三日坊主日記
瑞樹 美霧



 10月が終わる

 今年も後2ヶ月ですか?
 早ぇぇぇぇぇぇ;;
 後2ヶ月とかって、更にあっという間だよなぁぁぁ(遠い目)。
 何だか日々、起きて会社行って帰宅して寝る。の繰り返しに気付いた時には多少うんざりしなくもないけど。
 日記のネタすら拾えてないことにショック受けてみたり(苦笑)。

 ……ええ、今日もネタ尽きてます。

 今考えているのは、ネットから離脱した後、何しようか……? ということ。
 HDDの中身の消費か、コミックス読むか……? 別に2種、ながらでもいいんだが。
 今一気分が乗らない……(溜息)。



     ☆ 今日までかかって読んだ本 ☆
 角川書店 角川ホラー文庫 藤木稟『バチカン奇跡調査官 千年王国のしらべ』



     ☆ 今日読んだ本 ☆
 冬水社 いち・ラキコミックス 柿崎椋『HIGH&HIGH 10』
 コアマガジン ドラコミックス 真山ジュン『花と狼』

2011年10月31日(月)



 am5:30就寝(ぇ?)

 で、今日は9時間ほど寝た。
 そして起きてからはシュシュ編みながら延々延々HDDの中身消費。
 シュシュは5つ程完成させたが、HDDの中身は目立って減ったようには思えない……(遠い目)。
 取り敢えず晩飯まで5時間半程(それもCM全部すっ飛ばしての)かけたから可也減ってそうな気がするのに。
 いやーぁ、1月強の録り溜めって凄いわ;;

 さて、この後もHDDの消費をするか……。
 あー、コミックスも読まなきゃ;; 借りたのと買ったのとで5冊くらいあったような気が……(苦笑)。
 まあ、コミックスは15〜30分もあれば1冊読めるけどさ。
 溜まってたシュシュのキットは全部消費したので、すっきりしたんだがね。
 今度は溜まりに溜まってるアフガン編みのモチーフキットでも消費するか? 多分20〜30種くらい溜まってる気がする(そして毎月増え続けている);;
 その前にアフガン編みの編み棒ってか編み針?(新しいのは別にあるけど、今まで使ってたヤツ)何処片付けたんだろう、瑞樹?

 ……何にせよ編物なんてーのは肩凝りの元やっちゅーねん(遠い目)。

2011年10月30日(日)



 pm2:30頃起床

 今日は取り敢えず合間何度か起きたけど12時間は寝たかな?
 起きてソッコー洗濯機回しながら掃除機かけ。
 1年強振りにラグを剥いだら、うっすら砂が……(驚)。
 掃除してない訳じゃないのに(泣)。
 掃除機かけて、序でに水拭き。その序でに窓も拭いてみたり。軽く大掃除の体。
 といっても1時間もかけてない、……多分。

 その後は遅い昼飯採りつつ、HDDの中身を消費。
 4時間位消費したけど、未だ未だ録画された映像は大量(苦笑)。
 その後はリアルタイムで恒例の『世界ふしぎ発見!』〜『ニュースキャスター』を観た。
 で、『ニュースキャスター』を観ながらシュシュ1つ完成。

 さーて、後今日の残りの時間と明日まででどれ位のHDDの中身が消費出来るのか……(苦笑)。

2011年10月29日(土)



 2時間半程

 通常よりも早く寝たお陰が、今朝は随分と風邪はマシに。
 くしゃみも鼻水もほぼ止まったし。鼻は詰まってたからビミョーに鼻声だったけど(苦笑)。

 今日は支社長を筆頭に営業社員全員東京本社で営業会議。
 配送が全員帰社して退社するまで帰れないので何時になったら帰れるのかなぁ、とか思ってたけど、pm6:00過ぎには無事退勤。
 最寄沿線の駅に着いたら、何やら人が変に集まってる。
 その人達の向けている視線の先には駅員2〜3人に取り囲まれている1人のおっさん。
 タオルかなんかで顔を押さえてたりするから『何?』と思ってよくよく見たら、……血塗れっっ;;

 ……ぎゃー、何!? 何があったの!?

 で、ホームに下りたら電車は停まってるし。

 ……一体何が……?

 あの血塗れのおっさんが何かしたのか!?
 折角停まってるからその電車に乗ったものの、中々出発しない。
 したら
「京橋・鴫野間で自転車と接触した為、前の電車が安全確認をしております」
 ……おっさんが、……という訳ではなかったらしい。
 そしてそのまま暫く停まって、本来pm6:43発だった電車はpm7:00前に出発した。

 整骨院で小耳に挟んだ所によると、
「どうやら無人の自転車が線路に停めてあったらしい」
 とか何とか。

 ……悪戯!?

 としか考えられないけど、質悪いよねぇ(溜息)。


 帰宅したらお花のお稽古をやっていて、早々に終わったらしい姪っ子が私の部屋について来る。
 で、「今度のテスト、(5教科合計で)100点くらい下がってもうてん。1番頭のいい友達とかでも400点とかあったのが今回は300点とかでな。平均点も物凄く悪いねん。問題難し過ぎやねん」と。
 で因みに「100点下がったって、何点になったん?」と聞いてみたら「140点」。

 ……っっ!? はい!?

 って感じ……。5教科合計が140点って、1教科平均しても30点も取れてないってこと!?
 うわー、何か妹が可哀想になって来た……(遠い目)。
 だって、私にも妹にも過去なかった数字だし;; そんな点数の成績、家に持って帰って来たこと無いからなぁ、私も妹も(苦笑)。
「数学も24点で、今までで1番低いねん。社会は17点やったし」
「……ごめん、確認するけど、50点満点(にしたって低いが)じゃない、よね? 100点満点、よね?」

 ……いやぁー、突っ込むだろう、これは;;

「うん。100点満点」

 ……うわー、妹、気の毒〜〜〜〜〜;;

「それは、伯母ちゃん、ママが可哀想になって来たわ。ママもびっくりやったやろうなぁ、それ」
 姪っ子ノーコメント(遠い目)。

 で、話は変わって。
「今度の休み1人でバス乗って田舎帰るねん」と。
 どうやら親父の見舞いに姪っ子1人を高速バスで帰らせることにしたらしい、妹。
 取り敢えず自分は行ったし、2人とかで帰ったら交通費も馬鹿にならんし、ということらしい。
 まあどうせ梅田のバスターミナルまでは妹が連れて行くんだろうし、高知の方に着いたら伯母・義叔父が迎えに来てくれるんだろうし。
 後は本人が軽くポカしない限りはねぇ。片道5時間は確かに長いけど、ちっちゃい頃から姪っ子は1人で遊んでたりとか全然平気な子だったから。
 おかんに晩飯序でに話したら「1人で帰らすなんて何かあったらどうすんねんな!?」と喚き倒していたが、「姪っ子も中学生やし、そうするって妹が決めたんやからそれでいいやん。それがあの子のやり方やねんし、こっちがどうこう言うことちゃう」と諭しておいたが。
「女の子やねんで! 何かあったらどうすんねんな! インターチェンジとかで休憩とかもあるんやろ!?」と(苦笑)。
 過保護というか、そんなもの放っときゃいいこと。ぎゃあぎゃあ五月蝿いねん、おかん(←とは面と向かっては言わないが)。
 何か又変な電話とか妹にかけへんやろうなぁ、おかん(今はそっちの方が不安;;)。

2011年10月28日(金)



 朝起きた時は

 どってことなかったんだけど。

 会社に着く頃には鼻がずるずる。発作的にくしゃみが連続。昼前には多分発熱。
 ……微熱だけど。平熱が35度ちょいの私の微熱だから、フツーの人には平熱……(遠い目)。
 結局1日鼻はずるずるしてるし、くしゃみも発作的集中で連続して出る状況、そして微熱。
 昼休み寝たらちょっとはマシになった。

 帰路に就いて整骨院に着く頃には何とか鼻も止まって、施術中に鼻が垂れて……、という恐ろしい事態にはならずに済んだけど。
 帰宅して晩飯食い終わった途端に発作的くしゃみ連発。10回位。
 変にお腹痛いです……(泣)。

 まあねー、ここの所喉はちょっといがらっぽかったんだけどねー。
 多分急激な朝晩の冷え込みと、溜まった疲れ&睡眠不足。それとちょっと前から風邪っぴきのおかんの所為だと。おかん、ここの所げほげほがほがほ咳してるし。
 基本的に年がら年中健康体(風邪引きかけることは結構あるけど喉から来るので大抵のど飴2〜3個で治しちゃうし)な私なだけに、なーんか久々にしんどいかも。
 まあ、取り敢えず明日仕事行ったら土・日何の予定も入れていない休みなので、兎にも角にも寝るかな。

 『人間睡眠大事だよねー』と整骨院の先生とも話してたトコ。

2011年10月27日(木)



 帰宅したら

 真っ暗な玄関の引き戸に何やら細長い物体がついていた。
 『ナニモノ!?』
 と思って、じーっと見てみたら。
 バッタ!!
 所謂『おんぶバッタ』というヤツ。全長5cm位のあの黄緑の細長いヤツ。
 この時期に……(遠い目)。
 最近朝晩寒くなって来たから守宮ですら見かけなくなったのに。

 今年の守宮は玄関の引き戸の開閉部によくへばりついていた。去年までは開閉部じゃなくて、上の固定部によくついてたんだが、何故か今年は開け閉めする引き戸の動かさない方についてたので、戸を開ける度に
「ほら、退きや〜。挟まるでー、挟まったら潰れるでー」
 と呪文のように呟きつつ、守宮を挟まないように守宮の逃げ具合に合わせながら戸をじわじわ開ける、という羽目に。
 例年よりも2周りほど小さい感じだったので、未だ大人になってなかったのかもだけど。
 取り敢えずその守宮を見かけなくなったなー、と思ってた所にバッタだったのでちょっと笑った。
 寒さの所為か随分へこたれてた感じもするけど。



     ☆ 今日までかかって読んだ本 ☆
 角川書店 角川文庫 中野京子『怖い絵 泣く女編』

2011年10月26日(水)



 3回目

 仕事が定時に上がれたので行ってきた。

   『オペラ座の怪人25周年ロンドン記念公演』

 もうさんざっぱら語ったから今日は『鑑賞記』書かないけど、やっぱいいなぁ♪


 多分今日で行ける日も終わりかなぁ?
 明日は整骨院行かなきゃだし、木曜は金曜の代わりに整骨院の予定だし。金曜は営業が営業会議で本社に行くから配送が全員帰社して退社するまで帰れないし(←だから木曜に整骨院。泣)。


 あ;; 映画観てる間に無意識で右手小指第2関節にあるタコ(ペンダコみたいなヤツ)を触ってたから流血はしてないけど裂けてるわ;;

2011年10月25日(火)



 仕事が終わったので

 定時に退勤。
 ……ってか、配送とかが帰社すると帰れなくなるのでその前に逃亡図って来た(苦笑)。
 今日は異常に眠い。
 いや、まあ、結局溜まりに溜まってる睡眠不足が解消されてないだけだと思うけど。



 結局『オペラ座の怪人』25周年ロンドン記念公演の鑑賞記は

 22日2時間、23日6時間の合計8時間かかって仕上げた超大作

 ……の割には然程大したことは語ってないけど……(苦笑)。

 さて、火曜pm5:30までに上がれたらもう1回行って来る。
 って、そんなこと言ってる時に限って上がれなかったりする可能性は大だけどさー。

 DVDの発売も待ち遠しいなぁ♪



 と、こんなことも鑑賞記の序でに書きたかったんだけど、流石にam1:00過ぎちゃったらタイムリミットだったわ。

2011年10月24日(月)



 『オペラ座の灰燼』25周年ロンドン記念公演 その2

 今日の客席は半分位? 埋まってた。
 試しに昨日よりも前の席取ったけど、ちょーっとやっぱスクリーン、近過ぎるわ;;



 さて、以下、ネタバレるので、『自分が観に行くまでは知りたくない』という方はスルーの方向で!

   ということで俳優編

 歌詞については私がヒアリングちゃんと出来ない人なので日本語版で;;
 しかし、俳優さんを見てて思ったんだけど、皆ごつい! 何だろう? ファントムもクリスティーヌもラウルも、太ってる訳じゃないけどごつい! って感じがする。映像だからかなぁ?
 間違いなく骨は太そうだけど。
 で、年齢が憶測も付かない! 若いのかそれなりなのか。ファントムはメイクの所為もあるけど、クリスティーヌは!? ラウルは!? 向こうの国の人って皆結構老けて見えるから余計かもしれないけど。
 いやぁ、向こうの人に言わせれば日本人は若く見えるんだろーけどさ。
 四季のキャストが如何に細っこいか……;;
 まあでもあの骨太な所が迫力ある芝居と歌になるのかもなぁ、と思わなくもない。


『ハンニバル』
 カルロッタ、すげー迫力。ビミョーな音痴具合も(笑)。
 ピアンジは出て来るなり『歌詞を忘れかけてた』のか何かそんな芝居が。「♪ 歌〜〜〜〜〜〜えや!」部分、声が出るのかでないのかっていう芝居が。
 男性ダンサーの連続ターン、すげーっ!! 全くとは言えないけど、着地点のブレもない! あれは拍手出るわ。

『スィンク・オブ・ミー』
 カルロッタが歌ってる途中で背景が落ちてきた後、カルロッタの怯えようが凄かった。怯えてヒステリックになる、っていう感じの芝居が、新鮮で。
 クリスティーヌは最初は自信無さ気に歌ってて、周りの『何あの程度?』的な態度にメゲて逃げ出そうとするのをマダム・ジリーが リズム棒の こん! という音1つで引き止めるのが又凄い。
 歌ってるうちに自信が出て来て、周りの態度も変わっていくのが丁寧な芝居で語られてた。
 ラウルがクリスティーヌに気付いた時の嬉しそうな顔ってば。

『楽屋にて』
 ファントムの第一声「♪ ブラヴァー ブラヴァー ブラヴィッシマ」が響いた途端に、空気が変わる感じがする。ってか、ホントに音楽の天使(或いは神)降臨! って感じが。

『ザ・ミラー』
 「♪ 私の 宝物に〜」の下りは物凄い怒りが。クリスティーヌも びくっ! ってしてるし。
 「♪ 鏡に向かって 瞳凝らせば〜」の下りは優しいような厳しいような? で「♪ 私はエンジェル・オブ・ミュージック」で怪人へ。
 映像を写している液晶が開いて生身のファントムが。すげー、立ち姿綺麗〜。

『オペラ座の怪人』
 トラベレータはダミーだろう、多分。あの短時間で上に行って下に下りてくるのは無理だと思うけど。映像でも顔は殆ど映ってなかったしなぁ。歌も耳触りが録音っぽかったけど。
 舟は、あれ下手から出て来てたのかな? まあ、いいか。
 舟の漕ぎ方は可也荒っぽいファントム(苦笑)。
 クリスティーヌの最高音は、ホント凄かった。あの声量で完璧に上がり切って、これでもかっていう位伸ばす。

『ミュージック・オブ・ザ・ナイト』
 歌い出しからしっとりじっくり聞かせるファントム。すげー甘い声。で強弱緩急の付け方も、息だけで歌う、なんてのも囁き声で歌う、なんてのももう何でもあり。全部感情に乗ってるし。
 全てのロングトーンが完璧って言っていい位素晴らしい。
 クリスティーヌに触れる指先が震えてるのは、俳優さんが緊張で震えてるのか、ファントムがクリスティーヌに触れることに緊張してる芝居なのか、そのビミョーな感じが、いい。
 自分の体撫で上げもクリスティーヌの体撫で下げも無く。
 又そのファントムの歌声にうっとりと酔っているかのようなクリスティーヌの表情がいいんだよね。目も潤んでるし。
 「♪ 私に 委ねて欲しい〜」の下りでは体の撫で下げは無いけど、クリスティーヌの手を取って、という芝居はあって、その指先がマスクに触れかけると、ぱしっ! とその手を取ったりなんかして。
 ラストはクリスティーヌを抱き上げてベッドへと運んでた。

『アンマスク』
 おおー、このファントムは両利きか! その時々でペンを使う手を変えてた!!
 で、マスクを剥がれた瞬間の豹変が又怖い。「No!!」と怒鳴りつけたかと思うと、「♪ 待て! 何をするこいつめ〜」の下りでクリスティーヌを追い掛け回す。逃げるクリスティーヌの行く手を阻んだり。
 「♪ 業火に焼かれた〜」からは切々と。マスクを返して貰うまでうなだれて弱々しく哀しい感じだったのがマスクを付けた途端に自信を取り戻してすらっと立ち上がる。
 このファントムもまた、感情の起伏は激しい。

『支配人のオフィス』
 フィルマンは全体編でも触れた通り、のっけからデスクに思いっきり腰掛けて、新聞見ながら歌ってる。そこにアンドレがやって来る訳だが。
 どうやらフィルマンは軽い、アンドレは生真面目、なイメージ?
 ラウルは割と熱血かも。
 カルロッタ&ピアンジは揃ってヒステリックな面が……? これは同じパート(&歌詞)歌ってるからそう聞こえるだけか?
 今一支配人ズが面白味に欠けるんだよなー。
 いやでもカルロッタが手紙を持ってやって来て、ラウルに「♪ 手紙を見せてごらん」と言われて取り上げられ(ぱしっ! っとカルロッタが渡す訳じゃなかった)、カルロッタ→ピアンジ→アンドレ→フィルマンと視線が飛ばされていくのに、フィルマンの向こうには誰もいないので、フィルマンが思いっきり振り返って相手を探す、という芝居は面白かった。

『プリマ・ドンナ』
 録画位置なのかマイクの位置なのか、或いは俳優自身のボリュームなのかは判らないけど、ちょっと七重唱に偏りがあったような感じが否めない。

『イル・ムート』
 カルロッタの蛙声、サイコー。

『屋上にて』
 割とラウルは感情の起伏が激しいタイプだよね、と。ファントムを力強く否定したと思うと少々不安になってみたり。
 クリスティーヌが揺れる芝居は良かった。「♪ 私は見たのよ〜あの顔」と怯えて畏れてラウルに縋り付いてたのに「♪ あの声 あの声は〜」からがらっと変わる。それにラウルが唖然とする。
 でも何処からとも無く聞こえて来たファントムの呼び声に、又一気に怯えて。

『オール・アイ・アスク・オブ・ユー』
 曲が進んでいくに連れて、クリスティーヌを取り巻く影が消えていくのが凄く良く判る。クリスティーヌの顔が晴れやかになっていくのもあるけど。
 ラウルの方もそれに伴ってどんどんクリスティーヌを光の下へと引っ張っていく感じが良く出てた。
 そしてファントム。
 ここの芝居は凄い。「♪ 愛を与えた〜」で切々とその心の内を吐き出して、聞こえて来たデュエットに「No! No!!」と囁きから呟きへ、そして叫びへ。「♪ これ程の辱めを〜」は物凄い迫力。


『マスカレード』
 人数が多いだけに壮観。
 しかし、クリスティーヌ&ラウルが何処にいるのか一瞬見失ってしまったり(苦笑);; や! 常に舞台全体を撮っている訳ではないので仕方がないんだけどね。
 クリスティーヌが意外とあっちこっちに流されて翻弄されてる。男女はマントが無いけど、クリスティーヌと絡むのはそのまま。中には女性ダンサー陣の中に腕を引いて放り込んでしまう人も!
 残念ながらリフトは無し。

『支配人のオフィス』
 ここは意外と見慣れた流れと動線。
 芝居の持って行き方も見慣れたものとほぼ変わらない(多少の強弱緩急の違いはあっても)かも。
 ラウルは熱血で。その熱血が物凄い勢いでクリスティーヌを追い詰めてしまう。
 「♪ クリスティーヌ 任せてくれ」の辺りなんかはクリスティーヌに向けて言ってる筈なんだが、物凄く険しい顔をしてた。
 そりゃあクリスティーヌ、逃げるわ;; って感じ。

『ドンファンの勝利の稽古』
 ここはピアンジの音の外しっぷりが、もうもう。
 後マダムに「そうでしょうか? シニョーラ」と言われてのカルロッタの怯え方。

『墓場にて』
 ぐぐっと迫ってくるクリスティーヌの思い。このシーンで「うわぁぁぁ」と思ったのは久方振りかも。感動して泣く所までは行かなかったけど。
 惜しむらくは私の大好きなファントム&クリスティーヌのデュエットが、ラウルの歌に邪魔されたこと(苦笑)。まさかラウルが歌いながら出て来るとは!
 そしてそのラウルの声の方が大きくて、22日はデュエットが聞き取れなかった(泣)。
 今日は根性でファントム&クリスティーヌの歌を拾ったけどね。
 ファントムの歌い分けは明確だなぁ。……ってか、ホント、悪いけど、ラウルの歌邪魔……;;

『ドン・ファンの勝利』
 アンサンブルのアレコレが意外と色々あるんだなぁ、と。
 で、さて、クリスティーヌ(=アミンタ)登場。最初から挑発的。
 マント被ったファントム(=ドン・ファン)も登場。
 林檎を持ったクリスティーヌがファントムからするりと逃げ、挑発するようにその林檎を齧ろうとするのを す、と取り上げ、杯を差し出す。その杯を取らせるのが視線誘導で。ファントムがすぅ、っと視線を杯の方へ下げるのにつられるように視線を下げるクリスティーヌ。
 で、杯の中身を飲んで、挑発するように はすっぱな感じで口元を拭う。で、椅子の方に逃げて行って、座った所にファントムが近付き、歌い募りながら右手から腕に沿って首筋までクリスティーヌを撫で上げ、左肩から腕に沿って撫で下げた後、その手に手を重ねたまま腹部から胸元へ……。

 ……エロ……っ;; うわー、そんなに触るんや;;

 で、どうやらこの左の耳元で歌い募られた辺りでクリスティーヌはファントムに何となく気付くみたい。
 でその腕の中から逃れての「♪ どんな言葉も〜」。ファントムは椅子に座りそれを聞く。食い入るようにクリスティーヌを見てたり、感じ入ってマントの膝を握り締めたり。
 それでも挑発的に歌い続けるクリスティーヌ。頬擦りはなかったから多分畏れながらも舞台に立っているという設定かな? でも手と手を重ねて一頻りあった後は逃げ出そうとするんだが。
 そしてそれを可也強い力で引き戻すファントム。
 で、マントを剥がすクリスティーヌは「♪ ザ・ポイント・オブ・ノー・リー、タン!」と行くんだが、剥がれた後にファントムか小さく「……タン」と呟くのが(泣)。
 「♪ どんな時でも〜」のラストでは鬘とマスクを引っぺがされて思いっきり「No!!」と叫びファントムはクリスティーヌを連れ去って行く。

『怪人の隠れ家』
 「♪ これがあなたの望んだことね」と怒りと恐れを露にしているクリスティーヌがファントムの「♪ 母にも〜」を聞いて哀れみを覚えたり。
 ラウルを吊るされて一気に憎しみが芽生えたり。
 トライアングルはもう凄い迫力。で、一瞬生まれた間の後冷徹に「選べ!」と突きつけるファントム。
 でもその後のクリスティーヌの沈黙に耐えられないのか、左手の指をしきりに動かして落ち着かない芝居(だと思うけど)。
 「♪ 絶望に生きた」で何となく『そうなんだ』と言ってるようなファントムも新鮮だったな。
 クリスティーヌにキスされて大きく目を見開いて驚いているファントムの表情が又凄くいい。
 2度目のキスで、頬にあてられたクリスティーヌの手に手を重ねるファントム。
 ……そうかー、その表現もありなんだー。
 って思った。まあ、その後肩を掴み直してゆっくりと引き離すけど。
 で、ラウルを解放して。
 ラウルは「♪ 二人して出て行け」の下りでファントムに向かって行こうとするけど、クリスティーヌが『行きましょう』と必死に止める。ラウルが行く気になったらクリスティーヌがファントムに心を残す。それをラウルが引っ張って連れて行く。という一連の芝居があって、「行け! 行ってくれ!!」。
 2人が去って行った下手階段下で泣き崩れるファントムにオルゴールの音。
 歌いながらオルゴールの側に近付いて、歌い終わった時にクリスティーヌの気配に気付き。
 ちょっと「見っとも無い所を見られたね」的表情をした後指輪を差し出すクリスティーヌに「♪ クリスティーヌ アイラヴユー」。
 手に添えられた手に更に手を添えて、クリスティーヌが半ば泣きながらファントムの手の甲に唇を寄せる。で去って行くクリスティーヌの後を追うようにファントムが何度も呟く「アイラヴユー」。
 下手階段上部でクリスティーヌ&ラウルのデュエット。その間にも呟かれる「アイラヴユー」。

 ……もう、これは涙腺崩壊するって!!

 で、オルゴールの側に座ったままラストの歌い上げ。

 いやぁ、マジで久々に『オペラ座〜』観て泣いたわ。22日はだだ泣き。今日はそれが判ってても泣いたよ。
 その癖やけに冷静に舞台鑑賞&分析している自分に呆れもするけど。


 向こうのキャスティングって、キャラクターの年齢に応じて配役とかしてるのかなぁ?
 結構年配の方とかも多かったけど。

 さて、支配人ズ。
 んー、やっぱりコメディ担当、なんだろうなぁ、これ。フィルマンなんて、髪型から髭の形から何かのギャグにしか見えないし。でも仕草とかは今一面白味に欠けるかも。いや、笑える所は笑えるんだけどね。
 結構フィルマンなんかは歌い方も声も可也崩して潰してるし。

 カルロッタ&ピアンジ。
 すげー、2人共でっぷり太ってる。太ってるように作ってるんじゃなく、マジで太ってる。うわーでも正しくオペラ歌手って感じ!!
 カルロッタの歌い方は可也喉に負担をかけそうなんだけど、大丈夫なんだろうか……?

 マダム&メグ・ジリー。
 マダム怖いっっ! 四季の原田さんよりも遥かに怖い!! 厳しい先生っていう設定もあるけど、ホントにディズニーの悪役チックに怖い!
 お声も可也厳しい感じの声質で。
 メグは……。可愛くない〜〜〜〜〜〜(←要するに私の好みじゃない。泣)。で、さぁ。もしかしなくてもこのメグ役の人、可也のお歳……? いや、単なる老け顔だったら大変申し訳ない発言なんだけど;;
 多分舞台で生で観ている分にはいいと思うのよ? でもアップになるとね、年齢が……;;
 声は綺麗。

 ラウル。
 ハンサムさんですね〜〜〜。声もとっても甘い。甘いマスクに甘い声、って言ってもいいかな?
 ただ、険しい顔(ファントムに向けてたり)すると結構怖い。
 ええ勿論声は基本柔らかくていい声。伸びやかだし。

 クリスティーヌ。
 物凄く高音が綺麗なのにパンチが聞いてる。基本はそれ程キーは高くないんだけど。
 横顔が結構好きかも。横顔は私好みのクリスティーヌなんだけど、斜めと正面は……何となく若さに欠ける気が(苦笑)。
 表情や芝居はホントにいい! 表情なんかくるくる変わるし、笑顔も華やかだし。

 ファントム。
 もうねー、これしか言い様が。
 『素敵です』
 低音は然程耳を魅くものでもないんだけど、高音は綺麗。いや、だからって低音が駄目という訳じゃないよ。全部素晴らしい。
 芝居も細やかで感情も起伏に富んでて。『ミュージック・オブ・ザ・ナイト』のロングトーンなんて、クリスティーヌじゃないけど、魂持ってかれそうになったもの。んー、どう言えばいいのかなぁ? こう、ふわぁ、と浮き上がる感じ?
 ファントムメイクの無い素顔も可也ハンサム(イケメン、では無い。あくまでも『ハンサム』)なんだろうなぁ、と思わせる顔の半分。
 何かねー、切なげな表情が又、好いわー。
 立ち姿はホント、綺麗だし、格好好い。

 しかし面白いよねー、立ち姿とか仕草がどのファントムもどのラウルよりも遥かにお貴族様チックなんだよねー。


2011年10月23日(日)



 『オペラ座の怪人』25周年ロンドン記念公演 その1

 すげかった〜〜〜! 矢張り本場は迫力が全く違う!
 でも歌ってる時の呼吸音が滅茶苦茶入ってて多少耳に障ったのは否めない。芝居での呼吸音(断じて溜息ではない!)は気にならないんだけどねー。
 何だか、『芝居を観た!』って感じ。
 劇団四季式は『言葉を明確に伝える』がメインで、芝居(感情表現)は2の次3の次、いや、何処かで『感情表現は必要ない』とか書いてあったのを読んだ気がするぞ。
 なだけに、感情表現ばりばりのこの記念公演はホントに凄かった。
 久々に『オペラ座〜』観てラストだだ泣いたわ。映画版『オペラ座〜』以来かなぁ?
 因みに映画館の客席は1/3位埋まってたかな?

 キャスティングに関してはパンフレットもなかったので、不明。まあ、調べれば何処かに載ってるんだろうけど。
 記念の特別公演だから、セットやら何やらも特別仕様、なのかな?




 さて、以下、ネタバレるので、『自分が観に行くまでは知りたくない』という方はスルーの方向で!

   ということで全体編

 先ずはセットが違う。上下手両方に階段が。俳優たちのメイン登場場所はこの階段。シーンによっては階段の前後からも出て来るけど、主要の役者(役名付)は殆ど両サイドの階段か舞台センターから登場する。
 で、オーケストラピットは舞台頭上。
 因みに四季版でプレセミアムアーチ上(&ゴンドラ)や墓場のファントムはこのオーケストラピットの指揮者と背中合わせになって登場する。
 1番は背景幕が全て液晶での映像だということ。なので『ハンニバル』で落ちてくる背景も映像。これはリアル感が全くなくて何か哀しかった。
 シャンデリアもオープニングで上がっていかない。
 最初から吊り下げられていて『666 シャンデリア(←当然アルファベット表記。スペル出て来ない;;)』と書かれている幕でシーンによって隠されたり出て来たり。あー、火も煙も吐いてたなぁ。
 ファントムの地下室でのオルガンはステージドセンにセットされてるし。
 ラストの玉座もドセンのオルガンと上手の階段の間にあったり。あ、でも玉座のファントム消滅シーンの仕掛けは間違いなく同じものだな。
 まあ、そんなこんなで登場シーンや動きが当然変わって来る訳で。
 オークションシーンでプレセミアムアーチの横渡しの部分が矢鱈低い場所にあるんだけど、スペースそれだけなのか!? とか思ってたら、オープニングのメインテーマで(背景幕が上がっていくのと同じ要領で)吊り上がっていったり。
 トラベレータ(傾いたりはしなかったけど、取り敢えずそう呼んでおく)はオーケストラピットよりも上の位置からオーケストラピットの高さまで上下する。ブケー殺害シーンもそこ。
 奈落は無しなので消える・飛び込むシーンはない。
 実際のボックス席を使っての5番ボックス&支配人ズのボックス……らしい。

 兎も角出演者の数は多かった。
 バレリーナのお嬢さん方は多分四季版の3倍位。勿論アンサンブルも3倍位いる感じ。『マスカレード』のお猿さんが率いる楽隊も3セットいたし、蝶々さんも3人いたような……? で、よくよく2回目で観てみたら全部の衣裳が3セットずついる……?
 まあ、階段も左右の階段と、ラストの全員で『マスカレード』の時にはドセンターから階段現れるし。
 お猿さんといえば……、オルゴールのお猿さんが可愛くない〜〜〜〜っっ!! 何か、怖い、てか、キモチワルイ(泣)。
 舞台が広いから人数が多くても全然気にならないけどさ。

『オークション』
 ラウルその他諸々の上手・下手の立ち位置が逆。なのでラウルは上手に。マダムや支配人ズ(という設定ではないのかもしれないけど)は下手に。
 シャンデリアは映画版で使われたもの(スワロフスキーの)らしい。

『オーヴァチュア』
 オーケストラピットの背後に大きくメインテーマを弾いているらしきファントムの映像が!
 この映像があるだけでこのオペラ座という空間を支配しているのがファントムであることが判る。

『ハンニバル』
 象が出て来ない!!
 支配人ズの登場はリハーサルが終わってから。客席から登場。
 ルフェーブルが新しい支配人ズを紹介しようとするけど周りが騒がし過ぎて収拾がつかない所で、「マダム・ジリー」と声をかけたらマダム・ジリーか とん! とリズム棒で床を叩き、その瞬間しん、となる。すげーぞ、マダム・ジリー。

『スィンク・オブ・ミー』
 カルロッタが歌った時に落ちて来る筈の背景が、映像だったので何だか現実味がない;;

『楽屋にて』
 うをっ!? 楽屋が仕切られてない。いや、ここから楽屋、みたいなエアーな場所はあるんだろうけど、楽屋のシーン寸前に上手に机と椅子が出てくるだけ。
 鏡はドセンター。クリスティーヌの映像にファントムの映像が重なる感じ。で、その液晶(?)が開くと現実のファントムが立っている。

『怪人の隠れ家』
 セット設定が違うので動線が可也違う。でも大まかな動きはほぼ変わらず。
 因みに両サイドの階段は不動。ドセンターにオルガン、下手側に舟→ベッド。
 ウエディングドレスのおねーちゃんの立つ鏡はなし。

『支配人のオフィス』
 フィルマンによる新聞投げなどはなく。デスクに腰掛けて歌ってるフィルマン!

『プリマ・ドンナ』
 導入部分なんかの支配人ズの遣り取りはほぼ同じ。面白さには欠けるけど。
 四季版で上手でカルロッタを座らせた椅子をぐるぐる回しているシーンでは衝立とかが出て来て、カルロッタが『イル・ムート』の伯爵夫人の衣裳にそこで着替えたり。

『イル・ムート』
 ベッドじゃない! 長椅子だった。
 プレセミアムアーチに現れるファントム、いたのかなぁ? 映像には出てこなかったからいなくて空蝉の術(声だけ)だったのかな?
 バレエも花男の動きが結構違ってて面白かった。おねーちゃん達は人数が多い分パートによっては動きが違ったけど、メインパートは見慣れた振り付けだったわ。
 オーケストラピットまで降りて来ていたトラベレータの上にはブケーが。そしてそこでファントムに縊り殺されてた。

『屋上にて』
 クリスティーヌ&ラウルの動きはほぼ変わらず。キス・シーンの場所は違ったし、回数も違ったけど。
 上にも書いたがファントムはオーケストラピットに現れる。

 1幕ラスト。
 シャンデリアが落ちて来ない分、火花が散って火と煙を吐いてた。

『マスカレード』
 両サイドの階段(固定)から同時に支配人ズが現れる。登場は下手がアンドレ、上手がフィルマン。
 アンサンブルは舞台両袖からと客席通路から登場。上にも書いたように、多分アンサンブルの衣裳は全部3セットずつあったんじゃないかと。
 ファントム登場は全員で『マスカレード』を踊る寸前に出て来たドセンターの階段上(と言ってもそれ程高さはない)。そこから降りて来ない。
 クリスティーヌも階段下から見上げるだけ。
 よって『ザ・ポイント・オブ・ノー・リターン』でファントムがクリスティーヌに渡す指輪とラストでファントムが渡される指輪は、ラウルからクリスティーヌへの婚約指輪とは別のもの(苦笑)。
 最初(オープニング)からファントムは小指に指輪してた。
 因みに奈落はないので、階段の最上部が火を噴いてた。

『支配人のオフィス』
 この時点のスコアは支配人ズが持つものとカルロッタ&ピアンジが仲良く見てるものの2部のみ。因みにカルロッタ&ピアンジが持ってた(ピアンジが床に叩きつける)ヤツは中途半端に畳まれ、クリスティーヌ&ラウルが現れた時に思いっきりフィルマンに踏みつけられていた(爆)。
 で、そこで初めてクリスティーヌがスコアを見せられ、自分が主役だと教えられる、という流れ。

『ドンファンの勝利の稽古』
 クリスティーヌは少し遅れて現れて、ピアノの側で1フレーズ歌ってから席に着く。
 すげー、ピアンジの音の取れなさ徹底してるわ。
 勝手に鳴り出したピアノの上の生首は女性もいた。

『墓場にて』
 パパのお墓とかも全部液晶に映し出された映像なのでファントムが現れるのは上にも書いた通りここでもオーケストラピット。
 ファントム&クリスティーヌのデュエット時、ラウルも歌いながら出て来る!! 何言ってるか解らなかった(訳もなかった)けど。
 杖はなく、階段とかあっちこっちに仕掛けられた仕掛けから火が吹いていた。

『ドン・ファンの勝利』
 ファントムがクリスティーヌを連れ去って行く時、上手の階段上がっていった。
 で、舟は出て来なくてそのままオーケストラピット辺りまで降りて来ていたトラベレータで一連の歌と芝居。
 ファントム&クリスティーヌが捌けた後ラウル&マダムが現れ一連の芝居。

『怪人の隠れ家』
 登場は下手階段から。ウエディングドレスを着たクリスティーヌの後からヴェールを持ったファントムが現れる。当然元々ウエディングドレスを着ていた筈のマネキンはいないので花束はなし。
 ドセンターはオルガン(の上手横には玉座)なのでラウルが吊るされるのは上手階段。だからトライアングルの動線は可也違う。
 トライアングル後、クリスティーヌ&ラウルが隠れ家を後にするのも下手階段。舟は出て来ないので、ラストのデュエットも下手階段上。
 ラストのファントムの歌い上げはオルガンの下手脇に置いてあるオルゴールの側に座り込んだまま。
 で、オルガン上手隣にある玉座へ向かう。
 メグが下手から登場して、玉座にかかったマントを剥ぎ取ったらオルガンの上に置いた。


 カーテンコールの後にはアンドリュー・ロイド・ウェバーが現れ、挨拶があってディレクターやスタッフの紹介があって、初代から歴代キャストも出て来る。
 勿論ラストにはサラ・ブライトマンも!!
 そしてサプライズでサラ・ブライトマンと5人のファントムによる『オペラ座の怪人』。
 で、5人のファントムをメインに全員による『ミュージック・オブ・ザ・ナイト』。
 当然現ファントムは後から現れておいしい所は持っていけるというスタイルで。

 しかし、ホント凄いよなぁ、サラ・ブライトマン。いや、勿論歴代ファントムも!
 多少の衰えは矢張り歳と共にあると思うけど、素晴らしい声!!
 サラ・ブライトマンもあの最高音、綺麗に出してたし!

 ホント、素晴らしい舞台だったわ。……映像だけど。
 間違いなくDVDは出たら『買い!』。



     ☆ 今日までかかって読んだ本 ☆
 筑摩書房 ちくま文庫 今尾恵介『地名の謎』

2011年10月22日(土)



 朝からぐったり

 又しても! 又してもっ!!

 朝っぱらから電車に遅れ。

 どうやら何者かが踏み切りの非常ボタンを押したらしい。

 最寄り駅15分遅れ。それはいいよ。でもね、時間調整だか何だか知らんが、朝のラッシュ時に電車を1本飛ばすとか止めろっっ!
 本来なら2本前のぎゅうぎゅうの満員普通電車が何時もの時間に来たものの、乗れる訳がなく、見送り。
 この調子で何時もの1本前の区間快速が来れば随分と電車もゆとりがあって、区間快速だから遅刻もしなくて済むだろうな、と思ってたら

「次に参ります電車は本日に限りまして普通電車の○○行きです。区間快速はその次に参ります」

 要するに区間快速と普通電車のスケジュールを入れ替えた、と仰る。
 で、実質電車が1本飛んだことになる訳で、本来なら5〜6分も待てば次の電車が来る筈の所なのに、1本飛んでるから当然来るのも遅くなる訳で。
 結局遅れた分丸々15分待たされてからやって来る電車。
 当然その間に乗客は増える訳で。
 最前列に並んでたから、乗れたけど。
 もう、電車内凄い状態。
 当たり前よね、1本電車飛んでるんだから。
 京橋に着く頃なんて、もうホント鮨詰状態。いやまあ、最寄り駅で乗った時点でも大概だったけど。
 おまけに運転士の運転下手!
 ブレーキかけるのに じわーっとかけてくれれば然程乗客に支障はないのに、くん! くん! くんっっ! とかける。
 当然満員電車の乗客は慣性の法則によってブレーキかけられれば前方につんのめり、アクセル入れられれば後方につんのめる訳だ。
 京橋に着く頃には凄い大変なことになってる男性がいたぞ。
 座席の際で立ってて、あっちこっち持って頑張って耐えてたのに、そんなブレーキのかけ方するもんだから勢い押し付けられ。
 元々座席に背中向けるような姿勢で体を支えていたもんだから、海老反り状態で座席背面に当たる壁に頭付いて、荷物棚を掴んで必死に体が倒れないように支えてた;;
 なのに更に くん! くんっ!! とブレーキかけられて、すげー気の毒なことに。周りの人も『大丈夫ですか?』って声はかけるんだけど、自分の体を支えるのに必死でさー。

 何か久々にすげー電車に乗ったよ;;

 ってかマジで!! 勿論帰路の電車で普通電車を当然のように飛ばすってのも大概腹立つけど、朝のラッシュ時に電車1本飛ばすとかもっと止めろっ!! JR!!



     ☆ 今日読んだ本 ☆
 ぶんか社 ぶんか社コミックス 秋乃茉莉『二十三夜』
                    池田さとみ『辻占売 10』

2011年10月21日(金)



 無事に

 土曜日の映画のチケットはゲットしたし。
 土曜は仕事が定時に上がれるので、時間まで2時間程あるし。pm7:30〜約3時間なので晩飯地下街で食って時間潰すかなぁ?
 予定外の帰省で金に余裕はないんだけど、下手にあっちこっちぶらつくより晩飯食いに店入った方が出費は少なくて済むよなぁ、うん。
 ぶらつくと財布にお金入れてなくってもATMとか寄っちゃって色々散財しそうだし。
 だったら¥1,000−なら¥1,000−で飯食って本でも読んで時間潰す方がマシだよね、多分。
 んで、映画館行ったら日曜のチケットをゲットする。
 日曜は『三銃士』も始まってたら良かったのになー。映画のハシゴしたのに。1週遅れで公開とは。
 となるとこりゃあ観に行かないまま終わっちまいそうだ……(遠い目)。
 日曜は映画観る為だけに梅田に出て観るだけで帰る。
 給料日前だし(苦笑)。

2011年10月20日(木)



 整骨院寄って

 全部終わって鞄から財布を出したらケータイがちかちかしてた。
 ので、見てみたら、妹から『何時くらいに帰って来るのん?』という内容。
 丁度家に向かってる途中だったので『今駅から家に向かってるトコ』と返信入れつつ。
 何だろう……?
 と思ってたら、はたと気付いた。

 ……あー、そうかー、昨夜誕生日プレゼント持ってった時に妹も旦那も顔出さなかったからかもー。

 と思ったら、やはし。
 帰宅したら妹家族が家にいた(苦笑)。
 瑞樹が戸を開けたらソッコー妹の旦那がやって来て。
「お姉ちゃん、昨日はありがとうございました。何か凄いお洒落なもん貰って。で、これ、お母さんと食べて下さい」
 と。ホント、そういうトコ律儀なんだから(笑)。

 わざわざ来なくても良かったのに。
 おまけに手土産にシフォンケーキ持って。
 プレゼントなんて、あくまでも瑞樹の自己満足なんだしねぇ(苦笑)。

「いやいや、どう致しまして。でも……味は判らんで」
 と、取り敢えず言っておいたが。
「わざわざ来て貰って、こんなもの(手土産)まで貰って。ありがとう」
 そして妹家族は帰って行った。

 ホント、律儀というか、マメというか(苦笑)。

 手土産のシフォンケーキはありがたくおかんと2人で食後のデザートに頂きましたとも。



     ☆ 今日読んだ本 ☆
 小学館 フラワーコミックススペシャル 波津彬子『レディ シノワズリ 1』『女神様と私 全2巻』
 朝日新聞社 ソノラマコミックス 今市子『百鬼夜行抄 12』

2011年10月19日(水)



 帰路

 妹の旦那の誕生日プレゼントを買い。
 まあ、毎年恒例の酒類なんだけどね。
 今年は虎百貨店の地下食品売り場が改装されて、酒類売り場が可也広く明るくなった感じもあって。新装してから『今年の妹の旦那のプレゼントはこれかな?』と思ってたブツがあったので結局虎百貨店で購入。
 ¥6,510−のシャンパン白辛口を1本。
 ¥2,000〜3,000位のお手頃価格のものなら自分で買って飲むだろうけど、そこそこ高いものは中々自分で買ってまでは飲まないしね。だから大抵1本¥6,000−越えから¥10,000−位のワインやシャンパンを買うようにしている。
 口に合う・合わないはあるとは思うけど、基本的にそれ位の金額出したものは不味くはないだろうし(苦笑)。
 何時もは中辛か甘口にする(妹が余り飲まないから辛口は避けてた)んだけど、今年狙ってたのが辛口しかなかったので、辛口。
 瑞樹、ぢぶんがワインとか赤が飲めない訳じゃないけど今一苦手なので、ついつい白かロゼにしちゃうんだよね。まあ今回狙ってたブツは元から白だったんだが。

 赤ワインといえば瑞樹の部屋では20年近く放置されてたり(瓶の形が変わってて面白かったから買っただけで飲んでない)する位、瑞樹は赤は余り得意じゃない。厳密に言えば、赤の酸味(渋み)が得意じゃないんだよ;;
 白とかロゼなら開けたらあっちゅー間に飲んじゃうんだけどね。

 帰宅して荷物置いてソッコー妹の家に持って行く。
 妹の旦那の誕生日は明日なんだが、誕生日当日とかは何処かに食事に出かけたりしないとは限らないし。
 妹の家に行ったらば、姪っ子だけが玄関先に出て来たので、妹と旦那はいなかったのか……? 風呂とかトイレとか……?
 まあ、取り敢えず姪っ子に言伝て帰って来た。

「パパに渡して」
 と姪っ子に言ったら
「タンプレ(誕プレ=誕生日プレゼント)?」
 と聞かれ……一瞬何のことか判らなかったぢぶん……;;
 ヤバイ。イマドキ会話についていけてない……(遠い目)。

2011年10月18日(火)



 うをっと;;

 おかんと一緒になって2時間ドラマ観ちゃったよ。
 解決する前に席を立って来たけど、まあ、ほぼ結末は判ったので。

 今週は土曜出勤なので、少しでも早く寝ようとか考えてたのに初っ端からこれじゃあねぇ(苦笑)。

 さて、今週末から『オペラ座〜』の25周年記念公演の映像の劇場公開。未だ何時からやるとかチェック入れてないから、早々にTOHO行って確認して来ないと!
 その時間によって観れる回数も決まるし。
 とはいえ、観れるとしたら土曜の仕事帰りか日曜位しかないけどさー。



     ☆ 今日読んだ本 ☆
 講談社 講談社文庫 香月日輪『妖怪アパートの幽雅な日常 6』

2011年10月17日(月)



 久々の予定のない休み

 9/23からこっちびっしり予定の詰まった休み。
 久々に『休みだぁ』と思ってた10/10も結局急遽親父に会いに田舎(高知)へ帰ることになったし。
 ということでほぼ丸1ヶ月、出ずっぱりだった所でやっと今日の予定の入ってない休み。
 兎も角後は11/13まで予定は入れてない――あ、待て。『オペラ座〜』25周年の記念公演の映画館上映(10/22〜28)には行くんだよ――。のでちょっとのんびり出来るかなぁ?

 さて今日は12時間位寝て、起きてからはHDDの中身の消費。ええ、休み潰して出かけ続けていたから、消費する暇が全くなく。何とか5分番組は毎日のように消費出来るんだが、それ以外のものが溜まりに溜まってる。
 因みに今日は『金田一少年の事件簿』12〜3話分、『なんでも鑑定団』・特番1本をCM飛ばし持って観たので6時間半程は消費。
 しかし、未だ未だ大量に録画されたものが;;
 1部永久保存予定の番組(ある程度纏まったらBDに落とす予定)も含めて現在150〜180GB(ウチのHDDは500GB)程の番組が(苦笑)。
 中々消費が追いつきまへん。
 取り敢えず今日はもう時間も時間だから、これ以上の消費は無理だよなぁ(溜息)。

2011年10月16日(日)



 劇団四季『オペラ座の怪人』東京凱旋公演

 さて、2回目の遠征に行って参りました。
 am11:00頃にマイミクの たじさんとカレッタ亀の噴水で待ち合わせ。
 カレッタの中で昼飯食って、劇場へ。


  本日のキャスティング
 ファントム:大山 大輔  クリスティーヌ:笠松 はる
 ラウル:中井 智彦  カルロッタ:種子島 美樹
 メグ:松田 未莉亜  マダム・ジリー:戸田 愛子
 アンドレ:林 和男  フィルマン:平良 交一
 ピアンジ:橋元 聖地  レイエ: 田代 隆秀
 ルフェーブル:川地 啓友  ブケー: 金本 和起


 ををー、早速助っ人にうファントム〜。
 うぎゃあ! Wキャストになってたから一婁の望みを託してたのにあ〜お〜き〜さ〜ん〜〜〜〜! キャス変ッスか!? い〜〜〜〜〜や〜〜〜〜〜! もう1回位観たかったっす。
 そして未だ2週間位しか経ってないのに、既にキャス変が青木さんも入れて4人。うをう;;
 そして今日の観劇はにうファントム、大山ファントム一点集中で!!(爆)

 本日の座席は14列25番。少し後方。
 その代わりプレセミアムアーチもゴンドラもしっかり観れる。舞台全体を見渡せる場所に座ったのも久し振りな?

 さて、初っぱな『ハンニバル』からダンサーのおねーちゃんが踊ってる途中でコケた。どたっ! って音がして目をやったら見事スッ転んでたわ(苦笑)。
 『ハンニバル』で転んだの初めて観たかも。
 その後暫くそのコケたおねーちゃんから目が離せず(遠い目)。
 『プリマ・ドンナ』では種子島カルロッタ、毛皮が上手く滑り落とせなくて左手で払い落としてた。

 中井ラウル。
 随分といい声になって来たなぁ。いや、元々いい声はしてたんだけど。ホント、ラウル→ファントムルートに乗るタイプの声だよね。
 まあ、現在の状況で判断するには高音の方はそこそこ出てるから何処まで低音が出るのか、が問題かもしれないけど。
 今日の『マスカレード』の肩乗せリフト、まあ、相変わらず『むん!』って顔はしてるんだけど、すげー綺麗にポーズが決まってた。肩に乗った笠松クリスティーヌのポーズも決まってたし。

 笠松クリスティーヌ。
 アリアでストールを髪飾りに引っ掻けかけて焦る。
 『イル・ムート』では召し使いのスカートが割れて中のズボンが丸見えた。あれは……、ちょっと、気を付けた方が……(苦笑)。

 ということで、今日は本気で大山ファントム一点集中!!
 声は素敵。高音に近付けば高井ファントム、低音に近付けば村ファントムに近いキーって感じ。
 ただ、高音部は矢張キツそうだったなぁ。バリトンってのはやっぱ低い音だからねぇ。
 で、しみじみと思った。

 ……ファントムの高音から低音まで『危なげなく』発声出来る高井さんと村さんはホントに凄いんだ……。

 ロングトーンも少し短目。元々それ程伸びないのか、未だ配分がきちんと出来てないのか……?
 今日の座席の距離から観てる分には雰囲気とかは高井ファントムに似てる。高井ファントムを全体的に2回り位おっきくした感じ?
 あ、でも『ポイント・オブ・ノー・リターン』でマント引っぺがされた時の素顔の方の角度は村ファントムに似てる。マスクの形も村ファントムに近い感じだな、と最初から思ったから、今改めて思えば本当は村ファントムに似てるのかもしれないなぁ。
 指導も高井ファントムということもあり、歌い方も高井ファントム風。元々大山ファントムも高井ファントムと同じでオペラ出身らしいから当然っちゃあ当然?
 でびうしたトコ(今週からのキャスティング)だから全てに一生懸命って感じ。
 楽譜通りに歌おう、とかここでこう動いて、とか。仕方がないことだけど未だぎこちないかな。
 動きに関して言えば未だ未だ『段取り通り』動いてる。
 1幕舟で現れた時に手だけで格子を下ろすけど、それが『格子を下ろす』という意味が見えなくて、只手を背後に向けて降り下ろしてるだけに見えたり。
 兎も角そういう決められた動きをなぞってる感が。ここで手を上げるから上げる。ここでこう動くからそう動く、みたいな。
 まあねぇ、オペラってのはほぼその場に立ったまま歌って余り動くことがないから、歌いながら動く、ので精一杯なのかもしれないけど。
 時々音楽に移動が間に合わなさげに早足になったり大股になったり(笑)。
 あー、そういや割と早口というか歌が走り気味だったかなぁ? 流石に生オケだけに歌と音楽の間にズレが生じるとかはなかったけど。
 そうそう、マント捌きも もちょっと頑張って欲しいなぁ。1幕『怪人の隠れ家』でマントを外すのにも手こずってたし(笑)。

 ま、でびうしたて、ということで、どれも許容範囲内だけどね。

 で、全体的におっきい(多分身長も180cmとかありそう?)所為もあると思うけど手がデカイ!(←決して私は手フェチではない……筈。……多分。最近ちょっと自信なくなってきたけど……。苦笑)
 1幕『怪人の隠れ家』シーンの「♪ 耳を澄ませて 聞いてみたまえ」で、笠松クリスティーヌの頬に当てた手が笠松クリスティーヌの顔の大きさと変わらないっ!
 「♪ 私に委ねて欲しい」のクリスティーヌの体撫で下げは全く触りもせず。
 「♪ 心の赴くま・ま〜〜〜〜〜〜」では裏返った(苦笑)。

 アンマスクの「地獄へ行け! 呪われろ!」〜「♪ 業火に焼かれた〜」の下りの一連の芝居の強弱のつけ方は結構よかった。

 ゴンドラでの(聞こえて来るデュエットに耳を塞いで、怒りに変わる)芝居も可也いい感じ。

 『墓場にて』ではあの十字架からホントに出て来れるのか!?(っていう位全体的におっきい)とそっちが気になって(苦笑)。
 いや、出て来たけど! あのシーンの歌い分けは もちょっとくっきり欲しいかも。他のファントムは大体3段階(パパ→異性としての男性→怪人)だけど、今日の大山ファントムは2段階半位……?

 『ポイント・オブ・ノー・リターン』では椅子に座ったアミンタの背後で歌い募らずに通り過ぎ、背中を客席に向けたまま歌の途中で座り込み「♪ 最早戻れない」には既に座った状態で歌ってた(←これはちと早いと;;)。で、アミンタに顔を近付け、アミンタが振り向いたら顔を背けて。
 アミンタが椅子を離れて歌い始めたら割と直ぐにじりじりと体を客席に向け始め、アミンタ=クリスティーヌの歌っている歌詞に感じ入ったりで、膝に載せた手を握り締めたり、腿を滑らせたりして、アミンタをマントの向こうから食い入るように凝視してて。
 アミンタが歩み寄って来るのに慌てて視線外して緊張しつつもそ知らぬ振りをする。スマートじゃないけど割と私はあの芝居好きかも。
 他のファントムにない芝居の付け方だったから面白かった。
 後他のファントムだと手の甲を客席に向けてアミンタと掌を重ねるのが、掌を上に向けて待ってる所にアミンタが上から手を重ねる。で、その後アミンタの手首を掴む掴み方が割と切迫してる感じでいいかも。
 その後逃げようとするアミンタを無理矢理引き摺って行くのはちょっと遠慮がち?(苦笑)
 アミンタ、逃げ出せますからっ!(爆)

 トライアングルは未だちょっと弱い感じがしなくもないけど、「行け! 行ってくれ! お願いだぁ〜〜〜〜〜!!」じゃなく「行け! 行ってくれ! お願いだっ!!」と短く切るのは新鮮でいい感じ。
 「♪ クリスティーヌ アイ・ラヴ・ユー」はかなり雰囲気良かったよ。

 で、だ。やらかしてくれたよ(爆)。
 大ラス、玉座に姿を消す大山ファントム。マントで自分を覆い隠すのに手こずり、マントがきちんと被れなくて頭から落ちたり、メグが帽子脱ぎ捨てても未だマントから右手出してマントの位置直してた。
 本来メグが玉座に恐る恐る歩み寄っていく音楽辺りで漸く ばこっ! って(苦笑)。
 その間メグ、何も出来ないから『お待ち』状態。

 ……いや、それ、余裕でメグに捕まっちゃうよ(爆)。

 大丈夫か!? ちゃんと時間内に姿隠せるのか!? っていやー、はらはらどきどきしたよっ!
 ははは、大ラスのそれで何だかそれまで考えてた感想が全部ぶっ飛んだわ(遠い目)。

 でも、1月とか登板して場馴れした時が楽しみな感じ。
 今後に期待! なんだけど、あくまでも大山ファントムは助っ人俳優さん。慣れるもへったくれもないよねぇ? 取り敢えず今回も登板予定は1〜2週間ってトコみたいだし。
 こなれた大山ファントムを観てみたいと思うけど、望み薄かなぁ。

 後惜しむらくは『立ち姿』。余り綺麗じゃないのよね。姿勢が綺麗じゃないというか。きちんと膝が伸びてないような。イマドキのワカモノの立ち姿なのかも。だから割とどのシーン取って観てもスマートじゃない。
 背も高くておっきいんだから、もっと堂々と綺麗に大きく自分を見せたらいいのに、と思った。
 カーテンコールでのお辞儀ですら腰曲げるのと共に膝も曲がっちゃう感じで。ちょっとへっぴり腰に見える。


 さて、観劇後は日テレビルの所のタリーズでお茶。
 pm6:30頃、新橋を離れて帰路に着いた。

2011年10月15日(土)



 さーて

 風呂入って寝る! ←をい




 ……いやいや。寝なきゃならないのは事実。
 新幹線のチケット引き換えに行ったら、既に2人席の窓側空いてなく。仕方がないので3人席の窓側取ったけど。
 まあ、今日の天気も天気なので、端から霊峰は臨めないとは思ってたんだけど。何だか2人席の窓側チケット取れなかっただけに、

 ……そんなにご尊顔を拝させては下さらないのね……(遠い目)。

 とちょっぴり哀しくなる。
 まあ、幼少時を静岡で過ごしたおかん曰く「富士山は綺麗に見えることの方が少ないんやで」ということなので仕方がないのだろうけど。
 東への独り旅で新幹線乗ってて楽しいことって霊峰を拝む位しかないからさー。
 いや、霊峰が身近にある所に住んでいる人には今更で、あって当たり前のことなんだろーけどね。


 ということで、明日は『オペラ座〜』東京遠征。
 キャス変なければ にうファントム。
 ふと思ったんだけど、このにうファントム、29歳とかなんだよね? 中井ラウルと実年齢変わらない(確か彼は28歳)ってことだよね? そう思ってみると、別の意味でも楽しみだわ〜〜〜。



     ☆ 今日までかかって読んだ本 ☆
 アルファポリス アルファポリス文庫 α怪奇現象研究会『世界の怪奇現象』

2011年10月14日(金)



 なんだかなぁ

 昼休み返上までしてるのに定時は元より、pm6:00にも仕事が終わらないって、すげー嫌。
 問い合わせとか確認の電話多過ぎやねん。
 今日なんかその中でもpm2:00頃に入った電話、『今日商品20ケース取りに行きますんで!』って。

 ……そんな時間に来ても営業も配送も居らんから商品出されへんねんっ!

 って言えればいいんだが、そうはいかないのが客商売の辛い所で。
 pm3:00頃配送のおっちゃんが帰って来たので、『商品出して貰えませんか?』って言ったんだけど、『そんな暇ないわ。今から積んで未だ7〜8件配達行かなあかんねん。他の人間か帰って来てから頼んで!!』とか言われる。

 ……いや、何時来るか判らんし、それまでに誰かが帰って来る保障もないから頼んでんねんっっ!

 で、結局出して貰えず。pm3:30頃、来たわよ、引取り。当然誰も帰って来てないし!
 仕方がないから、出したわよ、瑞樹がっっ!!
 自分の身長の倍以上の高さまで積んである商品、上の方は当然届かないから、隣の商品とか足場にして登って、20ケース!!
 まあ、未だ軽い方の荷物(っていっても10kgは軽く越す筈)だったから良かったけど、足場に登って登らなくても届く範囲に商品下ろして、足場から降りてレールに乗せて、又足場に登って……。
 やってる内に何か、商品を出してくれなかったおっちゃんに対してふつふつと怒りが湧いてくる(苦笑)。
 20ケース出して、顧客に引き渡したら、もう汗だく。

 ……日頃運動不足だからいい運動になったと思えばいいんだろうけど、納得いかないっ! 何で私がこんなことしなきゃならないんだよ!?
 そもそも瑞樹の仕事にそんなことしている暇はないんだよっっ!!

 商品引き渡してぐったりしながら事務所に戻ったら戻ったでお嬢さん方は我関せずっつか『私達関係ないし〜』的な雰囲気で楽しそーにお喋りしてるし。
 そしてしれっと調べれば直ぐに出て来る『納期確認の電話がありましたよ』とか言って来やがるし。
 それ位やれよっっ!!

 何とか整骨院に行けるぎりぎりには上がれたけど、何かちょっと苛っと(苦笑)。

2011年10月13日(木)



 ふっふっふー

 この土曜の『オペラ座〜』。
 早速にうファントム来た〜〜〜〜〜〜!! Wキャストとかで変わらなければ、だけど。
 お若い方のようだけど、楽しみだわ〜〜〜〜。

 ……ってか、助っ人にうファントムでびうの前に、芝ファントムでびうは……?

 もうせめてこの東京公演の何処かで でびうして、観せて頂きたいものです。
 既に名古屋・京都とキャスティングされてるにも拘らず、でびうせずだもんなぁ。
 まあ、今回も5番手位に名前が挙がってたりするから、期待出来ないのかもしれないけど、流石に『でびうするぞ』って言ってから2年経ってるしさー。
 そろそろホントに でびうしないかなぁ? せめて1度は観てみたい。

 元々それ程キャスティングに拘りはないから、基本誰がファントムに来てもいいっちゃあいいんだけどね。
 既にヨコシマな観方しかしてないからどのファントム来ても泣くこともないし(苦笑)。



     ☆ 今日までかかって読んだ本 ☆
 メディアファクトリー 小野不由美『ゴーストハント 6』

2011年10月12日(水)



 ううーん

 ちょーっと、いや可也。体が疲れてるぞ。
 睡眠不足が続いていて、風邪引きかけてる所に酷い肩凝りと腰痛。
 整骨院行ったけど、肩凝り腰痛緩和せず。施術は何時も通りだったので、瑞樹の肩凝りと腰痛が半端ないっちゅーことだとは思うけど。

 で。あー、来ちゃったよ。予定通りだけど。
 こんだけ体が疲れて今一調子宜しくない時に来ちゃったら間違いなく風邪とかに発展する。抵抗力が落ちてるから。
 兎も角予防の為にも早々に寝よう。

2011年10月11日(火)



 ということで

 久々の何の予定も入っていない休みを返上して、行って来たとも、遥々高知!

 行き 梅田阪急三番街→高知駅 高速バスam8:20発pm1:00着……5時間弱。
 高知駅→某病院 タクシー5〜7分。
 帰路 高知駅→岡山 土讃線2時間半。岡山→新大阪 新幹線50分。

 流石にねー、行きのバス5時間、それも1番後ろの窓側。ず――――――っとエンジンで揺れてるの(泣)。

 ……寝れるかぁぁぁぁぁぁっっ!!

 車酔いはしなかったけど、流石にへこたれた。やっぱ、倍位のお金かかっても新幹線がいい、瑞樹。
 でもなー、土讃線(列車、っつか、汽車?)もかーなーりー、揺れるんだよなー(泣)。

 ……寝れねぇ……;;


 行きのバスに乗る前に妹に『今から高知行く』とメルしたら、『何時位に着くの? 私2時か3時位に行く予定してんねんけど』と返って来たので『んー? pm1:10着予定。それからすぐにタクシー拾って病院行くつもり』と返したら、『叔母ちゃんに連絡しといた方がいいよ、「いつもお世話になってます」とか何とか。どうせ病院行ったらねーちゃん来たのバレるし』と忠告のメルが(苦笑)。

 ……って言って来るってことは昨夜叔母の家に泊まった折に愚痴言われたなぁ、と(遠い目)。

 いやまあ、元々流石に高知くんだりまで行ってて、国交断絶してるからって連絡しない訳にはいかないし、元々連絡するつもりはしてたので、『高知着いてからか、帰る前かには連絡入れるわ』と返事して。
 予定よりも10分早く着いた高知駅で叔母の家に電話入れる。
 ……が、出ない。
 取り敢えずタクシー拾って、病院前に着いてからも電話してみるが、出ない。
 仕方がないので妹にメルして、『もしかして叔母ちゃんと出掛けてたりする? 電話しても誰も出ないけど? 何なら叔母ちゃんのケータイ番号教えて?』とメルしたら、イキナリ電話が!
 妹からで。
「うちら、今病院おんねん」
「へ!? 3時位って言ってなかった?」
「兎に角総合受付まで来て」
 と言われたので病院の中に入り、妹と、義叔父・叔母と合流。
 で、よくよく話を聞いたら、昼飯食いに出て、その足で病院に来たってことで。
 まあ、親父と2人で何話すねん、と思ってたから助かったけど。
 で、病室行ったら、まぁ、痩せたなぁ、親父。そして『絶飲食中』の札付き(遠い目)。点滴差してる手はもう内出血で黒くなってるし。
 人の顔見るなりその親父が言った台詞が「俺は未だ死なんぞ」(苦笑)。
「当たり前やん。来たんは叔母ちゃんが心配して『たまには顔出し。連休やし』って言ってくれたから来ただけやし」

 ……ウソだけど。叔母からは連絡全く来てなくて妹から連絡貰ってるんだが、ここは叔母を立てるべきだと思ったから。

 叔母も話合わせてくれ。
 や、まあ、私の顔見て、『未だ死なん』ってか、『この野郎来やがって、死んでたまるか』と思ってくれたなら儲けものだ。
 っつか、もうね、親父の発言の仕方が正に↑コレレベル。
 1時間程下らない話を親父の前で女3人でして、退去して来たが、妹も叔母も「あれは、『死んでたまるか』っちゅーか、『誰が死ぬか!』っていうパターンやで」って。「まあそれで気力復活、『もう後何回か呼びつけたれ』と思ったなら万々歳やな」等と(苦笑)。

 んー、まあ、容態は実際宜しくないんだが。
 叔母に聞いた所によると、食道の血管に穴が空いてる、というんじゃなく、食道にポリープが5〜6個出来てると。で、それを取る手術もあるけど、1回に付き1個しか出来なくて、手術と手術の間は1週間空けなきゃならない。逆にその手術の途中でどうにかなってしまうこともあるので、医者が『お勧め出来ません』と言ったらしい(遠い目)。
 まあ、医者が『勧められない』と言うことを『やってくれ』って言うのもなぁ、っていうことで、今は様子見してる所だとか。
 医者も1週間でどうにかなるかも知れんし、1ヵ月後かも知れんし、と言っている位だそうだ。ともすれば1年かも知れないし、それ以上かも知れない。
 要するに医者にも『読めない』ということだ。

 さて、序でに高知駅まで送って貰い、更に叔母に説教食らう(苦笑)。
「あんたは1っつも連絡も入れてけぇへん。『お世話になってます』とかも一言もない。どういうことよ? 葬式の時も葬式だけ慌しく来て慌しく帰ってくからこうやってゆっくり話す暇もないやないの」

 ……いや、元々瑞樹には話をする気がないからで……。
 親父が出て行って1年位の頃、酒の勢いもあったんだろうけど偽名まで使って家に電話かけて来た挙句、ボロクソに瑞樹私を罵倒した叔母。
 その叔母のバックでは男性の声が2〜3(義叔父は後で電話代わったからその場にいたことが解ってるし、多分1つは親父の声)。『そうやそうや』『もっと言ったれ』等と茶々を入れて来た。
 親父の身勝手に腹が立ってた所でコレだったのでこの時点で親父方との国交断絶を私は決めた。
 じーちゃんの葬式の時にも酒の勢いで寄って集って糞味噌に言われたし。
 ばーちゃんの葬式の時はそれまで黙っていた借金の話をしたので、流石に黙ったけど。
 酒が入ると冷静さを欠く家系(そして絡む)なのでワザとそんな席に着かないように避けてるんだよ、瑞樹。

 まあ、そんなこんなで愚痴もぽろぽろ言われつつ、例の喪主の話も交えて、喪主をどうするかはもう少し時間を貰うことに。

 そして帰路に着いた。


 しかし、肩凝りもがっちがちだし長くて疲れた1日だったわ(溜息)。

2011年10月10日(月)



 が〜まるちょば サイレントコメディ ジャパンツアー2011

 去年に引き続き、今年も行って来た。
 友人にも『絶対面白いから!』と勧め、その友人と共に。
 森ノ宮ピロティーホール。
 初めて行く会場でちょっとどきどき。でもおかんに聞いたら(おかんは森之宮のデイ○ーインが職場)『駅から歩いて10分もかからへんよ』とのことだったので、辺りの地図をチェックするも、飯が食えそうな場所が先ずない(←ソコ!?)。
 で、友人に真っ直ぐ森之宮行かずに京橋で飯食ってから行った方がいいかも、と提案して京橋で一旦電車を降り、飯を食いに。
 pm12:00過ぎ、森之宮へ。
 はい。ピロティーホール、びっくりする位近かった(苦笑)。
 会場まで10分程待って、中に入ったらソッコートイレに行き、客席へ。
 座席はN列19番。背後は客席中央を横切る通路、左も通路。
 それ程ステージも遠くなく、可也見易い位置だった。


 プログラム
   1 が〜まるSHOW
   2 マジシャン
   3 プロローグ
      〜休憩〜
   4 Hello Goodbye




     モロネタ丸毎です。注意(それでも読む方は反転してどうぞ)

 はい。1は恒例。去年と同じ流れの導入部分。去年も観てるのに、もー、この時点から爆笑。笑い過ぎて涙が出て来る。
 登場したら、『拍手が足りない』とブーイング。登場をやり直して、次は客席の盛り上がり左右対決。で、勝った方に手品見せ(と言っても私は負けた方にいたんだか座席の関係上丸見えだった。爆)。
 で、CMにも使われている鞄のネタ。鞄を持って移動しようとするけど鞄が動かない、というパントマイムの基礎ネタ。
 で、会場から子どもを1人ステージに上げて、その子が何の疑いもなくひょい、と持ち上げたら『御見それ致しました!』。
 で、飴上げて、握手しようとして、しない。というからかいネタやって。
 ここまでが去年もあった流れ。
 次は映画を撮るとか舞台をやる、とかいう感じで、メガホンと台本が出て来て、客席から男性と女性をステージに引きずり出し、芝居をやらせる、というコント的なもの。
 女性がスキップしながら現れ、花を摘んでると、ステージに上げられた悪役男性が女性に襲い掛かる。そこに助けに来る男(←が〜まるちょばの片割れ。片方は監督役)。
 西部劇? 拳銃を腰から抜き、空に向けて1発打ってくるくると回し、腰のホルスターにスタッと片付けるパフォーマンス。悪役男性もやる。何度かやって次はくるくる回した拳銃を空に放り投げ、色々やってから腰のホルスターに拳銃が綺麗に刺さるパフォーマンス。勿論悪役男性も。で、睨み合い、撃ち合って、悪役男性の弾丸がが〜まるちょばの片割れの足に当たり、倒れた所で得意げに歩み寄ってきた悪役男性を不意打ちで撃ち殺す。
 ってな内容。それも悪役男性は撃たれて死ぬまで可也溜めさせられて、ステージ上をもがいて見せろと言われたり。
 しかし、あのステージに引きずり出された男性と女性は本当に一般客なんだろうか……?
 一般客だとすると、あれはノリとイキオイ以外の何物でもないが、ある意味すげーノリだと。いやまあ、私も『やれ』と言われたらやるだろうけどさー。元々芝居やってたからステージに上がることにも芝居することにも何の抵抗もないから。
 客の振りした仕込み(サクラ)だとしたらそれはそれで納得も行くんだけど、ビミョーだわ。

 2。んとー、新作かなぁ? 去年はやってなかった。
 マジシャンが客席の客(が〜まるちょばの片割れが何時の間にか客席に座ってた。あー、でもあの席、ステージに上げられた女性が座ってた席……だったかも?)をステージに上げてマジックのニエにする。
 あの箱の中に人が入って剣を刺していくマジックが題材。剣が人に触らない所に3本差された所で、中に入ってた人が箱の裏側の抜け穴から出て来て、マジシャンに見付からないように隠れてる。それに気付かないマジシャンは得意げに剣を刺していくんだが、途中マジシャンが剣で手を怪我して治療に引っ込んだ隙に客席に戻ろうとするんだが、放り出された剣を刺して悪戯したり。で、剣が箱から抜かれて行くのを見て、抜け穴から箱の中に戻って何事もなかったかのように生還する。
 その後、マジシャンを脅して、箱の中に入れ、剣を突き立てて、気配がなくなった、どうしよう、というのを見せた後箱から出て来たのは頭が剣を生やしたマジシャン。というオチ。

 3。これは休憩後の4の予告編みたいなもの。
 爆破犯が世界の有名な建造物に時限爆弾を仕掛けて破壊していく。爆破される建造物を形作ってるのがが〜まるちょばの片割れ。
 エッフェル塔(……多分)→自由の女神→スフィンクス→ピサの斜塔。爆破犯も色々な乗り物に乗って(る振り。当然)現場に姿を現す。舟だったりジープだったり。
 で、日本にやって来た爆破犯がある女性に姿を見られ。爆破の音と救急車のサイレン、心臓計器の音。心拍停止音。
 で、15分の休憩。

 4。プロローグの本編。
 あっちこっちで爆破され、その現場検証に借り出される刑事。爆破犯の写真を見せられ、それらしき男を発見するも、見失い。
 さて、その刑事が緊張した様子で待ち合わせをしている。
 背広の内ポケットから指輪ケースを出して、どうやってプロポーズしようかと思案している。
 そこに遅れて来た彼女。
 ちょっとお洒落なレストランにやって来てそこでプロポーズしようとするけど、メニューがやって来たり、ワインがやって来たりとその度に邪魔される(お約束)。
 そうこうしているうちに爆破事件が起こり、刑事は呼び出される。彼女に爆破犯の写真を見せ、彼女が『この人知ってる』と言おうとするのを聞けずに、彼女に謝りつつ現場に向かう(お約束)見送った彼女が席に戻り食事の続きをしようとして手元にあったワイングラスが床に落ち割れてしまう。それを見て不安に駆られる彼女。
 刑事が爆破犯を追っている。爆破犯を追い詰めるも、手持ちの爆弾に脅され、拳銃を奪われ絶体絶命の刑事。そして刑事は爆発犯に自分の拳銃で撃たれてしまう。
 そして救急車のサイレン、心臓計器の音。心拍停止音。彼女が息を飲んで……。
 場面が変わってある実験室でロボットが誕生した。
 何処か殉職した刑事に似たロボット。指先からは弾丸が発射され、肘からは(イメージ)ロケットランチャー? そして空も飛べる。
 スーパーロボットの誕生。
 ……そして何故か空を飛ぶ時の音楽は『マジンガーZ』(遠い目)。
 あちこちで犯罪者を捕らえ、火事の鎮火をし。
 そしてビルの屋上から自殺しようとする彼女を止めるべく姿を現す。
 その姿が余りにも死んだ刑事の彼に似ている為、彼女は喜ぶが、ロボットはロボット故に何も知らない。
 彼女の回想シーン(という設定)で彼が死ぬ前のデートの模様を再現し、その時に渡され、返しそびれてしまっていた爆破犯の写真を見せたりし何とか自分を思い出して貰おうと彼女はする。見せられた写真に何か感じるのだがロボットはその彼女を突き放して去ってしまう。
 ロボットがヒーローをしているうちに彼女は再び爆破犯に出会い、囚われの身に。
 爆破犯が次の爆弾を作り上げた頃、ロボットが駆けつける。その姿が余りに撃ち殺した筈の刑事に似ているので爆破犯は驚き、発砲するがびくともしない。ロケットランチャーチックなモノで攻撃するとダメージを与えることが出来たので2〜3発食らわせるが、機械系統に異常を来たしながらもロボットは爆破犯を撃ち殺す。
 そして爆破犯が死ぬ前にスイッチを押して起動させた時限爆弾を持って移動しようとするが、既に飛べない。そうしているうちにカーテンの向こうで人の気配が。囚われの彼女だ。
 再開を喜ぶも、ロボットが爆弾を持って爆発しても被害が少ないであろう所に行こうとしているのを必死になって止める彼女。
 そんな彼女に気持ちを引き摺られながらも彼女を引き離し、スーツの内ポケットから取り出したのは、刑事が彼女にプロポーズの言葉と共に渡そうとしていた指輪。
 そしてロボットは彼女に別れを告げて爆弾を抱えて走り出す。

 ……ってこの↑文章だけ読んだらすげシリアスだけど、『コメディ』なので当然随所に笑いなネタが……ええ。色々。


 セットは両サイドからせり出した黒い板と、その間に渡されたロープが3本。
 何かと思ったらそのロープを白い布が右から左へ左から右へと摺り抜けて(当然スタッフが引っ張って走ってる。苦笑)行く。
 その度にシーンが変わったり、早変わりで服装が変わったり、出来上がったロボット(が〜まるちょばの片割れがロボットの振りしている場合と、マネキンの場合があり)を博士が運んでいる筈が、ロボットが博士を運んでいたり、生きた(この場合が〜まるちょばの片割れ)ロボットがマネキンのロボットを運んでたり。
 ラストのロボットが走っていくシーンでは布が行ったり来たりする間に走っている立ち位置が変わったり角度が変わったり。
 あの布……と言うかカーテン? の使い方が凄かった。というか、『巧いなぁ!』と。

 もうねー、ラストロボットが爆弾を抱えて彼女に別れを告げるシーンなんかさー、ぼろぼろ泣けちゃったよ。台詞一切ないのに!!
 ああー、やっぱり、が〜まるちょば、凄いなぁ。
 観終わった後友人も『次もあったら観たい!!』と。勧めてよかったわ〜〜〜〜。


 さてステージが終わってケータイのメルチェックしたら妹からメルが。
『お父さん、入院してる病院は○○病院。病院は高知駅から車で5分位の所だから、高知駅まで行ってタクシー拾うのがいいかも。食道の血管に6つくらい穴が空いてて、これから先も増えるだろうって。もう、長くないと思う』
 と。
 で、出かける電車でに諸事情友人に話していたので、急遽付き合ってもらって明日の高速バス(座席残ってなかったら新幹線&土讃線)取るように梅田に足を伸ばす。
 幸い朝1本目のバスが未だ座席が空いていたので、行きはバス取れたが、帰りはキャンセルも入ってなかったんだろう、やっぱ席残ってなかったので新幹線&土讃線で帰って来ることに(こっちは現地みどりの窓口で調達予定)。
 で、どうせ梅田に出て来た序でだから、お茶も梅田でしちゃえ、とお茶して、ちょろっと本屋に寄って帰路に着いた。

 帰宅してからちょっと高知からの帰りの電車調べてみたら、1時間に1本しかないでやんの。っつーことは移動時間と見舞い時間20〜30でざっと計算してみたらpm2:30頃になりそうだし、その場合pm3:00の電車(新大阪にpm6:30頃着ける)が妥当だけど、乗れなきゃpm4:00しかない訳で。遅いと疲れ溜まってる上に又翌日から仕事だしさー。
 取り敢えず帰路の電車はpm3:00に設定(未だチケットは買ってないけどさ)しようと計画中。

2011年10月09日(日)



 チケット争奪戦

 ええ、仕事でしたとも。
 アクセスしましたとも。
 でも繋がらず。そしてam10:05とam10:08に友人2人からメル。

「4/29取れましたよ〜〜〜〜」

 そう。イベントがあるかどうか判らないけど、劇団四季『オペラ座の怪人』の初演日。
 友人たち3人と瑞樹、4人ご一緒しましょうか〜〜〜、って話になってて、並びで4枚取り敢えずチャレンジしよう、ということになっていた所。
 お二人ほぼ同時に4枚ずつゲット。それも座席を確認したらば横並び連続番号で結局8枚!!

 ……いやぁー、ホントにほぼ同時にゲットされたんだわ……(驚)。

 メルの遣り取りでそれらの情報と余る4枚どうするかっつー話をしつつ、アクセスを続けるも繋がらず。

 ……ってまあ、予測通りだけどね。いかんせん仕事しながらケータイ弄るしか術がなかったので、私;;

 そして漸くam10:15頃アクセス成功! で、後取る予定していた2/18か19のチケット(こちらも友人2人とご一緒する)を取る為に座席ブロック選択した所で友人からメル。

『2/18マチネ取れました〜〜〜』

 はい、ソッコーそれまでしていたアクセス切りましたとも。

 友人諸氏の皆さんありがとうございます〜〜〜〜〜♪



 話変わって。ちょっとツイートもしたんだが。
 さてpm3:30頃妹からメル入り。

『お父さん、検査入院で別の病院に入院してるらしい。だからバスで行っても車じゃないと行かれへん所に病院があるみたい。私明日昼には行くし、容態とか見てくるし、場所も確認して来るからそれによって決める?』

 とな。
 要するに現在いる病院ってのは5月位から入院中の病院ではなく、多分その病院から検査依頼する病院なんだと思うけど。
 高速バスの某バス停から歩いて15分位の所に本来入院している病院があるんだが、現在検査に行ってる病院は全く別の所らしい。
 取り敢えず妹がそう言ってくれているので『んじゃ明日どんな感じか連絡くれるかな?』ということで、今日予定していたバスチケットを取りに行くのは中止することに。
 車でなきゃ行けないような場所に病院があるんなら、タクシーを拾い易い所にバスなり新幹線&土讃線で着ける方が絶対いいしね。
 実はそれほど大変なことになってる訳じゃない(叔母ちゃんがちょっと大げさだった)ということなら、バスチケットとか未だ余裕で取れる来週に行くのを延期すればいいし。もしかしたら来週なら元の病院戻ってる可能性もあるしね。
 取り敢えず明日の妹からの連絡待ちに決定。


 それまでは『が〜まるちょば』楽しむさぁ〜〜〜〜。
 



今後の鑑賞予定
    2011年10月 9日(日)『が〜まるちょばツアー2011』N列
15日(土)『オペラ座の怪人』1階14列
         11月13日(日)『サウンド・オブ・ミュージック』1階K列
         12月10日(土)『オペラ座の怪人』1階7列
    2012年 1月14日(土)『オペラ座の怪人』1階5列
          2月 5日(日)『ラ・カージュ・オ・フォール』1階21列
            18日(土)『オペラ座の怪人』1階7列
          4月29日(日)『オペラ座の怪人』1階5列



     ☆ 今日までかかって読んだ本 ☆
 講談社 講談社ノベルズ 高里椎奈『童話を失くした明時に』

2011年10月08日(土)



 あ゛ー

 入院している親父がかなりヤバイらしい。
 と言っても親父に関しては自業自得なので同情の余地はないんだが。

 帰宅したら珍しく妹からケータイにTEL入ってて、折り返したら姪っ子が出て、
「もうちょっとしたら行くから」
 と伝言される。
 ……何事やねん……? もしかして親父かなぁ?
 と思ったら、案の定。

 体調悪いからって病院行ったら即入院になったのが5月だったか……?
 腫瘍があるけど本人の体力がないので手術は出来ないから悪性だとしてもどうしようもない、とか言われていたけど、その腫瘍も悪性ではなく。
 取り敢えず2ヶ月間入院、とかいう話になってたんだが、退院したっていう話も聞かないなぁ、と思ったら。

 何かあっちこっちで血管破れて出血が続いているらしい。
 鼻血はもう既にずっと出てる状態で、今日は胃の方の血管が破れて出血したらしい。
 上の方は鼻から血が出て来るから解るけど、体の中側は解らないから、何時どうなるか解らん、と叔母から妹に連絡があったらしい。
 まあ、妹曰く「叔母ちゃんも大げさに言うから。実際聞いて慌てて行ったらそれ程大変なことになってる訳でもないとかしょっちゅうやし」ということらしいが。
 流石に高速バスの時刻表と、病院までの地図を持って来た所を見ると……(遠い目)。
 妹は今回1人で行くつもりらしく日曜の夕方のバスでこっちを出て、叔母の家に泊まり、月曜の夜帰って来る、って言ったかな?

 んで、もしもの時の為に、喪主をどうするのか考えてくれと叔母が言ってると。

 瑞樹が長女(それも未婚)だし、未だ瑞樹だけ親父の戸籍に在籍してるから必然的に喪主になるんだが、喪主として全てこなすか、名前だけは喪主にして全ては叔母達に任せるか、喪主も全て叔母達に任せるか……。
 当然全てこなすのはまず無理(そうなるとずっと田舎にいなきゃならなくなるし、流石に生活状況的にそれは出来ない)だし、だからって長女が喪主名乗らないのもどうかという状況だし。
 でも殆ど親父方とは(当然親父とも)親父がおかんと(10年程前)離婚して田舎に逃亡図ってから国交断絶状態(じーちゃん・ばーちゃんの葬式とかしか帰ってない)で、親父のことは叔母達に任せっぱなしだっただけに瑞樹が喪主ってのもなぁ(溜息)。

 いやまあ、未だどうなるって決まった訳じゃないけどさ。

 取り敢えず、先ずはこの久々の10日の(何も予定を入れてない)休み返上して親父の顔を見に行くべきか……。
 それはそれで、殆ど顔を見せない瑞樹が顔を出したってので、親父に何か切羽詰らせるような状況になるような気がしなくもないんだが。

 行くのはいいけど1番の問題は会話のネタすらない(←いやまあこれはもう瑞樹が高校生の頃からずっとだが)からどう時間を潰すべきか、ということだな(苦笑)。

2011年10月07日(金)



 アブナイアブナイ

 6年目にしてとうとう日記を書くのを忘れる所だったわ;;
 本気ですっかり!!

 何時ものようにmixiアクセスして、マイミクさんの呟きとか日記とか読んで、ミクニュース読んで、コミュニティの新着書込を読んで、皆さんから日記に頂いたコメントにコメ返して。

 本来ここで何時もならこの時点で日記を書く。

 で、書いた日記をHPの方の日記コピペしてから、twitterにアクセス、フォローしている人のツイート読んで、栞代わりにツイート入れて。
 ネット上でメルチェック。要らないメルはその場で消去。
 ラストもう1回mixiに戻って新しい何かが起こっていないかだけチェック。でネット切り上げてPCにメル受信して、受信したメル読んで、他に何も用事がなかったらPCの電源落とす。

 というのが毎日の一連の動きなんだが。

 今日はぼぉーっとしてたのかコメ返しの後、どうやら本人日記を書いたつもりになっていたらしくソッコーteitterにアクセスしてしまった(苦笑)。
 PCの電源落として、『さーて、風呂入ろう』って着替え持って階下に降りてトイレに入った途端に

 ……アレ? 今瑞樹日記書いたか……?

 と思い出したぢぶん! 偉いっっ!!
 慌てて部屋に戻って取り敢えずケータイで日記の枠だけ作り、風呂入ってから再度PCを起ち上げ、現在に至ってる訳だ。
 最初はPC起ち上げずにケータイで日記書けばいいか、とか思ってたんだけど、やっぱりケータイのボタンって せせこましくて長文綴るのに向かないんだよね、瑞樹的には。

 さて、日記も書いたことだし、寝るかな。

2011年10月06日(木)



 虫嫌いの人はスルーの方向で

 ま、以前にも日記に書いたと思うけど。

 んー、先ずはK虫。
 小学生の頃、タンクトップの肩に毛虫が。あの間近で見たわっさわさの虫に悲鳴を上げて取って貰ったものの、かぶれて(?)その後大変なことに。

 次に黒いGさん。
 夜寝ていたら頬の辺りがこそこそするので蚊だと思って叩いたら、ぼとっ! と枕に落ちる音が。慌てて電気点けて見たらGで、がさがさっ、と逃げ出したんだが、当時未だ新聞紙とかスリッパで叩き潰せる位別に苦手でも何でもなかった私はスリッパでばこーん、とやった。
 ら。卵持ちだった……。
 そして昔住んでた家では飼ってた猫達(最大7匹)が玩具にしたGの死体(それも上だけ、とか下だけ、とか。どうせ食うなら綺麗に食い切って欲しいものだと当時思った)が靴の中に放り込まれてたり。

 えー、足のないMさん。
 今の家に引っ越して来るまでは花壇とかにいても全然掴めたMさん。
 引っ越して来て、線路に使われている土の中から出て来たMさんの余りの巨大さ(ともすれば小指くらいの太さで全長20cm以上あったりする)に最初は引いただけだったんだが、ある雨の日、道端に出て来たその巨大Mさんが、只でさえも巨大なのに水を吸って通常の倍程の大きさに膨張。ピンク色になってのベー、と動いたのに思いっきり引いた。

 動いた後に道を作るNさん。
 阪神大震災の後風呂の壁にヒビが入って、そこから土虫(エノキダケのような形をした茶色いヤツ)が出現するようになり。 
 風呂に入る時には裸眼なのでよく見えなくて『ナニモノか』と見たら動くし、多少気持ち悪くなって思わず下水に流してしまおうとお湯を掛けたらば、湯船に落ち。そのエノキのようだった形が熱の所為だったのかNさんの形になった。その形のギャップに土虫の方は平気でもNさんが駄目になった。
 あ、因みにNさんの親戚っぽいカタツムリは家を背負ってるだけの違いだけど全然大丈夫。

 以上が苦手になった虫達との因縁話(←っつか、ある種トラウマ。苦笑)。
 後はトラウマとかになる何かがあった訳ではないけれど、団子虫以外の足の多いMさんとかGGさんとかの類も苦手。何かあの大量にある足がわさわさわさ……、と動くのが苦手。
 どうしても姿が苦手なのは舟虫とかシャコ(これは虫じゃなくて海老の仲間だけど)あの形がどうしても無理。

 取り敢えず私が苦手な虫はそれ位。後は全然平気だったりする。

2011年10月05日(水)



 歯医者行って

 掃除と検診終わってから、本屋ちょろっと寄って、帰路に着いた筈だったのに、久々に地下街のお菓子屋さんに足を向けてしまう。
 いや、行くと色々買っちゃうから行かないようにしてるんだけど。
 で、¥1,500−程お菓子買って、ぶらーっと、ネイビーのバッグが欲しいからと地下街をうろついた。
 結局バッグは好みの物がなかったので買ってないけど、帰宅したらばpm9:00前(苦笑)。

 ……ふっ、とっとと帰ろうとか思ってたんじゃなかったっけ……?



     ☆ 今日読んだ本 ☆
 角川書店 アスカコミックスDX CLAMP『合法ドラッグ 1・2』

2011年10月04日(火)



 あー 駄目ぢゃん

 最近pm10:00過ぎても何か食ってる(主にお菓子類)ことが多い。
 基本的にpm10:00以降は食わないようにしていたのに。
 だからって今の所は太った、とかいうこともないんだけど、ってか、これ以上太ったら別の意味でヤバいし。
 当然痩せようもないんだが。
 特にpm10:00以降の食い物は止めないと。
 とか思いつつも今日も何となくラングドシャさっきまで食ってたし。
 寝る前に風呂に入る(pm11:30〜am2:00)んだが、その時点で胃が重いなんて、ホント体に良くないよ。

 さて、明日は歯医者で定期健診。
 歯磨きセット忘れずに持って行かなきゃ。


 話変わって。
 今日会社に着いたら張り紙が。

『10月15日、淀川河川敷にてバーベキューを行います。一応参加は自由です』

 支社長の指示で課長が作ったらしいんだが。
 挙句課長嫁が聞いた所によると、課長がその話が出ていたのは酒の席だったし、
「誰にもやるっていう話、してませんよ」
 って言ったら、
「そんなもん言わんでも判るやろ。空気読めば解る。空けとかへんなんてないわ」
 と、おのたまいになられたらしい。
 そんなこんなで朝一から課長嫁も「ふざけてる!! やっと久し振りの土曜休みやのに!!(因みに社員旅行の17日からこっち今週まで土曜は全員出勤日に設定されている)」と激怒してたり(そりゃそーだ)。

 瑞樹だって15日は既に予定入ってるっちゅーねん。
 偶々今回は昨日『オペラ座〜』観劇行ったから、15日も1人観劇の予定ならチケット手放す選択も無きにしも非ず(する気無いけど)。
 でもね、友達と約束してんのよ。こちとら予定は3ヶ月も前から入ってんのよ。たかだか10日前に日程空けろったってそりゃあ無理な話やっちゅーねん!!
 ってか、やりたいなら周りの人間の予定もきちんと確認してやれよ。自分の都合と気分で日程決めてんじゃねーっっ!

 am10:00頃姿を現した支社長にソッコー、
「済みませんが、私、15日は予定が既に入っていて駄目です」
 宣言した。
 行きたくないのに行かなきゃならない他の人(多分大半そう)には悪いけど。今回も瑞樹は逃げさせて貰うわ。

2011年10月03日(月)



 劇団四季『オペラ座の怪人』東京凱旋公演

 っつーことで友人から譲って貰えることになったチケットで急遽開幕2日目を観に東京遠征。15日にも行くのにねぇ(苦笑)。
 am9:00の新幹線に乗るには通常の土曜出勤の日と同じ時間に家を出なくちゃならず。
 昨夜は少しだけ早く寝たが、まあ、眠きゃ新幹線で寝ればいいや、と。
 所がどっこい、2人席の隣に座ったおっさんがごそごそごそごそ。朝御飯食ってる位は別に気にならないんだが棚に上げたアタッシュケースみたいな鞄を席を立っちゃあ座席に下ろして開けて何か探し、鞄閉めて棚に上げ。
 何度も何度もそれを繰り返す(苛)。
 そうこうしてる内に名古屋出て。浜松通過する位までごそごそごそごそ。
 したら、本日の霊峰を拝みたい瑞樹は寝る機会を逸し。
 本日の霊峰。頭だけぼんやり覗かせていらした。
 さて、新幹線から山手線に乗り換え、新橋へ。
 カレッタの亀の噴水で友人と待ち合わせ。
 待ち合わせ序でにそこで昼飯食う。そして友人の友人ともご挨拶。
 pm12:30、劇場へ。
 ……ロビー狭っっ;;
 余りの狭さに物販を眺めることも出来んがな;;
 プログラムも買い難いなぁ。
 取り敢えずプログラム買って、トイレを済ませ、客席へ。

 おおー、オケピある! 生オケ『オペラ座〜』お初だよ!!(多分)
 大阪公演以来の天使像のゴンドラ!!
 シャンデリアでかっっ!(←大きい方だった。多分大きいシャンデリアもお初)
 本日の座席は1階5列12番。


  本日のキャスティング
 ファントム:高井 治  クリスティーヌ:笠松 はる
 ラウル:中井 智彦  カルロッタ:河村 彩
 メグ:松田 未莉亜  マダム・ジリー:戸田 愛子
 アンドレ:林 和男  フィルマン:青木 朗
 ピアンジ:永井 崇多宏  レイエ: 田代 隆秀
 ルフェーブル:川地 啓友  ブケー: 金本 和起

 
 5月末以来4ヶ月振りの高井ファントム。
 つい先日『サウンド〜』でマリア演ってるのを観た笠松クリスティーヌ。
 京都から引き続きの中井ラウル。
 そして私的1番は名古屋振りのフィルマンあ〜お〜き〜さ〜ん♪ 嬉し〜〜〜〜〜。
 しかし、支配人ズ、まさかの林&青木ペア!! 稽古風景の写真から行けば増田&金本? な感じだったのに!
 それを言えば、笠松クリスティーヌもまさかの登板。てっきり沼尾クリスティーヌだと思ってたもの。
 でも皆好きだかららっきー♪

 さて、生オケ。やっぱいいねぇ♪ 音量的には録音の方がデカくし易いから迫力は少し物足りない気がするシーンが一部あるけど。
 後、管楽器の出だし音のキーが録音よりも高いことがままあって時々『うをっ;;』ってなったけど、やっぱ録音と違って変な響きとか くぐもりがなくていいなぁ。
 然程歌が先走った、とかオケが先走ったっていうこともなく(←でも全くない訳じゃない。苦笑)。
 あー、後時々音楽の第1音目が飛んでたな。
 それで1番ウケたのは2幕、『マスカレード』で青木フィルマンの歌い出し、「♪ あー こりゃ素敵なパーティ」の部分で、(多分)音楽出遅れ(青木フィルマンは合図をきちんと出してた)、「♪ あー こりゃす、……ってきなパーティ」に(爆)!
 音が入らないのに多分1番驚いてたのは青木フィルマンとみた!! 一瞬『えっ!?』って顏して音に無理矢理帳尻合わせた後苦笑してた。
 そうそう、オケピがあるから、芝居にもオケピを取り入れ。「マエストロ、お願いします」とか「マエストロ、ダ・カーポからお願いします」とか「マエストロ、バレエをお願いします。バレエだ、さぁ!」とか。
 『ドン・ファンの勝利』で拳銃持った警備員がオケピの中に立ってたり。だからラウルの台詞も、「君はピットにいてくれ。そこからこの5番ボックスはよく見えるか?」だったし。
 そしてカーテンコールでは指揮者に対する拍手を促す身振りが。

 名古屋→京都と徐々に狭い舞台になって、何だかかなり全体的に窮屈そうに密集していた感じだったけど、やっと今回広くなって舞台上にゆとりが!
 ダンスのシーンとかも何か皆のびのび踊ってて、観てるこっちもハラハラしなくていいわ。
 セットの置き方も異様に斜め奥に向かって置いてあったりせずにほぼ正面向いて真っ直ぐ置かれてるし。
やっぱ『オペラ座〜』にはある程度の舞台の広さが必要よねぇ?
 そしてオープニングの『オークション』の後メインテーマとともに1枚ずつ上がって行く幕&背景を見ながら、しみじみ『京都劇場ってすげ天井高かったんだねぇ』と思う。
 そうそう、幕といえば、1幕目の『支配人のオフィス』のシーンで1番手前の斜めに絡げた幕がきちんと止まってなかったのか、落ちて来そうになってたなぁ。急いで高さ調節して落ちないように止め直していたみたい。
 あ、それと、シャンデリアがデカかったからか、舞台の前方スペースが狭くなってて『「ハンニバル」のポスター』は問題なかったけど、『「悪魔のロベール」の小道具』は木箱の中から出すのに今までは真上から出してたけど、わざわざ一歩横に移動して出してたね。あれが又、すげ出し難そうで(苦笑)。
 あー、後、オケピがある所為か、舞台上が常に薄ぼんやり明るくて、暗転の中捌けていく俳優さんが丸見えだったり、セットが片付けられるのが丸見えだったり。
 当然2幕『マスカレード』の支配人ズの登場シーンも、既にそこにいる早しアンドレ見えてたし、上手から出て来る青木フィルマンも丸見えてた。

 さて、俳優さん。
 といっても今日はもう、高井ファントムと青木フィルマンに釘付け(笑)。
 他を今一覚えてないということはそういうことだ(遠い目)。
 んー、気になったのは『ドン・ファンの勝利』のオープニングの酒場のシーン。あそこは元々マイクが入ってないんだがすげ、弱い(溜息)。
 今一アンサンブルの声が出てない感じ? 迫力足りないっす。ってか、アレ、ちゃんと客席の後ろまで聞こえてんのかなぁ? って感じ。

 いやー、久々の青木フィルマン、楽し〜〜〜〜〜♪
 去年の10月以来? っつーことは1年振り!?
 羽ぴよぴよも見れたし、拡声器も見た! あー、葉巻咥えてアンドレに取り上げられる所だけ見そびれた(泣)。
 華麗なる新聞投げとかー。
 相変わらず全身使ってひょうきんだなぁ。勿論表情も。
 やっぱ好きだ〜〜〜〜〜、青木フィルマン!
 林アンドレも久し振りだよね〜。
 んとー、こっちは今年の名古屋千秋楽以来だな。
 相変わらず林アンドレと青木フィルマンはキーが同じなので理解してないとどっちが何処を歌ってるのか判らなくなりそうになるけど。

 しかし、自分で言うのもなんだけど、笠松クリスティーヌですら殆ど記憶にないってのは、問題じゃね?
 ホント、今日の瑞樹は高井ファントムと青木フィルマンしか観てなかったんだなぁ;;

 えとー、取り敢えず、見た所から中井ラウル。
 オークションのシーンの老ラウルは随分と中井ラウルなりの形が決まった感じで安定してるかな。
 しかし、ここでも全く逆方向に立っている青木さん見てたんだよな、私;; 座ってた席は完全ラウル席だったのに(苦笑)。
 『屋上にて』のシーンでは、「クリスティーヌ」と両手を広げてクリスティーヌを呼ぶ所、モロ背中だったんだけど、その背中が頼もしいなぁ、とか(←おい;;)。
 元々巧いけど歌も又上達したかな? 安定感出て来たよね。
 相変わらず『マスカレード』の肩乗せリフトは「むん!」って顔してたけど(爆)。

 笠松クリスティーヌ。
 いいねぇ。やっぱ笠松クリスティーヌ、好きだわ〜〜〜。歌も芝居も巧いし、高音も綺麗だし。
 しかし、又しても激痩せてない!? ちょっとぽっちゃりしてる感じなのが可愛くていいのに!
 いや、痩せてても十分可愛いんだけどね。

 ……で……。……マジでこれ以上書き様がないぞ、おい;;
 どんだけ視線限定されてんねん、ぢぶん!!

 高井ファントム。
 ああ〜、やっぱ歌を聴くなら高井ファントムだよ! 勿論絶好調!!
 昨日は何だか矢鱈と緊張してらっしゃったんじゃないか、とか聞いていたけど、今日の高井ファントムはすげ楽しそうにやってらした!
 第1声の「♪ ブラヴァー、ブラヴァー、ブラヴィッシマ」から音楽のお天使様、いやある意味神様降臨。この瞬間から「ああ、高井ファントムやぁ」みたいな。
 舟に乗って出て来たら、ホントに楽しそうで。嬉々としてファントムやっていらっしゃる感じ。
 相変わらずの華麗なマント捌き。帽子をスパッと投げてマントばさぁ! で、舟の上にぽいっ。
 マントばさぁ! がホント華麗なんだよね〜。
 エロい手も健在。相変わらず何だ、あの手の存在感は!?
 取り敢えず私的高井ファントムのエロい手のエロいチェックポイントは全て落とさず観た(……筈)。
 で、トラベレーター、全部ダミーですか? 今日は角度的に見極め付き難かったんだけど。
 本来本物の出てくるシーンで、トラベレーター上に現れたファントムがクリスティーヌに『待て』と指示する手の位置が高井ファントムの高さじゃなかったような気はするんだが。
 歌の方は「♪ 心の赴くま・ま〜〜〜〜」で一瞬音がぶれたけど(苦笑)、他は余裕でほぼ完璧だったんぢゃ……? あー、後、『ポイント・オブ・ノー・リターン』で一瞬喉に声が引っ掛かったか? 些細なことなので無問題。
 そして当然ゴンドラなので、プレセミアムアーチ上のファントムもダミーでなく本物。「蛙とはお前のことだ!」とか「あー、はっはっはっは」と楽しそうに高笑いする高井ファントム。いやぁ、ホント楽しそうだなぁ。
 カーテンコールでは、うっすらと笑みを口元に乗せてて、1人で出て来た高井ファントム、指揮者の人と握手してたし!
 終始楽しそうな高井ファントム。観てるこっちも嬉しくなったわ。



     ☆ 今日までかかって読んだ本 ☆
 KKベストセラーズ わかぎゑふ『「はい」と言わない大阪人』

2011年10月02日(日)



 の、ぉぉぉぉぉう!

 まぢですかい!?
 次の『オペラ座〜』の延長公演のチケット発売日、10/8って(今日会報来た)!!

 ……仕事じゃん(泣)。

 仕事しながらケータイからアクセスするけどさー。チケット取り難いかもー(泣)。


 そして、さーて、今日も『世界ふしぎ発見!』の日だぁ♪ と、さっきTVに向かったら、『オールスター感謝祭』だか何だかがやってた。
 ちーくーしょー。
 まあ、いいや。先週の『世界ふしぎ発見!』HDDに入ったまま(小田さんのツアーだったからね)観れてないし。


 今日は本屋に行って又実用書3冊と文庫本4冊の計¥5,000−強分を散財。
 本屋に行くと、何かしら興味を魅く本が出てるからついつい買っちゃうわ。
 既に積読本の筍は16冊+17冊の2本生えてる。多分半分以上は小説だと思う(!?)から通勤時間で1日1冊読めるけど。



 さてと、明日は『オペラ座〜』東京凱旋公演。10数年振りの上京なんだが、無事に現地に行き着けるか!?
 新幹線乗車中の2時間半も、何して時間潰すかねぇ? 帰りは『観劇記』書いてりゃああっという間だと思うけど、行きだよなー、問題は。
 取り敢えず本とレース編みのキット位は入れて行くか? 片道2時間半だしねー。気分が乗れば軽ーくシュシュの2つや3つ仕上がるよな、間違いなく。あんまり荷物は増やしたくはないけどね。
 何する気分にもならなきゃ寝るし。
 あ、取り敢えず、富士山は見れるかなぁ? お天気とご気分によるのだろーけど。

2011年10月01日(土)
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