WHITESTONE
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2020年11月30日(月) 2020 ジャパンカップ

夢のようなレースでした。

8冠馬アーモンドアイ
無敗の3冠馬コントレイル
無敗の3冠牝馬デアリングタクト

この3強以外にもひとクセもふたクセもある脇役たちが揃い
舞台は東京2400m

「最強」の座を賭けてぶつかる15頭

僕の本命はデアリングタクトでした。
ローテーション、舞台、そして馬場適性と斤量
迷うこと無く◎を打ちました。


前日まではアーモンドアイは無印のつもりでした。
有馬記念での敗れ方、あきらかにスタミナを必要とするレースに不向きと感じてました。
コントレイルは菊花賞でギリギリまで追い詰められたレースから疲れが抜けてないという話でした。それでも馬券内には絡みそう。


しかし当日のアーモンドアイの落ち着きっぷりを見て考え一変。
最初にデアリングタクトの単勝と馬連を買ってたのですが、ギリギリで3強の3連複を1点どかんと買い足してこっちを本線に変更。


レースはスタートすると1コーナーからキセキが飛ばして2番手以下を大きく引き離す大逃げ。前半1000mを57秒台というハイペースで逃げます。こういうレースは最後のヨーイドンにはならず力と力の勝負みたいになる。
ギリギリまで体力の削り合い。

内側は荒れた馬場。
各馬が内を避けて数メートル外を通る。
4コーナーまで内でじっとしてたアーモンドアイは直線に向いてからあっというまに走りやすい外へ出て先頭をキセキを追う。
そこに香港でG1を勝っているグローリーヴェイズがついていく。
G1で何度も2着と苦渋を味わっているカレンブーケドールが
中団でじっとしていたコントレイルとデアリングタクトといっしょにその後ろを追う。

のこり100m

アーモンドアイ、グローリーヴェイズがキセキを捉える
コントレイル、デアリングタクト、カレンブーケドールがそこに迫る


アーモンドアイが1馬身抜け出す

その後ろに4頭が並ぶ

そして・・・





1着アーモンドアイ
2着コントレイル
3着デアリングタクト


本命デアリングタクトは3着に敗れはしたもののこれも負けて強しのレース。
コントレイルもまた然り。
ただ、その上に1頭女帝アーモンドアイという恐ろしいほどに強い馬がいたというだけのこと。

強い馬が死力を尽くして最後の直線で追い比べをするこの光景。
もうこんなレース僕が生きてるうちに見ることはできないだろうと思う。
そんな気にさせられた最高のレースでした。


海外からもこんなドラマチックなレースが日本で行われたことに感動のコメントが多数寄せられているようで、日本の競馬ファンは本当に幸せだなぁと思います。

コロナ禍で鬱々とした日々が続く中、競馬ファンだけは最高の気分で夜を迎えたことでしょう。

9冠目おめでとうアーモンドアイ。
そしてお疲れさまでした、アーモンドアイ。

数年後君の仔たちがターフを駆ける姿を楽しみにしています。



yun |MAIL

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