声優さんと映画とアニメと
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2004年11月30日(火) ふつうの日記(BLばなしあり)

朝にその日の日記って、変かな?
昨日は、立て続けに、移動時間を利用して何枚か聴いた。

春抱5
昨日来たのですが、早くない?
感想はすこし時間をあけてから書くことに、だって1週間近いフライイングですよね、なんだか今回はずいぶん雰囲気ちがうし、森川さん=岩城もずいぶん変わってきた気がする、まあそういう展開なんだけど。フリートークでの森川さんのお母さんからの電話ネタが面白かった。そうか、アニメの主役レギュラーが終わっちゃったからかな?(聴いてのお楽しみ)

幸せのレベル3
ひーちゃんがかわいい、井上さんって、やっぱ009のイメージが私からは抜けてない、それとレイガ(シュラト)、でもって良い声だし上手いし、立ってます。森川さん、ゲストで気楽で楽しそうにやってる。みんな動物への接し方に愛がありますね。

BadBoys
これもひーちゃん、森川さんと。
これ、最近はまってて、また全部聴いた。森川さん、信じられないぐらい上手い、上手すぎる。何回聴いても、これはあまりに楽しくて・・・だって、あの口調、あの言い回し、あの声、みんな面白い。愛聴盤。

Suggetion
前作のAnswerを是非手に入れたい。原作しらないので、各役者の容姿のイメージがなかなかつかめなかったけど、演技的には外画っぽくて、良いですね。役の中でのTPOに合わせた演技の妙も楽しめるし、なんだろう、森川ワールドに引きずり込まれる入門編としてもいいかもしれない。

ノイズリダクション機能付きのヘッドフォン
先日ラスベガスへ行ったときに、ノイズリダクション機能のついたヘッドフォンを購入したのですが、これが威力を発揮。
どこでもいい音で音楽でもドラマでも聴ける超優れもの、しかも外の人の声とかは妨げないので、ホントに必要な音は消えない、ざーがーというのノイズだけが少なくなるので、ドラマ系はホントゥに聴きやすい。声優さんの声の良さが損なわれないので、だれにでもおすすめ。初期はBoseの3万円のものが通販でしか手に入ら無かったけど、最近になってずいぶん安くて手に入りやすくなって来て、ソニーとかパナソニックから5千円〜1万円を切ってます。外で音楽やドラマCDを聴くことがある方は是非おためしあれ。




2004年11月29日(月) スカイキャプテン

スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー (2004)

予告編を春に劇場で観て以来、ずっと待ちに待った作品だったので、ハウルを見に行かないくせに、これだけは初日の夜に観たぞ。
ごめんなさい、私、これ、大好きだぁ・・・(笑)
思い返せばずっとずっとこんなB級映画が観たかった気がする。
あたかも、スタートレックヴォイジャーでトムパリスが創作するホロデッキでの冒険活劇キャプテンなんとか、とまったく同じのりの世界。
トムパリスが主演してても、ぜんぜんおかしくない、親友のハリーキムがグイネス役ポリーに扮して女装すれば雰囲気ばっちりだし・・・(思考が暴走する)。DVDが出たら、誰がどんな風に声をアテていようと、絶対に買いたいと今は思う(今だけかもしれないが・・・笑)。

この映画、はっきりいって、B級マニアか、ジュード・ロウの大ファンかグイネス・パルトロウの大大ファンでないと絶対に退屈で最後まで観ることは不可能。ハウル人気とMr.インクレディブル他の大作アニメガチンコの公開スケジュールでなければ、もう少し沢山の冒険活劇B級映画ファンとそれ以外の間違って来てしまった映画好きの方々にも見てもらえるチャンスがあっただろうに・・・
こればっかりは、2週間打ち切りコースを確信してしまう。
初日夜で映画館シートの埋まり具合約15%・・・。
でも、やっぱりスカイキャプテンは、カッコイイったら、もう目も当てられない。戦闘機は航続距離を無視してNYからチベットまでひとっ飛びだし、男前の性格のスーパーマンのロイスレーン以上に性悪女の恋人が実にいい味でている。アンジェリーナジェリーが悪役(ラスボス)かと思ってたが、思った以上にいい感じの役回り、ジュードロウには往年の古臭い2枚目臭がぷんぷんしてて、レトロな画面に激はまり。
続編が是非見たい、TVシリーズでやてほしい、ジュードロウよ私財を投げうってください、これこそがあなたの生涯のはまり役だ!!
こういう映画でのこういう2枚目の吹き替えには、やっぱり往年の広川太一郎に出張ってきてほしい!!
なにもマイフェバリットボイスの森川さん(最近持ち役俳優がすごく多いぞ忙しいぞ)を引っ張りだすほど執着しはしはないが、かといって妥協はできない。これほどかっこいい役なんだからB級映画とはいえ、例えDVD化時点での予算が極悪になっても、主人公=眩暈がするほどいい男=ジュードロウは地声もかっこいい、にはかなり2枚目の、普通にしゃべる声に艶があって甘くて、叫ぶと響きがカッコよくて、ささやくととろけそうな甘い、そんないい声の芝居の上手い人にやってもらいたい、絶対にだ!!!
さしずめ、山寺さんかな第1候補は、あとは第2候補で森川さん、もちろん、いつもの激戦区ライバルの小山さん、宮本さん、咲野さん、山野井さん、この辺はみんなできるとは思いますが、平田さん系はやめてほしいなぁ・・・そんなわけで、やっぱり先般のコールドマウンテンでかなり刷り込まれたので、インマン(コールドマウンテン)=森川声を想像しながら再度劇場に足を運んで、もう1回じっくりと観てみたい。スパルタカスでトニーカーチスを吹き替えてた経緯からも、広川フィックスキャラも森川で大丈夫。ちょと持ちキャラ多すぎるか・・・

頭が壊れて、2つの日記の使い分けができない!!もうそろそろだめだぁ・・・


2004年11月28日(日) S.S.D.S.を観た雑感(全部ネタばれにつき要注意)追記有

昼の前半はなんとなくやりにくそうな雰囲気で、表情もちょっと緊張したまま。
客席とステージの異様なまでの近さに、緊張がなかなかとれなかった?
中盤からはじけて来て、本来の特技である朗読ドラマあたりからリラックス。
みんなで歌ってる時の手抜きは単に速水さんを立てた結果、ラジオ体操の手抜きは、マジでやると診察服が破れるからと見た。
もっとも面白くハイライトだったのは、夜の部、診察相談コーナー最後のアクセル君の相談話。
森川さんの声を加工して、アクセル君になりきってドクターたちに悩みを相談するという(隣にならんだまましゃべるので、状況てきにもかなり可笑しい)会場は爆笑の渦(昼の部では堀内賢雄さんが社員に給料を払いたくない社長を熱演、こちらもかなり可笑しかった)。
なにしろ、森川=アクセル君のしゃべり方、思いっきりTVとかに出てくる昼のワイドショーでの証言する主婦のしゃべり方そのもの(恐ろしいぐらい良く研究してる気がする、とか書いてるが、実は良くは知らない)
しかもどさくさの松本さん誘導尋問にひっかかっ(たふり?し)て、奥さん居るってちゃかり自分の口でカミングアウト(言っちゃてるし)。とっくに知ってたけど(笑)
忙しくて帰宅が遅く、その上帰ると散歩もそこそこにしてすぐ寝てしまう森川さんに、とうとう寂しくてすねたアクセル君が森川さんの枕と布団を噛みちぎったエピソードに、場内大爆笑でもう笑いすぎで涙が出た。
松本さんがまとめた結論では、疲れて帰り際にサウナであせ流してる時間あったら、早く家に帰ってアクセルを散歩へ連れて行けという事になる。

一番最後の朗読ドラマ、ロボット合体戦隊もの、演じてる全員がそういう熱血アニメヒーロー出身で、一番はじけてて、水を得た魚状態。
それはそれは良く声も出てたし、台詞も板カマで、最高の盛り上がり。
女戦隊員役(ピンクなので)おかま声の森川さん、最高にのりのりしかも決まっててかっこいいから始末におえない、かなり場内を盛り上げてた。
昼の部の赤ちゃん言葉に全員がなる場面でも、信じられないような高音を出してしゃべる森川さんに場内騒然、彼の声量と音域の広さを堪能。とくにあの超高音はいったい体のどこから出しているのだぁとミハエルシューマイヤー口調で本人に聴きたくなるぐらい、信じられない超高音だった。

うーん、松本さんが森川さんをかわいがると賢雄さんが嫉妬するという構図が発覚、森川さんはいちいち賢雄さんに反応してあげてたし、いろいろと細々と面倒を見ている、あげくには台詞の行きがかりで賢雄さんが森川さんを抱くし、おじさん達にかわいがられてるというか、愛されてるなぁ〜と実感。
速水さんにもかわいがられてるし、彼はおじさん達みんなに好かれてる?
会場のお客さん1/4〜1/3が森川ファンだった雰囲気。
観たこちらも壊れてしまった状態なので、ちゃんとした文は割愛。

情報
12月10日公式ファンクラブのネット上サイトがついに公開。URLは今後声優グランプリとかファンクラブ会誌とかに記載されてる模様。
その、ファンクラブ会誌が12月頭の週に届くらしい。
(来週あたり発送なのか?)
2月のおまえら10周年25のゲストが発表になった。いつもネオロマとかセイントで一緒の若手さんばっかりだたように思う。


追記
お風呂に入ってゆっくり考えて、思い出したこと。
おじさん達とシューマイ君がじゃれてたとき、おもわずノアル(松本さん)とバルザック(堀内さん)がDボウイ(森川さん)を奪い合ってる構図になっていた。12年の時を経てなお展開されるテッカマンチームの固い絆に感慨深い瞬間だった。ちょっと松本さんも森川さんも当時の収録時とは声のトーンを変えてる役でのからみだが・・・うれしくもなつかしかった一瞬


2004年11月27日(土) 25日発売のDVDがいっぱい到着

テイルズオブファンタジア(1)
ダオス役が森川さんで、テイルズの初期からのファンの方々の間でろいろ物議があったようですが、どうなんでしょうか?
たぶん、前任の塩沢さんの演技、森川さんは知らないでしょうし、知る必要もないと思います。彼には彼の解釈があり、彼なりのダオスを演じるべきだと思うから、それがたとえ古いフファンを傷つけようとも失望させようとも、それはまた別の話だと思いたい。
そんなわけで、最初の1話30分では出番は少なくて、まあ、あんまりよくは判らなかった。私も最初のゲームを知らないので・・・それにしても、魔王ということで、強く低めの声、そしてなにか悲しみが有る感じがしました。
これについては、ネットでの反応を冷静に受け止めたいと思う。

今日から魔王(DVDのVol.2)
コンラート、優しくて、すがすがしくて、強くて、かっこいいですね。
これ地上波に来年あたり降りるらしいでの、ファン増えちゃいますね、確実に。ステキ系キャラでは最右翼です。それにしても、このアニメ、キャストが外画ですね、全員凄いので、みてて楽しいです。井上さんのはじけっぷりが最高。顔出しインタビューも、さすがにベテランの雰囲気、ちょっとあがってた森川さんよりかなり余裕が見えました。

アップルシード
義経君の出番はほんのちょっとなのですが、印象的な役ですね。これは劇場で観てたので覚えてました。彼、すごいすがすがしい役です。たまに森川さんこういうすがすがしい役ありますね、でもそういう役は外画の場合が多いので、アニメでこういう役は珍しいのではないでしょうか?アニメでは悪役とかクール系が多いので、これは珍しくてよいな〜って。子安さん、本領発揮のハデス、もうかっこいいのと憎いのがミックスしてて、最後まで魅せてくれます。ブレアリオアス(だっけ?)の小杉さん、焼きそばパンマンの声でやってて、最高にかっこいいですね〜〜もうすぐ生の小杉さんが観れるのかと思うと、観ててどきどきしてしまう。
この映画、女性の魅力が薄いんですよね〜なんだろうか?吹き替えの問題かな、たぶん人形みたいな表情でしょうかね、うーん、女性のアクションですね、モーションアクターまで入れてリアリズムを出したんですが、こういう凄い戦闘能力のある女性なんだから、何だろう、カンフーの女性とかのアクションをモーションに取り入れた方が良かったのではないだろうか?なんだか、素早さはあるけど、力強さというか、戦闘という場での臨場感が足りないように思う。男性陣の演技がかなり凄いだけに、女性をこんな夢物語的に描くのは、違和感だけが残って、逆に浮いてしまっている。やっぱ女性ももっと生々しい動きにしてほしかった、優雅というかぶりっこ過ぎる。これが不満なのですよ、良い作画だけに、もったいないな〜

Suggestion
今聴いてます、こっちはあっちのコラムで後日〜


2004年11月26日(金) スウィートノーヴェンバー

はじめの15分、森川のシンクロ度50%、45分あたり90%、60分過ぎのシンクロ度100%、歌の時間シンクロ度150%。
歌ですね〜通常過去の例からみると、こういうシチュエーションの映画では主人公俳優がハイライトになる歌を歌っている訳だから、気を利かせてご本人の生歌で流すパターンが多いが、そうすると歌だけ英語で歌詞が伝わらない、字幕で流せば違和感となってしまう、ところがこの作品の吹き替え版では、きちんと森川さん本人の綺麗なヴィブラートが効いた見事なのどを聴かせてくれてる。絶品ですね〜これだけでも買った価値があった。

結構、過去に私が見たキアヌ吹き替えは小山力也版で、不幸にも森川のTV版マトリクスは見た事がない。そんなわけで、依然、キアヌの顔=小山声が浮かんだりもするが、この映画を観て、かなりそのイメージも消えそうだ。
森川フアンを自覚した早い時期に、リプレイスメントという作品を買ってきて、すごく驚いた。題材がスポーツ物、アメフトは森川さんにとって自分の領域ということもあるのかもしれないが、森川シンクロ度150%で、実は一番キアヌに合っている声優だとこの時に思った。
キアヌの地声が、もともとその甘いマスクに似合わないぐらい低いしのどにかかっている、森川さんの声も普段の超2枚目甘いマスク演じるときよりかなり低めに落とした声で、これがオリジナルに近づけている雰囲気なのがわかる。このスィートノーヴェンバーのやり手広告マンという設定からして、饒舌のイメージからは少し遠いキアヌらしからぬ役だが、広告のプレゼンではキアヌご本人のお芝居を凌駕する森川吹き替えの妙を楽しめた。
中盤〜後半のサラに恋に落ちてからの森川さんの演技は、この映画の前半よりも甘く柔らかいしゃべり方で、無理がなくシンクロ度は抜群。
あんまり歌声が似てるので、何回も交互に聞き返した。びっくり。(キアヌはへぼへぼロックバンドのドックスターを組んでて、自らベース弾いてても、歌は歌って無かった、せいぜいコーラスぐらいのはず)
森川さんをこの作品に起用して、しかも劇中歌をしっかり吹き替えで歌わせてくれた音監に大感謝!!
このバージョンでTVオンエアーしてくれたら、世間一般に森川=キアヌの認知度ももっと上がるのではないだろうか。キアヌはたくさんの声優さんが過去にアテてきたので、ここらで真打ち登場ではないかと思う。

実は、最近出た恋愛適齢期のキアヌを山野井さんが吹き替えてるのを箱で見つけて、むかっとしてる馬鹿ファンの私。


2004年11月25日(木) はざまの日記

ノーエスケイプ
脱出不能の未来の刑務所のおはなしで、荒くれ男達ばっかり出てくるんですが、主人公(山路さんが声を担当)はクールな一匹狼で心に傷もつタフガイ。森川さんの名前が4番目ぐらにあって、どんな役かしら〜ってVTRを早送りしながら観てました。なんと、ちょっとひ弱な青年役、かわいらしい声と怖いよう〜って感じのふにゃふにゃ声も聞けます。中盤に出てて、終わっちゃいますが・・・
こういう脇は最近少ないです(11月14日の日記参照ください)。

ネオロマンスライブ2004のDVDを聞き流しながら書いてます。
谷山紀章くん、
歌上手いね〜歌手この人?
あと、歌が上手いなって思うのは、関智一さん、すごくいいね〜。
森川さん繋がりで〜後輩の小西君と外画仲間の小山さん、
もっと歌の練習してきてください(爆)
森川さん、
MCが辛そう〜でも歌は感情こもってて、何回聴いても感動的だな〜。
お魚天国のいけすで水泳の話、想像するとものすごく可笑しい。
今回はインナーが全部すけすけシリーズだったんですね。黒のハーフコートは麻地かしら、良い光沢、内側はチェック?

ブリーチ
先週の予告でもの凄く期待してましたが、森川一心パパの出番はいつもとあんまり変わらなかった。ポロリもあるでよ〜ってほろりだったのか!!餃子とかは何だったんだ???
直前にかわいくよわっち声の映画吹き替え聴いたあとで、この一心パパのはじけっぷりはインパクトがあった。このアニメの中で一心パパが出てる時だけギャグってひどいわ。でも、いつ聴いても、こんな太だみ声森川にはもったいない、何でもできる人だしギャグもお手の物だけど、これだけの美声をこの役でこれぽっちの出番ってもったいなすぎる、後半に別の役で、最強華麗なゾンビみたいなので出てきてくれないかな・・・。

ここ数日、
勢いに任せていいろいろ文章を一気に書いたので、ちょっと息切れです。
しばらく減速かな・・・
来週は後半もの凄く仕事が忙しいので、たぶん更新が滞ります。
ごめんなさいって先にお知らせしておきます。

スイートノーヴェンバーをゲットした。
明日観れるかな?
アニメイトからメール、天上天下Vol4出荷との事。25日はついにテールズオブファンタジアの1巻目も出てるはずだけど、最初の巻に森川さん出てるのかしら?劇場版のアップルシードもDVDが出ているはずなので、買うものがいっぱいある。給料日だけどすでに懐が寒いなぁ〜。

セイビのライブのDVDが早くみたいです、来年まで待てないなあ。


2004年11月24日(水) スリーパーズ(1996年アメリカ映画)

BL物語のような軽いノリではなく、正味深刻な少年虐待をテーマにした話。
森川さんは虐待を受けた少年4人のうちの一人が成人してからの声で、出番はほんのちょっと。そのため、脇でプラス2役を確認。1番目は街のかつ上げちんぴらで、主人公の少年を脅す役、2番目が少年院の誠実な英文学の先生で、キーになる小説を主人公にあげる役。この先生役は結構いい雰囲気、録音が1996年末ごろのはずなので、すこし実年齢より落ち着いた雰囲気を出してる、今やっても変わらない雰囲気だと思う。
そしてメインの役は黒髪がやや長めで、ちょっとラテン系のビリー・クラダップの声。あんまり聴かない名前だな〜でもこの役者さんすごくいい表情してるし、結構ハンサムだし、すごくきりりとした森川クールボイスが映えてて、イナセな感じがよけいに訳あり感を増す雰囲気を醸し出してる街の殺し屋。(純真な神父希望だった少年が虐待で変わり果てたという設定)、これはなぜかかなり印象に残った。それで、このビリーの事はもう一回あとで触れる。
4人の虐待を受けた少年の成人した一人にブラッド・ピット。検事役なんだけど、若くて知的でそれでいて影があってという感じで好演。若い頃のレッドフォードを彷彿とさせる印象。これを最初に観てたら、今よりもっとブラピに嵌ってたかもしれない、危うい(点数が急上昇中)。声は平田広明さんなんだけど、演技はまったく悪くないしむしろ上手いが、正直、平田さんの声は私にはちょっとブラピの雰囲気じゃない、できればこっちを森川さんにやってもらいたかった。
あと、ブラピの少年役がブラッド・レンフロで、これまた美少年でぴったり。
それから、脇をものすごい役者さん達が固めてて、話の重みと迫力を増している。親代わりの神父役がロバート・デニーロで、声が大塚明夫さんと来て、申し分なし。ダスティン・ホフマンが後半に主人公達を助ける重要な役どころの酔いどれ弁護士で、声も堀勝之祐さんで、これまたすごく良く有ってます。虐待受ける4人組のもう一人ロン・エルダート役が矢尾一樹さんで、矢尾さんと森川さんは二人でつるんでる役どころなので、まるでFゼロファルコン伝説の雰囲気そのまま(笑)。主人公で語りも全部担当する役者さんが実は一番印象が薄い。声も原康義さんという方で、良く知らない(ごめんなさい)。この主人公の印象のなさが実はこの映画の重要な要素で、視聴者の視線も兼た事実の目撃者という役どころ。目立っては行けない役回りなので、こういう印象で正解なのだと思う。
そして真打ちが、ケビンベーコンで憎い(にくそい)セクハラ看守役を熱演。声は江原正士で、もうそれはそれは憎々しさをこれまた好演。他にも書ききれないぐらい。やっぱり筋がしっかりしていて、演出に派手さはなく、役者の演技も過剰な部分が無い分、逆にリアリズムが増して、良かった。
ストーリィも印象的なら、役者さんも印象的なので、映画ファンなら観て損はない。
さて、森川さんの少ない台詞でも印象深いチンピラの殺し屋役のビリー・クラダップは、実はその後に化けてました。
この人どこかで見たな〜もしやもしやもしや・・・・えっ?えっ?最近観た人に印象が似てるんだけど〜〜〜って棚のDVDの箱を漁った、あったあった、この名前、ビック・フィッシュの息子役でした!!
あ〜なるほど〜こうきたか・・・、そしてこっちでは平田さんが声やってましたが、ビック・フィッシュを最初に観たときに、この役を森川さんがやっても良かったなTV版ではやらないかなと思った(感想にも書いてます)のですが、こんな形で森川さんと縁があったとはびっくり、ビリーのあの顔、森川声が絶妙に合います、絶対にばっちりです。
(森川さんご自身がこの関係を覚えていたか?たぶん否かな?)
ビリー・クラダップ、あまり派手な役者さんじゃないけど、演技ではいい顔してるので、今後も注目したい。きっとまた良い役で現れてくれそう、その時、ユアンのような森川さんのFIX(と決まったわけではないですが)の役者さんとの共演でなければ、是非次回、スリーパーズの時みたいなクールヴォイスで是非聴きたい。
こういう役者さん繋がり、面白い。


2004年11月23日(火) 声優さんのお仕事(人気のバロメータ)


上記に掲載するグラフはYahooとGoogleで検索すると単純にヒットするページ数をカウントしたものです。
思いついた声優さんだけを載せてますので。ご自分のお気に入りさんと比較なさると良いかもしれません。
やはり子安さん関(智一)さん三木さんなどのアニメで活躍されてる方が強いですね。大御所では井上さんがすごく人気があるのが顕著に判ります。
外画で大活躍の平田広明さん小山力也さん高木さんあたりが、以外にヒット数少ないのは、映画ファンというのは、もっぱら観る方で、ネット活動にはあまり興味が無いのかもしれません。
小杉さんや堀内さん中原さんなどのおじさんチームは、お仕事的には歴史が長いのですが、ファン層がネットでの自己表現の苦手な年齢層なのではないかと予想します。
櫻井君はさすがに今人気急上昇中なのが良く現れてます。
あと、石田さん緑川さんが同じくらいのポジションなのが数値でも明らかなのが面白いですね。特に石田さんは年齢では森川さんと同じですが、アニメにも海外ドラマでも引っ張りだこで、露出度(人気)が高いのがよく判ります。
さて、森川、檜山のおまえらコンビは、調べるとちょうど真ん中に出てくるっていうのも、なるほどなって感じがします。これは先日紹介した、森川さんのお仕事のまんべんなさ(幅に広さ)を象徴している気もします。
アニメも外画もそこそこ活躍してる人が真ん中に多いかと。
檜山さんは、ちょっと渋めのキャラで女性より男性フアンが多い分、ネットでの露出の点で数が負けているのではないかと、というのも、活動自体の実体は次に紹介するグラフで明らかです。


これは、amazonで2004年11月23日現在ラインナップされてる作品タイトル数でフルネームで検索してヒットする数です。
やはり外画系は、キャスト名が明記されないことも多く、ヒット数が延びないのが悩み、もっと実タイトル数はあると思いますが・・・
これで観ると、画像関係のタイトル数での健闘は三木さんですね。
音楽物を加えると、森川さんが上にすこし上がります。以外に関俊彦さんが上位に居るのも面白いなと思います。ここでも、外画・劇団系の平田さん小山さんのお二方は、舞台やTVでのお仕事でがんばっているため、あまりタイトル数が出てこないですが、お仕事のフィールドがすこしずれてるので仕方が有りません。


2004年11月22日(月) ネオロマ DVD

ネオロマンスサマーライブ2004のDVDを手に入れました。
全部は、まだ観れてませんが、森川さん分だけとりあえず全部観ちゃいました。
森川さん、顎がすっきりして痩せて見えます。
最近のパスコレや集合写真みると、けっこう顎がとんがってるんで、カメラの確度かな〜って考えてたのですが、やっぱり2003年よりすこしスリムになったかな?(9月のおまえらのときにもそう思ったんですが、初の生森川さんで確信が持てなかった)
最後におまけで入ってる終演後のコメントで、小山力也さんと並んでるところの映像みると、顎がとんがってる。
きっと針治療に通うようになって、肩のまわりの血行が良くなったのかもしれませんね、顔のむくみは結構そういうところが影響します。実際、エステでマッサージを1時間してもらうと、顎のたるみが1cmぐらい減ります。
そんなわけで、風邪で熱っぽい顔した森川さん、時折かなり辛そうですが、それでも歌、一生懸命歌ってて、さすがですね〜。
H2Oもよかったけど、なにより異次元飛行がすごくすごく良かったです。
観てるこっちも、飛んじゃいそう。
それにしても、動く小山さん観たの初めてだったので、写真でみた時の印象以上に猪木系だったので、ちょっち驚き。それで〜あのような叫びに迫力があるのですね、でもコメントを目をつむって聴くと、私の知ってるキアヌだわ・・・地声でしたか・・・
石川英朗さん、ライブで歌ってるのとしゃべってるの初めて観ました。この人べたべたの関西人ですね(親近感)さすがわ音大出のプロ、歌は別格。
サマーライブは、歌に覚えのある人が沢山出ていて、凄いですね。
エネルギーを感じます。それにしても高橋直純君、なんだかちっちゃくなっちゃった?痩せすぎかな(忙しくて?)倒れそうな感じ。

森川さんファンが頭が真っ白になって当日の事を記憶できなくなった例の白いヨットパーカー、噂の二の腕と胸板を観ました!!
うーーーん、逞しい。
良く発達した筋肉に程良く脂肪がかぶってて、ガチポチャって感じ?
それと、以前から気になってた背中の筋肉、やっぱりすごい隆々してる〜びっくり。ハンマー投げの室伏君みたい・・・。
あれだけのガタイしてて、アクセル君に押し倒されて脳震盪起こしてたらだめでしょ〜〜て、ちなみに私の友人もコーギーを2匹飼ってるんですが、帰宅時に突進してきた我が子に頭突きくらって脳震盪起こして玄関で1時間ノックダウンしてたらしい。冬だったのですっかり大風邪ひいたとか・・・結構飼い犬に頭突きくらって脳震盪起こす人は多いのかもしれない。

小山さんが、森川さんと一緒にインタビューコメントとったのって、やっぱり同じ外画仲間だからかな?小山さん(森川さんが居てくれて良かった発言はほほえましかった)以前に仕事で一緒だった時発言があったけど、何かな?海外ドラマ?思いつくので二人がかぶってるのはERで1999年ぐらいに森川さんが何本かメインゲストで出てるけど(小山さんは当たり役のレギュラー)でもかなり前だし、うーん何だろう?


2004年11月21日(日) 森川さん三昧な週末 その3

土日はなかなか時間の配分が難しいですね。
今日は、ぽっかり時間ができたので、近所のミュージックショップへ行ってDVD漁り。3本も収穫が有りました。

「シェイド」
ダミアン・ニーマン監督、
出演:シルヴェスター・スタローン(佐々木功)
スチュアート・タウンゼント(森川智之)、ガブリエル・バーン(津嘉山正種)出演。
ポーカー勝負の映画。筋書きも、箱の写真配置みても1番真ん中で、森川さんが主人公です。この映画、2004年3月公開7月発売のDVDなので、吹き替えも今年の春頃かな?
スタローンが伝説のいかさま師、声もロッキーのまんまの吹き替え調で佐々木功(いちゃお様)でした、他の人とまざると、ちょっと浮くんだけど、この人の場合ずっとむかしからこれなんで、慣れてます(笑)。そして共演が津嘉山さん、さっすがー、おじさまの魅力全開。他にもいっぱい海外ドラマ系の方々で固められてて、この吹き替え版はとても良い出来ではないかと思います。
森川さん、このスチュアート・タウンゼントという俳優さんの声とかしゃべり方に同調した感じですごく自然、とっても艶があるのに男っぽいしゃべり方、声の高さはそれほど高くも低くもなく、まあ、やや高めかな。原語で聴けばすぐ判るのですが、抑揚も含め絶妙にフィットしていて、自然なのにすごく色気があって魅力的。トムクルーズの時よりはセリフの抑揚が押さえられていて、それでいて軽快で、ときたまぶっきらぼう。いいねぇ〜ものすごく好きだな。
なんだか最近の森川さんの吹き替えは、役者さんもいろいろなんで、森川さんの演技もいろいろ変化があって、さまざまな魅力が出てる。どれを聴いても驚かされるし映画そのものも楽しめる。
そうだな〜今年観た中でだと、一番出演俳優の雰囲気にフィットしてる感じがします。これは時間があればあと3回はじっくり観返して吹き替えの雰囲気を楽しみたいです。素敵さと演技の情熱ではコールドマウンテンのジュードロウが今のところ個人的には今年ナンバー1ラブです。

「親指スター・ウォーズ」(ちょっとネットで情報を仕入れた)
(1999年アメリカ作品/カラー/ステレオHi-Fi/28分)
製作総指揮/監督/脚本:スティーブ・オーデカーク/音楽:ロバート・フォーク
録音:ダン・シャタック/編集:ジョン・ルース
ローク・グラウンドランナー:スティーブ・オーデカーク(森川智之)
ハンド・デュエット:ロス・スチャーファー(相沢正輝)
ウビ=ドゥビ・ベノビ:ロブ・ボールセン(長島雄一)
本家のスターウォーズ1ファントムメナス全米公開前夜にTVで放映されて、おタッキーなファンをお笑いどん底にたたきこんだ念の入れようらしい。
日本では一部の劇場で、アメリカではギャグがどきつすぎてお蔵入りになっていた「親指タイタニック」(うわさではこちらの方がもっと面白いらしいが未視聴)と同時上映されたらしい。知らなかった。
まあこの親指シリーズ、私の場合は先に「親指バッドサム」、「親指ブレアサム(森川が一番可笑しい)」「親指フランケン(コブコブが可愛い)」に「親指ゴッドファーザー(森川の出番が一番少ない)」を観ていたので、こんなものかな〜って出来です。特撮セットのお金は一番かかってるかもしれません。そんでもって、この親指シリーズでは森川さんがよく泣かされます(笑)今回も、しくしくというか、ぐすぐすというか、とにかくひーひーと泣きます。もう最高に可愛いですよ。
全体を通して、少年スカイウォーカーじゃなかったグラウンドランナーなので、かわいらしい声で通してて、楽しい1本です。さめた馬鹿笑いをしたい人に絶対お薦め、本家の昔のSWシリーズ(エピソード4〜6)を知って居る方がいいに決まってるし、たぶんそうでないと楽しめない。森川フアンでないと絶対に楽しめない。興味本位だけでみると、こけます。

「三銃士」
ダルタニアンが永遠のライバル宮本充さん、他にチャリ坊ことチャーリーシーンの声を山ちゃんこと山寺さん、いま24時間で時の人キーファーサザーランドを堀内賢雄さん、森川さんは〜って待って出てきたのは、かわいいぽ〜っとした顔で鼻がめちゃくちゃ高いルイ13世陛下(かわいいな〜)
。でも夕ご飯の支度の料理してたので、ほとんどまともに内容を観れなかった、最後に森川さんが結構たどたどしく(俳優さんにあわせて)しべってたので、とりあえず満足しました。後日もう一回観ます。うわさのTV版、ダルタニアン森川が観たい。だって宮本充さん、すごくよく合ってるけど、ときおり微妙に若作り声、全体をとおして凄く可愛かったけど、森川版があると知ってしまったので、どうしても是非いつか絶対に観たいなって思ってしまった。

つづいて、TV録画から

「ダーマ&グレッグ」
今週先週のを固めて観ました。先週のはグレッグが選挙に立候補する話。今週はダーマのお父様が活躍する話。どっちも大爆笑。先週の方がグレッグが大変なことになっていて、森川フアンとしては最高に面白かったです。落ちこんでるグレックの情けない表情と森川の演技はかな〜りどきどきする魅力。やっぱりグレッグいいです〜ものすごくいいですね。ホントに森川さんなの?っておもってしまうぐらい、グレッグです。(意味不明)
最近、旦那との会話で「うっそぉ〜おだまりぃ!」を意味無くつかってしまう・・・それと、たまに旦那を「グレッグ〜」とこっそり呼んでみるが、すぐ後悔。ちなみに、うちの旦那は結構声がいい。森川さんよりは諏訪部さん系の声ですが、良い声度では森川さんの20%ぐらいかな(結婚して17年もたつのにおのろけか?笑)

「今日からマ王」のインタビュー
ひゃ〜先週に続いて、昨日の朝にお顔を拝見できた〜。
ちょうど後ろで観ていた旦那がよけいなひと言「顔隠すのに前髪垂らしてるぞ〜」へん、おおきなお世話じゃ〜と心で言いつつも、「いいのよ声優さんなんだから、声さえよかったらいいの!」で切り返す。
彼(我が夫)はさすがに、(森川さんとは)男同士なので、(嫁の眼がハートになってるのは気がついたかどうかは知らないが)最近強制的に聴かされてる吹き替え、どれを聴いても森川を認識した瞬間とっさにパリスと呼びますが、そのパリスの声の人の素顔を観ても、先のひと言以上の反応はなかった、むしろ聞き手の、えんくみがよかったみたいだ・・・なによ、ふん(2回目)。
いや〜森川さん、2本目の方がリラックスしてて、よかったです。まさかエンギワル鳥の鳴き声が出ようとは・・・ちょっと照れてた?

どうも、今日は日本語が冴えないので、この辺にしときます。


2004年11月19日(金) セイントビーストってBL?

すみません、いきなり過激なタイトルでした。
既に、コラムで書いてますが、私が本気で森川さんのすべてを追い始めて、まだ数ヶ月です。
そんなわけで、いろいろ追い切れてないものが沢山あります。
今所持しているものは、まだ聴いてないCDも含めて約80枚(ドラマやBLやヴォーカルやいろいろ)、まだ観れてないの含めてDVDが約70枚(アニメとスタトレが数稼ぎ)、実は破産状態だったりして・・・
聴いてないCDを一生懸命仕事の移動時間とかに聴くんですが、
そんなわけで、今日はちょっと遠出の電車で聴いていたのが、
1)SaintBeast四聖獣ヴォーカル&ドラマアルバム
2)天使のしっぽ〜愛という名の嵐〜 四聖獣
まず、聴く順番を間違った(笑)
森川さんが、歌詞大うそつきで歌ってた予感がする〜
中野祭り第2会場だっけ、あの雨の日のイベントの青い羽根と輝く黒いコートのかっこいい森川さんを思い出しながら、うっそ〜こんな歌だったっけ、印象が違うぞ〜(笑)どこかで歌詞は相変わらずボコボコってコメントされていたのを思い出して、車中で大爆笑を押し殺した。でもカッコいい歌です〜。
でもって、主題の、
これってBLだったの〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
あはははって、電車の中で恥ずかしいぐらいに、にやにやが止まらない。
うーん、
森川さん、この2枚のCDを聴くと、BLシーンが一番上手いんだけど、これって、やっぱり場数の差?青龍のゴウとしてのキャラはまだ確立してない感じで、なのに、あのシーンだけは、かっこいい攻めなのね。
やっぱりこの人魅力的だ。

週末は都心を離れ、関西の自宅へ帰投。
帰りの飛行機で、メモ帳数枚のコラムを書いた。
明日あたり発表できるかな?


2004年11月18日(木) 近況とエクセスバゲッジと海外ドラマと

アニメとか映画で、主人公が負傷しながらも戦いをつづける場面があるけど、
実際にはあんな感じじゃないですねぇ〜
というわけで、月曜に右ひざを10針ほど縫う怪我した私ですが、
以降も足をひきづりながらも毎日元気に働いております。
初期の48時間は、ずきずきして痛かったりとか、鈍痛があったりとかしたのですが、今日あたりは、あまり傷をかばわないで階段もゆっくり上り下りできるようになりましたし、黙っていると痛くもなんともないところまで、回復しました。
もしもあの時、ひざの靭帯を断裂していたら・・・・今ごろ入院手術でした。
救急病院の先生が、靭帯切れてたら重傷扱いで入院、切れてなけりゃ軽傷ですねとおっしゃったときにどきどきしたのを覚えてます。
冷や汗たら〜

エクセズバゲッジ
製作: ビル・ボーデン/キャロライン・ケスラー
監督: マルコ・ブランビヤ
撮影: ジャン・イヴ・エスコフィエ
音楽: ジョン・ルーリー
出演: アリシア・シルバーストーン/ベニチオ・デル・トロ/クリストファー・ウォーケン/ジャック・トンプソン/ハリー・コニックJr.
声の出演: 林原めぐみ/森川智之/仲野裕/阪脩/田中正彦
(出展Amazon,co.jp)
はこが手元にないので、ネットからデータを拝借
こんなしゃべり方の森川さん、他でもう1箇所で聴いたことあったけど、なんだっけ、忘れた。
でもものすごく珍しいしゃべり、近いとすると、アダムサンドラーのミスターディーズのしゃべり方をもっともうろうとさせてた感じ。
ベネチオの口の動きみてると、こんな感じかな〜って思ってしまうので、めずらしがっててもすぐ慣れちゃいます。
なんとなく違和感あった最初でしたが、慣れれば、愛嬌があります。
こんな弟が居たら面倒みたい感じ(なんなんだ?)とにかく、見ていくうちにどんどん愛着が湧くキャラ、なんなんだこのかわいらしさは。顔はそんなにかわいくないのに、どんどん愛情が沸いてくる、魅力的になっていく、だめだめさ、ぼけぼけさが、森川さんとマッチしてて、後半は最高に楽しかった。
林原さんは、アニメ調のしゃべり方で、なんとなく若い娘というより・・・まあ、彼女はこの場合引っ掻き回し役なんでいいでしょう。
そして、なによりウォーケンである。
クリストファーウォーケン、もともと戦争の犬たちの凄腕隊長で私はもう1980年代の一押し2枚目俳優だったんですが、
ディアハンターの怪演でオスカー(助演男優賞)受賞してます。最近の印象に残った役では、スリーピーフォローの首無し伯爵でジョニーと共演してますが、森川ファンだとニックオブタイムでもジョニー(森川)と競演してる、にくらしい殺し屋さんで印象深くないですか?
今ではすっかりいいおじいちゃんの貫禄ですが、切れてるおじさんや影のある男、悲劇的でシニカルで狂気と同居するクールな男・・・みたいな役をやらしたら天下一品です。
ギャグもできるので、コミカルな役も出来るところがまたいいし、ハンサムだしチャーミングだし、何やっても許せるおじ様。
はあはあ、ウォーケンで久しぶりに爆破してしまった。

ちなみに、私の趣味の俳優さん(森川さんのせいで最近好きになった人含む)は以下に
<今、すごい好き(昔からも含む)>
ジェームズ・スペイダー
ショーン・コネリー
クリストファー・ウォーケン
コーリン・ファレル
ジュード・ロウ
チャン・ドンゴン
メル・ギブソン(若い方がなおいいけど・・・)
<映画の役によっては大好き>
キアヌ・リーヴス
オーランド・ブルーム
ジョニー・デップ
ブラッド・ピット
エリック・バナ
リーリンチェン(またはジェト・リー)
<むかし好きだった、今はもういい(ごめん)>
ハリソン・フォード
トニー・カーチス(広川太一郎)
ジュリアーノ・ジェンマ(声はだれだっけ、野沢那智だっけ?)
ジャッキー・チェン
あと、忘れた

海外ドラマシリーズで好きな人たくさんいたんですが、
どの人も映画に出てくるといい役しないし
声の印象がかわっちゃう(吹き替えが違う人だったりするので)と、
もういいかって、かなり役者が好きというより、役のキャラにほれるんでしょうね。
<今でも大好きな(なつかしくて涙がちょちょぎれ>
スタスキー&ハッチ
スタートレックシリーズ全部(DS9を除く、これだけは苦手)
ナポレオンソロ
ダンディ2華麗な冒険
特攻野郎Aチーム
謎の円盤UFO
キャプテンスカーレット,
宇宙空母ギャラクティカ
俺はハマーだ
ハワイアンアイ(古すぎ〜)ララミー牧場(もう良くは覚えてない)
スパイ大作戦(TVオリジナル第1期)
ローハイド(クリントイーストウッド激若)
荒野の2人(スタハチの西部劇版)
バイオニックジェミー
600万ドルの男
プリズナーNo.6
大草原の小さな家
鬼警部アイアンサイド
フリッパー
スーパーマン(初期から最近のまで全部)
あと、探偵ものSFもの、もっともっといっぱいあったなぁ、
・・・今日は思い出せないや
<現在進行形>
ダーマ&グレッグ(録画して必死に見てます)
スタートレックエンタープライズ
ネイビーファイル
(時間があれば、フレンズ、ER、なども観ます),
他、もっともっと観たいんですが、1日の絶対時間が不足
もうこれ以上睡眠時間削れないぎりぎりで生活してるので、観れません(笑)

あ・・・でもやっぱり、年が隠せない、わははは
私って、ずいぶん海外ドラマばかり見てきたほうだと思います
でも、当時はTVって海外ドラマばっかりだったので
もちろん誰もが観てきた
かわいい魔女ジニーや奥様は魔女やアイラブルーシー・・・・・全部完璧に網羅してますよ
スーパチャンネルとFOXTVとWOWWOWとスターチャンネルとアニメチャンネル3種ぐらいあったら生きていけます。
あとCNNとABCとディスカバリーチャンネルも常時ほしい。
ごめんなさい、いまだに、日本のドラマ類はぜんぜん観てません。


2004年11月17日(水) 鵺と共に泣いた夜

いや〜少しネタばれになりますので、
まだ観てない方は読まない方がいいかも。


夕べは、不覚にも最後に涙がでてしまった。
そんなに意表をついた脚本ってわけでもなくて、
まあ、こんな筋書きならこんなものでしょう
でも、キャストが・・・冬の蝉じゃないですか・・・
きっと、涙がでたのは、そのせいもあるんじゃないかと思う。
まず、最初の鵺の登場シーン「おのわらわ」の第1声に、まじ痺れた。
いや〜この人、こんなに上手くなってたんですね。
集中力、表現力。
たった一行の魔力、鵺の只者でなさが伝わる。
予想以上に落ち着いて、低くコントロールされたクールなしゃべり方、
今回全部を通して観てみて一番痺れた台詞。
構えてしゃべるときのすこし妖怪っぽさ(禍々しさを表現)と普通に会話する時の自然さ(人間にも近いものである事を感じさせ親近感を持たせる効果)。
このコントラストの切り分けも上手かった。
確かに、同じ人間でも、TPOや相手によって、しゃべり方もしゃべり口も切り替える、もちろん感情によっても。
それを極上のニュアンスで表現できるのが中堅〜ベテラン、ほとんど一本調子でずっと大げさに構えてそれっぽい感じでしゃべってしまいがちなのが、演技にいっぱいいっぱいの新人もしくはへたくそ。
実は日曜にゲートキーパーズ2(新しいのかな?)と直前には録画してたブリーチを観た後だったので余計にこれを感じた。ゲートキーパーズもブリーチも男性キャストは中堅で上手い人がたくさん出ていたので助かったが、女性の若手声優キャストの、あまりの下手さ加減にちょっと頭がきなこ状態(爆)。
立ち直れていなかったせいもある。
八葉のキャストはそうそうたる面子なのを実感。贅沢なぐらいなのだろうか・・・
まあ、何事にも経験が必要なんだから、最初から上手い人はまれで、誰もがとおるステップなんだから、若手はそれなりに寛容に見守ってあげようとも思うのですが。ゲートキーパーズの女性陣は悲惨だった・・・(聴いててめげた)

それにしても、鵺もとい森川さん、こういう絵にはこんな声であってほしい、こういう風にしゃべってほしいという乙女心を、かなり解って演(や)っている人だと、つくづく思った。
そんなわけで、ここ数年でまた一段とグレードアップしてる森川の演技に感心して、しばし眠れなかった。
鵺、かわいそう、鬼め、憎し!!
まさに、最後の1匹になった誇り高き鵺(ぬえ)、ショーンコネリーが声を当てた映画で、最後のドラゴンを描いたファンタジーのドラゴンハートを思い出しました。
敵対する剣士と、対決するうちに、親友になってゆく設定まで似てます。
いい役でしたね。
それより、頼久、いい役ですね〜三木さん、ブリーチや天上天下よりずっといい感じだしかっこいいよ。役者としてやる側の演技の面白さはわかりませんが。
それと、お兄さん役、ピンポイントで出てきたの堀内賢雄さんでしたね。
いかにも、できるおにいさん(いい声)って感じ。
でも、個人的な意見ですが、実際には三木声のキャストの兄役なんですから、声質の似てる人がいいと思うのです、たとえば、平田さんあたり。まあ、異母兄弟が普通の時代だから、関係ないのかも知れないですが・・・
でもて、堀内賢雄さんとなら、森川さんとの兄弟役がいいですね(どっかであったぞ・・・笑)
だって甘い感じでしゃべると声質がちょっと似るでしょう。


2004年11月16日(火) お仕事の歴史(2)修正版)---集計グラフ有


上記に掲載するグラフは
とっても限定的に、森川さんのお仕事の一部を整理したものです。
まず、ラジオの仕事がぜんぜん入ってません
あと、アニメは調査がまったくもって不完全で、出演タイトル数だけをネットから拾ってまとめたもので、その1話分のゲストもレギュラーでシーズン通して出てても、みんな1個でカウントしてます。
ゲスト出演のアニメは漏れてるタイトルもあるかもしれませんので、実際はもう少し多いと思います。
さらに、グラフの中で、アニメだけが出演話数で計算していませんので、このグラフは実はまったくもっておかしなパラメータを同等に扱っていて統計的には間違ってます、申し訳ない限りです。
ということで、1992年以降では毎年なんらかのアニメレギュラーを複数個持ってますので、実際は50〜100(150ぐらいかも)のレギュラー加算が必要です。調査が進んだら訂正します。
海外ドラマに関して、準レギュラー分の出演話数が完全には網羅できませんでしたので、確認できた話数だけを加算してるため少な目に見積もられてしまってます。いいわけになってしまいますが、海外ドラマも、準レギュラーはなかなか調べても判らないもの多くて・・・そんな訳で、こちらももう少し多いと思います。
あと、公開されてない、CMやPVナレーションなど、プラネタリウムなどのさまざまなメディア露出以外の単発のお仕事がまったく加算されてません。
あくまでも、メインの大きなお仕事の、おおざっぱな比率と考えてください。
お願いします。
どこかで、森川がBLで食べてる発言を読んで、ちょっとちょと違うな〜と思いまして、それを証明するために作った資料です。
もちろん、これらの仕事件数にそれぞれの相対ギャラ計数をかければ、もっと収入の比率はかわるかと思いますが・・・
分析するに、アニメは世間一般の風評通り1回の単価は外画やドラマに比べて安いと思いますので、森川さんは海外ドラマと外画(長尺)で半分以上の収入を得ていらっしゃるのではないかとの予想です。
他にもいろいろ傾向が見えますが・・・
(厳禁グラフの転載、勝手にグラフをリンクしないでください)

追)今朝アップしたデータ内容にはVocal数という歌手森川の活動を語る上で重大な抜け落ちがあった、データを追加した。ついでにアニメに関しては2004年はまったく未集計なので、削除している。

データ採取時に参考にさせていただいたサイト様(敬称略、順不同)
1)森川智之プライベート・コレクション
http://www.earthian.com/morimori/
2)もりもり研究所
http://buri-t.hp.infoseek.co.jp/
3)海外ドラマ情報ページ
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/4103/index.html
4)アクセスアップ
http://www.accessup.org/
5)海外ドラマ総合データベース
http://www.tora-2.com/


2004年11月15日(月) 人生初体験と自己嫌悪とMI1の感想と

今日は朝からまったくついてない日です。
朝、駅の階段で思いのほか大きくこけた。
流血負傷沙汰を起こし、救急車のお世話になるはめになった。
まあ、病院からは自力で歩いて駅まで行って、
昼からは会社で働いてるんですが・・・
救急車に乗った事、針と糸で縫うほどの怪我を負ったこと、
これら二つのことが、私にとっては人生ではじめての体験だった。

このあいだ森川さんの「おまえらのためだろう24」を観に行って、
生まれてはじめて、ステージで生きて歩いてる本物の森川を見た時の、
どきどき体験以来のどきどきの心臓状態だった(笑っていられる今が幸せ)

それにしても、自分で自分のドジさ加減に情けなくなる。
20年前だったら、おそらく何の負傷もなく、苦もなくコントロールできたであろう状況、頭は冷静にコケる自分を認識、スローモーションのようだった。
でもって、心は、体制を持ち直せると判断し、ぶんばった、つ・も・り・・・
だが、体は心に思い描くようには反応しなかた、無様にベタンとこけた。
自己嫌悪。
自分の体力をそこまで過信している自分が居たわけだ。
がんばって体力を取り戻すか、自分への過信を捨て去り、中年の悟りを開くか・・・どちらかを受け入れろよと、何かが私に告げる。
それにしても、ご迷惑をおかけしたみなさん、私のドジのせいで済みませんでした。みなさんの、本当に暖かいご親切に心から感謝します。
怪我してめげてた私を、明るくやさしく扱ってくださった救急隊の方々、
本当にありがとうございました。

今年はいろんな事が起きるな・・・

気を取り直して、昨日観たミッションインポッシンブルの話をしようっと。
実は、アクション映画でのトム・クルーズはアダムサンドラーの次に暑苦しくて嫌いだった。
とはいえ、トップガンの時はそんなに暑苦しく感じてなくて、まあ好きでも嫌いでも・・・
というところだった(トップガンは映画の雰囲気とかが好きだった)
でも、ミッションは宣伝みただけで、暑苦しくて、あまり積極的には観てなかった。
それが、マイノリティリポート観て、すこし印象が変わったので、
森川さんファンになってから、ラストサムライを観た。
アダムサンドラーとまったく同じ現象が発生。
森川の声で観れば、何てことはない。
ぜんぜん暑苦しく感じなく、観れるのである。
そしてM.I(ミッションインポッシブル)
ああ〜わかった、生のトムの声と演技を聴いちゃいけないんだ。
私が暑苦しく感じるのは、トムの演技のせいなのか。
はっきり今、自分の心がわかりました。
だから、アイズ・ワイズ・シャトは実は違和感なく観れるのか・・・

そんなわけで、しっかり見たことがなかったM.Iをしげしげと鑑賞。
面白いじゃないですか。ストーりィもMI2(こちらは映画館で観てる)
よりもずっとオーソドックスで、
最後の落ちが、前半25分ほどでかなり容易に想像できる点では、
まったくの能天気なスパイものとして1も2一緒だけど・・・

ジョン・ボイド
(真夜中のカウボーイの名演技が今でも脳裏に焼きついている、脳内変換でいい男に観れなくもない、年が大ばれだ〜)
年甲斐もない大活躍の大立ち周り、トムよりもずっとかっこいいじゃないか〜
おいぼれてない、老獪なスパイ、素敵だ!!

ジャン・レノ
ゴジラの時に比べて、おとなしくない?
もったいない使い方ですね〜怪優なのに。
でも、さりげない悪役もできるのね〜なんとなくレオンのままって感じのキャラかな。声の方、ドスの効き具合がちょっと物足りなかったけど、役柄的にはこのぐらいのほうが、画面にみえてる以上にはなんにも伏線がなかったので、余計な創造をめぐらせなくって良かったか・・・いつもの、森山周一郎さんあたりだったら、彼を駆使したさらなる大どんでん返しの筋書を期待して、最後に憤慨してたかもしれない。

トム・クルーズ
彼は、まあ、こんなものでしょう。
で、森川。なるほどね〜これは素敵です。地より幾分低めに抑えた声、抑えた演技。マイクが息やつぶやき拾って行くタイプの演技。
森川のもうひとつの魅力である珠玉のヴィヴラートが鳴るヴォリュームヴォイスでないけれど・・・こうやって聴くと、以前にも思ったけど、どことなく鈴置さんのヴォイスと似てますね、やっぱり役のがかぶるだけのことはあります。森川の方が心持ち倍音の高音の混ざり加減が多いのと、森川のメインの音域がもう少し上のハイバリトンなので、何しゃべっても鈴置さんよりもトムが若くなった印象を与えているかな。落ち着き感では、どっちも同等な感じがするけど。クールさは森川の勝ちか?鈴置さんの方がより熱くて、森川の方が沈着冷静な知性をイメージできる。声の力というのは恐ろしいなって、毎度ながら思います。
実は、森川ファンになった初期の8月ごろなら、この声にはあまり反応しなかったかもしれない。でも最近だんだんと、森川の、吹き替える役者の演技に溶け込まそうという自然さを出す演技の虜になっているので、そういう意味で観ていてスリルがあった。どこが溶け込めてて、どこが浮いてるかを観たくて、ずっと、どきどきしながら観ていた。
・・・森川の勝ち。

なんで、エンドロールにしっかりキャストの名前でないのかしら!!
日曜洋画劇場、声優さんに失礼な番組だわ。







2004年11月14日(日) お仕事の歴史)---集計グラフ有

森川さんのお仕事の歴史をひもといてます。
昨日はいろいろなデータを整理しはじめるとっかかりとして、
エクセルでデータファイルを作り始めました。
下にリンクしたのがその成果の一つです。
鈴さんの「森川智之プライベートコレクション」様サイトの外画吹き替え情報をグラフ化してみました。
TVでの出演とDVDでの出演をすべて足したものになってます。
主役率は、鈴さんのページの中の吹き替え記録の記号★を集計しています。

これ見ると、森川さんのお仕事がどんどん外画へ向かっているのが判ります。
そしてなんと主演率は80%にまで到達しました。
初期からの平均でも6割を越えます。
脇役を数でるのではなく、主演に絞り込まれた形での出演。
だからこそのFIXへ繋がる王道街道まっしぐらなんですね〜
(王道の話に関しては、シルバーナの船室のコラムに書いてます)
みなさんは見てどんな感想を持たれましたか?


尚、1998年ゴジラ、1999年にスターウォーズ1ファントムメナスを吹き替えてますが、その仕事のインパクトが2000年以降の吹き替え本数の激増と主役率のアップに大きく関わっていることはデータから明白です。
1999年が森川さんのターニングポイントであったと思われます。


2004年11月12日(金) ブラックホークダウン(DVD版)

重たい映画だったので、内容について日記ではとやかく書きたくない。
映画のテーマの重さを無視したミーハーな俳優ばなしを書いていいものか、夕べは躊躇したが。
今朝になって吹っ切れたので、ここではミーハーに行こうと思う。
さて、居並ぶ出演陣、みんな今をときめくハリウッドの若手〜中堅。
監督もすごいが、出演陣もすごかったですね。
それにお金がかかっている。
リアルさから、みんな真っ黒けの顔してて、ハンサムかそうでないか、なかなか見分けがつかないし、軍服着て、銃持って走ってると、だれが誰かわからない。
それでも男前は際立ってていたのが、エリック・バナ。トロイでのオーランドブルームのお兄ちゃん役。声は山野井という人で、これがまた雰囲気かなり良かった。
エリック・バナの主演のハルク、飛行機の中で観たことあるけど、せっかくの主役なのに、なんだか彼にはあの役はぜんぜん似合ってなかった。まあ、あのみどりの化け物に変身するのに似つかわしくない、インテリでいい男が変身するというギャップが売りで、世の女性の同情を買うのが映画の戦略なのだから、あれはあれでいいんだけど・・・
さて、本題の映画にもどって、主演のジョッシュ・ハーネット。
彼も、思いっきり今ときめいてますね〜
2000年以降の出演作品数が半端じゃない。でもって声を吹き替えてるのが竹若琢磨、ちょっと優男の風味がある声で、がんばってるんだけど〜頼りがいが足りないかも〜という印象を声だけで体現してて、見た目にもあってた気がする。
でも、今度12月にTV放送するバージョンでは、別の役者さんなんですよね、彼の印象が変わるかどうか、ちょっと楽しみ。
ところで、この暗くて重苦しい理不尽感にさいなまれる映画の中で、一服の清涼剤とでもいうべき、不思議な存在感なのが、ユアン・マクレガー。声は最近かなりの頻度でユアンを吹き替えるようになった森川智之(どうかユアンは彼でFIXにしてください)。ユアン扮するコーヒーにこだわる事務官が負傷者の代わりに最前線へ送り込まれるんですが、意外にタフでひょうひょうとしてて、がんばっちゃうという役。エリック・バナとのコンビで、いい役です。名前は2番目なんですが、出番はそんなに多くないですね。でも、最初と最後を締めてます。森川さんの演技は、もうユアンの演技は毎回そうなんですが、結構高めの明るいやさしい声。
コーヒーが好きな男性の役、多くないですか?テッカマンブレードのDボウイもそうだし、なんだか結構な頻度で小道具コーヒーという場面に出くわす気がします。
森川さんの演じるキャラにはめがねとコーヒーに縁がある気がします。
ご本人もお好きならいいのですが・・・


2004年11月11日(木) 赤い真空管ラジオのチャット君、ただいま似非野球中継放送中!!

今日は日記らしい日記になってます。
会社のPCが不調のため、代替のPCをもらって昨日セッティングしたが、慣れてないので使いにくい。
キーの位置とかも微妙にずれてるし、キーのタッチも違うので、打ちにくい、とほほ。
今朝は朝の定例会議が予想以上に長引いた、結果、ケンジュウトークライブの電話予約開始が4分遅れた、結果つながったのは15分ぐらい、そして撃沈、売り切れだった。まさか〜の敗北である。地元で週末に開催・・・と小躍りしてたのに・・・しょぼ〜ん。

そんなわけで、今日は昼休みを利用してこれを書いてます。
私の場合、かなり行き当たりばったりな人生なので、こういう日記も朝書いたり、夜書いたり、昼書いたり
かける時間に書くしかないのです。
昨晩はコラムの方を書きながら、赤いラジオのチャット君のしゃべりをずっと聞いてました。
後半、やっとの思いでたどり着いた場所で、それまでの旅の経過を、チャット君がうそ八百語ったというシーン。
話の締めくくり方があまりにおかしくて(言い方かな)椅子から転げ落ちました。
アンテナを腕代わりに振り回してえらそうに喋りまくるチャット君、もう抱腹絶倒です。
面白い吹き替えの場所を何箇所か原語と聞き比べたのですが、
思ったおとり、これらの大半は森川さんのアドリブであることが判明。
元ねた、せりふが同じ意味でも、しゃべり方は完璧なる森川ワールドでした。
もう、熱烈な赤いラジオのチャット君のファンになってしまいました。
私の頭の中は、チャット君の似非ラジオ中継で荒れ狂ってます(笑)

ブレイブ・リトルトースター、よく調べたら、3本しか出てないみたいですね、すなわち今手に入るのは全部買ってしまたのか・・・
http://www.tdx.co.jp/movie/mpage/html/512/l44.asp?op=write
今、Gooleで検索してみたのですが、
なんだか5件まわったら4件で出演:山瀬まみ 千秋 モト冬樹 小倉久寛
となってるんですよ、おい、こらぁ〜われ〜(以下関西弁の罵詈雑言・・・)
かなりのショッピングサイトで、森川さんの名前だけ出てない!!!!むか〜!
きちんとこうやって書いてください!!
(ディズニー)
ロバード・C・ラミレズ(監督)
トーマス・M・ディッシュ(原作)(キャラクター・ベースクリエイティブ)
ブレイブ:山瀬まみ
カービー:小倉久寛
ランピー:モト冬樹
ブランキー:千秋
チャット:森川智之

結構いい話だと思いますが、絵が地味で演出も古臭い、
きっと今の子供には受けなませんね、かなり1960年〜1970年代ちっくです。

そうそう、ブラックホークダウンのDVDを入手。
ここ2ヶ月、ずっと何軒もDVDショップを見て回ったんですが、
なぜかぜんぜん店頭になかったんですよ。
それを、ついに見つけました。
これ、もちろんユアンの吹き替えの森川さん目当てですが、その他にも、オーランドブルームもしっかり見たいと思います。
確か衛星放送ではすでに何回かやってましたが、私にはついぞ、じっくり最後まで見るチャンスがなかったので、実はずっと悔しかったのです。
そんなわけで、12月のTVオンエア−での新キャスト版を見る前に、DVD版キャストでぜひ見てみようと思います。
今夜時間があるといいのですが・・・


2004年11月10日(水) ブレイブ・リトルトースター

これはサブタイトルがついてないので1本目に当たる作品だと思います。
これ、物語の第1声が、赤い真空管ラジオのチャット君です
「さぁ〜みなさんぅ〜ぃい〜ってみよぉお〜」
という感じで、チャット君がしゃべりまくりの1本。
えせ野球中継あり、臨時ニュースあり、ほら話あり、ウマ下手歌あり。
そして素敵なミュージカル風の劇中歌では、明らかに判るいい声のコーラスが聞こえます。いや〜いいですよお〜。
森川さんファンなら是非1度は観てください。損はない1枚。

そんなわけで、昨晩は0時を回ってから、見始めて、眠い・・・
でも、この赤いほら吹きラジオのチャット君が、あの帝王で、チャンドンゴンで、トムクルーズで、キアヌリーブスなんですよね・・・普通は想像つかないかもしれないですね。してやったりというか、こういう変貌いいですね〜

この作品、主演のトースター役が山瀬まみで、歌以外は超下手です、他の作品よりもだいぶ下手なので、かなり慣れてない。他のメインキャストも、みんなタレントさん達で、ぜんぜん慣れてない。すなわち、一番芸達者で、一人プロ魂発揮でこの第1作を一人で支えたのが、森川さんです。これはもう、まさにプロ声優の真骨頂の名演技です。おそらくここに素人に近いタレントがやっていれば、この作品はずたずたぼろぼろでしたね、なにしろ、他のキャラはたどたどしくても、所詮掃除機だし電灯だしトースターだし毛布なんで・・・でも、ラジオは、プロのアナウンサーの声が聞こえるメディアとしての役割もあるわけで、「臨時ニュースをぉおつたえしぃまぁ〜す」の一言にも、それらしい滑舌と口調プラス嘘くさいギャグタッチのデフォルメも必要なわけで、さすがわ百戦錬磨の森川さ〜っん、ということで、最後の砦を死守してます。

それにしても、DVD売り場で、このトースターシリーズ結構な本数が積まれてたのですが、売れてるのかな?ちびちゃん達がみんな楽しく観てるのかな?
そうすると、初めて聴いた森川さんは赤いラジオのチャット君だったってファンが10年後あたりにファンサイトや掲示板で現れるのかしら〜素敵!!
森川万歳!!
朝からハイテンションですみません(笑)


2004年11月09日(火) 花咲ける騎士道

ははははっは〜って感じの映画です。
まず、昨日空港からの移動中に浜松町の貿易ビルの中のDVDショップで、このタイトルを偶然見つけたのですが、手にとって、箱絵の主人公のハンサムで色男風の俳優さんの顔を見た瞬間、頭の中で森川さんの声が鳴り響きました。
もう、それぐらい、ぴったりな感じの俳優さんですね・・・
さて、作品の中身ですが・・・
まだ完全に見終わってませんが、もう、昨晩に観た重いブラザーフッドとは180度別世界の映画。
主人公ヴァンサン・ペレーズ役の森川智之さんは、これ以上ないくらい絶妙に浮かれた2枚目を見事に演じてます。
屈託がなく、まっすぐで、正直で、女の人にやさしくて、男前で、勇気があって、強くて、そして欲もない。
こんな男はおりません、現実には(笑)
(相手役はペネロペ・クルスに三石琴野)
とにかく、わぁ〜んってこけちゃったのは
最初に名前を問われて名乗る時、
「ふぅぁんふぁ〜ん」って目鼻口から空気が抜け出たような、天にも舞い上がる軽〜い言い方。ふにゃ〜ってなっちゃいます。
声は高めじゃないけど、軽くて軽くて、ころころとした饒舌さ。
あと「へぇっへへ〜っ」という笑い方が百連発。
歌うような独特の語尾の上がり方、思い切りおちゃらけてるのに、どこか決まってる台詞の切り回し。
とにかく明るくて爽やかで、そして凛々しい。
絶品ですね〜。
連隊長さんがですね〜「ふぁんふぁん」のうなじをチェックして、それを綺麗〜と言うのですが、後々もその台詞を連発するのです、あっち系の人だったりするわけなんですよ・・・もう、その他も、漫画チックで笑える脇役陣、吹き替えも要所要所には上手い人たちが収まってますが、みんなどっか変。
おかしいのは台詞のイントネーションだったり、台詞そのものだったりするのですが、とにかく主人公の二人以外はみんなギャグです。
なんと、超いい加減でおばかな国王陛下に、あのかっこいい中年役が定番の石塚運昇さん、ひぇ〜スタトレボイジャーのチャコティ副長(元森川=トム・パリスの上司)なんですが・・・今回も上司役です・・・笑
えっとですね〜う〜んと、今回のこの森川さんの声の感じは、ごく最近どこかで聴いた事があるようなないよな・・・え〜っと、どの作品だっけ????
と考えてみて、今、はたと思い当たりました、判りました!!
この声、ラジオパステルコレクションのナビゲータ森川智之の声です。
あのラジオでのしゃべり口での声の高さ、そして、もうちょっと軽めにして、
キザなせりふや口説き文句を言う感じです。はあそうか・・・

この映画、原語はフランス語ですね、聞いてても、なんだかさっぱり判りませんが、吹き替えの雰囲気と、声の調子とかはかなり近い感じです。

今日はたのしく、すっきりと眠れそう・・・


2004年11月08日(月) ブラザーフッド

さっき観終えました。ブラザーフッド。
途中から涙が止まりませんでした。
私は仕事の関係で、去年から今年の春にかけて30回ぐらい
韓国を訪問してます。韓国の仕事の仲間や友人も何人も居ます。
彼らとは、いろいろとたわいもないおしゃべりもしましたし、
大統領選挙のような話もしました、でも、彼らが決して多くを語らない、
それが南北朝鮮戦争です、自分たちの親の世代の話だけど、
それはもう・・・ひどいものだったと。それだけ訊くのがやっとでした。
この映画がどこまで、その悲惨な状況を表現できているのか、
知る余地もありません、しかし、当事者以外には語る術もない、
惨憺たるものがあったのに違いないという思いがします。
この映画を観て、韓国の人たちの心の傷のようなものを思い知りました。
日本も太平洋戦争では、本当に悲惨な状況でした、でも南北に分かれて、
同じ民族が殺し合うなんて、想像もできない世界です。
だからこそ、陳腐な生半可な感想の言葉を並べることはできません。
ここでは、テーマをはずれて、声優さんと俳優さんのことを書きます。
兄ジンテ役のチャンドンゴン、
眼が大きくて猫もしくはアライグマ系の丸顔。
私としてはかなり好みの顔です。そして声が森川智之。
惚れないはずはないじゃないですか。
森川さん、クールな2枚目もかなりいいんですが、個人的には、
この体育会系の激しい演技に最高に痺れます。
最初はどこまでも優しくて暖かい兄、そして徐々に激しさと厳しさを加え、
影が出てくる演技。
叫びも怒号も絶叫も、すべてが、完璧。
いや〜もう、こんな悲しく凄惨な映画じゃなければ、
3万回ぐらい観たいです。
でも、実際には、数観るにはつらすぎる映画なので、
あと2回ぐらいは観るつもりです。
弟ジンソク役のウォンビン君、人気絶好調みたいですね、
ちょっとはじめは優男風だったのですが、戦いを重ねてゆくうちに、
兄が別人格へ変貌してゆくのと同様に、彼も逞しくなっていきます。
そこが上手く演じられていました。なかなかな役者さんです。
声は鉄野正豊、この人はよくわかりませんが、劇団系の方で、
ダーマ&グレッグなどでも過去森川さんとゲストで共演したことも
あるみたい、
二人の息(コンビネーション)はかなり良かったと思います。
まだ、映画を一度みただけなので、演技云々を語れるほどには、
深く鑑賞できてません。
とにかくすごいインパクトのあるストーリィなので、
ただただ見入ってしまいました。
森川さんにもやはり弟さんがいるので、
きっと主人公に共感できる部分もあったのじゃないかと思います。
弟に対するやさしさ、いとおしさが、声のトーンや台詞まわしの隅々にまで、
細かく神経が行き渡った演技になっていて、
観るものにひしひしと伝わって来ました。
唯一の救いは、兄の願いが叶ったということでしょうね。

あの日、おまえらのステージで、
森川さんがこの役をやりましたと報告した時、
眼が笑ってなかったように思ったのです。
なんか、この役をやって、心に深くささるものがあったのかなって。
だから、あまり浮かれた感じじゃなくて、淡々として報告したのかなと。
きっと、演ったことで得るものが森川さんにもあったのではないでしょうか?
今にして思えば、だからこそ、あそこで、
そいいう流れにはなしを持っていき、唐突に、
しかもぼそっと、言い出したのではないかと思います。
みんなに観てほしかったから・・・
この間のパスコレのラジオでも、トムクルーズの「7月4日に生まれて」を、
収録したという報告がありましたよね。
いつも、もの凄い数の収録をこなされてる森川さんが、
たま〜にこうやって、
あれをやりましたとファンに直接報告する時というのは、
その映画が、森川さんにとっても特別なものになったからじゃないかなって、
思うのです。
だからこそ、
そういう作品はファンなら欠かさず観なくちゃならないと思います。


2004年11月07日(日) 帰って来ました

ラスベガスから、帰国しました。
帰りのJALも行きと全く同じプログラムで、がっかり・・・
かなりの時間、寝てしまった。

飛行機の中で、持参のSONYのCDプレイヤーでドラマCDを聞いていると、なんとバッテリー(単3、オキシライド)が異常加熱。
電池が悪いのか、プレイヤーのバッテリーユニット部の故障なのか、気圧の低い飛行機での使用がいけなかったのか、とにかく、80度ぐらいになったのではないかと思います。バッテリーが触れないぐらい熱かった・・・、そして円筒状のプラスティックのホルダーが熱でぐにゃって変形・・・死亡かもしれない・・・

うーん、シルバーナの船室に書いたコラムの別バージョンをここに。

森川の心の中には檜山というスイッチがある。
森川は通常では稼動しきれていない別の部分に、
声優という仕事での演技だけでは表現しきれない、創造性と才能があり、
それをフルに稼働させるトリガーが、檜山スイッチになっている。
森川が役者での演技の部分以外の才能を全力ではじけさせるためには、
檜山という存在がどうしても必要である。
二人の根底には、硬い絆があるのではと、推理するが、
だからと言って、この二人はそれほど安定した軌道を周回する衛星同士ではないと思う。
決してひとところにはとどまらない、
安住を良しとしない貪欲な性格の二人のことである、
今の熱平衡のような関係が今後どのようになっていくのかは、
当事者以外には計り知る余地もない。
10周年の記念イベントを終える来年2月以降の、
今後の二人の展開がどうなるのか、
とても楽しみ。

時差ぼけだ〜


2004年11月06日(土) アメリカにて

遅い夏休みをラスベガスで旦那と過ごしています
以前はアメリカに来るたびに、沢山VIDEOやLDやDVDなどの映像ソフトをせっせと仕入れてましたが、最近では、日本でもかなり割安ですし、何より日本のDVDは2ヶ国語のなので便利です。そんなわけで、アメリカでの買い物の楽しみが少し減ってしまいました。
そうそう、ここ数年でアメリカのDVD売り場を席巻しているのが、日本のアニメです。
ジャパニメーションのムーブメントは5〜7年前から始まり、ここ2〜3年はものすごい物があります。幽々白書や犬夜叉、セーラムーンなど、日本の人気アニメのほとんどが、米国の吹き替えもしくは字幕で手に入りますし、TVでもたまに見かけます。
最初はアキラだったのじゃないかと思いますが・・・
声優ファンとしては、まあ静観なんですが、アニメファンとしては、いいことだと思います。
でも、テッカマンブレードを偶然ホテルのTVで観たことがありますが、中原茂さん名オカマ役のレビンが女性の設定だったり、名前も違ってて、なんだか印象が違った記憶があります。
去年、仕事でドイツとアメリカでほぼ同時期にセーラムーンを観たのですが、アメリカの吹き替えは???な感じでしたが、ドイツ語でしゃべるウサギちゃんは、びっくりするぐらい雰囲気が日本と一緒でした。すなわちですね、アメリカの映画を沢山の国が輸入して自国語で吹き替え放映する文化が出来上がってる(日本と一緒)なので、非英語圏のほうが声優さん他吹き替え関係のスタッフが充実しているのでしょうね。そういう部分でのオリジナルを尊重した忠実な作り方、一種のこだわりには、感激してしまいました。
むしろ、ハリウッド映画の本拠地のアメリカでは、逆に映画を輸入したりすることが少ない事と、アニメでは普通、映画とおなじ俳優さんがやる事が普通なので、どうも、画面や絵に合っている、合っていないはあまり気にしてない感じです。
作り方も、先に吹き替えとモーションアクターによるオリジナルを作ってそれに映像を当てはめるやり方も多いとか、このやり方だと、俳優の演技が優先されるので、あわせるのは絵の方ですから、各国の声優さんや脚本家が遭遇する、尺をあわせるという苦労も要らないので、演技がやりやすいことと思います。
日本やドイツやフランスなどで認知されている声優さんのような、一種の職人技を持つ俳優さんの人数は相当少ないと聴きますし、逆に、そういう声優さんは貴重な存在のようですね。
実例がシンプソンズです。この超ヒットロングランアニメの声優さんたちは、メインの5人でほとんど全部の役を吹き替えてるとか、彼らは億単位のギャラを毎回貰っているとか、どこかで読んだことがあります。アメリカ以外の国ではありえない状況ですね。
なんだか、日本の声優さんたちの地位向上のために、みんなで何かしてあげたくなる気がします。
TVのバラエティ番組で、ただ並んで簡単なコメントを言うだけのタレントさんたちに高額のギャラを払ってる同じTV局が、どうしてアニメなどの製作費用にもっとお金をかけくれないのでしょうか?アニメは世界にも輸出できるレベルの作品に仕上げれば、制作費をかけても十分ペイすると思いますし、そういう方向へビジネスを考えるべきだと思います?今はお金の使い方を間違っていると思います。アニメの製作関係者や声優さんたちに、もっと沢山、その御仕事の価値に見合うお金が配分されるようになれば、もっともっと質の良いアニメが増えていくと思います。
昔、学生時代にアニメ関係のサークルにかかわっていたので、原画のギャラがどれだけ安いかをおおよそ知っています。だからこそ、今も昔もそうですが、あれだけ大変な仕事を、あれだけ安いギャラで、しかし高いモチベーションで、よく長い年月続けていけるなぁ〜と、日本のアニメにかかわるすべての方々には敬意を表してしまいます。
作品を作る情熱がホントウに素晴らしいと思います。
今の粗製濫造のアニメが多い状況には、また違った意味での危機感も感じますが・・・

そんなわけで、明日帰国します。



2004年11月04日(木) JAL機内上映

えっとアメリカに居ります
行きの機内エンターティメントですが
アイロボット
山寺さんのウィルスミス大活躍(インデペンデンスディも山ちゃんでしたっけか)
これって元ネタ・・・ま、いいか?かなり面白いです
ロボットのsunnyの声してるの、藤原さんかな?
ずっと森川さん(ワイルドワイルドウエスト)の声で想像してみましたが
山ちゃん太目の声でも、悪くは無いので、文句なしです
80ディズ
途中でこけてみてませんがウイルソン兄弟はなかなか素適でしたよ
ガーフィールド
うーん、劇中歌は上手いな〜この人歌手?でも芝居は・・・これもまあいいか程度
キングサーサー
グィネビア役のキーラナイトレイが絶品の美女でしかもカッコイイ
アーサやランスロット他は渋い俳優さん
裏切りもの役に平田さん、これはわかった、あと、藤原さん、宮本さん・・・音がいまいちよくわからない
自信ないです、ランスロットを森川さんでやってもらいたかったなぁ〜

そんなわけで、今回は収穫ないですね


2004年11月03日(水) ウルトラマンパワード

3話と4話が入ってるLDを観た。
主演はケインコスギである。
アメリカが舞台で、演じる役者もすべてアメリカ人。
オリジナルは英語。
子供番組の暴力シーンにうるさいアメリカのTV事情から、
怪獣とウルトラマンの格闘シーンは、
いちおう、よく知ってるウルトラマンと怪獣の対決だが、
まるで相撲の押し合いもみあい。
むんずくむんずくやっておしまい。
壊れるビルは紙製、動く戦車はプラモデル、飛ぶ人は人形。
大学時代、友達が作ってた特撮映画の方がずっと出来栄えは上だと思う。
着ぐるみ怪獣とウルトラマンは、それなりにいつもの感じかな。
でも、各シーンに無駄なカットや意味不明カットの嵐。
それらのつながりも、なにがなんだかわからない。
ストーリィもほとんど無い。
のわ〜って、どよ〜んともたもた。
ぜんぜん進まない話。
主人公の出番も本当に3シーンかそこら。
台詞も1ページ分あるだろうか?
むしろ、脇の変な外人が良くしゃべってる。
ところで、吹き替え声優陣はやたら凄い面子。
隊長は内海賢ニ、美人の女性隊員が久川綾と戸田恵子(だっけか?)。
先輩の男性隊員パイロットが江原正士。
ウルトラマンに変身するカイ役が森川智之。
これ〜〜〜〜っ、言葉が見当たらない。
森川さんわざと、すごいたどたどしい演技。ウマへたの絵を見てるみたい。
おそらくケインコスギがこんな感じで演じているんだろう。
まったく周囲と同調しきれていない表情からも、口の開き方やぎこちない体の動きからも察するに余りある。
周囲の役者はそれなりの演技、吹き替えもそれなりいつもの調子。
でもって森川さんだけが初々しいまるで初主役のような、たどたどしい、かわいらしい、それでいて実にさわやかな・・・
素朴な若者を演じている。
まあぁ〜て感心してしまいました。
かわいいです。
でも、あまりに出番が少なすぎ!!
まあ、オリジナルのコスギ君がこれじゃ、出番はあまり望めないし増やせないでしょうが・・・
もったいない声優キャスト。

観てて一番驚いたのは、エンドロールに出てくくるスタッフ数の多さ。
よくもこんなに。
いったいぜんたい・・・
この人たちは何仕事したんだろう????
謎だ。


2004年11月02日(火) ブレアウィッチ2

日記をつける習慣がなかったので、
いろいろなことに熱があるときは、いっぱい頭に引っかかっているので、
文章が湯水状態で日記も苦もなく書けるのだが、今日はすこし駄目かも。
一旦、脳内がしらふに戻ってしまうと、なかなか文章を書くのが辛い。
ましてや、今日は1日中仕事でフォーラムのセッションで缶詰、
自分の発表もあったりしたので、ぐったりである。
そんなわけで、今日は夜移動の新幹線の中から日記を書いている。

昨夜は、フォーラムの準備などをしながら、
ブレアウィッチ2という映画を流し見ていた。
いろいろ山済みの用事を済ませていた関係で、腰を据えてみたわけでは無いので、申し訳ないのだが。その前の晩からの寝不足(前夜も2時間しか忙しくて寝てない)がたたって、かなり朦朧としているのか、仕事がはかどらない、MACも絶不調。
それにしても、映画そのものが・・・な仕上がりだな〜
もともとブレアウィッチのオリジナルの方ですら、観たけど、どこが怖いのか、
どこが面白いのか、さっぱり理解できなかった(好きな方ごめんなさい)
このブレア2は、吹き替え声優目当てでなければ観るということは決してなかったと思う

厳密に言うと、画面を見たのはトータルでも20分ぐらいで、
後はずっとラジオドラマよろしく音だけを聞いていたのだが、まあ、でもこういう映画もありかな?
主演を吹き替えていた森川さんの演技は、私がはじめて聴いたBLCD(異色のSF作品)
の青の軌跡シリーズの三四郎という役の声やしゃべり方にかなり近い演技であった。
まだ若いけど、すこし無理(背伸び)をしてる感じで、悪びれて荒っぽく粗野な雰囲気、
それでいて、どこか人をひきつける魅力もある艶っぽい声、育ちのいい子が悪ぶってる感じの男っ声。役者さんの顔は好みじゃないので、いただけないけど。
聴いてるだけだと、けっこう悪くない。台詞も結構格好いいし。
ところでこの映画、大ヒットしたブレアウィッチプロジェクトの続編という設定の
2番煎じの作品であるが、ブレアには、このこの作品より、ずっと面白いパロディがある。
親指ブレアサムという30分ものの一応映画である。
親指シリーズは、スターウォーズやバットマンなどヒットした大作映画を題材にしたパロディの
異色のマペット風CG合成のギャグ映画である。
登場人物はすべて親指に衣装をつけている。
そして役者さんの目と口だけを合成ではめ込んであるという、ちょっと切れた30分完結の
大まじめな指人形劇である。
私は3本ほど手元に持っているが、どれも製作者も登場する役者も同じメンバーで、それぞれ濃いパロディとべたなギャグの応酬が馬鹿笑いの涙をそそる。
そしてこのシリーズの吹き替えレギュラーがみんな芸達者なベテラン揃いで、その中でも主役をやっているのが森川である。
特にお勧めなのが、親指ブレアサム(ブレアウィッチプロジェクトのパロディ)
恐怖にどんどん追い詰められるカメラマンの役を、森川が切れた演技でかなり面白おかしく吹き替えていて、それはそれは、大爆笑のギャグの嵐。
特に後半、恐怖のあまり切れてしまって、あらぬことを口走りつづけるシーンが、
もうベタベタなおやじギャグで、痛々しいぐらい・・・
それが、どういう経緯で、こういう吹き替えキャストのパロディになったのか、
シリアスのブレア2でも森川は主演のカメラマンを吹き替えているし他のメンバーもかぶっている。
残念ながらギャグから先に観ていたので、どうしてもそっちのイメージが強くて、
最後までブレア2の方は笑いが先に思い出されてしまって、恐ろしいはずのシーンでも怖さがわか感じられなかった、見る順番を失敗したのかもしれない。
でも、やっぱりぜんぜん怖いシチュエーションが無い映画だ。
まあ、森川さんのいい声とその他キャスト陣の熱演で、聞く分にはとても緊張感があってよかった。
これが救いかな・・・オリジナルを少し聴いたが、意外にもオリジナルの役者の方が、すこ〜しだけ大根に近い感じ、かなりベタなしゃべり口、
これは、吹き替え声優さんの大勝な映画かな。
できれば、もし森川さんファンなら、親指シリーズのバットサムとフランケンとブレアサムあたりを、是非レンタルででも借りて一度は観ていただきたい。
おなかの皮がよじれる覚悟が必要、私は気分が鬱になったり、疲れてリラックスしたい時に
これを出してきて見る習慣が出来そうなほど頻繁に観てしまう今日この頃。

実は、準備が終わらなくて、この後グランドクロスという、The Day After Tomorrowよりも先に作られた、まったく同じような題材(ちょっと寒冷化の原因が異なるが)の映画をかけた(忙しくてこれもよくは観てない)。
こっちも主演が森川さんで、かなり男らしい役をそれはそれは男前な感じで素適に吹き替えている。
この映画は、もったいないので、もう1回後日じっくり見てから感想を書きます。
そんなわけで、今日も3時間しか眠れない日々。
明日から休暇で国外逃亡の予定。
日記はすこし休むかも知れません。
機内上映で掘り出しモンがあれば、即ご報告いたします。


2004年11月01日(月) 森川さん三昧な週末 その2

ブレイブ・リトルトースター〜レスキュー大作戦〜
主人公はトースター(山瀬まみ)その仲間に電気毛布のブランキー(声は千秋)スタンドライトのランピー(モト冬樹)掃除機のカービー(小倉久寛)そして真空管ラジオのチャット(森川智之)あと彼らの持ち主の人間のロブ(小林宏至)とそのガールフレンドのクリス(岩男潤子)とか、ほかにも置鮎さんとかも出てたりしますが。主要メンバーはタレントさんたちで、このメンバーで挿入歌をミュージカル形式で歌うのです。声のいい森川さんの歌声は、かなり彼の歌を聞き込んだ成果でしょうか、はっきりと聞き取れます。感激なのは、物語の最後に歌われる曲で森川さんも一部ソロをとるので、そのしっかりとした美声が響き渡ります。台詞調になってるミュージカルらしい部分もあって、すごい楽しい仕上がりです。森川さん、こうして聴くと、ミュージカルやってほしいなって思っちゃいます。ホントいい歌声です。タレントに混ざって歌うプロの声優さんって、他のタレントさんはどんな印象だったのかな?
さて、トースターーのチャットは、キャラ声としては素っ頓狂な感じの高い声で、親指シリーズのブレアサムの声の雰囲気でもあり、そうそう、S.S.D.S.愛の解体新書のミハエル・シューマイヤー君の雰囲気そのまんまです。でも歌声はさわやか青年系で、とってもいい感じ。
これ、実は買うときはディズニーアニメだし、しかもキャラが赤いラジオで他はタレントさんばっかりだし、内心どうしようかなっ〜躊躇してたんですが、ふたを開けてみると、大活躍だし、良いお話で、本当に買ってよかったです。こういう役所でこんないい歌も聴けて、ファンとしてはうれしいですね。

ちなみに、このリトル・トースターシリーズは4本あって、3巻目なのかな?今回はもう1本このレスキューの次の”火星に行こう”も買いました。こっちには小杉十郎太さんがめちゃくちゃ渋い役ででてるので、これまた楽しいですが、この巻では森川さんのソロの聞こえる歌はないので残念なんですが、台詞の量はこっちの方が多い気がします、でもあえて森川ファンへおすすめとするならレスキューの方ですね。

ビック・フィッシュ
3回目を昼間ゆっくり観ました。3回目の方がなぜか涙腺がゆるくなってて、先がわかってるのに、途中と最後で涙がぼろぼろ出てくる始末。なんだか感傷的になってしまいました。それにしても悲しくて泣くというのではなく、こんな風にジーンと泣ける映画って、すごい脚本ですね。森川=ユアンはホントほわわんとして、天然って感じすらする、まっすぐな役で、演技も声もまっすぐです。ある意味、これこそ森川さんの持つ良い部分が全面に出た感じで、真骨頂なのかもしれません。暖かみとじわりと胸を打つ優しさと思いやりをこうした声で演じきれるって、すごいですね。宮本充バージョンでもきっと良い雰囲気出せそうな気がしますが、森川さんにこの役が回ってきて、ファンとしてはホントによかったなって思います。思いの外良い映画だったので、これは後々残ると思います。息子役ですが、いい味だしてる平田さん、それと年とったエドワードブルーム役の石田太郎さん、そして森川さんの全員が、オリジナルの役者さんの雰囲気そのまんまを演じてるんですよ、すごいキャスティングです。もう、聴き比べるとかなり感激です。はぁ〜又近日中にもう1回観よう。



まいける2004 |簡易メールシルバーナの船室(コラム)

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