茶畑
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初仕事を始めて、5日目。 まだ完成していない。
お仕事をくれたプロダクションのディレクターKさんは「10年やってる人でも2日かかりますから、初めてだったらその倍はかかるでしょう」と言っていた。でもマニュアルより簡単だし目標は3日間で完成して、土日は休んで、月曜にプロダクション行ってQuarkに張り付けるところまでやるんだ!と思っていたのに。未だに終わっていないよう。今は日曜日の午後3時半過ぎなのだ。
現実逃避モードで日記を書くのは今も昔も同じ。で原稿は進まない、と。
毎日業務日報を付けているけれど、一般の会社並に1日7.5時間働いたのは足かけ5日目のうち2日だけ。今日も午後からちんたらちんたらやっているので実務時間は大変少ない。フリーはサボっても誰も怒らない。で、自分の首が真綿で徐々に徐々に締められてゆくのです。納期は変わらないし、いい加減なものを出したら次がないかもしれないんだから。
昨日プロダクションのKさんから状況確認がてら電話があって(土日でも電話がかかってくるのもフリーの辛さかな・・・いや前の会社もそうだったか)、月曜の夕方までにもらいたい、と言われた。そして「月曜の朝にはお送りできるようにガンバッテます!」と答えてしまって首の真綿はますますキツく。
時間がかかる理由は、仕事内容も在宅という勤務形態も初めてというのが大きいのは言わずもがな、加えてワードである程度レイアウトをしなきゃならないところ。ワードは所詮ワードで、レイアウトソフトではないからかーなーりやりにくい。 オートシェイプやらテキストボックスの微調整が手間かかりすぎ、あっちをいじるとこっちがずれる、の繰り返し。文章つくっているよりレイアウトの調整している方が多かった。ああ、無駄。
来週も同じような仕事が来そうだから、次回からはテキスト原稿をササッと(?)作って、レイアウトを考えたらプロダクションのQuarkで作業させてもらおう。その方が断然早いだろうし、勉強にもなる。
DTP入門書も読み始めた。頑張るぞ!
・・・頑張るぞ!と日記に書いているよりも原稿書けってーの。ふぅ。
フリーライターになった。
フリーになろうかどうしようか。プロフィールを送ったけれど何の音沙汰もなくて不安。やっぱり定収入がある方がいいし、派遣社員でもいいからネームバリューのある会社で働いてみたい。条件もいいし。そういう気持ちが強くなり、フリーのお仕事は断ろうかと思っていたところ。
22日、山登りに行っている最中に仕事の電話があったらしく、留守電にメッセージが入っていた。プロフィールを送ったプロダクションの人から。
下山後に温泉に入ってのんびりしている最中に留守電を聞いたんだけれど、折り返し電話をかけて仕事の説明を受け、翌日またお電話します、と言われた。そして月曜の電話で一度来てくれってことだからプロダクションに顔合わせに行ってきた(交通費は出ないのだが)。日曜に依頼のあった仕事はあまりに急で、どう考えても無理だったのでプロダクションの方で発注元にお断りしたとの話だったけれど、他にもいくつか仕事の説明を受けた。
気がついたらフリーとしての第一歩が始まっていたわけで。
月曜の打ち合わせにて、急ぎの仕事がなくなったから今週は大丈夫ですよと言われた翌日の24日火曜日。午後1時頃に電話があり、仕事が発生したとのこと。またもやプロダクションに行って仕事の説明を受け、今日から原稿作成開始、と相成ったわけです。
もらったお仕事は市町村のパンフレット。90ページからなる研究資料を、一般住民向けのダイジェスト版にまとめるというもの。まだ初仕事だし、ボリュームは8ページと少ない。でも4万円。相場では安いみたいだが、前の会社の仕事量と月給を考えたらお得気分だ。
プロダクションの人も本来ならもっとベテランの人に頼みたいのだろうけれど、年度末でみんな忙しいらしい。だから私みたいな駆け出しにでも頼まざるを得ないようだ。雑誌の仕事をもらったときと同じくタイミングがいい。2月10日で会社を辞めておいて良かったかもしれない。
DTPができないことを話したら「フリーライターは少しはDTPできないと仕事がなくなる。時間があるならうちの会社に来てDTPやってもいいよ」と言ってくれた。メーカーに入って同じようなマニュアルをひたすら作り続けるよりも仕事の幅は広がるし、ずっと望んでいたDTPの基礎スキル取得もできるとあらば、当面の収入が少なくても自分のためには断然いい。フリーならば仕事量を調整して家事や趣味の時間も作れそうだし(甘い?)。
というわけでフリーで行くことにするぞ。
もちろんフリーの世界は甘くないから自分で色々勉強し続けなければならないし、設備も揃えなければ(やっぱりMacは必要だ)ならないし、今のプロダクションの他にも仕事をもらえそうなところを探さなければならないし。
今は、とりあえずもらった原稿を完成させるべし。仕事と家事のペース配分にも慣れないといけないし。
充実してきたぞ。とりあえず名刺も作ったし、頑張るよー。
時々気になりつつ放っておいた日記を開いてみた。 そうか、前回は仕事辞める辞めないで悩んでいる最中だったんだな。そうだ、1年以上悩んでいたのだ。 そうして、途切れ途切れではあるけれど、この日記を始めてもうすぐ3年になるのだ。あぁ、早い。
ちょっと前に、学生時代のように手書きの日記にトライしてみようと思い、ノートを買って2ページくらいは書いてみたのだけど結局続かず。キーボードを打つのに慣れてしまうと、手書きで長文を書くという作業が面倒くさく感じる。あとは自分の部屋がないというのも大きかった。一人で落ち着いて日記を書くってことができなかったもので。
それはそうと。
2月10日付で会社を辞めました。 この日記でも何度も何度も愚痴やら上司の悪口を書きつつ、新卒で入った会社だし、いざやめるとなると迷った。次の仕事も見つかっていなかったし。それでも色々考えた末、限界を感じたので退職することにしたのだ。 本当なら3月末日まで丸5年勤めたかったけれど、色々な事情があってちょっと早めに去った。
前の日記で会社の人が続々と辞めてしまう話を書いているけど、私も含めてその流れは止まらず。私と同日にもう1名(ま、この人は辞めた方がいい人だったから別にいいけど)、3月にも期待されていた男性社員が1名退職。上の人たちもようやく事態の深刻さに気づいて冬のボーナスを大々的にアップしてみたり、他にも色々対策をしようとしているみたいだけど、元が変わらない限り大差ないんじゃないかという気がする。部長のガキっぷりも相変わらずで、呆れたし。
ま、終わったことはいいや。次の仕事の話は2件ある。
1つはフリーライターの話。雑誌の取材と原稿作成をお願いできないか、と知り合いのフリーライター(編集)さんから今月初めに言われた。当初はこの仕事をきっかけにフリーになるぞ!と思っていたものの、かなり不安になってきた。何の保証もない立場な訳で、自分で頑張って仕事を取ってこなければならず、お金のことやら何やらも全部自分でやらなければならず、などなど。もちろん最初のうちはそんなに収入にならないだろうからダンナの扶養家族になりつつ、徐々に経験と人脈を増やしていけば良いのかもしれないが。私に声をかけてくれた人はフリー5年目、その前に出版社で10年以上働いていたベテランなので忙しいらしく、他の仕事も手伝って欲しいようなことも言われているし。
けれど、もう一つの仕事の話もかなり魅力的なのだった。派遣だけど。 たまたま転職サイトを見ていたらけっこう条件のいい仕事があり、こちらも今月の初めに派遣会社に登録に行った。サイトで見た仕事はなかったけれど、すぐに別の仕事の紹介が来た。ほぼ希望通りの仕事内容、待遇もいいし時給も悪くない、しかも実家にも近い、とあってこちらも捨てがたい。某大手メーカー内部でのマニュアルライティングとDTPだけど、DTP(FrameMaker)は未経験でも可だし、同じ派遣会社のスタッフが多数働いている部署だし、マニュアル制作に関しては派遣社員にかなり責任を持たせてくれているようなので、良いんではないかと。しかも2ちゃんとか見てる限りではこのメーカーって働きやすそう・・・もちろん部署によるだろうけど。 下請け会社でひたすらお客の言う通りに原稿を作るよりも、メーカー内部にいて、ある程度相談しながら書けるってすごくいいのではないか、と思ってしまうのだ。期待しすぎかなー。 以前、派遣先メーカーのマニュアルに関する研究発表を聞く機会があったのだけど、マニュアルをわかりやすく簡潔に作るためにユーザーアンケート等を行うなど色々努力していて、マニュアル大賞を受賞したそうだ(そのマニュアルを作ったのは今回派遣される部署とは違うところかもしれないが)。そういうメーカーの中でマニュアルが作れるってとてもいいことだと思う。
とりあえず雑誌の仕事の方は、紹介してくれた人に会って話を聞き、その後「仕事を引き受ける」という連絡をして、先週金曜日に経歴書を送った。その時点ではフリーになることを決めていたんだけど、経歴書を急いで送ってくれと言われたわりにまだ返事がないし、その仕事の発注元に詳細を確認しない限り、かなり不安。なんでも3次受けの編プロから来た仕事だそうなので、その仕事がなくなったりしないのか?最初の話通りの報酬がもらえるのか?と、不安は尽きないのです。
派遣の方は、テクニカルライター経験者が私の他になかなかいないらしく、4月からの仕事ということもあって今月いっぱいは返事を保留にしておいてOKだと言われている。とは言え、派遣先の担当者と面接してOKが出なければ、働くことはできないんだけど。雑誌の仕事の方に不安要素が多いだけに、確実な話が見えない限り、この条件のいい派遣の仕事を捨てる気にはなれない。
残業は多いけれどもテクニカルライターとしてスキルアップでき、しばらくは前の会社と同じぐらいの定収入と前の会社より良い福利厚生を得られる派遣を選ぶか。家事や趣味との両立を考えつつ、何の保証もないけれど、フリーライターとして徐々に仕事の幅を広げていくのか。悩むところ。 今月中には、どちらにするか決定しなけれなばならない。
会社を辞めるって決めたときは次も決まっていなくて不安だったけれど、2月に入って希望の仕事の話が2つ来たことは、ありがたやありがたや。
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