など何か因縁めいたものを感じ、その物事から避けられそうにないイメージを受ける方も少なくない事でしょう。そして、皆様にお届けする鑑定結果でも、「宿命・宿」という言葉をお伝えさせて頂く事がございます。

そもそも「宿命」とはなんなのか・・・。
例えば赤ちゃんができる事を「命が宿る」と言いますが、その文字通り、皆様自身や物事の中に宿っているもの。簡単に表現するならば、変えることができず避けられない事と捉えて頂くと、分かりやすいかと思います。

具体的にどういう事かと言えば、自分が男性である・女性である、日本人かアメリカ人か、誰が自分の親で誰が自分の子供なのかは、今でこそ法的な手続きによって戸籍の記載は変えられますが、その本質的な事実を変える事はできません。
それは、人生を歩む上にある試練や障害であったり、それぞれの方に宿った性質・性格的な部分にも大きな影響を与えている状況がございます。

例えばここに、「孤独」という宿を持った方がいらっしゃいます。その文字通り、人生を歩む上で何かと一人孤独を味わう事が多い傾向にある。しかしその方自身の考えとして、「一人のほうが気楽で自由」という気持ちでその事を受け入れられたなら、「孤独」という宿とも上手に付き合って行く事ができるでしょう。

厳密に言うと、宿命と宿は異なっているものとなり、宿とはその人自身にある課題。人生における“宿”題のようなものとお考えて頂けたならと思います。

その他にも、「中途挫折」、「波乱」などといった宿があり、人それぞれ異なる面がありますが、他にもどのような種類があるのかについては、次回以降にお届けさせて頂きます。
それぞれの宿と、どのように上手く付き合っていくのかを知る事によって、皆様のスムーズな人生の歩みへと繋げて頂けたなら幸いです。


2009年05月10日(日) 不安な気持ちのそらし方

毎日を過ごしている中で、天気が晴れの時もあれば雨の時もあるように、私たちが日々を過ごす中で、心が晴れやかな時もあればそうでない時もございます。

皆様からお便りを頂く中で、毎日忙しく過ごしていても、ふとした時に不安を感じたり、弱気になって自信をなくしてしまう事はよくあるものですし、そういった気持ちをお伝え頂く事も多くございます。
そのような時、不安と向き合って辛く苦しい時間を過ごすよりも、その気持ちから意識をそらす方法があります。

何か考え事をして不安を感じた時というのは、心や頭の中でその不安だけしか見えておらず、その部分に意識が向いているからこそ、不安を感じたり弱気な気持ちになってしまいます。
ですので、その意識を他に向ける事ができたなら、不安を感じなくても済む状況がございます。

例えば、誰か人と話をする時。その意識は自分が話す事と、相手の話を聞く事に集中する為、不安に向いていた心を他に向ける事ができます。
また、面白いテレビやお笑いの番組などを見る事も、自分の意識をそちらに向ける事ができるので、不安から心や気持ちを遠ざける事に繋がります。

その他にも、簡単にストレッチをしたり、家の近所を散歩してみるといった体を動かす事。運動をして汗をかく事などは、気持ちを前向きにさせる意味で大きな効果がございます。

ここにあげたものはごくごく一部ですので、料理が好きな方であったり、読書を楽しむなど、いろいろな方法があると思います。その中で皆様自身が身近にできて、自分にあった意識をそらせる方法を見つけて頂きたい。
そしてそれを実践する事で、自分自身の力でそのような問題や障害、気持ちの波を乗り越えて行く。

もちろん、人は一人では生きていけませんので、誰かに支えられたり頼ったりという事はあるものですが、今回お伝えした一つの方法で問題を乗り越えていく事で、精神面での強さや成長に繋がり、自分を信じる気持ち、自信を築いて行く気付きやキッカケとなれば嬉しく思います。


2009年05月03日(日) 虎の首の金の鈴

昔の中国、唐の時代に、法眼文益(ほうげんぶんえき)というお坊様がいらっしゃいました。日本ではあまり聞きなれないかもしれませんが、「法眼宗」という座禅によって悩みや苦しみを無くそうと考えた宗派の開祖となります。
ちなみに、同じ禅宗でいうと臨済宗や曹洞宗といった宗派は、皆様も耳にした事があるのではないでしょうか。

さてこのお坊様が、ある時弟子達にこのような問題を出しました。
「虎の首に金の鈴が繋がっている。誰かこれを解ける者がいるか?」と・・・・・。


その昔、ネズミが集まって相談し猫の首に鈴をつける事を考えた。そうすれば、猫が近付いた時に鈴の音で分かるという話しがあった。しかし、それはとても良い案ではあったけど、誰が猫の首に鈴をつけるのか答えは出ず、結局は話が流れてしまった・・・。

上記の話と似ている問題ではありますが、お師匠さんが出した問題を弟子達は真剣に考えたものの、なかなか答えがでないままでした。
そこへちょうど、泰鉄(たいきん)という優秀なお弟子さんが帰ってきて、先程の問題を問いかけてみた。すると泰鉄は「それは、繋げた者が解くしかない」と答えた・・・。


この話、このやり取りが何を表しているかというと、決して虎の首に鈴をつける方法を話しているのではなく、自分の悩みは自分自身にしか解決できない、という事を伝える為の問いかけとなります。

人というのは、大なり小なり誰しもが色々な悩みを持っているものですが、ある人はもっとお金や地位・名誉が欲しいと悩み、ある人はあの服が欲しい・このバックが欲しい、アレが食べたい・コレが食べたいと言って悩む。
また、相手に自分の気持ちを分かってもらいたいという思いから、我侭や自分勝手な言動に繋がり、自分で自分の首をしめてしまう事も数多くあります。

しかし、そういった悩みの全ては自分で生じさせたもの、自分自身が虎の首につけた鈴である。だからその鈴を解く事ができるのも、自分しかいない。というお話となります。

実際にお金や地位・名誉、求める物が手に入ったとしても、それに満足する事ができず、相手が自分の要求を呑んでくれたのなら、「もっとああして欲しい、こうして欲しい・・・」、という欲に繋がってしまう事はよくある話です。
そんな自分を正し、欲を捨てる事によって悩みの解決に繋がるよう、お伝えした理が、一つの気付きやキッカケに繋がれば幸いです。



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