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コミュニケーション。
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2016年10月31日(月)





そろそろ会社の仕事も忙しくなってきた。
先日、営業に負けて家用のモップをレンタルしてしまったが、
家事の時間を減らして、家で手芸計画を進めねばならないので、
結果オーライだと思うことにしよう。



29w6d。
手芸計画は順調かどうかは知らないが進めている。(家は酷くなってきた
あと71日。
209日も既に一緒に生きているのだそうだ。
臍帯が巻いているわりにはやっぱりよく動く。
次の検診でとれていればいいけれど…。
今も蹴るというよりつっぱるような力を感じる。




体重のために朝を牛乳と黒ごまアーモンドきなこだけにしたら、
昼もちょうどよく食欲が減退して、
食パンの処理に困ってしまったくらいだった。
でも今回のうさこちゃんのバッグは欲しいし、冷凍してでも食べなければ(使命感





前回の検診で臍帯が巻いてしまっていることを、
夫は少し気にしたようだったが、
その夜、一心不乱に縫い物をする私のうなじに喜んでいたので、
それほど気にしていなくてほっとした。
編み物より縫い物のほうがうけがいいのは気に食わないが、
まぁ編み物というのはちょっと年配のイメージなのもわからんではないので、
いいだろう。



2016年10月28日(金)





29w検診。
臍帯が2周ほど回っているらしい。
ただ、そう珍しいことではないらしく、
中の人の状態は元気そのもので、様子見でいいとのことだし、
7割は巻いてるからねぇと言われた。


帰宅して調べてみたら、3割と書いてあることが多かったので、
先生の言い間違いだろうと思うけど、
どちらにせよ、心配だの処置だのは必要ないらしい。
主な原因は胎動で、
赤子は羊水にぷかぷか浮いている状態で動くので、
また戻る可能性も十分あるとのことだった。

私たちの性行為がひとつの原因かもとも思うし、
娘より胎動が元気だなぁと思っていたのも原因かもしれない。



巻いていると言われるのは確か初めてだったし、
元気とのことで安心して、何気なく夫に結果をメールしたが、
あ、自分のせいだと気にするかも、と思い直し、
「赤ちゃんはすごく元気だそうですよ」と追加でメールすると、
「それならよかった」と返信があったので、
多分不安にさせてしまった。



体重のことはついに注意がなされた。
予想はしていたので、またこれから頑張ろうという気持ちだけは持っている(!)。



しかし、体重のことよりも、
「この病院、お産ができなくなったから総合病院を紹介しますね」
というのがショックだった。

いや、ショックというほど、
娘を産んだ総合病院が嫌いなわけではない。
おみやげは全然ないけど、何より安心ではあるし、看護師さんたちもいい人ばかりだった。
単に、病院を選んだあの時間であるとか、
最後の病院はあそこと決めていたのを諦めて選んだだとかの気持ちの行き場がなくなって、
ショックを受けただけ。


前回の分娩が出血多量だから、また総合病院が安心ですねと言われたので、
あの理想だった病院でも同じことは言われたかもしれないんだし。



しかし、仕事の時間を削っていかないといけなくなるな…




まぁ、それでも、今日も中の人が元気でよかった。
本当によかった。
あまりいろいろ考えすぎると食欲が増すので、
手芸計画を淡々と進めることにする。





2016年10月27日(木)





手芸熱が激しい。
実は、あれだけきちきちのスケジュールを立てておきながら、
手ぬいで作る赤ちゃん用品、みたいな本を中古屋で買ってしまい、
編み物の気分転換などに眺めると、
熱に加えて関節の痛みも、みたいなことになってしまう。



中の人が無事に生まれれば、1月に生まれ、
夏の暑い時期を赤ちゃんの盛りで過ごすことになるので、
(次の夏は歩いているわけか、人間って怖い)
1枚で可愛く過ごせる手ぬぐいロンパースは魅力的。
すぐ乾くだろうし。

まぁでも、毛糸の在庫は目に見えるので、
さすがに、これの目処がついてから…という気分ではあるけど。


今日は、息子の学校の行事があるので、
午前中はニットは休むことにした。
で会社に着いてみたら、おふとんキルトの未開封を置いていた。
(最新のやつ)
なんか、だんだんと追い詰められて逃げられない気分になってきた。よい。








*****





最近夫がワインにハマって、通販でよく飲んでいる。
それで気持ちよく酔っ払ったのか、またそういう気分になったらしい。
いくらセックス≒愛情表現である私であっても、
妊娠後期に1日しか空けないのはどうかと思ったが、
(ていうか前回の睡眠不足がまだとれていなくて眠かったのもある)
妊娠中のセックスについて調べたらしく、
中の人に負担のないようにと言い出したのが可愛かった。


思い返してみる。
息子を妊娠していたときは確か、あった。安定期。
娘のときは、仲が冷えていたときだった(まだ娘フィーバーでもない)ので、
雰囲気のふの字もなかった気がする。
いや、生まれたら、くらいの会話はあったのかな…
忘れてしまったけど。




「俺が他の女とヤッたらいやだろ?」
(だからちゃんと痩せてくれよ、待ってるから的な意)
とはいつも聞いてくることで、もちろん嫌と答えたけど、
58kgを達成すれば、私は本当にこの人を縛れることになる。
昨日はなんだかそれが怖くなった。

「でも58kgになっちゃったら他の人はできないのに、いいの?」

「いいんだ、お前がもっときれいになってくれるのがいいんだから…」

自分から意地悪なことを言ってきたくせに、
模範解答に近いことを言うのだから、悪い男なのだ。きっと。

模範解答はもちろん「痩せずにそのままのきみで」だろうとは思うけど、
結果的に夫は行動で示してくれていると感じられるのでよしとする。




中の人はちょうど眠っていたらしく、しばらく動かなかったので緊張もしたが、
覚醒するといつものように元気に動き出し、
出血などもなかったので、緊張の糸が切れたとはこういうことだろうな、
というくらい体から力が抜けた。
元気な妊婦だし、夫の気持ちにはできるだけ応えたいが、
激しさはもう少し調整してもらおうかな…。




*****



おとといだったか、ブログに妊娠の覚書を書いていて、
この胎動をどうにか覚えていられないものか、という気持ちが湧いた。

もちろん、息子と娘のも覚えてはいるのである。
息子があばらを蹴ってダメージを受けた瞬間の風景は覚えているし、
娘のは印象は強くないが、今回の胎動を感じ始めてから今もずっと、
あぁ、胎動とはこうだったな、と懐かしい気分なのだから。


生まれたら生まれたで、動いていたのはその子であって、
胎動はおまけみたいなものになってしまうが、
今回は最後と決めているので、余計にそんな気分になるのだろう。
多分ずっと忘れないでいられるとは思うけど、
覚えていたいと思ったことも記録しておく。

話はずれるが、寺島とのことで辛かったとき、
でも、きっとこの辛さも忘れてしまうのだろう、忘れたくないと思ったことを覚えている。
書いた日記のことも覚えている。
その後に重ねた結婚生活で上書きされて、辛さそのものは本当に忘れてしまった。
忘れることができて嬉しくもある。
でも、忘れたくないと思ったことは書いておいてよかった、とも思うのだ。



しかし、上書きできるということは、
幸せと辛さの拡張子は同じなのだろうか。





書いている今は、ぐりぐりと体を動かしているようだ。
上2人のときは感じる余裕がなかったが、今回は、
あぁ、今はパンチかな位置的に、と察することもできた。
イメージから「蹴る」しかないのかと思っていたけど、
そりゃそうだ。手も動くはずだ。


大きくなるにつれ胎動が小さくなるので、
まだお腹の表面から見てわかるうちに、動画でも撮っておこう。



2016年10月26日(水)







昨日の夜、初めて本当に人を轢いてしまう直前だった。
ショックが後から後からわいてきて、
「ストレス」という字のついた感情が体内からわきでてくるのがわかった。
体の調子も少しおかしく、
胎動は元気に感じられたが、もう少しおかしかったら受診していた。


何もなかったことに、どこにどう感謝すればいいのかわからなかった。
神様、ご先祖様、夫の実家のご先祖様…
自分のみならず、同情していた息子、お腹の子、
ひいてはこの家庭の将来に影響することだった。
本当によかった。
ありがとうございました。





*****





土曜日から耳がよく詰まる。
初めて感じたその土曜は、足元もおかしかった。
検診で言うべきだろうか。





*****



ふらっと寄ったスーパーで、黒ごまとアーモンドときな粉が入ったものを何気なく買ったら、
(半額コーナーで)
どんな乳製品よりも、どんな発酵食品よりも、
わたしのトイレに効く気がする。
明日も試してみようと思う。

でもまた買いに行くとなるとちょっと遠い。



宗教性の違いから(例え)牛乳は控えているのだが、
今朝、牛乳好きな娘にたまにはと思って温め、ココアを作り、
自分もその粉入りのホットミルクを飲んでみたら、
いつも飲む豆乳とは違って、さらりとしているのがいいところだなと思った。
要するにどちらかに偏ってはいけないということだろうと思うので、
バランスよく在れば飲んでもいいかな…という気になった。






*****




自分の防寒ベストだが、
簡単で可愛くて使いたい糸のゲージにも合ったレシピと出会えたので、
がしがし進んでいる。


縫い物、特に裁断への苦手意識もだいぶ消えてきたが、
やっぱり編み物は楽しい。
私の手芸趣味の原点だと思う。

それより前にお菓子作りも好きだったので、まぁ元々が手作り好きなのだろうけど、
全般において「下手の横好き」なのは自覚した、というか受け入れた、ので、
もうハンドメイド作家の夢は追っていない。
あくまで全て趣味であり、自己満足である。
欲しいという人が万が一いたら、あげる。



とか言いながら、友達に手袋を編むという重たい女でもある。
前回はストールを編んでしまったので、これでも軽くなったほうなのだ(ドヤ
老後は年金を毛糸に好きなだけ使って友達を始めとして周囲に撒き散らすBBAになりたいので、
私と友達になっておけば、防寒はもちろんのこと、
夏のバッグだのミセスファッションのベストだのには困らないと思う。



何度も書いていると思うが、夫とは23才離れている。
いわゆる年の差婚というやつで、デキ婚なので流行に乗ったわけではないが、
不慮の事故でもなければ、私は未亡人になるのだろう。
そうなれば、夫の葬儀では白喪服を着る気満々なので、
(夫がこれから浮気しなければだと思うけど)
それはそれで、きっと暇をもてあましているだろうと思うのだ。


本当なら、子供達の面倒を見た後は夫より先に死にたい。
夫のいない世界など考えられない。
でも多分…私はその世界を味わうことになる。
23才年上の人を選んだのは私だし、神だ。
そのときの救済措置は、自分で用意しておかなければならない。




2016年10月25日(火)






29w。
体重の増加はさほどではないのだが、気になるので、
ちょっと減量してから行きたい。
毎回のことだけど、中の人は本当に元気だ。
前回の検診では1kgほどとのことだった。

娘もこれくらい元気だったはずだが、
息子の世話で気づかなかったんだろうな。


娘のときは、2週続けて頭囲の数値に変化がないということで、
総合病院に転院になった。
妊娠のなかばのころと思っていたら、母子手帳を見たら9ヶ月だか臨月だかだった。
私の記憶力ェ…である。

病気の可能性ということで、
今の私が同じことを言われたら大騒ぎしただろうが、
若かったのと、
元々の病院が慎重で、何かあればすぐ転院させることで有名だったのと、
転院先の先生に病気の可能性を尋ねたら、
「う〜〜ん…出てきてみないとわからないけど、でも、
この子すっごく元気だから!」
と言われて、ほぼほぼ安心していた。


今ネガティブな感じで聞けば「そう言っておけば不安がない言い方」ともとれるが、
当時は、そういうものなんだ、とすんなり納得していた。
妊婦のストレスにならないよう、言わない方針の病院もあるらしいが、
「出てきてみないとわからない」
これに尽きるのであろう。



手芸計画は、一応淡々と進んでいる。
生まれてすぐにかぶせられそうな小さい帽子はできた。
長く使えそうな、それよりひとまわり大きい帽子は、今夜、
娘と一緒にぽんぽんを作って、つけようと思う。
ぽんぽん作りは苦手と長年思っていたら、
今はぽんぽんメーカーなるものがあり、しかもメーカー品なのに安くて、
すぐに買った。
昨日試してみたら、実によかったので、
やりたがった娘にもさせたい。

おふとんキットは溜めていた分が終わり、次は、
数日前に送られてきた1セット。
やっと追いついたといったところだろう。
外出用の厚手のおくるみに予定している毛糸も、1セット。
これらはノルマさえこなしていけば、出産前にはそろう計算なので、
焦る必要は多分ない。

焦るべきは、自分の防寒用プルオーバーと、
ウールだけど薄手のおくるみと、セレモニードレス。
あと、上の娘の希望のスカート。


予定日まであと77日。


当分は毛糸も針も布も見たくない、というくらい追い込みたい。





*****



ツイッターで、禿げの基準が人によって違うという話になった。
ここにも書いたかもしれないが、
父が遺伝的な若はげだったので、私は基準に厳しい。
夫が薄くなったと嘆いているのを励ますが、
内心は禿げとも認めていない。


自分が生まれたときから父は禿げているわけだから、
父の姿に何の違和感もないし、むしろあったほうが違和感だし、
そのへんを歩く禿げている人を見ても、
世の女性が禿げを敬遠する気持ちはよくわからない。
結婚したときはふさふさだったのが、
変化していってしまうことがいやなのはちょっとわかる気もするけど。


しかし、「ハゲ」という言葉に悪意がこもるのは何故かわかる。
実際はふさふさだけども、運転マナーの悪いやつなんかに、
男女問わず「ハゲ!」と叫んだりするのも私だ。
それはやはり、価値観のなかで、「禿げはおかしいことだ」というのがあるからであろう。
いくら父の前で「だからお父さんは禿げてないってことなんだよ」とか言おうとも、
事実髪の毛はないので、おかしいことになってしまう。


そこで夫の禿げが進行して、厳しい私の基準に適った時のことを想像してみたが、
特に嫌な気持ちはしないし、むしろ、可愛くなる。
だいたい、夫の同級生のみなさんなどは薄かったり禿げていたりするが、
その方々も可愛いと思ったりする私なので、
父には本当に感謝している。




2016年10月24日(月)






酔っ払って夫が抱いてくれた。
酔っ払ったときの人間が本性だとよく聞くが、本当なら、
彼は性欲がちょっと強めで、愛情深くて、
おまけに私のことを愛しているんだそうだ。
ちょっと激しかったので心配したけれど、中の人はその後も元気で、
症状も何もなかった。強いね。


「愛してる」と口に出すのは、私は、
言われるのはもちろんしぬほど嬉しいけれど、
自分の口から出た途端に軽くなってしまうような気がする。
(自信がないから)
でも、彼にとっては彼の愛情表現としての最大級なら、
言われた彼だって嬉しいだろう。そう信じるしかない。


酔っ払っているから、時々冗談で他の女の名を呼んでみていた。
1秒と空けずに「冗談だぞ」というのが可愛かった。
でも私は不思議と、冗談にノリきれないほど、気にならなかった。
もちろん応酬して彼は喜んでいたけど、
自分のなかからこんなにも嫉妬が消えていたことに、驚いた。


昔だって彼が私を愛していることを実感していたのに、
他の女の名前にはちくりとしていて、
愛されているのがわかっているのにこれなんだから、一生この嫉妬とは付き合っていかなきゃいけないんだ、
と思っていた。

書いていて前にも書いたような気がしたが、見つからない。
いつからこうなれたのだろう。





夫は恋人同士だったころから、
「あそこへ行こう」「このランチを食べよう」
そうやって未来を話して、実行してくれる人だった。
自分が実行できるから、私にも要求してくれる。
「痩せたら、毎日セックスしよう」
私という人間に、これ以上のくどき文句はない。


2016年10月19日(水)






夫は最近、私をよく仕事にお供させてくれる。
昔は愛想のいい私を連れて回るのだと言っていたが、
今は、自分が仕事している間、買物しておいでとか喫茶店に行っておいでとか言うので、
仕事というより夫婦でどこか行く時間をちょっと作っている、という感じで、
とてもとても、嬉しい。

今日は昔からあるうどん屋さんでお昼をいただいて、
昔からありそうな喫茶店でフルーツサンドをいただいた。




ここ数日、手芸計画の進行を何よりも優先していたが、
反動がきたのか、
コーヒーを淹れる間にとハンナシリーズを読み始めたら、
止まらなくなってしまった。
今はおふとんキットの刺繍の最中だったが、
まだフェリシモから新しい分の発送の連絡もこないし、1日くらいいいだろう。
特に今日は、夕飯を夫が出先で買ってくれたから、時間も余るだろうし。




昨日の夜息子に怒っていて、
怒りながら部屋の電気を消したら、息子のおもちゃを踏んづけて、
こけはしなかったものの、かなり骨盤に響いた。
中の人が元気なのは胎動でわかったが、骨盤が歩くのも辛く、
泣きたい気持ちで就寝した。


それが今朝は、痛みがひいていただけでなく、目覚めがすっきりとしていて、
骨盤の痛み(私の場合は恥骨の痛み)が、その後の動きでも軽減されていて、
もしかして、こけそうになったショックでゆがみがまともになったのか…?
と思わずにいられない。

今日は、イスから立ったり座ったりが楽だ。
外出してかなり歩いたのに痛みはない。
もちろん、ベルトの着け具合の上手下手もあるので、
今日はうまくいっているだけ、なのかもしれないが。




中の人はとっても元気なようだ。
ぐぐぐっと中から押す力も感じる。


2016年10月18日(火)







28w0d。
今日から「8ヶ月」。
あっという間だった気もするが、やはり、長い道のりだった。
そしてこれから冬に突入するので、まだまだ長くなるだろう。


昨日も夫に「骨盤が痛い」と愚痴りながら動いていたら、
ふと、「これは最後の妊娠なんだ」という実感が湧いた。
この妊娠が終われば骨盤の痛みを感じることもない(病気怪我は別だろうけど)。
マタニティパンツも捨てていい。

寂しいような、なんなような。
最後の妊娠は、もっと嬉しい気持ちでいるはずだったのに。
私さえきちんとしていれば、
罪悪感のかけらもなく、新しい子を笑顔で迎えられたのに。
上の子2人をそうしたように。


それでも「妊娠する・しない」は、天が決めたタイミングなのだ。
すればするタイミング、しないのはしないタイミング、それだけだ。
「今は生むときじゃない」「今生むべき」それは、
この次元を生きている私たちの管轄外で判断され、
しかもそれはベストなのだ。


妊娠に関わらず人生の選択と呼ばれるものは例外なくそうであるので、
自分で決めている、自分の努力のおかげで今の人生がある、
などとはおこがましく、笑い話なのだ。


人生に起こることに、本当は、選択などできない。
選択したつもりになっているだけだ。
ただ私たちは、起こることを眺めているしかできない。
受け入れるしかない。


だから自分を責めても意味はない、と知ってはいる。
知ってはいるが。







今日の長崎は暑い。
昨日に続いて扇風機をつけている(暑がっているのが私のみなので)。




2016年10月17日(月)





27w6d。
結局、土曜に、前回の検診から+2kgの状態で検診に行った。
が、一言も何も言われなかった。
土曜の朝できっと混んでいると思ったのに、まったくのがらがらであったところを見ると、
もしかしたら体重を指摘しすぎると客が減るから、
などということもある…かもしれない。
なのでギリギリまで何も言われないのかもしれない(初産は別だろうけど)。


しかし妊娠線の恐怖もあるし、
もう淡々と歩くしかないのだ。ないのだよ私。
久しぶりに遠出したからとチョコドーナツなど食べている場合ではない。

今日の昼休みは買物に行かなければならない。



中の人は元気だった。何も問題はないようだ。
私の右足が腫れている?張っている?というようなことを言われ、痛みはない?と聞かれたが、
ひんぱんに痛んだりつったりするのは左足なので、そう伝えた。
改善策も言われなかったので、今は様子見なのだろう。


今回も中の人は顔に手をあてていて、4dの意味がまったくなかった。
しかし、普通のエコーでも、
「これはまぶたですね」と言われてびっくりした。
まぶたって判別できるものなんだ…
今まで顔の正面から見ると目が区別できていたが、
まぶたも透けているのだと思っていた。開けていたのか。
まぶたはすっとした太目の線として映っていた。


恥ずかしがり屋といえば可愛いが、
指しゃぶりもするというし、息子並み(6才までやっていた)に指しゃぶりをする子なのではなかろうか。
発達としては何の疑問もないが、歯並びが大変になるので、
ほどほどにしておいてほしい。




*****




今朝はホルモンバランスがおかしいらしく、
夫の些細な一言にキレてしまった。
「噴火」という言葉がよく似合うキレ方だった。
すんでのところでそれを夫にぶつけずに済んだが、
(やっている母親をみっともないと思うので)
一人になってからよくよく考えた。

今のは本当に怒りを飲み込むところか?
普段の抑圧が出たのではないか?
それとも、普段なら何もない場面だったか?
夫に落ち着いて伝えるべきか?

基本的にホルモンバランスのことは妊娠中は忘れてはならず、
しかし、本当に理不尽な対応での怒りをそのままにしていては、
後々、いろんな場面で困ることになる。



結局、夫には伝えなかった。
今回の感情は、よその夫と比べるから出てくる怒りであって、
私自身は、よその奥さんと比べられるのは嫌だからだ。





*****



今も中の人は気持ち良さそうに動き、蹴り、ぐるりと回ったりしている。
可愛いなと思うたび、
中絶を思い悩んだ時期のことを思い出し、複雑な気分になる。
このことを墓まで持っていくことは、この子への贖罪になるだろうか。
複雑な気分の質量だけ、手作りのものが増えていくことは。
きっとずっと足らないと思い続けるのだ。
上の2人にだって、十分与えていると思い続けるように。
きっと同じことなのだ。
そう思うしかない。私もこの子も生きている以上。



*****





膨大な手芸計画を立ててしまったが、一応、
進みつつある。
と書きながら、別画面で毛糸の追加注文をしようとしている。
予定日まであと85日。
もはやゲームのようになっている。





2016年10月13日(木)





27w2d。
今朝は体重が減っていて心底ほっとした。

昨日の朝から肌寒い。
昼間はまだ暑いが、歩けないこともない。
今日は散歩に行けた。


体重が切羽詰っているので昨日の夜もでかけた。
あまりに遅い時間だと不安なので早い時間にしたのだが、
時間的にまだ交通量が多く、排気ガスが心配になったので、
日課にするのはやめにした。
その点、息子の散歩コースは気兼ねなく、
かつ階段なので、短時間でも効果が出そうでやっぱりよかった。


サプリのおかげかトイレもいいので、明日も多分減らせているだろうが、
前回の検診からはまだ増えている結果となるだろう。
土曜に行くか、ぎりぎりの月曜に行くか…
赤子は今日も元気そうだ。



厳しい先生ならまだしも、一言も言われていないのに、
こんなに気にする妊婦はマイノリティなのではなかろうか。
赤子やお産のために気にする妊婦はいくらでもいようが、
私の場合はただひたすら、「言われたくない」からなのだ。
結果的にそのためになるだろうし、自分のダイエットのためにもなるのでまぁいいだろうと思ってはいるが。






*****




「‘男気‘とやらに惹かれるのは若いうちだけ。
だから穏やかな男を選べ」

というツイートから昨日はいろいろな意見が読めた。

‘男気‘に見える強引さやかっこつけは、
弱さを隠す裏返しだから、そこに惚れて結婚などしてしまうと、
様々なかたちで後悔するだろう、ということだ。
確かに、本人たちも気づかない部分であることが多く、
更に隠すために暴力に走る人もよく見る(ネットでだけど)。


夫もその部類の人ではある。
かっこつけているのに愛されたがりで、寂しがりで、本当に可愛い(現在進行形)。
最初からわかっていて、私はそのギャップに参ってしまった女だから、
許されるだろうか。

自分の深い情や愛着を持て余していたので、
この人なら私の感情を受け止められるかもしれないと思った。
そして今のところ、需要と供給はバランスがとれているようだ。
夫婦喧嘩はもちろんしてきたしこれからもするが、
そのバランスが崩れてどうこうという話ではなさそうなのが、私に安心を与えてくれる。


夫の直前に付き合っていた人は、人畜無害と当時名づけていたように、
本当に穏やかな人だった。
自信がないから穏やかに見せかけている、決断を先延ばしにするという人も居る、
と昨日のツイートでも見かけて、
そこまではなかっただろうと思うが、前の奥さんには問答無用で逃げられたところを見ると、
まぁ何かしらあったのだろうとは推察する。

しかし自信がまったくないタイプではなく、むしろ、
自分の世界に住んでいるような人だったと思う。
私にその世界に入ってきて欲しいとは感じられなかった。
私の世界にも入ってこようとはしなかった。
そこまで考えて私は初めて、あぁあの人は、
自分の世界に「私を入れた」んではなかったか、と気づいた。
お人形と同じだったのだ。
前の奥さんもそう感じたのだろうか…。



自分の数少ない経験からはそんな感じで大人しい男は苦手だが、
だからといって自分が虚勢を張っていることにすら気づいていない男も人には勧められないし、
結局、
真の意味で男気があってかっこいい男(というか人間)は少ないから、
よく見極めよう、という具合かなぁ。






*****



楽天の広告で美味しそうなアップルパイばかり流れてくる…。
お金も、太れる余裕もないというのに…
うぅ…
食べたい…




2016年10月12日(水)






27w1d。
本来なら検診の時期だが、体重で怒られそうなので(怒りそうな先生でもないが)、
まだ行けずにいる。
6dまでは大丈夫だろうが、果たしてそれまでにどれだけ減らせるのか本当に不安なほど、
体重が増えている。
なんせ、娘を産んだときの体重なのだ(母子手帳参照)。
意味がわからない。
スタートが娘のときより悪かったのでトータルは違うが、
とても妊娠による体重増加ではなく、明らかに食べすぎだ(心当たりもある)。


ひどい。
しかし、考えすぎて今日はずっと具合が悪い。
それもあまりよくないだろうとは思う。
昼休みに悪あがきでウォーキングに行きたかったが、
あまりの眠気で睡眠に使ってしまった。
そしたらめったにない訪問客もあって、
たまたま夫の旧知の方だったので事情も話して事なきを得たが(得ているのか?)、
悪いことはできないなぁという気がした。

食欲はホルモンの関係もありそうだが、
睡眠不足は、手芸計画を推し進めるあまりの影響もありそうだし…。



元気を出そうにも、どうにもお腹が苦しくてテンションがあがらない。
でも前回そういうときは睡眠不足だった気がするし、
今日早めに寝て、また明日考えよう。
そうだ、そうしよう。


胎動は元気。
変な姿勢のときに胎動があると「もしかして苦しい?」と不安になることもあるが、
苦しいと逆に胎動がなくなるらしい。そりゃそうか。
気持ちよく動けているからこその胎動だそうだ。
よかったよかった。


2016年10月11日(火)






予定日まであと91日。


上2人のときどちらも予定日超過していたので、今回もそうだと思っているが、
(母体によることが多いらしい)
万が一のこともあると思って、手芸計画は頑張っている(洗濯物は頑張っていない)。

昨日の夜から突然冷えた。
延ばし延ばしにしていたカーディガンの仕上げを早めにやるべきかもしれない。



娘が相変わらず、お菓子のレシピに興味津々。
さすが私の娘(プロじゃないけど)。
昨日はくるみのパンケーキなるレシピに挑戦してみた。
楽しかった。

お菓子作りは不器用でもできるはずだが、
やはり場数は必要だと思うので、できるだけ娘にも踏ませてやりたい。
楽しめるなら、息子にもやってほしい。
古いレシピ本だったが、とっておいてよかった。




息子の8回目のお誕生ウィークが終わった。
例年のごとく、ケーキを両家分と、両家分のお誕生日祝いで買物を楽しむ。
大病はもちろんだが、
通学するようになって、事故からも1年守られたことに、感謝しかない。
甘えも顕著だが、そもそも男の子は母親が大好きなものだし、
それを素直に受け入れられるようになってきた。
うん、私は元々自分が嫌いだから、
私のことを好いてくれる人の気持ちがわかりにくかったのかもしれない…
夫のそれは信頼しているのだから、勝手だけど。


命の概念に少し触れ始め、
「ママがしんだら嫌ー」などというようになった。

「息子もママより先に死んだらだめ。親より先に死んだら地獄に行くんだからね」
と脅している。
「息子がママよりもばあばよりも先に死んだら、ばあばは悲しすぎておかしくなっちゃうでしょう」
と話すと、納得している(笑)。



******






27w。
いつもなら今日検診に行くはずだが、
体重が酷いので、3日ほど悪あがきをしてから行くことにする。

胎動は今も元気なので多分大丈夫。


トコちゃんベルトをしてから恥骨痛はかなり改善された。
ただ、同じ姿勢を続けるとやはり辛いので、
こまめに動けばもっといいのだろう(痩せるだろうし)。

昨日はベルトを締めすぎたのか、締めた痕の線がかなり強くついていて、
ひりひりしていたが、その分なのか、
恥骨痛はほとんどなかった。
痛みがくる動きをしても、痛くなかった。

あまり線がつくと肌として気になるが、夫は、
脚の細ささえ実現されればお腹は出ていてもいいとか言うくらいだから、
多少線がついても許される、だろう多分。






*****





きれいになる努力を見せるのが苦手だ。
一緒に住んでいるのだからある程度は仕方ないはずだし、
見せても愛されるはずだが、
どうしても抵抗があって、見せるくらいならやらない、という道を選んできた。

なので引っ越して、お互いのひとりの時間を楽しめるようになって、
やっとやりだした。
続けていると、時々見られても気にならなくなったのでよかったが、
夫の様子を見ていると、どうやら、
そういう努力を見かけたほうが、私への愛情表現をしたくなるらしい。

自己愛の違いというものを感じる。
私は自分を受け入れられないがゆえに努力を他人に見せたくないけれど、
夫はきちんと自分を受け入れられているので、
自分の望む姿になるための努力を惜しまないし、他人のそれも好ましいようだ。


何年かぶりに、セックスもしていないのに「愛してる」と言ってくれた。
それも、パックしている顔を見た後のことだった。
普段言われたがっているくせに同じようには返せなくて、
精一杯は返したが、申し訳なかったな。


努力を続けて、いつか、まっすぐ見つめて伝えたい。






2016年10月06日(木)




前回の日記を読んだら私が「不倫絶対悪主義者」のように読めるが、
そうではないことを今日は書いておく。
ほぼ毎日のように「夫が不倫しています」のようなトピックスを読むので、
ついうちの人が不倫したら…とかよく考えるが、
今のところは私に正直な人なので、いまいち実感がわかない。



夫とよくお酒を飲む人は、私のことを、
夫を自由にさせているいい妻、のように言ってくれるが(夫がそう褒めてくれるときもあるが)
夫も、私を自由にしてくれていて、
勤務時間とは名ばかりの、大半を趣味の手芸に費やすような女に給料を払ってくれているし、
(しかも会社にいろいろ散らかしている)
その給料で何を買っても怒らないし、
夕飯も週の半分くらいは作ってくれるし、
家事が滞っていても文句も言わないでいてくれる。
これで夫を家庭に縛りつけようだのもっと育児を手伝ってもらおうだのなんて、
到底思えないほど、私も、よくされているのだ。



かつ、夫は愛情表現をわりとまめにするほうであり、
育児の「世話」は苦手でも、「愛情」は私に劣らないし、
私への愛情表現も、もちろん、気分に寄っているとは思うが、
普通にしてくれている。
こないだなんて、寝ている(ふりをしている)ところの頬にキスをされた。
漫画か。
寝ているふりをするのは、夜更かししていると朝がきついぞと叱られるからというだけなのだが。
もう立派な30代だというのに、未だに誰かに叱られるのは全力で回避していく私。



なので、今の愛情表現や家庭への貢献をそのままに、浮気だの不倫だのと言われたら、
正直、わからない。
「どっちも愛しているんだ!」と言われて納得しそうな気がする。
おまけに痩せるまで浮気OKのルールはあるし、
子どもを作って遺産で揉めるのは(あるかは別にして)めんどくさいので勘弁だが、
多少のやきもち込みで、楽しみそうな気もする。
だいたい、そういう人間でなければ、元カレ(西川君じゃないほう)のセカンドでいられたわけでもないのだろうし。


前回の日記でとりあげたパターンは、不倫もさることながらその男が、
家庭に経済以外で貢献がない、妻への愛情もないと言いながら離婚を選ばず、
妻も「子どものために」と離婚を選ばないパターンであって、
それは、私にはちょっと辛いな、という話である。


今日も、浮気を黙認していればうまくいくが、
それでイライラして旦那にぶつけると旦那が不倫に逃げていくという話を読んだ。

いったいなんなのだ、こういう男は。
私がダラダラ夫へののろけを交えながら言いたいことは結局、
不倫を本当の恋愛としてやっている男ではなく、
不倫を逃げ場として使っている男が許せない、ということなのだ。
逃げたいなら正々堂々離婚して、新しい人生を始めればよい。
いったい何にしがみついて、奥さんを縛っているのかがわからない。
奥さんの人生をなんだと思っているのか?!
本当に意味がわからない。

奥さんもさっさと逃げればよいではないかという意見もあるだろうし、
私もそう思うけれど、やっぱり、
一度誓った場所に問題があるからとそれに向き合おうとせず、
とりあえず逃げておいて、へらへらしている人間が悪いと思う。
奥さんに我慢できない部分があるのなら、まずそれを話し合うべきだ。

不倫する人間が信用ならない、というのは、不倫が悪いから、ではなく、
「人の信頼を裏切ってでも、その状況から逃げる人間だ」ということだからなのではないか?
そのことと、不倫を大人の恋愛として楽しむことは、天と地の差があると思う。


別に、結婚した後で運命の人に出逢ったって構わないから、
奥さんに話して、
奥さんが辛いなら、さっさと離婚してからにしてほしい。



******




26w3d。覚書。
胎動は相変わらず元気。
息子、娘のときと同じように、腰痛ではなく、恥骨痛が辛い。
それでベルトをしようしようと思いながら、
腹巻の洗い替えがないんだよなーというのを理由に、ついサボっていたら、
何をするにも痛みが伴うので、もう限界と腹巻を3枚注文して、
今日からつけている。
つけないよりやっぱりずっとマシになった。



気がつけば7ヵ月に突入していた。
元々が太っているので、スーツだと気づかれないこともまだ多い(気遣いを感じる)。
私服は、マタニティドレス系はいやなので、
マタニティパンツとチュニックか、
逆にぴったりしたトップスで目立たせる方向で服を選んでいる。



魚卵の食べすぎがよくないのはわかっているつもりだが、
すごく明太子が食べたい。
しかし安くないくせにアタリはずれがあるので、なかなか手を出さずにいたけれど、
今日我慢できずにセブンの明太子ポテトサラダを買ったら、
とても美味しかった。なくなるまで買おう。(時々にするけど…)



作りたいものリストをブログに公開しようかと思ったが、
多すぎて恥ずかしいのか、書く気になれないので、ここに書いておく。



☆赤子用☆

<進行中>
・おふとんキット
・おくるみ(厚め)

<今からスタート>
・セレモニードレス(帽子とスタイはある)
・ロングベスト
・おくるみ(薄)
・ニット帽


☆娘用☆
・オーバーラップスカート

☆自分用☆
・ロングベスト 2枚
・カーディガン仕上げ
・ニット帽




ちなみに、予定日まであと96日。




2016年10月04日(火)





毎日様々な話題が溢れているポータルサイト。
主婦のお悩み相談を覗けば、2ちゃんさながらの家庭事情が読める。

よく見かけるのが、前にもここに書いたことがあるが、
「夫に好きな人がいる(または確実に不倫されている)が、
子どもが○人いるから(または小さいから)離婚はしたくないし、選択肢にはない。
が、気持ちが辛くなるときがあり、ここに吐き出したい」

の、ようなもの。
書いてみると、まぁ吐き出して元気になれてそれで解決、ならいいのかもしれないが、
たいがいが解決というより…という結果なのが残念だし、
「離婚したい」のが本音ならすればいいのでは、と今でも思う。

ただ私は実家も近く、親も若く、姑もやさしく、と、
味方が満載の環境で判断しているため、
そうではないなら判断に迷ったり、離婚しない道を選ぶ…のも…わからなくも…
いや、やっぱりわからない(結局

迷うのはわかるし悩むのもわかるが、離婚することは絶対に視野に入ると思う。
だって、毎日毎朝顔を合わせ、一緒に暮らすと誓ったはずの人が、
恋愛どころか、人間関係としての情も持てないバカ野郎だと知ったのだ。

耐えられない。
惨め過ぎる。


誠実さとは、一度誓ったこととして表面上果たすのではなく、
頭を下げ、あの誓いを破る、申し訳ないと謝罪することなのではないだろうか。
それは妻にだけではなく、相手に対してもそれしかない。






パソコンを眺めながらそんなことを考えていたら、
別の部屋で煙草を吸っていた夫が戻ってきた。
性別がほぼほぼ女の子をわかってから、またきちんと別の部屋で吸っているのが、
腹立たしいやら、まぁそのままよりいいかやら、複雑だ。


ネットの海の向こうのよその旦那に腹を立てていたので、
変な顔をしているのは自覚していたが、夫がそれを見て笑うので、
「何で笑ってんのっなんか考えてたでしょっ」
といつものノリでふざけて聞いたら、
夫は、
「いや、その顔久しぶりに見たから。」とまた笑った。

久しぶり、と言われるほどしていた表情だったとは知らなかった。
途端に、うちの夫はなんて私を可愛がってくれているんだろうと、涙がわいてきた。
(まぁ涙の半分くらいは、妊娠中のホルモンせいだと思うけど)


今はこんな夫が、将来運命の人に出会ってしまったら、
私に悪態をつき、家庭に帰らず、それでも離婚しないとかいう意味のわからないことをやるんだろうか。

うん。書いていて思ったけど、理不尽だとかルール違反だとかいうより、
「意味がわからない」。
これに尽きるな…。


夫は短気な人だけど、私も短気なうちだと思うし、あと、
意味や理由がわからないことに付き合えるほど器が広くないから、
(だから育児には向いていないなぁと思うし)
夫に対して「理解できない」ことが増えたら、絶対に離婚を考えるなぁ。



2016年10月03日(月)






25w6d。今日も中の人は元気。

飲み会や息子の誕生会があって、体重が酷い。
歩きたいが、とにかく暑い。
体感温度がそもそも高いだろうと思うので、自分で暑すぎたってしにやしないとは思うが、
日差しが強いのは私だけではないようだから、
この秋が悪い。

ラニーニャ現象のせいで暑い秋で、その分冬は寒いのだそうだ。
最悪だ。
編まねば ←



しかし最近やっと縫い物(小学生レベル)が楽しくなってきて、
長い間停滞していたおふとんキットが進んできた。
原因はわかっている。
私は、布に印をつけるだとか裁断だとかが苦手なのだ。
編み物はその点ゲージで調整するわけで、それもなかなか苦手だったが、
世のゲージから酷くずれた手つきでもないようなので、
編み終わってからアイロンで調整して解決している。

だが布に線を引いたり切ったりする作業は、
正確を期さねばならないうえに、やり直しがきかない。
そのプレッシャーもあいまって、つい後回しになる。
縫うところになれば楽しいばかりなのだけど…。

家で刺繍(かんたん)をやっていたら、子どもたちが寄ってきて、
一緒にやりたいと言ってくれて、少し一緒にやった。
すごく楽しんでくれて、嬉しかった。
息子がやりたいと言った部分は、ちゃんととってある。
何事も子どもに続けさせるには、次に興味のわくタイミングを待つのがこつであると、
最近やっと気づいた。




セレモニードレスは、結局編むことにした。
今主流の手編みのセレモニードレスは、たいていかぎ編みなのだが、
棒針編みのドレスが載っている本を、私は購入していたのだ。
それがひょっこり見つかった。

かぎ編みは編み針1本で済むし、とっかかりやすく、
立体も思うがままという感じで、もちろん好きな部分も多いが、
平面の編地には好き嫌いがあると思う。少なくとも私にはある。
どこか、「手編み」を強調しすぎていて、やぼったい気がするのだ。


しかしこの本を購入したのはいつかと調べたら、
娘の生まれる数日前で、なんなら予定日ごろじゃないのかという日に注文していた。
今の私もばかの類には入るが、若い私は大ばかだったなと実感した。

もうひとり既に産んでいるというのに、
新生児がきたら生活がどうなるか忘れているし、
2才の子の世話もあり、かつ、
当時はまだ育児の苦手な夫だったというのに、いったいいつ編めると思ったのだろう。
絶版なので、売り切れが怖かったのだろうか。
なんにせよまったく自分のキャパをわかっておらず、
まぁ今の私が助かったのだからよしとは思うが、(当時も中古で安かっただろうし)
これからはこんなことは減らしていきたいと思う。
と言いながら編む計画ばかり立てて毛糸を山ほど注文しそうなのだから、
一生治らないばかなのかもしれない。
大人になりたい。




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