茶畑
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2005年10月24日(月) 嵐は続く

ちょうど一月ぶりに書く。

恋の嵐は止むところを知らず。相手(以下、「彼」と表現。でも決して付き合ってはいない)の気持ちもまだまだ強いようだ。そして9月下旬からまた、週に一度のペースで顔を見るようになってしまった。会の行事だけでなく、個人的な飲み会もあった。また気持ちが強くなり、苦しみ、やっぱりあまり会ってはダメなのだ、でも会いたい、という状態に戻っている。つらい。

10月の3連休。私は予定通り一人旅に出た。自分の思うままのペースで尾道からしまなみ海道を経て今治、松山へ。しまなみ海道を一日で渡ったのはきつかったけれど、概ね天候に恵まれ、いい旅ができた。




旅慣れている人は、なぜ30歳にもなって一人旅なんかで喜んでいるのか、と思うだろう。でも過去に旅行経験が少なく、一人旅をしたことがなかった私にとっては特別な旅だったのだ。数ヶ月前からイメージをふくらませ、珍しく一月以上前から計画を立てて、ずっと楽しみにしてきた。だからこの旅の話を、山の会の定例親睦会でも話したのだ。

しかし相変わらず私と彼の動向を疑う、山の会幹部の人々。確かに9月の3連休に山の計画があったりしたから仕方がないのだが。とにかく人の表情や発言にやたらと注目する。

10月の3連休は、関東や中部などは天気が悪い予報だった。彼はいつも通り個人的な計画があったが、悪天予想のために事前中止になってしまったそうだ。山に行くには、予め計画書を会の方に提出しなければならない。彼は毎週のように出かけている人で、3連休にどこにも行っていないなんて珍しいことなのだが、今回は事前中止になったので計画書は出していなかったらしい。

そうしたら、私の一人旅の話と彼の計画書がないことが結びつけられてしまったようなのだ。3連休を一緒に過ごしたんじゃないのか、と。

冗談じゃないっての。失礼極まりない。

普段からそうだが、旅の途中だって私は彼と一度も連絡を取っていない。彼が3日間何をしていたかなんて全く知らなかった。だいたい、好きになったからってそんなに簡単に旅行なんぞ行けるわけないだろっての。彼も私もそういう軽い人間じゃない。

連休後、会の行事で飲む機会があったとき、私は幹部2人に挟まれ、発言や表情を逐一観察された。非常に気分が悪かった。飲みになど行かなければ良かったと深く後悔。心配しているのはわかるが、はっきり言ってまったく意味がない。仮に3連休が一緒だったとして、それを察したところで何になるというのだ。本当に気持ち悪い。

いくら会の方でいろいろやったところで、本気で彼と恋をしたいと思えばいくらでもチャンスはあるのだ。彼と私は今、職場が近く、終業時間がほぼ同じでお互いに残業もほとんどないという状況だ。誰もが携帯を持っている便利な時代、連絡を取ろうと思えばいつでも取れる。個人的に会おうと思えばいつでも会えるのだ。

でもそんなことはしない。私は旦那も大事。家庭を壊す気なんてさらさらない。一方で彼のことも本当に好き。だから彼に幸せになって欲しいのだ。私の方を向いて、無駄な時間を費やしていないで。早く新しく好きな人を見つけて、みんなに祝福されて幸せになって欲しい。本当にそう思う。だから、二人で会うことはもちろん、一対一のメールすら滅多にない。

そうやって必死に気持ちの整理を付けようとしているときに、実際の状況もこちらの気持ちも中途半端にしか分かっていない人間たちの余計な雑音は非常に鬱陶しい。何もありません!何もする気はありません!と言ってしまおうかとも思ったが、友達に相談したら「気持ちがあることを認めない方がいい」というアドバイスをもらったのでじっと我慢している。

彼と私の間に何かあってはいけない、とチマチマと作戦を練ったり小細工をしたり人の顔色をうかがったりするエネルギーがあるのなら、なぜ彼を助けてあげないのか。そもそものきっかけは彼が会のために一人で必死に頑張っていたことにある。それは幹部の人たちも十分にわかっているはずだ。そのときは不幸な偶然が重なって彼一人に相当な負担がかかる結果になってしまった。でも今は、その時よりもだいぶ動ける人が増えているじゃないか。なのに彼が投げかけた相談に誰も答えていないじゃないか。誰も十分なフォローをしていないじゃないか。その一方で2人の動きに神経を張りつめている。方向が間違ってんだよ。

他の会員にも色々噂されているようだ。自分も悪いけれど、とにかく疲れてきたので不意打ちで休会届けでも出してやろうかと思っている。あの人たちのやり方にはほとほと嫌気がさした。何人かで動いているようだが、誰も異を唱えていないのだろうか。人間はそんなに簡単じゃねえんだよ。悩みに悩んでるんだよ。辛くて苦しいんだよ。と言ったところで所詮、結婚している癖に贅沢だ、馬鹿だと言われるのがオチなのだろう。


2005年10月05日(水) 停滞

3年以上も書いてると、タイトルがかぶったりしているような気もするけどまあいいや。

生理がようやく始まりそうで気持ちがイライラしております。頭も何となく痛いし腰のあたりが重い。

今日も雨。気温は11月並だし、昨日よりも雨足が強くて、気持ちも沈むというものです。天気が良ければ洗濯とか何とか色々やることがあるので生理開始にはちょうどいいかもしれないが。

求人サイトを見てもいい情報がないなーと焦る。焦ったって仕方がないのだが。やっぱり冬のボーナス期が過ぎないと求人は増えてこないかしらね。派遣にしても同じかしらね。うん。

早く仕事を見つけてすっきりした気持ちになりたいなー。頑張るしかないですな。


気分転換に本の話題でも。
『人間の証明』がドラマ化されたのをきっかけに、原作を読んだ。森村誠一を読むのはこれが初めて。公式HPがあるのでのぞいてみたら、近日中に『正義の証明』という作品が刊行されるらしい。犯罪の被害者が、正義のために加害者に対して私刑を行ってゆくというストーリー。

犯罪被害者を描いた小説には非常に興味がある。このテーマでは以前、乃南アサの『風紋』を読んだ。その続編が最近出たらしいのでこちらも読みたい。どちらもハードカバーだろうから買うにはちょっと抵抗があるのだが。天気が良くなったら図書館にでも行ってみようか。


2005年10月04日(火) 整理整頓

秋雨前線が停滞して、昨日からは雨。ようやく気温が下がって秋らしくなってきた。

相変わらず仕事のことで色々考えているのだけど、とりとめもなく考えていても仕方がないので、これまでの経過と今の気持ちを整理してみる。

2月。会社を退職。派遣とフリーの仕事の話がほぼ同時に来て、どちらにしようか迷う。結局、フリーの方を選ぶ。
なぜフリーの方を選んだのか。一番の理由は雑誌ライターの仕事が来ていたから。雑誌のフリーライターをやりたいと思っていたのでその足がかりにしようと思った。それ以外にも書籍の仕事の話ももらっており、仕事の幅が広がると思って決めた。派遣の方はマニュアルの仕事で、そっちを選んでしまうとマニュアル業界以外には行けなくなるのではないかと危惧した。

3月。思ったよりフリーの仕事が少なく、焦る。しかし夏に縦走に行きたいという気持ちから、積極的に仕事を探すことはしなかった。この時点では、5月以降に雑誌のと書籍の仕事が一本ずつ控えている予定だった。

4月。教習所に通い始める。
雑誌の仕事が流れてしまったことを知らされ、大ショック。フリーの立場に対する不安感が大きくなる。フリーを続けるか否かで迷い始める。秋頃からちゃんと働きたいと思う気持ちは変わらず。

5月。教習所で頭がいっぱい。3月に連絡のあった書籍の仕事は流れてしまったのか、連絡が来ない。それ以外に一本仕事をもらうが、教習に集中しているためモチベーションが上がらず、締め切りに遅れる。

6月。相変わらず教習に集中。
教習所が終わった後の時間の使い方に不安を感じるも、特に行動は取らず。

7月。免許を取得。9月ぐらいから本格的に就職活動を始めなければと思い始める。校正の仕事が一本。下旬には縦走の予定を組む。末になってメーカーの中途採用に応募。

8月。前半は旅行に行ったり山に行ったりと遊びまくり。後半になって書籍の仕事が一本。末に7月に応募したメーカーの説明会へ。

9月。メーカーの書類選考と採用試験で頭がいっぱい。とはいえ、今思うと面接と筆記試験の対策はどちらも中途半端だった。面接に行って気づいたことがいくつもあり、受けて良かった。末に不採用通知を受け取りショック。別の会社に応募するも書類選考でアウト。フリーの仕事に対する迷いは依然としてあるものの、できれば正社員で安定した働き方をしたいという気持ちが強くなる。

んー。振り返ってみると、ほぼ予定通り、8月末から転職活動を始めているのよね。

というわけで10月。
正社員および派遣の転職情報を集めている。マニュアルを中心に、ソフトハウスやネット関連企業も調べる。当然だが語学力を要求される求人が多い。24日のTOEICを申し込んであるのでそれに向けて勉強し、結果が出てから応募した方がいいのかと思う。常に転職情報をチェックするのはもちろんだが。冬のボーナス時期を過ぎてからの方が募集が多いかもしれない。


今の気持ち。
○プライベートも大切にしたいので残業や休日出勤の多い仕事は避けたい。残業は多くても月50時間ぐらいまで。休日出勤は月に一回程度ならOK。(ただ、これが毎月続くのはイヤだねぇ。)
○上記の気持ちから、頻繁にスケジュールが変更される仕事は避けたい。仕事以外の予定が立たなくなってしまう。
○収入が不安定なのは嫌だ。できればずっと働ける会社を見つけたい。
○制作や文章作成は好きなので、今後もその方面での仕事に就きたい。(というより、これまでの経験で転職するとなるとそういう方面を中心にしないと厳しい。)
○下請けでなく、メーカーなど自社の製品やサービスに関わる仕事がしたい。利用者の意見が直接聞ける立場で。

これらの気持ちから、出版の仕事に対する魅力を感じなくなってしまったのだ。ものを作ったり書いたりする仕事は、出版社じゃなくてもできる。

希望を叶えられそうなのは、今のところこういう仕事ではないかと。
1.メーカーのマニュアル制作関連部署の社員or長期の派遣社員
2.ネット関連企業のユーザーサポート関連(FAQコンテンツ作成など)の社員
3.ソフトハウスのユーザーサポート関連(同上)の社員

マニュアル制作会社はどこも常にテクニカルライターを募集しているけれど、これは最終手段。労働環境や待遇なんて前の会社と大して変わらないような気がするので。40歳ぐらいまでなら、マニュアルの経験があれば受け入れてもらえそうだし。


だいぶ頭がすっきりした。
今やるべきは24日のTOEICに向けた勉強ですな。
30歳になる前に転職先を決めるぞ!


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