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コミュニケーション。
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2016年11月30日(水)






ここ数年……というか、毎年、
大晦日の深夜にセックスをしていると思っていたが、
今年はできないなぁ、と考えて、
あれ、娘の妊娠中もできなかったはずだなぁ、と思い至った。
でもあのころのことは本当に忘れているから、全然思い出せない。
多分、習慣化すらしていなかった?

くだらないけど、何故かそういう雰囲気になってしまう……。


2016年11月24日(木)





思うに、最初の子どもの息子のときは、
「母親は自分の子どもを愛するべき」
「子どもの世話を献身的にするべき」
「夫も協力的であるべき」
などなどの世間の常識(幻)に縛られて、
私も息子も疲れてしまっていた。

その疲れを回復しないままに、娘がやってきて、
このとき私は余裕があったので(疲れには無自覚で)、娘はのびのびと暮らしているのだと思う。

息子の反抗期のようなものはきっとそれの反動なんだろうな、と思い、
もう繰り返すまいと、私の思うようにやることにした。

昨日も息子の感情が爆発してしまって、
息子の悲しみを否定した夫の発言を受けて、夫の運転するシートを蹴ったりしたので、
夫と姑の怒りを買った。

私は原因はゲームだとわかっていたので、まずそのゲームでの悔しさにひたすら寄り添い、
彼の涙に付き合い、それから、それでもシートを蹴ったことは悪いことだと言い、
謝りましょうと促した。

息子はなんとか食事の場には出てきたが、私たちが焼肉をしていた2時間、
謝らずに粘り続け、結局食べず、
店を出て、夫の実家に着いてから夫と姑に謝った。
謝らずに意地を通したことも悪いことだと思っていたようで、まず先にそれを私に謝ってくれた。
彼らが快く許してくれたことは本当にありがたかったが、
多分姑からは私の甘やかしと思われたと思う。


しかし、姑からそう思われたくないばかりに息子の感情を無視することだけは、
避けたかった。
まずは感情に共感し、認め、慰めたかった。
娘には、それを息子にしたよりも、やってきた自覚があった。
娘本来の個性が、それが容易だったから、というのは、
私への慰めにはなるけれど、
だからといって今の息子には意味がないということにはならないし、
やらなくていい、むしろやってはいけないということにはならない。

幸い、息子に善悪やTPOの区別はついているようなのはわかっている。
謝らなかったことを私に謝ってきたのがその証拠だと思っている。
何度も書くが、あくまで家庭の範囲内でしか、爆発させないのだ。
だから反抗期というほどでもないのかもしれず、
「甘え」の範囲であると思っている。


姑もそう思うからこそ、甘えは放置するべき、という主義で接し、
私への評価も下しているのだろうと思うが、
そうやって放置された結果の夫が、
「家庭」での居心地の悪さを感じ、子ども好きでありながら、結果的に独身を長く続け、
いまだに兄妹へのコンプレックスの抜けないのが、私はひどく可哀想だと思う。

もちろん姑はよかれと思ってやってきたのだし、今もそうだし、
夫と姑の信頼関係は健全な部類だと思うので、
姑の育児を否定したいわけではないが、忘れたくないのは、
息子は私の息子であり、姑の息子ではない、ということである。


かまわれたいとき、すぐふぇーんと泣き出す息子を、
夫は私の弟似だと言って嫌がるけれど、しかし、
弟は、2時間他の家族が焼肉を食べ続けるのを黙って見ているような意地はなかったと思う(母にも確認した)。
私にもない。
あの意地は絶対に、姑の料理をいくら怒られても食べなかった、夫の意地が遺伝したのだと思う。
姑はそういうとき、よかれと思って放置してきたわけだ。
生きる時代が違うのだし、それはもう仕方ないし、
育児方針の違う嫁をいじめる姑ではないのだから、私も気にしすぎないことにした。
大事なのは、息子。



あとはできれば、夫に、
息子がゲームで悲しんでいるときは、理解しなくていいから共感して欲しい、と思っているのだが、
私の伝え方だと話が長くなるし、今は忙しいので、
まぁ長い目で…。
むしろ息子が夫にわかってほしい、共感して欲しいと思っていることは、いいことだと思うのだけど…。




2016年11月23日(水)




寝転んでいると胎動がよくわかるので、
眠る前に彼女(多分)に思いを馳せる。


上の子たちのときは無条件に可愛がっていた気がするし、
今も夫は中の人を既に可愛がっているし、
私も、複雑な気持ちはもうないのだけど、
何となく昔よりは、距離を置いている気がする。
ただまぁ、生まれてからどういう感情になるかは、わからない。
これは本当にわからない。

息子を生む前あんなに余裕がなくなるとは思わなかったし、
娘を生んだ後、あんなに余裕を持って世話ができるとは思わなかった。
だから逆にまた余裕がなくなるかもしれないし、
更に逆で、今の距離感が嘘のようにべったりしてしまうかもしれない。





2016年11月20日(日)





「あなたと出逢ってから、ずーっとしあわせ。」
そんなセリフでスイッチが入ってしまう夫は、なんてロマンチストで、
可愛いのだろう。

あげく、私が買った眠りのためのサプリメント効果なのか、
私が愛撫しているあいだに眠ってしまった。
満足させられなかったことは申し訳ないけど、
かわいくて仕方ない。

私も眠たくなってしまったので、また後日。





*****





夫は寝つきが悪く、かつ眠りが浅いという可哀想な体質で、
結婚当初はお酒で眠る悪癖のせいだと思っていたのだけど、
ここ数年、義母からの遺伝だとわかり(検査したわけではないけど)、
それ以来私も夫の睡眠には気を遣っていた。

が、引っ越してから間取りが変わって、
さらに睡眠時間の確保が難しくなり、
お酒の力だけでいいと言い続けていた夫もついに、
「薬を飲みたい」(義母の方法)と言い出した。

睡眠導入剤をいきなり飲ませるのは怖かったので、
サプリを検索し、評判のよさそうなのをとりあえず買った。
今のところは前より睡眠の質がよくなったようで、
夜中に起こしてしまったり、
休日の朝、子どもが遊んでいても眠れているようで、
こちらも遣う気が減って、楽になった。



*****



32w6d。
もう8ヶ月も後半に入った。
なかの人は元気で、昨日など連続4回のキックをくれた。

娘を抱き上げたときに痛めたらしかった股関節は、
先週の真ん中あたりでよくなった。

体重はいつもどおり増え続けていたが、
子どもたちとポケモンGOがてら歩いたら、すぐに減ったので、
あぁ、足すべきものは運動、としみじみした。
今日も頑張ろうと思う。ポケモンがてら。





*****





やっと娘の入学準備の生地の購入から始めた。
が、息子のときより選び方がうるさいので、なかなか生地が決まらない。




2016年11月18日(金)






32w3d。
今日は旦那実家の女子会。
楽しいけど、いつもより歩くことになるので、気をつける。



今朝は寝坊してしまって、息子を学校まで送っていった。
いつも思うのだけど、
息子が手から離れていく瞬間が寂しくて、離れたあとの息子がいとおしくて仕方なくなる。
だからって追いかけて抱きしめて意味があるわけではなく、
本人だって、遅刻してまでママといたいとかまでは思っていないはずである。
しかし、いつまでママと呼んでくれるのだろう、寂しい。



昨日から中の赤子はものすごく足をつっぱっている。
ハマっているのだろうか。
張りではなく胎動なのはわかるので安心はしているけど、
時々つっぱられすぎて痛い。

でも、息子のときのようなあばらを蹴られたりとかはないなぁ。
胎動に性差があるとも思わないけども。





編み物メモ。
おくるみは順調に進んでいるが、順調すぎて夜更かしして、
今朝は寝坊してしまったので、気をつける。
娘のスカートを編むつもりだったけど、首の冷えが気になるので、
ネックウォーマーを編み出した。
極太ですぐ編めそうとはいえ、スカートは無理かもしれない。







2016年11月16日(水)






昨日の外食は、まぁまぁだった。
途中で息子がスネたんだけど、夫も私も扱い方がだいぶ、
役割分担できてきたようで、一緒に放置したり、私がなだめたりで、
なんとか甘やかしすぎずに対処できたと思う。
本当にさじ加減が難しいなと感じるけど、ある意味、
これも今だけのことだろうと思うし。
娘は今のところは何もないけれど、いつどうなるかなんてわからないのだ。




帰りに夫が私の好きなスイーツを買ってくれて、帰宅してからひとりでいただいた。
年々ケーキなど要らなくなって、
今年もそれを実感した。
地元産の、本当に好きなスイーツで、どこででもは買えないので、十分幸せだった。
そんなものに出逢えていることだけで幸せなのかもしれない。




32w1d。
昨日は32w0dだったわけか。
今日も元気元気。
メモ:会社のイスで立ち上がるぶんには股関節の調子はいい。

スーパーに行ったら同級生に会って、予定日まで近かった。ウケる。





薄手のおくるみになる予定のものを編み始めた。
スワッチも一応編んだのだが、目処がついたので最後までは編めなかった。
これは大きさもあって飽きそうな気がする…が、
息子が選んでくれた色なので絶対に完成させなければならない。

胴着は着々と編み進んでいるのだが、
サイズも小さいし、すぐに減らし目などがあるので、
飽きっぽい私が飽きる前に完成形が見えるのがいいらしい。

つくづく、自分の飽き性を計画のうちにいれて、何でも考えなければならない。




2016年11月15日(火)




気分が悪かったり調子が出ないのは、
先週末実家に泊まったときに、
また母の昔話を聴いていて夜更かしになったのが祟っていると思ったので、
昨日は子供達と一緒に早く寝た。
やっぱり、すぐ寝入ってしまった。
手芸計画はもちろん覚えているが、健康的な生活がいちばんだ。


夜中に夫が起こしてくれて、
「誕生日おめでとう」と言ってくれた。
毎年、日付が変わったときに言ってくれる。
本人が無頓着なのに、習慣をきちんとしてくれて、本当に嬉しい。
ありがとう、と言おうと思ったら、
いびき防止のテープを口に貼っていたので言えなくて、笑ってしまった。
今日の夕飯は外食に連れて行ってくれるそうだ。
今年の夫の誕生日プレゼントは忙しくてまだしていなかった(!)ので、
昨日ちょうど壊れてしまった髭剃りをプレゼントしようと思う。







*****





夫と息子が喧嘩になって、
夫の発言も悪かったけど息子の行動もかなり酷かったので、
どちらもフォローできずにひとりで悶々としていた。


息子は、自分の行動の非を認めつつ、
夫の発言も忘れられないようで、
(そこまで酷い発言ではないけど、積もり積もってるんだと思う)
謝りたくないと言う。

夫はそもそも怒って発言したわけではないので、
息子が自分の非を認めているなら、と怒りを解いていて、
息子にはいつもどおり接している。
ただ、前にもあったことなので、
私から謝れと言われて出た謝罪は認めない、とした。


私の悪いクセで、親子関係がどうかなったらどうしよう…などと考えすぎていたけど、
もう、当人同士、というか、息子のタイミングを待つしかないのだ、
とやっと思えるようになった。
夫のことも大きな子どもと思って接してきたけれど、
いつもどおりに接してくれていることは、本当に救いになった。
きっと大丈夫。大丈夫。





*****




そういえば去年の誕生日は死にたかったんだった。
本当に落ち込んだことは覚えているけれど、そのきっかけは覚えていない。
詳細を書いていないから、内容は些細で、
そこから落ち込んでしまったこと自体がきっかけみたいなものだったのだろう。

日記を読み返してみると、8月の喧嘩を相当ひきずっているので、
テンションもずっと低空飛行だったのだろうと思う。
当時は気づいていないけど。



日付が変わってからのお祝いの言葉は、
毎年欠かさずにしてくれていると思えているから、去年もしてくれたはずで、
書いたような気もしていたのに書いていない。
書く前に落ち込んでしまったのだろう。



そういえば、3人目の赤子がきてくれてから、
多少の浮き沈みはあれど、未来しか見ていない気もする。
強制的にそうならざるを得ない。
それが辛かった時期が長かったけど、受け入れられてから、
時間間隔がまともになってきた気がする。



今日は、足だかおしりだかがぐぐっと、肌の上からでも感じられた。
初めて、とは思わないので、
上2人のときも感じていたのだろうとは思うが、
当たり前のように享受していたことが信じられない。


毎朝、初めての胎動を感じると、ほっとしている。
何かに集中して忘れていて、次の胎動があると、力が抜ける。
それが続いている毎日だから、自分の誕生日も、特別感がないのかもしれない。

お腹で育てたとかお腹を痛めたとかいうけれど、
勝手に育ってくれて、勝手に生まれてきてくれるのだ。
私たちは仕込みはしたかもしれないけど、その意識もなく、
今だって何もしていない。
せいぜいからだの一部を貸し出している、くらいの感覚だ。
それである日突然いなくなったって、何も不思議じゃない。
生まれてきてからは私たちが守るわけだから、
それまでは祈るしかないのだなぁ。






2016年11月14日(月)





また夫が浮気する夢を見た。
ついでに実父も浮気していて、私もちゃんと妊娠していて、
考えることもリアルだったので、起きてまた混乱した。


夢のなかの夫はふてぶてしくってごめんのごの字もなく、
実父には、母の前では言えず気まずいという場面だった。

実父の浮気は現実で1回あったのを私はこっそり知っていて、
夢の中でも2回目と思っていて、夫に思うほど怒りがわかなかった。
それで、
「お父さんは2回目だと思うと腹が妙に立たない。
夫にもそう思える日がくるのだろうか」などと考えていた。

妊娠もしたままなので、私が妊娠しているのだから仕方ない、と思う瞬間もありつつ、
それでもあの態度はなんなのと怒る夢だった。





*****




31w6d。
胎動は今日も元気である。
自分の誕生日が近づいて、外食があったので、体重が増えてしまった。
いや、それだけでなく、
前回の健診が早めだったことで次回行くのは22日ごろでもいいので、
つい気が緩んでしまう。

だけど食事制限での体重調整も、若いころよりは効果がないのだし、
日々、気をひきしめていなければ。



急にお腹が大きくなったのか、呼吸が時々苦しいのと、
昨日の夜から頻尿気味。
昔もあったのかもしれないが、記録がないので、今回は残しておく。

30wを過ぎるともう生まれそうな気がするが、
まぁ実際そうなんだろうが、
これからどんどん冷え込む中でお腹を抱えて、
上2人と夫の体調管理や、自分の予防、
ベビー用品の準備、チェック、趣味の手芸などやらねばならないのだから、
まだあと一山越す気分だ。



書いていたらものすごく動いたので、
このなかに胎児がいるのか…と実感を持つために新生児の画像を検索してみたけれど、
やっぱり実感がわかない。
かといって胎児の画像だと、当たり前だけどお人形だし、
それもやっぱりぴんとこない。
4Dのエコーがいちばんマシかもしれない。



*****




今年は、いままででいちばん、自分の誕生日の影が薄い。
いつもなら年甲斐もなくそわそわするのに、
そもそも11月に入った記憶すらないし、
え、もう誕生日?という感じ。
手芸計画と妊娠と出産の経過が頭を占めすぎているからだろうか。

30才という節目感も終わってしまったし、
年を取るーーいやーーーとかも思わない。
逆にそれは年を取った証拠なのだろうか。
何なのだろうなぁ。





さて、今朝は朝食を抜いたのでお腹がすいた。
家に帰る。





*****




今は仕事が忙しいので、悠長に会社で編み物などできず、
久しぶりに(?)仕事をした。

いくら私が仕事は嫌いとはいえ、
ここまでなかったよなぁというくらい気分が悪いのは、多分、
後期に入り、お腹も大きくなったこともあるのだろう。
何度も書いているが、本当に昔は若かったなぁ。

まだ息子を会社に連れてきていたので、
おっぱいあげてそのまま一緒に昼寝したりしていたなぁ、会社で←
本当にうちの夫は懐が広いなぁ。
あぁ、最近本当に家がおろそか。頑張ろう。



私よりも夫が忙しいので、久しぶりに今日の夕飯の献立を決めなければならない。
何にしようかなぁ。




2016年11月10日(木)





息子は、少しだけ前日の夜更かしをひきずって甘えを見せたけど、
結局彼の希望は「ママと一緒にゲームしたい」「ゲームに勝ちたい」なので、
そこをまず尊重して、
先に「一緒にゲーム」を叶え、寝る時間になっても、ゲームに勝つまでは延長を許した。
そうすると、わりとすんなりとお風呂や就寝が叶った。


「ゲーム漬けになるのではないか」
「わがまま放題になるのではないか」
悪い見本を見すぎていて、よい見本も知りすぎていて、
毎日の彼の行動が怖くなるが、
正解は決してないことを忘れずにいたい。



全ての子供は寂しがりで、愛されたがり。
こちらは十分に愛していても、伝わらない日もある。






*****




息子の咳を気にしていて、いつ学校や学童からかかってくるかと思っていたら、
娘が発熱してダウン。

受診してただの風邪なのはわかったけれど、
ひさびさに体がきつそう。
いつもは熱を出しても食欲あって次の日はけろり、みたいなことが多い娘なので、
逆にテンパる親。




今までは会社に連れて来ればよかったのだけど、
もう新人さんがいるのでそうもいかなくなってしまった。
明日は病児保育にお願いすることになりそうだ。つらんい。
これが嫌で古着屋をやめたのに…でも仕方ないことだ。
プロが見ていてくださるのだし、信頼はしているし。
こういうときは、専業の方々本当に羨ましい。
でも、専業にも向き不向きとか、必要な能力があるのもひしひしと感じていて、
私にはそれがないなぁと思っているので、
欲張らず、人やシステムを頼るのがいちばんいいのかもしれない。



なかなか、この「頼る」ということが私の目下の課題だ。
昨日も、息子と寝室を別にしようと思い、
既に娘は寝ていたので、夫に協力を頼んだ。

頼んだだけでも私には進歩だったのだが、
自分の布団をひいたらつい、
娘をここにいったん寝かせればいいではないか、と思ってしまって、
ひとりでやってしまった。

無事に終わるように見えたが、最後の最後で娘を布団に入れるとき、
娘の重みが骨盤にかかってしまい、今も痛んでいる。
素直に夫がくるのを待てばよかった、と夫に言ったら、
そうだぞ、と言われてしまった。
妊婦なのだし、ひとりで頑張るのをやめなければ…。


夫は何かを頼むととりあえずしぶい顔をするが、本当にそのときだけで、
やるときまで引きずる人ではないということは知っているつもりなのに、
夫に限らず、何かになかなか頼れないのは、私のこころの問題なのだ。






2016年11月08日(火)






またも息子が暴走した。
暴力ではないが、私にストレスが多大にかかったので詳細はいつかにすることにする。

もろもろが重なり、息子だけではなく自分にも夫にも腹が立って、
私も息子の前で家を出てしまった。
帰ってくると息子は寝ていて、夫はフォローしてくれた。
私のこうした爆発は年に1度くらいあるような気がするが、
年々、夫がそれに対応し、扱いが巧くなった。

あんなにプレイボーイで独身貴族だった夫を、よくも悪くも、
私や家庭に適応させているのだなぁ、と他人事のように思った。
ありがたいのと同時に、
夫を自由にさせているなんていう認識はおこがましいと思った。
私は存分に、家族という絆で縛っている。
「一緒に探そう」というセリフには、体温を感じた。



「あの子が子どものとき、私が叱りすぎたから、今あの子は自信がもてないんだ。
娘にしたみたいに、悲しかったら悲しいね、悔しかったら悔しいねと共感して、
失敗しても、いいよいいよと笑顔でいてやれなかった。
だから何もかもの原因が私なんだ」

「違う、関係ない。関係ない。」

実際はどうであろうと、私の言い分が真実であろうと、
私を責めない夫の存在そのものが、救いだった。
タイムマシンに乗れない以上、過去を責めても仕方がなく、
今の私たちの問題は、向き合うべきことでしかない。



そのとき既に深夜で、お腹の子を思うと寝なければならなかった。
でも、この子のためにと思うことすら偽善に思えたのは、
深夜だからだとか、ホルモンだとか、そういう理由かもしれない。

チョコを口に入れコーヒーを飲み、編み物を仕上げると、
午前3時。
やっと気分が落ち着いた。

今朝は娘から無理矢理起こされたおかげでなんとか息子の登校にも間に合ったが、
とても眠い。
息子もいつもより3時間ほど夜更かししていたから、眠たいだろう。


決して、子どもを好きなように動かしたいわけではない。
たった一晩夜更かしして、この子の将来が決まるわけでもないし、
いくら母親とはいえ、私に全責任があるわけではない。

同じように実家の母が落ち込んだら私が投げるような正論を、
自分に投げてみるけれど、くそくらえだった。

しかし、だからと言って、ずっとこのままでいていいとも思えない。
泣いても泣き喚いても、愛情もしつけも伝わらない。
対策のひとつでも考えていたかったが、もう眠気には勝てなかった。



起きてから今も、不安はとれていない。
でもいったい何への不安なのか、書いてみようと思うけど定まらない。
やっぱり、ホルモンによるところは大きいのかもしれない。








*****




妊婦には不規則な生活も睡眠不足も大敵だろうが、
娘を妊娠していたとき、
シケて夜泣きのひどかった息子を抱いて、深夜に徘徊したことがあった。
1度だったし、その後産婦人科から「それくらい大丈夫」といただいたので、
昨夜の分くらいは多分大丈夫。
今日の胎動も元気にしている。



息子を迎えに行くのが少し怖い。
多分、子どものことだし、眠いくらいで、本人はけろりとしていると思う。
…うん、こう書いたら、少し楽になった。


眠ってしまった息子に、そりゃ眠かろう、もう1時よ、と話しかけることは、
愛しい以外の何も、さっきまで感じていた怒りも、悲しみも、不安もなくて、
出来の悪い母親でごめんなさいという気持ちしかなかった。

自分の母親のこともそんなによくないと思っているから余計に、
自分を責めたくなるのかもしれない。
よくないと思うことと家族として愛することはもちろん違って、
私は母を愛しているし、息子が私を愛してくれていることもわかってはいるのだが…
やっぱり考えすぎなのかもしれない。




2016年11月07日(月)






今日から新しい方がいらした。
夫の古い知り合いだし、話もずっと聞いていたので、
初めて会った気はしないが、
とってもキレイ好きな方で、朝から会社を掃除してくださった。
申し訳ない。



朝ゴミを出すあいだ停車していたら、車から液漏れがしていて、
すぐにお電話してさっき見に来てもらったら、要修理だった。
ゴミ出しの日でよかったし、娘が川の魚を見たいと言ったから、
ちょっと長めに駐車していて気づいたのだし、
なんだかツイている。ありがたい。
強制的に車の掃除もしなければならない。
こうでもならないと掃除しない私もひどいが…。



30w6d。
赤子は今日もお腹のなかで元気である。
私も元気すぎて食欲旺盛なのは困ったものだ。

先週、少し早めの検診に行ってきた。
臍帯も気になったので…。
どうやら2回巻きなのは脱していたようで、
今回はそうは見えないねと言ってもらえて、よかった。

体重も、前日遠出をして食べ過ぎていたので心配したが、
黒ごまアーモンドきなこのおかげでなんとか「増えていないね」と言ってもらえた。
が、早めだったぶん、次の検診が少し遠いと思うと、
すぐ食べ過ぎてしまう私の弱い精神。
辛い。(弱さが)
明日からまた頑張る。




赤子の胴着はなんとかかたちになった。
あとは仕上げだが、仕事が忙しくなってきている。
私のやりかたはあっちゃこっちゃに手を出して、
最終的な期日に全て仕上がっていく、というかたちなので、
まだ形の見えないものが多くて気持ちだけ焦るが、
とにかく毎日進めるしかない。




2016年11月02日(水)






赤子帽子のワッペンをいまだに決めていない。
生後すぐにかぶれそうな分にはつけたが、
一回り大きい分にはまだ。
しかし今調べてみたら、1年後の冬にはもうかぶれなさそうなので、
安くてかわいいものをメインに探そう。
それか、今あるもので妥協するか。



セレモニードレスを編む気満々でいて、
気になりだしたので手をつけようとしたら、
いろんな点が気になりだしてしまった。

ドレス用に買った毛糸がウォッシャブルであること。
(実用的。でもドレスは数回しか着ない)

選んだデザインが、セレモニードレス「だけ」にしか使えないものであること。
(最初の子ならまだしも、最後の子)

他の本を見れば、セレモニードレスが終わったら活用できるものがあること。


しかし、ではドレスはどうするのか、とか、
この毛糸の色はドレス用にと買ったから、
実用的なベストなどにすると白すぎるのではないか、(本来なら生成りが好ましいと思う)
などなど考えたけど、
ツイッターの手芸用アカウントにだらだら愚痴ったら、
思い切ってやめよう、という心が固まった。
そりゃ長い目で見れば娘の…とかも考えたけど、
早くても十数年後のそのときまで、素人の手芸品をきちんと保管しておけると思えない。

ベストにすると量が減るので、多分2枚は余裕で作れるし。
ドレスをまた編むならまた毛糸を買わないといけないけど、
他のおくるみやらなんやらの進行の様子を見て、最悪レンタルでもいいかな、という気になった。
作れそうなら毛糸買うけど。


しかしそのドレスが載った本から何も作らなくなるのも悔しかったので、
その本から胴着を選んで早速作り目をして編み始めた。
自分の防寒ベストの後ろ身頃は終わりそうなのだが、
持ち歩く用の手芸バッグに入らないのには参った。
いい加減に仕上げなければ。







会社に新しい人が入ることになり、
机を片付けた。
古いレシピ本やら、レシピの切抜きのファイリングやら…
いまから目を通して捨てようと思っている。

しかし、よく考えるとその人は毎日ここへ来るようになるので、
夫と2人きりだった日常が一変する。
夫の古い知り合いで話は聞いていたし、
部屋に2人でいるのは変わらないが…いったいどうなることやら、緊張する。
でもその人のおかげで、産休中はなんとかなりそうだ。ありがたい。








*****



30w1d。
昨日は死産した経験を描かれた電子書籍を買ってしまった。
元々ドライめな方なのと、すぐに第2子を授かったために、そのくだりや表現が重くないのもよかったが、
悲しみは十分に伝わってきた。


その方の場合は胎動が本当になくなったらしい。
私も一応毎日(元気なのでカウントまではしていないが)胎動を確認しているものなぁ。
元気すぎるのもまた不安になるときもあるのだが、
それではきりがないので、そういうときはせっせと編んでいる。


これが全て無駄になる日が来る可能性のことは、いつも頭にあるが、
だからってやらない理由にはならない。





赤すぐを久しぶりに買ってみたが、まだ開けていない ←
胎動が激しいので、胎動の記事が載っているから買ったのに。



*****






息子の、反抗と言うか情緒不安定さにようやく慣れて、
こちらも息子への物言いや態度を改めたり、一緒にいる時間を増やすとかが効きはじめているような気がするが、
怪我した娘への態度や、かわいいものを見つけたときの息子の顔は、
本当に優しい子で、こちらが悪かったなぁと実感するばかりだ。

いつも妹への風当たりが強いように思っていたのに、
妹が転んで怪我をして泣いていた夜は、「まーちゃん(はぁと」とずっとやさしく話しかけていた。
ある日出かけようとして、
妹がおもちゃを忘れたと言って泣き出したけど、戻るわけにもいかず、
共感だけを示して泣かせていたら、
心配そうにちらちらと後部座席を見てくるのだった。
うっ、書きながら目からよだれが…

性差や、私と彼の性格の違いや、私という人間の薄情さから、
息子の気持ちを慮ってやれず、辛い思いのほうが多かっただろうが、
それでも毎朝、「ママー」と抱きついてくれる彼の気持ちには絶対に応えたい。



そういえば、いつまでママと呼んでくれるのだろう。
外ではお母さんと呼び分けているようだ。
あと、いまだに、自分から手をつないでくれる。
本当に可愛い。





2016年11月01日(火)





夫が、
何故か私が元コンパニオンだと勘違いしている昔の知り合いが尋ねてくるというので、
急いでコンタクトレンズを買った。
謎の見得。
そして今日はブス隠しにマスクをした。


違いますよと一言言えばいいのだが、変な話、
そこまで深い仲でもないということなのだろう。


こないだ、5.7cmルールというものを初めて知った。
詳しくは検索していただきたいが、
耳の下からあごの先までの長さを計測して、5.7cm以下ならショートが似合い、
以上ならロングがよいという話であった。


不精ゆえに、長々と伸ばしてから、
手入れに困ってショートにするということを繰り返してきて、
今はショートになっている。

ロングは心が落ち着くけれど、前髪がぺたんとしてブローが必要だし、
今回は出産もあるし長いとめんどうだ、と思ったからなのに、
それはそれは似合わなくて、夫からすぐに、
「コンタクトレンズ買って」と言われてしまったのと、
自分でも鏡を見るのがいやなくらいだったのは、
これが原因だったのか!とものすごく納得がいった。
心が落ち着くのも理由があったのだ。


なので次は伸ばして、それを維持して手入れしようと決めた次第。




娘が来年入学だが、
入学グッズを出産前に揃えておかないといけないということに今朝気がついた。

入学説明会は2月だが、そのころは新生児と戦っているだろう。
下の子らしくよく寝る子ならいいが、
この胎動の様子だと元気なようだし、寝ない子だったら無理。無理。
だって私も昼寝したいもの。


なので、息子のを測って寸法を出して作っておこうかなぁという結論に落ち着いた。
いまどき、既成で済ませる人も多いので寸法違いもよく見るが、
(廊下で並べてかけられていると一目瞭然)
使えればいいのであって、わざわざ指導がきたとも聞かないし。




問題は、娘が、好みの柄をきちんと決め、
入学まで気に入り続けていてくれるかどうかだ。
まぁ、未だに2代前のプリキュアを好きだという子なので、さほど心配もいらないかもしれないが。



さすがにお客さんがいるなかで手芸計画の進行もできず、
しょうがなく、まだ先の会社の仕事などしている(←それはやれ








会社の前の道を、私立中学の制服の子たちが、きゃっきゃとはしゃぎながら通っていく。
様子はまだ子どもらしいが、
きっと私の何倍も、学校でも家でも電車でも、勉強しているのだろう。
いつか図書館で「私立に親が行けと言うけど行きたくない」と言っていた女の子は、
どうしただろうか。
親になってみると、そのこのために上を目指せと言いたくなる気持ちがわかった。
私みたいに卑屈だと、上を目指せというより、
下にはなるな、という思いもあるが、
そもそも上を目指していれば、「下でいいや」と妥協で満足することもなさそうだからだ。

勉強が大事というのではなく、自己肯定感のために勉強を重ねてほしい。
結局学校の勉強など、「自分のためのツール」であるから、
それを使いこなす精神が身につけばと思っている。
それがなかった、勉強の意味がわからなかった自分は、わりと辛かったからだ。


辛いも何も、私は努力は嫌いだし、幸せのための妥協はしてきた。
でも、壁に出会う中で、
自分の譲れない部分がどこなのか、知らなければ何も始まらない気もする。



雪絵 |MAILHOMEBLOG

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