銀河鉄道を待ちながら
鬱と付き合いながらの日々を徒然に

2006年05月07日(日) 苦しかったGW

今年ほど、GWが印象に残った年もないかもしれない。

今年のGWは、ずっとうつ病の症状との闘いだった。

いつ頃からか、近頃は異常にそわそわして落ち着かないという症状に悩まされるようになっていた。
激しい貧乏ゆすりと、終わりのない焦燥感に常に向き合わなければならなかった。

それらの症状のせいで、僕はテレビを見ることや眠ることもままならなかった。インターネットをすることもできなかった。

日記が途切れていたのも、全てはその症状のせいだ。

常にそわそわしている、という状態がどのくらいつらいかということは、残念ながら体験してみないと分からないと思う。

常に貧乏ゆすりをしている状態がどのくらい体力を消耗するかということもまたしかりだ。

僕はこのGWを乗り切れるかどうか、最後まで自信が持てなかった。

乗り切るというは、生き続けるということだ。

僕は何度も死にたいと思った。

こんな症状が続くなら、死んだ方がましだと何度も考えた。

彼女の支えがなかったら、そしてそのそわそわに効く薬を偶然にも発見しなかったら、僕は生きてはいなかったろう。

僕はこのGWでそこまで追い詰められた。

薬を発見したのは、本当に偶然だった。

わらにもすがる思いで飲んだ、以前処方されていた薬―レキソタン―が、そのそわそわ感にてきめんに効いたのだ。

レキソタンがそわそわ感に効くということを発見していなければ、少なくとも僕はこの日記を書いてはいなかったろう。いまだにそわそわ感に苦しめられ続けて、パソコンに向き合うということもできなかったはずだ。

彼女も本当によく支えてくれた。

彼女がいなかったら、僕は食事を取ることができなかったろう。

誰かが隣にいてくれないと、食事を取りに外出する気力も僕にはなくなっていたのだ。

肉体的にも、精神的にも、本当に、本当につらい日々だった。

今はレキソタンのおかげで何とかなっている。

ただ、今度はレキソタンが効きすぎて、倦怠感が強く出てしまっているのは難点だ。

これからは、この倦怠感に対する戦いが続くのだろう。

やれやれだ。


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士郎 [MAIL] [HOMEPAGE]

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