もうちゃ箱主人の日記
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2007年10月28日(日) マンション建替え打ち合わせ

<書き込み中>





2007年10月27日(土) 海老澤先生 文化功労者に

今朝の朝刊によると、海老澤先生が
平成19年度 文化功労者に選ばれたとか…

まずは、おめでとうございます!

http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/19/10/07102309/001.htm


//////////
 文化勲章に決まった三ケ月章先生(86)は
 細川内閣時の法相だそうだが、民事訴訟法の大家で
 私も昔、先生の本で勉強した。
 (30数年前、既に民訴法の第一人者だった)
 自伝が出ていて、以前図書館で読んだが
 今回の授賞で、また復刻されるかもしれない。
 その中にあったが、
 よくテレビの太平洋戦争の特集番組などで,
 「学徒出陣壮行会」の映像が流されることがあるが,
 行進している学生達の先頭におられたのが
 当時東京帝国大学学生だった若き日の三ケ月先生だった由。
  無事に帰られて本当に良かった。


PS:Amazonで検索したら現在も発行されてました。

>『一法学徒の歩み』(三ケ月章/有斐閣/2,800円)
>目次
1 己の生い立ち―過去・現在にもふれて
2 研究室の窓から世間を眺めて(その一)
   若年法学者の夢想
3 研究室の窓から世間を眺めて(その二)
   熟年・老年法学者の視線
4 法学生への叱咤と激励
5 研究助成を頂いた諸財団への感謝
6 人生とスポーツ

/////////////
 なお、Wikipediaによると
 文化勲章受章者は原則として前年度までに
 文化功労者として顕彰を受けた者の中から選考するように
 改められた、そうです。


2007年10月26日(金) 館林美術館

コンサートに行かない分、美術館に行っている。

頂いたチケットで… (^^;)
 館林美術館へ

「都市のフランス 自然のイギリス」と題する展覧会だが
盛りだくさんで、期待を上回るものだった。

雨の午後ということもあり
観覧者が、我ら夫婦のほかは、1〜2名だったが
まことにもったいない。

ロセッティの傑作《マダム・リリー》がありました!
(所有者が栃木のお寺〜寄託中〜ということにビックリ!)



>今年度、栃木県立美術館が改修工事で一時休館しています。
そこでこの機会に、栃木県立美術館所蔵の名品により
18・19世紀の仏英の絵画、版画、挿絵本の115点を
「都市のフランス 自然のイギリス」の視点からご紹介いたします。

産業革命後、イギリスでは自然への眼が開かれ、
風景画家ターナー、コンスタブルが活躍します。
フランスでは革命後、ブルジョワが台頭して風景や風俗を描く
絵画を求め、やがて印象派が登場してきます。
また、この頃より印刷物が大量に出版され、
フランスではドーミエなどの諷刺画に大都市パリの生活が活写され、
幻想味あふれるロマン主義の挿絵本も隆盛を誇ります。
一方19世紀後半、繁栄するイギリスでは高い芸術性をもつ
絵本の黄金時代を迎えます。
出品作品を通して、英仏の近代民衆社会の発展を比較し、
また現代に通じる近代的感性を見出して頂けることでしょう。
http://www.gmat.gsn.ed.jp/ex/ex.html


2007年10月25日(木) やましろや

モリヤ前防衛次官という方は
今どき珍しい豪放磊落な方のようだ
 …なんて、ノンキなこと言ってないで
もっと怒らねばならないのだが…

前にも書いたが、
軍隊と汚職とは、切っても切れない関係なのかも
しれない。

最も古い職業が「娼婦と王様」とすれば
最初の経済犯罪は、「汚職」かもしれない。
それも、軍隊がらみの…

いつのまにか
日本最大の役所になった「防衛庁」
それに寄生する企業グループの規模は
計り知れない。
もしかすると、自衛隊がらみの売り上げは
日本最大なのかもしれない。

だから、力もあるだろう。

アメリカの巨大な産軍複合体は、
(もしかすると)
JFK暗殺の黒幕かもしれないと
言われてるほどだし…

さて
明治政府最初の大疑獄といわれる「山城屋事件」は
当然!
軍隊がらみ… (^^;)
当事者の山城屋の割腹自殺によって終結し、
元勲の多く(特に、ヤマガタアリトモ)が
難を免れたと伝えられる。

疑獄、汚職事件のたびに、「ミニ山城屋」が出現し
幕引きを勤める。

今回もまた、山城屋が現れるのだろうか?


2007年10月24日(水) フェルメール展

頂いたチケットで国立新美の
 フェルメール「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展に


生(なま)フェルメールを初めて観たのは、
ウィーンの美術史美術館の傑作《画家のアトリエ》。
陽の差す窓際に、無造作に掛けてあったにに
驚いたことを覚えている。
今でも、あの場所にあるのだろうか?


フェルメール展の詳細は
  ↓
http://milkmaid.jp/


2007年10月23日(火) ねこ鍋さ〜ん!

 ’決して火にかけてはなりませぬ’


フレッツ光に変更したら 
映像が快適に観られるようになった。
  というわけで…
かねて気になっていた YouTube の
 「ねこ鍋」映像を家内と鑑賞。

かわゆすなぁ、かわゆすなぁ、 ^o^

http://www.youtube.com/watch?v=k1taheWSOaA


2007年10月22日(月) もらい泣き…

  またまた、しょこたんの話題で恐縮ですが、
  15日(月) 日録の続報っす。… (^^;)
  無事コンサート(貪欲まつり)が終わったようで…
  興奮さめやらぬ様子が、ブログにカキコされてます。
  何と、4時半まで!
    (しょこたん早く寝ろぉ… (^^;))

下記をROMして、
白いバラを置いてある席の写真を見たら
思わずもらい泣き…… (^^;)
健気だなぁ
 ほんに、いい娘だなぁ------


>沢山大切な方々に見守っていただけて翔子は本当に幸せです
本当に本当に…ありがとうございます
何回言っても足りないです
生きててよかった

そして今日、人生で本当に特別だった瞬間

勝彦父さんの曲、雨の動物園を歌わせてもらいました
今日も話しましたが、勝彦父さんの曲を、
 勝彦父さんが立ったステージで歌えて。

長い反抗期がおわったんだなと思います。
大好きな曲だったから、
歌わせてもらえて嬉しかった

届け、届け、と思いながら歌ってました

白いバラを置いてあるこの席にチケットをとって、
 勝彦のための席にしたんだよ

今日は、
みに来てくれてたんだなって感じました

そうだよね、勝彦父さん
昔あなたが渋谷公会堂で歌ったときでてきてすぐにそのままダイブして
肋骨折って演奏がストップしたんだってね
なにやってるんですか

沢山大切な皆様に見ていただきました、
やっぱり特別ゲストはあなたです  
〓しょうこ〓
http://yaplog.jp/strawberry2/archive/18044

>優しい時間
今日ね、勝彦の両親である勝夫たん恵美子たんも
 きてくれたんだよ

勝夫はね、おととい抗がん剤をうって、
 翌日ずっと食べられなくて、
今日も朝から仕事でずっと食べてないなか、
翔子のために大好きなあづまのすき焼き弁当を
 翔子とスタッフさんに
沢山もってきてくれたの。
身体のことも乗り越えて沢山栄養ドリンクくれて、
女の子たちが勝夫さーんって沢山写メとってくれて
 うれしかったって

恵美子たんも、勝彦の歌からずっと号泣してくれた

小さい頃本当に二人がかわいがってくれた
本当に二人に見せられて嬉しかったです。
ありがとう。本当にありがとう。  
〓しょうこ〓
http://yaplog.jp/strawberry2/archive/18038


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2007年10月19日(金) 明治大学図書館 & 演劇鑑賞

図書館から明治大学図書館への紹介状をもらって
訪問。
この大学は、30数年前受験したことがある、
(結果は…
 もちろん(笑)
  受かってましたよ、
  迷った挙句、結局行かなかったが… (^^;))

さて、その後
六本木俳優座劇場まで、演劇鑑賞に…

ロビーで、K先生ご夫妻にお会いした。


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> 名取事務所公演
『棟梁ソルネス』俳優座劇場 
 
  作:イプセン 演出:毛利三彌
出演:池田 勝、溝口順子、飯田和平、北川勝博
    渡辺 聡、若井なおみ、水野ゆふ

>イプセン晩年期を画する『棟梁ソルネス』は、
  リアリズムとシンボリズムを融合させた。
  それは人生の現実性と象徴性の融合である。
  子どもを死なせたソルネス夫婦の沈黙の責めあいの中に、
  突然、山から若い娘ヒルデが現れる。
彼女は、善い魔物か悪い魔物か。
「棟梁さん、もう一度、塔に登って!」
「こんど登ったら神に挑戦する。
      そして降りてきて、君に接吻するよ、ヒルデ。」


2007年10月18日(木) フレッツ光に変更

マンションも建替えになることだし
(あんまり関係ないが… (^^;))
ADSLを光ファイバーに切り替えることにした。

実は、だましだまし使ってきた
Win98のメイン・マシンの具合がおかしくなり
フリーズが頻発している。

実は、だいぶ前に、格安のXP機を買ってあったのだが
データを移すのが面倒で、
そのままになっていたのである。… (^^;)

思〜い切って、
 フレッツ光に変更
 XPに変更
   するkとにした。

そしたら
メールがうまくつながらない。

ネットにつながらない。

一昼夜をネットなしで過ごした。

すると、メールのことが気になって仕方がない。
実際、返事を待っている用があったのだが
ある意味で、ネット中毒なのかもしれない… (^^;)





2007年10月17日(水) 猫の駅長さんの写真集♪

「きっこのブログ」で知りました。


>今年の1月8日のブログ、
 「猫の駅長さん」で取り上げた、
 和歌山電鉄貴志川線の貴志駅の猫の駅長さん
 「たま」と、助役の「ミーコ」と「ちび」の活躍ぶりを
 まとめた写真集ができました!

 写真集と言っても、ただ写真を収録しただけではなく、
 たまが駅長さんに抜擢された様子を描いたマンガや、
 貴志川線の沿線案内、「いちご電車」を始めとした
 和歌山電鉄の名物車両の紹介など、
 読み物としても楽しめる内容です♪


2007年10月16日(火) 演劇鑑賞(先週の話)

先週11日午後下記を鑑賞、
翌12日の演劇ゼミでディスカッション。

台本が雑誌『悲劇・喜劇』の6月号に載ってます。
(作者の堤さんは、アメリカ在住で、
  高名なチェリストTさん!の奥様だそうです)


 >木山事務所公演『駅・ターミナル』
  汽笛一声新橋を−ロマンを乗せて−伊藤博文と津田梅子の
   作:堤 春恵  演出:末木利文
   出演:外山誠二、久世星佳、村上 博、金子由之、林 次樹
本田次布、内田龍磨、森源次郎、岩下まき子
宮内宏道、長谷川敦央
  10/4(木)〜14(日) あうるすぽっと(池袋)


http://www1.odn.ne.jp/kiyama-co/html/terminal.html


2007年10月15日(月) 仏壇の写真、いい子だなぁ…

またまた、しょこたんの話題で恐縮です。… (^^;)

いろいろ奇矯な振る舞いもあるが
「仏壇の写真」と題したこんな文章を読むと、↓
思わず「いい子だなぁ…」と、応援したくなってしまう。(笑)

 http://yaplog.jp/strawberry2/archive/17944
 
>勝彦にお線香も上げました。
コンサートのことお祈りしてきた。
おととい谷中のお墓にも行って、お線香上げてきたんだけど、
コンサート見に来るかな…
桂子のとなりの席は、本当にチケットとって勝彦のために席あけてある。
見に来てほしいから。チケットをお墓に渡しに行ってきた。

いろんな複雑な思いがあるけどそれもコンサートにむけたいんだけど
来てくれるんだろうか。
今まで会ったどんな霊能者のひともお父さんはあなたのそばにはいません。
  って言うから。
勝彦らしいとはおもうけどコンサートだけは見に来てほしいんだよ。。
どこかで見てるなら、翔子壊れそうだから助けてください。
 〓しょうこ〓


(注)勝彦=しょこたんが9歳の時に病死(白血病)したお父さん。
      ヴィジュアル系歌手だった。
  コンサート=今週末行われる初めての本格的コンサート。
  桂子=いろいろ話題豊富でユニーク・キャラのお母さん。
     その昔、勝彦と京王プラザに泊った夜、しょこたんを
     授かったそうである。(笑)
 
 


2007年10月14日(日) マンション建替え

…が、だいぶ煮詰まってきた。

今日、第3回のマンション建替え説明会。

順調に行けば、再来年の6月頃に解体、建築の着工。
工期21カ月で、2011年春の竣工という。
(その工事期間中は、仮住まい。)

つまり、新築まで、あと4年…
 それまで、ばったりすることなく
 がんばらねばね。(笑)


2007年10月13日(土) 《ラ・ボエーム》

頂いたチケットで
芸大オペラの《ラ・ボエーム》へ。

基本的には、「突っ立って歌う」だけの演出だったが、それが快い。
三幕では、不覚にも涙がこぼれたりして… (^^;)
 ああ、青春の恋のほろ苦さよ…(笑)

演出は、時代設定を原作の1830年代から
 ヒッピー華やかりし1967年のアメリカへ変更したという。
たしかに二幕冒頭では、会場の後から大勢のヒッピー風男女が
手に手にプラカードを持ち、口々に Make love,not war!と
叫んで登場、舞台へとデモした。…
 だからといって、それが何か------

だいたい、
 このオペラの原作設定の1830年代というのは、実は微妙な時代!
フランスで1830年の七月革命が挫折し、
 次の二月革命(1848年)へのエネルギーがくすぶっていた。
 (ドイツでは、Vor Maerz<三月前>と呼ばれた時代)
そんな時代を、後の1890年代になって描いたもの。(初演1896年)
---ミュルジェの原作戯曲が上演されたのは、1849年。
  ほぼ同時代物だった。

ところが、正直いって、今までこのオペラを聴いて、観て
そんな時代背景を感じたことは、まったくなかった。
 (私が鈍感なせいなのかな?)

そこが、プッチーニと「時代の子」だったヴェルディとの違い
 だったのではないかと、個人的には考えている。
イタリア人のアバードがプッチーニを振りたがらない、というのも
 こんなところに理由があるのかな、と勝手に納得しているのだが…
 (これは私の思い込みで、違っているかも---)

そんなわけで、小難しい「読み替え」は不要、
 青春の光と影を、大きな声で歌い上げればいいのではと
 思ってます。
 (違うご意見もあるかもしれませんが----)

今日のところは、とりあえず、こんなところで… (^^;)

* 今日の上演キャストなどは→
http://www.geidai.ac.jp/facilities/sogakudou/info/2007-0718-1201-14.html


2007年10月12日(金) しょこたんがたいへんだ

速報!
 しょこたんが痴漢被害にあったそうです。

ブログに痴漢に胸を触られたことを明かしています。
「日本のモラルは欠落しているのか、ふざけんじゃねえ」…

頭髪に白いメッシュを入れた若い男がすれ違いざまに、
胸を触ったらしい。
その時、大きな荷物を持っていて両手がふさがっており、
無防備な状態だったという。

「ジュピターサンダーボルトを浴びせてまわしげりとびひざげり、
 クレイジーダイヤモンドで岩にしてやりたい」
  (う〜む!何のことやら、わからん… (^^;))

悪者の「似顔絵」がここへ ↓
 この顔に心当たりある方は、110番!

http://yaplog.jp/strawberry2/archive/17916

大荷物で両手ふさがってたから胸ががら空きでちくしょう、
 あの馬鹿者、
 こんなかんじの奴で白いメッシュみたいのした若い奴、
 おまえマミタスの呪いで寿命凄い縮めたからな(´;ω;`)
 ゆるせん(´;ω;`)
 まだ感触が!気持ち悪い!
 こうしてやればよかった!
 ギタギタにしてやりたかった!
 荷物さえなければ!


2007年10月11日(木) また沖縄で…

女性暴行事件があったそうだ。

「きっこのブログ」でおせえてもらった。
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/
新聞ばかりでなく、このブログも観ないと…
(偏見に満ちているが、時々得がたい情報がある)

今度の事件の「特徴」は
犯人が兵士でなく、将校(大尉)の息子(バカ息子)ということ。
一昔前だったら、絶対公にならず、もみ消されていただろう。
現に、今回の逮捕も逃亡直前だったそうだ。

全国紙も、問題にしなくては…


(記録のため、収録)

>「沖縄タイムス」10月10日

「女性暴行 米兵息子を逮捕」

沖縄市内の飲食店で従業員の女性(22)を殴り、性的暴行を加えたと
して沖縄署は九日、在沖米空軍嘉手納基地内に住む無職の
ケビン・エル・パークス容疑者(21)を強姦致傷の疑いで逮捕した。
容疑を認めているという。

沖縄署が同容疑者の似顔絵に基づき、
米軍の捜査機関と協力して同容疑者を割り出し、任意同行。
容疑を認める供述をしたため、逮捕した。
同容疑者は、調べに対し、十日に米本国へ帰国する予定だったと供述。
九日に沖縄署の捜査員が嘉手納基地内の自宅から同容疑者に任意同行を
求めた際、室内では荷物などがまとめられていたという。
パークス容疑者の母は嘉手納基地に勤務する大尉。

http://www.okinawatimes.co.jp/day/200710101700_04.html




2007年10月10日(水) Web 1時間ルール

10月10日 快晴!
 ほんとに、この日は、晴れの「特異日」らしい。
 「体育の日」を変な理由で移動したため、運動会が雨に
 見舞われるという結果になったところがあるという。
   なんだかね〜。… (^^;)

さて、例によって、日録更新が滞って申し訳ありません。

一応、タイトルに書いたように
Webでのヨミとカキコは、1日1時間以内としようという
個人ルールを作っているのです。
 ---- が、なかなか守れない。… (^^;)
そこで
厳正化しようと思ったわけです。

今日も、他の方のブログにカキコしたところで
もう1時間超。
(こんなようでも、Webカキコには結構気を使い
 推敲もしてますので、時間がかかるし、疲れる… (^^;))

そんなわけで…

皆さまのご理解とご協力(?)を、お願い申し上げます。


2007年10月09日(火) 傷は乾かすな…

過去に「ジョウシキ」とされていたことの多くが
「誤り」だったとされてきていますが
これも、その1つ。

前から言われていたようですが、気が付かなかった。


傷は乾かさず湿潤治療

 擦り傷ややけどなどの悪化を防ぐにはどうしたらよいか。

「外傷の治療といえば、患部に消毒液を塗ってガーゼをあてる方法が
 一般的でした。しかしそれは、全くの誤り」。
 茨城県、石岡第一病院・傷の治療センター長のN井さんは、
 そう指摘する。

 10年ほど前から実践しているのが「湿潤治療」だ。
 傷ついた皮膚の表面では、傷を回復させるための細胞が活発に働き出す。
 湿潤治療は、体が備えたこの治癒力を最大限生かす方法。手順はこうだ。

 〈1〉水道水で傷口を洗う。傷の中の異物は、よく洗い流す。
  水分はタオルなどで軽くふき取り、出血している時はタオルで
  上からおさえて止血する。

 〈2〉食品用のラップを、傷より少し大きめに切り、薬局で安価に手に入る
  ワセリンを塗って傷口にあてる。テープでラップを固定し、関節部など動きが  大きな部分は、上から包帯を巻く。

 〈3〉ラップは毎日取り換える。
  擦り傷や切り傷は1週間程度で治り、きれいな肌がよみがえる。

  途中、傷口が膿んでジュクジュクすることもあるが、
 「傷を治すための体液なので、ふき取ってはいけません」。
  従来は、吸水性のガーゼなどをあてて傷口を乾燥させていたが、
  それは逆効果になる。

  消毒液の使用も
 「傷を治そうとする細胞まで殺してしまい、かえって回復を遅らせる」。
 さらに「傷口の乾燥防止は、痛みの軽減にもつながる」と言う。

 外来を訪れた同市内の男性(19)は、
 右の親指に車のシガレットライターを誤って押しつけてしまい、
 親指の腹が円形に白く変色し、水泡となる一歩手前の状態だった。

 男性は「かなりズキズキします」と顔をしかめた。
 そこで、ワセリンを塗った透明フィルムを親指に張った。
 その途端、男性が目を丸くした。「あ、痛みが止まりました」

 「擦り傷ややけどなどの傷は、空気に触れると乾燥して痛みます。
  フィルムで覆った途端、痛みがすっと引くことも珍しくありません」。

  今では、傷口をピッタリ覆い、湿潤環境を作れるばんそうこうも
  市販されるようになった。
  「市販品もラップも、毎日取り換えてほしい。
   張り替えの時に傷の周りの皮膚を水で洗うと、かぶれが防げます」と
   勧める。

  ラップとワセリンとテープ。
  防災用品の中に加えておきたい。
  
(2007年9月21日 Y新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/renai/20070921-OYT8T00083.htm


この「湿潤療法」は、2005年6月にも紹介されてました。
http://chubu.yomiuri.co.jp/kenko/iji/iji050607.htm?from=goo



2007年10月08日(月) ピーター・ゲイ 『モーツァルト』から

たまには、モーツァルトのことも書かねば… (^^;)

最近読み返した
岩波刊のピーター・ゲイ 『モーツァルト』から

チャールズ・ローゼンは、
 モーツァルトの宗教音楽の大半は、
「偉大な世俗の曲の数々よりもおざなりで、深みに欠け、
 書き方も不用意である」
  と、かなり厳しい評価をしている。  164頁
 
  (ローゼン著書、368頁の引用)

*定評あるチャールズ・ローゼンの著書
The classical style: Haydn, Mozart, Beethoven
− W. W. Norton, [1972] からの引用だが
 1970年代の著書にもかかわらず
 個人的趣向かもしれないが
 まだこんな見解が広言されていたことは、オドロキである。

モーツァルトの未亡人は、彼がレクイエムを
「たいへん楽しんで書いている。一番気に入ったジャンルの音楽だし、
 友人も敵も自分の死後にそれを傑作として、「白鳥の歌」として
 勉強してくれるだろうから」と言ったと回想している。
   163頁
  −−−コンスタンツェからマクシミリアン・シュタードラーへの手紙
     1827・5・31   Briefe、vol.4、  491頁
 
*ここでの注目は
 モーツァルト自身が、宗教音楽を
 「一番気に入ったジャンル」としていること、
 ほかにこの趣旨の発言はないように思う。
 


2007年10月07日(日) 歌麿の肉筆画「女達磨図」、見つかる

昨日に引き続き、記録のため…
(本来、好ましくないのでしょうが
  お許しを…)

歌麿の幻の肉筆画「女達磨図」、栃木で見つかる

江戸時代中期から後期にかけて活躍した人気の浮世絵師、
喜多川歌麿(1753―1806年)が描いた幻の肉筆画
「女達磨図」が栃木県栃木市の民家で5日までに見つかった。
作風の変化を知る上で貴重な資料という。

縦約37センチ、横約57センチの和紙に墨と顔料で赤い達磨の扮装
をした遊女の上半身が描かれており、千葉市美術館のAsa野秀剛学芸課長が
歌麿直筆の肉筆画と確認した。

歌麿作品は版画が2000点以上残されているが、
肉筆画は30点ほどしか残っていない。
「女達磨図」は昭和初期の資料にその存在が記されていたが、
写真はなく幻の作品とされていた。
あごやほおの線、目鼻立ち、髪の描き方などから
歌麿全盛期の少し前、30代後半の作品とみられる。

肉筆画は所有者の女性の夫が20―30年前、廃品回収業者から3000円
ほどで購入したもので、現在は作品保護のため、とちぎ蔵の街美術館(栃木市)
に預けられている。

A課長は「劣化は激しいが、作風の変化を研究する上で貴重な材料になる」
と話している。

ZAKZAK 2007/10/05
http://www.zakzak.co.jp/gei/2007_10/g2007100526_all.html


2007年10月06日(土) 盗難の「糸車の聖母」発見される

皆さま、ご存知のことでしょうが
記録のため、収載しておきます。


盗難のダビンチ作品を発見…「糸車の聖母」、4年ぶり

英警察当局は4日、2003年に英スコットランドの古城から盗まれていた
レオナルド・ダビンチの作品とされる油絵「糸車の聖母」を
北部グラスゴーで発見、事件に関連し男4人を逮捕した。

「糸車の聖母」は16世紀初頭の作品で、資産価格は推定3000万ポンド
(約71億円)とされる。
英メディアによると、捜索は事件発生後、世界規模で展開され、
米連邦捜査局(FBI)は最重要盗難美術品のリストに掲載していた。

犯人グループは作品を売却するための交渉に着手していたとみられる。
作品は古城に住んでいた美術収集家として知られた富豪が所有。
富豪は発見直前の今年9月に83歳で死亡していた。(共同)

ZAKZAK 2007/10/05
http://www.zakzak.co.jp/gei/2007_10/g2007100527.html


2007年10月05日(金) 新語、造語??? 「アベる」

よくワイドショーなどで、「新語」が紹介されることが多いが
「そんなの、聞いたことない」ということが多い。

私のアンテナが低い(オジさんだしね… (^^;))せいと
思っていたが、番組での「創作」もあるのではと
怪しんでいた。
まあ、どうでもいいことですけど…

珍しく、そんな新語を巡っての論争があるそうだ。
これも、まあ、どうでもいいことですけど…


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ブログ炎上…朝日コラム「アベる」で大論争「捏造だ」

「アタシ、もうアベしちゃおうかな」−。
安倍晋三前首相の辞任劇を受けて、こんな「流行語」がある、
と朝日新聞紙面で紹介したコラムニストが、
インターネット上で総攻撃を受ける騒ぎになっている。

ヤリ玉にあがったのは、安倍前首相が入院先の会見で突然の辞任をわびた翌日、
9月25日付朝刊の≪おわびで幕≫とした見出しの記事の中で、コラムニストの
I原壮一郎氏が寄せた次のコメント部分。

≪「アタシ、もうアベしちゃおうかな」という言葉があちこちで聞こえる。
仕事も責任も放りなげてしまいたい心情の吐露だ。
そんな大人げない流行語を首相が作ってしまったのがカナシイ≫

『大人養成講座』や『大人力検定』などの著書で人気があるI原氏だけに、
影響力は大きかった。
記事が出た当日から、巨大掲示板「2ちゃんねる」や氏のブログで、
ほぼ同時に批判コメントが殺到した。

≪そんな流行語、聞いたことがない。
 どこのだれが言ったのか、ソースを示してほしい≫という指摘から、
≪あさひ−る【アサヒる】捏造すること。
 事実でないことを事実のようにこしらえていうこと≫など、
安倍政権に批判的だった朝日への揶揄をからめたものまで、
2万件近い書き込みの集中砲火を浴びた。

当のI原氏を直撃すると
「『アベする』という言葉は、実際に私の知り合いの男性、女性が
 使っているのをあちこちで聞きました。
 マジメに働いている人が、安倍さんの突然の辞任を見て、あんな風に
 放り出せたら−という意味で使っていたようです。
 ただ、今思えば、辞任から病院での会見までのわずかな期間に使われただけで、
 もはや突然の辞任劇への怒りすら忘れ去られようとしていますね」
  と、移り変わりの激しい政局に困惑した様子。

 自身のブログが“炎上”したことについては
「ほっぽらかしていたブログに、たくさんの労力を使い、
 にぎやかにしていただいて…」と大人力の回答。
    《後略》
ZAKZAK 2007/10/04
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_10/t2007100401_all.html


2007年10月04日(木) ま さ か

またしても、コイズミ語録!

4日午後、6年ぶりに町村派総会に登場した小泉元首相、
あいさつの中で、安倍前首相の退陣劇に触れ

「人生には3つの坂がある。
 上り坂と下り坂と『まさか』だ。
 まさか、あのような形で退陣するとは思っていなかった。
 これからの政局もいつ『まさか』があるか分からない。
 大いにがんばりましょう」  
と締めた。

さあ、大変、『まさか』とは何だ!?

 コイズミ新党結成か?
 コイズミ再登板か?
 それとも、それとも……?
  など、永田町は水面下で大騒ぎとか。

まあ、もう過去の人のこと
 どうでもいいですよ。


そういえば、結婚式挨拶の定番
「人生で大切な3つの 袋 」
  って

・お袋
・堪忍袋

もう1つは、何だっけ?
 「胃袋」???…(^^;)



2007年10月03日(水) バーンスタインとフィデリオ

最晩年のバーンスタインの演奏については
あまり思い出したくない。

個人的には、彼の最盛期は
ウィーン移転直後の70年代と思っている。

当時、彼は≪フィデリオ≫に執着していた。

ウィーンで≪フィデリオ≫を上演した際のコメントを
 今も覚えている。(要旨)

「世界には今でもこのオペラと同じ状況がある。
 200年前と同じことが今もなされている。
 そういう意味で、ベートーヴェンは生きている」

彼が、ここで指しているのが
当時世界を賑わした「金大中拉致事件」であることは
公然の秘密だった。

今 バーンスタインが生きていれば
ミャンマーの騒動に抗議して
≪フィデリオ≫を上演したかもしれない。

音楽を現実の政治に結びつけるのが
いいことなのか疑問もあろう
当時の彼は輝いて見えた。


2007年10月02日(火) 「サブプライムローン」問題と「合成の誤謬」 

巷間を賑わす「サブプライムローン」問題。

とても私など出る幕のない分野だが
ここにも「合成の誤謬」があったとなると興味が出て…

以前にも、裁定取引と「合成の誤謬」というネタは聞いたことが
あるような気がするが、↓は、それに
最近の政治をからめたのがミソ。


>>
「合成の誤謬」のワナ

米国の低所得者向け住宅融資「サブプライムローン」問題に端を発した
ニューヨーク株式市場の下落などで、損失を出したヘッジファンドの多くが、
最先端の金融工学を駆使した「裁定取引」を行っていたと聞いて、
ちょっと意外な気がした。

裁定取引は、本来の価値(理論価格)より割安や割高な銘柄があるという
「市場のゆがみ」に着目し、ゆがみが是正される力に乗じて利益を得る取引だ。
先物取引を組み合わせるなど様々な種類があり、最先端の金融工学を駆使
することで、「理論上は必ずもうかる」というのが、うたい文句だったからだ。

 それでは、なぜヘッジファンドは軒並み損失を出したのか。

投資サービス会社、GCIキャピタルの分析によると、
サブプライム問題が市場を揺さぶった結果、
裁定取引で割安とされた銘柄の価格が想定以上に下落し、含み損が膨らんだ。

このため、それぞれのファンドでリスク管理ルールが発動され、
それ以上損失が膨らまないようにその銘柄を売って損失を確定する
「損切り」を余儀なくされたのが原因らしい。

損切りのための売りがさらに価格を引き下げ、
再びリスク管理ルールが発動される悪循環に陥った。

 GCIキャピタルの山内英貴社長は
「金融工学を使っても、今が本当に割安かの判断は間違うかも知れないから、
 リスク管理は必要だ。
 個々のファンドが損切りした判断は正しいが、皆が同じ行動に走った結果、
 損失は拡大した。
 いわば、『合成の誤謬(ごびゅう)』に陥った」と話す。

個々の行動が正しくても、皆が一斉にやると経済全体へは
必ずしも良い影響を与えない「合成の誤謬」のワナは、
そこかしこに張り巡らされている。

今夏の参院選で自民党が大敗した要因の一つは、
小泉政権以来の構造改革路線の負の側面が地方、とりわけ1人区で
批判を浴びたことにある。
構造改革路線は正しくても、様々な改革のシワが地方に寄ることを
きちんと見通していたのか、国民に説明していたのかが問われる。

一方、民主党が参院選で公約に掲げた農家への戸別所得補償制度なども、
仮に個々の政策として正しくても、同様の歳出要求が乱立すれば、
財政はパンクしてしまう。

消えた年金問題の追及は必要だが、それだけでは年金の不安はぬぐえない。
年金財源をどう確保していくのか、消費税を含めた議論も重要だ。

政治の役割は、個々には正しい政策であっても、
経済・社会全体への影響を考えて取捨選択を明確にし、
「合成の誤謬」を起こさせないことにある。
説明責任も欠かせない。
     《後略》

(2007年9月25日 Y新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/ippitsu/at_ip_07092501.htm


2007年10月01日(月) 地震で始まった!

10月は、地震で始まった!
 今朝の2時過ぎ、突然の揺れで目が覚めました。
 (ウソ、ほんとはまだ起きて勉強してました… (^^;))

一瞬、地震予報はどうだった?
 と、気になりましたが
残念!予報の稼動開始は 午前9時からだったとか…
(地震の神様も、味なことするね)

でも、直下型地震だから、たとえ予報が稼動していても
おそらく現地に予報は間に合わなかったらしい。

ここにも
「本当に情報を必要とする人には
 その情報が伝わらない」
という、マーフィの法則が生きている。… (^^;)


もうちゃ箱主人