** はは侍 **
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2005年06月25日(土) そして手足口病(×2)

帰省から帰ったあくる日、妹1歳ちゃんが39度台の熱を出し、
その翌日は姉3歳ちゃんが同じく9度台の発熱をいたしました・・・。

すごーーーーーくヤな予感をビシバシ感じつつ
小児科へ行ったところ、姉妹で「手足口病」だそうで・・・!
全くもぉカンベンしてほしいゼ!


わが家の病気百科で調べたところ、
「手足口病」というのは、夏カゼの1種だそうですな。
手や足や口・のどなんかに発疹が出来るのが特徴だそうですが、
とはいってもあまり重症になったりはしない、ライト級の病みたいです。
まぁ、カゼの仲間だしな!あー良かった良かった!


・・・などと高をくくっていたのですが、
それはそれは恐ろしいキョーフの病気でありました。

だってさぁ、口の中の発疹のヤツ、破れて激痛になるらしく、
飲んだり食べたりが出来なくなるんだよねーっ!
ウチはふたりともフォローアップミルク命の娘たちなので、
まー食べられないったって楽勝楽勝!とか思っていたのですが、
ミルクすら沁みるらしくて、最初から大苦戦!
というかむしろ負け戦でありました・・・。

姉3歳は、まだ話せばわかるお年頃なので、
諭したり脅したりしながら、水分だけはなんとか摂取させていました。
とはいっても、温かいものはヤハリきついらしく、
キンキンの冷た〜い物が良かったみたいです。
例えば麦茶とか氷とか、アイスとか、ゼリーとかを少量ずつね。

でも、動物に毛が生えた程度の妹ちゃんには日本語が通じず、
本当に参りました。
もう、ミルクもお茶も1滴も受け付けなくて、
おしっこの回数が日に日に減っていくのが怖かったよー!
最悪のときは24時間で2回のみでした・・・。
脱水ギリギリだよねー?
病院では、入院するほどではないからもうちっとガンバレ!
とか言われ、つらかったっス!
ダンナくんはちょうど出張だったりするし。
こんなヘタレな私に、ポン!と命預けられちゃってるのがね、
たまんないよね〜(泣)!

結局、泣き喚く妹ちゃんをムリヤリ押さえつけ、
「飲まなきゃ死んじゃうでしょーがっ!!」と怒鳴りながら
スプーンで冷水を1杯ずつ流し込む・・・という、
気の遠くなりそうな「焼け石に水」作戦でしのぎました。
あー気が狂うかと思った。


当然、姉3歳も幼稚園はお休みして家にいるわけで、
病児ふたりライフの1週間は、ホントーに修羅場でありました。
兄弟の多いお宅のお母さま方って、涼しい顔してホントにエライわ!
そんな山やら谷やらがいくつもいくつもあったでしょうに。
も〜尊敬するよ!


そんな病める1週間が過ぎ、
今日はやっとやっとのゴールイン=完治デー!
子どもらがノーマルタイプに戻り、
健康のありがたさをヒッシヒシと感じておりますです。


が!
来週から幼稚園でプールが始まるわけで、
プール熱やらなんやらをまた持ち込むんじゃないだろーなっ?!と
激しく恐れているハハ。
願わくはこの平穏が一日でも長く続きますように・・・。


2005年06月24日(金) 無力ながら

お義父さんが亡くなって、2週間弱。
お義母さんやダンナくんに、どう接したらよいのかわかりません。


もちろん、なにか力になりたいという気持ちはあるのですが、
本当に気持ちだけ。
なんと言ったらよいのか、どうしたらよいのか、
正直全くわからないのです。
腫れ物にさわるように、遠巻きにうろうろするだけで。
想像力の欠如なのか、私が冷たい人間なのか、
イマイチ実感がわかないせいもあり。


お義母さんにはちょくちょく電話をしていたものの、
通り一遍のことしか言えず、自己嫌悪が募っていたので、
とうとう今日、正直に告白してみました。


お役に立ちたいのに、なにをどう言ったらよいのか正直わからないんです。
実感もわかず、私は冷たい人間かもしれません・・・と。


そしたらお義母さんは「無理もないよ、私もだよ。」と言ってくれました。
孫たちが毎日幼稚園のようにワイワイ集まるので、
笑ったりしながら日々あわただしく過ぎていくよ、と。
自分こそ実感がわかず冷たい人かも、と。

突然のことだったので無理ないですよね、などと言いながら、
でもそれを聞いたらなんだか私、安心しちゃったんだよね。
お義母さんが笑うということが。


ああそーかぁ、お義母さんが楽しく過ごせることが、
きっとお義父さんにとっても最大の願いなんだろうなぁ。


そうとわかれば、お義母さんがお義母さんらしく、
楽しく過ごすために出来ることを探せばいいのでは?!と
急に具体的になれました。
とりあえずは、子どもたちの近況や写真をマメにお届けしよう。
もう少し時間を置いてだけど、旅行に誘うとか、
イベント企画するとかも有効かもしれない。


悲しみを前にするとそれは圧倒的で、
癒そうとしても私は無力で歯がゆかったんだ。
でも、なにかほかのかたちで役に立てることがありそうだなと、
やっとわかったよ。
ダンナくんに対しても、きっと同じなんだね。
ごめんね、今までなんにもできなくて。


まだ模索中ですが、無力なりの歩き方がみつかるかもしれません。


2005年06月22日(水) さよならお義父さん

先週、
わたしが東京一人旅でハジけた明くる日。
突然お義父さんが亡くなってしまいました。
それで1週間ほど帰省していました。


享年62歳でした。


62歳なんて62歳なんて・・・お義父さん、早すぎますよ!
本当にもう、突然のことで全然実感わきません。
お義父さんからまた「元気ね?」と電話がきそうだよ。


定年前まで、お義父さんは高校の校長先生でした。
ダンナくんたち息子が男3兄弟だったせいか、
嫁サンたちにはいつもちょっと照れて、
でもすごく気を遣ってくれる優しい人でしたよ。

帰省するたびに、みんなを喜ばせようと、
あれこれプランを練ってあちこちに連れて行ってくれたっけ。
牧場とか、朝市とか、地ビール館とか。
年末に鶴を見に行ったこともあったなぁ。
ミレニアム初日の出を寒い中みんなでわいわい見たことも。
定年後は本格的に畑を始め、
孫たちにおいしい野菜や果物をとどけてくれていたのに。
なんだか突然すぎるよ、お義父さん。


私はあんまり良い嫁ではなかったから、心が痛みます。
もっと電話かけたり写真送ったり、マメに連絡取ればよかった。
わが家にも、もっと強引に招待すればよかったよ。
ずっとずっとお義父さんがいると思ってたから、
そういうとこ、最近ちょっと怠けてました。
私がもう少しなんとかしてたら、
もしかしたらお義父さんの人生の彩りの、
花びら1枚分くらいは色を塗れたかもしれないのにね。
ごめんね、お義父さん。


ダンナくんとお義母さんのことは心配しないで!というのが、
一番お義父さんが安心する言葉なんでしょうね。
でも、今の私はダンナくんにおんぶに抱っこで、
そればかりか足ひっぱたり首絞めたりしてるからなぁ。
お義父さんはハラハラしているかもしれませんね。
お義母さんのことにしても、「遠いから」と
逃げてるところがあったかも。
でもどうか、長い目で見ていてくれたらと思います。
基本的に前向きなので、そこは信じててください。


わたしは嫁に来て6年で、でも帰省で1年に何度かずつしか
お義父さんに会えなかったけど、
仕事への真摯な姿勢とか、静かな思いやりとか、
きちんと話を聞いてくれるところとか、
お義父さんから学んだことがいくつかあります。
そういうの、私、忘れませんから。



どうもありがとう、お義父さん。


おやすみなさい、お義父さん。



2005年06月10日(金) ハハはアメリカンクラッカー

今日は、私の読み聞かせデビューの日でありました。

図書館の契約ボランティアになったのが今年1月。
その後は研修として講義を聞いたり勉強会に参加したりして、
やっと今日の日を迎えたわけなのですが・・・。


なんかすでにへばっています・・・。


読み聞かせ自体は楽しいし、やりたいことだったのでよいのですが、
子どもを預けてまで趣味をヤる!ということが、時々つらくてさ〜。
今日だって、妹1歳ちゃんをシッターさんにお願いしての参加だよ?
シッターさんは、ダンナくんの会社の福利厚生で、
多少お安く利用できるのものの、やっぱりお金がかかるしね〜。

それでもこの半年、苦労と工夫を重ねてなんとかやってきたんですけれど。
今朝シッターさんの姿を見るや、激しく号泣し始めた妹1歳を見ると、

おいらは自分の子泣かせて
他の子のためになにやってるんだろーか?


などと。やはり揺れるものがあるわけです。


お勤めしている皆さんも、泣く子に後ろ髪ひかれることは
頻繁にあるのでしょうね。
でもおいらの場合、「趣味」のためだという点でひっかかってしまい・・・。


お金をもらいはしないものの、これだって立派な社会貢献じゃないか!
胸張っていこうゼ!!


とか、思ってはじめたことなんだけどネ。
どうしても社会とつながっていたいとか思っちゃって。
でもこれって、育児で達成感が得られないからって逃げてるだけなのでは?
他で評価らしきものをもらって、自己満足したいだけなんじゃないのか?


とにかく本番中も、涙をぽたぽた垂らしながら抱きついてきた
妹ちゃんの姿が気になって、不完全燃焼な初舞台でした・・・。トホ。


ちょっと今後のこと、真剣に考えよう。
続けるのかやめるのか。
今ではなくて、育児がもうちっと落ち着いた頃に再開するテもあるし。
続けるのなら、自分を責めずに胸張っていけるようにしなくちゃ。
中途半端は読み聞かせメンバーにも、参加者にも悪いもんな!うむ!


そんな自分勝手なハハですが、今週末はさらなる自分勝手大爆発!
ダンナくんに子どもらを任せ、1泊2日で単身上京してきま〜す!
母校のキャンパスが売却されることになり、
6月いっぱいでなくなってしまうため、別れを惜しんでこようかと。
ついでに、旧友らと友情をあたためてこようかと。
ついでに、めったに出来ない夜遊びで
サタデーナイトフィーバーしてこようかと!
ああ、自分勝手祭り=フェスティバルだな!


というか、ハハは自分のために生きちゃダメなんですかっ?
たまには私を人生のヒロインにさせてよっ!



とかいいながらも、朝子どもらに泣かれると、
やっぱり自己嫌悪になったりもするんだろうなぁ・・・。
ハハと自分を秤にかけりゃ、ハハが(少し)重たい女の世界です。
それでも、両方のキモチをユラユラ揺れながら、ぶつけながら、
答えを探していくしかないのでしょうなぁ。
ハハってアメリカンクラッカーみたいだな!


とにかく、明日からひとり旅!
めったにないチャンスを作ってくれたダンナくんのためにも
思いっきり楽しんできます。


すまん!そして、ありがとう!


2005年06月08日(水) さすらい育児 旅情編

いつもは、はぐれ育児・純情派のわが家ですが、
たまにはさすらってみようかな〜、ということで
先日、久々に旅情編=里帰りいたしました・・・。


とっても疲れました・・・。


初の新幹線利用だったのですが、妹1歳1ヶ月が泣くわ泣くわで・・・。
乳幼児は鼓膜が弱いとかで、
飛行機の離着陸で暴れるとかよく聞きますけど、
アレってトンネルなんかもそうなのか?
なんか部分部分でエビぞり大泣き→打つ手なしでした・・・。
あんまりうるさいので、座っていることが出来ず、
連結部でひたすら抱っこしてあやしていましたヨ。
主にダンナくんが(ありがとうダンナくん)。
せっかく多目的室付きのに乗ったのですが、
授乳親子が合い席になったり、順番待ってたりで結局落ち着けず。
うーん、ヘトヘトでした。

ただ、姉3歳にとっては飛行機よりも自由が利いて楽しかったらしいッス。
景色眺めたり絵本読んだりするうちに、
いつのまにかスウと寝入ってくれて楽勝でした。
3歳くらいになって座席で暇がつぶせると、
新幹線は楽なんだな!と学びました。


でも、やっぱりうちの親が喜んで喜んで!
母なんて、足が弱くなって、
歩くときに杖や支えが必要なときもあるくらいなのですが、
孫かわいさにほとんど補助ナシで歩けたという、
「クララが立った!現象」もおきました。
それに、心配していた娘らの人見知りも
あっという間に氷解していき、おいらもホッとしたよ。
(せっかく久々の再会なのに、じじばばにガンたれていた過去あり)
とにかく苦労して行った甲斐がありました。


今回はサンシャインプリンス泊だったのですが、
ここ子連れに超オススメです〜!
同じ建物内にドラッグストアはもちろん、
トイざラスやユニクロまでが入っていて、
オムツやらミルクやら替えの下着やらが簡単に手に入って夢のようでした。
向かいの西友は24時間営業だし!
水族館やテーマパークも入ってるから、ヒマつぶしもバッチリですし。
池袋駅からちょい遠いのが難だけど。
最寄の東池袋は、階段多くてエレベーターナッシングだったので、
池袋からタクシーが一番楽なのかも。
空港へはリムジンも出てるし。
次回もリピートしようかなと思っております。


それにしても疲れたよ・・・。
もっとはやく日記も更新したかったのだが、
どうにもガッツ不足でした。ハァ、やっと書けたよ・・・。


今回の旅で一番のヌルい思い出=ヌルい出は、
創作和食の店で食事していたときのBGMが
江角マキコの「ONE WAY DRIVE」(しかもお琴バージョン)だったことです。
なんか実に池袋らしいエピソードで、胸が熱くなりました。


ありがとう池袋!
また会う日まで・・・!


komuko |MAIL