1人と1匹の日常
2004年04月26日(月)  精神力。
りんくうにギューと抱っこパワーもらいながら。
わたし自身にも、辛くて弱くて悲しい時ほど。
「りんくう大丈夫だよー安心してね。」って。
ギュー☆って。大きな気持ちで抱きしめる、ココロの精神力が必要なんだなぁと、思うこの頃。
2004年04月22日(木)  真夜中の出来事。
まだ治療中。
なかなかママ復活できず・・・。

真夜中、左手の痛みで、ベットをアップさせて起きていると、
寝返りにゴソゴソし出したりんくうと、目が合った・・・。

「ママ、ど・どーしたの?」
「どーして起きてるの???」

左手を擦っている私に、ベットに飛び乗ってきたりんくうは、「あたしがナメナメしてあげる♪」と、ベロでナメナメ♪
ナメナメ♪しながら、眠くなったりんくうは、添い寝したまま眠ってしまった・・・。

お腹を天井向けてグースー寝息のりんくうに、風邪やお腹を壊しては・・・と、毛布を掛ける。
ナメナメ♪のベロが、お口からちょびっとのぞいたまんまの、あなたの寝顔は愛しい・・・♪

あなたの存在が、一番のお薬なのです☆
2004年04月21日(水)  お知り合い♪
昨日、病院へ診察へ行った時のこと。
待合室でダウンして待つりんくうに、
「りんくうですよね?」とお声を掛けて下さった。

「1度お会いしたんですよ。」と、親しく話し掛けて下さったことに、うれしさで溢れた。
でも、いつ・どこで・お会いしたのか?前回の記憶をすっかり忘れてしまっていたことに、大変申し訳なく・・・。

昨日は、外来が混んでいたこともあり、いろんな人に注目され、「介助犬ですか?」をお声を掛けていただき、少し疲れてしまい、こっそり影に隠れていたのだけど・・・。

そうして、どこかで見守っていて下さる方の存在を感じ、とっても心強くなったのでした。
2004年04月14日(水)  治療中。
昨日から、プレドニンの治療中・・・。

副作用の目が冴えて眠れないに、悩まされる・・・。
あっけらかんに何も悩んでなく見えても、実は心の奥底で不安はあるんだよねぇ。

・・・そんなことに気づかされる、眠れない真夜中・・・。

只今、車イスの足に頭を乗せて、幸せそうにすやすや眠っているりんくうを眺めながら。
起きたら、ギューって抱っこしたら、元気になるんだなぁ〜。

なんてことを、思いつつ♪
2004年04月09日(金)  それぞれの使命
ここに書くあたしは、肩肘張ってる。
どこかしら、ほんとの自分を見せてない。
ほんとの幸せな毎日を。

介助犬は、なぜあたしに必要なのか?
その意味を書くには、どのように伝えたらいいのだろう?

介助犬は、かしこい。
介助犬は、えらい。
立派な介助犬を見せていくこと。
それが、その理由に続くのかなぁ?

あたしはどうしても、違う。と思ってしまうのです。

完璧な人間など、いないように、介助犬も気持ちのある生き物。
短所だってあるし、もちろん長所もある。
その長所をどのくらい、楽しく伸ばしてあげるか?
それが、お仕事する喜びにつながるのだと思う。

介助犬というバックを背負っている限り、大きな失敗は許されません。
それが、社会への無理解につながる可能性もあるのだから。

まだまだ頭数の少ない社会で、きっと、街中であたし達の存在に出会う機会は、少ないと思う。
その時、その一目で、世の中の「介助犬」という存在は、あなたの心の中に、映ってしまうだろう。

「なんだぁ。介助犬ってあんなもんだったのか。」
「全然、かしこくないじゃないかー。」

一度の失敗で、くじけるわけにはいかないけれど。
どこかしら、一度の失敗も許されない。
というプレッシャーも、常にある。

プロの「介助犬」という使命を課せられたりんくう。
人間の決めた運命と、それに選ばれたりんくう。
そのことにとらわれず、生き生きと楽しくお仕事して欲しい、という本音と裏腹に。
全ての責任は、使用者であるわたし自身に、あるのだ。
と、ピシッと気合いを入れながら。

今日も、バックとリードをつけて、お外に出かけます。
2004年04月07日(水)  後悔と反省。
朝一番に、おてんば発揮!してしまったりんくう。
朝食用に食卓に置いたカステラを、手洗いに目を離していた隙に、パクリ♪
朝っぱらからお叱りをしてしまった・・・。
「ノー。」と言った後は、しばらく無視。
さみしがり屋のりんくうには、かなりな打撃・・・。
シュン・・・と、ハウスに座って、こちらをチラリチラリと伺っている。

でもね、反省するのはママのあたし。
りんくうがパクリしたには、それなりの理由があるのだから。

どうして、生カステラを、りんくうの目の前に置いていってしまったんだろう。
おりこうにステイして待っているりんくうに、どこかしら過信し過ぎてしまったのかもしれない。

できて当たり前になっていたのかな。
つまんない・・・って、パクリしちゃったのかも。

りんくうのごめんなさいの後悔の姿を見ながら、ママは振り返り反省。
二人して、シュン。。。しちゃった。。。
2004年04月06日(火)  テイク・バック
久しぶりに「テイク・バック。(かばんを持ってきて)」の訓練をした。

かばんと言っても、わたしのかばんではなく、りんくうが外出時に、背中に背負うバック。
この中には、りんくうの外出した用の、おトイレグッズ(新聞紙やナイロン袋)や獣医さんの診察券、健康手帳(予防接種や体重測定など記したもの)などが入ってます。

冬の寒い間、家や建物に、わたしと同じく…閉じこもっていたりんくう。
たまの外出も、かじかんで動きにくくなった手に、パパに頼んで、りんくうの背中に準備万端してもらってたんだよね…。

久しぶりに「テイク・バック」とお願いしてみても、りんくうはバックの前まで行き、「???」。

さすがに久しぶりでは、忘れちゃうねぇ。

何回もやり直して。
できたらほめる。

一生懸命バックを持って、歩いてくるりんくうは、とても頼もしい。

「よくできました。今日はおしまい。」

バックを直すと、
「あれ?あれ?」
「お出かけはしないの?」と、りんくう。

ママはたった20分の訓練で、へとへと。。。

りんくうはお仕事大好き。
いつだって、やる気満マン。
今日のあなたの顔は、生き生きしてました。

ママは今日はいろんな意味で、反省をしたのでした。

さぁ〜体力つけるぞぉ〜。
新しい季節の訪れを感じに、外に出るぞぉ〜〜〜。
2004年04月05日(月)  明日への一歩。
介助犬を持ちたい。
と思ったのは、外に出たいと思ったから。
だけど、まずは一人で外を歩く勇気がないなら、介助犬と一緒には歩けなかった。
りんくうと出会って、あれもこれもしたい。
と思っていた。
でも、それは、人の手助けをお借りしたり、自分の力で乗り越えられたんじゃない?
と問われれば、わたしの甘えだったのかもしれない。

でもでもね、りんくうと出会ったから、自分の中の、何かが変わったんだ。
そこから、再び、始まったんだ。

気持ちと反対に、病気は進行していった。
手動式の車イスから、電動車イスとなり、それでも側にはりんくうがいてくれた。

昨日までできていたことが、今日できなくなる自分。
うつむいてばかりじゃなく、わたしを嫌いにはならずにいられた。
たとえ病気は進行しても・・・。
りんくうと一緒に、前を向いていこう。って。
いっぱいいっぱい、次々と、夢が生まれたんだ。

外に出たいから、介助犬を持ちたいと思った。
今でも気持ちは外を向いてるよ。

できなくなったことばかりじゃない。
今ここから始めること。
始まるわくわくする気持ち。

あなたから教わった。
ねぇ、りんくう?
今夜は一緒に、明日の夢みようね・・・☆
2004年04月03日(土)  お父さん?
お昼休み。
父は忘れ物を取りに、自宅に帰ってきた。

玄関に出迎えた、りんくう。

「わ〜い。今日はお帰り、早いのねぇ♪」

しっぽをぶんぶん振って、うれしそう。

「じゃあ。行ってきます。」
忘れ物を手に、再び職場へ戻った父。

「えー。帰ってきたんじゃないの?」

りんくうは、顔面、?????
いつまでもそうして、扉の閉まった玄関をみつめてます。

「ねぇ、ママー。」
「お父さん、お外にいるんじゃないの?」

振り返って、ドアを開けろと催促してる姿のりんくうから、そんな言葉が聞こえてきそう。

「お父さんはまたお仕事。暗くなったら帰ってくるよ。」

しばらくしたら、「なーんだ。。。」とつまんない顔をして、車イスの横に寝そべった。

りんくうとは、言葉と言葉で会話できないけれど。
あたしたちは、こうしてコミュニケーションを交信している。
・・・と、親バカのあたしは、思ってます。笑

ちなみに、お父さん大好きのりんくう☆
だってぇ、週末のお父さんがお休みの日には、大好きなお買い物に、車でお出かけするんだもん♪♪
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