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| 2006年08月31日(木) | 残暑お見舞い申し上げます。 |
ブログ、掲示板にもアップいたしましたが
今日（8月31日中）に間に合ってよかった。(笑)
残暑お見舞いを使えるのも、今日までですからね… (^^;)
-------------------------------------------
ということで、
日録読者の皆様
遅ればせながら、残暑お見舞い申し上げます。
父を見送り、子としての大仕事も終えたことで
今後は自身と妻の健康に留意して（妻の母の問題はあるものの）
本気で研究に専心していくつもりです。
許されれば、博士課程への進学も試みたいと思っています。
今年 57歳ですので、還暦（2009年3月）までに
博士課程に進学できればいいなあ、と願っています。
果たして、「身丈にあった」夢かどうかわかりませんが
その夢に向かって努力、邁進したいと思います。
これからも、よろしくお願いします。
暑さもまだ続く気配、くれぐれもご自愛のほど
お祈り申し上げます。
| 2006年08月30日(水) | Fliegende Blatter ｖｓ Fliegende Blatter |
今日は、トホホな1日でした。
今日から再開のＫ音図書館に、朝一番に駆けつけた私は
（ね、「ゆるい」ばかりじゃないでしょ！… （^^；））
３時まで、調べ物に没頭した後
図書館を早目に退出し、モノレールに乗りました。
向かうは、中央大学図書館、
わが母校です。
（こうみえても、チュウオウのホウカ出身です。
〜そのキリの方ですが… （^^；））
実は、先日 ＷＥＢＣＡＴ（以前のNacsis）という
全国大学図書館の横断検索で
１９世紀セシリア運動の機関紙 Fliegende Blatter を
所蔵しているのを知ったのです。
（今から思えば、セシリア運動の機関紙が、なぜ
中央大学にあるんだ？と疑うべきでした！）
勇んで、図書館のカウンターに
「卒業生です！」と卒業証明書と身分証明書を誇らかに？
提示し、資料閲覧を申し込みました。
待つこと、１５分
出て来た資料をみると
？？？？ です。
捜していたのは
セシリア運動の指導者 Franz Xaver Witt 筆の
Eine Messe aus 'Cosi fan tutte' von Mozart
という1871年に書かれた論文です。
コシの一部をミサ曲に改編した曲があったということは
アインシュタインの本にチラリと紹介されていましたね。
モーツァルティアンなら垂涎のものです。
ところが、同じ年月のものをみたのですが
ぜ〜んぜん、違んですね。
イラストばかりの通俗雑誌のようです。
ガァ〜ン！！（←星飛雄馬… （^^；）
そういえば、８月初めから『週刊少年マガジン』で、
村上よしゆき作画で『新約「巨人の星」花形』が
連載開始されたとか）
がっかりして帰宅した後で
調べたら、↑のものは
1844年から約100年に渡りミュンヘンで発行された
週刊のイラスト入り風刺雑誌だった。
ビーダーマイヤー時代の落し子であり
田辺先生が詳しそう。
同じ名前のFliegende Blatterという雑誌は
ほかにもあるようだ。
Fliegende Blatter という名は
宣伝用のチラシを意味するFlugblatterからきている
そうでドイツでは珍しいものではない由。
ということで
汗と手間ひま、時間とお金をかけた結果は
無残なものであった。
しかぁ〜し！
こんなことがあるから、うまく行った時の
喜びは、より大きい（はず）だ、
と、前向きに考えましょう。
そうでしょ、サイトウくん！ … (＾＾；)
| 2006年08月29日(火) | ザルツブルク音楽祭 2006 |
朝夕涼しくなったかな？と思ったら
ドッコイ また暑さがぶり返しましたね。… (^^;)
モーツァルティアン、フォルツーナさんから
今年のザルツブルク音楽祭の模様を
お知らせ頂きました。
ブログに ご紹介しましたので
ご一覧頂ければと思います。
http://wave.ap.teacup.com/wamjapan623/
| 2006年08月28日(月) | 半可通 |
落語 『酢豆腐』を聞くと、毎回赤面してしまう箇所がある。
若旦那の半可通ぶりである。
＞＞（志ん朝師の演出から〜）
｢おやまあ、これがよく手に入ったねぇ！｣
｢するってえと、これは食べ物ですか？｣
｢もちりん！｣
｢お食べになったことは？｣
｢過去に二度ほど食（しょく）したことがありやす｣
辞書で、｢半可通｣を引くと
＞よく知らないのに知ったふりをすること。
通人ぶること。また、その人。
私も、思い返せば、モーツァルトのことでも
随分、皆様の顰蹙を買ってきたのだろうと思う。
若さゆえ？（否、十分に年とってからも… (^^；)）、
いろいろの機会に
i教授はじめ、Ｅ老澤先生、Ｔ橋先生に、それこそ
｢半可通｣な質問を申し上げてきた。
思い出しただけで、赤面する。
先生方が、よく怒りもせず、あしらって下さったと
感謝に堪えない。
今 自分で講演の真似事などしていると
質問時間に、昔の私のような人をみることがある。
｢ああ、来た道か！｣
まだ、まだ 諸先生の境地には至りません。… (^^；)
| 2006年08月27日(日) | 田中氏の敗北 |
書こう、書こうと思ってるうちに、日が経ってしまいました。
長野県知事選での田中康夫さんの敗北の件です。
いろいろな記事や社説を読んだうち
最も面白く、かつ肯けたのが、ｉ教授の言われた次の一節です。
＞マスコミは、理念はいいが手法が悪かった、という論調を
展開しています。まるでヨーゼフ二世のようだ（笑）。
さすが、モーツァルトに詳しいバッハ学者。
言う事が、すがれてます。… (＾＾；)
さらに続けて、こういう人が身の回りの組織の長だったら
と思いを馳せて
＞トップは独善的でも、理想があり行動力がある人の方がいいのか、
人の意見をよく聞く調整型がいいのか。…
私自身は、自分が正しいと思っているトップは、いやです。
…多少物足りなくても、人柄のいい方を歓迎します。
《中略》でもそれだと、大きな改革はできませんよね。
それはある程度、仕方がないんじゃないでしょうか。
みんなに少しずつ責任があるのが現状というもので、
根底からの改革には、唯我独尊のカリスマか、
ウルトラ管理主義のどちらかが必要となるからです。
（http://www.asahi-net.or.jp/~TX3T-ISYM/2006/0807.htm）
この意見に賛成です。
（なにしろ｢ゆるい｣者ですから (笑)）
民主主義は時間がかかるし、無駄が多い。
しかたないんじゃないでしょうか。
それでも、独裁政治、ファシズムよりなんぼいいかしれません。
私は、｢熱狂｣ というコトバも現象も、嫌いです。
| 2006年08月26日(土) | 「ゆるい」 |
〜はまっています。… (＾＾；)
70年代の昔｢ゲバルト｣なんてえ頃から、
若者ことばが好きだった。
近頃の若者ことばで、はまっているのは、
「ゆるい」
使い方をＷｅｂでみると、
ゆるいエッセー、 ゆるい余暇、ゆるいブログ論、ゆるい映画、
ゆるいミスチル ...なんてふうに使われてるようです。
とうとう、女子大のエライ？先生まで
朝日新聞というエライ？新聞のコラムに
「ゆるい時間に独自色出す」なんてえことを書くまでに
なったようです。（ 2004年7月29日 朝日夕刊）
因みに、ｉ教授は使っていないようです。
ニュアンスとしては、
｢いいかげん｣ ほどではないが
｢ギスギスしていない｣ ｢なんとなくダル｣
そんな微温的なムードが感じられます。
まあ、｢熱狂の時代｣なんてえ
ナショナリスム的な押し付けがましさよりは
なんぼいいかしれませんが、
フリーター、ニート時代に通じるような
少々退廃的なニオイは気になりますな… (＾＾；)
以上、時々更新が遅れる
「ゆるい」日録でした。…（^^;）
| 2006年08月25日(金) | サイトウくん |
ソウジツのサイトウくんですが、えらい人気ですな！
早くも「ふつうの高校生」になりたい！なんてえ
ことを言ってるようですが…（^^;）
まあ、贔屓の引き倒しにならないよう願いたいものです。
と こ ろ で
私の注目は
決勝戦の初日
延長15回引き分けで明日再試合となった時の
インタヴューです。
うろ覚えで恐縮ですが
「こんな夢のようなすごい試合を、またできるなんて幸せです。」
なんてえ趣旨のことを言ってましたね。
えらいもんですね。
このポジティヴ思考！！＼（^o^）／
こういうことは、私には
真似できないことです。
逆立ちしてもできないなあ。
（まあ、野球だってそうだが…（^^;））
・・・・・・・・・・
＜今日もブログに書いてますから、
興味ある方は、ご一覧ください。＞
http://wave.ap.teacup.com/wamjapan623/
| 2006年08月24日(木) | 「エミール・ガレとドーム兄弟 展」 |
午前中 図書館こもり
午後、頂いたチケット（←またかよ！ (^^;)）で
下記へ ＾＾
帰途 来月退職される銀行の先輩とイッパイと
いうことで、ハチ公前で待ち合わせ。(笑)
ご馳走するつもりが、逆にご馳走になってしまった。
うれしい誤算。^^
*ここ数日 ブログにモーツァルト関係の書込みを
しておりますので、ご一覧頂ければと思います。
http://wave.ap.teacup.com/wamjapan623/
////////// (Ｗｅｂサイトから)
エルミタージュ美術館秘蔵
エミール・ガレとドーム兄弟
〜フランスからロシア皇帝への贈物〜
会 期 2006年7月8日（土）〜8月27日（日）
会 場 Bunkamuraザ・ミュージアム
19世紀後半から20世紀初頭にかけて美術工芸の分野でヨーロッパを
席巻したアール・ヌーヴォー。
その潮流の中、フランスのナンシーでは花の様式を生み出した
エミール・ガレとドーム兄弟という巨匠が活躍しました。
本展はロシア国立エルミタージュ美術館が所蔵する、
フランスからロシア皇帝への贈物を中心としたエミール・ガレと
ドーム兄弟の歴史的な名品116点の作品を紹介いたします。
�機ゥ◆璽襦Ε漫璽凜�ーの胎動―万国博覧会のガラス作品
�供ゥ┘漾璽襦Ε�レ
１．ガレとロシア―フランスからロシアへの贈物
２．産業芸術家ガレ―万人のための芸術
�掘ゥ鼻璽犒残�
�検テ瓜�代の工房と20世紀初頭のガラス工芸
http://210.150.126.198/shokai/museum/lineup/current.html
| 2006年08月23日(水) | 夏の志ん朝 |
久々に志ん朝の落語ＣＤを聴いた。
｢唐茄子屋政談｣
｢酢豆腐｣
｢鰻の幇間｣
の3席である。
いづれも絶品だが、私は｢酢豆腐｣に、思い入れが深い。
｢言う事がすがれてるね、スンちゃん…｣
｢目ピリ、鼻ツン！…でげすな｣
いずれも、若旦那のセリフ。
この噺は、文楽師の演出を、かなりなぞっている。
まだ３０代（と思われる）の頃の鈴本ライブのＬＰに
この噺が収録されていて、若い頃、よく聴いたものだ。
志ん朝師は録音にシンチョウ（慎重）で
ＳＯＮＹの録音が出るまで殆どなかったので
このＬＰは貴重な記録である。
（ほかに、労音での『火炎太鼓』という珍しい
ライブ録音があるが、これはデキが悪く
志ん朝師としては葬り去りたいものであろう。
〜でも、私は持ってるもんね… (＾＾；)）
| 2006年08月22日(火) | 速報 ムター＆プレヴィンが離婚！ |
やっぱりプレヴィンに結婚生活は
無理だったのでしょうか？
あのカップルが離婚したそうです。
数年前の結婚の報には、ずいぶん驚かされました。
（プレヴィン・ファンの中悪魔に、おせえてあげたら
彼女も、びっくりしてた）
ムターの場合、たしか弁護士だった前夫もかなり年上で
この人は年上好きなのだな、と安心していたのだが(^^;)
演奏家カップルって難しいんでしょうね。
ムターもプレヴィンも生で聴いたことはないが
ＣＤは結構持っていて、好きなタイプです。
（但し、モーツァルト以外ね… (＾＾；)）
//////////
2006年8月22日 (火)
ムター＆プレヴィンが離婚
【ミュンヘン発】スター・ヴァイオリニストの
アンネ＝ゾフィー・ムター（４３）とスター指揮者の
アンドレ・プレヴィン（７７）夫妻が離婚していたことが
２１日までに分かった。ミュンヘンのムターの事務所が確認した。
離婚理由、その他詳細は不明。
二人は４年前、ニューヨークで結婚して話題を集めた。
ムターには、１９９５年に病気で亡くなった前の夫との間に、
２人の子供がいる。また、プレヴィンにとってムターは５人目の妻で、
かつての妻たちの中には女優のミア・ファーローなどがいる。
http://classic-japan.cocolog-nifty.com/news/2006/08/post_bb7f.html
| 2006年08月21日(月) | 図書館こもり |
1週間ぶりに図書館へ
（家にいると高校野球に釘付けになりそうで…(^^；)）
その高校野球は、早実の優勝ということで
まずは結構でした。
（何が結構なんだか… (＾＾；)）
今は拓大一高になってしまいましたが
数年前までＫ音大のある玉川上水駅前に
早実野球部のグランドがありました。
ちょうどＫ音大の講堂に隣接していて
練習に来ている時は、例の金属バットの音が
聴こえました。
今 もしグランドがあったら、
○○君目当てのヤジウマで大変でしょうな… (＾＾；)
まあ、私は、それほど（高校野球に限らず）
野球フアンということでないということで…
（なにしろ時間が長過ぎる！（キッパリ！））
あ、ところで
図書館で松本清張の『真贋の森』を借りてきました。
（ゴメンナサイ。
｢i教授の家｣を読んでる人だけにわかるネタです… (＾＾；)）
| 2006年08月20日(日) | 三鷹阿波踊り |
昨夜と今夜、阿波踊りがあったので、チョイ見物に…
東京の阿波踊りといえば、高円寺・大塚が有名だが
近頃は、ほうぼうでやってるようですね。
三鷹は今年が第３９回大会というから、もう４０年近く
続いてるわけですから、もはや｢老舗｣といっていいかも！
初めて観たのは、もう２０年以上前で、その頃の印象は
｢たいしたことなかった｣ う〜む！(^^；)
最近は、結構充実して、高円寺と較べて遜色ないほどに
なってると思います。＾＾
近年の流行は、踊りの最中 総休止（ゲネラルパウゼ）が
あって、その瞬間 音楽と踊りが停止するちゅう趣向。
それと、今年はみかけなかったが、個人技で｢奴凧｣を演じる
ものなど、なかなか、凝ってますよ。
（阿波の｢のんき連｣などの有名な連が全国各地に遠征してる
ことで、各地のレベルも向上したようです。
〜いきおい画一化の弊害も感じる (＾＾；)）
悪い癖で、つい、音楽的にとらえるのだが
あの単純なリズムの繰り返しが、現代音楽の
オスティナートのようで、感動してきます。＾＾
まだ、青春！ （爆）
//////
平成１８年度 三鷹阿波おどり
●日時： ８月１９日（土）・２０日（日） 午後６時〜午後９時
●場所： 三鷹南口駅前通り商店街
http://awaodori.mitaka.ne.jp/
http://awaodori.mitaka.ne.jp/contest2005/
| 2006年08月19日(土) | 「審判-神と人とのあいだ」 |
東京裁判（極東軍事裁判）というと、この芝居を思い出す。
もう３０年以上前、劇団民芸によるこの初演を観た。
清瀬一郎首席弁護人（後の６０年安保の時の衆院議長）役の
大滝秀治が、当時 劇団内で｢神様｣扱いされていた滝沢修
（キーナン検事役）を、向こうに廻し、入神の演技で
大評判を取った。 今でも瞼に残っている。
（この役で大滝は紀伊国屋演劇賞を受賞した。
今春、再演されたらしいが、残念！見逃した。）
そんな、なつかしい芝居の名前を、｢編○手帳｣でみかけた。
///////
８月１７日付・編○手帳から
胸の内の戸惑いを、首席弁護人は法廷で口にした。
「大地の上に立ちながら、その大地の存在自体を疑わずに
おられぬような…」、そういう心境であると
◆極東国際軍事裁判（東京裁判）を題材にした木下順二さんの戯曲
「神と人とのあいだ」（講談社）の一場面である。
勝者が敗者を一方的に断罪する。
当時からあり、いまもつきまとう裁判への疑問符を、その言葉が
代弁している
◆「テキさんは、今や自分を神さまだと思いこんじまってる。
…けど、こっちが勝ってたらおれたちも自分を神さまだと
思いこんじまうにきまってる」。
軍事裁判というものの難しさを語るせりふもあった
《後略》
（2006年8月17日 読）
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20060816ig15.htm
| 2006年08月18日(金) | ルーヴル美術館展 |
頂いたチケットでルーヴル美術館展へ
少々期待はずれ… (^^；)
芸大美術館は2度目だが
こんな大入りは、経験ないのか？
入場整理などに不手際が目立つ。
入場を、これからチケットを買う人と一緒に並ばされ
３０分待たされたが、こんなの初めてだ。
チケットを持ってる人は、先に通すのがどこでもジョーシキ！
場内も、展示物の動線が悪く、無用な混雑が多いように
感じた。
いささか、ぷりぷりしながら帰ってきた。(笑)
//////////
『ルーヴル美術館展 古代ギリシア 芸術・神々の遺産』
□ 開催期間 2006年6月17日（土）〜8月20日（日） 計56日間
□ 開催場所 東京藝術大学 大学美術館（上野公園）
□ 8月12日(土)〜8月20日（日）午前9時 −午後5時
■ 主 催 東京藝術大学 ルーヴル美術館 日本テレビ放送網 読売新聞
ルーヴル美術館が誇る傑作の数々をご覧頂く機会を設けることになりました。世界最大級３５万点もの所蔵品を誇るルーヴル美術館は、コレクションが８つの部門に分けられています。今回は、その一つである〈古代ギリシア・エトルリア・ローマ美術〉部門から古代ギリシア芸術に焦点を絞り、名作の数々をご紹介します。ルーヴル美術館の所蔵する古代ギリシア芸術が、これほどの規模で紹介されるのは世界初の試みです。
ギリシアは今から２５００年前、空前の繁栄を遂げ、様々な文化・芸術を生み出しました。この時代に生まれた文化・芸術は、その後のヨーロッパの思想、芸術の規範となりました。ヨーロッパ文明の源流は古代ギリシアにあるとも言えます。 “美の殿堂”と呼ばれるルーヴル美術館が所蔵する数多くの作品の源流もギリシアにあると言えるでしょう。ヨーロッパの国々が美の理想として追い求めたエッセンスを、古代ギリシア芸術の中に見い出すことができるのです。
キーワードの＜ＬＯＵＶＲＥ ＬＯＵＶＲＥ＞は、「ルーヴルの中のルーヴル」つまり「美のエッセンス」と、２００５年に続く２回目の開催を表しています。
ルーヴル美術館は、２００５年に完了した《モナ・リザ》＊を展示する「国家の間」の改修に続いて、２００５年１０月より、《ミロのヴィーナス》＊を中心とした〈古代ギリシア・エトルリア・ローマ美術〉部門の展示室の改修を行っています。２００７年２月に完了が予定されているこの改修工事を受けて、ルーヴル美術館が、日本側とともに企画した展覧会を開催することになりました。
《アルルのヴィーナス》、《ボルゲーゼのアレス》などの大型彫刻作品を含む、１３４点もの古代ギリシア芸術で構成されるかつて例を見ない展覧会が実現します。
本展は、アテネの歴史を説明する「クラシック時代のアテネ」、人々の生活を紹介する「古代ギリシアの生活」、スポーツや演劇を取り上げる「古代ギリシアの競技精神」、そしてクライマックスとなる「神々と宗教」の４章で構成され、優れた作品とともにギリシア芸術の全容を紹介します。
ルーヴルが誇る至宝のコレクションで、ヨーロッパの源流を体験してください。
| 2006年08月17日(木) | カミーユ・クローデル展 |
酷暑の東京へ戻ってまいりました。（なぜ？… (^^；)）
その前に、ブログに書込みしましたので
よろしかったらご一覧下さい。
http://wave.ap.teacup.com/wamjapan623/
さて
頂いたチケットで、下記展覧会へ
（今回は、2枚頂いたので、妻と一緒に…）
この美術館に来るのは、2度目だが
なかなかいい企画展をやるし、常設展も充実している。
やはり美術館は、自前のコレクションも重要と思う。
それが、デパートの美術館との違いと思うが
今度できる｢新国立美術館｣は、コレクション・ゼロの
いわば、｢貸美術館｣として発足するそうで
果たして、どんなものになるのか不安である。
今日は、お目当ての
福田たねの作品（青木繁が加筆したもの）が
展示されていなかったもが、残念だった！
図書室もなかなか充実していて、結局
ここに1時間ほど、いついてしまった。
ここでも、アタマから迫る悪癖が… (^^;)
////// （美術館Ｗｅｂより）
カミーユ・クローデル
世紀末パリに生きた天才女性彫刻家
2006.7.23（日）ー8.20（日）
府中市美術館
彫刻家カミーユ・クローデル（1864-1943）は、19世紀彫刻史
のなかでもひときわ異彩を放つ、特別な位置を占めています。
それは、フランス彫刻の巨匠オーギュスト・ロダンの弟子であり、
愛人であるという波乱に満ちた生涯が人々の心を魅了するのに加え、
彼女の作品自体が物語性や演劇性に満ちた高い完成度を示している
からでもあります。
カミーユ・クローデルの作品は、動的なポーズや激しいエネルギー、
肉感的な肉付けといった点で、ロダンとの互いの影響関係が見られ
ますが、一方では文学的な主題や物語的、自伝的要素など彼女独自の
幅広い主題のヴァリエーションが見られます。
この展覧会では、彼女の代表的な彫刻作品約50点をはじめ、
デッサン、手紙、写真などの資料が出品されます。
カミーユ独自の特徴と思われる要素をいくつかのテーマにわけて
展示することにより、劇的かつ繊細である豊かな作品世界の全貌を
捉え直そうとするものです。
＜出品作品＞
彫刻（ブロンズ）51点、デッサン4点
写真3点、手紙2点（複写）
アルフレッド・ブーシェの彫刻 1点
オーギュスト・ロダンの彫刻 1点
| 2006年08月16日(水) | 腹の立つこと（２） 自動改札機 |
好評（？）腹の立つことシリーズの第２弾です。
自動改札機というのにも、腹の立つことがあります。
自分の直前の客が自動改札機で止められることが
ありますね。
原因は、いろいろあるのでしょうが、ふつうは
お互い様のことなので、仕方ないですみますが
アタマに来るのは、その客が、赤ランプ・警告音を無視して
立ち去ってしまった場合です。
確信犯的に、こうする人々が意外に多いのですよ！
こういう時、改札機は無力です。
そして
次の客であるワタシは…
ただ、その場に立ち尽くすデクノボーと化す… (^^;)
それだけでなく、その後の客から｢何してるんだ！｣と
いうような非難の視線を浴びる！
不条理極まりない場面です。
最近何回か、こういう場面に直面し
｢渡る世間の恐ろしさ｣に、驚愕するのでした。
こんな時、ｉ教授だったらどう対応するのか？
一度うかがいたい気がします。(笑)
| 2006年08月15日(火) | 人騒がせな…… |
お方ですな、コイズミってえ方は！
自分で思ってるほど、大物じゃないんだって
誰か、おせえてあげてください。
空前の支持率だそうですが
だいたい、ホントに人気あるなら、9月の任期切れの前に
「辞めないで」コールや、署名運動などが、巻き起こるはず
みんな、いいかげんに辞めたら！というのが、
本音と思いますよ。
さて、以下は真面目な話で
異論あるのを承知で、さりげなく、書きますが
戦争戦没者について、私は
「指導者の誤った政策のもとで、志に反して亡くなった人々」
であって
決して
「祖国のために戦って死んだ人々」
とは、考えておりません。
誤った指導者を選んだ理由は、国民みんなが
「ある一握りの指導者による集団ヒステリーに踊らされたこと」
にあるのかな、と思っています。
今も、「ある一握りの指導者による集団ヒステリー」に、
陥りつつあるのでは、と危惧しています。
危惧が現実化しないよう、願っています。
これ以上は、書きません。
私見であり、同調は求めませんし、異論あるのは承知しています。
今後 変わるかも知れません。
このサイトに、不似合いな話題で、申し訳ありません。
終戦記念日ということで、つい、
向きになってしまいました。…（^^;）
| 2006年08月14日(月) | 真夏の大停電 |
今日は、館林にいたため混乱の影響は受けませんでしたが
驚きました。
たった１か所の送電線の事故で
こんなに混乱するとは！？
大都市の脆弱性を痛感します。
感想やら疑問やら……
・こんな時、オール電化生活だったらどうする？
どうなる？→ http://www.tepco-switch.com/
・猛暑の中、冷蔵庫やエアコンも一時使用不能になった。
自家発電能力のある大規模店はいいが、コンビニや
中小商店の損害補償はどうなるのか？
保険支払いされるのか？
当然 今回の事故を起こした船会社は
倒産ということになるだろうが……
（お盆休みということで仕入れを控えた寿司屋は
ホッとしていることだろう。
保険が降りないとなれば、マニュアルに沿って、相当の
冷凍食品廃棄を余儀なくされたコンビニは、大打撃で
あろう）
・そういえば、首都機能移転問題って、どうなったのか？
1990年、衆参両院にて「国会等の移転に関する決議」が
あったはず。
六本木ヒルズといい丸の内や日本橋の再開発といい
て〜んで「移転」なんて気にしてないようす。
国会決議って何？
（当初から「首都移転」でなく、「機能の移転」という
アイマイさだった！）
| 2006年08月13日(日) | モ愛好会例会 |
お盆の最中、日帰りで東京へ…（^^;）
私のケッヒェル番号Ｋ６２３について、一席おしゃべり。
終わってからトンボ帰りです。
| 2006年08月12日(土) | お盆です。 |
こちらは、当然 旧盆です。
4月に亡くなった父の初盆、新盆（にいぼん、あらぼん）
となります。
（たのくら例会は欠席しました…（^^;））
1日早いが、今日 義母が、線香上げに来宅。
| 2006年08月11日(金) | 腹の立つこと |
真夏に、「アタマに来ること」
その筆頭といえば
カメダ！……ではなくて（笑）
（挑発には、乗らないように）
エアコンの室外機です！
まあ、個人の家のは仕方ないとして
許せないのは、喫茶店や食堂などのです。
（信じられないことですが、まだこういう店があるのですよ）
ほんの今しがた、「ありがとうございました」
と送り出された直後に、
「あったかい息」を、ぶっかけられたら、
（怒！）ｘ（怒！）……ですよね（笑）
（ｉ教授だったら、何と言うかな？）
| 2006年08月10日(木) | クリムトの絵のその後。 |
以前 ブログでお伝えしたクリムトの絵のその後を
ＣＮＮから。
例の有名な絵は、エスティ・ローダーの社長が購入したと
聞いていたが……
・・・・・・・・
＞ナチス略奪のクリムト絵画、残り４点も売却へ
2006.08.09
- CNN/AP/REUTERS
オーストリアの象徴派の画家、グスタフ・クリムトの絵画５点を、
第２次大戦中にナチスに奪われたとして、今年１月に裁判で
取り戻し、６月にそのうち１点を、絵画史上最高額の
１億３５００万ドル（約１５５億円）で売却した女性が、
残りの４点も手放す意向であることが分かった。
ロンドンの競売会社クリスティーズが７日、明らかにした。
新たに売却予定の４点の合計価格は推定で１億―１億５０００万ドル
に達すると予想されている。
＜中略＞先ごろ売却されたクリムトの代表作の一つ、
「アデーレ・ブロッホバウアー１」（１９０７年）は、返却される
までは、ウィーンのベルベデーレ宮殿オーストリア絵画館に展示
されていた。
肖像画を購入したのは、化粧品会社の会長で、ニューヨークの
ノイエギャラリー創始者のロナルド・ローダー氏。
今回売却予定の４作品は、肖像画と共に同ギャラリーに展示されて
いる。
| 2006年08月09日(水) | ナザレ派 |
今日も図書館こもり。
朝、心配された台風も、夕方までには去りました。^^
図書館でドイツ語の勉強の他に
何をやってるのかというと…
（ちょっとだけね (笑)）
ここ数日、ナザレ派のことを調べてます。
（ナザレ派って何？ →詳しくは下記 大百科の頁へ）
ナザレ派って、｢絵画のセシリア運動｣とか
逆に、セシリア運動は ｢音楽のナザレ派｣とか
言われるそうで…
（一部の研究者の間でささやかれてるだけのようですが…）
総合大学のありがたさで、視野が広がります。
（それはいいんだが、肝心の本題の研究がはかどらない… (^^；)）
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＠ナザレ派 Nazarener （大百科より）
ドイツ・ロマン派の画家の一群。
1809 年オーバーベック，フォルFranz Pforr らウィーン・アカデミー
の学生 6 人がアカデミズムに反対して〈聖ルカ兄弟団〉を結成，
中世の画家のような宗教への奉仕と共同制作を目ざして，
翌年ローマのサンティシドロ修道院跡に移り住んだ。
その異様な風体からナザレ派とあだ名される。
彼らの精神的・理論的基盤として，ワッケンローダー Wackenroder
(1773‐98) の《芸術を愛する修道僧の心情吐露》 (1797) や，
芸術の目的を宗教的象徴に置き，15 〜 16 世紀前半のイタリア，
フランドル，ドイツのいわゆるプリミティブ絵画の模倣を勧め
カトリシズムへの回帰を説くF.シュレーゲルの
《パリ・オランダ絵画通信》 (1803‐05) が挙げられる。
彼らはペルジーノ，ラファエロ，デューラーらに範を仰ぎ，
聖書や中世文芸に題材を求めた。 《中略》
イギリスではナザレ派に倣いラファエル前派が興った。 ///
| 2006年08月08日(火) | 訃報 シュワルツコップ |
今日も図書館で、お勉強 ^^
朝 出掛けにみたアルフォンソ様のＷｅｂで
シュワルツコップの訃報を知った… (^^；)
危うく見逃すところだった。
こういう点、Ｗｅｂのありがたいところである。
私がクラシック音楽を聴き始めた頃のこと
アイドルといったらおかしいか… (^^；)
とにかく、次の人たちのレコードを熱心に聴いていた。
＞シュワルツコップ、ハンス・ホッター、
フィッシャー＝ディスカウ
ジョージ・セル、ショルティ、バーンスタイン
（初心者にしては、変わってたかな？
〜当時から、天邪鬼だった… (^^；)）
シュワルツコップの《薔薇の騎士》や《ドン・ジョバンニ》
ホッターやディスカウの《冬の旅》は、
随分聴き込んだものだ。
いつの頃からかだろう、
あまり聴かなくなった… (^^；)
だいたい、私は演奏家への思い入れは少ないほうだと思う。
一頃、ナタリー・デッセイに熱を上げたが
デッセイなら何でも！ということでは、ない。
デッセイの歌うモーツァルトに限定して、ということだ。
久しぶりに、
《薔薇の騎士》フィナーレの３重唱が聴きたくなった。
| 2006年08月07日(月) | 久しぶりの大学 |
本当に久々に大学図書館へ。
（家にいても、なかなか勉強がはかどらないので… (^^；)）
あちこち工事をしています。
アスベスト除去工事とかで研究室棟は立ち入り禁止！
閲覧室で、9時半から4時半まで、ドイツ語のお勉強。
しかし
やっても、やっても はかどらない… (^^；)
いくら楽天的な私といえど
時々、絶望的になってしまいます。
（なにしろ、残ってる時間が少ないのだから…）
今週は、木曜まで東京滞在、週末は初盆供養のため
館林へ行く予定。
| 2006年08月06日(日) | アーベルトの英訳情報 ！？// 速報 長野県知事選 |
amazonでみたのだが↓、アメリカのモーツァルト研究者
クリフ・アイゼンが、目下 アーベルトの古典的研究書
｢モーツァルト｣の英訳に取り組んでいるようだ。
アーベルトの本は、最初の本格的研究書であるＯ・ヤーンを
下敷きに大改訂を施したものとして有名である。
どうせなら、ヤーンの方を訳してほしかったという気も
するが…(笑)
いづれにせよ、早期刊行を待ちたい。
> Cliff Eisen is currently working on an annotated
translation of Hermann Abert's classic W. A. Mozart
as well as an edition of selected Mozart letters.
/////////////
ここで速報！
長野県知事選で、なんと
あの田中康夫 現知事が敗北した！そうである。
う〜む！ 感想は後日…
| 2006年08月05日(土) | Ｓｏｌｉ Ｄｅｏ Ｇｌｏｒｉａ |
お誘いいただき、下記コンサートへ。
Ｓ尾文子さん（匿名にする必要もないのだが、クセで… (^^;)）
は、東大大学院博士課程後期で19世紀初めのオラトリオについて
研究されている
その傍ら、オルガンやチェンバロの演奏とシュッツ合唱団の
メンバーとして合唱に参加しているスーパーレディ！
この9月からドイツ・フライブルクに1年間の留学をされる。
その壮行コンサート。
私とは、｢ｉ教授の家｣のパーティで知り合い
｢小さいコンビ｣として売り出そう！と誓いあった仲です(笑)
////////
2006年8月5日(土)
Ｓｏｌｉ Ｄｅｏ Ｇｌｏｒｉａ
＜賛美と祈りの夕べ＞ VOL.220
教会暦によるバッハ・カンタータシリーズ
三位一体の祝日後第八日曜日のカンタータ
〜瀬尾文子・ドイツ留学壮行コンサート〜
聖書朗読 廣田登 本郷教会牧師
［曲目］
ヴィヴァルディ:１２のソナタより 第３番ニ短調
Vn 小穴晶子 Vc 桜井京子 Cem 瀬尾文子
ビーバー:パッサカリア ト短調
Vn-Solo 小穴晶子
バッハ:チェンバロとVnのためのソナタ 第１番ロ短調
Vn 小穴晶子 Cem 瀬尾文子
バッハ:カンタータ 第１３６番
＜神よ、願わくば我を探りて＞
Erforsche mich, Gott, und erfahre mein Herz
［会場］ 本郷教会礼拝堂（東京・上荻）
［時間］ ６：００ｐｍ開演
器楽 ユビキタス・バッハ
合唱 ハインリヒ・シュッツ合唱団・東京
指揮 淡野弓子 Yumiko Tanno
////////////
なお、今日のブログにモーツァルトのある鍵盤作品の
ケッヒェル作品目録の各版記載の異同について
書いてみましたので、ご一覧頂ければと思います。
http://wave.ap.teacup.com/wamjapan623/
| 2006年08月04日(金) | 研究の現状 (2) |
昨日の書き込みだが、例によって、いささか筆の足らぬ
ところがあった。
（厳密を期そうと思うと、書き込みが億劫になってしまうし
難しいところです… (^^;)）
ロマン派についての記述で
正確さを欠くところがあった。
＞原理なき芸術運動
→｢原則なき〜｣の方がいいようです。
＞（１８６０年代後期は）ワーグナーの出現等、大きな曲がり角、
退潮期にさしかっている
→われながら、なかなか問題含みの表現ですね。(笑)
１８６０年代後期を（初・中期）ロマン派の退潮期と
捉えるか、｢後期ロマン派｣の旗揚げと捉えるかですね。
一般には、｢後期ロマン派｣の出発と考えられるようです。
それから、ワーグナーをどう位置付けるか、これは
非常に難しい。一般に、ワーグナーは典型的な｢ロマン主義｣の
芸術家とされていますが、ここでは、脱調性音楽の先駆者の意味
で取り上げました。
ざっと、こんな感じで、
正確に音楽史を論じるというのは、なかなか難しいものと
痛感しました。
まあ、あまり目くじら立てずに、お付き合い下さい。… (^^;)
よろしくお願いします。
| 2006年08月03日(木) | 研究の現状 |
ようやく夏らしくなってきましたね。
う〜む！暑い (笑)
毎日遊んでばかり！と勘違いされても困るので（笑）
私が今どんな研究をしているか、その一部をご紹介します。
あまり手の内をさらけだしても、問題なので
ちょっとだけね…（^^;）
私が今 いろいろ文献調査しているのは
１９世紀の典礼刷新運動として知られる「セシリア運動」
（Caecilianismus）とそれによるモーツァルト批判についてで
ある。
「セシリア運動」は、わが国ではモーツァルト批判とからめて
論じられるのが殆どと思うが、運動はもちろんそれだけではない。
むしろ、モーツァルト批判はそのほんの一部でしかない。
そしてそれは、「行き過ぎたロマン主義」による誤謬と切り捨て
られるのが通説になっているものと思われる。
今の時点で、セシリア運動を論じる意味は？
これが最大の論点で、答えはまだみつかっていない。…（^^;）
目下の関心は、「ロマン主義」とセシリア運動の関係である。
セシリア運動は「行き過ぎたロマン主義」と評されるように
「ロマン主義」の落し子には違いない。
しかし、原理なき芸術運動と揶揄されるように「ロマン主義」の
内容は実に多様で、とらえようがないところがある。
「ロマン主義」の音楽といえば、一般に厚化粧の音楽のイメージが
あるが、それがなぜパレストリーナ様式やグレゴリオ聖歌のような
簡素の極といえるものを模範と仰ぐセシリア運動を生み出したのか？
さらに、セシリア運動自体、グレゴリオ聖歌にオルガン伴奏を付する
という、信じられないような「愚行」を行っているのである。
大きな矛盾である。
しかし、そもそも18世紀「ロマン主義」の出発は、「古典に帰れ」
というものであったことを思えば、セシリア運動こそ純粋な
「ロマン主義」運動といえるのかもしれない。
またセシリア運動の絶頂は、１８６０年代後期 Ｗｉｔｔによる
「全ドイツセシリア協会」の設立と考えられているが、その時
既に「ロマン主義」運動は、絵画においては印象派、音楽において
はワーグナーの出現等、大きな曲がり角、退潮期にさしかっている
のである。その時点が、なぜセシリア運動の絶頂となるのか？
１つの仮説は、世紀初め以来の運動がようやく一般に認知されて
きた、というものである。
たしかに、目にみえる成果があげられた時には、その運動の精神的
成熟期は過ぎている、というのは、他の芸術運動でもうかがえる。
もう１つは……（これはまだ ヒ ミ ツ（笑））
〜ざっと、こんなことを考えているのであります。…（^^;）
| 2006年08月02日(水) | 音楽著作権について |
これは、なかなか難しい問題であるが、下記の記事など
読むと、つくづく考えさせられる。
これこそ、総論賛成、各論ちょっと待って！
という種類の感想しかない。…（^^;）
モーツァルトも、音楽著作権の不在ということで
大変泣かされた、というか被害者であった。
（逆に、他人のパクリもやっていたのでアイコ
のこともあるが）
著作権の確立は音楽人の悲願であったわけだから
それを遵守する、させるのは当然なこと。
……なのだが、テッテイされれば
「流し」の歌手など存在が否定される。
それだけでなく、自己鑑賞以外のＣＤ演奏に使用料支払を
求められれば、講座などでの使用は不可能になる。
（「学術目的」では、すまないであろうから）
〜なんてことを、考えた。
（こんな風に引用するのも、イハンです（^^;））
・・・・・・・
＠無断生演奏で賠償請求
音楽著作権協会は３１日、使用料を支払わずに
生演奏し、著作権法違反罪で有罪が確定した名古屋市の元飲食店
経営の女性社長に、使用料など約１６００万円の支払いを求める
訴えを名古屋地裁に起こした。＜中略＞
訴えによると、被告は今年２月まで、……使用料を支払わずに
バンドで生演奏した。
使用料は１曲１８０円、１カ月で約１１万円の計算という。
（ZAKZAK 2006/08/01）
| 2006年08月01日(火) | 「暑中見舞い」のはずが…… |
梅雨が明け八月になったというのに、
真夏とは程遠い曇り空の肌寒い日が続いてますね。
今日も快適です。^ ^
今年の天候は異常ですね。
過ごし易いのは有難いのですが、暑くなければ夏の気分を
満喫できませんし、以前書いたように、冷害が心配です。
今日 一斉に「暑中見舞い」メールを出そうと準備していたのに
気合が、削がれてしまいました。…（＾＾；）
・・・・・・・
なお、先日ご紹介した
Schnellkurs Mozartの
一節を試訳してブログにアップいたしましたので
（http://wave.ap.teacup.com/wamjapan623/）
興味ある方は、ご一覧ください。
これからも、不定期ですが、折りにふれて
アップしたいと思いますので
よろしくお願いします。
