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sandglass - overflowing with every day...sand

 

 

ぐらんグラン@職場 - 2005年02月23日(水)



※今日から2/13に家族でいった清水でのイチゴ狩etcの写真です。
今週から、上司が五ヶ月近い傷病休暇から復帰している。
めでたいし、いろいろ話ができるのでとても楽しい。

しかし復帰後二日だというのに、飲みにいってしまった。
部長が「ちょっと飲みに行くか」というので、少しならと。
ところがどっこい、部長も上司も基本の酒量が多い人なのを忘れていた。
気づいたら三人でワインを二本半もあけていた。

私、外でこんなによっぱらったの一年以上ぶり。

今までバーボンでヨタヨタになったことはあったけど、
ワインでは初めて。

しかも一駅乗り過ごしたら、終電がない。
なのでタクシー。2メーターで着いて本当よかった。

更に今日はアメリカから偉い人がきているので、
いつもより三十分以上早く出社した。

朝、まだ酔いの残る頭でシャワーを浴びて、グラグラするのを堪えながら電車に揺 られる。
会社についてから勢いでお茶の用意をし、しばらくぼぉっとしていた。
やっぱり前日に飲みすぎると仕事にならないんですね。

頭痛がないのは幸いで、でもフト気を抜くと世界が揺れる。
うぅ。今日はゆっくり仕事をやる勉強でも、しましょうか。

うぅ、ぐらんぐらんです。



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オペラ座の怪人 - 2005年02月17日(木)



今日で雪の写真終わり。
次からはこの前行った、静岡の写真かな。

さて、昨日映画『オペラ座の怪人』を彼と観にいってきた。
映画そのものは、原作と芝居を行き来していて、新しさは感じられず、
正直『音』の迫力に乏しかったので1800円で見たとしたら不満爆発だったと思う。
昨日はレディースデイで1000円だったので辛うじて及第。

映像はそれなりに美しいけど、映画の大画面で見る必要はない。
映画特有の迫力あるカメラワークも感じられなかったので
むしろテレビで見たほうがよかったかもしれない。
音は映画館の質もあったと思うけれど、高音域と低音域がバッサリと切れいていて、
デジタルの限界を見てしまった気分。
天井に突き抜けるようなソプラノ、床を這うようなテノール、それがあの音楽の魅力なのに。

苛々するほどに生の音が聴きたくなってきてしまった。
劇団四季のレベルは割といいと思うけど、難点は歌詞が「日本語訳」ってこと。
あと、既に2回鑑賞済みってところかな。

それにしても、彼と観にいくのは少し気まずい、
或いはタイミングの良すぎる映画だったんじゃないかと途中で気づいた。
年上の、私にとって父親的な部分がないとはいえない彼は、
果たしてファントムに感情移入をしたのか、若い恋人ラウルに感情移入したのか。
ラウルに憧れつつファントム視点だったんじゃないかと少し邪推。

私ってダメだなぁ。



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振り返り - 2005年02月16日(水)




日常は出来事に満ちているし、文章にしたいと思える想いもたくさんある。
けれど文章を綴り続けられないのは、日常生活が意外なほど曖昧で
言葉で線引きできないからじゃないだろうか。

などと、日記を更新できない理由を考えてみた。
言い訳のようだけど、実際そういう面もあるんじゃないだろうか。

あとは日々が継続であるのと同様に悩みや想いも流れだろうから、
それを切り取る技術が不足しているんだろう。

それでも想いの中で結論がでたものがあったので、
少し振り返りながら過去の日記を更新してみた。

昨日、一昨日の日記です。
気が向かれた方は遡ってみてください。



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偶然の再会 - 2005年02月15日(火)



 今日は昼休みに高校のときの友達に会った。
 いつもより遅い昼休みに一人で歩いてたら、
 たまたま午後出社する彼女に出会ってしまった。
 今は年賀状のやりとり程度の付き合いだけれど、高校のときはほぼ毎日お昼を食べていた。
 思い起こすと正直「苦手」なタイプ。
 このまま縁も切れるかな、切れないかな、と思っていた。
 それでも聞けば、職場は隣町、町名も一文字違いでびっくり。
 偶然すぎる偶然に、これは腐れ縁かっ、と思わずにはいられない。
 今度お昼にいこうと約束し、もう一人の友達とも会おうと約束をし、別れた。

 仲がよかった(過去形)、女友達ってちょっと難しい。



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クローバーバレンタイン - 2005年02月14日(月)


 バレンタインは一昨年まで煽る側にいたのだけれど、今年は遠巻きに見てた。
 それでもデパートに入ると、思わず彼氏にあげるチョコレートを買っていた。
 そして何故か三つ葉、四つ葉のまざったクローバーの鉢植えも。
 部屋が殺風景でさぁ、と言っていたのを思い出したのだけど
 観葉植物の中でも「手をかければ残り、手を抜けば枯れる」ものを選んだ。
 あと「大きく目立たつように育たない」もの。
 こじんまりと彼の部屋に、彼が大切にしてくれる限り存在するもの。
 …もしかしたら、どこかに新井素子の「緑幻想 --グリーンレクイエム2」があったかもしれない。
 そのラストに、今は存在しない"彼女"の分身、鉢に植えられた植物を彼が受け取るシーンがあって、
 割とその『想い』は好きだった。私がいなくても幸せになってね。
 少女趣味なのは認めます。
 ちなみにクローバーの花言葉は「私のものになって( be mine )」だそうで。
 四つ葉のクローバーは「真実の愛」。
 えっと。渡した後に調べて知りました。
 彼が知ったらどうするだろうと思うけれど、調べるわけない。
 でも、いつか彼が知ったとき、それを考えると少し悪戯をしかけたようで楽しくなる。

 どうか幸せになってね。



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別れ話 2 - 2005年02月08日(火)




昨日の日記は我ながら言葉がハシっていて思い返すだに恥ずかしい。
更に友達に「別れ話をしたのにすぐじゃないって、それどうよ」と突っ込まれる。

嫌いで別れるわけではないのでゆっくり友達に戻る期間を設けた、
この理由は都合がよすぎるのだろうか。
それでもプツリと切れるよりはいいと思う。
それだけは避けたいと彼はずっと言っていたし、私も半ば同じ気持ちだ。
友達同士にに返っても、映画を見たり美術館くらいは一緒に行くだろうと思う。
その頻度は次第に減らす心積もりとはいえ。

お互い優しい記憶を思い出を残しておきたい、それは甘いんだろうか。
昨日の彼の「暖かくなってからにしよう」の言葉はあまりにも懇願に似ていて、
それを無下にできるほど強くはなくて。
それでも昨日一緒に見上げた桜の枝先が膨らんでいたのを確認したのだから、
しばらく一緒にいるのは、わがままなんだろうか。

中学のときに付き合っていた彼は私からプッツリと手紙で切った。
とても冷酷だと、自分のことしか考えていないと振り返って思った。
そのために長い間私は人を好きになる自信が無かった。
今回はそういう別れにはしたくない。
出会って付き合って良かったよね、そういう風に終わりたい。

まだまだ感情的になってしまう。
それで良いとしておこうか。



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別れ話 1 - 2005年02月07日(月)




 今日彼と会ってきました。
 別れ話の続きというか、会って話さないことには始まらないし。
 始まらないといいつつ、八割はたわいもない話をして、
 残りの二割は視線と沈黙で会話。
 つないだ手を解いたり結んだり、肩にぶつかってみたり指を握り締めてみたり。

 家の近くまできて、「本当に旅にでるの?」というので「うん」と応えた。
 まどろっこしいロマンチストな恋人タチなので、旅とか平気で言う。
 更に彼氏探しの旅に本気で出るよ、そんなことで私が煽ったもので。
 今までゆっくりと休んだから、そろそろ走る気になったのだと応える。
 本当はもっと感謝しているとか伝えたかったのだけれど、
 それは言葉で証明することじゃなくて、これからの付き合いできちんとしようと思った。

 彼は悲しそうなまじめな顔をしていた。いい人。
 私の家までの帰り道、いつもより少し長く散歩をした。
 しばらく歩いてから「暖かくなったらにしよう、寒い間はあまりにも」
 というので「森林公園に梅と福寿草を見に行こう、桜は河川敷に」と言う。
 「桜は私の大学のも見せてあげる。オペラ座の怪人も一緒に観にいこうね」
 
 「ごめんね、って言わないんだ、いってきますっていうね」と言ったら、
 「いい言葉だね」って言ってくれた。
 「好きだよ、好きなのにこんなんでもっとさびしい?」と聞いたら、
 「嫌い嫌いっていう方がずっとさびしいよ、いい関係にしていこうね」
 って言ってくれた。

 断ち切るような別れ方じゃなくて、
 少しずつ友達になれるような、お互いの旅立ちを見守れるような、
 ただずるずるとしないようにだけ気をつけよう。

 愛してる、大好きだ。
 最高の春を迎えましょう。
 



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ようやく理屈に気持ちが追いついた。 - 2005年02月06日(日)




またすっかりとご無沙汰してしまいました。
迷いの渦中にあったり停滞感に満たされていたりと、
生産活動まで至らなかったようで。

題名はなんのことかと言いますと、そもそもは金曜日に始まります。
夜、むしゃくしゃするのでワインを二杯ばかりあおる。
少しいい気持ちになってお布団から彼に電話をする。
そして、なぜたかごく自然と別れ話を始めてしまった。

今すぐ別れる結論に至らなくとも
私に彼と結婚する意志が限りなくゼロに近いことをわかってほしかった。
これから先、彼と結婚する道を探す意志すらないことをわかってほしかった。
彼はいつもの私のアップダウンの一つと受け取ったようだけれど。

彼と結婚できないのは、前々からわかっていたことだ。
親の反対を押し切ろうと思うほど「ものすごく好き」でもないし、
15歳の年齢差、失業中の現状、もろもろ考えても人生のメリットは見当たらない。
早々に就職してくれればと希望を持っていないこともなかったけれど、
11ヶ月目に突入、その間、私が薦めた人材紹介への登録もしていない、
(九月から行ってみるだけでも、とささやき続けてはいた)
将来のビジョンも提示してもらえない・・・・・
(資格や自営の道も考えてはいるようだけれど、現実に動いたものがあるのやら)
理屈を無視して今まで傍にいたけれど、そろそろ私が限界だったのか。

好きか、愛してるか、と聞かれたら「うん」
でも、結婚にいたるまでの云々へ向かう情熱はない。それが事実。

そんなことを思いながら土曜日に中学の同級生二人と会う。
会って、そのまま一人の家にお泊まり。
そんな電話の翌日だからか、彼からのメールはいつもより三倍増。
でも彼女らと話した内容は「理屈からいうとそんな男はダメ」
彼女らとの話はいつもシンプルで明快、そして心の底から納得、合点ができてしまう。

そして今日、日曜、彼女の家から帰る途中、会おうか、会う?そんなメールのやりとり。
結局、彼のお母さんが心配から不安定になっているらしく、
体調が悪くて彼が自粛すると言い出す。
内心、「いいのか、私に会わなくて」と思うが、深追いせず。
失業中の彼が遊びに?いくことに彼のお母さんがよく思わないのはわかる。
心配性の母親と二人暮らしの彼が、母を思う気持ちもわかる。

でも、私より母親を取ったという感、私が何を言い出すかわからない状況、
私が別れ話を切り出す状況から逃げたという感が拭い去れない。

私だって理屈に感情が追いつくまで、ここまでかかった。
彼が私の気持ちを理解して、納得できるまで少し時間がかかるだろう。
今度会って、きちんと言おう。彼が納得するまでしばらくは。
納得するまでは少しの間期間延長、傍にいてあげよう。

同情じゃなくて、でもこれは感謝。
今まで私は彼がいることで、たくさん甘えられてたくさん幸せを感じることができた。
何より少しの休憩を与えてくれたと思う。
でも今はまた、助走を始める時期のように思えるから、
彼に感謝しながら次へ進もう。

やっぱりこんな、飛び立つ彼女でごめんなさい。
次は一緒に飛べる人を探そうと思う。



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