りえるの日記

2004年11月30日(火) 巴里

新しい黒のブーツを履いてみた。
靴音が軽やかで、肌に革が吸いつくようだ。
歩いていて楽しい。

永井荷風「ふらんす物語」読了。
きちんと整頓されたものより、少し乱れた物に色気を感じる。
純粋な処女よりも、遊女、人妻等。
経験をつむことは意味があると。
明治時代の日本人としては、何と進歩的な考え方なのだろう。
黙想し、散歩し、空気を感じ、だた書生の生活をしているのではなく
女性とも恋をし。たとえ一夜の恋でも。
アメリカに行っても、ヨーロッパの風を感じたい為に
ロシア、スペインの安料理屋に入る。
そして、スペインの言葉をおぼろげに聞くのが楽しいと。

分かる。
フランス映画、フランス語スクールの通っていて
何が楽しいかと言えば、フランス語の音に自分の体が
包まれるのに至福の歓びを感じる。

巴里に行きたくなる。

そんな思いを巡らしながら

「やさしい嘘」見る。

グルジアのおばあちゃまがパリにいる息子の手紙を楽しみにしているが
ある日息子が事故死してしまう。
家族は大好きなおばあちゃまの為に嘘をついて、息子になりすまし
手紙を書く。

このおばあちゃまがいい。
エステール・ゴランタンは、「めざめ」にも出演していい味を
だしていた。
丁寧で綺麗なフランス語を聞くのが心地いい。
本棚にあるフランス語の本も硬派だ。
アポりネールの詩集「カリグラム」の「IL PLEUT」
遊園地に一人で行き、観覧車のような乗り物に乗って
煙草をふかすシーンも好きだ。
パリのアパルトマンの螺旋階段は、息子を思うぐるぐるした気持ちと
交差する。

老人なのに、卑屈じゃないのがいいのだろう。

エステール・ゴランタンのフランス語の響きが
私の耳の中を彷徨う。



2004年11月28日(日) Oui

電車を待っていると、英語で「この電車は京都に行きますか?」と
聞かれた。
すると、思わず「Oui(ウイ)」と答えてしまった。
怪訝な顔をされ、もう一度聞かれても「Oui(ウイ)」と言ってしまう。
フランス語をずっと勉強していると、こういう現象がおきてしまうのだと
笑ってしまった。

ヴィスコンティ「山猫」を見る。
寝不足で行った為、時々睡魔におそわれる。
頽廃の美という意味では、「ベニスの死」の方が
数倍優れていると思う。
官能的な死に近づきたいという言葉が胸に残った。

映画のでてくる小物も見ていて楽しい。
革張りのソファー。毛並みの黒い大きなエレガントな犬。
豪華なシャンデリア。歴史の重みのあるタペストリー。
貴族の生活の一つ一つが垣間見られる。



2004年11月27日(土) ロゼシャンパン

MARC HEBRART Rose CHAMPAGNE

夏からずっと冷蔵庫に眠っていたロゼシャンパン。
栓をあけると、ほんのり頬をそめたような薄く赤い桃色。
湧きあがる細かな泡が綺麗。
ほどよい辛さとエレガンスな味わい。
飲めば飲むほど機嫌がよくなる。

あわせたメニューはいたってシンプル。

ハンバーグ
レンコンひじきの煮物
長いもワカメトマトサラダ
生かき
カマンベールチーズ
卵のお吸い物

ハンバーグは牛肉を9割の割合なので、こくがあっておいしい。
肉汁とワイン、ケチャップ、ソースでソースをつくる。
ひじきの甘辛さが意外にもシャンパンに合う。
れんこんのシャキ感がいい歯ごたえ。
生かきは、市販のたれを使ったため、辛すぎた
今度は自分で柑橘類を使ってたれをつくろう。
ちょっとした手間で味は数倍変わる




2004年11月26日(金) ジプシー

久々に、「ジターノ」のサントラを聞く。
昔から、フラメンコは大好きだ。
踊り、歌、曲、手拍子(パルマ)等、全身から感じるリズム感。
映画の「ジターノ」は、あまり印象にないが
音楽はよかった。
主演のホアキン・コルテスは男性の色気たっぷり。
引き締まった肉体、割れた筋肉。長い黒髪。
浅黒い肌。細身のブラックパンツ。
ジッパーではなく、縦に並ぶシルバーのボタンで締める。

バレエダンサーとは違う、脂っぽい野生の魅力がある。

鍛えた体は美しい。

永井荷風「ふらんす物語」も、「蛇づかい」のジプシーの話。
ジプシーの女性が、紫の緋色のストールを翻しながら、
赤く細い舌を糸のように出す小さな蛇を体中に這わせる。
無表情で。
ジプシーの境遇をその表情すべてで物語る。








2004年11月24日(水) ふらんす物語

永井荷風「ふらんす物語」
少し気障だが、ゆっくりと一歩一歩進む文章が
自分もフランスに佇んでいる気分にさせてくれる。
初日のホテルで、別れ際、腕一本で取り仕切るホテルのマダムに
白い薔薇を1本もらい旅たつシーンはよかった。
フランスという土地ではそんなさりげないドラマのある
仕草がよく似合う。

DOMAINE CONFURON COTETIDOT 2000
BOURGOGNE PINOT NOIR

コルクを見た瞬間、これはおいしいワインだという予感。
コルクを開けて、グラスに注ぎ、香りをかいでみる。
芳醇で気品たつ香り。うすい綺麗なルビー色。
口に含むと、渋みはほとんどなく、赤い液体が全身に
くまなく広がっていく。
ブルゴーニュのピノノワールはやはりおいしい。
おいしいワインの不思議なところは、水のように体に浸透していき
どんどん進む。
ふわふわと幸せ感が広がる心地いい浮遊感。



2004年11月23日(火) イザベル・アジャーニ

乱歩「人間豹」読了。
乱歩と一緒にふらふらしたお話だった。
最後はあっけないな。次の「石榴」もあと、数ページ。
明日からは、永井荷風「ふらんす物語」を読もう。

「イザベル・アジャーニの惑い」を見る。
おもーい愛のお話。
この映画はイザベル・アジャーニの為の映画で
アップの多いこと。
自分の姿を投影するよろめき映画には決して毒されないぞと
思いながらみた。
ヨーロッパ独特のお城や馬車の音、
石の感触は好きだけど。

その後、百貨店でエステ&メーク
日頃のお得意様に無料とのこと。
顔のマッサージでだんだん気持ちよくなる。
スタッフの方は専門らしく、表情がこわい。圧倒される。
最後にメークをしてもらい。
「うん、綺麗」と言われても胡散臭い。
自分の感想では、まあ、そこそこかな程度。
帰るときもいつもの担当の方に「わー綺麗」と言われても、
それは嘘でしょと内心思い、そそくさと帰る。

(今日のメニュー)
鮭のタラコソース
小松菜ちりめんおひたし
マカロニサラダ
わかめのお味噌汁

ワイン*DOMAINE DES GRANDS ORMES BORDEAUX 2000
    香りがベリー系で華やか。味は口にもたつかず
    ほどよいしっかりとした味。
    
定番メニューたらこソース。にんにくをオリーブオイルでかりっと炒め 
たらこも炒める。鮭もオリーブオイルでかりっと。
にんにくの香ばしさとたらこのしっかりした味わいが淡白な鮭の味を
ひきたてる。
小松菜はさますときに、水をかけないで自然に熱をさますと
水っぽくならない。
わかめのお味噌汁は四国に行ったとき、海の近くで食べた定食屋に
でて、おいしかったので、それからの定番。
新鮮な塩蔵わかめにだしをしっかりとったおみそ汁をかけるだけ。
あとは、ねぎをたっぷりと。海の香りとミネラルの豊かさに
体が浄化される。




2004年11月22日(月) ラ・フランス

昨日の夜、長芋と大葉の春巻をたくさん食べたので、
朝起きても、全然おなかがすいてない。

長芋を春巻に包んで揚げると、モチっとしておいしい。
普通サイズの春巻だと大きいので、一口サイズのおつまみで
塩と粉山椒で頂くと、おいしさも増すのではと思った。

朝食はいつも、果物を食べる。
冬が近づくと、果物のバラエティも減ってきて寂しい。
ラ・フランスが近くのスーパーで安く売っていた。
味はりんごをしっとりさせた感じ。
味と形はともかく、ラ・フランスという名前がいい。
少しお金持ちでお洒落な朝食という気分になる。
食べ方としては、フランス映画のように、
大きなカフェオレボールにクッキー。
ナイフで無造作にラ・フランスの皮をむきながら、口にほおばり、
新聞でも読み、朝日を浴びて、気だるい欠伸をする。

実際はバタバタと転がるようにして出かけたが。

江戸川乱歩「人間豹」
このお話は長く、野獣人間恩田がなかなか捕まらない。
だまし合いの連続。もうそろそろクライマックス。







2004年11月20日(土) まとめ買い

読む本がなくなってきたので、まとめ買い。

ポー小説全集2、3、4巻(創元推理文庫)
潤一郎ラビリンス9、13巻
ふらんす物語 永井荷風

年末までに全部読み終えればいいけど。

年末年始は、カラマーゾフにするか、ダンテ「神曲」に
挑戦するか悩み中。気が早いか。

今日のメニュー

えびクリームパスタ
トマト青しそ玉ねぎサラダ
くるみドライフルーツパン
パイナップル

クリームパスタは、玉ねぎをみじん切りし、バターで炒め、
えびを入れ、さらに白ワインを半カップ入れ煮込む
そして生クリーム200cc、粉チーズを半カップほど入れる。
塩、こしょうで味を整える。
と、ここまでは本のとおりだが、隠し味にしょうゆを入れた。
茹でたパスタをいれ、からめる。
ほどよい塩味とまろやかさがミックスされおいしく仕上がる。
最後にイタリアンパセリをふりかけ、彩りも綺麗だ。
あっさりサラダと少しハードなパンとよく合う。
残った白ワインと、冷蔵庫に眠っている赤ワインを飲む。



2004年11月19日(金) 宴の後で

昨日の楽しいひと時はあっという間に終わり、
少し寝不足。

心の興奮と疲労感を若干感じながら、ピアノのレッスンへ。

いつもの道を歩き、いつもの扉を開けて、
ピアノの前に座る。
この日常の繰り返しが妙に心地いい。
ハノンを機械的に無心になって弾く。
2、3の先生の注意を受けながら。
そして、モーツアルト。
軽やかさはもちろんのこと、音楽がかわる場面で
横広がりの音を感じながらというアドバイスをうける。

シューベルト譜読み。
歌曲の王シューベルト。
ピアノ曲も美しい歌を歌うように、メロディーラインを
丁寧に出していく。
牧歌的な甘い吐息を感じよう。

今日ほど、静かな音楽の時間に心癒された日はなかった。



2004年11月18日(木) 待ちに待った

ずっと楽しみにしていた堀江さん講演会。
生憎の雨だが心は躍る。

芦屋という土地柄プラス平日の午後ということで
圧倒的に年配の方が多い。
私世代でも、充分若手に入る。

写真では、堀江さんのお顔を拝見したことはあるが、
今回は、生で見られると思うと、手のひらにじっとりと汗がでてきた。

司会の方の紹介も終わり、いよいよ登場。
グレーのシャツに同系色の光沢のあるネクタイ。
細身のタイがお洒落。
そして、上品な薄い茶色のスウェードの革ジャケット。
微妙な色使いが白いお肌にとてもよくお似合い。

特別講演会という題名どおり、私にとっても特別。
最初は吉本新喜劇、岐阜県民気質、本の題名の話等、
クスッと笑える小話満載。
のらりくらりと話ながら力が抜けた雰囲気が素敵。
最後は、きっちりと芥川と谷崎の討論話も入り、
非常に興味深い内容。谷崎全集第20巻饒舌論を読みたくなった方は
多数いらっしゃると思う。

謙虚でありながら、眼鏡の奥底に光るするどい眼差しは
本をあまたに読み、深い意志が伺える。

サイン会でしっかりサインをもらったが、
小心者だし、ありがとうございますの一言が精一杯。
帰って本を開き、自分の名前を書いてあるところを見て
にまりと笑う。幸せなひと時。

講演会後、関西オフ会で、講演会の感想から、
本、音楽の話にいたるまで、とても楽しいひと時を過ごせた。






2004年11月17日(水) 思い出しながら

パソコンの調子が悪くて、過去を思い出しながらの日記。

今日の映画は、「やさしい嘘」だとばかり思っていたら
勘違いで「みんな誰かの愛しい人」。
ボーっとしている。

それぞれ心から大切な人が身近にいる。
愛情表現の仕方が不器用ですれ違いもあるけど
最後は、お互いに理解しあえるようになる。
というキュンとするお話。
美人好きのパパは、どうしようもなくて、ツッコミをいれたくなる。
映画に流れる歌曲が素晴らしい。





2004年11月15日(月) 動詞の活用

フランス語の動詞の活用は、断片的に覚えていて
本腰をいれて覚えたことがなかった。
そんなときに、活用の復習の質問。
思い出せない。。。
ざっくりと勉強しているから、伸びがあまいのかな。

単語は、家ではどうしても時間がとれないので、
単語集の本を2、3枚ビリッと破いて、ちょっとした
時間に覚え始めた。この方が効率的。



2004年11月14日(日) キャ!

フードプロッセッサー久々に登場

今日の料理は、30分で大満足メニュー

うなぎきゅうり丼
いわしのつみれ汁
冷奴
ブロッコリー
カマンベールチーズ



うなぎはお酒をかけてレンジでチン。
きゅうりは塩もみして水気を絞る
そして、丼に盛り付ける。きゅうりの塩がお漬物のようで
いい味のバランス。
つみれ汁はだし汁で大根と白ねぎを煮て、フードプロッセッサーで
いわし、片栗粉、しょうが、塩を数秒でつみれ状に
塩味ベースのお汁と少しおしょうゆ加え、魚のいいだしがミックスされ
上品でおいしい。
味見した瞬間、「キャ!」って言ってしまった。
キャ!の意味は、おいしくお酒が飲めるの歓喜。
後は、ブロッコリーを塩ゆでしてマヨネーズをかける。

今日のワイン

GIBAULT 2003 TOURAINE Loire

blend of Cabernet and Malbec

色はしっかりとしているが、口の中の渋みは残らない。
食事によく合う
かといってリピーターのなるほどの味でもない。




2004年11月13日(土) 嬉しい悲鳴

トーマス・マン「リヒャルト・ワーグナーの苦境と偉大」読了。
難しかった。
これは、ミュンヘン大学の講演会で話された内容だが
理解できた聴衆はインテリの集まりだと思う。
この文章の断片がいつか役に立つことがあるだろう。
次に早く進みたいので猛スピードで読みきり。

「歌え!ジャニス・ジョプリンのように」レイトショーで鑑賞。
前半は、ぷっと笑える細かなギャグがおもしろい。
ジャニス節をもっと聞きたかった。
最後は、涙もありで、すっきりとまとまった映画。

11、12月と見たい映画が次から次へと上映され、
スケジュールをたてるのが大変。
映画の空き時間に珈琲を飲みながら、読書をするのも
楽しみのひとつ。

次は、乱歩「黒蜥蜴」すぐ読めるかな。




2004年11月12日(金) 見事にクリア

潤一郎ラビリンス犯罪小説集朝の通勤電車で読了。

人間の情念、情欲がうずまく犯罪。
悪人の心根。
純粋だが、愚鈍な女性の怖さ。
夜になると顔と顔をぴったりくっつけて、
もう愛していない妻のさめざめと流れる涙が
自分の頬を伝わるときの怖さ。

全編にわたり楽しめた。

次は、トーマス・マン「リヒャルト・ヴァーグナーの苦境と偉大」
ワーグナーのオペラを聴いて、一体ワーグナーの魅力とは
何なのか知りたくて、この本を買った。
大作ぞろいのオペラを聞く際の手助けになればいいな。

乱歩「黒蜥蜴」谷崎「蘆刈」を読めば、自分が買った本は
全てクリア。

また新たにどっさり本を選び、買う瞬間を考えるだけで
わくわくする。
それまで、持っている本で我慢、我慢。



2004年11月11日(木) ほんのり幸せ

潤一郎ラビリンスおもしろくて、あっという間に読めそう。
読後は、トーマス・マンがワーグナーについて語った本を読もう。
乱歩、谷崎は、比較的読みやすいので、間に少し骨のある難しい本を
いれるローテーションにしていこう。

トリュフォー「家庭」見る。

だんだん、トリュフォーの空気に体がなじんできた。
今日も、雨が降っているし、映画館に行くのを迷ったが、
行って正解。とっても楽しめた。
ほんのり幸せになって、ぽかっと口を開けている自分がいた。

映画全編に流れるいいかげんさ。
働くという概念がないのがいい。
画面のアクセントとなるポップな色使い。
登場人物のファッションの色の合わせ方、小物使いがお洒落。
ドワネルが大人になっていて、かっこいい。
典型的日本人女性の太いアイラインとおかっぱの黒髪。
日本人女性同志の会話も笑える。

トリュフォーが好きになった大切な一作。
全作みたいが、時間がないのが残念。

山田宏一のトリュフォー本を読みたくなる。
休日本屋に行ってみよう。



2004年11月08日(月) クラス変更

ポー小説全集1巻(創元推理文庫)読了。

ワイルドを彷彿とする内容だった。
その後、潤一郎ラビリンスを読むと、
私には谷崎の方が向いている。
ポーの大御所作品を読んでいないから
判断はつけにくいが。

気分転換と復習の意味をこめて、
フランス語のクラスを変更してみた。
以前は、日本が話せるフランス人女性だった。
今回は日本語は話せないらしい。
一見ナイーブなフランス人男性なのだが、
話すとテンション高くて、面白い。
そして、人の表情を逃さない。
すぐツッコミが入る。
以前のクラスより少人数だし、こちらで
頑張ってみよう。

最近、フランス語会話テレビのパトリスの顔が
気持ち悪くなってきた。
大木先生のダンディさが懐かしい。



2004年11月07日(日) シューベルト

シューベルトの存在を意識し始めたのは
いつだったろう。

ピアノで即興曲を弾いたときは、軽やかな曲だなというぐらいの印象。

ある日、「伴奏者」という映画を見た。
そこで歌われているシューベルトの歌曲の素晴らしさを知った。

サントラを当時かって、何度も何度も聞いて
うっとりとしていた。
20歳の頃の話。

ピアノの勉強の為に、先生に
モーツアルト、シューベルトのソナタをすすめられた。
頭の片隅で気になっていたシューベルト。
派手じゃない曲だから、丁寧な弾き方が必要になる。
たっぷりの叙情を込めて。

シューベルトばかり練習すると、少し飽きてくるので
そんな時、ショパンのエチュードを練習すると
華やかでロマンティクなメロディラインを味わえる。
絶妙の練習コンビだ。





2004年11月06日(土) 今日もフル活動

我ながら効率的な一日。

朝、おきてブランチを作り、
草取りに参加。
そして、フランス語会話クラスに。

文学について。
粗筋があまりない小説をフランス語で表現するのは
難しい。
C'est difficile a explique.

抽象的な言葉をフランス語で訳すと、大体、先生には
理解してもらえないことが多い。
私だけでなく、他の人もよくJe ne comprend pas.(理解できない)
と先生に言われている。
訳の分からないことを、呪文の様に言って、奇妙なんだろうな。

来週は音楽について。

スターバックスで読書とフランス語予習。
ポー全集を読み、フランス語で音楽について考えた。
モーツアルトについて、また抽象的な言葉の羅列だが、
Je ne comprend pas.と言われるのか、どきどきする。

その後、トリュフォー映画祭。
観客は少ない。
「20歳の恋」「ピアニストを撃て」
待ち時間で女の子が、ハードカバーの本を読んでいる姿が
好ましい。他の映画では見られない光景。
青いamour、amourがうずまく映画。
アントワーヌの成長も面白い。
子供なのに、ファッションがムッシュー。
きっちりとしている様子がお洒落だ。
あの時代特有のアイラインの太さも魅惑的。

映画の後は、1年に3、4回通うフレンチレストラン。
味と量が丁度自分にあう。

生かき
アボガドと魚のタルタルソース(魚の名前を忘れた)
フォアグラのソテーに太刀魚をかりっと焼き、
 上にポテトのさくっと揚げたものがのせてある料理
鹿の煮込み
白カビのチーズ
クレームブリュレ

初めて食べる白カビチーズ。
口に含むとかなりの刺激。ほんの少しでちびちびとワインが飲める。

フルボトルのシャンパンが冷蔵庫にあるので
今度は家で、生牡蠣とタルタルソースを前菜に作りたい。
いかに、シャンパンをおいしく頂けるかが課題。

食事の後、ほろ酔い気分で自転車に乗り、自宅に。
夜遅くなると、タクシーで帰るところだが、
自転車で帰ると少し得をした気分。

明日は、ゆっくり朝寝坊しよう。







2004年11月05日(金) 拍子違い

3ヶ月ぶりのピアノのレッスン

モーツアルトのソナタを2拍子なのに
4拍子でとっていた。
だから、弾いていて、退屈だったんだ。
音が重いはず。

シューベルトのソナタのイメージがまた変わった。

バカンスが終わった後の、海辺のほとりの
閑散としたホテルで、曇った窓から入る太陽の光の中で
弾いているよう。
デュラスの世界だ。

帰りにいつもの酒屋さんに。
寒くなったので、スパークリングワイン、シャンパンは
あまり買わなかった。
ワインを数本。
ブルゴーニュのピノ・ノワール。
ボルドー、メルローのおすすめを。
イタリアワインの素敵な瓶の形のものも楽しみだ。

どっしりとした赤ワインとともに、
久しぶりにビーフストロガノフを作ってみようかな。



2004年11月04日(木) メンテナンスは大変

趣味の生活も忙しいのだが、
自分自身のメンテナンスも大変だ。

とびきり美人でもなく、素材も何にもしなくても
匂い立つような美しさがないので、
地道なメンテナンスでなんとか今の状態を保っている。

最近のヒットは竹酢風呂。
このお蔭で、髪がしっとりさらさら。肌もあれない。

1週間に一度シートパック。
マッサージしながらのクレンジング。
コットンに水を含ませて、ふき取り。
これは、最近始めたが、効果てきめん。肌がもちっとする。おすすめ。
ここ1年愛用しているクラランスのボディーマッサージ器具で体を洗う。
血行の流れをよくし、肌のいらない角質をとるような気がする。
クラランスのスクラブも気が向いたときに。これもつるっともちっとなる。
忘れてならないのは、夜に足と手をオイルでマッサージ。
これをするとしないでは、全然違う。

お化粧も自分の気持ちを盛りあげる為に、している。
毎日練習だと思ってしていると、だんだん苦手だったアイラインも
ひけるようになった。少し色をのせるだけで、
顔の表情も変わってくるから楽しい。

本当は、ナチュラルに素顔が一番なんだろうが、
私には無理。
ナチュラルにいられる人は、幸せだと思う。

背筋を伸ばして、気持ちよく過ごせるように心がけよう。
もちろん、頭の栄養も忘れずに。



2004年11月03日(水) 心のリセット

今度のフランス語の課題は
「文学」について。

得意分野だけに、気合が入る。
しかし、「耽美的」「幻想的」「艶かしい」という言葉を
辞書で調べると、該当する単語は、軽蔑的に使う表現と括弧で書いてあった。
こういう時こそ、フランス語に詳しい日本人の友達がいたら
すぐに分かるのに。
今回は、カミュ「異邦人」、ジャック・プレベールの詩
日本では谷崎「春琴抄」、泉鏡花、三島由紀夫のことをまとめてみた。
相変わらず、言いたいことの100分の1ぐらいだけど。

ピアノの交流会も終わり、新しい曲の譜読みを始める。
シューベルト ソナタ OP120
冬の夜を思い出すような、透き通る冷たく優しいメロディ。
一音一音が肌に組み込まれていく。
私の苦手とする三連符と二連符の合わせ。
相変わらずリズム感がない。メトロノームをたよりに四苦八苦。

先日から
SLAVAのヴォカリーズを聞いている。
歌詞を使わず母音だけで、歌う。
美しい高音。
ラフマニノフ「ヴォカリーズ」等、銀河鉄道のメーテルが
あまた輝く星空の宇宙を漂っているような音楽だ。

忙しい毎日に心休まる音楽を聴くと、
自分の体がリセットされる。



2004年11月02日(火) 少し風邪気味

昨日から、風邪気味で少しふらふらする。
風邪薬とビタミン剤を飲む。

「モーターサイクル・ダイアリーズ」

チェ・ゲバラの革命家になる前の話。
ガエル・ガルシア・ベルナルが見事に演じている。
可愛いと、かっこいいが同居していて、黒い瞳に吸い込まれそう。
前半は、ドンキホーテ率いるサンチョ・パンサとロシナンテの
英雄版という感じ。
普通の若者が社会の現実を直視しながら、自分の生きる道を
見出していく様が、表情によく現れている。
南米やチリの景色も、壮大だ。
チェ・ゲバラがハンセン病療養所で、演説するシーンは泣けた。
ハンセン病者を隔離しているアマゾン川を泳いで渡り、
患者たちに抱きかかえられるシーンもこれからの彼の未来が
オーバーラップされる。
爽やかでいい作品だ。


















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