三日坊主日記
瑞樹 美霧



 うわっ、サイテー

 退勤した後明細の確認をした瞬間、ぼやいてしまった。

 帰宅して改めて確認したらば、本来貰える金額(去年夏)の40%!
 ええ、もう、50%カット所か、60%カット!! ってやつだね。少々カットされた去年冬から考えても42〜3%。
 50%くらいは有り得るよなーって、ちょっと覚悟してたけど、ここまでいっちゃうとは思わなかった。
 終わったな、ウチの会社……。



 完済人にはなれません。そろそろ買い換えないとヤバイケータイも騙し騙し使うしかございません(溜息)。
 序でに言わせてもらうと、必死に色々我慢してやってきたけど、そんな価値ももう会社に見出せません。
 こんな状況で今までのようにがちゃがちゃぐちゃぐちゃ言われ、やられたら、それこそやってられません。

 やっぱ、○職?
 っておかんに言ったら「今は何処でも同じやで。あんたの年じゃあ、ないし」と言われたけれども、我慢にも限界があるんだよ。その限界、とっくに超してんだよ(泣)。
 だったら貰えるものが低くなってもちょっとでもマシな環境に行きたいと思ってしまう訳なんだよ(溜息)。



 話変わって書斎の扇風機。
 扇風機といってもクリップ式の径20cm程のやつなんだけど。
 割と風はよく来るのでお気に入り。
 で、だ、さっき、その扇風機をかけながら、mixiのあっちこっちを見ていた所、何だか茶色いものが視界に引っかかり。
 よーく見てみると、ひらひらしている。

 ……蛾……である。

 それもねー、扇風機の表面にねー、飛ばされまいと? 必死になって止まってたんだよ。
 人間にとってはいい感じの風量だとしても、結構凄い風が吹き荒んでると思うのよ、体長1cm程の蛾にとっては。
 んで、取り敢えず、飛ばされたら可哀想だからと思って、扇風機を一旦止めて、避けてやろうとしたら、今度は裏側、それも扇風機の網の中に逃げ込んじゃってさー。
 大丈夫なのか? と思いつつ、扇風機の電源入れてみたら、やっぱり今度は扇風機が巻き込む風に負けまいと踏ん張るんだよ。
 あー、やっぱりねー。
 と思いつつ、暫く眺めてたんだけど、今度飛ばされたりしたら、間違いなくこの蛾、ファンに巻き込まれて、表に止まってて飛ばされるよりも遥かに大変なことになるよなー、と(苦笑)。
 で、再度扇風機を止めて、『ふっ』と息で扇風機から吹き外した訳だけど。
 勢い余って、何処に飛んだのかが見当たらん;;
 まあ、取り敢えず、無益な殺生になってなきゃいいけど。




     ☆ 今日までかかって読んだ本 ☆
 日本文芸社 にちぶんMOOK 『驚異 オーパーツと超古代文明の謎』

2008年07月31日(木)



 楽しく美味しく

 お弁当を食べていた昼休み、外出間際の支社長が一言。

「ボーナス、……ないから。詳しいことは明日(明細)渡す時に話すから」

 ぅをいっっ! どんだけないねんっっ;;
 思わず苦笑いをしてしまったともさ(溜息)。
 あーうー、折角完済人まで後ちょっと、50%カットとかなってたら、先ず払えんぞ。明日のボーナスで払い切って綺麗になろうと思ってたのに……(がっくり)。
 出来るだけ置いとかないと、世の中何が起こるか判らないから……(泣)。
 2〜30%カットでギリだな。せめて多くてもカットはそれくらいに収めて欲しい……。そうしたら晴れて完済人になれるから。

 完済人になったら今度は少しずつでも貯蓄しなきゃ。
 あー、でもその前に○職考えるか……?

2008年07月30日(水)



 取り敢えず

 仕事が終わったのでpm6:00過ぎソッコー退勤。
 昨日行けずに肩凝り、腰痛を激化してしまったので、昨日の代わりに今日整骨院に駆け込む。
 明日も行くけど(苦笑)。
 案の定、肩はがちがち岩のよう、腰もぐりぐり、ふくらはぎ(これは神経痛の部類らしいが)もパンパン、大変なことに……。先生も笑ってたよ;;

 しかし、昨日の夜から今朝にかけては雷雨のお陰でとっても涼しく、過ごし易くて良かったよ♪
 扇風機をかけてるだけで、ちょっと肌寒いかも、くらいだったし。寝易い夜で幸せだった。
 毎晩ああだといいのになぁ。……って、絶対無理。



 今日帰宅したら、弁護士さんから何やら封書が届いてた。
 『何!? 返済金が足りません、とかそういうやつ!?』ってどきどきしながら開封したら、

 あなたの返済金は後¥50,000−ちょっとです。年内にそれだけ入金してくれたら全てが終わりますよ。

 っていう内容♪ うわーい! 終わるんだーっっ!! 思ってたより早く(私の中では今年の10月くらいまでかかる予定だった)終わってる!! 滅茶苦茶嬉しい。

2008年07月29日(火)



 冗談じゃねぇ

 ……会社を退勤したのはpm6:00過ぎ。
 整骨院に行く日なのでぱたぱたと帰路を急ぐも、北新地にて五月蝿いくらいの放送。

「落雷の為信号機が故障し、電車が遅れております」

 っつか、動いてなかったらしい(溜息)。で、

「お急ぎの方は大阪駅をご利用下さい」

 って言ってるから、んじゃ環状線乗って京橋まで出たら、京橋着・発で電車が動いてんのかと思ってばたばたと大阪駅まで引き返す。
 所がどっこい、大阪駅でも電車は来ない。待たされること10分、やっとこ来た電車に乗って京橋まで出れば、今度は最寄沿線のホームに下りる階段で、

「大変込み合っております。危険回避の為入場規制をさせて頂いております。壁側に寄ってお待ち下さい」

 何ですと!?
 挙句『電車の運行は再開致しております』。って、結局北新地通って電車が来てんじゃんっっ(怒)。
 だったら北新地で電車待ってたら良かったんじゃんっっ!
 おまけに来る電車が2〜3本続けて『快速』! 取り敢えずホームに降りて、乗れた快速、何とか住道か四條畷で普通電車と待ち合わせてくれてないかな、と淡い期待を寄せるも、全く! そんなものなし!!
 私の最寄り駅は普通電車しか停まんねぇんだよっっ(怒)。
 仕方がないので四条畷駅で快速電車を降りたのはpm7:40。すぐに普通電車が来てくれればぎりぎり整骨院に間に合うかなぁ、とか思っている所に入った放送は

「次に参ります電車は普通電車の松井山手行きです」

 と、ちょっとラッキーとか思いかけた所で

「只今放出に停車しております。到着致しますのは20時5分となります」

 またまた淡い期待は打ち砕かれ。
 結局最寄り駅に着いたのはpm8:15。
 ふっ……、整骨院、閉まってるっちゅうねんっっ!
 立ちっ放しの上、満員電車での変な荷物の引っかかりのせいもあって、肩凝りと腰痛は増してしまうし、もうサイアク。
 整骨院に行ける時間に着いていれば思わなかったと思うけど、何かJRに対して慰謝料要求したい位っっ!



 おまけに会社で課長嫁に拠る課長情報で、

「ボーナスの大幅カット」

 な話を聞いた(取り敢えずまだ支社長からの個別呼び出しにはなってない)から、更にブルー。
 機嫌が悪い時の上司には当り散らされ、上司の身内には彼女等の都合に合わさせられ、振り回されて来ているのに、ボーナスの大幅カットは並列ですか!?

 割に合わねぇっっ!

 独り腹の底で喚いてみた。



     ☆ 今日までかかって読んだ本 ☆
 廣済堂出版 廣済堂文庫 幻想世界を研究する会著 ブレインナビ編
                         『よく判る「世界の神器・魔導具」事典』

2008年07月28日(月)



 なわてホタル探検隊 第2大隊

 ということで『ホタルを見よう!』イベント、2日目。
 19日に比べて少々数は少なくなっていたものの、あちこちでピカピカ。
 しかし今日は差し入れにペットボトル(1.5Lとか2L)を7本持参したらやっぱり重かった(苦笑)。タクシーでキャンプ場まで乗りつけたけど、それでも、うん。
 全部で11〜12Lっつーことは=11〜12kgっつーことだもんねぇ、当たり前か(溜息)。

 当初の予定では、昼から梅田まで出て、おかんに返す為の扇風機を買って、差し入れ用の菓子折りかなんか買って、時間に拠っては映画を観るのもいいかも、とか思ってたんだけど、pm2:00くらいに起きたものの、行動する気力無しで……(苦笑)。結局pm6:30まで家で暑いのにだらだらしてしまったよ(溜息)。
 ホント、休みの日となると、何をする気力も起きないって、ある意味凄いよねー。
 今の時期なんか、家にいるよりも外へ出かけていった方が絶対涼しい(何度も言うが、私の部屋にはクーラーなどという文明の利器はない。苦笑)のが判ってるのにさー。
 どうしてもこれ! というものがあれば幾らでも外出していくし、出かけるのが嫌いとかじゃない(筈。笑)けど、仕事とかなかったら、私、間違いなくヒッキー道まっしぐらだよねー。とか本気で思っちゃうよ;;



     ☆ 今日読んだ本 ☆
 新書館 ウイングスコミックス 押上美猫『ドラゴン騎士団[異界篇] 4』
 一迅社 REXコミックス 峰倉かずや『BUS GAMER 1』

2008年07月27日(日)



 珍しく

 昼間っからTVを観てた。
 いや、だって、たまたま昼飯食ってる時にかかってた番組の後が『エジプト』系の特番でさー。
 そりゃあ、エジプト好きの私としては観ない訳にはいかんでしょう!?
 2時間ほど観た後は、いつものように爆睡……(苦笑)。
 1時間ほど前に起き出して、飯食ってた。その間かかってた『めぞん一刻』観てた(まだやってるけど)が。
 いやいや、なかなかどうして、キャスティング、意外と漫画のキャラクターイメージに合ってるね。と、おかんと一緒にそう言いつつ眺めてたけど。
 これといって物凄ーく興味がある訳でもないので、途中離脱してきた訳だが。
 んー、まあ、漫画の実写版としては、かなりマシな方なんじゃないかしらね?
「ああ! こんなシーンあったよね!」
 とか、おかんが言うんだけど、いまいちアニメも覚えてない私としては、『そうだっけ?』と聞き返す始末(苦笑)。
 その割には出てくるキャラクターの名前は言えたりする訳だが。

2008年07月26日(土)



 昨日の仕事の残り

 何とか30分ちょいで済ませ、本日の業務に突入出来。
 しかしだ、どうも何やら仕事の流れが怪しかったので、昼休み、飯を食うだけ食って、残りを返上し、何とか時間を縮めることに成功。
 した筈だったのに、そういう時に限って、何やかやと雑多な仕事や問い合わせに追われる(泣)。
 更には帰社した支社長曰く、
「ボーナスは31日やから。で、1人1人に話がある」
 とかのたまう。
 まー、多分又昨年末のボーナスに引き続き引かれてんのかもなー、とか思いつつ、けど、『話がある』のはどうせ瑞樹だけだろうなぁ、と予測。
 んでもって『ボーナスの天引き』の話のついでに何やかやと色々言われるんかなぁ、とかなりブルーに入り(溜息)。

 今年の昇給なかったことだって、瑞樹には言っておかないと後でうるさく言われる(過去にやったことある)と思ったのかもしれないし、全員昇給なかったのか、瑞樹だけ昇給なかった(←ウチは平気でやる)のか知らないが、敢えて、瑞樹だけに、『今年は昇給ないから』と宣言なさった位だから。
 『ボーナス下がってる』(←これだって瑞樹だけの可能性あるし)っていう話+αを何時聞かされるのかびくびくしつつ仕事を続行。
 あっさりとpm5:00を迎え、経理の2人組は退社し、瑞樹はまだ仕事に追われていた。
 pm6:20頃。これで仕事終わって帰りがけとかにとっ捕まったらイヤだなぁ、整骨院行けなくなるよなぁ、と思っていたら、忘れていたのか、捕まることなく逃亡成功。ほっとしたよ(苦笑)。

 梅田の地下街に滅多矢鱈と人の山。何やねん、と思ってたら、今日は天神祭の本宮だったのよねー。
 そーいや、昨日のおかんとの食事の帰りにも浴衣のお嬢さんがちらほらと。
 整骨院行って、晩飯買って帰って来る頃には、遠くに聞こえる天神祭の花火の音(のみ)。
 ウチの地元は意外と色んな花火大会の音(所に拠っては遠目に花火も見える)が聞こえるんだよね。
 確かPLの花火の音も聞こえた筈。高い所(マンションとか)に昇れば、実は見えるっていう花火大会もあるみたい。
 帰宅したらば、林間から帰って来た姪っ子+お友達で子どもが4人に増えていた(苦笑)。
 姪っ子の1番仲のいいお友達が、この夏休み中に家族でカナダに引っ越し、永住することが決まっているので、そのお別れ会だとか。
 妹が瑞樹の姿を見るなり言った台詞が、
「姉ちゃん、どう思う? 子ども等4人で晩御飯の時だけでお茶6Lやで。多分沢山飲むやろうと思って4〜5L作ってたのに、間に合わへんねん。勿論寝るまでのこともあるからまだまだいるやろし。ジュースとか余り好きやないみたいやし」
「はははー、そりゃ、凄いな。でもまあ、ジュース余り好きじゃないって金かからんってことやん。悪くはないんちゃう?」
「そりゃそうやけど。明日は明日で皆でダンスのレッスン行くから当然お茶詰めたらなあかんし。何かお茶ばっかり沸かしてんねん」
「もう、この際(炊き出しせんと)水出ししたら?」
「買ってある水(ミネラルウォーター)で?」
「うん、そう」
「出来るんかなぁ?」
「出来ると思うけど?」
 因みに瑞樹や妹達が飲んでいるのは某通販で定期購入しているプーアール茶である。
 瑞樹が最初に始めた頃に5ヶ月間月2kgずつ体重を落とし、6ヶ月目では2kg戻ったものの、その後も体重をキープしているという代物。
 いや、でも実際瑞樹はまだ一般的体重になる為には15〜20kg落とさなきゃならないんだけどさ;;
 あ、でもナイシトールも始めて1ヶ月、2kg落ちたかな? 『落ちた』と判断するにはビミョーなラインだけど(苦笑)。

 現在子ども達は瑞樹の向かいの部屋で大人しく……って会話も聞こえんが、寝てんのか? 明かりは点いてるけどなぁ。
 今日林間帰って来てすぐ集まったようだから寝ててもおかしかないとは思うけど。

2008年07月25日(金)



 pm6:00過ぎ

 後1時間で仕事全部終わったらいいんだけど、と思っている所に突如おかんからTEL。
「あんた、何処に居るん?」
 ……って、会社っきゃなかろーて;; と思いつつ
「んー、まだ会社ー」
「え!? まだ会社なん!? お母さん、梅田に出て来てんねんけど、ご飯でも食べに行かへんか、と思ってんけど?」
 姪っ子が林間でいないから、妹夫婦も多分何処かに出かけてるだろうし。ということで。
「あー、んじゃ、40分くらいまで時間潰しといて。何とかする」
 すったもんだの挙句それに落ち着く。
 じたばたとしている途中の仕事のケリだけつけて、ばたばたと退社。
 pm6:42分、大阪駅にておかんと合流に成功。
 大○百貨店で中華料理食って、30分程前に帰宅。
 帰って来るなりおかんが
「TVの映りが滅茶苦茶悪い!」
 と喚きだし、覗いたら、いや、まあ、ホントに酷いこと酷いこと。
 ウチのTVは斜め前に建ってるマンションの集合アンテナから電波を受け取ってる訳だが、多分、そのアンテナが歪んでるというか、なんと言うか、なんだろうと思う。
 基本的に瑞樹はTVほとんど見ない人なので気にならないのだけど、
「まあ、マンションの人たちかて、こんな映りが悪いんやったら管理会社に文句を言ってるやろうし、明日には直ってるんちゃうか」
 ということで納得することにする。

 さて、それよりも瑞樹の1番の問題は、明日、整骨院に行ける時間に退社出来るのかどうかっていう所なのだが……?


 因みにおかんが何故梅田に来ていたのかというと、健康診断と、映画のハシゴ(『インディ・ジョーンズ』と『花より男子』)だったらしい(苦笑)。

2008年07月24日(木)



 朝一で

 弁護士さんからTELあり。

「あなたの仰る通り、これは間違いなく詐欺です。民事再生等されている方のリスト(ブラックリストみたいなのなんだろうか……?)を買うなどして手に入れ、こういうものを出すやり方ですね。これで実際お金を言われた通り払ったりしたら、今度はそういう類のリストに名前を上げられることになります」
「こいつは金払いよるで〜、っていうリストですか?」
「(笑)。そうですね。(書いてある)TEL番号にTELしてみましたが、転送がかかりましたし、間違いありません。それに、こういった書類が葉書で来るなどということは先ずないので、何もしなくていいですよ」

 と、決定的保証を頂く。
 昨日の時点で随分とほっとしたものだけど、まだちょっと緊張してたみたいで、更にほっとする。
 ふふー、問題ないと判ったし。この葉書は『ネタ』として置いとこう♪


 さて、姪っ子は明日から1泊2日で林間だそうだ。妹曰く、随分ハードなスケジュールらしく、「大丈夫なのか?」。
 へこたれて帰って来るようなことにならなきゃいいけど。

2008年07月23日(水)



 昼休みに

 弁護士さんの所へTELしようかとか思ってたんだけど、異様な睡魔に襲われて断念。
 んじゃ夕方にでもしよう、と思ってたら、仕事が差し迫って来て、おまけにPC滅茶苦茶重いし! やっとこTELを入れれたのはpm6:30。
 こんな時間にどなたかいらっしゃるもんなのかなぁ? とか思いつつTELしたけど、女性が1人いらして、対応して下さる。
「あのー、多分今流行のフィッシング詐欺だとは思うんですけど、訴訟起こされてますよっていう内容の葉書が来たんです……」
 そう言ったらば、
「お手元に現物があれば、こちらにFAX下さったら確認しますよ」
 と仰ったので、お言葉に甘えて(会社にもこっそり甘えて)、葉書をコピーにかけ、『今流行のフィッシング詐欺のようなものだと思いますが、よく判らないので確認をお願いします』と、メッセージを添えて即座にFAX。
 暫くしてこちらからTELしたらば、
「そうですねー、こんな通告書は見たことありませんねぇ。珍しいものを見せてもらって勉強になります」
 と言われる(爆)。
「明らかにこういった文書はないので、心配なさらなくても大丈夫だと思いますよ。こちらの方でもちょっと調べてみます。それでもし何かあるようなら、こちらからご連絡入れさせて頂くっていうことで如何ですか?」
 と言って下さったので『宜しくお願いします』と言ってTELを切る。
 ほぼ間違いなく詐欺の類だろうって判ってても、やっぱり専門家に言ってもらえると、ほっとするよね。



     ☆ 今日読んだ本 ☆
 エンターブレイン ビーズログ文庫 水澤なな『緋色のカケラ −弐の章−』・『緋色のカケラ −参の章−』

2008年07月22日(火)



 劇団四季『オペラ座の怪人』

 本来ならば今日こそが今月の『オペラ座〜』の日。
 17日に一緒した友人と、17日と同じコースで中3日で行って来た(苦笑)。
 予測通り、キャスティングは17日と全く同じ。 但し、座席は1階D列ど真ん中。


   本日のキャスティング
 ファントム:村 俊英  クリスティーヌ:高木 美果
 ラウル:北澤 裕輔  カルロッタ:種子島 美樹
 メグ:荒井 香織  マダム・ジリー:戸田 愛子
 アンドレ:増田 守人  フィルマン:青木 朗
 ピアンジ:半場 俊一郎  レイエ:斎藤 譲
 ルフェーブル:林 和男  ブケー:平良 交一


 さってー、引き続き、村ファントム。あああー、やっぱり素敵な低音〜〜〜〜〜〜っっ♪
 17日のように歌が走ることなく、高木クリスティーヌも歌のキーは屋上のシーンで多少低かったような気もするけれど、通常通りの耳慣れた音。
 17日に比べて、随分安定して来たかなぁ、という感じの仕上がり?
 『ハンニバル』の後、増田アンドレが種子島カルロッタにアリアをせがむと青木フィルマン『時間がないって言ってるのに……!』。
 思わず笑いそうになったよ。そうか、今日の青木フィルマンは、時間がなかったんだ!!
 青木フィルマン、やっぱこのコミカルなキャラ作りと素ん晴らしい低音、瑞樹大好きだぁぁぁ。
 やっぱり前の方の座席は楽しいよなー♪
 17日はO列だったのでそこまで見えてなかった村ファントムや高木クリスティーヌの表情の演技、結構いい感じ。
 んー、今日は割りと皆が皆表情豊かな演技をしていたような気がする。
 バックステージツアーに参加したお陰で、舞台袖の様子とかも判った所為もあり、更には何やら今日の地下世界へ誘われるクリスティーヌのシーン、矢鱈と顔がはっきりくっきりライトアップ(通常暗くしてあって、顔まで見えない)になってて、どれがダミーかがよく判った(苦笑)。

 さてさて、本日のどきどき。
 オープニングのシーンで、シャンデリアが上がる前に取り去る左側の布が引っかかりかけ、ちょっとどきりとし、シャンデリアが上がっていくのにオペラ座2階せり出し部分、舞台向かって左側から2つ目の竪琴のモチーフにものの見事に布が引っかかり、スタッフがわたわたしてた(笑)。
 『ハンニバル』のシーンで、リハーサル中にルフェーブルがその邪魔(?)をする時にルフェーブルの着ている上着の止め具が外れ、諸肌脱ぎになる。さりげなく急いで肩に引き上げて、『なかなかの専制君主でしてね』とか台詞の合間を縫って止め具で衣装を止めてた。
 そしてその後は何事もなく進み、2幕目『ポイント・オブ・ノー・リターン』のトドメ、クリスティーヌがファントムのマスク&鬘を引き剥がすシーンでマスクか鬘かどちらかが引っかかり。
 トドメのラストシーンでファントムが消えた椅子の上に出て来る筈のマスクが、中途半端にしか上がって来なかった(苦笑)。おまけに何か引っかかってるっぽく、微妙にマスクが椅子の上で上下していた、なんて前に座ってないと気付かなかったろうなぁ;;

 が、しかし、もうねー、今日は村ファントムの表情にやられたよ。ゴンドラのシーンも、モロ顔が見える位置だったので、すごい微妙な表情まで見えたし。ラストのクリスティーヌがキスするシーンの1回目と2回目の間でクリスティーヌに抱き締められた時の表情とか、『我が愛は終わりぬ――』の辺りなんて、クリスティーヌの残していったウエディングベールにキスしたのか、そう見えただけか!? な動きがあったりとか。
 高木クリスティーヌもとてもはっきりした表情表現で喜怒哀楽が判り易かったし。
 ああ、やっぱり前の座席って止められないよなぁ(溜息)。

2008年07月21日(月)



 ぢごくだ……

 昨夜寝る前に扇風機の掃除をし(6月末から使ってんのに今頃かいっっ)、滅茶苦茶快適な風が来るようになってホクホクで寝たのに、いきなりぱっちり目が覚めたのはam4:30。
 何で目が覚めたんだ? 地震でも来る(瑞樹の特技? である)のか? と思ったらば、何と! 扇風機が動いていないっっ!!
 瑞樹の部屋はクーラーなんていう文明の利器はないので、涼を取る手段は扇風機のみ。まあ、周り田圃で、割と普通一般の住宅街よりも涼しいとは思うけど、さすがに扇風機くらいないと、へこたれる。
 電気はちゃんと通ってる(スイッチの所のランプとかはしっかり点いている)のに、扇風機が全く動いてない。
 一旦電源落として入れ直して、を何度か繰り返したが、びくともしない;;
 ……完っ全に壊れたらしい……。
 しかし時刻はam4:30、代わりの扇風機があるのか確認しようにも、おかんは寝てるし、仕方がないので、そのまま寝ようにも、暑いっっ;; 何時しかうとうとしたりしてたけど、当然眠りは浅い。
 am11:00くらいに暑さ負けして起き出し、おかんに扇風機の有無を確認しようとしたら、おかん、生け花で、出かけていた……(がーん)。
 仕方がないので、2階のおかんの部屋(ほとんど物置になってる部屋)のクーラーをスイッチオンして、勝手に扇風機探し。
 探す時間をそうかけなくても、新品発見。クーラーかけたままその場で扇風機組み立て、部屋へ持ち込みセットするのに部屋に置いてあるものの1/3を移動させ、扇風機をセットするも、……動かず;; リモコンつきだったんだけど、もしかしてそのリモコンの電池(ボタン)が駄目になってるのか? だったら買いに走らなきゃならないか?
 と暫くしたら、無事に電源が入り、移動させた部屋に置いてあるものを片付ける序でに、本棚の中身の整理なんかもやっちゃったりして;;
 只でさえも暑いのに、合間合間におかんの部屋のクーラーで涼んで休憩してたけどもう、汗だく。
 余りの気持ち悪さに取り敢えず何とか部屋に形がついたpm2:00、風呂入り。
 pm4:00頃帰宅したおかんに「悪い、ウチの部屋の扇風機壊れて動かなくなったから部屋にあった扇風機、貰ったから」と言ったら、「何で!? あげられへんわっ! 今(居間で)使ってる野が壊れかけてるから買ったんや! そんなん買うお金もうないから置いてあったのにっ!!」とキレられ。こっちも大概暑さで苛々してたから、瑞樹の脳内を過ったのは『じゃあ瑞樹に熱中症で死ねっちゅうんかいっっ』とまあ、極端な思考(苦笑)。言わないけどねー。
 思わず全部元通りにして今日から数日熱中症になってもおかしくない環境で生活してやろうか、とか考えたが、まあ、さすがに死にたくはないので(苦笑)。
 さすがにおかんも言い方がまずかったと思ったのか、
「ともかくまだこれ(旧い扇風機)使えるから、頑張って使っとくし」
 と言うので、ちょっと嫌味か!? とも思わなくもないが、
「取り敢えず買って返せばいいやろ」
 ということに話は収まる。

 しかし、今日は、何!? 扇風機あっても異様に暑いんだけど! 冗談抜きで熱中症になってもおかしくないぞ! この気温!!


 さて、晩飯食ってたら、おかんが『何日か前に来てたんやけど』と、1通の葉書を差し出す。
 『民事訴訟通知(最終通告書)』と書いてあり、要約すれば
『債権回収会社(多分カードとかそういう会社のことだろう)から訴えられてますよ。この日日までにここに連絡しないと、会社宛にこの通知を送るぞ。差し押さえもするぞ』
 ってな内容。当然後半は半脅迫。
 でもねー、この手の悪徳な金融系があることも知ってる(TVとかでも見てる)し、何より瑞樹はきっちりと弁護士さんを通して色々な手続きとかもしている。
 おまけに消印が7/14なのに、7/15までに連絡寄越せって、どう考えてもおかしかろーて。
 で、おかんもおかしいと思ってたらしく、『取り敢えずちゃんと弁護士さんについてもらってる訳だし、何かあれば弁護士さんから連絡が来る筈だから、これはきちっと弁護士さんに連絡した方がいいよね』ということに。
 まあ、これは22日にでも弁護士さんと連絡取るさ(苦笑)。

2008年07月20日(日)



 蝉と蛍

 はい、夏の風物詩。
 今週に入ってからどうも蝉が一気に羽化したようで、あっちもこっちも大変な騒動が。
 何であんなに蝉の鳴き声って、暑苦しいんだよぅっっ;;
 今朝自宅付近のケヤキの街路樹に矢鱈と蝉が集まっているらしい木が2本あり、1本はひょっと見上げると、止まっている蝉が、モロ見えたんだが、次の1本は声はすれども姿は見えず。
 思わず、
「……こっちは見えん」
 と呟いた辺りで音もなく背後に近付いていたチャリンコに気付き、避けてみたらば、擦れ違いざま、チャリンコに乗ってたおねぇちゃんに首を傾げられてしまった;;

 会社から帰って来たらば、今日は夜からNPOの方で『ホタル探検隊』というイベントへおかんと姪っ子参加者の瑞樹スタッフでキャンプ場へ行く。
 キャンプ場の隣の山の中にホタルを見に行くイベントなんだが、いや! もう、凄い数!! 低木の葉っぱや枝の合間からピカピカ光ってて、何か一種クリスマスツリー!? って感じ。
 あ、因みに木や葉っぱに止まって余り動かないのが雌、飛んでるのが雄である。
 理事長の長女(1年生)も来ていて、なんだか姪っ子と仲良くなった模様。いやぁ、姪っ子、意外と面倒見がいいらしいことが発覚(笑)。何やかやと理事長の長女を構ってた。ま、面倒見がいいのは悪いことじゃない。
 帰宅すると、妹夫婦は出かけてて。帰路の車の中で『絶対家にいてへんで。これ幸いと2人で遊びに行ってるで』『パチンコかなぁ?』と言っていた所、どうやら大当たりだったらしく(爆)。
 彼女達が帰って来て暫くしたら、妹が瑞樹の所へやって来て、『パチンコで勝ったからあげる』と、お小遣いをくれた♪ 多分おかんの所にも持って行ったんだろうと思う。
 システムの変更だか何だかで、この連休中銀行のATMが使えなくなってて今日お金を下ろしたかったのに下ろせなかっただけに、助かった!


 さて、仕事では、昨日時間の都合上放棄した台帳記入&今日の台帳記入。2日分の台帳記入を終わらせるのに、2時間半!!
 さすがにちょっとへこたれた;;



     ☆ 今日までかかって読んだ本 ☆
 エンターブレイン ビーズログ文庫 水澤なな『緋色の欠片 −壱の章ー』

2008年07月19日(土)



 何だかねー

 何で休んだ翌日に仕事が山積みに残ってるのかが謎。
 毎回書いてるけど、2人掛かりで私1人分の仕事をしてるのに、残るのっておかしいだろう?
 おまけに配送は配送で『あーだこーだ』と複数で私の判ることも判らんことも立て続けに用事を突きつけてくるし。思わず、
「ちょーっと待って下さいねー。今これやってますからー。この次にやります。順番に片付けていかないと、さすがに無理ですー」
 と語ってしまったよ(苦笑)。
 結局pm6:00になっても通常業務が終わらず。明日出勤なのをいいことに台帳記入は全面放棄して帰って来たよ(苦笑)。明日2日分纏めて台帳記入するさー。
 じゃないと、整骨院に行けない。明日休みなら明日整骨院に行くというやり方も出来るけど、仕事なのでそれは無理だし、何より祝日で月曜日まで休みだし! 次整骨院行けるの、水曜しかないからさー。

2008年07月18日(金)



 劇団四季『オペラ座の怪人 バックステージツアー』

 有休を取り、急遽『バックステージツアー』というイベントの為に友人と取ったチケットで劇場へ赴く。
 am11:00最寄り駅で友人と待ち合わせ、梅田へ出て、飯食って30分程時間があったので、ジュ○ク堂へひょろりと寄って劇場へ。
 地下道に何やら学生(それも女の子ばっかり)の団体がいるのを横目で見、『あれは何なんだろーねー』とか言いつつ、劇場ロビーへ。
 『バックステージツアー』の申し込み(四季の会会員証と当日のチケットがいる)をしているうちに開場。
 入場して、ソッコーキャスト表を取り、友人と『ををーっ』と声を合わせてトイレへ行き、さっさと座席について、『バックステージツアー』用に貰った説明書き兼アンケートの紙やらを片付けよう、と思って会場に入ろうとしたら何と、わらわらと地下道で集まっていたお嬢さんたちがぞろぞろと同じように会場へと入っていく。
 地下道で見た時に、「もしかして『オペラ座〜』だったりして〜」なんて友人が言っていた筈の冗談が、現実に(苦笑)。
 両サイドの後ろ半分と、通路挟んでQ列以降全席が、制服を着た女生徒の群。
 おまけに友人の言じゃないけど、さすが平日(?)年配の方の多いこと! って言っても過去何回か平日に行ってるけど、こんなに年配の方に座席周り囲まれたのは、初めてだ(苦笑)。
 瑞樹達の1つ前の座席は2/3がオバ様(肩に揃いのリボンを付けていたのでツアーとか、婦人会とかそういった関係かも)。友人の左隣はオジ様(苦笑)。

 さて、キャスティング表を見て友人と『ををー』と言った理由は以下。

    本日のキャスティング
 ファントム:村 俊英  クリスティーヌ:高木 美果
 ラウル:北澤 裕輔  カルロッタ:種子島 美樹
 メグ:荒井 香織  マダム・ジリー:戸田 愛子
 アンドレ:増田 守人  フィルマン:青木 朗
 ピアンジ:半場 俊一郎  レイエ:斎藤 譲
 ルフェーブル:林 和男  ブケー:平良 交一

 そう! 3人目のファントム!! 6人目のクリスティーヌ!
 とうとうキャスティングされているファントム制覇!! やたーっっ!
 どうせならキャスティングされてるファントム全員観たいよねー、と言い続け今公演15回目にしてやっと村ファントム!
 さて、その村ファントム。歌い方が、高井さんや佐野さんに比べてちょっとロックチック? 音の巻き舌とか凄い。で、他のファントムとは歌の間の持ち方や溜めや引きというものが独特。
 で! 低音が、滅茶苦茶いいっっ!! いい声って言うか、格好いいって言うか! 腰砕けになりそう。んでもってパワフル。多分他のファントム達よりも、パワフルだと思う。
 いや、だからって高井さんや佐野さんがパワーがない訳じゃなく、彼等のパワーの上を行く感じ。
 が、そのパワフルさの所為で(だと思う)芝居の強弱の判別がつきにくいのがちょっと悲しいかな。
 んで、優雅さよりもワイルドさが先に立つ立ち姿&動きかな。
 立ち姿の美しさとか優雅さといった面では高井さんが群を抜いてると思う。
 まあ、比べるものでもないんだけどさ。当然その人にはその人の作り上げたものがある訳で、その人なりの良さがある訳なんだから。
 小芝居も色々あって、いい芝居をしていると思うんだけど、いかんせんパワフルさの影に収まってしまって前面に出て来難い感じがする。生意気なことを言わせて貰えばちょっと勿体無い感じがするんだよね。
 さて、ここで高木クリスティーヌ。
 勿論初見。んー、最初はなんかビミョーに気持ち悪いというか、違和感バリバリでさー。いや、芝居がとかじゃなくて。何がか判らなかったんだよね。1幕の半ば辺りではたと気付いた。
 何がって、音が。
 歌のキーが、3度とは言わないが、幾許か低い! ソロで歌ってる分には判らないんだけど、掛け合いとか1対1とかデュエットとか。相手がある歌のシーンで物凄く違和感が!
 ほら、周りは所謂通常通りに歌ってる訳じゃない? なのに彼女だけが他のクリスティーヌと違って音を下げて歌ってるもんだから、結構見てる(と言っていいだろう、今公演15回目で更に前々に4〜5回観てるんだから)人間としては下げた音が耳慣れない訳だよ。
 まあ、その違和感の原因が解明されたらそのつもりで聞けるから気付いた後は楽だったけどさ。
 さて、今日の公演は、ある意味凄かった。
 オープニングのシーンでは、一瞬で布を取り去ってライトが入ってこれから上がっていこうとしているシャンデリアの、かけてあった布が引っかかって、アンサンブルの人がわたわたと布を外したり。
 歌が、……走る走る。どの役者さんも音楽の先を歌ってるの(苦笑)。所々で気付いた人が修正かけてたと思うんだけど、何か、ひたすら走っていってた気が……(苦笑)。
 1幕目の屋上のシーンではいきなりマイクに『ぶつっっ』って音が入るし。
 2幕目のマスカレードのシーンでは2人目の階段を駆け下りてくるファントム(影武者)が、滅茶苦茶トロい! その上、どうも足元を確認確認しながら駆け下りてくるので迫力なし。
 同じく2幕目の『ポイント・オブ・ノー・リターン』ではファントムのマイクの音がくぐもった。ので感情移入しかけたのが綺麗さっぱり消えてなくなり。
 まあ、微々たることだと言ってしまえばそれまでなんだけど、気になるものは気になるんだもんよー(泣)。

 ふふっ、やっぱり舞台はナマモノだぁねぇ。

 舞台上だけでなく、観客席も。『間もなく開演致します』の放送が入った途端、水を打った様に静まる(でもそれから5〜10分は始まらない)のは良いんだけど、観客席両サイドのライトが落ち、観客席全体のライトが落ち舞台上のランプ(を模した電気)が点いているにも拘らず、上がる悲鳴。『いやー』『きゃー』『怖いー』。
 客席後方を占めた女子生徒達の声。ざわざわざわざわ……。
 ……をいをい;; ここは暗くなってこれから始まるんだっていうことでどきどきわくわくしながら固唾を呑む所だろうが;;
 初めてだよ、客電が消えて騒がしくなる劇場なんて;;
 残ったランプが消え、思った辺りで「静かに!」と1人の女生徒の声が響く。
 をを! よく言った!!
 そして芝居が始まり暫くしたら、友人の隣に座ったおっさんがごそごそごそごそ……。体を起こしたり倒したり、座り直したり荷物触ったり、挙句に扇子だかを出して来て煽ぎだす始末。
 友人の前に座ったなにやらの団体のオバサンの1人が、めきめき、みしみし延々音を立て出し、『何の音やねんっっ(怒)』と思って明るくなった休憩時間に見てみたら、飴! どうやら飴の袋をごそごそ取り出し、開けて、延々飴を食ってた模様。
 ……ヤメロよ……(溜息)。
 あんた達、いい年こいて、マナーがなってねぇよっっ(怒)。
 休憩終わって2幕目が始まる前に音楽のメドレーが流れ、客電が落ちた途端、響く拍手の音……女生徒達。
 ……いや、それ、違うから……(呆)。
 そして2幕目始まって、半ばくらいまで耳障りだったのは、友人の前に座ったオバサンのめきめきみしみし音。ひたすら飴を食ってた模様。ホント、止めてくれ;; っつか、誰か止めろよっっ!
 多分に周りの状況も集中力を途切れさせる原因になったと思われる……(溜息)。

 当たりの悪い席だったんだよね、これって(溜息)。

 さてさて、公演が終わり、一旦ロビーへ出て、『バックステージツアー』の準備を待つ。
 30分程の準備時間の後、再開場。今日貰った紙に書いてあった座席はE列14・15番。Bグループ。
 色々な説明があって、用意されていたスリッパに履き替え、A〜Cグループは舞台上へ。
 舞台上は『怪人の隠れ家』仕様。舞台上から客席を観る、いやぁ、こんなの久し振りだよ。12年振り位だな、舞台に立ってるの。とちょっと感慨深くなる(12年前まで役者の勉強してたので、何度か舞台にも立ってる)。瑞樹のグループは先ず舞台上、『怪人の隠れ家』を後ろから見る状態に(&客席に向かっている)。凄いです。あっちこっちに開け閉めする場所があったり、『奈落に通じるのがここです』とか。
 そして次に下手側へ。ここもまた凄い。壁一面に並ぶ綱とワイヤー。背景とかを動かすやつ。そして、各場面に使用される舞台セットが整然と並んでいる。『ハンニバル』の象に『イル・ムート』のベッド、『支配人のオフィス』のデスクと椅子、『マスカレード』の階段(の半分。笑)。
 次に舞台を横切って上手側。こっちは『ザ・ミラー』のクリスティーヌの楽屋、『マスカレード』の階段(の残り半分)、『墓場にて』のクリスティーヌのお父さんのお墓、『怪人の隠れ家』のオルガンに『ドン・ファンの勝利』の稽古シーンに出てくるピアノと本番用のテーブルセットと屋上のシーンのセット。
 どれもこれも間近で見れるって何か感動。
 瑞樹達のグループが舞台上で説明を受けている間客席でスタッフの話を聞いていたD〜Fグループと入れ替わりで客席へ戻る。
 次は舞台監督と音響さんと照明さんの話を順番に聞く。しかし、皆さん若い! そっちにびっくり。
 日頃人前で喋ることがないせいだろうけど、照明さんが、妙に挙動ってたのがなんか笑えちゃって;; でも皆さん楽しそうだなぁ。
 音響さんの話の中で、『滅多にないミスが今日は2回もありまして……気付かれた方は少ないのかもしれませんが、滅多にないことなんですけど』と微笑ましくマイクミスの話が出て。
 上にも書いた1幕の『ぶつっ』ってやつは、クリスティーヌの髪(鬘)がマイクに当たったとのこと。『ポイント・オブ・ノー・リターン』のくぐもったファントムの声は汗がマイクについた、とのこと。
 いやぁ、髪一つ、汗一つで凄いことになるもんなんだねぇ(苦笑)。
 と、後で友人と語る。
 一通りの話が終わり、舞台上にいた3グループが座席に戻った所で、『スタッフに対する質問』タイム。
 『リハーサル見学会』の時と同じように質問用紙は受付時に配られていて、それを回収しボックスの中から、司会者のお姉さんが1枚ずつ引き舞台監督・音響さん・照明さんがそれに答える、という形式。

 いやはや、なかなか楽しいイベントだったよ。

 さて、次は4日後の21日。これが本来の今月の『オペラ座〜』の日。
 多分キャストは今日とほぼ同じだろうと思うので、今日よりもハイレベルなもの観たいなぁ♪ 座席も今度はD列だし!
 村さんの素敵な低音が又聞けるのかも知れないと思うと、ちょっとどきどきだわ。



    ☆ 今日読んだ本 ☆
 秋田書店 プリンセスコミックス 中山星香『花冠の竜の姫君 1』
 講談社 少年マガジンコミックス CLAMP『ツバサ 24』

2008年07月17日(木)



 うっふっふー

 明日は有休取って『オペラ座の怪人 バックステージツアー』♪
 座席は急遽取ったのでO列だけど、ど真ん中〜。
 んでもって4日後の21日には更に『オペラ座の怪人』〜。こっちの座席はD列ど真ん中〜♪
 12日の『Riverdance』に引き続いて何だかこの1週間は舞台週間の様相だな。

 取り敢えず今週はこの水曜までで9〜10時間しか寝てないから、睡眠不足気味だし、明日は10時までは寝るぞ!
 今週は何だか活字渇望週間(何ヶ月かに1度、無性に夜や夜中に活字を読みたくなる)でもあるようで、pm10:00くらいからコミックスだの小説だのを読み出して止まらなくて、気がついたらam3:00〜4:00なんてことが続いているので、とにかく今日は早々に寝ろよ、私。



     ☆ 今日読んだ本 ☆
 白泉社 花丸文庫BLACK 花郎藤子『黒羽と鵙目 1』

2008年07月16日(水)



 ミニ小説(ショートショート)

 部屋の真ん中と四つ角に何か塊の置いてある部屋。鉄くずのようなそうでないような……?
 やけに広いその部屋に私も含めて大人数が押し込められている。顔見知りの人も仲のいい人も、知らない人も。
 ここが何処か、なんて知ってる。
 押し込められた時点で、ここにいる人達は皆同じ運命を背負わされるのだから。

 この場所でどれ程の人間が、処分されたんだろう……?

 ここに押し込められた時点で、もう私達には空を、自然をそして自分を取り巻く全てのものを二度と見ることが出来なくなるのだ。
 それが何に拠るものか、知らない。
 遠くて近い過去にあったという大虐殺の時のようなガスに拠るものなのか、細菌に拠るものなのか、それとも最新の、何かか。
 けれども、ここへ押し込められた人間には万に一つも逃れる術がない、瞬間。
 私達が完全に押し込められ、この部屋が密閉されたのを確認して、高い窓からこちらを見下ろす誰かが、他の誰かに合図を送る。
 そして訪れる、静寂。
 皆少しでも長く、その瞬間から逃れようと、足掻く。部屋にあるその存在の意味すら判らない塊に登ろうとする、その陰に隠れようとする。
 そんなことをしても無駄なのだ。
 私のほんの数メートル先で倒れた男の人が、あっという間に形を崩し、その存在が掻き消される。

 吸血鬼が灰になるって、こんなことをいうのかな……?

 何かが目に沁みる。玉葱を切ってる時みたい? 煙に巻かれてる時みたい? 自然と溢れてくる涙。

 あー、目、何か痛いと言うか、沁みるよなぁ……。

 体に力が入らなくなって、床に這い蹲って。
 でも、痛い訳じゃないから、まあ、幸せかな? 激痛に襲われて苦しんで、なんて、嫌だと思ってたし。
 視界が暗くなって。

 ……ああ、私、死ぬんだ……。

 でも、後悔もないって、それも幸せだよね。

 次の瞬間訪れた、――開放感。
 何かに戒められた所から抜け出した感じ。

 ……あ、死んだな……。

 で、今私、魂だけになっちゃってるんだよ、これ。
 開けない視界に少し不安になる。でも、私、何処かに向かってる。
 そして突然開けた視界に写った……。

 ここ何!? 何処よ!? 普通死んだら三途の川とか渡ったりするんじゃないの!?

 ……どう見ても、博物館とか美術館……?

 学芸員のお兄さん(に見えるけど、この人何者!?)がニコニコ笑顔で歩み寄って来る。
「いらっしゃい」
「あの! ここ、何ですか!? 私、死んだと思ってたんだけど」
「ええ。そうですよ。ここは一般的に『死後の世界』って言われる場所です」

 ……どう見ても、ミュージアムだって!!

「ミュージアムですからね」
 お兄さんはニコニコ笑顔のままで、……なんてコトをっっ!
「あなた方が、今まで見て来た世界や見たかった世界、行った場所や行きたかった場所が自由に見られるんですよ」

 ……こんなのが、『死後の世界』? ってことは、このお兄さんは、何なの!? 人間じゃないの? 実は天使とか悪魔とか、冥府の管理人(?)とか……っっ!

「私は、あくまでもこの世界の案内人です。そりゃあ、お国柄、宗教柄、色んな名前で呼ばれますけれどね。
 あなたは時が来るまでここで、好きなことをしたり、見たりしていられるんです」
「え、だってミュージアムって、普通『見る』ことしか出来ないじゃない」
「何をおっしゃっているんですか。ここもここにいる人達ももう普通じゃないでしょう?」
「……もしかして、行けたりする訳?」
 私の恐々な質問にお兄さんはニコニコ笑顔を更にニコニコ笑顔にして。
「試してご覧になられたら?」
 
 何か、ビミョー。胡散臭い訳じゃないけど、……何か、ビミョー。

 取り敢えず、近くにあったエジプトのピラミッドに近付いてみた、……ら!

 嘘っっ! 私空中に浮かんでるよっっ!!
 いや、ちょっと待て。これはこれで楽しいぞ。所謂幽体離脱状態……って、違うって、私は既に幽体だって!
 楽しくって私は時間を忘れてミュージアムの中の色々な空間へと移動していた。
 時には旧い友人に逢い、時には懐かしい町へ。


 そして不意に、何かに引き摺られた。
 驚いて慌ててミュージアムと空間を繋ぐ辺りに視線を向けるとニコニコ笑顔のお兄さんが小さく手を振りながら遠ざかっていき、暗転。

 ……え、ちょっ、何っっ?


「……ン、ぎゃぁぁぁぁぁぁっ!」
 私は声を限りに叫んでいた。
 暖かい何かに包まれ、ゆらゆらと体を揺らされる。
 自分が出している叫び声の合間から、何か雑音が聞こえる。
 優しく私を包むぬくもり、優しい匂い。安らぎを覚えた私は眠りに付く。
 耳に届くのは、聞いたことがあるような、ないような、懐かしいメロディー。


 ……これは、私、生まれ変わったとか、いう!?
 私に与えられた新しい人生が、どうやら始まったみたい。

**************************

 あー、「いきなり何やねんっ!」と思われる方もいるでしょうが、ちょっとミニ小説(ショートショート)書いてみた。

 何でいきなり『ミニ小説』
 かって言うのは、まあ、気まぐれというか、何というか
 あー、でも『ミニ小説』っていうほどのもんでもないけど
 ネタ元は、今朝見た(というか覚えてた)私の夢。それを小説風に脚色してみた。
 だから多分、私の書く妄想文章を知ってる人には意外な文体になってるかも。



     ☆ 今日読んだ本 ☆
 角川書店 ルビー文庫 岩本薫『独裁者の恋』

2008年07月15日(火)



 8月

 土曜日が5回ある。
 急に課長嫁が、
「すみません、私、子ども会の行事とかで2日と16日しか出勤出来ないんですけど、いいですか?」
 と言って来る。
 まあ、基本2日間出ればいいし、もうそろそろ娘その2も一人で仕事して貰ってもいいだろうしで、
「うん、いいよ」
 と言った。
 課長嫁が懇談だとかで遅めの昼休みを取りに外出した時、娘その2と残りの日程を決める。
「何処出る? まあ、30日は末締めもあるし、2人出た方がいいやろうから、9日と23日、どうする?」
 って聞いたら、9日はどうしても出れないということらしく。
「んじゃ、私が9日出るわ。で、23日やけど、一人でも大丈夫? 出来る?」
 って聞いてしまう辺り、瑞樹も甘いと言うか。『1人でやってね』って言えばいいのにねぇ(溜息)。
 とか思いつつ(苦笑)。
 案の定、
「受注の方は大分出来るようになってきてますし、朝の仕事もやり方は判ってるんですけど、それを両方やるとなったら、多分凄い時間かかると思います」
 と言われる(苦笑)。
 予測通りだよ;;
 又、23日の土曜日の週なんか、水・木、休み取ろうにもモロ20日締めだし。ホントは瑞樹には締めは関係ない筈なんだけど、休むなんて言ったら何処から報復が来るか判んねぇし。
 この上ほぼ『出来ない』と言っている娘その2をそのまま1人で仕事させた日にゃあ、報復の槍玉に上げられるの、瑞樹(課長嫁には絶対矛先向かないのは間違いない)なのは目に見えてるし(がっくり)。
 ほとんど投げやりな気分で結局課長嫁が出てこれない3週、出勤することにしたともさ(溜息)。

 次の5週ある月(11月だっけか?)はぜってー3週なんか出ねぇからなっっ!

 とだけは心に決めた。



     ☆ 今日読んだ本 ☆
 二見書房 シャレード文庫 椹野道流『頬にそよ風、髪に木洩れ日』

2008年07月14日(月)



 何だか

 久々にのべーっと過ごして休みだったような気が。といっても先週が休み無しだっただけだから、気のせいなんだろうけど。
 コミックスを何冊か読み、後は寝る、というのんべんだらりとした1日。
 取り敢えず起きたので、ネットから去った後、どうするかにも拠るけどさ。


 さて、昨日の日記で書き忘れたことを。
 『Riverdance』で瑞樹の左隣に座った女性の2人連れ。親子かと思ったんだけど、若い女性が年配の女性に敬語を使っていたので、お稽古事や会社なんかの付き合いなのかなぁ、といった感じ。
 席に着いた年配の女性の方が劇場入り口で貰ったチラシを見ながら、『これどう、これ』、『ベジャールもいいよ』なんて、クラシックコンサートだの、バレエだの『これ誘ったらいく?』みたく若い方に話を振ったりやなんかしていた。
 そのチラシの中に『赤毛のアン』のものがあり。
「最近よく見ますよね、『赤毛のアン』」
「ああ、50周年だとかいうことみたいよ」
「へえー、そうなんですか」
「四季でもやるみたいだしね。四季といえば、私の友達が何を思ったのか最近『オペラ座の怪人』を観に行って、怪人役の人の声が物凄くいいとかって言って今滅茶苦茶嵌ってんのよ。今までは日本のやつなんて、レベル低い、とかって馬鹿にしていたのにねぇ。何か、毎日のように観に行ってんの。梅田に住んでて、劇場が近い所為もあるのかもしれないけど」
「へえー。そうなんですか」

 ……そうなんです。凄いんです。
 思わず口を挟みそうに……(苦笑)。
 やっぱ、高井さんのファントムのことかなぁ? いや、佐野さんは佐野さんでいいんだけど。
 つい、『赤毛のアン』(今度京都劇場に来る。この19日に会員先行チケット予約がある)のことも含め、ご説明差し上げようかとか思ってしまったよ(爆)。
 ああいう人には是非1度観に行って貰いたいよねぇ。




     ☆ 今日読んだ本 ☆
 白泉社 シルキーコミックス 野間美由紀『ジュエリーBOXデイズ 4』
 宙出版 ワイド版 高橋葉介『海から来たドール』
 新書館 ウイングスコミックス 那州雪絵『魔法使いの娘 6』

2008年07月13日(日)



 『Riverdance 2008』

 結局まん○らけ→フェスティバルホールコースを選択。
 pm3:29の電車に乗って梅田に出る。
 そしてまずはまん○らけ。確実に売れるだろう1冊と多分売れるだろう1冊と、ま、売れないでしょうな30冊を持って行き、結局売れたのは『確実に売れる』1冊のみ(苦笑)。
 が、まん○らけは売れなかった本の処分も請け負ってくれるので、持って行ったら後は楽なのがいい。案外売れなさそうなものでも売れることもあるし。
 そしてフェスに向かう道すがら(地下街)水を買い。

 ……しかしフェス、こんなに古くて汚かったか?

 まあ、私が最後にフェスに行ったのは十数年前の小田(和正)さんのコンサートなので、当然その間汚れもするだろうが。
 だからこその改装・改築なんだと言われてしまえば、成程納得。
 開場10分くらい前に着き、いやぁ、フェスって、入り口シャッター下りてたのねぇ(苦笑)。
 今日の座席は1階FF列(BOX席の後ろ3列目だっけか?)R1。ど真ん中(R=ライトサイド、L=レフトサイド。ど真ん中から外へ向けて1番から座席が並んでいる)である。
 が! 何か知らんけど、2列前、レフトサイド、ど真ん中から20席くらい空席になってやんの;;
 音は、やっぱ良いフェス。改築しても音響はこのライン以上を保って欲しいよねー。

 さて、『Riverdance 2008』。

 ……いや、もう、ホントに凄い。

 としか言い様がない。
 素晴らしいショウだった。余りの迫力と凄さに気圧されて、声が出ない。

 タップダンスを中心にバレエやらアイリッシュダンスやら、フラメンコやらを組み合わせて、挙句、楽器のソロシーン、アカペラのシーン、当然歌手のソロシーンも……。本当にエンターテイメントって感じ。
 っつか、あの足何!? 足を一振りしかしてないのに音が4つも5つも鳴るって、何? 人間ぢゃないよ、あの動き……とか思うけど、人間がやってんだよね。
 男性も女性も凄いバネで跳躍するし、群舞なんて一糸乱れず、って言葉がそのまんま当て嵌まるくらい。

 うわあ、もっと早くから観とけばよかったよぅ。観たい観たいと思って見逃してた挙句舞台断ちしていた所為で、ギリ最後の日本公演に間に合ったって感じだけど、これは、観れるものならまた観たい!
 ダンスもそうだけど、音楽も滅茶苦茶いいんだよ! CD買おうかと思った……、いや、DVDも欲しかった位。
 余裕が余りないので最小限にしかお金を入れてなかったから、買わずに済ませたけど、これ、余計にお金財布に入れてたら、凄いことになってたかも;;
 これは、ちょっと、姪っ子にも観せたかったかも。
 ファイナルなんかも各シーンを短くアレンジしたもので、それだけでも迫力あったし。
 いや、ホントにこれは、一見の価値あり。S席¥11,000−、安い。

 幕が下りて、『本日の公演は終了致しました』って放送が流れて観客がぞろぞろ席を立ち開場を後にし始める頃には舞台上幕裏で(多分出演者達の)大歓声が沸き上がる。
 とにかく、本当に、凄い&素晴らしいショウだった。


 ……しかし、自分の語彙の少なさにちょっと呆れる……;;

 さて、困ったチャンなのは、観客。私の真後ろに座ったオバサンは席に座った途端、ばりっとなんかの袋を開けて、おかきだか何だかをぼりぼり食い始める(匂いはポップコーン的)。
 をいっ、劇場内は飲食禁止やっちゅうねんっ(怒)。 開演ぎりぎりまで食ってやがった。おまけに休憩時間(15分あった)にもぼりぼりぼりぼり……。
 止めろっつの。
 更には夫婦で来ていたのはいいんだけど、公演中にぼそぼそぼそぼそ何か話をしてやがる。
 2部に入ったら突然2列前の(R8番くらい?)席に座ったお姉ちゃんがいきなりぱかってケータイ開けやがるし! 公演中はケータイの電源落としとけっっ(怒)。 その挙句に席を立ち、開場から出て行きその後帰って来なかった。
 同じく2部の1場面が終わった辺り(1部が終わったのが多分pm6:50頃。15分休憩挟んで、1場面だから2部始まってから10〜15分くらい?)で2列前の(L8番くらい)席に着いた客がいるし。遅れるにしても、それはちょっと酷いような気がするぞ。
 少々回りの観客には物申したいことはあったが、舞台は素晴らしかったので、よしとしよう。



     ☆ 今日読んだ本 ☆
 講談社 少年マガジンコミックス 佐藤友生『妖怪のお医者さん 3〜6』
 講談社 Micaoコミックス のもまりの『ギャルソンカフェで会いましょう 1』
 オークラ出版 アクアコミックス 立野真琴『ノイズ』

2008年07月12日(土)



 お、終わった……

 12日間耐久レース……ぢゃなく、無休。
 明日は取り敢えず寝るぞ―――――っっ! そしてすっきりした状態で『リバーダンス』観るんだ!!

 会社では今日の支社長の機嫌が悪かったらしく、当り散らされる。私ゃサンドバックじゃねぇっての(溜息)。
 ちょっと機嫌が悪かったら人のミスとか粗とか探して見つけてねちねちねちねち。いい加減にして欲しい。
 反論したりすると長くなるのが判ってるので「はいはい」聞き流しといたけど。
 やだなー、こんな上司。
 っておかんに言ったら、
「そうじゃない上司がどこにおんねん。腹立つことにあいつらはそれが仕事やと思ってんねんからしゃあないやろ」
 と返って来た。
 ふふふ……、おかんも色々あるらしい……(笑)。



     ☆ 今日読んだ本 ☆
 角川書店 ルビー文庫 ごとうしのぶ『プロローグ』

2008年07月11日(金)



 又しても

 朝乗った電車が、放出の手前で急ブレーキ&急停車。
 何事!? と思ったら、
「徳庵・放出間で人が線路に立ち入った模様で急停車致しました」
 って、私が乗ってる電車の前ってことかいな?
 しかし、どういうつもりかは知らないけれど、朝から迷惑やっちゅうねんっっ。
 結局北新地には8分遅れ。
 まあ、遅刻するほどの時間でもないので、今日は延着証明貰わずにそのまま会社行ったけどさ。


 あー、関係ないことだけど、この『放出』っていう地名、読める人って、どれくらいいるんだろう?
 いや、当然地元民とかこの沿線使ってる人は当然読める筈だが。
 でも最近雑学とかのクイズ番組とか流行だから、意外と読める人多いものなのかもしれない……。



     ☆ 今日読んだ本 ☆
 講談社 講談社文庫 有栖川有栖『スイス時計の謎』

2008年07月10日(木)



 頑張れ私

 後2日出勤したら、休みだっ!

 でも土曜日夕方には『リバーダンス』観に行く為に家を出るけどさ〜(笑)。
 体力気力があって気が向いたらpm3:00くらいに家を出て又まん○らけに本を売りに行く→フェスティバルホールで『リバーダンス』観るルート取るかな?
 うーん、この調子だと『法隆寺金堂展』、観に行く余裕がないかもー;; 21日までだもんねぇ、会期。どうにかして行きたいもんだけど。

2008年07月09日(水)



 ファンタジーな

 ……夢を見た。
 いや、今朝覚えていた夢だけど。何か壮大な物語だったぞ。
 主人公は龍族の姫君(だからって龍に変身する訳じゃないよ。苦笑)。まあ、『素晴らしい、高貴な血統』を持つ王族って意味での『龍』命名だと思うが。
 細かい冒険は忘れたんだけど、恋人(後に婚約者更に途中で夫)や兄弟姉妹や周りを固める信頼出来る家臣団(?)と共に時に恋愛あり、剣と魔法あり。様々にと襲い来る困難を乗り越え、さて、全てが終わって……。
 『めでたしめでたし』の一歩手前で目覚ましに起こされた(泣)。

 ある意味ネタやん。しかし、細かい冒険までちゃんと覚えてないのがイタイよなぁ;; まあ、又そのうち同じ内容の夢見るだろう。うん。

 で、起きた所で鳴り出した雷。そして降り始める雨が、豪雨になりかけた辺りで家を出ようとした所、毎朝同じ電車に乗り合わせる友人からメル。

   『又電車遅れてるらしい』

 取り敢えず、駅に着き、ホームに上がると物凄い人人人。屋根のある部分(ウチの最寄り駅は前と後ろには屋根がない)にはスペースがなく、仕方がないので何時も電車に乗る1両目の定位置で傘を差していると、徐々に強くなる雨脚。ええもう、豪雨。
 暫く待つも電車は来ないし、瑞樹の傘はビニールではないけれど、コンビニで買った安い傘。大量に雨に曝されると、傘の中にまで雨が降るんだよね〜(苦笑)。多分縫い目とかから染み出てくるんだと思うんだけど、染み出た水滴が骨を伝って集まり、大粒の雨が傘の中に降る。
 どうにもこうにも傘の中に降る雨が頻繁になって来たので、一旦屋根のある場所に戻り、階段の途中まで退避する(っつか、そこまで行かないと立てる場所がなかった)。
 駅構内には電車遅延の放送が流れているのに高架上のホームには全く放送が聞こえず、何故遅延しているのか判らず仕舞い。
 いつもの電車(普通電車)は15分の遅れで最寄り駅に着き。次の駅に着くまでとろとろ進んだ上に次の駅を出る頃には20分の遅れ。
 次の快速停車駅で快速との待ち合わせをするので更に5分遅れて25分遅れで発車。
 更に次の快速停車駅を出る頃には30分遅れに。
 北新地に着く頃には締めて40分の送れ……。さすがに会社には遅刻なので延着証明書を貰って会社に着いたら20分の遅刻でしたとも。

 今日は課長嫁が子どもの懇談で休みの日。
 そしてそういう日に限って又、とっても忙しいんだよね。電話は鳴るは、注文は多いは。
 何だかんだで通常業務が完了したのが、pm8:15頃。当然2時間ちょいはサービス残業。
 へろへろになりながら退社して、北新地駅に着いたらば、

『……で、電車が遅れております』

 マジっすか!?
 次に来る予定の快速をすっ飛ばして普通電車が来るというので、まあ、そんなに遅れずに帰れるかなぁ? と思いきや、京橋直前で『信号待ちで停車』結構長いこと解除までにかかって、その間におかんからTELが。
「あんた、今何処なん?」
 着付けの授業が終わって帰宅した所、瑞樹がいないので、どうしたことかと思ったらしく。
「京橋駅一歩手前で電車が止まってる」
 と答えたら、
「あー、じゃあ、まだ帰ってないねんな? ほな、ご飯作っとくわ」
 今日はおかんが夜いないので、瑞樹は何か出来合いでも買って帰る予定にしていた日である。
「んー、よろしくぅ」
 で、TEL切って、ようやっと電車が動き出し。
 最寄り駅1つ前の駅で、何か視界の端が変だなぁ、と思いつつ、本を読んでいたら、何やら放送が入る。
 ん? と思って辺りを見回してみたら何だか乗客はどんどん降りていくし、よく確認したら、止まっているホームが、何か変!
 本来ならば3・4番ホームに入ってなきゃいけない電車が、1番ホームに入ってて。電光掲示板確認したら、『普通西明石行き』。

 えええっ!? 何で!?

 すると3番ホームに滑り込んでくる、乗っていた筈の普通電車。放送はそれを言っていたようで、慌ててホームを移動すると、いやまあ、瑞樹と同じように慌てた乗客が民族大移動の様相。
 ギリで最寄り駅に止まる普通電車に乗り込み、無事帰宅出来た訳だが。

 因みに誤解のないように、ここで明言しておくが、瑞樹が北新地で乗った電車は間違いなく最寄り駅に止まる『普通・松井山手行』だ。
 それが何時の間にやら(多分時間調整のこととかもあると思うが)『普通・四條畷行』に変更になってた訳だ。

 因みに『普通・四條畷行』は四條畷で折返し運転になり大阪市方面に戻って更に西明石にまで足を伸ばす、という列車になる訳。

 ……しかし、今日はホント、電車の当たりの悪い日だったよ;;



     ☆ 今日読んだ本 ☆
 講談社 講談社文庫 有栖川有栖『ブラジル蝶の謎』

2008年07月08日(火)



 んー、どうでしょねー

 癒しの小町さんがいなくなってから、私はストレス解消が上手く出来てないのか……?
 何だか、会社にいると、些細なことで苛々来るぞ。

 んー、それよりももう既に会社に対して完璧に嫌気が差しているので更に苛々する羽目に陥ってるのか……?
 実際昨日おかんとも話してたんだけど、10数年勤めた中で、『辞めたい』と思ったことは多々あれども、今回ほど切羽詰ってるのは初めてだ。
 と、私が言い出す前に私の愚痴を聞いてくれていたおかんが
「あんた、もしかして限界か?」
 と鋭いツッコミを。

 ……否定出来ません……;;



     ☆ 今日までかかって読んだ本 ☆
 PHP研究所 PHP文庫 島崎晋『日本の「神話」と「古代史」がよくわかる本』


     ☆ 今日読んだ本 ☆
 ソフトバンク文庫 青嶋ひろの『逢いたくなっちゃだめ』『誰かいませんか』

2008年07月07日(月)



 だるー

 am7:00に起き、am7:30拾ってもらってキャンプ場へ。そしてam8:30くらいから延々炎天下で作業。am10:30くらいからは屋根のある所(日陰)でカレールーの仕上げとカレーの配布。
 途中姪っ子のダンスの先生がカレーを取りに来られて

「あの、『ぶたみち』をして下さった方ですよね?」

 と声をかけられる。
 ええ、もう、この先生とは本当は5年位前からお知り合いで。この先生がダンスの生徒さんを連れてキャンプ場に泊まりに来て下さった時に『ぶたみち(漢字にすると『豚道』)』というゲームをキャンプファイヤーでやったのが、瑞樹。
 当時聾の女の子がいて、とても瑞樹のゲームと瑞樹を気に入ってくれて、手話でお話してくれたんだけど、瑞樹は手話を知らなくて、先生に訳してもらいながらお話をしたことが。そのことを契機に手話を習い始めた訳で。
 まあ、姪っ子のダンスの先生がその先生だってことは知ってたんだけどね。
 今年改めて面と向かった訳だ。

「はい。そうです。……今は姪がお世話になっております」

 ってお返事をしたら『え!?』って顔をされたので、

「○○○○(姪のフルネーム)の伯母です」

 と答えたら、『ああ!』って言われ(苦笑)。
「彼女も最近はとてもよくなって来てるんですよ。入った当初は『皆で何かをする』のが得意じゃないようで。でも最近は随分とよくなりました」
「ははー、でしょうねぇ。『みんなで何かをする』なんてことは苦手な子ですから」

 とにかく保育園に行ってる時からマイペース。『このままでは集団生活出来へんのんちゃうか』って周りの大人が思うくらい。
 それがダンスを始めたことによって変わって来ているなら、良かったことだ。

 更には会場内をぷらりうろつけば、「こんにちはー」「お久し振りですー」何て色々と声をかけて頂ける瑞樹ってホント、恵まれているというか。
 しかし、当の瑞樹が相手が誰だか思い出せないのは……、困りものだろう。いや、顔は判るんだよ、顔は。だから、「あ、お久し振りですー」とかお返事出来るんだけど、その人が『さて誰だったっけ』と考えた時に思い出せない(溜息)。
 まあ、キャンプ場リーダー現役時代(3年前迄)にお会いした様々な方達なんだよね。

 だから姪っ子は『ママよりも伯母ちゃんに似てるね(正確には子どもの頃の私達姉妹に似ている)』って色んな人に言われるんだろうが(苦笑)。
 ダンスの先生にはそれは『言ってやらないで下さいね』と言っておいたが。

 しかし、1日中外でパタパタしていると、本っ気で、ダルい;;

2008年07月06日(日)



 変なグループ

 会社からの帰宅途中、ぴしーっ、と髪の毛を結い上げ、固めて、ラメまで振ってるお姉ちゃんが3〜4人キャリーバッグをごろごろ引きながら歩いているのを見た。

 をを、すげー、髪の毛全く乱れ髪なしだよ! 着てる服は普通のワンピだったりするけど、夜の仕事のお姉ちゃんなのかなぁ? 実はあのキャリーバッグの中にお衣装が入ってるとかさー?

 なーんて思いながら眺めてたら、どうもその前後にはこちらもぴしーっと髪をグリースとかで固めたスーツの兄ちゃんが2〜3人。
 兄ちゃん達も固めた髪はてかてかと光ってるし。
 最初はたまたまそういうタイプの人がそこを歩いていたのかと思ったりもしたんだけど、どうもお姉ちゃん達と兄ちゃん達は同じような雰囲気を醸し出している。

 多分、ツレ。

 しかしそこで更なる疑問、

 ……一体何の人達……?



     ☆ 今日読んだ本 ☆
 朝日ソノラマ ソノラマコミック文庫 今市子『百鬼夜行抄 10』

2008年07月05日(土)



 ああ、夏だなぁ

 ……まさしく今日の気候は夏。
 とうとう夏に突入したかといった感じ。
 あーうー、これから又どんどん暑くなってくのかなぁ?
 どうも夏は好きになれん。からっとした夏ならいいんだろうけど、残念ながら日本の夏は蒸し暑いのが通常。
 蒸し暑いのって何か空気が重くて纏わり付く感じが、好きになれない;;

 さて、天気予報でもこのままお天気が続くようだし、この調子だと日曜のイベントも中止にはならない。となると、当分休みがないので、出来るだけ早く寝るように心がけないと、絶対しんどいよね。

2008年07月04日(金)



 朝起きた頃

 土砂降りの模様。
「うはー、雨かよぅ」
 とか思いつつ、準備をしてかさを引っつかみ、家を出たら、……止んでいた(苦笑)。
 一瞬傘を置いてこようかと思ったけど、まだどよーんとした空模様だったので取り敢えず、そのまま傘を持って家を出。
 傘持って出たし、多分このまま降らないだろうなぁ、と思いつつ。
 が、珍しく最寄り駅のホームに着く頃には又ぽつぽつ降り出す。
 しかし、別にわざわざ傘を出す程でもなかったのでそのまま電車を待ち、いつものに乗って移動。
 新大阪に着いたらば、随分と空が明るく……(苦笑)。
 仕事中にも雨は降る様子もない。
 しかし、既に置き傘はビニール傘で2号まで置いてあるし、仕方がないので、そのままお持ち帰り。
 結局傘要らずな日だった……(溜息)。
 余計な荷物を持って出て、余計な荷物を持って帰って来たという所か。
 帰宅して、pm8:00頃。
 ……又しても土砂降り。整骨院に行く日だったら、雨に当たってたかも。

 しかし、今更だけど、瑞樹が傘を持ってると降らないで、持ってないと降るってのは、どうよ!?

2008年07月03日(木)



 今週も

 土曜日出勤。日曜日はキャンプ場のイベント(それも1日中)なので、下手すると会社に行くよりも早く起きて移動しなきゃならない……。
 これは、もしかしなくても、来週の金曜日まで『休み無し』に該当しないか? 12連続出勤……? もつのか私!?
 やっぱ、明日有休取っとくべきだったか(溜息)。24日有休取ったとこで、17日有休取るし、と思って遠慮したが、これは、それ以前の問題だったかも;;
 有休なんか有り余ってんだし買い取ってくれないんから、使えばいいのよねぇ、ホントは。

2008年07月02日(水)



 妹が

 どうやら宅建の通信教育やってたらしく。
 んー、もしかすると今の会社がそれ系なのかなぁ?
 昼にいきなりケータイメル。
 珍しいから何事かと思ったら、
『ごめんねやけど、旭○書店か紀伊○屋書店で宅建の試験の申込書貰ってきてくれへん?』
 と。
 まあ、どうせ私は梅田は帰り道だし、今日は整骨院に行くとかの予定もなかったから帰り道により近い旭○書店へ。紀伊○屋書店は同じ歩くにしてもちと遠いんだな。
 取り敢えず3階だったかで貰うもんもらって、別に発売日の本とかはなかったんだけど、序でに8階まで上がって平台を流し見る。次に下りつつ4階(歴史関係の本が置いてある)に寄って『陰謀と暗号の歴史ミステリー』という雑誌(に当たるのかな?)を見かけ、一瞬買うかどうか悩んだが、結局買う。既に2冊出ていたので、纏め買い。でも雑誌だからかカラーページも結構ある割には¥533−(税別)。
 ふふふー、駄目ねぇ、どうも『謎』だの『ミステリー』だのという言葉に弱いわっっ;; 当然『陰謀』とか『暗号』っていう言葉も好き♪ 頭は良くないので自分で『陰謀』を巡らせることは出来ないけどさ。
 文庫や新書、ソフトカバー、ハードカバー(A5版)くらいまでなら通勤本なんだけど、週刊『歴史のミステリー』と同じようなA4版型なので、家で読む本(週刊『古代文明ビジュアルファイル』とか、大判の雑誌は家で読む用に分類)に決定。
 珍しく今週着いた(っつか、天気のせいもあったのか今回着くの早過ぎ。土曜日の夜には着いてたんだもん)週刊『古代文明ビジュアルファイル』2冊、既に読み切っちゃったもんだから;; ナイスタイミングに穴埋め?



     ☆ 今日読んだ本 ☆
 宙出版 コミック文庫 西魚リツコ『京劇的無頼繚乱 5』

2008年07月01日(火)
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