櫻の!日常カルテドグマ塾!!

2006年08月28日(月) ファンティ・イリュージョン

数多、いる大物ミュージシャンで、一際尊敬する方がいらっしゃる。


Buck-Tickのヤガミトール氏だ。


メジャーデビュー当時、五人全員がヤマアラシのような髪をおっ立てて登場したインパクトはさるもの、一人、また一人と髪を下ろし、ヤマンバみたいな長髪を切り、ナチュラルなビジュアルへと変化していった中で、今だに髪をブッ立てて活躍していらっしゃる。


シルクハットの天井を突き破ってまで、怒髪天を突いていらっしゃる。


バンド結成からもう何十年だが、来る日も来る日もライブの度に、写真撮りのたびに、テレビ撮りのたびに、事ある毎に髪を立てている。


ホントに頭が下がる。


地肌は大丈夫なんだろうか?


僕がライブで消費するスプレーは大体ワンステージ一本。


で、ライブ終わりにシャワーを浴びると、髪が恐ろしく痛んでいるのが分かる。


枝毛がスルメみたいに裂けてたり、毛先がキューみたいになってたり、とにかく大変なのだ。


氏の髪の長さから行くと、おそらく二本は必要だ。


Back-Tick結成から今まで使ったスプレーを並べたら月と地球を二往復くらいできるんじゃないだろうか。


おそらく甲子園三個分くらい広がるハズだ。


そう言えば、僕は爆裂なヘビースモーカーで、この間、今までに吸ったタバコを縦に並べたら関空〜ロサンゼルスくらいは行けるハズだと思い計算したら、関ヶ原すら越せない事が判明し、愕然とした。


国土地理院発行の日本地図で正確に測ったトコロ、大阪アメリカ村を出発して、タバコ到達地点が愛知県は豊田市。


しかも直線距離でだから、JR東海道本線沿いにタバコを並べたらどの辺までいけるんだろう?


70歳くらいになったら、もう一度計算してみる予定だ。


その頃にはせめてディズニーシーくらいには行きたいもんだ。





2006年08月23日(水) ハートブレイク・ナンバーワン

ひったくり容疑者、心奪われる=被害女性の母親に一目ぼれ、交際迫り逮捕−大阪


 女性のかばんをひったくった上、この女性の母親に一目ぼれして交際を迫ったとして、大阪府警枚方署は23日までに、窃盗と強要未遂容疑で大阪府枚方市春日元町、無職田辺貢容疑者(33)を逮捕、追送検した。


同容疑者は「昔あこがれていた女性に(被害者の母親が)そっくりだった」と話しているという。
 

調べでは、田辺容疑者は2日午後8時40分ごろ、枚方市内を自転車で帰宅中の契約社員の女性(22)の手提げバッグをひったくった上、翌3日午後、バッグの中の財布などを引き取りに現れた女性の母親(43)に交際を迫った疑い。
 

田辺容疑者は「財布と携帯を拾った」とうそを書いたメモを女性の自宅に差し入れ、謝礼をだまし取ろうとしたが、待ち合わせ場所に現れた女性の母親に一目ぼれ。


同容疑者はその場で「付き合って下さい」と告白したが、母親が断ると「付き合わなければキャッシュカードなどを悪徳業者に渡す」などと交際を強要した。 

(時事通信)


…。


大スポみたいな見出しの事件やな。


時々、気になったニュースをこうしてアップしているのだが、この事件も突っ込みドコロまんさいやな。


つーか、被害者の女の人わざわざ契約社員とか言わなあかんねんやろか?


やっぱ言わなあかんねんやろな。


看護婦さんと言わせないような感じだな。


公共のメディアには


“コード”


と呼ばれる単語が存在していて、いわゆるふさわしくない表現ってやつだが、中にはなんで?的な単語もある。


“乞食”。


NGらしい。


なんでも日本は世界有数の福祉国家なので、乞食は存在しないというのが政府見解らしいのだ。


自立支援法がまかり通って障害者の負担がグッと増えたりしている昨今、どの辺が福祉国家なのか知りたいのだが、ドグマを始める直前、僕は西成のフェスティバルゲートの向かいにすんでいたのだが、あの辺りに平日の昼間から赤ら顔で徘徊している人たちは何者だ?ちゅうハナシやな。


エキストラかなんかなのだろうか?


西成は日本有数のスラム街なのだが、昼間は通りに、夜は道端に、街の24時間あたりの人口密度がほぼフラットで強烈だ。



一番驚いたのは、僕の住んでいたマンションと隣の建物の隙間、約30cmくらいの間に見事にピタッっとはまり込んで、夜中の三時過ぎにアコギを弾いている浮浪者に出くわした事だ。


暗闇からニュっとギターだけが出ていて、しかも、黒人顔負けにブルージーでメロウで卓越されたプレイなのだ。


その真向かいには、大阪府警の機動隊本部があって、一晩中パトランプが消える事のないロケーションは、最強のダウンタウンっぷりを醸している。


あの街の正体は何年住んでも掴めない、かろうじて闇属性である事だけは理解できる、串カツ味のイリュージョンなので、やはり乞食は日本にはいないんでしょうか。




2006年08月22日(火) 風物詩

大阪は本町の東警察署のとなりに、


“ゼー六”


と言う喫茶店がある。


ここの名物は一個¥100-のアイスモナカにある。


非常に人気が高く、甘いものをあまり食べない僕もペロッと食べれるくらい、あっさりしている。


そしてなにより、パリパリの皮が一番の売りなのだ。


皮がだれると言う理由で、テイクアウトにはドライアイスを入れてくれない。


注文が入る度に、皮に包んで出してくれるのだ。


噛むと、“パリッッ”と音がするソレは、非常に軽くて歯ごたえがいい。


“サイコパス”の店頭販売盤の納品をしている最中、ゼー六の前を通りかかったので思わず買ってしまった。


コレを食べると、夏が来たなと思う。



2006年08月18日(金) みゅうず

スーパーの、惣菜コーナーの前で腕組みをしながら悩んでいるコックさんをみると、何を悩んでんのか微妙な気持ちになります。


それにしても柳本ジャパンは強いな。


キューバに圧勝やん!


ソレはさておき、大阪MUSEが終わりました!!


広いステージはやっぱ気持ちいいな。


マイクスタンドをぶん回しても誰にもぶつからない広さがいい!!


次は京都MUSEやな。


楽しんでいこうぜ!



2006年08月15日(火) 瞬間、輝いて候

いちごパフェを食べた。


甘いものはアンコ以外はあんまり食べないので、多分コドモの時以来なのだがパフェなど実に十年ぶりだ。


目の前にドッド〜〜〜ンと積みあがったパフェを見たくなったのだ。


けっして食べたくなった訳ではないのだと思う。


10cmくらいの高さに巻かれた生クリームにイチゴのソースがダッラァ!とかかっていて、それだけでお腹いっぱいなのだが、チョコレートケーキがまたその上にグサっと刺さっている。


んで、チョコケーキが落ちないように、ウエハースで支えている様はもうセンスを超越しているとしか言えない。


そんなエッシャーの騙し絵みたいな作品を目の前にした瞬間が最高なのだ。


時々、ひとりでデパチカに出かけ、スイーツのショーケースをブラッっと歩き回る。


あんまり食べたい訳ではないし、買って帰る訳でもないのだが、甘いもの=作品を眺めているのが好きなのだ。


“目の肥やし”である。


パティシエにいた頃は、とにかく作るのが好きで楽しかった。


理由は味見しなくて良いからである。


フルーツはつまみ食いするが。


中でもウェディングケーキが最高にテンションが上がる。


二段積み、三段積みがかなりアツく、完成した作品を冷蔵庫にほり込んだ瞬間から、急に醒めてしまう。


誰が食べようと知った事ではない。


給仕係りに、おいしかったですとお客様に伝えられましたと言われても、あんまり嬉しくない。


恥ずかしくて、なんだか気持ち悪いのだ。


だが、作品が可愛かったとか、凄かったとかかっこよかったとかいわれると最高に嬉しい。


そのくらい、作る事には命がけだが食べる事には頓着しないのだ。


自分の手を離れた瞬間、宝物はガラクタに変わる。


記憶が胸の中に残っていればそれでいい。


全てにおいてそんな人生観なので、結構ずさんに失ったものもある。


それはそれでいいのかも知れない。


咲くのは一瞬で後は胸の中でいつまでも輝いていればいい。


明日を作る為に、今死んでもいいのだ。


だから、僕は自分に、“櫻”と言う名前を与えたのだ。









2006年08月09日(水) 完成!!…まじか?

秋から12月にかけての三ヶ月連続企画、


“精製劇薬ヲ以ッテ粛清セリ”


の製作物の原稿が大方出来上がった!!


今回はかなり大掛かりに特大サイズのポスターを製作する事になったんさ〜〜〜!!


それに先駆けて、フライヤーを作るんだが、原稿もサクッと完成!!


楽しみにしててな!!


…て、メンバーもまだ原稿みてないんやけどな。


9月は秋からのロードに向けて、準備期間を一月作ったんだけど、その間に新しいアー写も作成するんだぜ!!


そういや、かなり激ウマ〜〜な新作料理が誕生したぜ!!


名づけて“夏限定!冷やしブッカケ五目うどん〜ゴマ風味”だ!


作り方は簡単、たまねぎ、シメジ、豚バラ、太モヤシを、カツヲダシで茹でる!


んで、氷水でキーンと冷やしたウドンに乗せ、トッピングにはトマトと温泉卵と大葉を刻んだのをあしらって、ポン酢とゴマダレを2:1で割ったソースをかけて出来上がり!


ヘルシーでしかも腹持ちもよく、ヤバいくらい美味い!!


今年は夏バテがひどくて、一日一食が限界なんだが、コレだと栄養満点だぜ〜〜!


そういやテレビで、オムライスが上手に作れない主婦がおいしいオムライスを作る為に、ヒゲのハヤシシェフの下で修行するってのをやってたんだけど、卵料理って難しいよな!


ちなみにオムレツやオムライスは僕の得意料理なんだけど、多分ビジュアル系で五本の指が入るくらい上手なハズだぜ。


ちなみにハヤシシェフは、院長の恩師でもあります。


実話です。


ハヤシシェフはホントはパティシエなんだけど、マルチでなんでもしちゃうって凄いよね。












2006年08月07日(月) ニードル・セラピー

針治療に行ってきた。


ここんトコ、製作物=サイコパス通常版のデザインだとか、フライヤー、秋の主催関連の事務作業が続いて、全身の筋肉が張ってしまったのだ。


しかも、どうやら首を寝違えたらしい。


学生の頃、まだ剣道をしていた頃からお世話になっている先生のところへ行く。


片道50分くらいかかるのだが、腕がいいのでよそには行けない。


針には二種類あって、滅菌の使い捨て針を使用するところと、使いまわしの針を使用するところがある。


使い捨ては衛生的にはアリなんだが、針の口径が細く、イマイチ効いている感にかける。


使いまわしの針は、西洋医学サイド的には完全滅菌していない針を体内に入れる事はありえないと言うが、効く。


ずばり、神経にジャストで針が届いているのだ。


一発針を打つと、肩が上がるようになり、首も回るようになる。


コメカミに打ってもらうと目も見えやすくなる。


ウソだとお思いだろうが、事実だ。


針灸治療の極意は、ダメージを受けた患部の直接的治療ではなく、断裂された筋肉組織、筋などとリンクしている神経の強張りを緩和する事にある。


つまり、ダメージを受けた箇所を守ろうと筋肉を強張らせた結果、二次災害的に緊張状態を強いられている箇所を解き放つと言う事なのだ。


目がみえるようになるのも、別に視力が上がる訳ではなく、視神経の緊張を緩和させる事によって、今まで100のチカラでみていたものを50で同じように見えるようにするだけの事なんである。


本当に気持ちいいのだ。


今日は、腰、背骨、足、脹脛、肩、首、腕、アバラ、コメカミ、にがっちり打ってもらってきた。


施術前と後では、明らかにシルエットに違いが現れる。


針の刺激と電気治療によって、筋肉の硬直が緩んだ体はとてもリラックスして見える。


商売柄、“見られる”事を常としている本分としては、この違いは大きい。


針最高。


ちなみにコメカミに打ってもらっている感触は、美容院でシャンプーして貰ったあと、頭をマッサージされるアレに似ている。


皮膚の内側をマッサージしてもらっている感じだ。


先生曰く、疲労は腰からくると言う。


腰から背骨を伝って、首、そして視神経を圧迫するのだ。


昔から、重要な事の例えを


“肝心要”


と言うが、


肝臓、腎臓、そして腰が大切と言う意味なのだ。




2006年08月05日(土) !なデイズ

ふむ、先日のサーカス公演はなんちゅうか、自分で言うのもなんだが、とてもいいライブだったな!!


京都はちょっとアウェイで、体力を温存してた感もあったけど、寝屋川はホームグラウンドやったしメッチャ気合入ってて、気持ちよかった!


なによりドグマを愛してくれてるみんなのチカラも大きかったな。


みんなはドグマの五番目のメンバーだと思います。


これからも僕達はみんなと一緒に成長していくし、一緒に大きくなって行きたいと思います。


んでいつか、大阪ドグマ組で東京乗り込んでいこうぜ!!



大阪のドグマと、そして五番目のメンバーてなんかゴッツ強烈やなって見せてやろうぜ!


今回はステッカー忘れたりバタバタしてごめんやったけど、また面白い事考えるからな!!!


そんなこんなで、ライブの時、頭を立てるのにもの凄い量のスプレーを消費するんだが、これまたライブ後は強烈に髪が痛むんだ。


愛用のトリートメントが普段の倍くらい吸い込んでる感じがわかるくらいだ。


ライブのビデオをチェックしてて気づいたのだが、サーカス二本目の院長はトップの毛が寝てしまってて、ジャムおじさんみたいな頭になってて可笑しかったな。


なんてな。


そうだ、秋から三ヶ月連続企画


『精製劇薬ヲ以ッテ粛清セリ』


がスタートするぜ。


10/06 “生”

11/07 “醒”

12/25 “聖”


全て前売り¥1500−だ。


10・06は櫻のバースデー企画で、ドグマ三番対決だぜ。

「ドグマ散ル」
   vs
 ゲスト


「カヴァードドグマ散ル」
   vs
 ゲスト


「バトルドグマ散ル」
  vs
 ゲスト


だぜ!!


カヴァードは、院長のお誕生日ちゅうんで、僕のルーツになっているアーティストのカヴァーと、メンバーみんながリスペクトした曲をドッド〜〜ンと演っちゃいます!!


楽しみにしとってな!


なんか書いてて自分が楽しみになってきた!!


12月もクリスマスちゅうことで、日にち押さえれてラッキーや!


大クリスマスパーティーやな!!


11月もかなり大暴れな予感や!!


アンコも一回でおわらんくらい用意しとくぜ!!


みんなで総力戦や!!!


…、今日は!マーク満載やな。



2006年08月03日(木) ラブ・アンド・ポップ

村上龍×庵野秀明、ラブアンドポップが深夜番組でやってたので見てしまった。


原作、原題のラブアンドポップは最高にイカレ具合満開の小説だったが、庵野氏の映像センスもすばらしい。


公開された時は、僕の中で非難轟々だった故、敢えて見る事も無かったのだが、八年越しに、しかも偶然見てしまったコレは最高にイカレてて最高にエッジが立ってて、庵野ワールド、いや、氏も村上龍をリスペクトしたアーティストだけに、正確には龍ワールドと言おう。


その魅力は、決して面白くない日常を上澄みではなく、むしろ澱のように底に溜まったユラリとなびく泥の部分を、剃刀でカットしたような切り口で見せるところにある。


そんな庵野氏の新作を待ちわびている。


またエヴァでも見るか。


そして龍氏の新作、“半島をでよ”の文庫本化を待ちわびている。


久しぶりのストーリーものだけに早く読みたい。


あまりに本棚が溢れ返ってしまうので、ついにハードカバーを買い集求める事が難しくなったのだ。


今は楡 周平を読み漁っている。


なんで今まで出会わなかったのだろうと不思議で仕方ないのだが、とにかくいい。


龍作品のような文学ではないが、大衆文芸としてはよく出来ている。


さ、明日もウドン食って夏を乗り切るか。




2006年08月01日(火) 決意声明文

私の人生に、また一つ節目が訪れた。


いや、


“訪れた”


と言うよりは、


“決意”


したと言えよう。



あの忌まわしき、我が日本が誇る細菌兵器を自ら甘受する日が現実にわが身に訪れようとは―


まさに想像だにしなかった事だ。



―“納豆”。


好き嫌いの激しい食生活の上でもA++以上、まさにエクセレント(最上級)に嫌いな、あの納豆を、ついに食らう日がきてしまったのだ。


しかも毎日。


レバー、人参、キュウリ、納豆。


僕の嫌いなもの四天王なのだが、そのなかでも納豆は、将軍クラスだ。


何故、糸を引く?


何故臭う?


なぜ腐っている!?


なぜ?


そんなまさにアイデンティティそのものを否定しつづけてきた納豆を、テリトリーから排除し続けていた納豆を、喰うように決めたんである。


“あるある”の納豆特集に影響を受けてしまった。



それだけで、苦行の日々を送る事を決意したのである。


実食。


研究によると、50回以上混ぜる事によって、納豆キナーゼが活性され、いいんだという。


フタをあける。


!!くさっ!



混ぜる。


くさっ!!


ひたすら混ぜる。


…。


混ぜているだけで口に酸っぱい味が広がってきた。


や、ヤバス。


なに、カラシと?だし?


入れてみる。


不安と多大なストレスが糸をひく。


食う。


…。


まっず〜〜〜〜(泣)。



もう一口クチに運ぶ。



やっぱまっずぅ〜〜(泣)。


しかも冷静になったぶん気づいた事がある。


なんか、じゃりじゃりするぅ〜〜(大量の脂汗)。


それはまさに細菌兵器じゃ。


味のバイオハザードや。


しかし、オトコが一度決めた事、簡単に曲げる事はできぬ。


そうやって生きてきたんじゃぁッ!


だが…。



やっぱきっつゥ〜〜〜。




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