誰が何といっても、福袋です。 魔法がかかっていて、とてもきらきらしているのに、開封した瞬間現実を見せつけるステキな袋。 「あー。これ欲しかったんだ」 「定価は高いよね」 無理に自分を鼓舞するステキな袋。そして一年しまい込まれてしまう、どっからこの在庫を調達したんだ的不思議袋。
ということで、今年も戦いました。 と言っても、正しくは戦いは年末に始まっていたのです。 クリスマス明けには開始される、ミスタードーナツ。 1,000円袋には10枚、2,000円箱には20枚のドーナツ引換券、もしくはドーナツ現品が入っている(のが標準。たまに入っていなかったり、倍入っていたりするけれどそれは……えーと……レアなハズレや当たり)ので、それだけで損はしません。さらに、プレミアムと言う名の景品の残りが入っていたりして、うきうきのうはうはなのです。 ちなみに、貧乏根性があると「100円ドーナツの日には交換したくない」「できるだけ高いドーナツと交換したい」と少しずつ交換を先延ばしにし、最終週近くに大量のマフィンと交換、冷凍保存してちみちみと朝ご飯になっていくという勝ったんだか負けたんだか判らない事態になります。ええ、毎年の私です。
その引換券、期限があるのです。3/31までです。 しかも、大抵は福袋を販売した店舗限定です。結構面倒です。 なので、普通は、引換券20枚もあれば生きていけます。アメリカ人だって40枚あれば十分だと思います。 が、私の購入した店は 「引換券に3/31までと印刷してありますが、印刷ミスです! 正しくは12/31まで、一年間使えます!」 と堂々と謳いながら販売してました。 ……………えー。それ、ミスドの本部からのお達しというか、印刷したの本部の意向なのでは。どうしてそこまで堂々と胸を張る。 けれども2月には、ミスドも値上げの波にのまれます。 「……本当に、1年、いいんですね?」 「はいっ! 1年、ドーナツ! もマフィン(高い)も! D-pop(とても高い)も! この、1枚100円相当の引換券で引き換えていただけます!」 「──4箱ください」
……なんかすっごい魔が差したとしか思えません。 80枚の引換券です。1年でそんなに人はドーナツを消費する生き物なんでしょうか。 いや、でも、3ヶ月で20枚を今まで消費出来たなら、12ヶ月で80枚は計算の理にかなっています。 あああ、今年は大人しく暮らしていくつもりだったのに。のにのにのに。
かくして、今、手元には4冊もすけじゅーるんがあるのです。もれなく、入ってやがりました。いや、嬉しい人にはたまらないアイテムでしょうが、私も手帳スキーですが、それでも4冊は豪勢です。豪勢すぎます。今年のスケジュールんを諦めていたので、自前で手帳も買ってあります。計5冊。雑誌の付録も足せば、8冊もあります。どうしろというのでしょうか。
あとは、スタバの福袋もステキと聞いていたのですが、既に売り切れでした。 何が入っているのでしょうか。 来年こそは負けません。
あ、一昨年、私も並んだappleの福袋は、今年は「ミュージック福袋」と「コンピュータ福袋」に別れたそうです。賢明です。i-podとi-Macを欲しい人をいっしょくたにするのに無理があるのです。 で、店頭販売のみのコンピュータ福袋には、もれなく「leopard」が入っていたそうです。言い換えると、MacOX10.5。正月に朝の6時からappleストアに並ぶようなマカーに、基本OS。しかも2ヶ月前に販売されたOS。やるなぁ。
やはり楽しい季節なので、来年はばりばりと参戦しますのよ。
|