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■ 『京の葵祭』展と『空海と高野山』展と『青山剛昌の世界』展
3箇所巡り(?!) am10:00前の電車に乗って、途中でいつも博物展等を一緒に行く先輩と、乗り合わせ、京都へ繰り出す。 お昼を先に食べようかという話をしていたが、三条に着いたのはam11:00過ぎ。昼には早いなぁ、ということで、先輩リクエストの京都文化博物館『京の葵祭』展へ先に行くことに。 巻物(絵・文)中心の展示物で、活字中毒者の瑞樹は文字は必死になって読んでしまうのが判っていたので、眺めるだけに留める。葵祭の色々な情景絵がカラフルに沢山あってなかなかに綺麗。これをメインに実に来たのならば、他の常設展示も見ても良かったんだけど、今日のメインは何たって『空海と高野山』展。少々後ろ髪引かれつつもお昼を食べに行く為に京都文化博物館を出る。 お昼を食べて、七条まで電車で下り、今日のメインの京都国立博物館『空海と高野山』展。要するに仏像を見に行ったのである。 瑞樹は仏像が好きだ。仏像の中にもまぁ、好みはあるが、基本的に何でも好きである。が、中でも1番好きなのは、不動明王。何故かは判らない。 しかし、G.W.の初日とあって、物凄い人の数。さすがに入館規制はしていなかったが、なかなか展示物に近付けない。整備のお兄ちゃんも、『順路はございませんので、空いている展示物からご覧下さい。展示物の前で立ち止まらないで下さい』等と言うくらいだ。 いや、立ち止まるのは仕方がないと思うんだけど? 立ち止まるなというなら、解説の機械(何ていうんだっけか、あれ?)貸与しなきゃいいんだと思うの。あれを借りた人は、絶対解説が入っている展示物の前で解説が終わるまで止まるんだしさ。 さて、会場に入ってすぐお出迎え下さったのは、『弘法大師坐像』結構歴史の教科書でも見られるちょっと斜め左を向いた弘法大師・空海の像だ。柔和なお顔で、とても綺麗。 人が多いのを掻い潜りながら見る展示品で印象に残っているのは、快慶作・孔雀明王像。大きな孔雀の背に蓮台ごと孔雀明王が乗っているのだが、これが圧巻というか、壮観というか。結構大きなものだけど、孔雀の体などの羽の書き込みなど、細かい。孔雀明王の頭に載っている、冠の透かし彫りも細工が細かい。お顔は本当に綺麗。こんな言い方をしては何だけど、『美人さん』である。 そしてやっぱり、瑞樹は不動明王! 好きだなぁ、この像。今回は全部で3躯。中でも重要文化財の金剛峰寺所蔵の鎌倉時代の1躯が1番好き♪ 憤怒相ではあるけど、何だか、そんなに怖くない(って基本的に不動明王像が怖かったことってないけど)。 仏像といえば、運慶・快慶はやっぱり好き。時代的にもその時代、鎌倉時代の仏像が好きだな。躍動感溢れてて、衣紋(衣服の襞)も、本当に綺麗。 と、語りだすと止まらないので、この辺りでやめておこう。 『空海と高野山』展を見終わると、pm4:00。よし、じゃあ時間が余ったら見に行こうと言っていた『青山剛昌の世界』展だ。ということで、京都国立博物館から歩いて京都駅へ。途中のマクドナルドでお茶をして、pm5:00前、京都駅ビル内美術館『えき』KYOTOへ。 生原稿に、カラーイラスト(但しレプリカ)、やっぱりプロの仕事って凄い。いろいろあって、『ああ、この話はあの話だ』とか、『これは何だっけ』等と言いながら見て回る。
いやはや、展示会3箇所巡り、瑞樹初めての出来事。いや、いつもは、1つ見る為に出かけて行って終わりっていうのが多いから。なかなかに充実した1日(いや、半日か)でした〜。 『空海と高野山店』は来月に又、今度はお袋さんと姪っ子と行く予定。多分展示品が変わってる筈なのだ。図録を見たら今日なかったものも結構載っていたので、入れ替わりで後半(前半〜5/5、後半5/7〜。多分)には展示されている筈。今日見れなかった、不動明王(八大童子立像が脇侍として置かれる本尊)が、今度は展示されるんじゃないかと。今から楽しみ〜〜〜♪
☆ 今日読んだ本 ☆
小学館 SSC 青山剛昌『まじっく快斗 1〜3』
2003年04月29日(火)
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