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こちらでは、龍先生から届く便りを掲載致しております。

2006年03月26日(日) 人を呪わば穴二つ

誰かに対する恨みの気持ち、嫉み、妬みなどを抱かれる事は、よくある話でございます。自分の事をバカにされたり、恥ずかしい思いをした。自分には無いものをあの人は持っている・・・。など、その元となる出来事は沢山ある事でしょう。

ここにも一人、彼に振られてしまった事で、恨みを抱かれていた女性(Aさん)がいました。その男性も男性で、Aさんに対して失礼な別れ方をし、別れた翌日には他の女性と付き合い始めるという、相手の気持ちをあまり考えない行動をされました。

Aさんとしては、心が傷ついたのはもちろんの事、やはり自分が彼と別れる原因となったその女性を恨み、二人の関係が崩壊する事を強く願うようになりました。「早く別れろっ!不幸になればいい!」と・・・。
その思いは、恨みや嫉妬を通り越して「呪い」に近いものがあり、非常に強い念が生霊となって二人の元に飛んで行き、2ヶ月の期間をもって、その二人は別れてしまったのです。

その事を聞いたAさんはとても喜びましたが、その気持ちも束の間、今度は自分が交通事故に遭って、1ヶ月もの期間を入院しなければいけなくなってしまいました。人の不幸を願い、呪った結果、その報いを受けなければならなくなり、自分が事故に遭った事ではじめて、人を呪う怖さを知ったのです。

題名の通り「人を呪わば穴二つ」で、誰かに災いが起こる結果として、必ず自分に返ってきて穴に落ちてしまう形となります。また、人に送った恨みや妬みの念は、3倍になって返って来るのです。
そのような報いを皆様自身が受ける事が無いよう、人に念は送らず、また自分も送られるような事はされずに、精進を重ねられる日々をお送り頂ければ幸いです。

◆追伸
当サイトにて行っております、「呪術」は「呪い」とは異なり、不条理で理不尽な、我慢ならない相手の方に天罰を与えるものとなります。


2006年03月18日(土) 空に唾をするような・・・

今までの人生で、皆様も誰かから悪口を言われたり、嫌な事をされたりした経験があるかと思います。その反対で、自分が逆の立場になられた状況も多い事でしょう。
しかし、そのような事をして相手に害を与えようとしたり、何か都合の悪いようにする行いは、空に唾を吐くようなものでございます。それは空を汚す事無く、逆にその人自身を汚す面がございます。

ここに一人男性がいました。彼はルックスも良く、とても話が上手で一言で言えば多弁でした。時には、その場を盛り上げる事から人の悪口を言う面もあり、10代後半の頃は非常にウケが良くまた女性にもモテていました。
しかし段々と年を重ねて行くごとに、周りのお友達も大人になって彼の矛盾に気付きはじめました。「あいつこの前、お前の悪口言ってたぞ。」「マジで!でもこの前二人で飲みに行った時、お前の事もとやかく言ってた・・・。」

一人、二人、段々と彼の周りからは人が去って行き、気付いた時には心から繋がっている友達もおらず、30歳前後にして、早くも孤独を味わってしまう状態となってしまいました。

人の悪口を言うと、その場所が盛り上がったり、その話をする事による一体感などがあるかもしれません。また、相手を汚す事によって自分より下に見る、優越感を覚える事でしょう。しかしそれは、風に逆らってホコリを撒き散らすように、相手を汚すどころか、かえって自分自身を汚す事に繋がります。

悪口という、わかりやすく日常的な例えを持ってお伝えさせて頂きましたが、そのような事は、自分の気付かない所でしてしまう面に、とても怖い部分がございます。そして、誰かを陥れようとする事は、結果として自分自身を滅ぼす事へと返って来ます。

ご自身を客観的に見た際、そのような事をしていないか。また行動を起こさなくても、自分で気付けない事から一緒になってその場を楽しんでいないか。今一度状況を見つめ直して頂くキッカケとなれば嬉しく思います。


2006年03月12日(日) 平らな心

嬉しい事があっても、嫌な事があっても、必要以上に気持ちを上下させずに、心がとらわれてしまわないようにする事は、とても大切であり難しい面がございます。
例えば何か嫌な事があれば、誰でもイライラしたりムカついて、心が揺れ動いてしまいます。その反対で嬉しい事があっても、思い入れが強すぎてしまえば、逆に苦しくなってしまう事もございます。

一つお話を上げるなら、好きな人や恋人が出来るという事は、とても喜ばしく嬉しい事です。しかし嬉しさの余り依存しすぎてしまえば、数日、数週間連絡が取れない事に切なさを感じ、会えない状況に心を締め付けられ、いてもたってもいられなくなってしまいます。

そんな起こる物事に心を揺さぶられ過ぎず、確固たる自分を持つ為には、人生における目標・なりたい自分を持ち、その事に向かって、毎日を一生懸命に頑張って頂く事がポイントとなります。その結果、雨や風に吹かれても動じる事の無い、ドッシリとした木のように、いつも落ち着いている平らな心を持つ事が出来るようになります。

例えるならば、水に綺麗な物を流しても、汚い物を流しても、どちらも厭い嫌わずに全てを洗い流してくれます。同じように大地に綺麗な物、汚い物をおいても避けることなく、また何一つ動じずに全てを受け入れてくれます。
中々難しい部分があるかと思いますが、皆様におきましても、上記の例えのように起こる物事に対して、好き嫌い、良い悪いの感情によって、必要以上に心がとらわれてしまう事の無いよう、「ありのままを受け入れる」という気持ちをお持ち頂き、日々の精進に繋げて下されば幸いです。


2006年03月04日(土) 宝の山

貴方にとって苦手な事とは何でしょう?人前に出たり、面と向かって話をするとあがってしまう。電話の応対で必要以上に緊張して上手く話せない。
お仕事における日課が面倒に感じる方もいれば、職場でも家でも、整理整頓や掃除が出来ないという方もいらっしゃいます。

誰もが、自分が苦手としている事はなるべくしないよう、逃げたり避けたりしたいものですが、実は一番苦手としてやりたくない事にほど、その人にとっての宝が隠されている、成長できる要素が沢山つまっている事がございます。

ここにある一人の女性がいました。彼女は学生時代、先生に「この問題を答えなさいっ」と言われて立たされ、その回答がわから無かった際、クラスメートの目が気になってしまった事から、人前で何かをしたり注目されたりすると、視線を意識してあがってしまわれ、普段通りの自分が出せなくなってしまいました。私にも「先生、私はあがり症で、人前で何かをするのがスゴク嫌で苦手なんです・・・。」というご相談を頂きました。

そんな彼女に、「焦らず、少しずつ良くなって行くように頑張りましょう。」と言葉をかけた時もあれば、「○○様は逃げてはいませんか?」と、厳しい意見をお伝えした時もございました。
そして努力を重ねた結果、彼女自身人前で何かをされる際の緊張を克服できたのですが、その事に付随して明るくなった彼女は、職場での評価も上がって昇進され、恋愛においても男性から声をかけられる事が多くなるなど、今までの自分から脱皮され、別人のように生まれ変わった人生を歩む事に成功されました。

その後彼女から頂いた言葉として、「今は人前に出る事が楽しくてしょうがないです!先生本当にありがとうございます。」という喜びの声を頂けた事が、とても印象に残っております。そして、今も日々の努力を怠らずに頑張っていらっしゃいます。

改めまして、貴方が一番苦手としている事は何になりますでしょうか。どうせ私には出来ない、また今度でいいや・・・。と逃げたり避けたりしている事はございませんでしょうか。その部分から逃げ続けている為に、悩みを抱えている現状があり、逆に挑戦する事によって抜け出す事が出来る。結果として今の悩ましい自分はいなくなる事でしょう。

苦手な事を克服する道のりは、本当に大変ではございますが、ピラミッドにある金銀財宝の宝の山を見つけ出す為に、沢山の敵や罠を乗り越えて行く・・・、といった映画があるように、皆様においての宝の山を見つけ出す為にも、苦手な事から逃げず、避けずに向かって行く事を頑張って頂ければ幸いです。



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