あるみさんのにっきをめざせ

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あるみさんのにっきを目指せ

//Last modified 21/02/14


 まんなか

2007年11月25日(日) 


  11月三連休(←世間的には、そうらしい)アイーダを見る機会にめぐまれました。
  劇団四季の名古屋公演です。
  新ミュージカル劇場(名古屋の四季劇場)ははじめてー。小さめですが、ロケーションは悪くはありません。頑張れば名古屋からでも栄からでも歩けます。
  席もセンターでいい席ーーー。ひゅううう。幸せです。ありがとう〜。Kさん。まんなか〜。

  お……おもしろかったー。
  思っていたのより、壮絶にパワフルで、豪華。話もキャラも判りやすく出来ています。ファッションショーは豪華だし、軍人さん達は踊りや動きに切れがあって、アサシン軍団みたいー、と間違った感想を抱いてしまいました。いや、あれはかっこいいって。素敵過ぎです。
  話としては、ヒロインのアイーダよりもアムネリスに感情移入してしまって、大変なことになりそうでした。えらいなあ、かっこいいなぁ、アムネリス。どんな思いで婚礼の準備したのかなぁ。救いたかったんだろうなー。うんうん。
  ……ラブストーリーで、ヒロイン以外に感情移入してしまうと、感動のシーンも「ああ、あなたたちも大変だろうけれどね……」となってしまって、訳が判らないことになります。
  一方、私の後ろの席のお嬢さん達は、四季の会員さん達で、その端々の会話からリピーターだと判るのですが、もうラストシーンで号泣。
  運命の二人が再会を果たす辺りでは「よかったね! よかったね!」とと辺り憚りません。……いや、観劇中なのでちとは憚って欲しいのですが、まぁ、あとはカーテンコールだけだし……と、微笑ましくすら思って号泣を聞いていました。
  カーテンコールは満場の拍手。
  手が痛くなるほど送ります。
  後ろのお嬢さん達も、拍手しています。
  毎度思うのですが、主役は勿論、アンサンブルの人たち、色々な役でほとんど出ずっぱりです。軍人さんをこなした、男性アンサンブルにあの体力と気力と集中力はすげぇぇぇ、と感嘆しまくっていると背後から、涙声が。
  「誰が、いい?」
  「真ん中」
  ……え。
  舞台の上は、くだんの軍人さん達が並んでました。拍手拍手。
  聞くんか。このタイミングで、それを。そういうのは帰り道でやれ。
  答えるんか。感動とそれは別物なのか。いや、別物とは思うが、即答か。
  「真ん中──かわいい。あっちのひとは、かっこいい」
  ……可愛いのはあれか。たぶん、彼女の前後2列、ほとんど反射的に真ん中の人を注目してしまったと思います。
  もう、感動も感心も全部吹っ飛んで、真ん中、真ん中、とリフレインが続きます。
  アイーダ、と聞くだけで「間だけに、真ん中」などと意味不明のことしか連想出来なくなりました。ううう。

  1月に楽日を迎えたら、次の名古屋公演はマンマ・ミーアですのことよ。
  やはり、真ん中好きのお嬢さん達はせっせと通うのでしょうか。
  私も……四季の会に入るべきか。うーむ。早く住所変更届けださなくては……。


 あはははーー

2007年11月18日(日) 


  朝からミシンを無になってかけてました。
  いわば、あれ。
  テスト前に大掃除をする理論です。

  ミシン、快適です。
  ちょっと前に無理して買っただけの事はあります。
  しかも押さえ金をいっぱい買ってあるので、すいすいぬいぬい、細かい作業の快適です。

  るんたった♪
  昭和時代の擬音を背景に楽しくソーイングしていると猫がじゃれてきます。正しくは、「その椅子、俺のだからどけ」と言っているのですが、そこに気がつかないふりをすればなかなか微笑ましい光景です。
  そして。
  立ち上がったとき、うっかりコードに足を引っかけて……コンセントから火花が。
  あわてて、コンセントをさし直して今度は針から火花が。
  スイッチは切ってから、コンセントをさしましょう。
  そんな教訓はいっだって後からついてくるもの。
  
  なんか、ミシン、がごがご言うんですが……。
  怖いので、ミシンしまって原稿をするですよ。


 それは静かに始まった

2007年11月17日(土) 


  大抵の名古屋人が歌える地元歌に、燃えよドラゴンズがあげられます。てか、他に思いつきません。名古屋の市歌や、NHKが頑張って定着させたかった名古屋の歌は一体何人が歌えるのでしょうか。
  実は、私、「拝啓、ここは名古屋です」は歌えるのです。前述のNHKの頑張った歌で、可愛い歌詞なのです。名古屋に転校してきた少年が前の学校に手紙を書くという設定の、昔からの住人ではなく転入してきた人が歌うのが評価されていましたが………今回答え合わせをしに検索したら、歌ってるの、川崎少年合唱団ですやん。名古屋、かすってもいません。
  名古屋からまた転校して行ったんかい。長期滞在じゃなかったのか。と、今ここに知る真実……。
  ということで(無理やり話題を戻す)名古屋でご当地ソングが根付かないのはもはや当然なのです。
  かのドラゴンズも、公式応援歌「嵐の英雄」なんぞどれだけの人が歌えるのか謎です。嵐のヒーロー、と正しく読める人ですら少数派の予感。
  かつて、ナゴヤドームに観戦に行った時もバックスクリーンビジョンで嵐の英雄がかかっていたときも、あえて応援席は燃えよドラゴンズを歌い続けてました。
  今では燃えよドラゴンズも公式応援歌に昇格しましたが、もともと公式だと思っている人はやたら多いはずです。すでに洗脳の域なのかも知れません。

  選手名を折り込むという特性上、歌詞が毎年変わります。
  未だに、私は高木守道と聞くと「一番高木が塁に出て」と歌いつつ脊椎反射のように塁に出してしまいます。今中と聞くと「いまでも愛してる」と愛の告白を繰り返してしまいます。
  それくらい、人々の心に強制印刷されている燃えよドラゴンズ(伏線)。
  今年は、日本一という事で、日本一バージョンが出ました。日本シリーズを讚えたバージョンです。ありがたやありがたや。
  ずっと願い夢見ている日本一、がずつと願い夢見ていた日本一と変わっている芸の細かさが泣かせます。

  最終戦の山井が歌詞三行、という記録達成です。しかもフルネーム記載。
  ──歌詞の行数対して選手数が多いので一行の歌詞に何人も詰め込まれるのは日常茶飯事です。堂上にいたっては堂上兄弟と二人でひと括りです──
  24のアウトを岩瀬に託したぞ、のくだりでは思わず涙こぼれそうです。
  あと、「そして誇れよ小笠原」に至っては涙だらだら。
  いいなぁ、山本正之。実に歌詞のつくりがうまい。
  そうそう。試合を振り返ればまさに、
  荒木が塁を盗り、井端が陣を見て、森野が空を突いて、
  4番ウッズが仁王立ち。

  ………え。
  なんか、どさくさにまぎれてひどいことを言っているような。
  4番バッターが、仁王立ち。
  それって、立ちふさがるというより、むしろ立ち尽くす……。
  いや、確かに、そのまんまといえばそのまんまなんだけど。

  4番ウッズが仁王立ち。

  かつて、4番マーチン ゲッツーだ♪と替え歌があったことはあります。ありますが、さすがプロ。語感も良く、短い単語で状況がありありと浮かびます。
  今後のスタンダードになるでしょう。仁王立ち。
  人々の心に強制印刷されて、ウッズ、と聞く度に仁王立ちと連想してしまう人が必ず現れるはずです。(伏線回収)
  ある意味査定よりもシビアな世界。公式だし。

  ああ、いいなぁ、山本正之。


 冬は

2007年11月11日(日) 


  チョコレートの話と、コーヒーの話を希望してます。
  ……なんかいつも食べ物の話みたいな気がする……。
  前者がひな、後者がレイちゃんになる予定……だけど、非常に(以下削除されました)


 すべてのことに

2007年11月10日(土) 


  無駄はないのです。
  在庫以外は。
  
  ……あ、自分で宣言して妙に傷つきました。
  訂正します。
  たぶん、在庫もいつか役に立つはずです。
  たとえば、えーと。
  炊き出しとか。
  ………PP貼ったら炊き出しも出来ないじゃん。がーん。
  ご利用は計画的に。
  
  ということで、このふがいなさと、その結果もいずれは無駄にならないといいなぁ……と。希望的に過ぎるかも知れませんが、それでもそこできちんと強く立ち位置を保持する事以外に何も思いつかないので仕方がありません。自分で立ててなんぼだな、と。
  
  無駄といえば。
  最近、付録も全サも厳しくなってしまって発作は箱に移動しています。
  可愛い箱がとても好きです。
  といっても、カルトナージュなどの普通におしゃれなものではなく、クッキーの空き缶やお菓子の箱などのもの。これからクリスマスに向けて色々な缶が出回るので、わくわくわくわくです。部屋の圧迫感はとりあえず無視する事にしました。
  
  ということで、箱。
  デジカメを買った日からこれをupしたくてたまりませんでした。
  夏にSさんにいただきましたの。ありがとうございました。
  すてきすてきーー。この、本気なんだかなんだかわからないセンスがツボです。大事にとってあります。
  是非、ご当地メイドさんクッキーや煎餅や饅頭も作って欲しいのです。対になる執事さんシリーズも是非是非に。
  絶対箱をコレクションしますから。


 秋きたりなば、

2007年11月05日(月) 


  マンネリの話題ですが、タイトルにはいつも苦悩します。
  が、タイトルだけ決まってしまった本も同じくらいの苦悩が……。
  果たして、タイトルの場所に着地出来るのか。

  昔、同じようなことを新井素子さんが言っておられた気がしますが、大きく違うのは、彼女は最後にタイトルを付けるのが楽しみゆえに最初にタイトルを考えるととほほ、ということでしょうか。

  と、ということで、大晦日。
  有明ですよ。
  大晦日なのに、朝5時半からお出かけ。夜まで帰らず、帰ってきたら使い物にならないくらいぼろぼろで、初荷が在庫。
  家庭不幸にも程がある、というか、年越しそば係の私はどうしたらいいのか、と。後先考えずに申し込んで頭の頭痛が痛いのです。
  これからのシフトとか、その他のこととか考えるとせっぱちゃんでも間に合わないのですが、少しずつ奮い立たせてまいりましょうか。
  とりあえず奮い立たせるための、Amazonからの荷物は明後日届きます。たくさんの、コミックスと文庫本。わくわく。


 今年は

2007年11月04日(日) 


  なんと恐ろしい事に、スケジュールんに手を出しません。
  正しく言えば、手を出せません。
  ポイントが足りないのです。
  一年前の私が何を考えやがったのか「落したときのために、カードは分散させよう」作戦に出ていたのです。そんな作戦に出ても、肝心のカードはいつも一緒に持ち歩いているので意味がありません。落すときは一緒です。そして今現在落してはいません。
  かくて残ったのは、合算出来ないカードだけです。あたまがわるい、としか言いようがありません。
  しーかーも。ミスドのカードは
 「発行日から一年」
  で期限です。もうすぐ期限がやってきます。同時に。せめて同時に作るのは辞めておかなかったのか、当時の私。
  中途半端に集まったカードを、しかも複数、引き換えが出来る点数にするためにせっせとドーナツ食べ続けの日々が始まりました。まさしく自業自得の甘い牢獄。
  今の狙いはただ一つ、スケジュールんの次に来るエコバッグです。

  一年でお利口になった私は、無駄なポイントを使わないようにしようと、電卓叩いて計算してました。えーーーと。30%オフクーポンがあって、10個までしか使えなくて、残りのポイントがこれで、100円セールで買うよりも安くなるものを狙って、今は1,000円で+15ポイントだから………
  必死です。
  世間では、ドラゴンズ優勝セールで戦っているのに、朝一番でミスドに駆けつけて電卓叩いています。店員さんに哀れま……不審がられないように、柱の影からウインドウをちらちら見ては計算している姿についての感想は聞きたくありません。
  だいたいの戦略が決まった、そのとき。
  ……べき。
  ばささささ。
  ばり。
  手が滑って電卓を落し、拾おうとして鞄の中のものをぶちまけ、事態を収集しようとして電卓を踏み壊してしまいました。
  ……いいんだけど。
  チョコミミの全サ電卓だから高くはないし、もし携帯の電卓機能を使って同じように携帯を壊したときのことを考えると、傷は浅いです。泣かないもん。……泣かないもん。泣かないんだもんーーー。
  ちょっと、涙目。
  
  次の景品はポンデ電卓熱烈希望ですよ。


 祝!

2007年11月02日(金) 


  ドラゴンズ日本一です。
  おめでとう!
  
  ……ってまだ実感が湧かないのですが。
  なにしろ、そんな大切な試合を実際に見届けずに寝てます。
  夢の中で「今日の岩瀬は打てる気がしない!」と聞いた気がしたのですが、なにしろ、このチームは何年か前の札幌シリーズでどう考えても勝てる点差を、わずか1回でひっくり返された前科があります。
  しかも、短期決戦に弱く、パリーグに滅相弱い。
  勝ちたいと思うほど、勝てないと思っていたほうが、喜びが大きい。中島みゆき理論です。
  試合のドキドキに耐えられない、タイプです。
  
  んが。
  んが。
  現実なのですねー。
  今朝の中日新聞は一応一般紙なのに、スポーツ新聞さながらです。
  リーグ優勝していないのに、日本一というややこしい立場が素敵に眩しいです。
  なにしろ、53年ぶり。
  前回日本一になったときなど、かの「ALWAYS 三丁目の夕日」の舞台設定より前の時代です。東京大阪が12時間かかった時代。ニッポン放送が始まった年です。安倍晋三君が生まれた年。ついでに松任谷由実の生まれた年です。……こうしてみるとすごいな、ユーミン。
  あ、田中公平さんも千葉繁さんも井上和彦さんも三ツ矢雄二さんも島本須美さんも塩沢さん(※あえて名字のみで)もこの年生まれだわ……実はすごい年では。と、検索は尽きません。
  なにしろ53年ぶり。
  めでたさを寿ぐ新聞記事も「死んだ友だちに見せたかった」というしんみりなんだか、めでたいんだか判らない記事です。誰よりも、日本一から遠かったチーム。それが中日。ちなみに、二番目に日本一から遠かったチーム(43年)は日本ハムだそうなので、地味な戦いとも言えます。ここに一度も日本一にならなかった近鉄が加わったらさらに地味になった事請け合いです。
  あと、52年日本一にならなくても、記録は破られないのです。恐ろしい長さです。53年。
  物心付いたときから「僕もあなたも願ってる 祈る気持ちで待っている それはひと言優勝だ 与那嶺監督の胴上げだ」と、日本一以前の事を夢に設定して生きてきたので、もうどうしたらいいのか。
  まだ、実感が湧かないのですが、噛みしめるほどに嬉しいです。
  ……おめでとう、ありがとう。
  
  さて、来年は「目指すは二年連続日本一」と歌うのでしょうか。びば。


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