銀河鉄道を待ちながら
鬱と付き合いながらの日々を徒然に

2005年04月12日(火) 異邦人のような

昨日、朝方近くまで仕事をしていたので、今日は全体的に体が重かった。

前の職場でなら、それだけ遅く仕事をしていると、次の日は気持ちがとげとげしくなるのが通例だったが、こちらではそうはならない。

そんな残業は当たり前、という雰囲気があることと、自分だけではなく、たくさんの人たちが同じように遅くまで残業しているからだ。

本当に、職場の先輩たちには頭が下がるの一言しかない。

毎日夜12時を回るくらい仕事をして、そのことに不満一つ言わず、目にクマを作りながら、集中力を切らさない。
こんな人たちがいるのか、と衝撃を受けた。

全く別の世界の中にやって来た。
例えでもなんでもなく、そういう気がする。

世の中は、狭くて広い。
いろんな社会があることをあらためて感じる。

東京にいる間に、少しでも視野を広められればと思う。





2005年04月10日(日) 久しぶりの日記

久しぶりに日記を書く。

勤め先が用意してくれた宿舎は、立地条件はいいが、固定電話を引くことができず、むろんブロードバンドなんて望むべくもないところだった。

今日、AIREDGEを契約したことで、ようやくネットにパソコンをつなぐことができるようになった。

当たり前のことだが、新しい勤務先では、早く周囲に溶け込めるよう気を張っている。
知らず知らずのうちに疲れがたまるので、息抜きとして自分の思いを吐露できる日記を書けるようになったことは非常にありがたい。
日記を書くことで、少しはストレスを軽減できるはずだ。


4月1日からわずか一週間で、多くの厳しい指導を受けた。
たぶん、呆れられたこともしばしばあったと思う。
それだけ、今までの仕事のやり方が甘かったということなのだろう。

鳴れない間は、電話が鳴るのが怖い。
先輩が不在のときは、電話を取らなければならないのだが、これがどうにもうまくいかない。
相手が何を言っているのかうまく聞き取れないのだ。

たぶん、石川の方言になれてしまったせいで、東京の平板なアクセントの物言いが、うまく耳に入らないのだろう。何度聞いても相手先の会社名や部署名が分からない。

かといって、それを聞かないわけにもいかないので、苦労する。

おれが仕事をさぼっているわけではなく、一生懸命やってはいることだけは、周囲も分かってくれて評価してくれている様子なので、それが救いとなっている。

石川に戻るまで、後355日耐えなければならないが、とても長い道のりのような気がしている。


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