enpitu



コミュニケーション。
DiaryINDEXpastwill


2010年08月23日(月) 空っぽ



いつだったかはもう忘れたけれど、ある喧嘩の日から、
指輪を外している。


最初は、着けている資格がない気がして…
翌朝、むしろ着けたくないとさえ思って。
今は…単なるわがまま。


優ちゃんが気がついて、話題にしてくれたら、
着けられる気がしてた。
要は、自信がないだけだから。


でも、喧嘩のとき流した涙は、
気を抜くと溢れて、
まだ、私自身が、乗り越えられていないことを告げる。
決して、裏切られたわけでも、死ねとか言われたわけでも、
ないんだけれど…。



今日、いきなり話題に出てきて、
自分でも軽く忘れてたので、びっくりはしたけど、
優ちゃんは原因については何も言わなかったから、忘れてるのかもしれないし、
本当に嬉しいとは思えなくて、
やっぱり今夜も着けられなかった。


着けるには、私が乗り越えて、
優ちゃんに認められる女になれたと自信を持つか、
優ちゃんが謝ってくれるか、きっちりフォローしてくれるか、
どれかなんだなと改めて思った。



前者は時間がかかるし、
後者は私のわがままな気がする。
だから多分、前者の道を決意出来たとき、
着けるだろうと思うけど、
正直、悩む間もなく毎日が過ぎてゆく。



時間も余裕もないから、
後者があればそりゃ楽だけれど、
自分の生き方を見つめ直すための時間な気もして、
前者の方向を向いてみながら、
空っぽの薬指を眺めている。



雪絵 |MAILHOMEBLOG

My追加
エンピツ